JP2012145875A - カラオケ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】歌唱の容易化を図るため、原曲(オリジナル楽曲)から移調された楽曲を演奏するカラオケ装置において、鍵盤楽器などの外部楽器を接続して楽器演奏を楽しむ際、原曲と同じ操作で演奏を可能とする。
【解決手段】本発明に係るカラオケ装置は、演奏情報と、原曲と演奏情報の音程差を示す音程差情報を含む楽曲情報に基づいて演奏を行うカラオケ装置であって、外部演奏情報を出力する外部楽器を接続可能とする外部楽器接続手段と、楽曲情報に含まれる演奏情報を演奏手段に演奏させるとともに、外部楽器から出力される外部演奏情報を演奏情報に含まれる音程差情報に基づいて移調させて演奏手段に演奏させる制御手段と、を有することを特徴としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、楽曲データに基づいて演奏を行うとともにマイクロホンから入力される歌唱音声を拡声することで歌唱を楽しむカラオケ装置に関するものであり、特に、外部楽器を接続し、楽曲データに基づく演奏に合わせて、演奏者による外部楽器演奏を楽しむことのできるカラオケ装置に関するものである。
従来、カラオケ装置では、ビデオディスクや自動演奏楽器の演奏音にマイクロホンから入力される音声信号をミキシング出力することで、歌唱することを楽しむことが行われている。特許文献1には、MIDIキーボードなどの演奏楽器を接続し、歌唱のみならず楽器演奏を楽しむことのできるカラオケ装置が提案されている。
一方、カラオケ装置では、歌唱に不慣れな人も歌唱しやすい音域にあわせるため、オリジナル楽曲(原曲)よりも音程を下げて演奏が行われることがある。特許文献2には、オリジナルキー、カラオケ用キー、どちらか選択されたキー(音程)で演奏を行うことのできるカラオケ装置が提案されている。
特開平6−161480号公報 特開平7−72884号公報
特許文献2に記載されているように、カラオケ装置では、歌唱に不慣れな人も歌唱しやすい音域にあわせるため、オリジナル楽曲(原曲)よりも音程を下げて演奏が行われることがある。一方、鍵盤楽器などの外部楽器の習得は、オリジナル楽曲の楽譜やCDを市場から購入し、それを用いて演奏練習するため、オリジナル楽曲の音程を用いて演奏の習得が殆どである。カラオケ装置の自動演奏と一緒に演奏を楽しむ場合、前述したようにオリジナル楽曲と異なる音程で外部楽器を演奏する必要がある。演奏に習熟した者であれば異なる音程でも演奏することは可能ではあるが、特に鍵盤楽器では、オリジナル楽曲は白鍵のみで演奏できたのに、移調した場合には黒鍵を操作する必要があるなど、演奏の難易度が高くなってしまう。
本発明では、このようなカラオケ装置において原曲とは異なる音程で演奏された楽曲に関し、外部楽器と一緒に演奏を楽しむことの容易化を図ることを目的としている。
本発明に係るカラオケ装置は、指定された楽曲情報に基づいて演奏を行うカラオケ装置であって、前記楽曲情報は、演奏情報と、原曲と演奏情報の音程差を示す音程差情報を含み、外部演奏情報を出力する外部楽器を接続可能とする外部楽器接続手段と、前記楽曲情報に含まれる演奏情報を演奏手段に演奏させるとともに、前記外部楽器から出力される前記外部演奏情報を前記演奏情報に含まれる前記音程差情報に基づいて移調させて前記演奏手段に演奏させる制御手段と、を有することを特徴とするものである。
また、本発明に係るカラオケ装置は、指定された楽曲情報に基づいて演奏を行うカラオケ装置であって、前記楽曲情報は、演奏情報と、原曲と演奏情報の音程差を示す音程差情
報を含み、外部演奏情報を出力する外部楽器を接続可能とする外部楽器接続手段と、前記楽曲情報に含まれる演奏情報を音程差情報に基づいて移調して演奏手段に演奏させるとともに、前記外部楽器から出力される前記外部演奏情報を音程差情報に基づいて移調させ演奏手段に演奏させる制御手段と、を有することを特徴とするものである。
