JP2012144368A - クレーン用アクセル開度変換装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アクセルペダルから入力されるアクセル入力開度と、エンジンコントロールユニットに出力するアクセル出力開度との関係を定めるアクセル開度特性を記憶する記憶手段30と、アクセル開度特性に従って、アクセル入力開度をアクセル出力開度に変換する変換手段20と備える。オペレータがアクセルペダルを踏みすぎても、エンジン回転数を低くすることができ、クレーンの燃費を低減できる。
【選択図】図1
Description
エンジン110は、燃料タンク111とインジェクタ112を介して接続されており、インジェクタ112は、クレーンの運転室に設けられたアクセルペダル130と、エンジンコントロールユニット131を介して接続されている。そのため、オペレータがアクセルペダル130を踏めば、アクセルペダル130に設けられたセンサがアクセル開度を検知し、エンジンコントロールユニット131がそのアクセル開度をもとにインジェクタ112を開け、エンジン111の回転数が上がる。
以上のような構成であるから、基本的には、オペレータがアクセルペダル130を踏めば、エンジン回転数が上がり、油圧ポンプの回転数が上がり、クレーンの各部の動作速度が上がる。また、オペレータがアクセルペダル130を緩めれば、エンジン回転数が下がり、油圧ポンプの回転数が下がり、クレーンの各部の動作速度が下がる。
そのため、従来のクレーンは、オペレータの操作の仕方によって燃費が大きく左右されるという問題がある。
第2発明のクレーン用アクセル開度変換装置は、第1発明において、前記記憶手段は、複数の前記アクセル開度特性を記憶するものであり、前記変換手段に前記複数のアクセル開度特性の内の一を指定する指定手段を備えることを特徴とする。
第3発明のクレーン用アクセル開度変換装置は、第2発明において、前記指定手段は、前記複数のアクセル開度特性の内の一を選択する選択手段と、前記変換手段に対して、前記選択手段で選択されたアクセル開度特性に従って前記アクセル入力開度を前記アクセル出力開度に変換するか、あるいは前記アクセル入力開度を変換せずに前記アクセル出力開度とするかを切り替えるスイッチとからなることを特徴とする。
第4発明のクレーンは、第1、第2または第3発明のクレーン用アクセル開度変換装置を備えることを特徴とする。
第2発明によれば、複数のアクセル開度特性が記憶されているので、オペレータの好みに合ったアクセル開度特性を指定することができる。
第3発明によれば、選択手段でオペレータの好みに合ったアクセル開度特性を選択し、スイッチでアクセル開度を変換するかしないかを切り替えることができるので、作業の状況に合わせて即座にアクセル開度を変換することができる。
第4発明によれば、アクセル開度特性に従ってアクセル入力開度をアクセル出力開度に変換するので、オペレータがアクセルペダルを踏みすぎても、エンジン回転数を低くすることができる。そのため、クレーンの燃費を低減できる。
図2に示すように、本発明の一実施形態に係るクレーン用アクセル開度変換装置Aは、従来技術のクレーン(図9参照)において、アクセルペダル130と、エンジンコントロールユニット131との間に接続されている。
アクセルペダル130には、オペレータがアクセルペダル130を踏み込んだ量を検知するセンサが設けられており、そのセンサは検知結果をアクセル入力開度としてクレーン用アクセル開度変換装置Aに入力する。クレーン用アクセル開度変換装置Aは、入力されたアクセル入力開度をアクセル出力開度に変換し、エンジンコントロールユニット131に出力する。そして、エンジンコントロールユニット131は、入力されたアクセル出力開度をもとにインジェクタ112を開け、エンジン111の回転数を制御する。
より詳細には、選択手段30は、例えばクレーンの運転室内に設けられたモニタのスイッチであり、オペレータが記憶手段10に記憶された複数のアクセル開度特性の内の一を選択できるようになっている。そして、記憶手段10には、複数のアクセル開度特性のうち、選択手段30によって選択されたものがどれであるかを示す選択情報が記憶されており、選択手段30によって、その選択情報を更新できるようになっている。
より詳細には、スイッチ40を入にすれば、変換手段20は、記憶手段10を参照し、選択情報に対応するアクセル開度特性に従ってアクセル入力開度をアクセル出力開度に変換して出力する。また、スイッチ40を切りにすれば、変換手段20は、アクセル入力開度を変換せずにそのままアクセル出力開度として出力する。
