JPH08227523A - ランアウト測定装置 - Google Patents

ランアウト測定装置

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Publication number
JPH08227523A
JPH08227523A JP3363595A JP3363595A JPH08227523A JP H08227523 A JPH08227523 A JP H08227523A JP 3363595 A JP3363595 A JP 3363595A JP 3363595 A JP3363595 A JP 3363595A JP H08227523 A JPH08227523 A JP H08227523A
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JP
Japan
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magnetic disk
signal
spindle
displacement sensor
spindle motor
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JP3363595A
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English (en)
Inventor
Akihiro Toyohisa
明宏 豊久
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 磁気ディスクの内径よりも少し大きな外径の
受け面において磁気ディスクを真空吸着または機械的に
固定するスピンドル治具、または、磁気ディスクの内径
よりも少し大きな外形のキャップおよび受け面とによっ
て磁気ディスクを固定するスピンスタンドを設け、スピ
ンドル治具またはスピンスタンドを回転させるスピンド
ルモータの1回転毎にインデックス信号を発生させ、支
持機構部によって保持した非接触型の変位センサを磁気
ディスクの半径方向に移動させながら磁気ディスクの軸
方向の変位量を検出し、変位センサからの出力信号を発
振器にあらかじめ設定している補正信号によって補正す
る。 【効果】 磁気ディスクの受け面の傾きによる誤差の発
生がなく、また参照円板の影響も受けず、正確な測定が
可能となって被測定物の真のうねりの形状が得られ、ま
た被測定物の表面および裏面に傷を発生させることがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気ディスクのランアウ
トを測定するためのランアウト測定装置に関し、特に生
の測定を補正することによって精度の高いランアウトを
測定することができるランアウト測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のランアウト測定装置の第一
の例を示すブロック図である。
【0003】磁気ディスクのランアウトを測定するため
の従来のランアウト測定装置は、簡単に合否を判定する
ことができるようにするため、例えば特開昭59−73
717号公報に開示されているように、磁気ディスクの
うねりの形状を全自動で高精度で測定し、その結果を規
格と照合することによって合否を判定している。
【0004】すなわち、図7に示すように、被測定物1
を回転テーブル2に搭載して真空吸着によって固定し、
角度パルス発生部3から角度パルスを送って一定の角度
ずつ連続的に回転させ、変位測定器4を保持する支持機
構部5aを動作させて変位測定器4を被測定物1の中心
方向(または外周方向)に移動させながら被測定物1の
表面に変位測定器4を接触させて被測定物1の表面の変
位の状態を測定し、変位測定器4からの測定信号を角度
パルス発生部3から角度パルスに同期させてメモリ部6
aに記憶させ、メモリ部6aからのデータを誤差補正部
7によって補正して被測定物1のうねりの形状な関する
データを得ている。誤差補正部7における誤差の補正
は、JISB0607による真円度の偏心計算に該当す
る誤差を除去するすることによって行っている。
【0005】図8は従来のランアウト測定装置の第二の
例を示すブロック図である。
【0006】図8の例は、磁気ディスク8bの内径を案
内する円筒部と磁気ディスク8bの内径よりも2〜8m
m程度大きな外径の受け面とで段付きの円筒形状を形成
し、受け面に磁気ディスク8bを搭載して真空吸着によ
って磁気ディスク8bを固定するスピンドル治具9b