さらに、本発明に係るカラオケ装置において、前記制御手段は、音程変更手段にて音程変更情報が指定された場合、前記演奏情報と前記外部演奏情報を前記音程変更情報に基づいて移調させて前記演奏手段に演奏させることを特徴とすることとしている。
さらに、本発明に係るカラオケ装置において、前記外部楽器から出力される前記外部演奏情報は、演奏操作に基づく発音開始情報と、それに対応する発音終了情報を出力し、前記制御手段は、前記発音開始情報が入力されたとき、当該発音開始情報を前記音程差情報に基づいて移調させ、移調発音開始情報として前記演奏手段にて発音させるとともに、前記発音開始情報と前記移調発音開始情報とを対応付けて記憶し、前記発音終了情報が入力されたとき、それに対応する前記発音開始情報に対応付けられた前記移調発音開始情報の発音を終了させることを特徴とすることとしている。
さらに、本発明に係るカラオケ装置において、前記制御手段は、前記演奏情報を前記演奏手段に演奏させる前に、前記演奏手段に対し演奏に関する設定を初期化し、前記初期化実行後に外部楽器設定情報を前記演奏手段に設定し、前記外部演奏情報を前記演奏手段に演奏させることを特徴とすることとしている。
さらに、本発明に係るカラオケ装置において、前記演奏手段は、前記演奏情報、前記外部演奏情報を受け付ける複数のチャンネルを有し、前記制御手段は、前記外部演奏情報に設定されているチャンネルを所定チャンネルに変換し、前記外部演奏情報を前記演奏手段に演奏させることを特徴とすることとしている。
さらに、本発明に係るカラオケ装置において、前記演奏情報は、複数のパートで構成され、前記制御手段は、前記演奏情報の所定パートに代えて、前記外部演奏情報を前記演奏手段に演奏させることを特徴とすることとしている。
本発明のカラオケ装置の第1の構成は、例えば、原曲に対して音程差情報の分だけ音程を下げて作成された演奏情報を演奏手段に演奏させるとともに、外部楽器から出力される外部演奏情報を音程差情報の分だけ音程を下げて演奏させることで、外部楽器では原楽曲と同じ演奏操作で、歌唱が容易化された演奏情報と一緒に演奏を楽しむことが可能となる。
また、本発明のカラオケ装置の第2の構成は、原曲と同じ音程で作成された演奏情報の場合であって、例えば、演奏情報を音程差情報の分だけ下げて演奏手段に演奏させ歌唱を容易にするとともに、外部楽器から出力される外部演奏情報に対しても音程差情報の分だけ下げて演奏手段に演奏させることで、外部楽器では原曲と同じ操作で演奏を楽しむことが可能となる。
さらに本発明のカラオケ装置の第3の構成は、カラオケ装置においてよく知られた音程変更が行われた場合の対応が規定されたものである。カラオケ装置では、自分が歌唱しやすいように、また、歌い易いように移調された楽曲を原曲の音程に戻して歌唱するような場合に、演奏情報を移調して演奏させることがある。ここでは、この音程変更機能を使用した場合、外部演奏情報に対しても音程変更を適用するものであって、外部楽器の演奏者は音程変更を気にする必要なく、原曲の音程で演奏を楽しむことが可能となる。
さらに本発明のカラオケ装置の第4の構成は、前記第3の構成の音程変更機能が演奏中に実行された場合の問題を解決するものである。外部演奏情報は、発音開始情報(キーオン)と発音終了情報(キーオフ)を対として、1回の発音を行うこととしている。例えば、MIDIキーボード等の鍵盤楽器では鍵盤を押鍵したときに発音開始情報が発せられ、離鍵したときに発音終了情報が発せられる。この発音開始情報と発音終了情報の間にて前述の音程変更機能が実行された場合、発音開始情報と発音終了情報が対応しなくなってしまい、発音開始情報で発音された音が鳴りっぱなしの状態と鳴ってしまう。この構成では、演奏中に音程変更された場合であってもこのような状態となることを防止することが可能となる。
