JP2017058442A - 光源装置、走査光学装置、及び画像形成装置 - Google Patents

光源装置、走査光学装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザから出射されるレーザ光束のピント調整を高精度に行う構成を維持しつつ、レーザへの異物付着による画像不良を低減させることができる光源装置を提供する。
【解決手段】光源装置100において、レーザ光Lを出射する半導体レーザ113と、半導体レーザ113から出射されたレーザ光Lを取り込むコリメータレンズ112と、半導体レーザ113及びコリメータレンズ112を保持するホルダ部材130と、を有し、ホルダ部材130は、レーザ光Lを出射する開口を有し、コリメータレンズ112は、ホルダ部材130に当接することなく、かつ、ホルダ部材130に対して接着剤150により前記開口の周方向全周にわたって接着される。
【選択図】図5

Description

本発明は、電子写真プロセスを有するレーザビームプリンタやデジタル複写機等の画像形成装置に好適な光源装置に関する。また、光源装置を備えたレーザ光を用いて光書き込みを行う走査光学装置及び画像形成装置に関する。
レーザビームプリンタやデジタル複写機等の画像形成装置においては、まず光源装置が有するレーザがレーザ光束を出射し、そのレーザ光束がシリンドリカルレンズを通過することでポリゴンミラーの反射面上に線像を結像する。そして、ポリゴンミラーが回転することでレーザ光束が偏向され、走査レンズを介して感光体ドラムの表面に走査、結像されて静電潜像を形成する。なお、これらの光学部品類は光学箱に取り付けられて走査光学装置としてユニット化されることが一般的である。
光源装置は、図8に示す様に、レーザSにより発散したレーザ光束を射出し、コリメータレンズCによってレーザ光束が平行光束に変換される。レーザSは内部に不図示のレーザ発光素子を有し、このレーザ発光素子を支持するフランジ部であるステムPがホルダ部材Fに設けられた筒状部Hに圧入などの方法で固定されることでホルダ部材Fに保持される。
このような光源装置において、コリメータレンズを固定する方法として様々な方法が提案されている。例えば特許文献1では、ホルダ部材とコリメータレンズの外周部との隙間範囲内で径方向に位置調整をして光軸調整を、光軸方向に位置調整をしてピント調整をされた後に、コリメータレンズはホルダ部材に接着固定される。また特許文献2では、ホルダ部材に対してコリメータレンズをレーザ光軸方向に突き当てて、光硬化型接着剤で固定している。
特開2002−244062公報 特開2003−98413公報
レーザは、製造上の取り回し等の理由から、ステムに切欠き部を有した構成が多い(図4参照)。このようにステムに切欠き部を有する構成の場合、特許文献1の構成では、レーザとホルダ部材との間で、切欠き部の部分に隙間が生じることになる。
またコリメータレンズに関しては、前述のように位置調整を行うために調整クリアランスとしてコリメータレンズとホルダ部材との間に隙間が空いている。すなわち、光源装置においては、ホルダ部材の筒状部に通じる開口として、レーザの切欠き部の隙間とホルダ部材とコリメータレンズ間の隙間という2つの開口を有していることになる。この場合、空気の入口と出口が存在し、光源装置の内部にエアフロー(空気の流れ)が出来やすい状態となる。
このようなエアフローがある場合、外部から侵入した異物がレーザの光出射部に付着するおそれがある。光出射部に異物が付着した場合、光線が遮られることになり、所望の光量が出せず画像不良に至る可能性がある。特にレーザから出射されるレーザ光は光束が絞られているので、小さなサイズの異物であっても影響は大きい。
なお、外部から侵入する可能性のある異物としては、特に大気中の塵埃の懸念が大きい。レーザビームプリンタでは内部部品の冷却のためにファンで風を引き込んでいる機種も多いため、走査光学装置の周囲にも塵埃が浮遊している場合が多い。そのため、光源装置内部にエアフローがあると、エアフローによって運ばれた塵埃がレーザに付着しやすくなる。
また近年、レーザのコストダウンのため、封止ガラスを廃止したレーザであるガラスレスレーザの開発が進んでいる。このようなガラスレスレーザでは、封止ガラスがあったときには外気から遮蔽されていたレーザ発光素子が露出することになる。このレーザ発光素子の発光点は数μmという微小なものであり、封止ガラスがある場合に比べて異物付着による画像不良のリスクも高くなってしまう。
