JP2012144993A - 可変バルブタイミング制御システムのモータ回転状態検出系異常診断装置 - Google Patents

可変バルブタイミング制御システムのモータ回転状態検出系異常診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012144993A
JP2012144993A JP2011001926A JP2011001926A JP2012144993A JP 2012144993 A JP2012144993 A JP 2012144993A JP 2011001926 A JP2011001926 A JP 2011001926A JP 2011001926 A JP2011001926 A JP 2011001926A JP 2012144993 A JP2012144993 A JP 2012144993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
motor rotation
abnormality diagnosis
valve timing
state detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011001926A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5573687B2 (ja
Inventor
Yoshinori Maekawa
佳範 前川
Yasuo Hirata
靖雄 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2011001926A priority Critical patent/JP5573687B2/ja
Publication of JP2012144993A publication Critical patent/JP2012144993A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5573687B2 publication Critical patent/JP5573687B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

【課題】モータ駆動式の可変バルブタイミング制御システムにおいて、モータ回転状態検出系の異常診断の誤判定を未然に防止する。
【解決手段】エンジンのクランク軸10の回転速度の1/2の回転速度に対してモータ18の回転速度を調整することでクランク軸10に対するカム軸13の回転位相(カム軸位相)を変化させてバルブタイミングを変化させる。モータ18を駆動するEDU23は、モータ回転位置に応じた位置信号とモータ回転方向に応じた方向信号をECU22に出力する。モータ回転速度が小さくなると、位置信号や方向信号のエッジを検出できないためにモータ回転状態検出系の異常診断を誤判定する可能性がある。この対策として、ECU22は、カム軸位相変化速度とエンジン回転速度に基づいてモータ回転速度を推定し、モータ回転速度が0付近の所定範囲内にあるときに異常診断を禁止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータを駆動源として吸気側又は排気側のバルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング制御システムのモータ回転状態検出系異常診断装置に関する発明である。
この種のモータ駆動式の可変バルブタイミング装置としては、特許文献1(特許第4−66366号公報)、特許文献2(特開2010−259260号公報)に記載されているように、内燃機関のクランク軸の回転速度の1/2の回転速度に対してモータの回転速度を調整することで、該クランク軸に対するカム軸の回転位相(以下「カム軸位相」という)を変化させて吸気側又は排気側のバルブタイミングを変化させるようにしたものがある。
更に、特許文献2では、モータの回転位置(回転位相)に応じたパルス状の位置信号と、回転方向に応じたパルス状の方向信号を出力する回路が設けられ、位置信号と方向信号との関係が異常発生時の関係と異なる場合に、モータ制御システムの異常有りと判定するようにしている。
特許第4−66366号公報 特開2010−259260号公報
ところで、位置信号と方向信号は、モータ回転速度が小さくなるほど、信号発生周期(パルス間隔)が長くなるため、モータ回転速度が0付近になると、信号発生周期が異常診断の処理周期よりも長くなってしまい、異常診断処理時に信号のエッジが検出されないことがある。このため、モータ回転速度が0付近になると、モータ回転状態検出系が正常な状態であっても、信号線の断線、ショート等の異常が発生した場合と同様に、異常診断処理時に信号のエッジが検出されないことがあり、モータ回転状態検出系の正常な状態を信号線の断線、ショート等の異常と誤判定する可能性がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、位置信号や方向信号のエッジを検出できない可能性のあるモータ低回転領域で、モータ回転状態検出系の正常な状態を異常と誤判定することを未然に防止できる可変バルブタイミング制御システムのモータ回転状態検出系異常診断装置を提供することである。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、内燃機関のクランク軸の回転速度の1/2の回転速度に対してモータの回転速度を調整することで該クランク軸に対するカム軸の回転位相(以下「カム軸位相」という)を変化させて吸気側又は排気側のバルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング装置と、前記モータの回転位置に応じた位置信号及び/又は該モータの回転方向に応じた方向信号を周期的に出力するモータ回転状態検出系と、前記モータ回転状態検出系の異常診断処理を周期的に実行する異常診断手段とを備えた可変バルブタイミング制御システムのモータ回転状態検出系異常診断装置において、モータ回転速度を推定するモータ回転速度推定手段を備え、前記異常診断手段は、前記モータ回転速度推定手段で推定したモータ回転速度が所定範囲内にあるときに前記モータ回転状態検出系の異常診断を禁止又は診断結果を無効とする手段を有することを特徴とするものである。この場合、異常診断を禁止又は診断結果を無効とする所定範囲を、異常診断処理時に位置信号や方向信号のエッジを検出できない可能性のあるモータ低回転領域が含まれるように設定することで、位置信号や方向信号のエッジを検出できない可能性のあるモータ低回転領域で、モータ回転状態検出系の正常な状態を異常と誤判定することを未然に防止でき、異常診断の信頼性を向上することができる。