と、スピンドル治具9bを取付けて回転するスピンドル
モータ10bと、スピンドルモータ10bの1回転毎に
1個のインデックス信号を発生するインデックス信号発
生回路11bと、スピンドル治具9bに固定した磁気デ
ィスク8bの軸方向の変位量を検出する非接触型の変位
センサ12bと、変位センサ12bを保持して磁気ディ
スク8bの指定された半径位置に移動させる支持機構部
5bと、インデックス信号発生回路11bからのインデ
ックス信号によって変位センサ11bからの出力信号を
スピンドルモータ10bの1回転分だけ記憶するメモリ
部8bと、メモリ部8bからの出力信号を表示する表示
部13bとを備えている。
【0007】このように構成されたランアウト測定装置
によって磁気ディスク8bのランアウトを測定するとき
は、磁気ディスク8bをスピンドル治具9bに搭載して
真空吸着によって固定し、支持機構部5bを動作させて
変位センサ12bを磁気ディスク8bの指定された半径
位置に移動させ、スピンドルモータ10bを回転させ
る。これにより磁気ディスク8bはスピンドルモータ1
0bと共に回転するが、変位センサ11bは磁気ディス
ク8bの指定された半径位置に静止しているため、磁気
ディスク8bのその半径位置におけるうねりの状態によ
って変位センサ12bと磁気ディスク8bの表面との距
離が変化する。変位センサ12bはこの磁気ディスク8
bの表面との距離の変化を検出して変位検出信号として
出力する。メモリ部8bは、インデックス信号発生回路
11bが発生するインデックス信号を入力すると、変位
センサ12bからの変位検出信号の記憶を開始し、再び
インデックス信号を入力したとき、磁気ディスク8bの
1回転分のデータを表示部13bに送って表示させる。
このようにして得られたデータの最大値と最小値との差
を、その磁気ディスク8bのランアウトとして把握す
る。
【0008】図9は従来のランアウト測定装置の第三の
例を示すブロック図である。
【0009】図9の例は、特開平1−148904号公
報に開示されてもので、測定精度の向上を図るためのも
のである。すなわち、磁気ディスク8cを搭載して回転
するスピンドルモータ10cと、スピンドルモータ10
cに固定されていて磁気ディスク8cと共に回転する参
照円板14と、磁気ディスク8cの軸方向の変位量を検
出する第一の変位センサ12cと、あらかじめ形状が測
定されている参照円板14の軸方向の変位量を検出する
第二の変位センサ15と、変位センサ12bおよび変位
センサ15を保持して磁気ディスク8cの指定された半
径位置に移動させる支持機構部5cと、変位センサ12
bおよび変位センサ15の出力信号を入力する差動ユニ
ット16とを備えている。
【0010】このように構成されたランアウト測定装置
によって磁気ディスク8cのランアウトを測定するとき
は、磁気ディスク8cをスピンドルモータ10cに搭載
して固定し、指示機構部5cを動作させて変位センサ1
2bおよび変位センサ15をそれぞれ磁気ディスク8c
の指定された半径位置および参照円板14のそれに対応
する半径位置に移動させ、スピンドルモータ10cを回
転させる。これにより磁気ディスク8cおよび参照円板
14はスピンドルモータ10cと共に回転するが、変位
センサ11cおよび変位センサ15は磁気ディスク8c
の指定された半径位置14のそれに対応する半径位置に
静止しているため、磁気ディスク8cのその半径位置に
おけるうねりの状態と、参照円板14の対応する状態と
を検出することができる。従って変位センサ12bおよ
び変位センサ15の出力信号を入力する差動ユニット1
6に入力してそれらの差を求めることにより、スピンド
ルモータ10cの回転の機械的変動を除去した精度の高
い磁気ディスク8cのランアウトを把握することができ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
ランアウト測定装置のうち、図7の第一の例は、被測定
物の測定対象面と反対側の面(裏面)の全面を真空吸着
によって回転テーブルに固定するため、回転テーブルの
表面のうねりの形状が被測定物に転写され、被測定物の
真のうねりの形状が得られないという問題点を有してい
る。また被測定物を回転テーブルに真空吸着させるとき
に被測定物の裏面に傷を発生させることがあり、変位測
定器を被測定物の表面に接触させるため、被測定物の表
面に傷を発生させることがあるという欠点も有してい
る。
【0012】図8の第二の例は、スピンドル治具および
スピンドルモータの回転軸が磁気ディスクの受け面と完
全に垂直になるように製作することが現実的に不可能で
