JP2012142776A - 携帯端末及び誤乗車判定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電車の行き先違いを判定することにより誤乗車を防止することができる。
【解決手段】所定の区間内において複数の駅を経由して運行すると共に、運行日によって停車駅が変更するように運行が管理される電車の停車駅を判定する携帯電話機1であって、乗車駅と降車駅を設定する設定部17と、乗車しようとする電車の固有情報を所定の場所に設置されているリーダライタ装置2から取得する通信部13と、通信部13により取得された固有情報に基づいて、インターネットサーバ3に記憶される電車の運行情報を、リーダライタ装置2から取得する通信部13と、乗車駅及び降車駅と運行情報とに基づいて、固有情報に対応する乗降案内情報を表示するディスプレイ15とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電車の行き先違いによる誤乗車を防止する携帯端末及び誤乗車判定システムに関する。
従来より、鉄道等を運営する交通機関は、種々の運行条件によって決定された運行予定に基づいて電車の運行を行う。電車の運行は、運行条件として、例えば、利用者の利用状況を考慮して、利用者の数が多い平日の通勤時間帯には、電車の本数を多くするようにし、利用者の数が少ない祝祭日(休日)には、電車の本数を少なくするように決定される。また、電車の運行は、運行条件として、例えば、路線や駅によっては、各駅に停車する、いわゆる、各駅停車による運行や各駅には停まらずに主要な駅のみに停車する、いわゆる、快速列車による運行を行う。
一方の利用者は、電車の運行に合わせて、日々の電車の利用を行う。利用者は、通勤等で毎日同じ時間に電車を利用しており、通勤日等とは異なる休日に電車を利用した場合には、平日の時と同じ感覚で電車を利用するために、行き先が違う等の到着駅に停車しない電車に誤って乗ってしまうことがある。結果として、利用者は、到着駅に辿り着けなかったり、到着時間が大幅に遅れてしまうことがあった。また、曜日による運行条件の違いに限らず、不慣れな土地での利用においても、案内等がわからないために、同様の問題が起こりうることがあった。
特許文献1には、行き先を入力することにより、到着駅へ向かう電車を通知する携帯端末に関する技術が記載されている。この特許文献1に記載される携帯端末は、GPSにより取得した携帯端末の位置情報に基づいて、最寄り駅から入力した行き先に停車する電車を抽出して、通知するものである。
特開2005−210663号公報
しかし、上述した特許文献1に記載される携帯端末は、最寄り駅に停車する電車を通知するために、利用者が乗る電車が目の前にある場合に、この電車が通知された電車なのか否かの判断に迷うという問題が生じる。また、ユーザが電車に乗って移動している状態においては、取得した位置情報に基づいて、最寄り駅からの電車が行き先の駅に停車するか否かの判定を行うために、ユーザが乗っている電車が行き先の駅に向かうか否かの判断は行わないという問題が生じる。
したがって、本発明においては、行き先を判定した電車を特定することができると共に、行き先違いによる誤乗車を防止することができる携帯端末及び誤乗車判定システムを提供することを目的とする。
そこで、本発明は、上述したような問題に鑑みてなされたものであって、所定の区間内において複数の場所を経由して運行すると共に、運行日によって停車場所が変更するように運行が管理される車両の停車場所を判定する携帯端末であって、出発場所と到着場所を設定する設定部と、乗車しようとする車両の固有の識別情報を所定の場所又は車両に設置されている外部機器から取得する識別情報取得部と、前記識別情報取得部により取得された固有の識別情報に基づいて、外部機器から車両の運行情報を取得する運行情報取得部と、前記出発場所、前記到着場所及び前記運行情報に基づいて、前記固有の識別情報に対応する乗降案内情報を提示する乗降案内情報提示部とを備え、前記乗降案内情報提示部は、前記到着場所の方向には向かい、かつ、前記到着場所に停車する場合と、前記到着場所の方向には向かい、かつ、停車しない場合と、前記到着場所の方向には向かわない場合との前記乗降案内情報を提示することを特徴とする。
また、前記携帯端末は、誤乗車の判定を行う誤乗車判定部と、車両の経路を選択する経路選択部と、を備え、前記経路選択部は、前記設定部により設定された前記出発場所と前記到着場所に基づいて、車両の経路を選択し、前記誤乗車判定部は、前記乗降案内情報の提示にあたり、前記経路選択部により選択された前記経路と前記運行情報取得部により取得された前記運行情報とに基づいて、前記固有の識別情報に対応する車両が誤乗車となる車両であるか否かを判定することを特徴とすることが好ましい。
また、前記識別情報取得部は、車両に設置される外部機器からの受信により、当該外部機器が設置される車両の固有の識別情報を取得することが好ましい。
また、前記識別情報取得部は、前記所定の場所に設置される外部機器からの受信により、当該外部機器が設置される場所に停車する車両のうち当該外部機器との受信時以降に停車する車両の固有の識別情報を取得することを特徴とすることが好ましい。
