JP2012123103A - レンズユニットおよびレンズの固定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】接着剤を用いながらも、レンズが高精度にレンズ枠に接着固定されたレンズユニットを提供する。
【解決手段】筒状に形成され、内面から中心軸線X2に交差する方向に突出する受け部21を有するレンズ枠20と、有効径外の領域に平面部11を有し、受け部の一方の面である接着面21Aに接着されるレンズ10と、レンズ枠とレンズとを接着する接着層30とを備えるレンズユニット1において、接着面および平面部の少なくとも一方は、接着面または平面部に開口し、レンズの光軸方向において所定の深さに形成された中間部22Aと、光軸方向において中間部よりも深く、少なくとも中間部の径方向両側に形成されたバッファ部22Bとを有する溝部22を有し、接着層は、溝部内に配置された接着剤Adからなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズユニット、より詳しくは、レンズが接着剤によりレンズ枠に固定されたレンズユニット、および接着剤を用いてレンズをレンズ枠に固定するレンズの固定方法に関する。
カメラ等の光学機器においては、高倍率化に伴い、各構成部品の組み付けの更なる高精度化が求められている。これに応える一つの手段として、例えばレンズユニットの製造にあたり、製造誤差を低減するため、光学調整機を用いてレンズの位置調整をしてからレンズをレンズ枠に固定することが広く行われている。
レンズをレンズ枠に固定する方法の一つとして、接着剤を用いる方法がある(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の方法では、光学レンズに凹部および傾斜部を設け、筐体(レンズ枠)の接着剤塗布凹部に塗布された接着剤の一部を、光学レンズを接着する際に光学レンズの外周に向けて押し出させてレンズと筐体とを接着している。このようにすると、光学レンズの有効径内への接着剤の流れ込みを防止できるという。
特開2002−303773号公報
しかしながら、特許文献1に記載の固定方法では、有効径内への接着剤の流れ込みを防止できるものの、接着剤が光学レンズの径方向外側に移動し、光学レンズの外周面と接触してしまうことがある。このとき、接着剤が光学レンズの外周面とレンズ枠の内面との両方に接触していると、接着剤が硬化収縮する際に、光学レンズをレンズ枠に向かって引き寄せ、レンズ枠に対して光学レンズを径方向に移動させてしまう。これは、レンズ枠に対する光学レンズの固定精度に悪影響を与えるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、接着剤を用いながらも、レンズがレンズ枠に対し高精度に接着固定されたレンズユニットを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、接着剤を用いながらも、レンズをレンズ枠に対し高精度に接着固定することができるレンズの固定方法を提供することである。
本発明の第一の態様であるレンズユニットは、筒状に形成され、内面から中心軸線に交差する方向に突出する受け部を有するレンズ枠と、有効径外の領域に被接着面を有し、前記受け部の一方の面である接着面に接着されるレンズと、前記レンズ枠と前記レンズとを接着する接着層とを備えるレンズユニットであって、前記接着面および前記被接着面の少なくとも一方は、前記接着面または前記被接着面に開口し、前記レンズの光軸方向において所定の深さに形成された中間部と、前記光軸方向において前記中間部よりも深く、少なくとも前記中間部の径方向両側に形成されたバッファ部とを有する溝部を有し、前記接着層は、前記溝部内に配置された接着剤からなることを特徴とする。
前記溝部は、互いに離間した複数の単位溝部を有し、各々の前記単位溝部は、前記レンズ枠の中心軸線または前記レンズの光軸方向に見た平面視において、前記中間部の周囲全周に前記バッファ部が形成されていてもよい。
本発明の第二の態様であるレンズの固定方法は、筒状に形成され、内面から中心軸線に交差する方向に突出する受け部を有するレンズ枠と、有効径外の領域に被接着面を有するレンズとを、接着剤を用いてレンズ枠に固定するレンズの固定方法であって、前記受け部の一方の面である接着面および前記被接着面の少なくとも一方に、前記接着面または前記被接着面に開口し、前記レンズの光軸方向において所定の深さに形成された中間部と、前記光軸方向において前記中間部よりも深く、少なくとも前記中間部の径方向両側に形成されたバッファ部とを有する溝部を設け、前記溝部内に、前記溝部の容積未満の量の前記接着剤を配置し、前記被接着面を前記接着面に接触させて、前記接着剤により前記レンズと前記レンズ枠とを接着固定することを特徴とする。
前記接着剤は所定値以上の粘度を有し、前記溝部に配置されたときに、少なくとも一部が前記接着面または前記被接着面上に突出するものでもよい。
本発明のレンズユニットによれば、接着剤を用いながらも、レンズがレンズ枠に対し高精度に接着固定されたレンズユニットを提供することができる。
