JP6789666B2 - 走査光学装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート等の転写材(記録媒体)上に画像を形成する機能を備えた、例えば、レーザプリンタや複写機、あるいはファクシミリ等の装置に使用される走査光学装置、及びその走査光学装置を有する画像形成装置に関するものである。
従来のレーザプリンタ等の画像形成装置に用いられる走査光学装置は、画像信号に応じて光源から出射したレーザ光束を光変調し、光変調されたレーザ光束を例えば回転多面鏡からなる偏向器で偏向走査している。偏向走査されたレーザ光束は、fθレンズなどの走査レンズによって感光体ドラム上に結像させて静電潜像を形成する。次いで、感光体ドラム上の静電潜像を現像装置によってトナー像に顕像化し、これを記録紙等の記録材に転写して定着装置へ送り、記録材上のトナーを加熱定着させることで印刷(プリント)が行われる。
偏向器は、筐体(光学箱)にビス等の締結手段で固定される。特許文献1では、偏向器は2つのビスで光学箱に固定されている。また、特許文献1では偏向器を2つのビスで固定すると偏向器の軸倒れが懸念されるため、ビス固定箇所以外に偏向器と光学箱との当接部(2箇所)を設けている。
特開2014−115575号公報
しかしながら、上記従来例では以下のような課題があった。
偏向器に対して光学箱からの2箇所の当接部(ビス固定箇所以外)を設け、それらが偏向器に当接する場合、偏向器を光学箱にビス固定すると偏向器の回路基板は当接部から押圧力を受ける。これにより回路基板には歪みが生じ、歪みが生じている箇所に半田付けされている電気部品には応力が加わる。電気部品は、応力が加わると所望の性能が出せなくなる恐れがあり、なるべく応力が加わらないようにするのが良い。特に偏向器の回路基板に配置されるホール素子等などの磁気センサは回転体の回転を制御するための重要な部品であり、なるべく応力が加わらないようにするのが良い。ホール素子に応力が加わると、磁束密度に対応した所定の電圧が出力できなくなる恐れがあり、この場合、ホール素子の出力信号にオフセット電圧が加わる。これにより整流タイミングにズレが生じ、偏向器の回転不良が発生する恐れがある。
本発明の目的は、基板上のホール素子が所望の性能を出せなくなることを抑制し、偏向器の回転不良が発生しない走査光学装置及び画像形成装置を実現することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、光源からの光束を偏向走査する偏向器と、前記偏向器が固定される光学箱と、を備えた走査光学装置であって、3つのホール素子と、2つの締結部材が挿入される2つの穴を有し、前記偏向器を保持する基板と、前記光学箱の前記基板が有する2つの穴の周囲に対応する位置に設けられ、前記基板の前記2つの締結部材のそれぞれに押圧された部分を支持し、固定する2つの固定座面と、前記光学箱に設けられ、前記基板が前記2つの固定座面に前記締結部材によって固定された際に、前記基板の前記締結部材に押圧されていない部分に当接する2つの当接部と、を有し、前記2つの当接部を結ぶ直線nは、前記2つの穴を結ぶ直線mとほぼ直交しており、前記3つのホール素子を、前記3つのホール素子を結ぶと略二等辺三角形になるように、前記二等辺三角形の頂点となる1つのホール素子を前記基板の前記直線nで隔てられた一方の領域であって前記基板の前記直線m上に配置し、その他の2つのホール素子を前記基板の前記直線nで隔てられた前記1つのホール素子を配置した一方の領域とは反対側の他方の領域であって前記直線mで隔てられたそれぞれの領域の前記直線nよりも前記直線mに近い位置に配置したことを特徴とする。
本発明によれば、基板の歪みの小さな箇所にホール素子を配置するため、ホール素子へ加わる応力を極力低減することができる。したがって、ホール素子は磁束密度に対応した所定の電圧を出力することができるため、整流タイミングにズレが生じることなく、偏向器の回転不良などの発生を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る走査光学装置の斜視図である。 図1に示す走査光学装置の偏向器の部分断面図である。 本発明の実施形態における偏向器の組み付けを示す図である。 基板の歪の数値シミュレーション結果を示す図である。 基板の歪の数値シミュレーション結果を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す模式断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る走査光学装置を備えた画像形成装置について説明する。なお、以下の説明では、まず本発明の実施形態に係る走査光学装置を備えた画像形成装置を例示して説明し、次いで前記画像形成装置における走査光学装置について説明する。次いで前記走査光学装置に組み付ける偏向器について説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[画像形成装置]