また、上記携帯端末は、所定の区間内の入退場ゲートでの入退場を入退場処理により許可する入退場情報が格納される入退場情報格納部を備え、前記設定部は、前記入退場情報格納部に格納される前記入退場情報に基づいて、前記出発場所と前記到着場所を設定することが好ましい。
また、前記識別情報取得部は、前記入退場ゲートでの入場処理により、外部機器からの受信が可能となることを特徴とすることが好ましい。
また、前記乗降案内情報提示部は、前記乗降案内情報の提示を、前記固有の識別情報を取得した外部機器の設置場所が前記所定の場所である場合には、第1の表示にて行い、前記固有の識別情報を取得した外部機器の設置場所が前記車両である場合には、前記乗降案内情報を前記第1の表示とは異なる第2の表示にて行うことを特徴とすることが好ましい。
また、別の発明では、所定の区間内において複数の場所を経由して運行すると共に、運行日によって停車場所が変更するように運行が管理される車両の停車場所を判定する誤乗車判定システムであって、所定の場所又は車両に設置され、乗車しようとする車両の固有の識別情報と、車両の運行情報を記憶する外部機器と、外部機器と通信可能な携帯端末と、を備え、前記携帯端末は、出発場所と到着場所を設定する設定部と、前記固有の識別情報を、前記所定の場所又は車両に設置される外部機器から取得する識別情報取得部と、前記識別情報取得部により取得された前記固有の識別情報に基づいて、外部機器から前記運行情報を取得する運行情報取得部と、前記出発場所、前記到着場所及び前記運行情報に基づいて、前記固有の識別情報に対応する乗降案内情報を提示する乗降案内情報提示部とを備え、前記乗降案内情報提示部は、前記到着場所の方向には向かい、かつ、前記到着場所に停車する場合と、前記到着場所の方向には向かい、かつ、停車しない場合と、前記到着場所の方向には向かわない場合との乗降案内情報を提示することを特徴とする。
本発明によれば、行き先を判定した電車を特定することができると共に、行き先違いによる誤乗車を防止することができる携帯端末及び誤乗車判定システムを提供する。
本発明に係る誤乗車判定システムの概要を示す図である。 携帯電話機とリーダライタ装置とインターネットサーバの機能を示す機能ブロック図である。 インターネットサーバに記憶されるデータを示す概念図である。 行き先設定の切り替えを示す概念図である。 ディスプレイの表示の一例を示す模式図である。 ディスプレイの表示の一例を示す模式図である。 誤乗車判定システムの動作を示すフローチャートである。
以下、誤乗車判定システムの一実施形態について、図1から図7を参照しながら説明する。
本実施形態における誤乗車判定システムは、図1に示すように、駅(場所)のホームH等に設置されたリーダライタ装置2(第1の機器)やインターネットサーバ3(第2の機器)から取得した誤乗車の判定に係る情報に基づいて、ユーザが乗ろうとしている電車T(車両)がユーザの希望する降車駅に向かうか否かを判定し、その判定結果を携帯電話機1に表示するシステムである。ユーザは、携帯電話機1に表示された判定結果を確認することにより、誤乗車か否かを確認することができる。
ここで、本実施形態において誤乗車の判定の対象となる電車Tについて説明する。電車Tは、本実施形態においては、電車Tの運行を行う交通機関により、所定の区間内(例えば、東京駅から三鷹駅)において複数の駅(例えば、中野駅や高円寺駅等)を経由して運行するように管理される。
また、電車Tは、交通機関により、運行日時(例えば、平日と休日や時間帯等)の変更によって停車駅が変更するように運行が管理される。電車Tは、例えば、平日であるならば、東京駅から三鷹駅の間を、中野駅と高円寺駅を経由して運行するが、休日であるならば、中野駅のみ経由したり等の変更がされる。
また、電車Tは、交通機関により、例えば、後に詳述する図3に示すように、電車Tの種類(快速列車と各駅停車)によって、停車駅が異なるように運行が管理される。
また、駅のホームHの利用は、利用者が自動改札機100(入退場ゲート)に対して、入場処理を行うことにより、入場が許容される。利用者は、入場が許容される状態において、自動改札機100を通過することにより、駅のホームHに入場することができる。一方、自動改札機100に対して、退場処理を行うことにより、退場が許容される。利用者は、退場が許容される状態において、自動改札機100を通過することにより、駅のホームHから退場することができる。
次に、本実施形態における誤乗車判定システムについて説明する。
本実施形態における誤乗車判定システムは、図2に示すように、携帯電話機1と、ホームH等に設置されたリーダライタ装置2と、インターネットサーバ3と、を備える。
携帯電話機1は、記憶部11と、非接触ICチップ12と、通信部13と、操作部14と、ディスプレイ15と、制御部16とを備える。
記憶部11は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等により構成され、アプリケーションや、各種の情報が記憶される。
非接触ICチップ12は、ICチップ記憶部120と、ICチップ通信部121と、ICチップ制御部122とを有する。非接触ICチップ12は、RFID(Radio Frequency IDentification)の一種であり、外部機器との非接触通信を可能により構成される。本実施形態においては、リーダライタ装置2との通信を行う。