また、本発明のレンズの固定方法によれば、レンズをレンズ枠に対し高精度に接着固定することができる。
本発明の第一実施形態のレンズユニットを示す断面図である。 同レンズユニットのレンズ枠を示す平面図である。 同レンズユニットの製造過程を示す図である。 同レンズユニットにおけるレンズとレンズ枠との接着部位を示す拡大断面図である。 本発明の第二実施形態のレンズユニットにおけるレンズ枠を示す平面図である。 図5のA−A線における断面図である。 同レンズユニットの変形例におけるレンズ枠を示す平面図である。 本発明の変形例のレンズユニットにおけるレンズとレンズ枠との接着部位を示す拡大断面図である。
本発明の第一実施形態について、図1から図4を参照して説明する。図1は、本実施形態のレンズユニット1の断面図である。レンズユニット1は、レンズ10と、レンズ10が接着されるレンズ枠20と、レンズ10とレンズ枠20とを接着する接着層30とを備えている。
レンズ10としては、公知の各種のレンズを、レンズユニット1が備えるべき光学特性等を考慮して適宜選択することができる。レンズ10は、有効径外の領域に自身の光軸X1と略直交する平面部(被接着面)11を有する。
レンズ枠20は、金属や樹脂等からなる略筒状の部材である。レンズ枠20の内周面には、筒状のレンズ枠20の中心軸線X2と略直交する方向に突出する受け部21が、内周全周にわたって形成されている。受け部21のレンズ枠20内面からの突出高さは、接着されるレンズ10の有効径内に突出しない値に設定されている。そのため、受け部21は、図2に示すように、レンズ枠20を中心軸線X2方向に見たときの形状が略ドーナツ状となっている。
受け部21の中心軸線X2方向における一方の面21Aは、中心軸線X2と直交する接着面となっており、レンズ10が接着剤により一方の面21Aに接着されることでレンズユニット1が構成される。なお、以降の説明においては、一方の面21Aを接着面21Aと称する。
図1および図2に示すように、接着面21Aには、接着剤が充填される溝部22が形成されている。溝部22は、中心軸線X2方向に見たときの形状が円環状に形成されている。また、溝部22は、レンズ枠20の径方向外側および内側において、所定の長さの領域がより深く形成されている。これにより、溝部22は、接着面21Aに開口し、接着されるレンズ10の光軸方向において所定の深さに形成された中間部22Aと、当該光軸方向において中間部22Aよりも深く形成され、中間部22Aの径方向両側に形成されたバッファ部22Bとを有している。中間部22Aにおける上記所定の深さは、0.1ミリメートル(mm)から0.5mm程度が好ましい。
接着剤Adの種類には特に制限はなく、二液性、紫外線硬化性等の公知の各種接着剤を適宜選択して使用することができる。接着剤Adは、レンズ10とレンズ枠20とを接着する際に、溝部22外にはみ出さないように溝部22に配置されるが、配置方法の詳細については後述する。
上記のように構成されたレンズユニット1の製造方法について説明する。
まず、受け部21に溝部22が設けられたレンズ枠20を製造する。レンズ枠20の製造方法に特に制限はなく、例えば材料が金属の場合は鋳造、材料が樹脂の場合は射出成形等により形成することができる。溝部22はレンズ枠20の鋳造あるいは成形時に同時に形成してもよいし、溝部22を有さない形でレンズ枠の基本形状を製造した後に、例えば受け部に切削を施す等により形成してもよい。
次に、図3に示すように溝部22の中間部22A上に接着剤Adを配置する。接着剤Adの量は、溝部22の容積未満であって、当該容積よりもわずかに少ない程度に設定する。このとき、接着剤Adとして、配置されるときの状態において一定値(例えば5パスカル秒(Pa・s))以上の粘度を有するものを使用すると、配置した接着剤Adの一部が接着面21A上に突出してレンズ10の平面部11に接触しやすくなり、後述するレンズの接着が行いやすくなる。
次に、平面部11を接着面21Aに向けた状態でレンズ10を接着面21A上に配置し、平面部11と接着面21Aとを接触させる。平面部11と接着面21Aとを合わせることにより、レンズ10の光軸X1とレンズ枠20の中心軸線X2とが平行(略平行を含む)となるように位置決めされる。本実施形態では、図1に示すように、レンズ10の光軸X1とレンズ枠20の中心軸線X2とが同軸となるようにレンズ10がレンズ枠20に配置される。
平面部11に押された接着剤Adの一部は、図3に矢印で示すように、バッファ部22Bに移動するため、接着剤Adは、溝部22側に出て接着面21A上にあふれ出すことはない。一方、接着剤Adは、その粘性および表面張力により、バッファ部22Bを隙間なく埋めるようには移動しないため、接着剤Adの量は溝部22の容積より少ないものの、溝部22内に完全に収容されて平面部11に接触しない状態とはならない。その結果、図4に示すように、接着剤Adの少なくとも一部はレンズ10の平面部11に接触し、接着剤Adが溝部22内においてレンズ10とレンズ枠20とを接着可能な状態に配置される。
