JP2012147720A - 雑草除去具 - Google Patents
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Abstract
【課題】道具を持ち替えることなく庭の手入れ時に種々の雑草を除去することができ、さらに様々な用途に対応することができる雑草除去具を提供する。
【解決手段】利用者が把持する柄2と、該柄2の先端に連続して取り付けられた掬い体3と、前記掬い体3の横断面が凹形状に形成された掬い部7と、前記掬い体3の先端を分岐させてそれぞれ形成されている先端分岐部4と、該先端分岐部4間に形成され、前記掬い体3の先端を切欠いた略V字状の切欠き部5と、前記先端分岐部4の先端を上方に折り返して形成された折り返し部6と、前記掬い体3の先端から前記柄2の後端に亘ったいずれかの部位にて上側に屈曲した屈曲部8とを備えた。
【選択図】図1
【解決手段】利用者が把持する柄2と、該柄2の先端に連続して取り付けられた掬い体3と、前記掬い体3の横断面が凹形状に形成された掬い部7と、前記掬い体3の先端を分岐させてそれぞれ形成されている先端分岐部4と、該先端分岐部4間に形成され、前記掬い体3の先端を切欠いた略V字状の切欠き部5と、前記先端分岐部4の先端を上方に折り返して形成された折り返し部6と、前記掬い体3の先端から前記柄2の後端に亘ったいずれかの部位にて上側に屈曲した屈曲部8とを備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、草の根や株等を含む雑草を除去するための雑草除去具に関するものである。
根・株除去具が特許文献1に開示されている。この除去具は、二股部を形成し、土中に突き刺す際に、二股部に土が詰まったり根や株が詰まったりすることなく、土中深くにまで張った根や株を除去するためのものである。また一方で、特許文献2にも、二股部を備えた同様の除去具が開示されている。これら特許文献1及び2に記載の除去具はいずれも、庭の手入れ等で雑草(根や株等を含む)を除去するために用いられるものである。
しかしながら、雑草には多くの種類が存在しているため、これら種々の雑草全てには、上記特許文献1及び2の除去具だけでは対応できない。例えば、根の長い雑草の場合は、これらの根を土中で全てたぐり寄せて引き抜く必要がある。また、小さな雑草の場合は熊手のようなもので土表面をひっかくようにした方が効率がよい。さらには、土だけでなく、木に絡まった蔓を除去したい場合もある。これら全ての雑草の除去作業に対して、一つの除去具で対応できればより好ましい。
本発明は、上記従来技術を考慮したものであって、道具を持ち替えることなく庭の手入れ時に種々の雑草を除去することができ、さらに様々な用途に対応することができる雑草除去具を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1の発明では、利用者が把持する柄と、該柄の先端に連続して取り付けられた掬い体と、前記掬い体の横断面が凹形状に形成された掬い部と、前記掬い体の先端を分岐させてそれぞれ形成されている先端分岐部と、該先端分岐部間に形成され、前記掬い体の先端を切欠いた略V字状の切欠き部と、前記先端分岐部の先端を上方に折り返して形成された折り返し部と、前記掬い体の先端から前記柄の後端に亘ったいずれかの部位にて上側に屈曲した屈曲部とを備えたことを特徴とする雑草除去具を提供する。
また、請求項2の発明では、前記折り返し部の折り返し角が90°以上であることを特徴としている。
また、請求項3の発明では、前記先端分岐部の少なくとも一方の側縁から内側に向けて溝部が形成されていることを特徴としている。
また、請求項4の発明では、前記先端分岐部の両側縁から内側に向けて溝部が形成されていることを特徴としている。
また、請求項5の発明では、前記溝部が複数設けられていることを特徴としている。
また、請求項6の発明では、前記折り返し部の先端から内側に向けて切欠き溝部が形成されていることを特徴としている。
また、請求項7の発明では、前記掬い部の両側縁が折り返されて補強部が形成されていることを特徴としている。
