JP2012147203A - センサモジュール - Google Patents

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    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses

Abstract

【課題】センサモジュール用回路基板をハウジングに少なくとも2箇所の接着剤で固着し、衝撃や振動が加わることによる接着剤の剥離が発生しても位置ずれなく確実に保持できるセンサモジュールを提供しようとするものである。
【解決手段】筒状ハウジングの一方の開口側に集光レンズを、他方の開口側にセンサ素子搭載の回路基板をそれぞれ取り付けたセンサモジュールにおいて、ハウジングにおける回路基板の固着面としてハウジングの内側に段差部を形成し、この段差部の垂直面と、回路基板の外周面との間に、位置調整用の調整隙間を形成し、回路基板が段差部に少なくとも2箇所で接着剤により固着される固着箇所の少なくとも1箇所において、段差部の垂直面と回路基板の外周面との対向面にそれぞれ凹部及び/又は凸部を設けて、調整隙間の幅に変化を与える接着剤注入溝を形成し、この接着剤注入溝とこの接着剤注入溝に連続する調整隙間の一部に接着剤を充填して固着してなるものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラモジュールを備えた携帯型電話機などのように、集光レンズから取り込んだ光をCCDなどの撮像素子に結像させるようにした装置において、撮像素子を搭載したセンサモジュール用回路基板をハウジングに確実に取付けできるようにしたセンサモジュールに関するものである。
この種の撮像装置として、図6に示すようなカメラモジュール10が知られている(特許文献1)。詳細に説明すると、角筒(又は円筒)状のハウジング11の一方の開口側には、集光レンズ14が取り付けられ、他方の開口側には、撮像素子などのセンサ素子16を搭載した回路基板18が取り付けられる。前記集光レンズ14は、アパーチャ13を介してレンズホルダー12に取り付けられ、このレンズホルダー12は、開口端にカバーガラス15を取り付けてハウジング11に螺着している。前記回路基板18には、制御素子17を介してセンサ素子16が搭載され、この回路基板18がハウジング11の他方の開口端の段差部21に接着剤20で固着したものである。19は、受動素子である。
前記回路基板18は、ハウジング11の他方の開口側に形成された段差部21に接着剤20で固着されるが、固着に際しては、段差部21の内側面と回路基板18の外周との間の調整隙間22に遊嵌し、センサ素子16の中心が集光レンズ14の光軸に確実に一致するように位置調整した後、接着剤20で固着する。
この接着剤20による固着には、図8(d)に示すように、ハウジング11の内側に突条部25を形成し、この突条部25の段差部21に位置決めピン23を設け、又は(e)に示すように、段差部21に直接位置決めピン23を設け、この位置決めピン23に回路基板18の位置決め孔を嵌合し、図7(a)に示すように、回路基板18と段差部21の全周の調整隙間22に接着剤20を塗布したり、(b)に示すように、回路基板18と段差部21の3辺の調整隙間22に接着剤20を塗布したりする方法が取られていた。また、接着剤20の塗布には、図8(a)に示すように、段差部21の垂直面の調整隙間22に塗布する方法、(b)に示すように、接着剤20が調整隙間22に侵入し易くするために、段差部21の垂直部分にテーパー部24を形成して塗布する方法、(c)に示すように、段差部21の垂直面に2段の段差部21を形成して塗布する方法などが取られていた。
また、図5に示すような対角線位置を接着剤20で固着する方法が知られている(特許文献2)。この方法は、ハウジング11の裏面の開口側に段差部21を設け、この段差部21における対角線上の角隅部に円形の突部31を形成し、回路基板18側には、前記突部31に対向する面に隙間をもって円弧状の切り欠き部30を形成し、前記回路基板18の位置合わせ後に、突部31と切り欠き部30の間を埋めるように接着剤20を塗布して固着するものである。
特開2003−169235号公報 特開2010−251843号公報