なお、図3に示すように、スイッチ40は、例えばクレーンの運転室内に設けられる。また、スイッチ40は、手動のスイッチに代えて、クレーンの運転室内に設けられたモニタのスイッチとしてもよい。
まず、オペレータが、選択手段30としてのモニタのスイッチを操作し、モード1からモード3のアクセル開度特性の内の一つを選択する。そうすると、選択手段30は、選択したモードを示す情報で、記憶手段10の選択情報を更新する。
そのため、複数のアクセル開度特性から、オペレータのフィーリングやクレーンの動作速度、燃費効率等の好みに合ったアクセル開度特性を選択することができる。なお、オペレータのフィーリングは、オペレータがアクセルペダル130を踏んだ時に意図したエンジン回転数と実際のエンジン回転数とのマッチングが関係すると考えられる。
なお、このとき、図4に示すように、選択したアクセル開度特性を示すアイコンiを、クレーンの運転席に設けられたモニタに表示することが好ましい。このモニタはクレーンに備えられた過負荷防止装置のモニタと共通とすればよい。モニタを過負荷防止装置のモニタと共通とすることで、クレーンの運転室に複数のモニタを設ける必要がなく場所をとらないし、オペレータは一目で多くの情報を得ることができる。
そのため、オペレータがアクセルペダル130を踏みすぎても、エンジン回転数を低くすることができ、クレーンの燃費を低減できる。また、エンジン回転数が低くなることから、騒音も低減することができる。さらに、スイッチ40を切り替えるだけで、オペレータの好みに合ったアクセル開度特性でアクセル開度を変換できるので、作業の状況に合わせて即座にアクセル開度を変換することができる。
そのため、作業速度を上げたい時などに、エンジン回転数を上げることができる。
記憶手段10には、図5に示すような線形のアクセル開度特性の他、図6から図8に示すような非線形のアクセル開度特性を記憶しておいてもよい。
図6に示すアクセル開度特性は、アクセル入力開度が低い領域ではアクセル出力開度をあまり変えず、アクセル入力開度が高くなるにしたがいアクセル出力開度の低減を大きくする性質を有する。
図7に示すアクセル開度特性は、アクセル入力開度が低い領域でアクセル出力開度の低減を大きくし、アクセル入力開度が高くなるにしたがい無変換に近づく性質を有する。
図8に示すアクセル開度特性は、アクセル入力開度が低い領域でアクセル出力開度の低減を大きくし、アクセル入力開度が高い領域では線形となる性質を有する。
上記の図5から図8に示すアクセル開度特性を全て記憶手段10に記憶しておき、選択手30で、これら複数のアクセル入力開度の内から一つを選択するようにしてもよい。
20 変換手段
30 選択手段
40 スイッチ
Claims (4)
- クレーンのアクセルペダルと、エンジンコントロールユニットとを接続するクレーン用アクセル開度変換装置であって、
前記アクセルペダルから入力されるアクセル入力開度と、前記エンジンコントロールユニットに出力するアクセル出力開度との関係を定めるアクセル開度特性を記憶する記憶手段と、
前記アクセル開度特性に従って、前記アクセル入力開度を前記アクセル出力開度に変換する変換手段と備える
ことを特徴とするクレーン用アクセル開度変換装置。 - 前記記憶手段は、複数の前記アクセル開度特性を記憶するものであり、
前記変換手段に前記複数のアクセル開度特性の内の一を指定する指定手段を備える
ことを特徴とする請求項1記載のクレーン用アクセル開度変換装置。 - 前記指定手段は、
前記複数のアクセル開度特性の内の一を選択する選択手段と、
前記変換手段に対して、前記選択手段で選択されたアクセル開度特性に従って前記アクセル入力開度を前記アクセル出力開度に変換するか、あるいは前記アクセル入力開度を変換せずに前記アクセル出力開度とするかを切り替えるスイッチとからなる
ことを特徴とする請求項2記載のクレーン用アクセル開度変換装置。 - 請求項1、2または3記載のクレーン用アクセル開度変換装置を備える
ことを特徴とするクレーン。
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- 2011-01-14 JP JP2011006242A patent/JP5833315B2/ja active Active
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