あるため、磁気ディスクの受け面の傾きによる誤差が発
生し、正確な測定が不可能であるという問題点を有して
いる。
【0013】図9の第三の例は、磁気ディスクと参照円
板との相対的な比較によるものであり、参照円板が真の
平面でないときは、磁気ディスクの本来のランアウトが
得れないという問題点を有している。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第一のランアウ
ト測定装置は、測定対象の磁気ディスクの内径を案内す
る円筒部と前記磁気ディスクの内径よりも2〜8mm程
度大きな外径の受け面とで段付きの円筒形状を形成し前
記受け面において前記磁気ディスクを真空吸着によって
固定するスピンドル治具と、前記スピンドル治具を取付
けて回転するスピンドルモータと、前記スピンドルモー
タの1回転毎に1個のインデックス信号を発生するイン
デックス信号発生回路と、前記スピンドル治具に固定し
た前記磁気ディスクの軸方向の変位量を検出する非接触
型の変位センサと、前記変位センサを保持して前記磁気
ディスクの指定された半径位置に移動させる支持機構部
と、前記インデックス信号発生回路からの前記インデッ
クス信号によって前記変位センサからの出力信号を前記
スピンドルモータの1回転分だけ記憶するメモリ部と、
あらかじめ設定されている補正波形の信号を出力する発
振器と、前記メモリ部からの出力信号に対して前記発振
器からの信号を補正する補正回路と、前記補正回路から
の出力信号を表示する表示部とを備えている。
【0015】本発明の第二のランアウト測定装置は、測
定対象の磁気ディスクの内径よりも2〜8mm程度大き
な外径の受け面と前記受け面の中央部に設けられて半径
方向に移動することによって前記受け面に搭載した前記
磁気ディスクを機械的に固定するスピンドル治具と、前
記スピンドル治具を取付けて回転するスピンドルモータ
と、前記スピンドルモータの1回転毎に1個のインデッ
クス信号を発生するインデックス信号発生回路と、前記
スピンドル治具に固定した前記磁気ディスクの軸方向の
変位量を検出する非接触型の変位センサと、前記変位セ
ンサを保持して前記磁気ディスクの指定された半径位置
に移動させる支持機構部と、前記インデックス信号発生
回路からの前記インデックス信号によって前記変位セン
サからの出力信号を前記スピンドルモータの1回転分だ
け記憶するメモリ部と、あらかじめ設定されている補正
波形の信号を出力する発振器と、前記メモリ部からの出
力信号に対して前記発振器からの信号を補正する補正回
路と、前記補正回路からの出力信号を表示する表示部と
を備えている。
【0016】本発明の第三のランアウト測定装置は、測
定対象の磁気ディスクの内径よりも2〜8mm程度大き
な外形の押さえ面を有するキャップと、前記磁気ディス
クの内径を案内する円筒部と前記キャップの外径とほぼ
同じ外径の受け面とで段付きの円筒形状を形成し前記受
け面に前記磁気ディスクを搭載して前記キャップを真空
吸着することによって前記磁気ディスクを固定するスピ
ンスタンドと、前記スピンドルスタンドを取付けて回転
するスピンドルモータと、前記スピンドルモータの1回
転毎に1個のインデックス信号を発生するインデックス
信号発生回路と、前記スピンドルスタンドに固定した前
記磁気ディスクの軸方向の変位量を検出する非接触型の
変位センサと、前記変位センサを保持して前記磁気ディ
スクの指定された半径位置に移動させる支持機構部と、
前記インデックス信号発生回路からの前記インデックス
信号によって前記変位センサからの出力信号を前記スピ
ンドルモータの1回転分だけ記憶するメモリ部と、あら
かじめ設定されている補正波形の信号を出力する発振器
と、前記メモリ部からの出力信号に対して前記発振器か
らの信号を補正する補正回路と、前記補正回路からの出
力信号を表示する表示部とを備えている。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0018】図1は本発明の第一の実施例を示すブロッ
ク図、図2は図1の実施例におけるメモリ部の記憶波形
を示す波形図で、(a−1)〜(a−4)は第一の磁気
ディスクをスピンドル治具との相対取付け角度を90度
ずつずらせて測定したときの波形図、(b−1)〜(b
−4)は第二の磁気ディスクをスピンドル治具との相対
取付け角度を90度ずつずらせて測定したときの波形
図、(c−1)〜(c−4)は第三の磁気ディスクをス
ピンドル治具との相対取付け角度を90度ずつずらせて
測定したときの波形図、図3は図1の実施例の発振器に
設定する補正信号の波形を示す波形図、図4は図1の実