図7(a)(b)のように、段差部21に位置決めピン23を設け、回路基板18の位置決め孔と嵌合するには、カメラモジュール10が極めて小さいために、位置決めピン23や位置決め孔を精密に形成する余分な工程がかかるだけでなく、位置調整には逆に邪魔になるという問題があった。特に、図7(a)のように、全周に接着剤20を塗布する方法では、接着剤20が硬化すれば、回路基板18の位置ずれが生ずることはないが、全周囲に接着剤20を塗布するための作業時間がかかるという問題もあった。
図5に示すように、ハウジング11の裏面の段差部21における対角線上の角隅部に突部31を形成し、回路基板18側には、前記突部31に対向する面に切り欠き部30を形成し、突部31と切り欠き部30の間を埋めるように接着剤20を塗布する方法では、図7の場合と同様に、段差部21に突部31を形成するとともに、回路基板18に切り欠き部30を形成しなければならず、構造が複雑になる。さらに、突部31を形成するための段差部21が内方に食い込んできてそれだけ段差部21の幅が大きくなり、電子部品の実装面積が小さくなるため、カメラモジュール10自体の小型化が制限されるという問題があった。
そこで、位置決めピン23や突部31等のような複雑な構成とすることなく、少なくとも2箇所だけで固着しようとする方法を採用すれば、作業工程が大幅に改善される。しかし、衝撃や振動が加わることにより段差部21側と回路基板18側のいずれかに接着剤20の剥離が生ずると、位置調整された回路基板18とハウジング11との間に位置ずれが発生するという問題があった。
本発明は、撮像素子等のセンサ素子を搭載したセンサモジュール用回路基板をハウジングに少なくとも2箇所に塗布した接着剤だけで固着し、塗布時点の接着剤の粘度に関わらず、たとえ、衝撃あるいは振動が加わることによる接着剤の剥離が発生しても位置ずれなく確実に保持できるようにしたセンサモジュールを提供しようとするものである。
本発明によるセンサモジュールは、筒状のハウジングの一方の開口側に集光レンズを取り付け、前記ハウジングの他方の開口側にセンサ素子搭載のセンサモジュール用回路基板を接着剤により固着するようにしたセンサモジュールにおいて、前記ハウジングにおける回路基板の固着面として前記ハウジングの内側に段差部を形成し、この段差部の垂直面と、前記回路基板の外周面との間に、この回路基板の位置調整用の調整隙間を形成し、前記回路基板が前記段差部に少なくとも2箇所で接着剤により固着される固着箇所の少なくとも1箇所において、前記調整隙間における前記段差部の垂直面と、前記回路基板の外周面との対向面近くにそれぞれ凹部及び/又は凸部を設けて、前記調整隙間の幅に変化を与える接着剤注入溝を形成し、この接着剤注入溝に接着剤を充填して固着してなることを特徴とする。
接着剤は、接着剤注入溝のみならず、この接着剤注入溝に連続する調整隙間の一部にも充填して固着するようにしたことを特徴とする。
接着剤注入溝は、調整隙間より幅広となるように、前記調整隙間における段差部の垂直面と回路基板の外周面との対向面近くにそれぞれ凹部を設けて形成したことを特徴とする。
接着剤注入溝は、調整隙間を屈曲させるために、前記調整隙間における段差部の垂直面と回路基板の外周面との対向面近くのいずれか一方に凹部を設け、他方に突部を設けて形成したことを特徴とする。
接着剤注入溝は、調整隙間をジグザグに屈曲させるために、前記調整隙間における段差部の垂直面と回路基板の外周面との対向面のそれぞれに凹部と凸部を複数個ずつ設けて形成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、筒状のハウジングの一方の開口側に集光レンズを取り付け、前記ハウジングの他方の開口側にセンサ素子搭載のセンサモジュール用回路基板を接着剤により固着するようにしたセンサモジュールにおいて、前記ハウジングにおける回路基板の固着面として前記ハウジングの内側に段差部を形成し、この段差部の垂直面と、前記回路基板の外周面との間に、この回路基板の位置調整用の調整隙間を形成し、前記回路基板が前記段差部に少なくとも2箇所で接着剤により固着される固着箇所の少なくとも1箇所において、前記調整隙間における前記段差部の垂直面と、前記回路基板の外周面との対向面近くにそれぞれ凹部及び/又は凸部を設けて、前記調整隙間の幅に変化を与える接着剤注入溝を形成し、この接着剤注入溝に接着剤を充填して固着したので、接着剤注入溝を形成した箇所の接着剤は硬化すると楔を差し込んだような結合状態となり、たとえ衝撃や振動が加わることによりハウジング側と回路基板側の接着剤の剥離が発生しても、確実にハウジングと回路基板との間の位置関係を適正な状態に保持することができる。また、接着剤の塗布箇所が2箇所で済むので作業効率を大幅に向上することができる。