また特許文献2の構成においては、ホルダ部材に対してコリメータレンズをレーザ光軸方向で当接させて接着しているため、コリメータレンズとホルダ部材との隙間は塞がれた状態となる。しかしこのような構成の場合には、光源装置のピント調整はレーザを光軸方向へ移動させて行うことになる。
ここで、レーザがホルダ部材の筒状部に圧入される場合、レーザの移動方向は基本的に圧入方向への一方向のみになる。これは、レーザを圧入後に圧入方向と反対方向に移動させると、ホルダ部材はレーザの圧入時に削れたり塑性変形している場合があり、レーザをしっかりと保持できなくなるおそれがあるためである。
この場合、レーザの最終位置は設計値または圧入途中の値を用いた予測値となり、各部品のばらつきによっては高精度にピントを合わせることが困難なおそれがある。
そこで、本発明はこのような現状を鑑みてなされたものであり、レーザから出射されるレーザ光束のピント調整を高精度に行う構成を維持しつつ、レーザへの異物付着による画像不良を低減させることができる光源装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る光源装置の代表的な構成は、レーザ光を出射する光源と、前記光源から出射されたレーザ光を取り込むレンズと、前記光源及び前記レンズを保持するホルダ部材と、を有し、前記ホルダ部材は、前記レーザ光を出射する開口を有し、前記レンズは、前記ホルダ部材に当接することなく、かつ、前記ホルダ部材に対して接着剤により前記開口の周方向全周にわたって接着されていることを特徴とする。
本発明によれば、レンズをホルダ部材の開口の周方向全周にわたって接着するため、レンズとホルダ部材との隙間が塞がれてエアフローの発生を抑制できる。従って、レーザへの異物付着による画像不良を低減させることができる。
またレンズがホルダ部材に当接されることなく接着剤により接着されるため、レンズがレーザ光軸方向やその他の方向に可動となる。従って、レーザから出射されるレーザ光束のピント調整を高精度に行うことができる。
画像形成装置の断面概略図である。 走査光学装置の斜視図である。 光源装置の斜視図と断面図である。 レーザの斜視図である。 第1実施形態に係るホルダ部材に対するコリメータレンズの接着部分の構成を説明する図である。 第1変形例に係るホルダ部材に対するコリメータレンズの接着部分の構成を説明する図である。 第2変形例に係るホルダ部材に対するコリメータレンズの接着部分の構成を説明する図である。 従来技術を説明するための図である。
(第1実施形態)
<画像形成装置>
以下、まず本発明の第1実施形態に係る画像形成装置Aの全体構成を画像形成時の動作とともに図面を参照しながら説明する。
図1に示す様に、画像形成装置Aはシートにトナー像を転写する画像形成部と、画像形成部へシートを供給するシート給送部と、シートにトナー像を定着する定着部と、を備える。
画像形成部は、感光体ドラム1(像担持体)、帯電ローラ2、走査光学装置50、現像装置4、転写ローラ5などを備える。
画像形成に際しては、不図示の制御部がプリント信号を発すると、給送ローラ9及び搬送ローラ8によってシート積載部10に積載収納されたシートが画像形成部に送り出される。
一方、画像形成部においては、帯電ローラ2に帯電バイアスが印加されることにより、帯電ローラ2と接触する感光体ドラム1の表面が帯電させられる。そして、図3に示す光源装置100が内部に備える半導体レーザ113(光源)からレーザ光Lを出射し、走査光学装置50(走査手段)が不図示の画像読取部などから取得した画像情報に応じてレーザ光Lを走査して感光体ドラム1に照射する。これにより、感光体ドラム1の電位が部分的に低下して画像情報に応じた静電潜像が感光体ドラム1の表面上に形成される。
その後、現像装置4が備える現像スリーブ6に現像バイアスが印加されることにより、現像スリーブ6から感光体ドラム1表面に形成された静電潜像にトナー(現像剤)を付着させてトナー像が形成される。感光体ドラム1表面に形成されたトナー像は、感光体ドラム1と転写ローラ5との間に形成された転写ニップ部に送り込まれる。トナー像が転写ニップ部に到着すると、転写ローラ5にトナーと逆極性の転写バイアスが印加されてトナー像がシートに転写される。
その後、トナー像が転写されたシートは定着装置11に送られ、定着装置11の加熱部と加圧部との間に形成された定着ニップ部において加熱・加圧され、トナー像がシートに定着される。その後、シートは排出ローラ12によって搬送されて排出部13に排出される。
<走査光学装置>
次に、走査光学装置50の構成について説明する。走査光学装置50は、図2に示す様に、光学箱56内に光源装置100、シリンドリカルレンズ51、回転多面鏡52、光偏向器53、fθレンズ54、55を有する。