さらに本発明のカラオケ装置の第5の構成は、外部演奏情報に対して音色、音量、音の定位位置などを設定する外部楽器設定情報を適用可能とするものである。複数の演奏情報を連続して演奏する演奏手段では、各楽曲毎に音色、音量、音の定位置などの設定が異なるため、演奏開始前に演奏情報に含まれる初期化命令にて、演奏手段の設定の初期化が図られる。演奏者の好みの設定で演奏を行う場合など、演奏手段に対して外部楽器についても設定を行うことが考えられるが、初期化が実行された場合には、外部楽器についての設定も初期化されてしまう。そのため、演奏手段の初期化が実行された後に、外部楽器設定情報を読み込むことで、外部楽器に対する設定を有効なものとしている。
さらに本発明のカラオケ装置の第6の構成は、演奏手段にて外部演奏情報を受け付けるチャンネルが規定されている場合を想定したものである。外部楽器では、外部演奏情報のチャンネルを設定することが可能であるが、この設定されたチャンネルと演奏手段において外部演奏情報を受け付けるチャンネルが異なる場合、演奏音が出力されないなどの支障が生じることとなる。そのため、外部演奏情報に設定されているチャンネルを、演奏手段にて外部演奏情報お受け付けるチャンネルに変換することで、前述した支障の解消を図ることとしている。
さらに本発明のカラオケ装置の第7の構成は、演奏情報の所定パートに代えて、外部演奏情報を演奏手段に演奏させることとしている。外部楽器の演奏者は、いわゆるマイナスワン演奏として演奏を楽しむことが可能となる。その際、所定パートに設定される音色などの設定情報を、外部演奏情報の演奏に利用することとしてもよい。
本発明の実施形態に係るカラオケシステムの構成を示す図。 本発明の実施形態に係る楽曲情報のデータ構成を示す図。 本発明の実施形態に係る外部楽器の設定画面を示す図。 本発明の実施形態に係るMIDI音源チャンネルの使用の様子を示す図。 本発明の実施形態に係る演奏処理を示すフロー図。 本発明の実施形態に係る鍵盤入力処理を示すフロー図。 本発明の実施形態に係るノートオフテーブルを示す図。 本発明の他の実施形態に係る演奏処理(マイナスワン時)を示すフロー図。 本発明の他の実施形態に係る楽曲情報のデータ構成を示す図。
図1は、本発明の実施形態に係るカラオケシステムの構成を示す図である。本実施形態におけるカラオケシステムは、コマンダ2(カラオケ装置)と、リモコン装置1にて構成されており、これらは、LAN100にて、無線、有線で互いに接続されている。
コマンダ2は、全体を統括制御する制御部30を中心として機能し、主な機能として、
演奏処理、映像再生処理、選曲処理などを実行可能としている。演奏処理は、入力部21やリモコン装置1にてユーザーにより、指定された楽曲に対応する楽曲情報をMIDI音源26などの音源部にて演奏させ、スピーカー42から放音させる処理である。さらに、本実施形態では、鍵盤楽器(キーボード)などの外部楽器45がMIDIインターフェイス33(本発明における「外部楽器接続手段」)を介して接続されている。外部楽器45の接続は、MIDIインターフェイス33を用いることに代え、MIDI−USB変換インターフェイスを使用して、コマンダ2側のUSBインターフェイス(図示せず)に接続することとしてもよい。
このような構成にて、スピーカー42からはマイクロホン44から入力される音声と、MIDI音源26による演奏音が合わせて演奏される。MIDI音源26は、楽曲情報内の演奏情報と、外部楽器45の演奏操作による外部演奏情報にて駆動され、演奏音を出力する。映像再生処理は、映像再生部29にて背景映像や歌詞情報などを再生させ、モニタ41を介して視覚情報をユーザーに提供する処理である。
選曲処理は、ユーザーからの指定に基づいて楽曲を検索するための処理である。本実施形態では、リモコン装置1と連携して実行している。リモコン装置1の操作部17から入力されたユーザーの指令は、赤外線通信部19、23、あるいは、LAN100を介してコマンダ2に伝達される。コマンダ2での処理結果は、リモコン装置1側の表示部11に表示され、ユーザーは選曲のための各種情報を視認することが可能である。