ICチップ記憶部120は、各種の情報が記憶される。本実施形態においては、電車Tの乗降に関する情報が記憶される。
ICチップ通信部121は、例えば、携帯電話機1をリーダライタ装置2にかざすことにより、携帯電話機1とリーダライタ装置2との非接触通信が可能に構成される。なお、ICチップ通信部121とリーダライタ装置2とは、携帯電話機1をリーダライタ装置2にかざすことをきっかけとして、無線通信を行うように構成してもよい。
ICチップ制御部122は、上述したICチップ記憶部120を管理し制御するように構成される。
通信部13は、アンテナ(図示せず)を介して、インターネットサーバ3と通信可能に構成される。
操作部14は、ユーザが操作することにより、命令を入力可能に構成される。
ディスプレイ15(乗降案内情報提示部)は、入力結果等の所定の情報を表示可能に構成される。
制御部16は、上述した記憶部11等を管理し制御するCPU(Central Processing Unit、中央演算処理装置)として構成される。
リーダライタ装置2は、リーダライタ記憶部20と、リーダライタ通信部21と、リーダライタ制御部22を備える。
リーダライタ記憶部20は、RAM、ROM等により構成され、各種の情報(例えば、後述する固有情報や後述する運行情報)が記憶される。
リーダライタ記憶部20に記憶される各種の情報は、インターネットサーバ3等からの情報を受信して随時更新される。
リーダライタ通信部21は、アンテナ(図示せず)を介して、携帯電話機1及びインターネットサーバ3と通信可能に構成される。
リーダライタ通信部21は、本実施形態においては、所定の距離内でリーダライタ装置2に携帯電話機1がかざされることにより、ICチップ通信部121を介して、携帯電話機1との通信を行うように構成される。
また、リーダライタ通信部21は、本実施形態においては、インターネットを経由して、インターネットサーバ3との通信を行うように構成される。
リーダライタ制御部22は、上述したリーダライタ記憶部20等を管理し制御するCPUとして構成される。
また、本実施形態においては、図1に示すように、設置場所により3台のリーダライタ装置2(第1のリーダライタ装置2A、第2のリーダライタ装置2B及び第3のリーダライタ装置2C)により構成される。
第1のリーダライタ装置2Aは、駅のホームHの柱P(詳細には、柱Pの中央付近)に設置される。第1のリーダライタ装置2Aは、例えば、携帯電話機1がかざされることにより、携帯電話機1と通信を行うことができる。
また、第1のリーダライタ装置2Aは、ホームHを中心にして両側から電車Tが停止するように構成される場合には、電車Tが停止する側に対応する位置にそれぞれ設置される。また、ホームHを中心にして両側から電車Tが停止するように構成される状況において、図1に示すように、第1のリーダライタ装置2Aを柱Pの中央付近に設置する場合には、第1のリーダライタ装置2Aや柱Pには、各第1のリーダライタ装置2AがホームHのどの側に停車する対応する電車Tに対応するか否かの表示を付す。このことにより、ユーザは、設置された第1のリーダライタ装置2Aがどちら側で停車する電車か否かを迷うことなく第1のリーダライタ装置2Aを利用することができる。
第2のリーダライタ装置2Bは、電車Tの外側の乗降口TEの周囲に設置される。第2のリーダライタ装置2Bは、例えば、携帯電話機1がかざされることにより、電車Tの外部から携帯電話機1と通信を行うことができる。
第3のリーダライタ装置2Cは、電車Tの内部に設置される。第3のリーダライタ装置2Cは、例えば、携帯電話機1をかざすことにより、携帯電話機1と通信を行うことができる。
第3のリーダライタ装置2Cの設置場所は、ユーザの利用状況や利便性を考慮して決定される。例えば、第3のリーダライタ装置2Cは、携帯電話機1の利用後に乗降がしやすいように、乗降口TEの周囲に設置することができる。また、第3のリーダライタ装置2Cは、図示しない座席の背後に設置される窓TWや乗降口TEに設置される窓TWに設置することができる。第3のリーダライタ装置2Cは、このような場所に設置された場合には、電車内部と電車外部から携帯電話機1との通信を行うことができ、第2のリーダライタ装置2Bとして兼用できる。また、つり革や座席に対応する位置(乗車位置)に設置することができる。このような場所に設置することにより、乗降口TEの周囲に設置した場合に比して、他の乗客の邪魔になることや複数のユーザが利用したい場合の混雑を招くこと等がなく、ユーザも移動することなく自分の乗車位置を維持しながら携帯電話機1の利用を行うことができる。
インターネットサーバ3は、サーバ記憶部30と、サーバ通信部31と、サーバ制御部32とを備える。
サーバ記憶部30は、RAM、ROM等により構成され、各種の情報(例えば、後述する運行情報や遅延情報等)がデータベース(DB)として構築されて記憶される。なお、サーバ記憶部30に記憶される各種の情報は、他のインターネットサーバ等から情報を取得して随時更新される。
サーバ通信部31は、インターネット通信網を介して、携帯電話機1と通信可能に構成される。