施例におけるメモリ部からの信号に対して補正を行った
後の表示波形を示す波形図で、(a−1)〜(a−4)
は第一の磁気ディスクをスピンドル治具との相対取付け
角度を90度ずつずらせて測定したときの波形図、(b
−1)〜(b−4)は第二の磁気ディスクをスピンドル
治具との相対取付け角度を90度ずつずらせて測定した
ときの波形図、(c−1)〜(c−4)は第三の磁気デ
ィスクをスピンドル治具との相対取付け角度を90度ず
つずらせて測定したときの波形図である。
【0019】図1に実施例は、磁気ディスク8dの内径
を案内する円筒部と磁気ディスク8dの内径よりも2〜
8mm程度大きな外径の受け面とで段付きの円筒形状を
形成し、受け面に磁気ディスク8dを搭載して真空吸着
によって磁気ディスク8dを固定するスピンドル治具9
dと、スピンドル治具9dを取付けて回転するスピンド
ルモータ10dと、スピンドルモータ10dの1回転毎
に1個のインデックス信号を発生するインデックス信号
発生回路11dと、スピンドル治具9dに固定した磁気
ディスク8dの軸方向の変位量を検出する非接触型の変
位センサ12dと、変位センサ12dを保持して磁気デ
ィスク8dの指定された半径位置に移動させる支持機構
部5dと、インデックス信号発生回路11dからのイン
デックス信号によって変位センサ11dからの出力信号
をスピンドルモータ10dの1回転分だけ記憶するメモ
リ部8dと、インデックス信号発生回路11dからの信
号によってあらかじめ設定してある波形の補正信号を出
力する発振器18と、メモリ部8dからの信号を入力し
て発振器18からの補正信号によって補正を行う補正回
路17と、補正回路17からの出力信号を表示する表示
部13dとを備えている。
【0020】次に、このように構成したランアウト測定
装置の動作について説明する。
【0021】磁気ディスク8dは、ランアウトの測定対
象の磁気ディスクであり、例えば、外径95mm・内径
25mm・厚さ0.8mmのアルミ製の基板を用いて形
成されている。この磁気ディスク8dを段付きの円筒形
状を有するスピンドル治具9dの受け面に搭載する。ス
ピンドル治具9dの受け面の外径は31mmであり、従
って受け面の幅は3mmである。この受け面には、所定
の間隔で等間隔に小孔が設けられており、この小孔から
空気を吸引することによって磁気ディスク8dを真空吸
着して固定する。
【0022】支持機構部5dを動作させて変位センサ1
2dを磁気ディスク8dの回転中心から半径方向に41
mm離れた位置に移動させ、回転速度3000rpmで
スピンドルモータ10dを回転させると、スピンドル治
具9dおよび磁気ディスク8dも回転速度3000rp
mで回転するが、変位センサ11dは、磁気ディスク8
dのその半径位置に静止しているため、磁気ディスク8
dのその半径位置におけるうねりの状態によって変位セ
ンサ12dと磁気ディスク8dの表面との距離が変化す
る。変位センサ12dはこの磁気ディスク8dの表面と
の距離の変化を検出して変位検出信号としてメモリ部8
dに出力する。メモリ部8dは、インデックス信号発生
回路11dが発生するインデックス信号を入力し、これ
に同期させて変位センサ12dからの変位検出信号の記
憶を開始し、磁気ディスク8dの1回転分のデータを記
憶する。
【0023】メモリ部8dの記憶内容の一例を波形とし
て示したのが図2である。
【0024】図2は、変位検出信号の大きさを縦軸と
し、磁気ディスク8dの回転角度を横軸として示したも
のであり、(a−1)〜(a−4)の曲線31a〜31
dは、第一の磁気ディスクをスピンドル治具9dに取付
けるときのスピンドル治具9dとの相対角度(相対取付
け角度)をそれぞれ90度ずつずらせて測定したときの
波形図である。同様に(b−1)〜(b−4)の曲線3
2a〜32dは、第一の磁気ディスクとは異なる磁気デ
ィスクすなわち第二の磁気ディスクをスピンドル治具9
dとの相対取付け角度をそれぞれ90度ずつずらせて測
定したときの波形図である。同様に(c−1)〜(c−
4)の曲線33a〜33dは、第一の磁気ディスクおよ
び第二の磁気ディスクとは異なる磁気ディスクすなわち
第三の磁気ディスクをスピンドル治具9dとの相対取付
け角度をそれぞれ90度ずつずらせて測定したときの波
形図である。図2から、第一〜第三の各磁気ディスクは
いずれも、スピンドル治具9dとの相対取付け角度が変
ると、変位検出信号の波形も変ることが理解できる。従
ってこの状態では磁気ディスクのランアウトを測定する
ことは不可能である。
【0025】これを補正するため、本実施例は、図3の
曲線35に示すような波形の補正信号を発振器18に設