ここで、モータ回転速度の推定方法は、例えばモータ駆動電流から推定しても良いが、請求項2のように、カム軸位相の変化速度及び内燃機関回転速度(クランク軸回転速度)に基づいてモータ回転速度を推定するようにしても良い。例えば、カム軸位相が変化しないときには、モータ回転速度がカム軸回転速度(=クランク軸回転速度の1/2)と一致する状態に維持され、モータ回転速度がカム軸回転速度から変化すると、その変化量に応じてカム軸位相が変化してバルブタイミングが変化する。このような関係から、カム軸位相の変化速度と内燃機関回転速度(=カム軸回転速度×2)とからモータ回転速度を精度良く推定することができる。
ところで、カム軸位相(バルブタイミング)を遅角する場合は、モータ回転速度を低下させるため、モータ回転速度が0付近となる可能性があり、位置信号や方向信号のエッジを検出できない可能性がある。
この点を考慮して、請求項3のように、カム軸位相が遅角側に変化しているときに、モータ回転状態検出系の異常診断を禁止又は診断結果を無効とするようにしても良い。このようにしても、位置信号や方向信号のエッジを検出できない可能性のあるモータ低回転領域で、モータ回転状態検出系の正常な状態を異常と誤判定することを未然に防止することができる。
図1は本発明の実施例1の可変バルブタイミング制御システムの構成を概略的に示す図である。 図2は位置信号と方向信号の変化パターンの一例を示すタイムチャートである。 図3は位置信号異常診断処理の一例を示すタイムチャートである。 図4は位置信号異常診断ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図5は方向信号異常診断処理の一例を示すタイムチャートである。 図6は方向信号異常診断ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図7はカム軸位相、モータ回転速度、カム軸回転速度、位置信号、方向信号の変化パターンの一例を示すタイムチャートである。 図8は実施例1の異常診断許可/禁止判定ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 図9は実施例2の異常診断許可/禁止判定ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した2つの実施例1,2を説明する。
本発明の実施例1を図1乃至図8に基づいて説明する。
まず、図1に基づいて可変バルブタイミング制御システムの構成を説明する。
内燃機関であるエンジンのクランク軸10は、タイミングチェーン11(又はタイミングベルト)とカムスプロケット12を介してカムシャフト13に連結されている。カム軸13には、エンジンの吸気バルブ又は排気バルブを開閉駆動するためのカムが設けられている。カムスプロケット12とカム軸13との間にはバルブタイミング調整機構14が設けられている。
このバルブタイミング調整機構14は、カム軸13と同一の回転軸になるように配設された内歯付きのアウタギア15と、このアウタギア15の内周に同一の回転軸になるように配設された外歯付きのインナギア16と、これらアウタギア15とインナギア16との間に配置されて両者に噛み合う遊星ギア17とを備えている。
アウタギア15は、クランク軸10と同期して回転するカムスプロケット12と一体的に回転するように設けられ、インナギア16は、カム軸13と一体的に回転するように設けられている。遊星ギア17は、アウタギア15とインナギア16とに噛み合った状態で円軌道を描くようにインナギア16の回りを旋回することにより、アウタギア15の回転力をインナギア16に伝達する。
これらアウタギア15、インナギア16及び遊星ギア17の歯数は、それぞれカム軸13がクランク軸10の回転速度(エンジン回転速度ne)の1/2の回転速度で駆動されるように設定され、インナギア16の回転速度(=カム軸13の回転速度)に対する遊星ギア17の旋回速度(公転速度)を変化させることにより、アウタギア15に対するインナギア16の回転位相を調整するように構成されている。
エンジンには、遊星ギア17の旋回速度を変化させるためのモータ18が設けられている。このモータ18の出力軸19は、カム軸13、アウタギア15及びインナギア16の回転軸と同軸上に配置され、該モータ18の出力軸19と遊星ギア17の支持軸とが一体的に回転するように連結されている。これにより、モータ18の出力軸19の回転に伴って、遊星ギア17がその支持軸を中心に回転(自転)しながらインナギア16の外周の円軌道を旋回(公転)するようになっている。
以上のように構成した可変バルブタイミング装置24において、機関バルブのバルブタイミング(開閉時期)を現状で維持する場合には、モータ18の出力軸19の回転速度(以下「モータ回転速度」という)がカム軸13の回転速度と一致するように該モータ18が駆動される。これにより、遊星ギア17の公転速度がアウタギア15及びインナギア16の回転速度と一致するようになり、アウタギア15とインナギア16との回転位相差が現状で維持されて、機関バルブのバルブタイミングが現状で維持される。
一方、カム軸位相(バルブタイミング)を進角させる場合には、モータ回転速度がインナギア16の回転速度より速くなるようにモータ18が駆動される。これにより、遊星ギア17の公転速度がインナギア16の回転速度より速くなってアウタギア15に対するインナギア16の相対回転位相が進角されて、カム軸位相(バルブタイミング)が進角される。