図6は本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す模式断面図である。本実施形態に係る画像形成装置110は、走査光学装置101を具備し、走査光学装置101により感光体ドラムなどの像担持体を走査し、この走査された画像に基づいて記録紙等の記録材に画像形成を行う画像形成手段を備える画像形成装置である。ここでは、画像形成装置としてプリンタを例示して説明する。
図6に示すように、画像形成装置(プリンタ)110は、得られた画像情報に基づいたレーザ光束を、露光手段としての走査光学装置101によって出射し、プロセスカートリッジ102に内蔵された像担持体としての感光体ドラム103上に照射する。すると感光体ドラム103上に潜像が形成され、プロセスカートリッジ102によってこの潜像が現像剤としてのトナーによりトナー像として顕像化される。なお、プロセスカートリッジ102とは、感光体ドラム103と、感光体ドラム103に作用するプロセス手段として、帯電手段や現像手段等を一体的に有するものである。
一方、記録材積載板104上に積載された記録材Pは、給送ローラ105によって1枚ずつ分離されながら給送され、次に中間ローラ106によって、さらに下流側に搬送される。搬送された記録材P上には、感光体ドラム103上に形成されたトナー像が転写ローラ107によって転写される。この未定着のトナー像が形成された記録材Pは、さらに下流側に搬送され、内部に加熱体を有する定着器108により、トナー像が記録材Pに定着される。その後、記録材Pは、排出ローラ109によって機外に排出される。
なお、本実施形態では感光体ドラム103に作用するプロセス手段としての前記帯電手段及び前記現像手段をプロセスカートリッジ102中に感光体ドラム103と一体的に有することとした。しかし、これに限定されるものではなく、例えば各プロセス手段を感光体ドラム103と別体に構成することとしてもよい。
[走査光学装置]
次に、図1を用いて前記画像形成装置における走査光学装置について説明する。図1は本発明の実施形態による走査光学装置の説明図である。
図1において、1はレーザ光束を出射する半導体レーザユニットである。2はコリメータレンズとシリンドリカルレンズとを一体にしたアナモコリメータレンズと、同期信号検知用レンズ(またはBDレンズ)とを一体に成形した複合アナモフィックコリメータレンズである。3は開口絞り、4は回転多面鏡、5は回転多面鏡を回転駆動させる偏向器、6は同期信号検知センサ、7はfθレンズ(走査レンズ)、8は光学箱である。
上記構成において、半導体レーザユニット1から出射したレーザ光束Lは、複合アナモフィックコリメータレンズ2によって主走査方向では略平行光または収束光とされ、副走査方向では収束光とされる。次にレーザ光束Lは、開口絞り3を通って光束幅が制限されて、回転多面鏡4の反射面上において主走査方向に長く伸びる焦線状に結像する。そして、このレーザ光束Lは回転多面鏡4を回転させることによって偏向走査され、複合アナモフィックコリメータレンズ2のBDレンズに入射する。BDレンズを通過したレーザ光束Lは、同期信号検知センサ6に入射する。このとき、同期信号検知センサ6で同期信号を検知し、このタイミングを主走査方向書き出し位置の同期検知タイミングとする。次にレーザ光束Lは、fθレンズ7に入射する。fθレンズ7は、レーザ光束を感光体ドラム上にスポットを形成するように集光し、かつスポットの走査速度が等速に保たれるように設計されている。このようなfθレンズ7の特性を得るために、fθレンズ7は非球面レンズで形成されている。fθレンズ7を通過したレーザ光束Lは、光学箱8の出射口から出射し、感光体ドラム上に結像走査される。
回転多面鏡4の回転によってレーザ光束を偏向走査し、感光体ドラム上でレーザ光束による主走査が行われ、また感光体ドラムがその円筒の軸線まわりに回転駆動することによって副走査が行われる。このようにして感光体ドラムの表面には静電潜像が形成される。
[偏向器]
次に、図2を用いて前記走査光学装置における偏向器について説明する。図2は本発明の実施形態による偏向器の部分断面図である。
図2において、偏向器5のロータ20(回転駆動部)は、回転軸10、ロータボス11、ロータフレーム12、ロータマグネット13、回転多面鏡4、回転多面鏡の固定具14により構成されている。回転軸21は、ロータボス11を介してロータフレーム12と一体的に結合されており、ロータフレーム12には、ロータマグネット13が一体的に結合されている。なお、回転多面鏡4はロータボス11に固定されている。すなわち、回転軸10、ロータボス11、ロータフレーム12、ロータマグネット13、回転多面鏡4は、一体的に結合され、回転軸10が回転するとこれらの部材は一体的に回転する。
また、回路基板18と軸受15は一体的に結合されており、軸受15が回転軸10を介して、ロータ20を回転可能に支持している。すなわち、回路基板18は偏向器5を回転可能に保持している。