光源装置100が内部に備える半導体レーザ113から出射されたレーザ光Lは、まずシリンドリカルレンズ51によって副走査方向のみ集光され、その後に回転多面鏡52のレーザ光反射面に主走査方向に長い線状に集光される。
回転多面鏡52は光偏向器53によって回転駆動され、入射したレーザ光Lを偏向、走査する。偏向されたレーザ光Lは、fθレンズ54、55を通過して、感光体ドラム1上に集光・走査される。
なお、光学箱56の上部開口は、不図示の樹脂製や金属製の光学蓋によって閉塞される。
<光源装置>
次に、光源装置100の構成について詳しく説明する。図3(a)は光源装置100の斜視図であり、図3(b)は図3(a)のa−a断面からみた断面図である。図3に示す様に、光源装置100は、ホルダ部材130、コリメータレンズ112、半導体レーザ113などを有する。
ホルダ部材130は、図3(b)に示す様に、筒状部131を有し、その一端に半導体レーザ113を保持する。また筒状部131の他端はレーザ光Lを出射するために開口しており、この開口の近傍でコリメータレンズ112がホルダ部材130に保持される。なお、本実施形態ではホルダ部材130に対して半導体レーザ113を圧入させることにより保持させているが、圧入以外の方法により半導体レーザ113を保持させてもよい。
半導体レーザ113は不図示のレーザ基板によって駆動されてレーザ光束を出射する。この半導体レーザ113の構成については、図4に示す様に、不図示のレーザ発光素子であるレーザチップが金属製の円筒形状のフランジ部であるステム122に実装されて支持され、キャップ120で覆われている。また、キャップ120上にはレーザ光を出射するための穴部121が設けられている。なお、この穴部121については内部封止のための封止ガラスを入れて塞ぐ構成としてもよいが、本実施形態ではコスト削減のために封止ガラスの無いガラスレスレーザとしている。すなわち、レーザチップは外気に露出して設けられている。
また、ステム122の外周面には切欠き部123が設けられている。この切欠き部123は、半導体レーザ113の把持や、ステム122上にレーザチップを実装する際のステム122の位相決めなど、半導体レーザ113の製造上の取り回しに使われる。このように切欠き部を有するステム122は一般的な半導体レーザによく見られる形状であり、大量生産されているため、このようなステム122を使用することでコストを低く抑えることができる。
コリメータレンズ112は、半導体レーザ113により出射されたレーザ光束を平行又は規定の収束若しくは発散光束に変換する。このコリメータレンズ112は、ホルダ部材130に対して接着剤150により接着されて保持されている。なお、本実施形態では接着剤150として光硬化型接着剤を使用するため、接着時には接着剤硬化用の光を照射して硬化させて固定する。
<コリメータレンズの接着部分の構成について>
次に、ホルダ部材130に対するコリメータレンズ112の接着部分の構成を詳しく説明する。
図5(a)はホルダ部材130の斜視図である。また図5(b)は図5(a)のa−a断面から見た断面図である。なお、図5(a)はホルダ部材130にコリメータレンズ112が接着されていない状態の図であり、図5(b)は説明の便宜上ホルダ部材130にコリメータレンズ112が接着された状態の図とした。
ホルダ部材130は、図5(a)に示す様に、筒状部131を形成する基体部130aを有する。またコリメータレンズ112のレーザ光が入射するレーザ入射面112aと対向する接着面130bを有する。また接着面130b上(接着面上)にはレーザ光軸方向に高さを有する円筒形状の接着部130cを有する。
コリメータレンズ112をホルダ部材130に接着する際には、まず接着剤150を接着部130cの外周面全周にわたって塗布する。ここで、塗布された接着剤150の表面は表面張力により接着部130cの端面よりもレーザ光の光軸方向(X軸方向)に盛り上がった状態となる。
次に、コリメータレンズ112のレーザ入射面112aと接着剤150とを当接させる。このとき、コリメータレンズ112のレーザ入射面112aとホルダ部材130とが当接しないようにする。
次に、半導体レーザ113に対するコリメータレンズ112の相対位置を調整する。具体的には、X軸方向、すなわち光軸方向に移動させてレーザ光Lのピント調整を行う。またY、Z軸方向、すなわち径方向に移動させてレーザ光Lの光軸調整を行う。なお、コリメータレンズ112を接着剤150に当接させると、接着剤150はレーザ入射面112aを濡らす。そしてコリメータレンズ112をピント調整のためにそのままホルダ部材130から離れる方向に移動させても、接着剤150は表面張力により、コリメータレンズ112はホルダ部材130に接触したまま留まる。