定しておき、インデックス信号発生回路11dからの信
号によってその補正信号を補正回路17に対して出力す
る。図3の曲線35は、図1のランアウト測定装置のス
ピンドル治具9dの上に、磁気ディスク8dの代りに基
準となる厚板の基準円板を搭載し、その基準円板を回転
させて変位センサ12dからの変位検出信号を出力させ
ることによって求める。図3の縦軸はこの変位検出信号
による補正量であり、横軸は任意の点を基準とする基準
円板の回転角度である。
【0026】補正回路17は、メモリ部6dから図2の
ような波形の信号を入力し、補正回路17からの図3の
ような波形の補正信号によって補正し、その補正結果を
表示部13dに送って表示させる。補正回路17におけ
る補正は、例えば図2(a−1)の場合は、図2(a−
1)の左端(角度0度)に図3の角度0度を一致させて
二つの波形を合成する。図2(a−2)の場合は、図2
(a−2)の左端(角度0度)に図3の角度90度を一
致させて二つの波形を合成する。同様に、図2(a−
3)の場合は、図2(a−3)の左端(角度0度)に図
3の角度180度を一致させて二つの波形を合成し、図
2(a−4)の左端(角度0度)に図3の角度270度
を一致させて二つの波形を合成する。他の場合も同様で
ある。
【0027】図4は図1の実施例におけるメモリ部6d
からの信号に対して、補正回路17からの図3の曲線3
5に示した波形の補正信号によって補正を行った後の表
示部13dにおける表示波形を示す波形図で、変位検出
信号の大きさを縦軸とし、磁気ディスク8dの回転角度
を横軸として示したものである。(a−1)〜(a−
4)の曲線41a〜41dは、図2の第一の磁気ディス
クとスピンドル治具9dとの相対取付け角度をそれぞれ
90度ずつずらせて測定したときの波形図である。同様
に(b−1)〜(b−4)の曲線42a〜42dは、図
2の第二の磁気ディスクをスピンドル治具9dとの相対
取付け角度をそれぞれ90度ずつずらせて測定したとき
の波形図である。同様に(c−1)〜(c−4)の曲線
43a〜43dは、図2の第三の磁気ディスクをスピン
ドル治具9dとの相対取付け角度をそれぞれ90度ずつ
ずらせて測定したときの波形図である。図4から、第一
〜第三の各磁気ディスクは、いずれもスピンドル治具9
dとの相対取付け角度が変っても同じ波形を示すことが
理解でき、従って各磁気ディスクの固有のうねりの形状
を把握するこどができる。表示部13dの波形から変位
検出信号の最大値と最小値とを読取ってそれらの差を求
めることにより、各磁気ディスクのランアウトを測定す
ることが可能となる。
【0028】図5は本発明の第二の実施例のスピンドル
治具を示す正面図で、(a)は磁気ディスクを固定する
前の状態を示す図、(b)は磁気ディスクを固定した後
の状態を示す図である。
【0029】図5に示すように、本実施例のスピンドル
治具9eは、磁気ディスクのクランプ方法が図1の実施
例と異っている。すなわちスピンドル治具9eは、磁気
ディスクの内径よりも2〜8mm程度大きな外径の円筒
形の上面を受け面とし、この受け面の中央部に、半径方
向に移動することによって受け面に搭載した磁気ディス
クを機械的に固定する案内突起19を設けたものであ
る。
【0030】このように構成したスピンドル治具9eに
よって磁気ディスク8eを固定するときは、まず図5
(a)に示すように、案内突起19を矢印A方向に移動
させてその間隔を狭くしておき、この案内突起19に磁
気ディスク8eの中央部の穴を通して磁気ディスク8e
をスピンドル治具9eの上面の受け面に搭載し、次に図
5(b)に示すように、案内突起19を矢印B方向に移
動させることによってその間隔を広げて磁気ディスク8
eを固定する。
【0031】上記以外の構成および動作は、図1の実施
例と同じである。
【0032】図6は本発明の第三の実施例のスピンドル
スタンドおよびキャップを示す正面図で、(a)は磁気
ディスクを固定する前の状態を示す図、(b)は磁気デ
ィスクを固定した後の状態を示す図である。
【0033】本実施例は、磁気ディスクの固定方法を更
に変更した例である。 すなわち、図1または図5のス
ピンドル治具の代りにスピンドルスタンドとキャップと
を使用し、スピンドルスタンドの上に磁気ディスクを搭
載してその上にキャップを載せ、スピンドルスタンドに
よってキャップを真空吸着することによってスピンドル
スタンドとキャップとで磁気ディスクを挟んで固定する
ようにしたものである。
【0034】すなわち、図6(a)に示すように、測定
対象の磁気ディスク8fの内径よりも2〜8mm程度大
