JP6366311B2 - 光走査装置 - Google Patents
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Description
まず、後述する実施例との比較のために、従来の光偏向装置を光走査装置の光学箱に組み付ける方法について説明する。図10は、従来の光偏向装置の構成の一例を示した図である。図10(a)は、回転多面鏡等を備えた光偏向装置の側面図であり、図10(b)は、光偏向装置が配置される光学箱807と光偏向装置の構成を示した斜視図である。
図を用いて、画像形成装置における画像形成プロセスの概要を説明する。図1は、光走査装置200と、感光ドラム101、帯電装置102、現像器103等からなる画像形成装置の画像形成部とを示した画像形成装置の概略断面図である。図1において、不図示の光源から出射されたレーザ光(光ビーム)は、後述する偏向手段である回転多面鏡204aによって偏向され、各種レンズ、反射ミラー等からなる光学系を介して、感光体である感光ドラム101に導かれる。感光ドラム101は、その表面を帯電装置102により一様に帯電された後、入力画像データに基づいて光走査装置200内の光源ユニットの半導体レーザ(後述)から出射されるレーザ光(光ビーム)によって、露光される。感光ドラム101は、図中、矢印で示す回転方向(時計回り方向)に一定速度で回転し、感光ドラム101の感光面は、光走査装置200からの光ビームに対して副走査方向(感光ドラム101の回転方向(図中、矢印))に移動する。このようにして、感光ドラム101上に画像データに基づく静電潜像が形成される。この静電潜像は、現像器103のトナー(現像剤)によって現像され、トナー像が形成される。その後、転写ローラ104と感光ドラム101とで形成される転写部Tにおいて、転写ローラ104に転写電圧が印加される。これにより、感光ドラム101上に担持されたトナー像が、搬送経路105上を図中、矢印方向(搬送方向)に搬送されてくる転写材P(記録媒体)に転写される。そして、トナー像が転写された転写材Pは、不図示の定着器に搬送され、加熱等により定着処理が施され、トナー画像が定着された転写材Pを得ることができる。
図2は、上述した画像形成プロセスによって画像形成を行うレーザビームプリンタやデジタル複写機等の画像形成装置に用いられる光走査装置200の斜視図である。図2は、光走査装置200の開放面を覆う不図示のカバーを外して、開放面側から見た光走査装置200の内部構成を示す図である。なお、図2において、光走査装置200の下部に描かれているのは、光走査装置200から出射される光ビーム(レーザ光)により走査される感光ドラム101である。
本実施例の光走査装置では、回転多面鏡204aの軸倒れを起こすことなく、光学箱209と光偏向装置203を固定する簡易な構成となっている。以下に、本実施例の光偏向装置の構成について詳細に説明する。
図4(a)は、取付座面306、307、308に対応する突起部902a、902b、902cを、駆動基板205の穴部900a、900b、900cに通すことにより、光偏向装置203を設置面301に組み付ける様子を示している。また、図4(a)の図を取付座面307の軸中心で切断した断面図が図4(b)である。更に、図4(b)において、実線で囲まれた領域904の部分を拡大した断面図が図4(c)である。なお、図4(a)に示す接着用のキャップ304a、304b、304cについての説明は後述する。また、図4(c)に示す断面図は、図4(b)の取付座面307の領域904の部分を拡大した図であるが、取付座面306、308においても断面の構成は同様である。そのため、取付座面307での構成を用いて説明するものとし、取付座面306、308における構成についての説明は省略し、以下の図においても同様とする。
図5(a)は、図4(a)に示す状態から、突起部902a、902b、902cに、透明な樹脂製の接着用のキャップ304a、304b、304cを装着した様子を示した図である。また、図5(a)の図を取付座面307の軸中心で切断した断面図が図5(b)である。更に、図5(b)において、実線で囲まれた領域904の部分を拡大した断面図が図5(c)である。キャップ304a、304b、304cは、それぞれ突起部902a、902b、902cに装着され、駆動基板205を取付座面306、307、308の精度座面901に固定させるための補助部材である。図5(a)に示すように、キャップ304a、304b、304cを上方向から見た形状は、いわゆるダブルDカット形状となっており、キャップの304a、304b、304cの外周面である側面の一部には、平面部分を備えている。
図6(a)は、図5(a)に示す状態から、接着用のキャップ304a、304b、304cにUV照射治具906a、906b、906cを突き当てた様子を示した図である。また、図6(a)の図を取付座面307の軸中心で切断した断面図が図6(b)である。更に、図6(b)において、実線で囲まれた領域904の部分を拡大した断面図が図6(c)である。図6(c)に示すように、座面を加圧するUV照射治具906bは、上部の不図示の治具筐体から下降し、接着用のキャップ304bの治具側の加圧座面913に突き当たる。そして、UV照射治具906bは、所定の加圧力でキャップ304bを加圧しながら、中央部に設けられたUV照射口908よりUV照射光907を照射する。照射されたUV照射光907は、キャップ304bを介して、UV接着剤903bに照射される。これにより、UV接着剤903bは硬化し、駆動基板205、取付座面307、キャップ304bはUV接着剤903bにより接着し、固定される。
図8(a)は、駆動基板205の穴部900a〜900cを、対応する設置面301に設けられた取付座面306〜308の開口部に合わせ、上方向から接着用の差込部材909a〜909cを差し込んだ様子を示した図である。また、図8(a)の図を取付座面307の軸中心で切断した断面図が図8(b)である。更に、図8(b)において、実線で囲まれた領域904の部分を拡大した断面図が図8(c)である。図8(c)に示すように、接着用の差込部材909a〜909cはボルトのような外形形状をし、頭部とネジ部に相当する突起部を有する。頭部の上方向から見た形状は、いわゆるダブルDカット形状となっており、頭部の外周部である側面の一部には、平面部分を備えている。また、突起部の外形は円筒形状であり、先端部分の外周部は面取りされている。一方、取付座面306〜308には、差込部材909a〜909cの突起部よりも長い(深さの深い)円筒形状の中空部分を有する開口部が設けられている。開口部の中空部分の直径は、差込部材909a〜909cの突起部の外径よりも嵌合が可能な程度に大きい。そして、差込部材909a〜909cの突起部を、取付座面306〜308の開口部に差し込むことにより、差込部材909a〜909cと開口部の中空部分が嵌合して、差込部材909a〜909cの位置が決まる。