コリメータレンズ112の位置調整が終わると、接着剤硬化用の光を照射して接着剤150を硬化させて固定する。
このようにコリメータレンズ112を接着剤150により筒状部131の開口の周方向全周にわたって接着することで、ホルダ部材130とコリメータレンズ112との隙間が塞がれる。その結果、筒状部131の内部に通じる開口は半導体レーザ113の切欠き部123とホルダ部材130との隙間一か所のみになる。従って、エアフローが発生しにくく、外部から塵挨が侵入して半導体レーザ113へ付着して画像不良を起こすリスクを軽減することができる。
また前述した通り、コリメータレンズ112のレーザ入射面112aとホルダ部材130とは当接することなく接着されている。これにより、コリメータレンズ112はY軸方向やZ軸方向だけでなくレーザ光軸方向(X軸方向)の前後にも可動となる。従って、半導体レーザ113を動かすことなくレーザ光束のピント調整や光軸調整を高精度に行うことができる。
また接着面130b上にレーザ光軸方向に高さを有する接着部130cを設け、この接着部130cを一定以上の直径とすることで、コリメータレンズ112の光透過領域Eに接着剤150を回り込むことを防止することができる。
(第1変形例)
次に、上記第1実施形態の第1変形例に係る光源装置200の構成について説明する。上記第1実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。第1変形例に係る光源装置200は、上記第1実施形態の構成中のホルダ部材130の形状を変更した構成である。
図6(a)は第1変形例に係るホルダ部材230の斜視図である。また図6(b)は図6(a)のb−b断面から見た断面図である。なお、図6(a)はホルダ部材230にコリメータレンズ112が接着されていない状態の図であり、図6(b)は説明の便宜上ホルダ部材230にコリメータレンズ112が接着された状態の図とした。
ホルダ部材230は、図6(a)に示す様に、筒状部231を形成する基体部230aと、コリメータレンズ112のレーザ入射面112aと対向する接着面230bとを有する。また接着面230bは、接着剤150を充填する接着溝232と、接着剤150を逃がす逃げ溝233を有する。
ホルダ部材230に対するコリメータレンズ112の接着に際しては、図6(b)に示すように、接着剤150を接着溝232に充填させ、コリメータレンズ112のレーザ入射面112aを接着剤150に当接させる。このとき、コリメータレンズ112のレーザ入射面112aとホルダ部材230とが当接しないようにする。
これにより、コリメータレンズ112を接着溝232において全周にわたって接着しているため、ホルダ部材230とコリメータレンズ112との隙間が塞がれる。従って、筒状部231の内部に通じる開口は半導体レーザ113のステム122が有する切欠き部123とホルダ部材230との隙間一か所のみになる。従って、エアフローが発生しにくく、外部から塵挨が侵入して半導体レーザ113へ付着して画像不良を起こすリスクを軽減することができる。
またコリメータレンズ112のレーザ入射面112aとホルダ部材230とは当接することなく接着されている。従って、コリメータレンズ112はY軸方向やZ軸方向だけでなく、レーザ光軸方向(X軸方向)の前後にも可動となるため、半導体レーザ113を動かすことなくレーザ光束のピント調整や光軸調整を高精度に行うことができる。
また接着溝232は一定以上の直径を有し、接着溝232に充填された接着剤150は逃げ溝233に積極的に回り込むため、接着剤150がコリメータレンズ112の光透過領域Eに回り込むことを防止できる。
なお、本変形例では接着溝232を接着面230b上の周方向全周にわたって設け、尚且つ、逃げ溝233を複数設けた。しかし本発明はこれに限らず、接着面230b上に周方向と径方向にそれぞれ少なくとも一つの接着溝232と逃げ溝233を設けることで、接着剤150がコリメータレンズ112の光透過領域Eに回り込むことを防止することができる。
また、第1実施形態に係るホルダ部材130の接着面130bに対して、本変形例と同様の接着溝と逃げ溝を設ける構成としてもよい。これにより、接着剤150がコリメータレンズ112の光透過領域Eに回り込むことを防止する効果を向上させることができる。
(第2変形例)