きな外形の押さえ面を有するキャップ20と、磁気ディ
スク8fの内径を案内する円筒部およびキャップ20の
外径とほぼ同じ外径の受け面とで段付きの円筒形状を形
成し、受け面に磁気ディスク8fを搭載してキャップ2
0を真空吸着することによって磁気ディスク8fを固定
するスピンスタンド21とを設け、スピンドルスタンド
21の上に磁気ディスク8fを搭載し、その上にキャッ
プ20を載せる。次に図6(b)に示すように、キャッ
プ20をスピンドルスタンド21によって真空吸着す
る。これによってキャップ20とスピンドルスタンド2
1との間に挟まれた磁気ディスク8fは、スピンドルス
タンド21の上面とキャップ20の下面とによって固定
される。上記以外の構成および動作は、図1および図5
の実施例と同じである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のランアウ
ト測定装置は、測定対象の磁気ディスクの内径よりも2
〜8mm程度大きな外径の受け面を有しこの受け面にお
いて磁気ディスクを真空吸着または機械的に固定するス
ピンドル治具、または、測定対象の磁気ディスクの内径
よりも2〜8mm程度大きな外形の押さえ面を有するキ
ャップおよび磁気ディスクの内径を案内する円筒部とキ
ャップの外径とほぼ同じ外径の受け面とで段付きの円筒
形状を形成し、受け面に磁気ディスクを搭載してキャッ
プを真空吸着することによって磁気ディスクを固定する
スピンスタンドと、このスピンドル治具またはスピンス
タンドを取付けて回転するスピンドルモータと、スピン
ドルモータの1回転毎に1個のインデックス信号を発生
するインデックス信号発生回路と、スピンドル治具また
はスピンスタンドに固定した磁気ディスクの軸方向の変
位量を検出する非接触型の変位センサと、変位センサを
保持して磁気ディスクの指定された半径位置に移動させ
る支持機構部と、インデックス信号発生回路からのイン
デックス信号によって変位センサからの出力信号をスピ
ンドルモータの1回転分だけ記憶するメモリ部と、あら
かじめ設定されている補正波形の信号を出力する発振器
と、メモリ部からの出力信号に対して発振器からの信号
とを補正する補正回路と、補正回路からの出力信号を表
示する表示部とを設けることにより、磁気ディスクの受
け面の傾きによる誤差の発生がなく、また参照円板の影
響も受けず、正確な測定が可能となって被測定物の真の
うねりの形状が得られるという効果があり、また被測定
物の表面および裏面に傷を発生させることがないという
効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の実施例におけるメモリ部の記憶波形を示
す波形図で、(a−1)〜(a−4)は第一の磁気ディ
スクをスピンドル治具との相対取付け角度を90度ずつ
ずらせて測定したときの波形図、(b−1)〜(b−
4)は第二の磁気ディスクをスピンドル治具との相対取
付け角度を90度ずつずらせて測定したときの波形図、
(c−1)〜(c−4)は第三の磁気ディスクをスピン
ドル治具との相対取付け角度を90度ずつずらせて測定
したときの波形図である。
【図3】図1の実施例の発振器に設定する補正信号の波
形を示す波形図である。
【図4】図1の実施例におけるメモリ部からの信号に対
して補正を行った後の表示波形を示す波形図で、(a−
1)〜(a−4)は第一の磁気ディスクをスピンドル治
具との相対取付け角度を90度ずつずらせて測定したと
きの波形図、(b−1)〜(b−4)は第二の磁気ディ
スクをスピンドル治具との相対取付け角度を90度ずつ
ずらせて測定したときの波形図、(c−1)〜(c−
4)は第三の磁気ディスクをスピンドル治具との相対取
付け角度を90度ずつずらせて測定したときの波形図で
ある。
【図5】本発明の第二の実施例のスピンドル治具を示す
正面図で、(a)は磁気ディスクを固定する前の状態を
示す図、(b)は磁気ディスクを固定した後の状態を示
す図である。
【図6】本発明の第三の実施例のスピンドルスタンドお
よびキャップを示す正面図で、(a)は磁気ディスクを
固定する前の状態を示す図、(b)は磁気ディスクを固
定した後の状態を示す図である。
【図7】従来のランアウト測定装置の第一の例を示すブ
ロック図である。
【図8】従来のランアウト測定装置の第二の例を示すブ
ロック図である。