その後、接着剤Adに応じた硬化処理として、紫外線を照射する、または、所定時間放置する等の、を行うと、接着剤Adは硬化、収縮等を生じて接着層30となり、レンズ10とレンズ枠20とが接着されたレンズユニット1が完成する。
本実施形態のレンズユニット1においては、図4に示すように、溝部22内のみに配置された接着剤Adによってレンズ10とレンズ枠20とを接着する接着層30が形成されている。したがって、接着剤Adが硬化収縮しても、レンズ10には、もっぱら光軸X1に平行な力しか作用しない、つまり、光軸X1に対し直交する径方向への力が作用しないため、レンズ枠20に接着したレンズ10の光軸X1が接着過程においてレンズ枠20の径方向にぶれるように移動することがない。その結果、レンズとレンズ枠とが高精度に位置決めされた状態で接着されたレンズユニットとすることができる。
また、本実施形態のレンズユニットの製造方法によれば、接着面21Aに開口し、中間部22Aとバッファ部22Bとを有する溝部22をレンズ枠20に形成し、溝部22の容積未満の量の接着剤Adを溝部22内に配置するため、接着剤が溝部からあふれ出してレンズ枠の内周面とレンズの側面との間に移動することがない。したがって、レンズ枠20に接着したレンズ10の光軸X1が接着過程においてレンズ枠20の径方向にぶれるように移動することが好適に防止され、レンズとレンズ枠とが高精度に位置決めされた状態で両者を接着固定することができる。
本実施形態においては、溝部22において、レンズ枠20の径方向両側に設けられたバッファ部22Bの深さが同一である例を説明したが、バッファ部は中間部よりも深く形成されてさえいればよく、径方向両側のバッファ部がそれぞれ異なる深さに形成されてもよい。ただし、中間部との深さの差が小さすぎると、当該方向に移動した接着剤を収容しきれずに接着剤の一部が接着面上にあふれることがあるため、当該深さの差は所定値(例えば0.5mm程度)以上に設定されるのが好ましい。
また、溝部においては、図2に示すようなレンズ枠20の平面視における中間部22Aの面積の占める割合が大きいほど、また、中間部22Aの深さを浅く設定するほど、溝部22内に配置された接着剤Adがレンズ10の平面部11に接触する面積を大きくすることができ、より確実にレンズとレンズ枠とを接着することができる。ただし、中間部の深さが浅くなりすぎたり、溝部の平面視において中間部が占める割合が大きくなりすぎたりすると、接着剤の一部が接着面上にあふれることがあるので注意する。溝部における各部の具体的な寸法は、上記事項を考慮して予備実験を行う等により適宜設定されればよい。
次に、本発明の第二実施形態について図5から図7を参照して説明する。本実施形態のレンズユニットと上述のレンズユニット1との異なるところは、溝部の形状である。なお、以降の説明において、既に説明したものと共通する構成については、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
図5は、本実施形態のレンズユニットのレンズ枠32を示す平面図であり、図6は図5のA−A線における断面図である。レンズ枠32に形成された溝部33は、概ね円環状であるが、周方向において複数に分割されており、周方向に不連続な複数の単位溝部34を有する構成となっている。
平面視略円弧状の各単位溝部34は、上述の溝部22同様に中間部34Aを有し、レンズ枠32の径方向両側にバッファ部34Bを有する。さらに単位溝部34には、図5および図6に示すように、周方向両側に第二バッファ部34Cが設けられている。これは、周方向に環状に連続している第一実施形態の溝部22では、配置された接着剤Adが周方向において自由に移動しつつ、径方向両側のバッファ部22Bに好適に収容されていくのに対し、周方向に不連続な溝部33の単位溝部34では、周方向に移動した接着剤Adが行き場を失い、溝部33から接着面21A上にあふれやすいためである。上記の構成により、単位溝部34においては、図5に示すように、平面視において中間部34Aの周囲全周にわたりバッファ部が形成された状態となっている。
なお、本実施形態のレンズユニットの製造方法は、第一実施形態と同様であるので、説明を省略する。
本実施形態のレンズユニットにおいても、第一実施形態と同様に、レンズとレンズ枠とが高精度に位置決めされた状態で接着されたレンズユニットとするができる。
また、溝部33を形成する複数の単位溝部34は、バッファ部34Bに加え、周方向両側にも第二バッファ部34Cを有するため、溝部を不連続にしてより少ない接着剤量で接着を可能にしつつ、配置された接着剤が溝部からあふれることを好適に防止することができる。