サーバ制御部32は、上述したサーバ記憶部30等を管理し制御するCPUとして構成される。
以上のように構成される携帯電話機1は、行き先を判定した電車を特定することができると共に、行き先違いによる誤乗車を防止する機能を有する。
携帯電話機1は、図2に示すように、設定部17と、通信部13(識別情報取得、運行情報取得部)を備える。
設定部17は、乗車駅(出発場所)と停車駅(到着場所)を設定する。
通信部13は、乗車しようとする電車Tの固有情報(固有の識別情報)を所定の場所(本実施形態においては、ホームHや電車T)に設置されているリーダライタ装置2から取得する。具体的には、電車Tの固有情報は、携帯電話機1を電車Tに対応付けられたリーダライタ装置2にかざすことにより取得される。電車Tの固有情報とは、電車Tを特定するための情報であり、例えば、各電車Tに割り当てられたIDの情報として構成することができる。このため、携帯電話機1は、運行情報の中から対応する電車Tを特定することができる。
また、通信部13は、取得された固有情報に基づいて、電車Tの運行情報を取得する。具体的には、電車Tの運行情報は、インターネットサーバ3からリーダライタ装置2を経由して取得される。
インターネットサーバ3に記憶される電車Tの運行情報とは、電車Tを運行管理する交通機関により予め決められた電車Tの運行に関する情報である。電車Tの運行に関する情報は、例えば、図3に示すように、中央線、総武線、山手線、田園都市線等の各路線の時刻表に記載されるような内容(時間、停車駅等)の情報である。図3には、各路線の時刻表の一例として、田園都市線における所定の時間帯での時刻表が詳細に示される。この時刻表に示される時間帯には、渋谷駅から高津駅の間において快速列車と各駅停車が運行している。快速列車は、渋谷駅から高津駅の間の駅において、用賀駅、二子新地駅及び高津駅には停車しないで運行が行われる。一方の各駅停車は、渋谷駅から高津駅の間の各駅に停車する運行が行われる。
また、運行情報は、上述した時刻表の他に、電車Tの遅延に関する情報を含む。
ディスプレイ15は、乗車駅、降車駅及び運行情報に基づいて、固有の識別情報に対応する乗降案内情報を表示(提示)する。乗降案内情報は、電車が降車駅には向かい、かつ、降車駅に停車する場合と、降車駅の方向には向かい、かつ、停車しない場合と、降車駅の方向には向かわない場合のいずれかの場合に当てはめて、ディスプレイ15に表示される。
このように構成される携帯電話機1は、設定部17により乗車駅と停車駅を設定する。携帯電話機1は、通信部13により電車Tの固有情報を取得する。携帯電話機1は、通信部13により取得された固有情報に基づいて、電車Tの運行情報を取得する。また、携帯電話機1は、誤乗車判定部19により乗車駅及び降車駅と運行情報とに基づいて、固有情報に対応する電車Tの乗降案内情報(固有情報に対応する電車を、降車駅には向かい、かつ、降車駅に停車する場合、降車駅の方向には向かい、かつ、停車しない場合又は降車駅の方向には向かわない場合のいずれかの場合に当てはめた情報)をディスプレイ15に表示する。
したがって、携帯電話機1においては、設定された乗車駅及び降車駅と運行情報とに基づいて、固有情報に対応する電車Tが降車駅には向かい、かつ、降車駅に停車する場合と、降車駅の方向には向かい、かつ、停車しない場合と、降車駅の方向には向かわない場合とのいずれかの場合に当てはめた乗降案内情報がディスプレイ15に表示される。このため、携帯電話機1においては、例えば、リーダライタ装置2やインターネットサーバ3を介して、情報(固有情報及び運行情報)を取得すれば、誤乗車となる電車か否かの乗降案内情報を表示することができる。また、リーダライタ装置2に対応する電車の固有情報を取得するために、ユーザは、判定される電車を認識することができる。
このため、携帯電話機1においては、行き先を判定した電車を特定することができると共に、行き先違いによる誤乗車を防止することができる。
なお、本実施形態において、乗降案内情報提示部をディスプレイ15により構成したがこれに限られない。乗降案内情報提示部は、ユーザに、提示された乗降案内情報に基づいて異なる提示を行えればよく、例えば、提示された乗降案内情報に基づいて、鳴り分けをするようにスピーカ(図示せず)で構成したり、提示された乗降案内情報に基づいて、バイブレーションの動作を変えるようにバイブレータ(図示せず)で構成したり、判定結果により発光のタイミングを変えたり、色を変えたりする報知用ランプ(図示せず)で構成したりすることにより実現できる。また、乗降案内情報提示部は、例えば、ディスプレイ15とスピーカ等のように複数用いてもよく、例えば、表示をしながら、音を鳴らす等同時に動作させるように構成してもよい。
また、ディスプレイ15は、降車駅の方向には向かい、かつ、停車しない場合には、降車駅の手前の場所で、異なる車両に乗り換えることにより、降車駅に停車する場合の乗降案内情報を加味して表示する。
したがって、携帯電話機1においては、例えば、降車駅の方向には向かうが降車駅の手前が終着駅となっている電車や、降車駅の手前で降車可能な電車等の乗換可能な電車や、降車駅の手前では降車する機会のない降車駅を通り過ぎる電車Tの乗降案内情報をディスプレイ15に表示することができる。