また、請求項8の発明では、前記掬い部の後端側に前記掬い部よりも幅広の幅広掬い部が形成されていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、柄の先端に連続して取り付けられた掬い体の先端を分岐させた先端分岐部が形成され、この先端分岐部は略V字状の切欠き部によって形成されている。さらに、掬い体の先端から柄の後端に亘ったいずれかの部位にて上側に屈曲した屈曲部が形成されている。これにより、切欠き部に雑草の根を差し込み、屈曲部を支点にして、てこの原理で雑草を根ごと除去することができる。また、掬い部は横断面が凹形状に形成されているため、掬い部に土を盛ることができ、いわゆるスコップとして利用することができる。また、先端分岐部の先端を上方に折り返して形成された折り返し部が形成されているため、当該雑草除去具を上下反転させて把持すれば、これを利用して土をひっかいて枯れ草を集めたり、小さな雑草を除去したりすることができ、いわゆる熊手として利用することができる。また、切欠き部に雑草を入れ込み、柄ごと掬い体を回転させることにより雑草を掬い体に巻き付けることができるので、細長い雑草や長い根、あるいは蔓等を絡ませて除去することができる(巻き付け除去)。このとき、折り返し部があるため雑草はこの折り返し部に引っかかり、切欠き部から抜けることはない。
請求項2の発明によれば、折り返し部の折り返し角が90°以上であるため、切欠き部に差し込んだ雑草が再び切欠き部から抜けることを確実に防止できる。すなわち、切欠き部に差し込まれた雑草は、切欠き部から抜けようとすると折り返し部の先端に引っかかるため、抜け落ちることはない。
請求項3の発明によれば、先端分岐部の少なくとも一方の側縁から内側に向けて溝部が形成されているため、上述した巻き付け除去をする際に雑草が溝部に入り込み、確実に掬い体に雑草を巻き付けることができる。
請求項4の発明によれば、先端分岐部の両側縁から内側に向けて溝部が形成されているため、さらにより確実に上述した巻き付け除去を効率よく行うことができる。
請求項5の発明によれば、溝部が複数設けられているため、さらにより確実に雑草を溝部に入り込ませて上述した巻き付け除去を行うことができる。
請求項6の発明によれば、折り返し部の先端から内側に向けて切欠き溝部が形成されているため、切欠き溝部を利用して雑草を絡ませることができ、雑草の除去作業が容易となる。
請求項7の発明によれば、掬い部の両側縁が折り返されて補強部が形成されているため、硬い土に差し込んだ場合でも強度的に十分適用できる。
請求項8の発明によれば、掬い部の後端側に掬い部よりも幅広の幅広掬い部が形成されているため、この幅広掬い部を利用してより多くの土を盛ることができ、スコップとして利用する際に便利である。またこの幅広掬い部を、当該雑草除去具の先端を土に差し込む際のストッパとして機能させることもできる。
図1(A)は本発明に係る雑草除去具の概略平面図、(B)は概略側面図、(C)は(A)のA−A概略端面図である。
図示したように、本発明に係る雑草除去具1は、柄2と、掬い体3で構成されている。柄2は、利用者が把持する部分である。掬い体3は、柄2の先端に連続して取り付けられている。掬い体3の先端は二股に分岐され、先端分岐部4が形成されている。この先端分岐部4は、掬い体3の先端を略V字状に切欠いた切欠き部5によって形成されている。なお、切欠き部5を複数設け、先端分岐部4を複数形成してもよい。先端分岐部4の先端には、それぞれ折り返し部6が形成されている。折り返し部6は、先端分岐部4の先端を上方に折り返して形成したものである。一方で、掬い体3の切欠き部5よりも後端側は、横断面が凹形状に形成されていて((C)参照)、掬い部7となっている。また、掬い体3と柄2の互いの軸線は所定の角度を有して交差し、その境目にて上側に屈曲した屈曲部8が形成されている。なお、この屈曲部8は掬い体3の先端から柄2の後端に亘ったいずれかの部位にて上側に屈曲していればよく、例えば掬い体3自体を折り曲げて形成してもよい。