反対に、カム軸位相(バルブタイミング)を遅角させる場合には、モータ回転速度がインナギア16の回転速度より遅くなるようにモータ18が駆動される。これにより、遊星ギア17の公転速度がインナギア16の回転速度より遅くなって、アウタギア15に対するインナギア16の相対回転位相が遅角され、カム軸位相(バルブタイミング)が遅角される。
カム軸13の近傍には、該カム軸13の回転位相(カム角)を検出するためのカムセンサ20が設けられ、クランク軸10の近傍には、該クランク軸10の回転位相(クランク角)とエンジン回転速度neを検出するためのクランクセンサ21が設けられている。
これらカムセンサ20、クランクセンサ21等の各種センサの出力信号は、電子制御ユニット(以下「ECU」と表記する)22に入力される。ECU22は、マイクロコンピュータを主体として構成され、そのROMに記憶された各種エンジン制御用のプログラムを実行することにより、エンジン運転状態に応じて燃料噴射量の制御や点火時期の制御等を実行する。
また、ECU22は、カムセンサ20の出力信号に基づいてカム角を演算し、クランクセンサ21の出力信号に基づいてクランク角及びエンジン回転速度neを演算し、エンジン運転条件に応じて目標カム角を演算すると共に、目標カム角と実際のカム角との偏差、及びエンジン回転速度neに基づいて目標モータ回転速度Tnmを演算して、その目標モータ回転速度Tnmをモータ18側に設けられたモータ駆動回路(以下「EDU」と表記する)23に出力する。この目標モータ回転速度Tnmは、目標モータ回転速度の絶対値と回転方向の両方の情報が含まれ、回転方向が正方向であるときには正の値が設定され、逆方向であるときには負の値が設定される。
モータ18には、その出力軸19の回転位置(回転位相)に応じたパルス信号を出力する複数の回転センサ(図示せず)が取り付けられ、それら回転センサの出力パルスがEDU23に入力される。EDU23は、複数の回転センサの出力パルスに基づいてモータ18の出力軸19の回転速度(実モータ回転速度NM)を算出し、その実モータ回転速度NMと上記目標モータ回転速度Tnmとの偏差を小さくするようにモータ18への供給電力(具体的にはモータ18に印加する電圧のデューティ)をフィードバック制御する。このように、実モータ回転速度NMを目標モータ回転速度Tnmにフィードバック制御することにより、カム角を目標カム角にフィードバック制御する。
また、EDU23は、上記複数の回転センサの出力パルスに基づいてモータ18の出力軸19の回転位置(以下「モータ回転位置」という)と該出力軸19の回転方向(以下「モータ回転方向」という)とを算出すると共に、モータ回転位置に応じた位置信号VTSとモータ回転方向に応じた方向信号VTDとをそれぞれECU22に周期的に出力する。上記複数の回転センサ及びEDU23等から特許請求の範囲でいうモータ回転状態検出系が構成されている。
図2は、モータ18が一定の回転速度で回転している場合の位置信号VTS及び方向信号VTDの変化パターンの一例を示すタイムチャートである。
図2[a]に示すように、位置信号VTSは、モータ回転位置が所定角度変化する毎に変化するパルス信号である。また、図2[b]に示すように、方向信号VTDは、位置信号VTSと同期して変化するパルス信号であり、モータ18が正方向(カム軸13の回転方向と同一の方向)に回転するときには、方向信号VTDが位置信号VTSと同一位相で変化する。一方、図2[c]に示すように、モータ18が逆方向に回転するときには、方向信号VTDが位置信号VTSと逆位相で変化する。このような関係から、位置信号VTSと方向信号VTDとが同一位相であるときには、モータ回転方向が正方向であると判断し、位置信号VTSと方向信号VTDと逆位相であるときにはモータ回転方向が逆方向であると判断するといったように、位置信号VTSと方向信号VTDとの関係に基づいてモータ回転方向を推定することができる。
以上のように構成したモータ回転状態検出系において、例えば、位置信号VTSや方向信号VTDの信号線の断線又はショート、EDU23の故障、モータ18の回転センサの故障等により位置信号VTSや方向信号VTDがECU22に入力されなくなる異常が発生すると、正しく可変バルブタイミング制御を実行できなくなる。従って、モータ回転状態検出系の異常が発生した場合には、その異常を早期に検出して運転者に警告する必要がある。
そこで、本実施例1では、モータ回転状態検出系の異常を次のようにして検出する。
まず、図3を用いて位置信号VTSの異常診断方法の一例を説明する。
ハード回路又は高速ソフト処理により周期的に発生する位置信号VTSがHi→Lo又はLo→Hiに切り換わるタイミング(位置信号VTSのエッジ)を検出し、このエッジ検出情報を所定の診断処理周期(例えば40ms周期)で取り込んでエッジ検出フラグxvtsを次のようにしてセット/リセットする。例えば、エッジ検出フラグxvtsが「0」の状態で、位置信号VTSのエッジが検出されれば、エッジ検出フラグxvtsを「1」にセットし、エッジ検出フラグxvtsが「1」の状態で、位置信号VTSのエッジが検出されれば、エッジ検出フラグxvtsをそのまま「1」に維持する。所定の診断処理周期(例えば40ms周期)でエッジ検出フラグxvtsを判定し、エッジ検出フラグxvtsが「1」であれば、正常カウンタcvtsnorml をインクリメントして異常カウンタcvtsfault を「0」にリセットすると共に、エッジ検出フラグxvtsを「0」にリセットする。このような処理を繰り返して、正常カウンタcvtsnorml のカウント値が正常判定回数しきい値KJDGEOK を越えた時点で、位置信号VTSが正常であると判定して正常判定フラグを「1」にセットし、異常判定フラグを「0」に維持又はリセットする。
これに対し、所定の診断処理周期(例えば40ms周期)でエッジ検出フラグxvtsを判定したときに、エッジ検出フラグxvtsが「0」であれば、異常カウンタcvtsfault をインクリメントして正常カウンタcvtsnorml を「0」にリセットする。このような処理を繰り返して、異常カウンタcvtsfault のカウント値が異常判定回数しきい値KJDGENG を越えた時点で、位置信号VTSが異常であると判定して異常判定フラグを「1」にセットし、正常判定フラグを「0」に維持又はリセットする。