回路基板18には、ステータコイル17を備えたステータコア16も一体に固定されている。回路基板18は、回転多面鏡4を駆動するための集積回路等の電子部品が実装されている。ここでは、回路基板18上に1つ以上のホール素子(磁気センサ)19が半田付けされて設けられている。図2ではホール素子19は1つのみ示しているが、本実施形態では3つのホール素子を配置する場合を説明する。その際はホール素子19は、ホール素子19a,19b,19cに分けて説明する。また、回路基板18は、後述する2つの締結部材が挿入される2つの穴18a,18bを有している。
上述の構成において、ステータコイル17に電流が供給されるとロータマグネット13との間で電磁力が発生し、軸受15に軸支されている回転軸10を中心にロータ20が回転する。ホール素子19はステータコイル17に電流を流すタイミング(整流タイミング)を決めるための磁気センサである。ホール素子は、回路基板18のロータマグネット13に対応する位置(ロータマグネット13の下)に3箇所配置されている。ホール素子は、ロータマグネット13の磁極(N、S)を検知している。
次に、図3を用いて偏向器5の光学箱8への組付けについて説明する。図3に示すように、偏向器5は、光学箱8の2つの偏向器座面(固定座面)8a,8bに、2つのビス(締結部材)9a,9bでそれぞれ固定される。2つの偏向器座面8a,8bは、光学箱8の前記回路基板18が有する2つの穴18a,18bの周囲に対応する位置に設けられており、前記回路基板18の前記2つのビス9a,9bのそれぞれに押圧された部分を支持し、固定する。すなわち、偏向器5の光学箱8への固定は、2つのビス9a,9bによって、回路基板18の2つの穴18a,18b周囲の部分をそれぞれ光学箱8の偏向器座面8a,8bに向かって押圧し、ビス9a,9bと偏向器座面8a,8bとの間で回路基板18の穴18a,18bの周囲の部分を締結することで行われる。
また光学箱8には、2つの当接部8c,8bが一体に設けられている。2つの当接部8c,8bは、回路基板18が前記2つの偏向器座面8a,8bに前記ビス9a,9bによって固定された際に、回路基板18の前記ビス9a,9bに押圧されていない部分に当接する。当接部8c,8dの高さは、矢印Z方向において偏向器座面8a,8bよりも若干高くなっている。このため、偏向器5(回路基板18)を光学箱8にビス固定して組み付けた際に、回路基板18は当接部8c,8dとから矢印Z方向への押圧力を受ける。
図4は、偏向器5を光学箱8へビス固定した際に、回路基板18が2つの当接部8c,8dから受ける押圧力によって、どのような歪みを生じるか、数値シミュレーションを行った結果(等高線図)である。図4では、回路基板18の歪み状態を判り易くするため、回路基板18のみを示している。本実施形態においての数値シミュレーション条件は、次の通りである。回路基板18は大きさ24mm×56mm×0.9mmの鋼板であり、光学箱8の材質はフィラーを含む変性PPE樹脂である。また、2つの当接部8c,8dの高さは、矢印Z方向において2つの偏向器座面8a,8bよりも0.1mm高くしている。
図4において、n軸は2つの当接部8c,8dの各中心を結んだ直線であり、m軸は前記n軸と交差する2箇所のビス固定用の穴18a,18bの各中心を結んだ直線である。前記直線nは、前記直線mとほぼ直交している。回路基板18の歪みは、当接部8c,8dに相当する位置付近が最も大きく、直線n上に大きな分布が発生している。また、直線nと直交している直線m上においては、歪みは小さな分布となっている。
図5は、図4の数値シミュレーション結果上に、3つのホール素子19a,19b,19cの位置を示した図である。上述したように、ホール素子19a,19b,19cは、回路基板18のロータマグネット13に対応する位置(ロータマグネット13の下)に配置する必要がある。ロータマグネット13の円周上での位相は、ステータコア16との関係によって決まる。ステータコア16の回転方向における位置の位相は、ある程度設計自由度があるため、ホール素子19a,19b,19cは所望の位相に配置することは可能である。図5において、ホール素子19a,19b,19cは、歪んだ回路基板18から応力をなるべく受けないように、歪みが小さな箇所に配置している。すなわち、ホール素子19a,19b,19cを、前記回路基板18の前記直線nよりも前記直線mに近い側に配置している。仮にホール素子19a,19b,19cを前記直線nに近い位置に配置した場合、回路基板18の歪みは前記直線mに近い位置よりも約3倍程度大きくなっている。そのため、ホール素子19a,19b,19cが歪んだ回路基板18から受ける応力も約3倍程度大きくなる。
このように、ホール素子19a,19b,19cを回路基板18の歪みの小さな箇所に配置することにより、ホール素子19a,19b,19cへの応力を極力低減することができる。したがって、ホール素子19a,19b,19cは、磁束密度に対応した所定の電圧を出力することができるため、整流タイミングにズレが生じることなく、偏向器5の回転不良などの発生を抑制することができる。