図示したように、本発明に係る雑草除去具1は、柄2と、掬い体3で構成されている。柄2は、利用者が把持する部分である。掬い体3は、柄2の先端に連続して取り付けられている。掬い体3の先端は二股に分岐され、先端分岐部4が形成されている。この先端分岐部4は、掬い体3の先端を略V字状に切欠いた切欠き部5によって形成されている。なお、切欠き部5を複数設け、先端分岐部4を複数形成してもよい。先端分岐部4の先端には、それぞれ折り返し部6が形成されている。折り返し部6は、先端分岐部4の先端を上方に折り返して形成したものである。一方で、掬い体3の切欠き部5よりも後端側は、横断面が凹形状に形成されていて((C)参照)、掬い部7となっている。また、掬い体3と柄2の互いの軸線は所定の角度を有して交差し、その境目にて上側に屈曲した屈曲部8が形成されている。なお、この屈曲部8は掬い体3の先端から柄2の後端に亘ったいずれかの部位にて上側に屈曲していればよく、例えば掬い体3自体を折り曲げて形成してもよい。
このような雑草除去具1を用いて庭の手入れをする場合、以下の使用態様がある。
通常の草抜きとして使用する場合は、切欠き部5に雑草を入れ込む(挟み込む)ようにして掬い体3を土中に入れ込み、屈曲部8を支点にして、「てこ」の原理で掬い体3の先端側を持ち上げ、雑草を根ごと除去する。このとき、掬い体3の先端側を持ち上げたときに雑草が切欠き部5から抜け落ちる方向に移動するが、雑草がV字状の切り欠き部5に挟まれていたり、折り返し部6があるため雑草はこれに引っかかり、切欠き部5から抜け落ちることを防止している。なお、本明細書では、雑草とは草だけではなく、草の根や株、あるいは蔓等、庭の手入れをする際に除去されるべき植物全般をいう。
通常の草抜きとして使用する場合は、切欠き部5に雑草を入れ込む(挟み込む)ようにして掬い体3を土中に入れ込み、屈曲部8を支点にして、「てこ」の原理で掬い体3の先端側を持ち上げ、雑草を根ごと除去する。このとき、掬い体3の先端側を持ち上げたときに雑草が切欠き部5から抜け落ちる方向に移動するが、雑草がV字状の切り欠き部5に挟まれていたり、折り返し部6があるため雑草はこれに引っかかり、切欠き部5から抜け落ちることを防止している。なお、本明細書では、雑草とは草だけではなく、草の根や株、あるいは蔓等、庭の手入れをする際に除去されるべき植物全般をいう。
細長い雑草や長い根、あるいは木に絡まった蔓等を除去する場合は、上記と同様雑草を切欠き部5に入れ込み、この状態で柄2を回転させてこれとともに掬い体3を回転させ、雑草を掬い体3に巻き付ける。そして、十分巻き付けた状態で雑草を引き抜く。このような巻き付け除去は、特に細長い雑草をたぐり寄せて除去したい場合に好適である。この場合においても、雑草は折り返し部6に引っかかるので、巻き付け中に雑草が切欠き部5から抜け落ちることはない。このとき先端分岐部4が、掬い体3の切欠き部5よりも後端側と同様に、横断面を凹形状に形成すれば、草や茎との接触が平面状であるよりも、器具の回転角度が小さくてすむため、後述する溝部9や折り返し部6との絡みがたやすくなる。すなわち、先端分岐部4に丸みを持たせ(掬い体3全体として丸みを持たせ)た方が、巻き付ける際の回転角度を減少させることができ、効率がよい。
また、枯れ草を集めたり、小さな雑草を除去したりする場合は、把持を上下反転させた上で、土表面を折り返し部6でひっかく。いわゆる熊手のような使用態様である。
さらに、土を掘って地中にある根や株を除去する場合は、掬い体3を土に差し込み、屈曲部8を支点として掬い体3を持ち上げれば、掬い部7に土が盛られる。土を持って除去した後に地中の根や株を発見し、これを除去する。この場合、いわゆるスコップのような使用態様である。掬い部7は横断面が凹形状であるため、確実に土を盛ることができ、本発明のような雑草除去が目的のものであっても、この除去具1はスコップをも兼用することができ、大変利便性が高い。
以上のように、一つの雑草除去具1で上述した種々の庭の手入れ作業に適用することができ、それぞれに応じた除去具を用意する必要がなくなり、又そのために除去具を持ち替える必要もなくなる。したがって、庭の手入れ作業の効率が向上する。