次に、図5を用いて方向信号VTDの異常診断方法の一例を説明する。本実施例1では、位置信号VTSの異常診断と同様の方法で、方向信号VTDの異常診断を行う。
ハード回路又は高速ソフト処理により周期的に発生する方向信号VTDがHi→Lo又はLo→Hiに切り換わるタイミング(方向信号VTDのエッジ)を検出し、このエッジ検出情報を所定の診断処理周期(例えば40ms周期)で取り込んでエッジ検出フラグxvtdを次のようにしてセット/リセットする。例えば、エッジ検出フラグxvtdが「0」の状態で、方向信号VTDのエッジが検出されれば、エッジ検出フラグxvtdを「1」にセットし、エッジ検出フラグxvtdが「1」の状態で、方向信号VTDのエッジが検出されれば、エッジ検出フラグxvtdをそのまま「1」に維持する。所定の診断処理周期(例えば40ms周期)でエッジ検出フラグxvtdを判定し、エッジ検出フラグxvtdが「1」であれば、正常カウンタcvtdnorml をインクリメントして異常カウンタcvtdfault を「0」にリセットすると共に、エッジ検出フラグxvtdを「0」にリセットする。このような処理を繰り返して、正常カウンタcvtdnorml のカウント値が正常判定回数しきい値KJDGEOK を越えた時点で、方向信号VTDが正常であると判定して正常判定フラグを「1」にセットし、異常判定フラグを「0」に維持又はリセットする。
これに対し、所定の診断処理周期(例えば40ms周期)でエッジ検出フラグxvtdを判定したときに、エッジ検出フラグxvtdが「0」であれば、異常カウンタcvtdfault をインクリメントして正常カウンタcvtdnorml を「0」にリセットする。このような処理を繰り返して、異常カウンタcvtdfault のカウント値が異常判定回数しきい値KJDGENG を越えた時点で、方向信号VTDが異常であると判定して異常判定フラグを「1」にセットし、正常判定フラグを「0」に維持又はリセットする。
ところで、図7に示すように、位置信号VTSと方向信号VTDは、モータ回転速度が0に近付くほど、信号発生周期(パルス間隔)が長くなるため、モータ回転速度が0付近になると、信号発生周期が異常診断の処理周期よりも長くなってしまい、異常診断処理時に信号のエッジが検出されないことがある。このため、モータ回転速度が0付近になると、モータ回転状態検出系が正常な状態であっても、信号線の断線、ショート等の異常が発生した場合と同様に、異常診断処理時に信号のエッジが検出されないことがあり、モータ回転状態検出系の正常な状態を信号線の断線、ショート等の異常と誤判定する可能性がある。
この対策として、本実施例1では、カム軸位相の変化速度及びエンジン回転速度ne(クランク軸回転速度)に基づいてモータ回転速度を推定し、モータ回転速度が所定範囲内にあるときに異常診断を禁止するようにしている。ここで、異常診断を禁止する所定範囲は、異常診断処理時に位置信号VTSや方向信号VTDのエッジを検出できない可能性のあるモータ低回転領域(モータ回転速度が0付近の領域)が含まれるように設定されている。
図7に示すように、カム軸位相(バルブタイミング)が変化しないときには、モータ回転速度がカム軸回転速度(=クランク軸回転速度neの1/2)と一致する状態に維持され、モータ回転速度がカム軸回転速度から変化すると、その変化量に応じてカム軸位相が変化してバルブタイミングが変化する。このような関係から、カム軸位相の変化速度とエンジン回転速度ne(=カム軸回転速度×2)とからモータ回転速度を精度良く推定することができる。
以上説明した本実施例1の異常診断処理は、ECU22によって図4、図6、図8の各ルーチンに従って実行される。以下、各ルーチンの処理内容を説明する。
[位置信号異常診断ルーチン]
図4の位置信号異常診断ルーチンは、所定の診断処理周期(例えば40ms周期)で繰り返し実行され、特許請求の範囲でいう異常診断手段として役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まずステップ101で、異常診断が許可されているか否かを、異常診断許可フラグxjdge が「1」であるか否かで判定する。この異常診断許可フラグxjdge は、後述する図8の異常診断許可/禁止判定ルーチンによってセット/リセットされる。このステップ101で、異常診断が禁止されている(異常診断許可フラグxjdge =0)と判定されれば、以降の処理を行わずに本ルーチンを終了する。
これに対し、上記ステップ101で、異常診断が許可されている(異常診断許可フラグxjdge =1)と判定されれば、ステップ102に進み、位置信号VTSのエッジを検出したか否かを、エッジ検出フラグxvtsが「1」であるか否かで判定する。
このステップ102で、位置信号VTSのエッジを検出した(エッジ検出フラグxvts=1)と判定されれば、ステップ103に進み、正常カウンタcvtsnorml をインクリメントして、次のステップ104で、異常カウンタcvtsfault を「0」にリセットし、続くステップ105で、エッジ検出フラグxvtsを「0」にリセットする。この後、ステップ106に進み、正常カウンタcvtsnorml のカウント値が正常判定回数しきい値KJDGEOK 以上であるか否かを判定し、その結果、正常カウンタcvtsnorml のカウント値が正常判定回数しきい値KJDGEOK 以上であると判定されれば、ステップ107に進み、位置信号VTSが正常であると判定して正常判定フラグを「1」にセットし、異常判定フラグを「0」に維持又はリセットして本ルーチンを終了する。
これに対し、上記ステップ106で、正常カウンタcvtsnorml のカウント値が正常判定回数しきい値KJDGEOK 未満であると判定されれば、まだ正常とは判定せずに本ルーチンを終了する。