では、本実施形態の演奏処理について詳しく説明する。図2は、本実施形態にて使用する楽曲情報のデータ構成を示した図である。楽曲情報は、原曲キー情報(本発明における「音程差情報」)、演奏情報、楽曲関連情報を有して構成されている。本実施形態の演奏情報は、MIDIデータにて構成されている。本実施形態の演奏情報は、カラオケ用として歌いやすいように移調されている。そのため、歌手が歌唱した原曲(オリジナル楽曲)で演奏させる場合には、楽曲情報内に含まれる原曲キー情報を用いて移調して演奏が実行される。すなわち、原曲キー情報は、原曲と演奏情報の音程差分情報となっている。
なお、原曲で演奏する場合は、予約時などにユーザーにより原曲の音程で歌唱を行うことが指定される。
また、ユーザーは自分の歌いやすいように音程を上下させるキーコン操作を行うことが可能となっている。キーコン操作は、演奏中にコマンダ2の操作部21、あるいは、リモコン装置1の操作部17から入力することが可能となっている。また、演奏中のみならず、楽曲の予約時に上下させる音程を指定しておくことや、予め記憶させておいた自分の音域に併せて音程を変更することも考えられる。例えば、原曲よりも音高キーを3度低くして演奏情報が作成されている場合に、原曲キー情報は「+3」となる。そして、ユーザーがキーコン操作で「+3」すれば、演奏情報を再生した音の音程は原曲の音程に戻る、こととなる。
楽曲関連情報は、当該楽曲に関連する各種情報を記述したものであって、楽曲の曲名、歌手名、演奏に同期して表示させる歌詞情報、楽曲識別子、さらには、背景映像の指定情報などを含んで構成される。
本実施形態では、外部楽器45にて発音させる演奏音の音色、それに付与する効果、音量などを指定可能としている。図3は、本実施形態に係る外部楽器の設定画面を示す図であって、リモコン装置1の表示部11に表示された様子が示されている。外部楽器45を演奏するユーザーは、メニューからこの設定画面を開き、音色、効果、音量の設定を行うことが可能となっている。この設定画面での設定は、外部楽器設定情報としてコマンダ2に送信され、メモリ27に記憶され演奏処理に使用される。なお、外部楽器45の設定は
、予約される楽曲毎に行うこととしてもよい。その場合、予約情報内の楽曲識別子に対応付けて外部楽器設定情報を記憶しておくこととなる。
図4は、本実施形態に係るMIDI音源チャンネルの使用の様子を示した図である。本実施形態では、外部楽器45のために予め所定のMIDIチャンネル(16ch)が割り当てられている。そのため図2で説明した演奏情報は、この外部楽器45のために割り当てられたMIDIチャンネルを使用しないこととしている。この他、全てのMIDIチャンネルを使用している演奏情報の場合には、例えば、楽曲中において目立たない演奏音のMIDIチャンネルを外部楽器45のためのMIDIチャンネルとして割り当ててもよい。この場合、楽曲関連情報内に、外部楽器45に割り当てるMIDIチャンネルが記述される。
図5は、本実施形態に係る演奏処理を示すフロー図であって、コマンダ30、音声制御部25などの制御手段によるMIDI音源26の制御フローが示されている。予約テーブル中に記述された楽曲識別子が読み出されると、当該楽曲識別子を有する楽曲情報が読み出される。S102では、まず、コマンダ2の状態を準備状態とする。この状態では、外部楽器45から演奏入力があった場合であっても、その演奏音を出力しないこととしている。
S103では、読み出された楽曲情報中、演奏情報についてのデータ読み出し位置を先頭に位置させる。ここで、MIDIコマンドは、MIDIメッセージと時間情報のセットで構成されており、S104に示されるようにこのセットを1データ分として読み出す。次に、S105では、読み出された時間情報分のウェイトをかけ、データ読み出し位置を次の読み出し位置に位置させる。S107では、S104にて読み出したMIDIメッセージをMIDI音源26に送信する。MIDIコマンドがノートオンの場合には、MIDIコマンドに含まれる音高(ノートナンバー)にて発音を開始させる。一方、ノートオフの場合には、それに含まれる音高の発音を停止させることとなる。