また、調整隙間の幅に変化を与える接着剤注入溝の箇所に接着剤を充填するようにしたことで、塗布する際の接着剤の粘度が低めであれば、溝幅の狭いところに適正量の接着剤が充填され、逆に、接着剤の粘度が高めであれば、溝幅の広いところに適正量の接着剤が充填されるため、接着剤の粘度に依存せず、確実な固着状態を得ることができる。
請求項2記載の発明によれば、接着剤注入溝とこの接着剤注入溝に連続する調整隙間の一部に接着剤を充填して固着するようにしたので、接着剤は、幅の変化した調整隙間と接着剤注入溝に注入されて剥離が生じにくくなるとともに、たとえ剥離が生じても回路基板の位置ずれが生ずることがなく、確実に保持することができる。
請求項3記載の発明によれば、接着剤注入溝は、調整隙間より幅広となるように、前記調整隙間における段差部の垂直面と回路基板の外周面との対向面近くにそれぞれ凹部を設けて形成したので、粘度の高い接着剤を確実に注入することができる。
請求項4記載の発明によれば、接着剤注入溝は、接着剤注入溝は、調整隙間を屈曲させるために、前記調整隙間における段差部の垂直面と回路基板の外周面との対向面近くのいずれか一方に凹部を設け、他方に突部を設けて形成したので、硬化後の接着剤の接着面積をより大きくとることができる。
請求項5記載の発明によれば、接着剤注入溝は、調整隙間をジグザグに屈曲させるために、前記調整隙間における段差部の垂直面と回路基板の外周面との対向面のそれぞれに凹部と凸部を複数個ずつ設けて形成したので、硬化後の接着剤の接着面積をさらに大きくとることができ、確実に取付できる。
(a)は、本発明によるセンサモジュールの一実施例を示す底面図、(b)は、(a)におけるA−A線の拡大断面図である。 (a)(b)(c)(d)(e)(f)は、それぞれハウジング11の段差部21と回路基板18の外周面との間の調整隙間22に形成された接着剤注入溝26の異なる例を示し、接着剤20を接着剤注入溝26とこの接着剤注入溝26に続く調整隙間22の一部まで注入した例を示す底面図である。 (a)は、ハウジング11の一方が垂直壁のない端面27である例を示す断面図、(b)(c)(d)は、接着剤注入溝26だけに接着剤20を注入した異なる例を示す底面図である。 ハウジング11に、2枚の回路基板18と29をフラットケーブル28に接続したものを組み込み、少なくとも回路基板18側をハウジング11の段差部21に、図1ないし図4の実施例により固着した例を示す一部切り欠いた断面図である。 従来の対角線上の角隅部に接着剤20を塗布して固着する例を示す底面図である。 従来の撮像装置としてのカメラモジュールを示す一部切り欠いた断面図である。 (a)(b)は、それぞれ従来の固着例を示す異なる例を示す底面図である。 (a)(b)(c)(d)(e)は、それぞれハウジング11の段差部21に回路基板18の外周面を接着剤20で固着する異なる例を示す底面図である。
本発明は、筒状のハウジングの一方の開口側に集光レンズを取り付け、前記ハウジングの他方の開口側にセンサ素子搭載のセンサモジュール用回路基板を接着剤により固着するようにしたセンサモジュールにおいて、前記ハウジングにおける回路基板の固着面として前記ハウジングの内側に段差部を形成し、この段差部の垂直面と、前記回路基板の外周面との間に、この回路基板の位置調整用の調整隙間を形成し、前記回路基板が前記段差部に少なくとも2箇所で接着剤により固着される固着箇所の少なくとも1箇所において、前記調整隙間における前記段差部の垂直面と、前記回路基板の外周面との対向面近くにそれぞれ凹部及び/又は凸部を設けて、前記調整隙間の幅に変化を与える接着剤注入溝を形成し、この接着剤注入溝に接着剤を充填して固着する。
接着剤を調整隙間と接着剤注入溝に確実、かつ、容易に注入するために、ハウジングにおける回路基板との固着面として前記ハウジングの内側に段差部を形成し、この段差部の垂直面と、回路基板の外周面との間に、この回路基板の位置調整用の調整隙間を形成し、この調整隙間に臨ませた前記段差部の垂直面と、前記回路基板の外周面との対向する面に接着剤注入溝を形成する。
接着剤は、接着剤注入溝のみならず、この接着剤注入溝に連続する調整隙間の一部にも充填して固着する。
接着剤注入溝は、調整隙間より幅広となるように、前記調整隙間における段差部の垂直面と回路基板の外周面との対向面近くにそれぞれ凹部を設けて形成する。