このため、携帯電話機1においては、さらに詳細な判定を行えるために、行き先違いによる誤乗車を防止することができる。
なお、本実施形態においては、携帯電話機1は、リーダライタ装置2から固有情報を取得し、インターネットサーバ3からリーダライタ装置2を経由して運行情報を取得したが、これに限られない。携帯電話機1は、例えば、リーダライタ装置2に携帯電話機1をかざすことにより、リーダライタ装置2にかざした情報(かざされたリーダライタ装置2の情報)に基づいて、インターネットサーバ3からリーダライタ装置2に対応する固有情報及び運行情報を取得してもよい。
制御部16は、設定部17により設定された乗車駅と降車駅に基づいて、電車Tの経路を選択する経路選択部18を備える。
誤乗車判定部19は、乗降案内情報の表示にあたり、経路選択部18により選択された経路と通信部13により取得された運行情報とに基づいて、固有情報に対応する電車Tが誤乗車となる電車か否かを判定する。
このように構成される携帯電話機1は、設定部17により乗車駅と降車駅を設定する。携帯電話機1は、設定部17により設定された乗車駅と降車駅に基づいて、経路選択部18により電車Tの経路を選択する。この際、携帯電話機1は、通信部13により電車Tの固有情報を取得する。携帯電話機1は、通信部13により取得された固有情報に基づいて、電車Tの運行情報を取得する。また、携帯電話機1は、誤乗車判定部19により経路選択部18により選択された経路と通信部13により取得された運行情報とに基づいて、固有情報に対応する電車Tが誤乗車となる電車か否かを判定する。
したがって、携帯電話機1においては、乗降案内情報の提示にあたり、設定された乗車駅と停車駅と電車Tの固有情報に基づいて取得された運行情報とにより、固有情報に対応する電車Tが誤乗車となる電車か否かを判定する。このため、携帯電話機1においては、行き先を判定した電車を特定することができると共に、行き先違いによる誤乗車を防止することができる。また、携帯電話機1においては、予め経路情報を取得しておけば、経路情報からの経路と運行情報とに基づいて、判定処理を行えばよいために携帯電話機1等の処理負担を軽減することができる。
また、通信部13は、電車Tに設置される第2のリーダライタ装置2B又は第3のリーダライタ装置2Cからの受信により、当該第2のリーダライタ装置2B又は第3のリーダライタ装置2Cが設置される電車Tの固有情報を取得する。
このように構成される携帯電話機1は、電車Tに設置される第2のリーダライタ装置2B又は第3のリーダライタ装置2Cから取得した当該電車Tの固有情報に基づいて、結果として、誤乗車となる電車か否かの判定を行うことができる。したがって、携帯電話機1においては、行き先を判定した電車を特定することができると共に、行き先違いによる誤乗車を防止することができる。
携帯電話機1においては、第2のリーダライタ装置2Bのように電車Tの外側から通信を行うような位置に設置されている場合には、ユーザは、誤乗車となる電車か否かを知りたい電車Tそのものを目前にして通信を行い、その電車Tが設定した降車駅に停車するか否かを知ることができるので、ユーザに安心感を与えることができる。また、本実施形態においては、第2のリーダライタ装置2Bは、電車Tの乗降口TEの周囲に設置されているために、判定後に、すぐに乗車を行うことができる。
また、携帯電話機1においては、第3のリーダライタ装置2Cのように電車Tの内部に設置されている場合には、間違って乗車してしまったか不安な時等、電車Tから降りて確認する必要なく、電車Tに乗ったままで、誤乗車となる電車か否かを知ることができるので、ユーザに安心感を与えることができる。
また、通信部13は、第1のリーダライタ装置2Aからの受信により、当該リーダライタ通信部21が設置される場所に停車する電車Tのうち当該第1のリーダライタ装置2Aとの受信時以降に停車する電車Tの固有情報を取得する。
このように構成される携帯電話機1は、第1のリーダライタ装置2Aが設置される場所に停車する電車Tのうち当該第1のリーダライタ装置2Aとの受信時以降に停車する電車Tの固有情報に基づいて、結果として、誤乗車となる電車か否かの判定を行うことができる。
携帯電話機1においては、ホームHの所定の電車Tが停車する場所の周辺に第1のリーダライタ装置2Aが設置されている場合には、第1のリーダライタ装置2Aと携帯電話機1との通信を行うことにより、第1のリーダライタ装置2Aが設置されたホームHに到着する電車Tが誤乗車となる電車か否かの判定を行うことができる。また、第1のリーダライタ装置2Aからの受信時以降に停車する電車Tの固有情報に基づいて、電車Tが降車駅に停車するかの判定を行うために、現在停車している電車Tが判定の対象か否かを迷うことなく、確実に乗れる電車Tについての判定を行うことができる。その結果、携帯電話機1においては、行き先を判定した電車を特定することができると共に、行き先違いによる誤乗車を防止することができる。
また、記憶部11(入退場情報格納部)には、所定の区間内の自動改札機100での入退場を入退場処理により許可する入退場情報が格納(記憶)される。
設定部17は、記憶部11に格納される入退場情報に基づいて、乗車駅と降車駅を設定する。