一方、上述したステップ102で、位置信号VTSのエッジを検出していない(エッジ検出フラグxvts=0)と判定されれば、ステップ108に進み、異常カウンタcvtsfault をインクリメントして、次のステップ109で、正常カウンタcvtsnorml を「0」にリセットする。この後、ステップ110に進み、異常カウンタcvtsfault のカウント値が異常判定回数しきい値KJDGENG 以上であるか否かを判定し、異常カウンタcvtsfault のカウント値が異常判定回数しきい値KJDGENG 以上であると判定されれば、ステップ111に進み、位置信号VTSが異常であると判定して異常判定フラグを「1」にセットし、正常判定フラグを「0」に維持又はリセットして本ルーチンを終了する。
これに対し、上記ステップ110で、異常カウンタcvtsfault のカウント値が異常判定回数しきい値KJDGENG 未満であると判定されれば、まだ異常とは判定せずに本ルーチンを終了する。
[方向信号異常診断ルーチン]
図6の方向信号異常診断ルーチンは、所定の診断処理周期(例えば40ms周期)で繰り返し実行され、特許請求の範囲でいう異常診断手段として役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まずステップ201で、異常診断が許可されているか否かを、異常診断許可フラグxjdge が「1」であるか否かで判定する。この異常診断許可フラグxjdge は、後述する図8の異常診断許可/禁止判定ルーチンによってセット/リセットされる。このステップ201で、異常診断が禁止されている(異常診断許可フラグxjdge =0)と判定されれば、以降の処理を行わずに本ルーチンを終了する。
これに対し、上記ステップ201で、異常診断が許可されている(異常診断許可フラグxjdge =1)と判定されれば、ステップ202に進み、方向信号VTDのエッジを検出したか否かを、エッジ検出フラグxvtdが「1」であるか否かで判定する。
このステップ202で、方向信号VTDのエッジを検出した(エッジ検出フラグxvtd=1)と判定されれば、ステップ203に進み、正常カウンタcvtdnorml をインクリメントして、次のステップ204で、異常カウンタcvtdfault を「0」にリセットし、続くステップ205で、エッジ検出フラグxvtdを「0」にリセットする。この後、ステップ206に進み、正常カウンタcvtdnorml のカウント値が正常判定回数しきい値KJDGEOK 以上であるか否かを判定し、その結果、正常カウンタcvtdnorml のカウント値が正常判定回数しきい値KJDGEOK 以上であると判定されれば、ステップ207に進み、方向信号VTDが正常であると判定して正常判定フラグを「1」にセットし、異常判定フラグを「0」に維持又はリセットして本ルーチンを終了する。
これに対し、上記ステップ206で、正常カウンタcvtdnorml のカウント値が正常判定回数しきい値KJDGEOK 未満であると判定されれば、まだ正常とは判定せずに本ルーチンを終了する。
一方、上述したステップ202で、方向信号VTDのエッジを検出していない(エッジ検出フラグxvtd=0)と判定されれば、ステップ208に進み、異常カウンタcvtdfault をインクリメントして、次のステップ209で、正常カウンタcvtdnorml を「0」にリセットする。この後、ステップ210に進み、異常カウンタcvtdfault のカウント値が異常判定回数しきい値KJDGENG 以上であるか否かを判定し、異常カウンタcvtdfault のカウント値が異常判定回数しきい値KJDGENG 以上であると判定されれば、ステップ211に進み、方向信号VTDが異常であると判定して異常判定フラグを「1」にセットし、正常判定フラグを「0」に維持又はリセットして本ルーチンを終了する。
これに対し、上記ステップ210で、異常カウンタcvtdfault のカウント値が異常判定回数しきい値KJDGENG 未満であると判定されれば、まだ異常とは判定せずに本ルーチンを終了する。
[異常診断許可/禁止判定ルーチン]
図8の異常診断許可/禁止判定ルーチンは、所定の診断処理周期(例えば40ms周期)で繰り返し実行され、特許請求の範囲でいう異常診断手段として役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まずステップ201で、現在のカム軸位相(実進角値)vvtaと、本ルーチンの前回終了時に取り込んだカム軸位相vvtaold との差を求め、この差を本ルーチンの処理周期である40ms(0.04)で除算した値vvtadev を求める。
vvtadev =(vvta−vvtaold )/0.04
この値vvtadev は、カム軸位相の1秒当たりの変化量、すなわちカム軸位相の変化速度となる。
この後、ステップ302に進み、カム軸位相の変化速度vvtadev に係数kを乗算して、エンジン回転速度neとモータ回転速度との回転速度差nedev を求める。
nedev =vvtadev ×k
ここで、係数kは、モータ18の基本速度であって、カム軸13とモータ18のギア比(減速比)により決まる。例えば、ギア比が150の場合、エンジン回転速度が1500rpmのときに、モータ18が60℃A/secの速度で回転する。従って、エンジン回転速度1500rpmとモータ回転速度60℃A/secとの比から25(=1500/60)が算出され、この値が係数kになる。
この後、ステップ303に進み、回転速度差nedev をエンジン回転速度neに加算して、モータ回転速度推定値revmotorを求める。
revmotor=ne+nedev
上述したステップ301〜303の処理は、特許請求の範囲でいうモータ回転速度推定手段として機能する。
この後、ステップ304に進み、モータ回転速度推定値revmotorの絶対値を所定の低回転判定値KMOTOREN1 と比較して、モータ回転速度推定値revmotorの絶対値が低回転判定値KMOTOREN1 よりも大きいと判定されれば、ステップ305に進み、異常診断許可フラグxjdge を「1」にセットして異常診断を許可する。
これに対し、上記ステップ304で、モータ回転速度推定値revmotorの絶対値が低回転判定値KMOTOREN1 以下と判定されれば、ステップ306に進み、異常診断許可フラグxjdge を「0」にリセットして異常診断を禁止する。