図9(a)は、図8(a)に示す状態から、差込部材909a、909b、909cにUV照射治具906a、906b、906cを突き当てた様子を示した図である。また、図9(a)の図を取付座面307の軸中心で切断した断面図が図9(b)である。更に、図9(b)において、実線で囲まれた領域904の部分を拡大した断面図が図9(c)である。
304a、304b、304c キャップ
306、307、308 取付座面
900a、900b、900c 穴部
902a、902b、902c 突起部
Claims (17)
- 光ビームを出射する光源と、
前記光源から出射された光ビームを偏向する光偏向装置と、
前記光偏向装置により偏向された光ビームを感光体に導く光学系と、
前記光源、前記光偏向装置、前記光学系が配置された光学箱と、
を備えた光走査装置であって、
前記光偏向装置は、前記光源から出射された光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡を軸支し回転させるための基板と、を有し、
前記光学箱は、前記基板と当接する座面が設けられた複数の取付部を有し、
前記取付部は、前記基板が当接する取付座面と、前記取付座面より突出した突起部と、
を有し、
前記基板には、前記突起部に対応し、前記基板を貫通する穴部が設けられ、
前記突起部に嵌合する中空部が設けられ、前記穴部を貫通した前記突起部に装着される装着部材を更に有し、
前記装着部材を前記突起部に嵌合させて、前記基板を介して前記取付座面と対向する前記基板の面に当接させることにより、前記基板を前記取付座面に固定させ、
前記基板は、前記装着部材を介して前記取付座面の方向に加圧された後、前記取付部に接着剤により固定されることを特徴とする光走査装置。 - 前記装着部材を介して前記加圧を受ける前記基板の前記装着部材が当接する部分は、前記基板を介して、前記基板が当接する前記取付座面とオーバーラップすることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
- 前記装着部材は、前記突起部へ装着する方向に対して対称な形状を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
- 前記装着部材は、前記突起部へ装着する方向に直交する方向の前記装着部材の外周面の少なくとも一部に平面を有することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光走査装置。
- 前記装着部材は、前記基板と当接する面から内径方向に段差部を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光走査装置。
- 前記装着部材は、透明な樹脂製であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の光走査装置。
- 前記装着部材は、前記装着部材の内面で光を反射または集光するライトガイドを有することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の光走査装置。
- 前記取付部と前記基板と前記装着部材は、前記接着剤により接着されることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
- 前記接着剤は、紫外線を照射すると接着力を保持する光硬化性を有することを特徴とする請求項1又は8に記載の光走査装置。
- 光ビームを出射する光源と、
前記光源から出射された光ビームを偏向する光偏向装置と、
前記光偏向装置により偏向された光ビームを感光体に導く光学系と、
前記光源、前記光偏向装置、前記光学系が配置された光学箱と、
を備えた光走査装置であって、
前記光偏向装置は、前記光源から出射された光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡を軸支し回転させるための基板と、を有し、
前記光学箱は、前記基板と当接する座面が設けられた複数の取付部を有し、
前記取付部は、前記基板が当接する取付座面と、前記取付座面に設けられた開口部と、
を有し、
前記基板には、前記開口部に対応し、前記基板を貫通する穴部が設けられ、
頭部と、前記頭部より突出した突起部と、からなる差込部材を更に有し、
前記差込部材の前記突起部を前記開口部に前記穴部を貫通させて差し込むことにより、前記基板を前記取付座面に固定させ、
前記基板は、前記差込部材を介して前記取付座面の方向に加圧された後、前記取付部に接着剤により固定されることを特徴とする光走査装置。 - 前記差込部材を介して前記加圧を受ける前記基板の前記差込部材の前記頭部が当接する部分は、前記基板を介して、前記基板が当接する前記取付座面とオーバーラップすることを特徴とする請求項10に記載の光走査装置。
- 前記差込部材の前記頭部は、前記頭部の側面の少なくとも一部に平面を有することを特徴とする請求項10又は11に記載の光走査装置。
- 前記差込部材は、前記頭部が前記基板と当接する面と前記突起部との間に凹部を有することを特徴とする請求項10ないし12のいずれか1項に記載の光走査装置。
- 前記差込部材は、透明な樹脂製であることを特徴とする請求項10ないし13のいずれか1項に記載の光走査装置。
- 前記取付部と前記基板と前記差込部材は、前記接着剤により接着されることを特徴とする請求項10に記載の光走査装置。
- 前記接着剤は、紫外線を照射すると接着力を保持する光硬化性を有することを特徴とする請求項10又は15に記載の光走査装置。
- 前記取付部の数は、3つであることを特徴とする請求項1ないし16のいずれか1項に記載の光走査装置。
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