カラオケ装置のように複数の楽曲を連続して演奏させる自動演奏装置では、楽曲毎に音色、パート毎の音量、パート毎の効果など、色設定を読み込ませる必要がある。そのため、MIDIメッセージとして、音源の初期化を行う音源リセット(初期化命令)を出力した後に送出されるMIDIコマンドにて各種設定が実行される。本実施形態では、外部楽器45に対して音色、効果などの設定を行うこととしている。音源リセットが実行される前に外部楽器45に関する設定を行った場合には、音源リセットにて外部楽器45に関する設定もリセット(消去)されてしまうこととなる。そのため、S107にて送信したMIDIメッセージが音源リセットであった場合、図3の設定画面などで設定した外部楽器設定情報をS110にてMIDI音源26に送信することとしている。なお、S109では、コマンダ2の状態を演奏状態として、外部楽器45の演奏入力をMIDI音源26に送出可能な状態とする。
S104〜S108を繰り返し実行することで、MIDI音源26に対してMIDIメッセージを送出し、MIDI音源26に演奏を実行させることが可能となる。S111では、演奏情報の終端まで到達した、すなわち、演奏が終了したことを判断し、S112にてコマンダ2の状態を非演奏状態にして終了する。本実施形態では、この非演奏状態は、演奏状態と同様、外部楽器45の演奏入力をMIDI音源26に送出可能な状態としている。
以上、演奏情報に基づいて実行される演奏処理について説明したが、本実施形態では、図2にて説明したように、歌唱しやすいように予め移調済みの演奏情報を使用しているため、キーコントロール(ユーザーによる音程調整:以下「キーコン」と呼ぶ)が指定され
ていない場合には、演奏情報をそのままMIDI音源26に演奏させることで、歌唱に不慣れなユーザーでも歌唱しやすい演奏音となる。リモコン装置1の操作部17、あるいは、コマンダ2の操作部21(本発明における「音程変更手段」)にてキーコンが指定されている場合には、通常、半音を1として扱うキーコン値(本発明における「音程変更情報」)を加味した音程で演奏が実行される。したがって、実際に演奏されるノートナンバー(演奏NN)は、
演奏NN = 演奏情報のNN+(キーコン値)・・・(式1)
として表される。
図6は、実施形態に係る外部楽器入力処理を示すフロー図であって、外部楽器45から入力される外部演奏情報の取り扱いを示した図となっている。外部演奏情報も、演奏情報と同様、MIDIデータにて構成されている。S202では、外部楽器45に対して入力があったか、例えば、鍵盤楽器の場合には、打鍵操作があったか否かが判定される。コマンダ2が準備状態でない場合、すなわち、図5のフロー図において演奏状態、非演奏状態のどちらかの場合には、S204に進みMIDIコマンドを受け付ける。
本実施形態では、対象がカラオケ装置であることを考慮し、演奏中にユーザーによるキーコン操作が発生した場合にも対処可能となっている。MIDIメッセージは、演奏音の発生を開始させるノートオン情報と、当該演奏音の発生を停止させるノートオフ情報のペアにて演奏音を発生させることとなるが、外部演奏情報中のノートオン情報と、ノートオフ情報の間にてキーコン操作が実行された場合、ノートオン情報とノートオフ情報のノートナンバーが異なるものとなってしまい、ノートオン情報で発生された演奏音が停止できない状態、例えば、オルガンのような持続音の場合には、音が鳴りっぱなしの状態となってしまう。
そのため、本実施形態では、ノートオフテーブルを設け、演奏中にキーコン操作が成された場合でも、ノートオン情報とノートオフ情報の対応関係をとって、演奏音を停止させることとしている。図7は、本実施形態のノートオフテーブルを示した図である。ノートオフテーブルは、使用/未使用の状態をフラグで示した使用/未使用情報、変更前の音高を示す変更前ノートナンバー(本発明における「発音開始情報」)、変更後の音高を示す変更後ノートナンバー(本発明における「移調音発音情報」)を含んで構成されている。