また、接着剤注入溝は、調整隙間を屈曲させるために、前記調整隙間における段差部の垂直面と回路基板の外周面との対向面近くのいずれか一方に凹部を設け、他方に突部を設けて形成する。
さらに、接着剤注入溝は、調整隙間をジグザグに屈曲させるために、前記調整隙間における段差部の垂直面と回路基板の外周面との対向面のそれぞれに凹部と凸部を複数個ずつ設けて形成する。
以下、本発明の実施例1を図面に基づき説明する。
図1(a)は、本発明によるセンサモジュールの底面図を示し、(b)は、A−A線断面図を示している。カメラモジュール10の内部構造は、従来の図6と略同様であり、図面の符号は、従来例と同一部分については、同一のものを使用する。
図1において、カメラモジュール10のハウジング11は、角筒状をなし、底面の開口端の内側全周囲に、回路基板18が嵌め込まれる段差部21が形成され、この回路基板18の外周面とハウジング11の段差部21の垂直面との間には、回路基板18の位置調整のための調整隙間22が形成されている。この調整隙間22における少なくとも2箇所に接着剤20が塗布されてハウジング11に回路基板18が固着される。
前記接着剤20の塗布される段差部21の位置が直線的な部分である場合、少なくとも1箇所には、回路基板18の外周面とハウジング11の段差部21の垂直面の両面に凹部26a及び/又は凸部26bが形成されて前記調整隙間22の幅に変化を与える接着剤注入溝26が構成される。具体的には、図1(a)(b)では、図中左側が回路基板18の外周面に、4角形の凹部26aを形成し、また、ハウジング11の段差部21の対向する垂直面にも4角形の凹部26aを形成し、これらの凹部26aによって前記調整隙間22の幅に変化を与える接着剤注入溝26を構成し、この接着剤注入溝26と、この接着剤注入溝26に続く調整隙間22の一部の箇所に接着剤20を充填した例を示している。
また、図1(a)(b)の図中右側では、ハウジング11の段差部21の垂直面に4角形の凹部26aを形成し、対向する回路基板18の外周面に4角形の凸部26bを形成し、これらの凹部26aと凸部26bによって前記調整隙間22の幅に変化を与える接着剤注入溝26を構成し、この接着剤注入溝26と、この接着剤注入溝26に続く調整隙間22の一部の箇所に接着剤20を充填した例を示している。
このようにして接着剤20を注入し固着すると、ハウジング11と回路基板18のいずれか一方、又は、両方で接着剤20の剥離が生ずることがあっても、硬化した接着剤20が接着剤注入溝26の存在により楔の働きをなし、ハウジング11に対する回路基板18の位置ずれを確実に防止できる。
なお、図1の例では、左右2箇所に接着剤注入溝26を形成したが、少なくとも2箇所に接着剤20を充填する場合において、いずれか1箇所だけに接着剤注入溝26を形成してもよい。また、接着剤20の充填個所は、3箇所以上であってもよく、そのうちの少なくとも1箇所に接着剤注入溝26を形成すればよい。
なお、接着剤20は、未硬化時には粘度が低く、紫外線を照射すると短時間(約10秒)で硬化する紫外線硬化接着剤が用いられる。しかし、これに限られるものではない。
図2は、接着剤注入溝26の異なる例を示している。
(a)は、ハウジング11の段差部21の垂直面に半円形の凹部26aを形成し、対向する回路基板18の外周面に半円形の凹部26aを形成し、これらの凹部26aによって前記調整隙間22の幅に変化を与える接着剤注入溝26を構成し、この接着剤注入溝26と、この接着剤注入溝26に続く調整隙間22の一部の箇所に接着剤20を充填した例を示している。
(b)は、ハウジング11の段差部21の垂直面に半円形の凹部26aを形成し、対向する回路基板18の外周面に半円形の凸部26bを形成し、これらの凹部26aと凸部26bによって前記調整隙間22の幅に変化を与える接着剤注入溝26を構成し、この接着剤注入溝26と、この接着剤注入溝26に続く調整隙間22の一部の箇所に接着剤20を充填した例を示している。
(c)は、回路基板18の外周面とハウジング11の段差部21の垂直面にそれぞれ凹部26aと26a、凸部26bと26bが互いに相対するように形成して鋸歯形の接着剤注入溝26を構成し、この接着剤注入溝26と、この接着剤注入溝26に続く調整隙間22の一部の箇所に接着剤20を充填した例を示している。
(d)は、回路基板18の外周面とハウジング11の段差部21の垂直面にそれぞれ凹部26aと凸部26b、凸部26bと凹部26a互いに相対してジグザグの接着剤注入溝26を構成し、この接着剤注入溝26と、この接着剤注入溝26に続く調整隙間22の一部の箇所に接着剤20を充填した例を示している。