ここで、(B)に示すように、折り返し部の折り返し角θは、90°以上であることが好ましい。このように折り返し部6の先端を切欠き部5側に向ければ、切欠き部5に差し込んだ雑草が再び切欠き部5から抜けることを確実に防止できる。すなわち、切欠き部5に差し込まれた雑草は、切欠き部5から抜けようとすると折り返し部6の先端に引っかかり、抜けることはない。
また、図2に示すように、先端分岐部4の少なくとも一方の側縁(図では切欠き部5側の側縁)から内側に向けて溝部9を形成してもよい。この溝部9により、上述した巻き付け除去をする際に雑草が溝部9に入り込み、確実に掬い体3に雑草を巻き付けることができる。なお、溝部9の形状、深さ等のパラメータは、適宜変更可能である。また、図2のような切欠き部5側の側縁に溝部9を設けるのではなく、掬い体3の外側縁に溝部9を設けてもよい。
一方で、図3に示すように、先端分岐部4の両側縁から内側に向けて溝部9を形成してもよい。このようにすれば、より確実に雑草を溝部9に入れ込むことができ、上述した巻き付け除去を効率よく行うことができる。このとき、図示したように溝部9を複数設ければ、さらにより確実に多くの雑草を溝部9に入り込ませることができ、巻き付け除去をさらに効率よく行うことができる。図3では、先端分岐部4の外側縁側にそれぞれ3つ、切欠き部5側にそれぞれ2つずつ溝部9を設けた例を示している。
また、図4に示すように、折り返し部6の先端から内側に向けて切欠き溝部10を形成してもよい。このような切欠き溝部10を形成することにより、切欠き溝部10を利用して雑草を絡ませることができ、雑草の除去作業が容易となる。なお、図では折り返し部6に一つの切欠き溝部10を形成した例を示したが、雑草を多く絡めるという観点からいえば、複数の切欠き溝部10を形成した方が好ましい。
また、上述した溝部9及び切欠き溝部10は単独で形成してもよいし、組み合わせて形成してもよい。組み合わせることにより、多くの雑草を絡めることができるので、除去作業の効率化を図ることができる。
さらに一方で、図5に示すように、掬い部7の両側縁を折り返して補強部11を形成してもよい。このような補強部11を形成することにより、硬い土に差し込んだ場合でも強度的に十分適用できる。すなわち、本発明に係る雑草除去具1をスコップとして利用したとき、あるいは雑草を除去するために地中に差し込んだ際に、作業性を阻害することがなく、信頼性高く使用することができ、また除去具としての長寿命化を図ることができる。
掬い部7の後端側に、掬い部7よりも幅広の幅広掬い部12を形成してもよい(図1参照)。この幅広掬い部12により、幅広掬い部12を利用してより多くの土を盛ることができ、雑草除去具1をスコップとして利用する際に大変便利である。
1:雑草除去具、2:柄、3:掬い体、4:先端分岐部、5:切欠き部、6:折り返し部、7:掬い部、8:屈曲部、9:溝部、10:切欠き溝部、11:補強部、12:幅広掬い部
前記目的を達成するため、請求項1の発明では、利用者が把持する柄と、該柄の先端に連続して取り付けられた掬い体と、前記掬い体の横断面が凹形状に形成された掬い部と、前記掬い体の先端を分岐させてそれぞれ形成されている先端分岐部と、該先端分岐部間に形成され、前記掬い体の先端を切欠いた略V字状の切欠き部と、前記先端分岐部の先端を上方に折り返して形成された折り返し部と、前記掬い体の先端から前記柄の後端に亘ったいずれかの部位にて上側に屈曲した屈曲部とを備え、前記先端分岐部の延長線と折り返し部とがなす角度である折り返し角が90°以上であることを特徴とする雑草除去具を提供する。
また、請求項2の発明では、前記先端分岐部の少なくとも一方の側縁から内側に向けて溝部が形成されていることを特徴としている。
また、請求項3の発明では、前記先端分岐部の両側縁から内側に向けて溝部が形成されていることを特徴としている。
また、請求項4の発明では、前記折り返し部の先端から内側に向けて切欠き溝部が形成されていることを特徴としている。