次に、第1実施形態の第2変形例に係る光源装置300の構成について説明する。上記第1実施形態と説明の重複する部分については、同一の符号を付して説明を省略する。第2変形例に係る光源装置300は、上記第1実施形態の構成中のホルダ部材130の形状を変更した構成である。
図7(a)は第2変形例係るホルダ部材330の斜視図である。また図7(b)は図7(a)のc−c断面から見た断面図である。なお、図7(a)はホルダ部材330にコリメータレンズ112が接着されていない状態の図であり、図7(b)は説明の便宜上ホルダ部材330にコリメータレンズ112が接着された状態の図とした。
ホルダ部材330は、図7(a)に示す様に、筒状部331を形成する基体部330aと、コリメータレンズ112の側面112b(レンズのレーザ光透過面以外の面)と対向する接着面330bとを有する。
ホルダ部材330に対するコリメータレンズ112の接着に際しては、図7(b)に示すように、接着面330bの全周に渡って接着剤150を塗布し、コリメータレンズ112の側面112bを接着させる。これにより、ホルダ部材330とコリメータレンズ112との間の隙間が塞がれる。従って、筒状部331の内部に通じる開口は半導体レーザ113のステム122が有する切欠き部123とホルダ部材330との隙間一か所のみになる。従って、エアフローが発生しにくく、外部から塵挨が侵入して半導体レーザ113へ付着して画像不良を起こすリスクを軽減することができる。
またコリメータレンズ112は側面112bにおいて接着されるため、レーザ光軸方向(X軸方向)の前後に可動となる。またY、Z軸方向においても、ホルダ部材330の接着面330bと、コリメータレンズ112の側面112bとの間にクリアランスを設けることで可動となる。従って、半導体レーザ113を動かすことなくレーザ光束のピント調整を高精度に行うことができる。
なお、本変形例に係るホルダ部材330を用いる場合、接着剤150の充填は、コリメータレンズ112と半導体レーザ113との相対位置を調整した後に行ってもよい。
1…感光体ドラム
2…帯電ローラ
4…現像装置
5…転写ローラ
6…現像スリーブ
7…クリーニングブレード
8…搬送ローラ
9…給送ローラ
10…シート積載部
11…定着装置
12…排出ローラ
13…排出部
50…走査光学装置
51…シリンドリカルレンズ
52…回転多面鏡
53…光偏向器
54、55…fθレンズ
56…光学箱
100…光源装置
112…コリメータレンズ
113…半導体レーザ
114…レーザ基板
120…キャップ
121…穴部
122…ステム
123…切欠き部
130…ホルダ部材
131…筒状部
150…接着剤
A…画像形成装置

Claims (6)

  1. レーザ光を出射する光源と、
    前記光源から出射されたレーザ光を取り込むレンズと、
    前記光源及び前記レンズを保持するホルダ部材と、
    を有し、
    前記ホルダ部材は、前記レーザ光を出射する開口を有し、
    前記レンズは、前記ホルダ部材に当接することなく、かつ、前記ホルダ部材に対して接着剤により前記開口の周方向全周にわたって接着されていることを特徴とする光源装置。
  2. 前記ホルダ部材は、前記レンズのレーザ光が入射する入射面と対向する接着面を有し、前記接着面上にレーザ光軸方向に高さを有する接着部を有することを特徴とする請求項1記載の光源装置。
  3. 前記ホルダ部材は、前記レンズのレーザ光が入射する入射面と対向する接着面を有し、前記接着面上に周方向と径方向にそれぞれ少なくとも一つの溝を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記ホルダ部材は、前記レンズのレーザ光透過面以外の面と対向する接着面を有することを特徴とする請求項1記載の光源装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から出射されたレーザ光を走査する走査手段と、
    を有することを特徴とする走査光学装置。
  6. 像担持体にレーザ光を照射して静電潜像を形成し、前記静電潜像を現像剤により現像して画像を形成する画像形成装置において、
    前記像担持体にレーザ光を照射する装置として、前記請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の光源装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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