この後、ステップ307に進み、次回の本ルーチンの処理で用いるカム軸位相の前回進角値vvtaold の記憶データを現在の実進角値vvtaをvvtaold で更新して、本ルーチンを終了する。
以上説明した本実施例1によれば、モータ回転速度が小さくなると、位置信号VTSや方向信号VTDのエッジを検出できないためにモータ回転状態検出系の異常診断を誤判定する可能性があることを考慮して、カム軸位相変化速度及びエンジン回転速度neに基づいてモータ回転速度推定値revmotorを算出し、このモータ回転速度推定値revmotorが所定範囲内(|revmotor|≦KMOTOREN1 )にあるときに異常診断を禁止するようにしたので、位置信号VTSや方向信号VTDのエッジを検出できない可能性のあるモータ低回転領域でモータ回転状態検出系の正常な状態を異常と誤判定することを未然に防止でき、異常診断の信頼性を向上することができる。
図7に示すように、カム軸位相(バルブタイミング)を遅角する場合は、モータ回転速度を低下させるため、モータ回転速度が0付近となる可能性があり、位置信号VTSや方向信号VTDのエッジを検出できない可能性がある。
そこで、本発明の実施例2では、図9の異常診断許可/禁止判定ルーチンを実行することで、カム軸位相が遅角側に変化しているときに、モータ回転状態検出系の異常診断を禁止するようにしている。本実施例2でも、前記実施例1で説明した図4、図6の各異常診断ルーチンを実行する。
図9の異常診断許可/禁止判定ルーチンは、所定の診断処理周期(例えば40ms周期)で繰り返し実行され、特許請求の範囲でいう異常診断手段として役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まずステップ401で、現在のカム軸位相(実進角値)vvtaと、本ルーチンの前回終了時に取り込んだカム軸位相vvtaold との差であるカム軸位相変化量を求め、このカム軸位相変化量が所定値KMOTOREN2 (例えば0又は0付近の値)以上であるか否かを判定する。その結果、カム軸位相変化量が所定値KMOTOREN2 以上であると判定されれば、カム軸位相が遅角側に変化していないと判断して、ステップ402に進み、ステップ異常診断許可フラグxjdge を「1」にセットして異常診断を許可する。
これに対し、上記ステップ401で、カム軸位相変化量が所定値KMOTOREN2 未満と判定されれば、カム軸位相が遅角側に変化していると判断して、ステップ403に進み、異常診断許可フラグxjdge を「0」にリセットして異常診断を禁止する。
この後、ステップ404に進み、次回の本ルーチンの処理で用いるカム軸位相の前回進角値vvtaold の記憶データを現在の実進角値vvtaをvvtaold で更新して、本ルーチンを終了する。
以上説明した本実施例2によれば、カム軸位相が遅角側に変化しているときに、モータ回転速度が0付近となる可能性があり、それによって位置信号VTSや方向信号VTDのエッジを検出できない可能性があることを考慮して、カム軸位相が遅角側に変化しているときに、モータ回転状態検出系の異常診断を禁止するようにしたので、位置信号VTSや方向信号VTDのエッジを検出できない可能性のあるモータ低回転領域で、モータ回転状態検出系の正常な状態を異常と誤判定することを未然に防止でき、異常診断の信頼性を向上することができる。
上記実施例1,2では、モータ回転速度が0付近の所定範囲内のときや、カム軸位相が遅角側に変化しているときに、モータ回転状態検出系の異常診断を禁止するようにしたが、診断結果を無効とするようにしても良い。
また、上記実施例1,2では、カム軸位相の変化速度及びエンジン回転速度に基づいてモータ回転速度を推定するようにしたが、例えばモータ駆動電流から推定しても良い。
その他、本発明は、異常診断方法を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
10…クランク軸、13…カム軸、14…バルブタイミング調整機構、15…アウタギア、16…インナギア、17…遊星ギア、18…モータ、20…カムセンサ、21…クランクセンサ、22…ECU(異常診断手段,モータ回転速度推定手段)、23…EDU、24…可変バルブタイミング装置

Claims (3)

  1. 内燃機関のクランク軸の回転速度の1/2の回転速度に対してモータの回転速度を調整することで該クランク軸に対するカム軸の回転位相(以下「カム軸位相」という)を変化させて吸気側又は排気側のバルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング装置と、前記モータの回転位置に応じた位置信号及び/又は該モータの回転方向に応じた方向信号を周期的に出力するモータ回転状態検出系と、前記モータ回転状態検出系の異常診断処理を周期的に実行する異常診断手段とを備えた可変バルブタイミング制御システムのモータ回転状態検出系異常診断装置において、
    モータ回転速度を推定するモータ回転速度推定手段を備え、
    前記異常診断手段は、前記モータ回転速度推定手段で推定したモータ回転速度が所定範囲内にあるときに前記モータ回転状態検出系の異常診断を禁止又は診断結果を無効とする手段を有することを特徴とする可変バルブタイミング制御システムのモータ回転状態検出系異常診断装置。
  2. 前記モータ回転速度推定手段は、前記カム軸位相の変化速度及び内燃機関回転速度に基づいてモータ回転速度を推定することを特徴とする請求項1に記載の可変バルブタイミング制御システムのモータ回転状態検出系異常診断装置。
  3. 内燃機関のクランク軸の回転速度の1/2の回転速度に対してモータの回転速度を調整することで該クランク軸に対するカム軸の回転位相(以下「カム軸位相」という)を変化させて吸気側又は排気側のバルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング装置と、前記モータの回転位置に応じた位置信号及び/又は該モータの回転方向に応じた方向信号を周期的に出力するモータ回転状態検出系と、前記モータ回転状態検出系の異常診断処理を周期的に実行する異常診断手段とを備えた可変バルブタイミング制御システムのモータ回転状態検出系異常診断装置において、