図6のフロー図に戻り、S205にて、MIDIメッセージがノートオン情報であると判定されると、当該ノートオン情報のノートナンバーの変更を実行する。この変更は、カラオケ用に歌いやすいように変更されている演奏情報と、外部楽器45から出力される外部演奏情報との音程一致を図るものであって、外部楽器45では、原曲と同じ操作で演奏を行いつつ、カラオケ用の演奏音に合わせた演奏音を出力することが可能となる。したがて、外部楽器45の演奏入力(外部演奏情報)によりMIDI音源26に演奏されるノートナンバー(外部演奏NN)は、キーコン値を考慮すると、
外部演奏NN = 外部演奏情報のNN−(原曲キー情報)+(キーコン値)
・・・(式2)
として表される。ここで、原曲キー情報は、図2で説明した楽曲情報に含まれる情報であって、演奏情報を原曲キーに変更するための音高値である。
S207では、S206における変更前と変更後のノートナンバーを併せてノートオフテーブルに記録しておく。このとき使用/未使用情報は使用の状態にしておく。S208では、出力するMIDIメッセージのMIDIチャンネルを所定のもの(本実施形態では16ch)に置き換える。このように強制的にMIDIチャンネルの置き換えを行うことで、外部楽器45側で設定されている出力チャンネルに影響されず、コマンダ2側のMIDI音源26を駆動することができる。S209では、当該MIDIメッセージがMID
I音源26に送信され、演奏音の発生を開始する。
一方、S204にてMIDIメッセージがノートオフ情報(本発明における「発音終了情報」)であると判定されると、当該ノートオフ情報のノートナンバーに合致する変更前ノートナンバーがノートオフテーブルから探される(S210)。S210では、処理中のノートオフ情報について、ノートオフテーブル上、この変更前ノートナンバーに対応する変更後ノートナンバーに置き換えを実行する。このように、ノートオフテーブルに、変更前のノートオンナンバーと変更後ノートオフナンバーを対応付けて記憶しておくことで、キーコン操作が実行されたことで、ノートオン情報とノートオフ情報の対応関係がとれなくなった場合にも確実に演奏音を停止させることが可能となる。
使用済みの情報はノートオフテーブルから削除される。本実施形態では、使用/未使用情報を未使用の状態に変更し、次に到来するノートオン情報に利用される。ノートオン情報の場合と同様、ノートオフ情報は、MIDIチャンネルが所定のものに置き換えられた上で、MIDI音源26に送信される。
以上、本実施形態では、カラオケの歌唱を補助するため音程を下げて(あるいは、上げて)構成された演奏情報の演奏を行う際、外部楽器45からの外部演奏情報に対して、楽曲情報に含まれる原曲キー情報を利用して、外部演奏情報の音程を変更し、外部楽器45では、原曲(オリジナル曲)と同じ操作で演奏することが可能となる。特に、鍵盤楽器などでは、原曲は白鍵のみで演奏できるのに、移調して演奏するときには黒鍵を使用しなければ演奏できないといった不都合を解消することができる。
本実施形態では、MIDI音源26の所定チャンネルを利用することとしていたが、演奏情報中に割り当てられている所定チャンネルに代えて、外部演奏情報を利用するマイナスワン演奏とすることとしてもよい。ユーザーは、予め決められたパート、あるいは、楽曲予約時などに演奏するパートをマイナスワンパートとして選択することで、演奏情報中の当該パートに代えて、外部楽器45による演奏を行うことができる。
図8は、マイナスワン時における演奏処理を示したフロー図である。図5の演奏処理とは、S307、S308の処理において異なっている。他の処理は略同様であるため、ここではこれら処理についてのみ説明する。S307では、MIDIメッセージに含まれるMIDIチャンネルがマイナスワンの対象チャンネルか否かが判定される。MIDIチャンネルがマイナスワンの対象チャンネルの場合には、当該MIDIメッセージがノートオン情報、あるいは、ノートオフ情報であるか否かが判定される(S308)。ノートオン情報、ノートオフ情報の何れでもない場合は、当該MIDIメッセージを音源に送信する(S309)。