本実施形態において、単位溝部の形状は、説明したような円弧状に限られない。例えば、図7に示す変形例のように、平面視において円形の単位溝部35を形成したり、多角形等他の形状に形成したりしてもよい。いずれの場合においても、単位溝部の平面視において、バッファ部が中間部の周囲全周にわたって連続するように形成すると、接着剤が溝部からあふれることを好適に抑制することができる。図7に示す変形例においても、各単位溝部35の平面視において、中間部35Aの周囲全周にわたりバッファ部35Bが形成されている。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において各実施形態の構成要素の組み合わせを変えたり、各構成要素に種々の変更を加えたり、削除したりすることが可能である。
例えば、上述の各実施形態においては、レンズ枠の接着面に溝部が形成された例を説明したが、図8に示す変形例のように、レンズ10aの平面部11aに開口し、中間部12Aおよびバッファ部12Bを有する溝部12が形成されてもよい。この場合は、平面部11aを上側にして保持したレンズ10aの溝部12に接着剤Adを配置し、上方からレンズ枠20を押し当てて接着面21Aと平面部11aとを接触させることによりレンズ10aとレンズ枠20とを接着すればよい。
また、溝部を複数の単位溝部により形成する場合、例えば図7に示したレンズ枠のように、すべての単位溝部が同一の仮想円弧C上に形成された状態としなくてもよいし、各単位溝部間の距離が異なっていてもよい。ただし、レンズ枠が円筒状(略円筒状を含む)の場合、レンズ枠の中心軸線と同軸の仮想円弧上に、周方向に等間隔で単位溝部を形成すると、より安定した状態でレンズとレンズ枠とを接着することができるため、好ましい。
さらに本発明のレンズユニットは、レンズを複数備えていても構わない。この場合、複数のレンズの少なくとも一つが本発明の固定構造あるいは固定方向によりレンズ枠に固定されていればよい。
1 レンズユニット
10 レンズ
11、11a 平面部(被接着面)
20、32 レンズ枠
21 受け部
21A 一方の面(接着面)
22、33 溝部
22A、34A、35A 中間部
22B、34B、35B バッファ部
30 接着層
34、35 単位溝部
34B 第二バッファ部(バッファ部)
Ad 接着剤
X1 光軸
X2 中心軸線

Claims (4)

  1. 筒状に形成され、内面から中心軸線に交差する方向に突出する受け部を有するレンズ枠と、
    有効径外の領域に被接着面を有し、前記受け部の一方の面である接着面に接着されるレンズと、
    前記レンズ枠と前記レンズとを接着する接着層と、
    を備えるレンズユニットであって、
    前記接着面および前記被接着面の少なくとも一方は、前記接着面または前記被接着面に開口し、前記レンズの光軸方向において所定の深さに形成された中間部と、前記光軸方向において前記中間部よりも深く、少なくとも前記中間部の径方向両側に形成されたバッファ部とを有する溝部を有し、
    前記接着層は、前記溝部内に配置された接着剤からなることを特徴とするレンズユニット。
  2. 前記溝部は、互いに離間した複数の単位溝部を有し、
    各々の前記単位溝部は、前記レンズ枠の中心軸線または前記レンズの光軸方向に見た平面視において、前記中間部の周囲全周に前記バッファ部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
  3. 筒状に形成され、内面から中心軸線に交差する方向に突出する受け部を有するレンズ枠と、有効径外の領域に被接着面を有するレンズとを、接着剤を用いてレンズ枠に固定するレンズの固定方法であって、
    前記受け部の一方の面である接着面および前記被接着面の少なくとも一方に、前記接着面または前記被接着面に開口し、前記レンズの光軸方向において所定の深さに形成された中間部と、前記光軸方向において前記中間部よりも深く、少なくとも前記中間部の径方向両側に形成されたバッファ部とを有する溝部を設け、
    前記溝部内に、前記溝部の容積未満の量の前記接着剤を配置し、
    前記被接着面を前記接着面に接触させて、前記接着剤により前記レンズと前記レンズ枠とを接着固定することを特徴とするレンズの固定方法。
  4. 前記接着剤は所定値以上の粘度を有し、前記溝部に配置されたときに、少なくとも一部が前記接着面または前記被接着面上に突出することを特徴とする請求項3に記載のレンズの固定方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105816142A (zh) * 2015-01-26 2016-08-03 富士胶片株式会社 光学装置及电子内窥镜、以及光学装置的制造方法
JP2017058442A (ja) * 2015-09-15 2017-03-23 キヤノン株式会社 光源装置、走査光学装置、及び画像形成装置
CN109346592A (zh) * 2018-11-19 2019-02-15 宁波升谱光电股份有限公司 一种led封装器件及其制作方法、一种smd光源
JP2021033267A (ja) * 2019-08-15 2021-03-01 エーエーシー オプティックス ソリューションズ ピーティーイー リミテッド レンズモジュール

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