なお、本実施形態ではホール素子が3つの場合を示したが、ホール素子の数はこれに限定されるものではない。例えば、2つや1つのホール素子で偏向器5を駆動させることも可能であるため、ホール素子は2つや1つの場合でも同様に配置することが可能である。
更に、偏向器5の軸受部について、回転軸10が回転する構成について説明したが、この構成に限定されるものではない。例えば、軸が回路基板に固定されて、軸受側が回転する構成でもホール素子の配置に関しては同様のことが実施可能である。
また、回路基板は鋼板と一体の形態を説明したが、これに限定されるものではなく、回路基板が鋼板と別体となっている形態においても本実施形態と同様の効果を得ることができる。
また前述した実施形態では、画像形成装置に対して着脱自在なプロセスカートリッジとして、感光体ドラムと、該感光体ドラムに作用するプロセス手段としての帯電手段,現像手段を一体に有するプロセスカートリッジを例示した。しかし、これに限定されるものではない。感光体ドラムの他に、帯電手段,現像手段,クリーニング手段を一体に有するプロセスカートリッジ、あるいは帯電手段、現像手段、クリーニング手段のうち、いずれか1つを一体に有するプロセスカートリッジであっても良い。
更に前述した実施形態では、感光体ドラムを含むプロセスカートリッジが画像形成装置に対して着脱自在な構成を例示したが、これに限定されるものではない。例えば各構成部材がそれぞれ組み込まれた画像形成装置、或いは各構成部材がそれぞれ着脱可能な画像形成装置としても良い。
また前述した実施形態では、画像形成装置としてプリンタを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば複写機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であっても良い。これらの画像形成装置に用いられる光偏向器に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
L …レーザ光束
4 …回転多面鏡
5 …偏向器
8 …光学箱
8a,8b …偏向器座面
8c,8b …当接部
9a,9b …ビス
10 …回転軸
11 …ロータボス
12 …ロータフレーム
13 …ロータマグネット
14 …固定具
15 …軸受
17 …ステータコイル
18 …回路基板
18a,18b …穴
19a,19b,19c …ホール素子

Claims (4)

  1. 光源からの光束を偏向走査する偏向器と、前記偏向器が固定される光学箱と、を備えた走査光学装置であって、
    3つのホール素子と、2つの締結部材が挿入される2つの穴を有し、前記偏向器を保持する基板と、
    前記光学箱の前記基板が有する2つの穴の周囲に対応する位置に設けられ、前記基板の前記2つの締結部材のそれぞれに押圧された部分を支持し、固定する2つの固定座面と、
    前記光学箱に設けられ、前記基板が前記2つの固定座面に前記締結部材によって固定された際に、前記基板の前記締結部材に押圧されていない部分に当接する2つの当接部と、
    を有し、
    前記2つの当接部を結ぶ直線nは、前記2つの穴を結ぶ直線mとほぼ直交しており、
    前記3つのホール素子を、前記3つのホール素子を結ぶと略二等辺三角形になるように、前記二等辺三角形の頂点となる1つのホール素子を前記基板の前記直線nで隔てられた一方の領域であって前記基板の前記直線m上に配置し、その他の2つのホール素子を前記基板の前記直線nで隔てられた前記1つのホール素子を配置した一方の領域とは反対側の他方の領域であって前記直線mで隔てられたそれぞれの領域の前記直線nよりも前記直線mに近い位置に配置したことを特徴とする走査光学装置。
  2. 前記偏向器は、電流が供給されるステータコイルとの間で電磁力を発生するロータマグネットを有し、
    前記ホール素子は、前記基板の前記ロータマグネットに対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の走査光学装置。
  3. 前記当接部の高さは前記固定座面の高さよりも高いことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の走査光学装置。
  4. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の走査光学装置と、前記走査光学装置により像担持体を走査し、この走査された画像に基づいて記録材に画像形成を行う画像形成手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
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