【図9】従来のランアウト測定装置の第三の例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 被測定物 2 回転テーブル 3 角度パルス発生部 4 変位測定器 5a・5b・5c・5d 支持機構部 6a・6b・6d メモリ部 7 誤差補正部 8b・8c・8d・8e・8f 磁気ディスク 9b・9d・9e スピンドル治具 10b・10c・10d スピンドルモータ 11b・11d インデックス信号発生回路 12b・12c・12d・15 変位センサ 13b・13d 表示部 14 参照円板 16 差動ユニット 17 補正回路 18 発振器 19 案内突起 20 キャップ 21 スピンスタンド

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象の磁気ディスクの内径を案内す
    る円筒部と前記磁気ディスクの内径よりも2〜8mm程
    度大きな外径の受け面とで段付きの円筒形状を形成し前
    記受け面において前記磁気ディスクを真空吸着によって
    固定するスピンドル治具と、前記スピンドル治具を取付
    けて回転するスピンドルモータと、前記スピンドルモー
    タの1回転毎に1個のインデックス信号を発生するイン
    デックス信号発生回路と、前記スピンドル治具に固定し
    た前記磁気ディスクの軸方向の変位量を検出する非接触
    型の変位センサと、前記変位センサを保持して前記磁気
    ディスクの指定された半径位置に移動させる支持機構部
    と、前記インデックス信号発生回路からの前記インデッ
    クス信号によって前記変位センサからの出力信号を前記
    スピンドルモータの1回転分だけ記憶するメモリ部と、
    あらかじめ設定されている補正波形の信号を出力する発
    振器と、前記メモリ部からの出力信号に対して前記発振
    器からの信号を補正する補正回路と、前記補正回路から
    の出力信号を表示する表示部とを備えることを特徴とす
    るランアウト測定装置。
  2. 【請求項2】 測定対象の磁気ディスクの内径よりも2
    〜8mm程度大きな外径の受け面と前記受け面の中央部
    に設けられて半径方向に移動することによって前記受け
    面に搭載した前記磁気ディスクを機械的に固定するスピ
    ンドル治具と、前記スピンドル治具を取付けて回転する
    スピンドルモータと、前記スピンドルモータの1回転毎
    に1個のインデックス信号を発生するインデックス信号
    発生回路と、前記スピンドル治具に固定した前記磁気デ
    ィスクの軸方向の変位量を検出する非接触型の変位セン
    サと、前記変位センサを保持して前記磁気ディスクの指
    定された半径位置に移動させる支持機構部と、前記イン
    デックス信号発生回路からの前記インデックス信号によ
    って前記変位センサからの出力信号を前記スピンドルモ
    ータの1回転分だけ記憶するメモリ部と、あらかじめ設
    定されている補正波形の信号を出力する発振器と、前記
    メモリ部からの出力信号に対して前記発振器からの信号
    を補正する補正回路と、前記補正回路からの出力信号を
    表示する表示部とを備えることを特徴とするランアウト
    測定装置。載のランアウト測定装置。
  3. 【請求項3】 測定対象の磁気ディスクの内径よりも2
    〜8mm程度大きな外形の押さえ面を有するキャップ
    と、前記磁気ディスクの内径を案内する円筒部と前記キ
    ャップの外径とほぼ同じ外径の受け面とで段付きの円筒
    形状を形成し前記受け面に前記磁気ディスクを搭載して
    前記キャップを真空吸着することによって前記磁気ディ
    スクを固定するスピンスタンドと、前記スピンドルスタ
    ンドを取付けて回転するスピンドルモータと、前記スピ
    ンドルモータの1回転毎に1個のインデックス信号を発
    生するインデックス信号発生回路と、前記スピンドルス
    タンドに固定した前記磁気ディスクの軸方向の変位量を
    検出する非接触型の変位センサと、前記変位センサを保
    持して前記磁気ディスクの指定された半径位置に移動さ
    せる支持機構部と、前記インデックス信号発生回路から
    の前記インデックス信号によって前記変位センサからの
    出力信号を前記スピンドルモータの1回転分だけ記憶す
    るメモリ部と、あらかじめ設定されている補正波形の信
    号を出力する発振器と、前記メモリ部からの出力信号に
    対して前記発振器からの信号を補正する補正回路と、前
    記補正回路からの出力信号を表示する表示部とを備える
    ことを特徴とするランアウト測定装置。
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