    前記異常診断手段は、前記カム軸位相が遅角側に変化しているときに前記モータ回転状態検出系の異常診断を禁止又は診断結果を無効とする手段を有することを特徴とする可変バルブタイミング制御システムのモータ回転状態検出系異常診断装置。
JP2011001926A 2011-01-07 2011-01-07 可変バルブタイミング制御システムのモータ回転状態検出系異常診断装置 Active JP5573687B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011001926A JP5573687B2 (ja) 2011-01-07 2011-01-07 可変バルブタイミング制御システムのモータ回転状態検出系異常診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011001926A JP5573687B2 (ja) 2011-01-07 2011-01-07 可変バルブタイミング制御システムのモータ回転状態検出系異常診断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012144993A true JP2012144993A (ja) 2012-08-02
JP5573687B2 JP5573687B2 (ja) 2014-08-20

Family

ID=46788819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011001926A Active JP5573687B2 (ja) 2011-01-07 2011-01-07 可変バルブタイミング制御システムのモータ回転状態検出系異常診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5573687B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105339608A (zh) * 2013-07-10 2016-02-17 博格华纳公司 用于电相位器的致动器轴的位置控制和校准方法
CN106788123A (zh) * 2016-12-05 2017-05-31 潍柴动力股份有限公司 一种电机转速调节方法和装置
JP2017536077A (ja) * 2014-11-20 2017-11-30 エムエムティー エスアー トルク信号および電力信号の明確なステアリングによって駆動されるメカトロニックユニット
WO2020162308A1 (ja) * 2019-02-07 2020-08-13 日立オートモティブシステムズ株式会社 可変バルブタイミング装置の制御装置及び制御方法
WO2021002252A1 (ja) * 2019-07-03 2021-01-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 可変バルブタイミング機構の制御装置及びその制御方法
WO2021033691A1 (ja) * 2019-08-22 2021-02-25 株式会社デンソー バルブタイミング調整装置
JP2021110262A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 トヨタ自動車株式会社 電動可変動弁機構の制御装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0988643A (ja) * 1995-09-28 1997-03-31 Nissan Motor Co Ltd 可変バルブタイミング装置の診断装置
JP2000073794A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Denso Corp 内燃機関の可変バルブ機構制御装置
JP2004190663A (ja) * 2002-11-28 2004-07-08 Denso Corp 内燃機関の可変バルブタイミング制御装置
JP2007170342A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Toyota Motor Corp 可変動弁機構の異常検出装置
JP2009185786A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Denso Corp バルブタイミング調整装置
JP2010259260A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Toyota Motor Corp モータ制御システムの異常判定装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0988643A (ja) * 1995-09-28 1997-03-31 Nissan Motor Co Ltd 可変バルブタイミング装置の診断装置
JP2000073794A (ja) * 1998-08-27 2000-03-07 Denso Corp 内燃機関の可変バルブ機構制御装置
JP2004190663A (ja) * 2002-11-28 2004-07-08 Denso Corp 内燃機関の可変バルブタイミング制御装置
JP2007170342A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Toyota Motor Corp 可変動弁機構の異常検出装置
JP2009185786A (ja) * 2008-02-08 2009-08-20 Denso Corp バルブタイミング調整装置
JP2010259260A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Toyota Motor Corp モータ制御システムの異常判定装置