このように構成される携帯電話機1は、設定部17により記憶部11に格納される入退場情報に基づいて、乗車駅と降車駅を設定する。このため、携帯電話機1においては、乗車駅と降車駅が自動的に設定される。例えば、入退場情報が定期券の乗車駅と降車駅である場合には、ユーザは、定期券の利用に際しては、乗車駅と降車駅の設定を行う操作が不要となる。したがって、携帯電話機1においては、ユーザの利便性を高めることができる。
次に、本実施形態における入場情報に基づく乗車駅と降車駅の設定の具体例を、図4を用いて説明する。
入場情報は、本実施形態においては、交通機関により、特定の区間を繰り返し乗車する乗客を対象として、一定期間を区切って発行される定期乗車券(以下、定期という。)の情報を用いる。
ICチップ記憶部120では、上述した定期の情報(乗車駅と降車駅)が記憶される。
ICチップ記憶部120には、図4に示すように、カードタイプの定期Cの表面に印字される駅名に対応する情報(例えば、高円寺駅及び東京駅)が[乗車駅1]と[降車駅1]に対応して記憶される。
本実施形態において、設定部17は、[乗車駅1]に対応する情報を乗車駅とし、[降車駅1]に対応する情報を降車駅として、乗車駅と降車駅を設定する。
また、本実施形態においては、ユーザが任意に乗車駅と降車駅を決定することができる。この場合、図4に示すように、[乗車駅1]及び[降車駅1]に加えて、[乗車駅2]及び[降車駅2]が設置される。
[乗車駅1]及び[降車駅1]と、[乗車駅2]及び[降車駅2]の選択は、フラグにより決定される。つまり、設定部17は、定期有効フラグ又はアプリ有効フラグに基づいて、[乗車駅1]及び[降車駅1]又は[乗車駅2]及び[降車駅2]を乗車駅と降車駅として設定する。具体的には、ユーザは、アプリケーションを起動して、図4に示すように、ディスプレイ15上に表示される乗車駅と降車駅に対応する入力欄(例えば、乗車駅を渋谷駅とし、降車駅を高津駅とする。)に操作部14により入力を行う。そして、設定部17は、フラグがアプリ有効フラグにあることを条件にして、[乗車駅2]及び[降車駅2]を設定する。
また、本実施形態において、フラグは、アプリケーション起動時にユーザにより登録があった場合には、アプリ有効フラグに設定され、それ以外(初期設定時、アプリケーション未設定時、アプリケーション終了時)には、定期有効フラグに設定されるように定期有効フラグが優先されるように設定することができる。なお、フラグは、本実施形態においては、非接触ICチップ12内に設けられるがこれに限られない。
また、携帯電話機1は、アプリケーションを起動するアプリケーション起動部40を備える。
通信部13は、自動改札機100での入場処理により、リーダライタ装置2からの受信が可能となる。
このように構成される携帯電話機1は、自動改札機100での入場処理により、リーダライタ装置2からの受信が可能となる。つまり、携帯電話機1においては、自動改札機100での入場処理が行われることにより、リーダライタ装置2からの受信待ち状態となる。例えば、アプリケーションを起動することで、リーダライタ装置2からの受信可能となるように構成される場合には、自動改札機100への入場処理によりアプリケーションが起動するために、ユーザはアプリケーションを起動させる操作が不要となる。したがって、携帯電話機1においては、ユーザの利便性を高めることができる。
また、ディスプレイ15は、固有情報を取得したリーダライタ装置2の設置場所がホームH(第1のリーダライタ装置2A)である場合には詳細表示(第1の表示)にて行い、固有情報を取得したリーダライタ装置2の設置場所が電車T(第2(第3)のリーダライタ装置2B、2C)である場合には、詳細表示とは異なる簡易表示(第2の表示)にて行う。
したがって、携帯電話機1は、ホームHに設置されるような第1のリーダライタ装置2Aにかざした際の判定結果に対しては、例えば、ホームHに到着する次の電車Tの判定結果を表示するために、時間的な余裕があるため、例えば、乗換案内や他の経路での行き方案内等の詳細な情報をディスプレイ15に表示するように構成することができる(詳細表示)。
具体的には、例えば、判定結果として正しい電車の場合(誤乗車でない場合)には、図5(a)に示すように、「乗っても大丈夫です。遅延などはありません。」等の表示をする。また、間違った電車の場合(誤乗車の場合)には、図5(b)に示すように、「この電車は、降車駅に停車しません。次の電車(△:△発の○○行き)をお待ち下さい。」や(間違った電車であってもユーザに不安を与えず肯定的な表現となる表示をして、さらに、他の行き方を提案して)「乗っても大丈夫です。○○駅で乗り換えとなります。遅延などはありません。」等の表示をする。
また、携帯電話機1は、電車Tの内外に設置される第2(第3)のリーダライタ装置2B、2Cにかざした際の判定結果に対しては、ユーザは電車TがホームHに停車している短い時間に判定結果を確認して、電車への乗り降りしなければならないために、簡易的な表示を行うように構成することができる(簡易表示)。
簡易的な表示としては、具体的には、例えば、正しい電車の場合(誤乗車でない場合)には、図5(c)に示すように、「降車駅へ行きます。」等を表示する。また、間違った電車の場合(誤乗車の場合)には、図5(d)に示すように、「降車駅へ行きません。」等を表示する。