(e)は、ハウジング11の段差部21の垂直面に4角形の凹部26aを形成し、対向する回路基板18の外周面に、ハウジング11の凹部26aからやや位置をずらして4角形の凹部26aを形成して接着剤注入溝26を構成し、この接着剤注入溝26と、この接着剤注入溝26に続く調整隙間22の一部の箇所に接着剤20を充填した例を示している。
(f)は、ハウジング11の段差部21の垂直面に半円形の凹部26aを形成し、対向する回路基板18の外周面に、ハウジング11の凹部26aからやや位置をずらして半円形の凹部26aを形成して接着剤注入溝26を構成し、この接着剤注入溝26と、この接着剤注入溝26に続く調整隙間22の一部の箇所に接着剤20を充填した例を示している。
図3(a)は、一方の固着部分には、前記実施例と同様に、回路基板18の外周面とハウジング11の段差部21の垂直面にそれぞれ接着剤注入溝26を形成して接着剤20を充填しているが、他方の固着部分には、ハウジング11に垂直面を有せず、ハウジング11の端面27に接着剤注入溝26を形成し、この接着剤注入溝26を含む箇所に接着剤20を充填した例を示している。
(b)(c)(d)は、接着剤注入溝26だけに接着剤20を充填し、この接着剤注入溝26に続く調整隙間22の一部には接着剤20を充填しない例を示している。
図4は、ハウジング11に、2枚の回路基板18と29をフラットケーブル28にて接続したものを組み込んだ例を示すもので、少なくとも回路基板18側は、ハウジング11の段差部21に、図1ないし図3の実施例により固着するものである。
接着剤注入溝26,凹部26a、凸部26bの形状は、以上の実施例に限定されるものではなく、少なくとも左右2箇所の固着部分のうち、少なくとも1箇所の接着剤20が楔の働きをするようなものであればよい。
10…カメラモジュール、11…ハウジング、12…レンズホルダー、13…アパーチャ、14…集光レンズ、15…カバーガラス、16…センサ素子、17…制御素子、18…回路基板、19…受動素子、20…接着剤、21…段差部、22…調整隙間、23…位置決めピン、24…テーパー部、25…突条部、26…接着剤注入溝、26a…凹部、26b…凸部、27…端面、28…フラットケーブル、29…回路基板、30…切り欠き部、31…突部。

Claims (5)

  1. 筒状のハウジングの一方の開口側に集光レンズを取り付け、前記ハウジングの他方の開口側にセンサ素子搭載のセンサモジュール用回路基板を接着剤により固着するようにしたセンサモジュールにおいて、前記ハウジングにおける回路基板の固着面として前記ハウジングの内側に段差部を形成し、この段差部の垂直面と、前記回路基板の外周面との間に、この回路基板の位置調整用の調整隙間を形成し、前記回路基板が前記段差部に少なくとも2箇所で接着剤により固着される固着箇所の少なくとも1箇所において、前記調整隙間における前記段差部の垂直面と、前記回路基板の外周面との対向面近くにそれぞれ凹部及び/又は凸部を設けて、前記調整隙間の幅に変化を与える接着剤注入溝を形成し、この接着剤注入溝に接着剤を充填して固着してなることを特徴とするセンサモジュール。
  2. 接着剤注入溝とこの接着剤注入溝に連続する調整隙間の一部に接着剤を充填して固着してなることを特徴とする請求項1記載のセンサモジュール。
  3. 接着剤注入溝は、調整隙間より幅広となるように、前記調整隙間における段差部の垂直面と回路基板の外周面との対向面近くにそれぞれ凹部を設けて形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のセンサモジュール。
  4. 接着剤注入溝は、調整隙間を屈曲させるために、前記調整隙間における段差部の垂直面と回路基板の外周面との対向面近くのいずれか一方に凹部を設け、他方に突部を設けて形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のセンサモジュール。
  5. 接着剤注入溝は、調整隙間をジグザグに屈曲させるために、前記調整隙間における段差部の垂直面と回路基板の外周面との対向面のそれぞれに凹部と凸部を複数個ずつ設けて形成したことを特徴とする請求項1又は2記載のセンサモジュール。
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