一方、ノートオン情報、あるいは、ノートオフ情報の場合には、それらをMIDI音源26に送出せずに、次の処理(S310)に進む。このようにマイナスワンの対象チャンネルにおいて、ノートオン情報、ノートオフ情報といった発音に関する情報を無視することでマイナスワン演奏が実行される。
このマイナスワン演奏時における外部楽器入力処理は、図6で説明した処理が略利用されることとなるが、S208のMIDIチャンネルの置き換えは、マイナスワンの対象チャンネルに置き換えられる。このようにマイナスワン演奏では、本来、演奏情報で演奏される所定パートの演奏に代え、外部楽器45の演奏操作を利用した演奏が可能となる。
楽曲情報のデータ構成としては、図2で説明したカラオケ用の音程で作成された演奏情報に対して原曲キー情報を付随させるものの他、原曲の音程で作成された演奏情報に対し
てカラオケ用の音程を示す初期キー情報を付随させることが考えられる。図9は、他の実施形態に係る楽曲情報のデータ構成を示した図であって、原曲の音程で作成された演奏情報、カラオケ用の音程に変換するための初期キー情報(音程差情報)を含んで構成されている。例えば、演奏情報の再生音を原曲より3度低く演奏させたい場合、初期キー情報は「−3」となる。
したがって、演奏情報がMIDI音源26にて演奏されるノートナンバー(演奏NN)は、キーコン値を含めて記載すると、
演奏NN = 演奏情報のNN+(初期キー情報)+(キーコン値)
・・・(式1’)
また、外部楽器45の演奏入力(外部演奏情報)によりMIDI音源26にて演奏されるノートナンバー(外部演奏NN)は、キーコン値を含めて記載すると、
外部演奏NN = 外部演奏情報のNN+(初期キー情報)+(キーコン値)
・・・(式2’)
として表される。
このような楽曲情報を利用した場合、演奏処理、外部楽器入力処理にてこのような変換を行った上でMIDI音源26に演奏を実行させる。具体的には、図5の演奏処理では、S107にて上記演奏NNを適用したノートナンバーをMIDI音源26に送信し、図6の外部楽器入力処理では、S206のノートナンバーの変更において、上記外部演奏NNを適用してMIDI音源26に送信する。他の処理については、前述した実施形態(固定チャンネル利用、マイナスワン)で説明した処理を利用することが可能である。
以上、本実施形態では、外部楽器として、MIDIキーボード45を用いた場合について説明したが、外部楽器には、このようなMIDI楽器のみならず他の形態を採用することも考えられる。例えば、最近ではスマートフォンに搭載されたタッチパネル画面を鍵盤にみたてて演奏するソフトウェアが知られている。本カラオケ装置においてもこのソフトウェアのように、例えば、リモコン装置1aの表示部11に鍵盤など、各種楽器のインターフェイスを表示し、操作部17としてのタッチパネルからの入力に基づいて外部演奏情報を出力することとしてもよい。この場合、操作部17から入力された外部演奏情報は、外部楽器接続手段としての無線LAN通信部16、などを経てコマンダ2aに送信され、演奏に利用されることとなる。また、リモコン装置1aに代え、ユーザーが所持するスマートフォンをコマンダ2aに無線接続し、スマートフォンを外部楽器として利用することとしてもよい。
さらに、外部楽器しては、MIDI楽器に限らず、電子オルガンなど直接、音響出力を行う楽器を利用することも考えられる。この場合、当該楽器から出力される音響出力を、専用に設けられたマイクなどで収音し、制御部30にて周知の音声認識技術を用いて外部演奏情報に変換して利用することが考えられる。
なお、本発明はこれらの実施形態のみに限られるものではなく、それぞれの実施形態の構成を適宜組み合わせて構成した実施形態も本発明の範疇となるものである。
