JP3143247U - 草とり鎌 - Google Patents

Abstract

【課題】従来の鋸鎌は、切る、刈る、採るなど多目的に耐用できるが、草とりの場合太い茎の草、つる草、カヤ等は、作業中に根元で切れて、土中の根は其の侭残ってしまう欠点を解決した草とり鎌を提供する。
【解決手段】鋸鎌形状刃渡り先端から中央部までの範囲に、櫛状に鋸刃加工をし、鋸刃の切り込み角度は柄と平行とし刃の先端は各々鋭利な錐状とする。なお中央部から柄までの範囲は従来型小刻み鋸刃とする。
【選択図】図１

Description

本考案は、草とり鎌に関するものであり、従来の鋸鎌の形状に工夫を加えることによって、草とり効果が得られるものである。

従来の鋸鎌の刃渡り形状は、全長に小刻みな鋸刃が加工されていた。

従来の鋸鎌（図−１）は刈る、切る、採る、を目的としているため、鎌の刃渡り全長に小刻みな鋸刃が加工されており、草とりも可能ではあるが、小さい草はとれるが太い茎の草、つる草、カヤ等は、作業中に根元で切れて土中の根はその侭残ってしまう欠点を、解決する事を課題とする。

この課題を解決するため、請求項１の考案は、鋸鎌形状刃渡り先端から中央部までの範囲に、櫛状に鋸刃加工をし、鋸刃の切り込み角度は柄と平行とし刃の先端は各々鋭利な錐状とする。なお中央部から柄までの範囲は従来型小刻み鋸刃とする。（図−２）

本考案による草取り鎌の使用方法は、草の根元に鎌を当てて引くと、草の根元は鎌の鋭利な錐状刃先に捕捉されて、根元より土中の根の末端まで切れる事なく引き抜きとる事が出来る。
捕捉された草は左手に持つ火挟み等を使えば簡単につまみ除くことが出来るので、直接素手で草や刃先に触れることなく安全で且つ能率的である。

本考案に係る鋸鎌の形態は、従来より市販されている鋸鎌（図１）の先端から中央部までの範囲に、櫛状に柄と平行した角度に鋭利な鋸刃加工を施し、中央部より柄までは従来型小刻み鋸刃を施工し万能型にした事。（図２）

従来の鋸鎌。 本考案に係る鋸鎌。

符号の説明

１ 従来の鋸鎌。
２ 本考案の鋭利な鋸刃加工部。
３ 従来型小刻み鋸刃。
４ 鋸鎌の柄。

Claims (1)

1. 鋸鎌の刃渡り先端部から中央部までに櫛状の鋭利な鋸刃をもうけ、鋸刃の角度は、総て柄と平行とし、中央部から柄までの範囲は従来型の小刻み鋸刃をもうけたことを特徴とする鋸鎌。

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