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105339608A (zh) * 2013-07-10 2016-02-17 博格华纳公司 用于电相位器的致动器轴的位置控制和校准方法
JP2016526642A (ja) * 2013-07-10 2016-09-05 ボーグワーナー インコーポレーテッド 電気フェイザー用アクチュエータシャフトの位置制御及び較正方法
CN105339608B (zh) * 2013-07-10 2019-01-01 博格华纳公司 用于电相位器的致动器轴的位置控制和校准方法
JP2017536077A (ja) * 2014-11-20 2017-11-30 エムエムティー エスアー トルク信号および電力信号の明確なステアリングによって駆動されるメカトロニックユニット
CN106788123A (zh) * 2016-12-05 2017-05-31 潍柴动力股份有限公司 一种电机转速调节方法和装置
JP2020128703A (ja) * 2019-02-07 2020-08-27 日立オートモティブシステムズ株式会社 可変バルブタイミング装置の制御装置及び制御方法
WO2020162308A1 (ja) * 2019-02-07 2020-08-13 日立オートモティブシステムズ株式会社 可変バルブタイミング装置の制御装置及び制御方法
JP7064454B2 (ja) 2019-02-07 2022-05-10 日立Astemo株式会社 可変バルブタイミング装置の制御装置及び制御方法
WO2021002252A1 (ja) * 2019-07-03 2021-01-07 日立オートモティブシステムズ株式会社 可変バルブタイミング機構の制御装置及びその制御方法
JP2021011820A (ja) * 2019-07-03 2021-02-04 日立オートモティブシステムズ株式会社 可変バルブタイミング機構の制御装置及びその制御方法
WO2021033691A1 (ja) * 2019-08-22 2021-02-25 株式会社デンソー バルブタイミング調整装置
JP2021032103A (ja) * 2019-08-22 2021-03-01 株式会社デンソー バルブタイミング調整装置
JP7211302B2 (ja) 2019-08-22 2023-01-24 株式会社デンソー バルブタイミング調整装置
JP2021110262A (ja) * 2020-01-07 2021-08-02 トヨタ自動車株式会社 電動可変動弁機構の制御装置
JP7247900B2 (ja) 2020-01-07 2023-03-29 トヨタ自動車株式会社 電動可変動弁機構の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5573687B2 (ja) 2014-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5573687B2 (ja) 可変バルブタイミング制御システムのモータ回転状態検出系異常診断装置
CN108442991B (zh) 电动移相器启动控制方法
JP4196294B2 (ja) 内燃機関の可変バルブタイミング制御装置
JP4596481B2 (ja) 内燃機関の可変バルブタイミング制御装置
JP5010659B2 (ja) クランク角検出システムの異常診断装置
JP4641985B2 (ja) 内燃機関の可変バルブタイミング制御装置
JP2005256842A (ja) 内燃機関のクランクシャフトの角度位置を決定する方法および装置
CN107849993B (zh) 用于确定车辆发动机的凸轮轴的旋转状态的方法
US7980214B2 (en) Control device for electrically driven variable valve timing apparatus
JP4123127B2 (ja) 内燃機関の可変バルブタイミング制御装置
JP5402984B2 (ja) 可変バルブタイミング制御装置
EP2990283A1 (en) Startup control device
US10767552B2 (en) Control apparatus and control method for variable valve timing mechanism
US9777605B2 (en) Motor control apparatus
JP6390578B2 (ja) 可変バルブタイミング装置
JP2011157835A (ja) 回転角検出装置およびその組付方法
JP5370162B2 (ja) 可変バルブタイミング制御装置
JP4868022B2 (ja) モータ制御システムの異常判定装置
JP2011094581A (ja) 電動式可変バルブタイミング装置の制御装置
JP2018066331A (ja) 制御装置
JP2012073054A (ja) 回転検出装置
JP3963054B2 (ja) 回転信号の異常検出装置
JP2013060938A (ja) エンジン制御装置
JP6038743B2 (ja) ハイブリッド車両の駆動制御装置
JP6337759B2 (ja) 内燃機関の可変バルブタイミング制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131010

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131017

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140603

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140616

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5573687

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250