1…リモコン装置、11…表示部、12…ビデオRAM、13…映像制御部、14…メモリ、15…制御部、16…無線LAN通信部、17…操作部、18…操作処理部、19…赤外線通信部、2…コマンダ(カラオケ装置)、21…操作部、22…操作処理部、23…赤外線通信部、24…インターフェイス部、25…音声制御部、26…MIDI音源、27…メモリ、28…ビデオRAM、29…映像再生部、30…制御部、31…映像制御部、32…ハードディスク、33…MIDIインターフェイス、41…モニタ、42…ス
ピーカー、44a、44b…歌唱用マイク、45…外部楽器(キーボード)、100…LAN、110…アクセスポイント、120…ルータ

Claims (7)

  1. 指定された楽曲情報に基づいて演奏を行うカラオケ装置において、
    前記楽曲情報は、演奏情報と、原曲と演奏情報の音程差を示す音程差情報を含み、
    外部演奏情報を出力する外部楽器を接続可能とする外部楽器接続手段と、
    前記楽曲情報に含まれる演奏情報を演奏手段に演奏させるとともに、前記外部楽器から出力される前記外部演奏情報を前記演奏情報に含まれる前記音程差情報に基づいて移調させて前記演奏手段に演奏させる制御手段と、を有することを特徴とする
    カラオケ装置。
  2. 指定された楽曲情報に基づいて演奏を行うカラオケ装置において、
    前記楽曲情報は、演奏情報と、原曲と演奏情報の音程差を示す音程差情報を含み、
    外部演奏情報を出力する外部楽器を接続可能とする外部楽器接続手段と、
    前記楽曲情報に含まれる演奏情報を音程差情報に基づいて移調して演奏手段に演奏させるとともに、前記外部楽器から出力される前記外部演奏情報を音程差情報に基づいて移調させ演奏手段に演奏させる制御手段と、を有することを特徴とする
    カラオケ装置。
  3. 前記制御手段は、音程変更手段にて音程変更情報が指定された場合、前記演奏情報と前記外部演奏情報を前記音程変更情報に基づいて移調させて前記演奏手段に演奏させることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載のカラオケ装置。
  4. 前記外部楽器から出力される前記外部演奏情報は、演奏操作に基づく発音開始情報と、それに対応する発音終了情報を出力し、
    前記制御手段は、
    前記発音開始情報が入力されたとき、当該発音開始情報を前記音程差情報に基づいて移調させ、移調発音開始情報として前記演奏手段にて発音させるとともに、前記発音開始情報と前記移調発音開始情報とを対応付けて記憶し、
    前記発音終了情報が入力されたとき、それに対応する前記発音開始情報に対応付けられた前記移調発音開始情報の発音を終了させることを特徴とする
    請求項3に記載のカラオケ装置。
  5. 前記制御手段は、前記演奏情報を前記演奏手段に演奏させる前に、前記演奏手段に対し演奏に関する設定を初期化し、
    前記初期化実行後に外部楽器設定情報を前記演奏手段に設定し、前記外部演奏情報を前記演奏手段に演奏させることを特徴とする
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載のカラオケ装置。
  6. 前記演奏手段は、前記演奏情報、前記外部演奏情報を受け付ける複数のチャンネルを有し、
    前記制御手段は、前記外部演奏情報に設定されているチャンネルを所定チャンネルに変換し、前記外部演奏情報を前記演奏手段に演奏させることを特徴とする
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載のカラオケ装置。
  7. 前記演奏情報は、複数のパートで構成され、
    前記制御手段は、前記演奏情報の所定パートに代えて、前記外部演奏情報を前記演奏手段に演奏させることを特徴とする
    請求項1から請求項6の何れか1項に記載のカラオケ装置。
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