このように、携帯電話機1において、かざしたリーダライタ装置2の設置場所に応じた表示を行うことで、ユーザの状況に合わせた報知を行うために、利便性を向上させることができる。
また、ディスプレイ15には、上述したようにかざすリーダライタ装置2に合わせた表示を文字で行うように構成したが、これに限られない。簡易的な表示を行う必要がある電車Tの内と外に設けられた第2又は第3のリーダライタ装置2B、2Cにかざした場合には、ディスプレイ15には、ユーザが直感的に認識可能な簡易的な表示等を行えばよく、例えば、判定結果に応じて、記号(例えば、誤乗車の場合には「×」、到着駅に停車しないが到着駅の方向には向かう場合には「△」、誤乗車でない場合には「○」等)を使って表示したり、表示の色(例えば、誤乗車の場合には背景色を赤色、到着駅に停車しないが到着駅の方向には向かう場合には背景色を黄色、誤乗車でない場合には背景色を青色等)を変えたりすることができる。
一方、ホームHに設置された第1のリーダライタ装置2Aの場合には、詳細な情報を表示するように構成した。この場合、ディスプレイ15には、判定結果の他に、例えば、遅延情報等の他の付加的な情報を表示してもよい。また、最も安い料金や降車駅までの最短の行き方等の条件を加味して再度経路を選択して、停車駅の判定を行うように促す表示を行ってもよい。
また、携帯電話機1は、第1のリーダライタ装置2Aにかざされて、電車Tが停車駅に停車しないと判定した場合(乗車時に行き先違いの電車Tに乗っていた場合)には、本実施形態においては、降車駅に向かう経路を検索する。降車駅の検索は、電車Tの固有情報に基づいて、経路選択部18により行われる。検索結果は、図5(b)及び図5(c)に示すように、経路情報(降車指示等の乗り換え案内を含む。)としてディスプレイ15に表示される。
次に、誤乗車判定システムの動作について説明する。
以下の本動作の説明においては、携帯電話機1のユーザが図3に示す時刻表の時間帯(12:00)に、渋谷駅から高津駅に向かう例について説明する。
図3に示す時刻表の例では、渋谷駅から高津駅に行くためには、渋谷駅12:00発の快速列車に乗った後に途中二子玉川駅で下車して、各駅停車に乗り換えて降車駅である高津駅に向かう行き方と、渋谷駅から各駅停車(12:15発)に乗り、降車駅である高津駅に向かう行き方とがあることになる。
このような運行条件下では、以下の3つのケース([ケース1]から[ケース3])が判定されることになる。なお、以下のケースの説明において、()内の説明は、第1又は第2のリーダライタ装置2A、2B以外の第3のリーダライタ装置2Cにかざした場合の説明である。
[ケース1]は、渋谷駅から各駅停車に乗り(渋谷駅では各駅停車に乗っており)、降車駅である高津駅に向かうケースである。このケースは、正しい電車(誤乗車でない電車)として判定される。
[ケース2]は、渋谷駅から快速列車に乗り(渋谷駅では快速列車に乗っており)、途中二子玉川駅で下車して、各駅停車に乗り換えて、降車駅である高津駅に向かうケースである。このケースは、停車駅へ向かう電車であるが、降車駅に停車しないために、本実施形態においては、間違った電車(誤乗車の電車)として判定される。
[ケース3]は、高津駅へ向かう電車ではないケース、つまり、渋谷駅と逆方向に向かうケースである。このケースは、間違った電車(誤乗車の電車)として判定される。
なお、本実施形態においては、判定される[ケース]とかざされるリーダライタ装置2によって、図6に示すように、ディスプレイ15に表示されるメッセージが異なるように構成される。
また、上述したような3つのケースが想定される本実施形態においては、以下のような異なる表示を行うように構成される。
降車駅に停まる電車である場合[ケース1]には、判定された電車に乗ることで、確実に降車駅に辿り着けるため、安心して乗車できる旨の表示を行う。この場合、ディスプレイ15の背景色を例えば、警告色である青色で表示をすれば、ユーザは直感的に状況を把握することができる。
進行方向が同じではあるが、降車駅に辿り着くためには乗換が必要ではある場合[ケース2]には、ユーザに注意を喚起する表示を行う。この場合、ディスプレイ15の背景色を例えば、警告色である赤色で表示すれば、ユーザは直感的に状況を把握することができる。
停車駅とは電車の進行方向が異なり、電車に乗っていても降車駅には辿り着けない場合[ケース3]には、ユーザに辿り着かないという危険を喚起する表示を行う。この場合、ディスプレイ15の背景色を例えば、警告色である赤色で表示すれば、ユーザは直感的に状況を把握することができる。
次に、誤乗車判定システムの具体的な動作を図7を用いて説明する。なお、本動作は、携帯電話機1ではアプリケーション上で行われることを前提に説明する。
ステップST1において、携帯電話機1は、自動起動設定をONにしているか否かを確認する。携帯電話機1は、自動起動設定がONの場合(YES)には、ステップST2に進む。携帯電話機1は、自動起動設定がOFFの場合(NO)には、ステップST3に進む。