また、請求項5の発明では、前記掬い部の後端側に前記掬い部よりも幅広の幅広掬い部が形成されていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、柄の先端に連続して取り付けられた掬い体の先端を分岐させた先端分岐部が形成され、この先端分岐部は略V字状の切欠き部によって形成されている。さらに、掬い体の先端から柄の後端に亘ったいずれかの部位にて上側に屈曲した屈曲部が形成されている。これにより、切欠き部に雑草の根を差し込み、屈曲部を支点にして、てこの原理で雑草を根ごと除去することができる。また、掬い部は横断面が凹形状に形成されているため、掬い部に土を盛ることができ、いわゆるスコップとして利用することができる。また、先端分岐部の先端を上方に折り返して形成された折り返し部が形成されているため、当該雑草除去具を上下反転させて把持すれば、これを利用して土をひっかいて枯れ草を集めたり、小さな雑草を除去したりすることができ、いわゆる熊手として利用することができる。また、切欠き部に雑草を入れ込み、柄ごと掬い体を回転させることにより雑草を掬い体に巻き付けることができるので、細長い雑草や長い根、あるいは蔓等を絡ませて除去することができる(巻き付け除去)。このとき、折り返し部があるため雑草はこの折り返し部に引っかかり、切欠き部から抜けることはない。また、先端分岐部の延長線と折り返し部とがなす角度である折り返し角が90°以上であるため、切欠き部に差し込んだ雑草が再び切欠き部から抜けることを確実に防止できる。すなわち、切欠き部に差し込まれた雑草は、切欠き部から抜けようとすると折り返し部の先端に引っかかるため、抜け落ちることはない。
請求項2の発明によれば、先端分岐部の少なくとも一方の側縁から内側に向けて溝部が形成されているため、上述した巻き付け除去をする際に雑草が溝部に入り込み、確実に掬い体に雑草を巻き付けることができる。
請求項3の発明によれば、先端分岐部の両側縁から内側に向けて溝部が形成されているため、さらにより確実に上述した巻き付け除去を効率よく行うことができる。
請求項4の発明によれば、折り返し部の先端から内側に向けて切欠き溝部が形成されているため、切欠き溝部を利用して雑草を絡ませることができ、雑草の除去作業が容易となる。
請求項5の発明によれば、掬い部の後端側に掬い部よりも幅広の幅広掬い部が形成されているため、この幅広掬い部を利用してより多くの土を盛ることができ、スコップとして利用する際に便利である。またこの幅広掬い部を、当該雑草除去具の先端を土に差し込む際のストッパとして機能させることもできる。
Claims (8)
- 利用者が把持する柄と、
該柄の先端に連続して取り付けられた掬い体と、
前記掬い体の横断面が凹形状に形成された掬い部と、
前記掬い体の先端を分岐させてそれぞれ形成されている先端分岐部と、
該先端分岐部間に形成され、前記掬い体の先端を切欠いた略V字状の切欠き部と、
前記先端分岐部の先端を上方に折り返して形成された折り返し部と、
前記掬い体の先端から前記柄の後端に亘ったいずれかの部位にて上側に屈曲した屈曲部と
を備えたことを特徴とする雑草除去具。 - 前記折り返し部の折り返し角が90°以上であることを特徴とする請求項1に記載の雑草除去具。
- 前記先端分岐部の少なくとも一方の側縁から内側に向けて溝部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の雑草除去具。
- 前記先端分岐部の両側縁から内側に向けて溝部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の雑草除去具。
- 前記溝部が複数設けられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の雑草除去具。
- 前記折り返し部の先端から内側に向けて切欠き溝部が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の雑草除去具。
- 前記掬い部の両側縁が折り返されて補強部が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の雑草除去具。
- 前記掬い部の後端側に前記掬い部よりも幅広の幅広掬い部が形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の雑草除去具。
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