ステップST2において、携帯電話機1においては、自動起動設定がONになっているため、改札(自動改札機100)を通過することにより、自動でアプリケーションが起動して、ステップST4に進む。具体的には、携帯電話機1は、例えば、ユーザにより自動改札機100にかざされて入場処理が行われることで、アプリケーション起動部40によりアプリケーションを起動する。
ステップST3において、携帯電話機1では、ユーザの手動によるアプリケーションの起動を行い、ステップST4へ進む。具体的には、携帯電話機1においては、自動起動設定がOFFになっているため、ユーザの操作がされて、アプリケーション起動部40によりアプリケーションを起動する。
ステップST4において、携帯電話機1は、乗車駅及び降車駅が定期区間内であるか否かの確認を行う。具体的には、携帯電話機1は、例えば、図4に示すように、ディスプレイ15に駅の設定を行うか否かのメッセージと選択ボタン(登録ボタン)を表示する。そして、ユーザは、操作部14を操作して、駅の設定を行うか否かの決定をする。
携帯電話機1は、乗車駅及び降車駅が定期区間内である場合(YES)には、ステップST6に進む。携帯電話機1は、乗車駅及び降車駅が定期区間内でない場合(NO)には、ステップST5に進む。つまり、携帯電話機1においては、ユーザにより、自分の行き先に応じた選択が行われる。
この際、経路選択部18は、設定部17により設定された乗車駅と降車駅に基づいて、経路の選択を行う。
ステップST5において、携帯電話機1は、ユーザにより乗車駅及び降車駅が入力されて、ステップST6に進む。具体的には、携帯電話機1においては、図4に示すように、ユーザにより、乗車駅と降車駅の入力が行われる。具体的には、携帯電話機1においては、ユーザにより、乗車駅と降車駅の入力が行われることにより、[乗車駅2]と[降車駅2]が設定され、アプリ有効フラグが定期有効フラグを切り替える。設定部17は、アプリ有効フラグに基づいて、[乗車駅2]と[降車駅2]を乗車駅と降車駅として設定する。
この際、経路選択部18は、設定部17により設定された乗車駅と降車駅に基づいて、経路の選択を行う。
ステップST6において、携帯電話機1は、ユーザにより、リーダライタ装置2にかざされて、ステップST7に進む。
ステップST7において、携帯電話機1は、かざされたリーダライタ装置2の判別を行う。
携帯電話機1は、駅のホームHに設置される第1のリーダライタ装置2Aかざされた場合(第1のリーダライタ装置)には、ステップST8に進む。また、電車Tの車両の側面に設置される第2のリーダライタ装置2B又は電車T内の第3のリーダライタ装置2Cにかざされた場合(第2(第3)のリーダライタ装置)には、ステップST11に進む。
なお、携帯電話機1とリーダライタ装置2とは、携帯電話機1をリーダライタ装置2にかざすことなく、リーダライタ装置2の交信範囲に入ることにより自動的に通信を行うように構成してもよい。
ステップST8において、携帯電話機1は、第1のリーダライタ装置2Aに対応する電車Tが誤乗車となる電車であるか否かの確認を行う。携帯電話機1は、第1のリーダライタ装置2Aに携帯電話機1がかざされたことにより、第1のリーダライタ装置2Aから取得された電車Tの固有情報と、第1のリーダライタ装置2Aを介してインターネットサーバ3から取得された運行情報に基づいて、誤乗車判定部19により、電車Tが誤乗車となる電車であるか否かの判定を行う。
具体的には、携帯電話機1においては、第1のリーダライタ装置2Aにかざされた場合には、次に駅のホームHに入ってくる電車Tが携帯電話機1に設定された降車駅に停車するか否かの確認を行う。つまり、第1のリーダライタ装置2Aのリーダライタ記憶部20に記憶される電車Tの固有情報のうち、第1のリーダライタ装置2Aにかざされた時以降にホームHに停車する次に停車する電車Tの固有情報がリーダライタ通信部21を介して、携帯電話機1に送信される。そして、携帯電話機1は、リーダライタ通信部21から送信された電車Tの固有情報を通信部13により、受信する。受信された電車Tの固有情報に基づいて、通信部13は、運行情報を第1のリーダライタ装置2Aを介してインターネットサーバ3から取得する。また、誤乗車判定部19は、取得した運行情報に基づいて、固有情報に対応する電車Tが誤乗車となる電車であるか否かを判定する。
この際、携帯電話機1においては、判定結果が誤乗車でない場合、つまり、正しい電車である場合(YES)には、ステップST9に進む。本実施形態においては、誤乗車でない場合(正しい電車である場合)とは、降車駅に停車する電車、[ケース1]の場合とする。
また、携帯電話機1においては、判定結果が誤乗車である場合、つまり、間違った電車である場合(NO)には、ステップST10に進む。本実施形態においては、誤乗車である場合(間違った電車である場合)とは、進行方向が同じではあるが、降車駅に辿り着くためには乗換が必要ではある場合[ケース2]及び停車駅とは電車の進行方向が異なり、電車に乗っていても降車駅には辿り着けない場合[ケース3]とする。なお、[ケース2]の場合には、さらに、降車駅の手前の場所で、異なる車両に乗り換えることにより、降車駅に停車するか否かをさらに判定する。
別の例としては、図3に示すように、例えば、二子玉川駅で12:30発の電車に乗った場合には、降車駅の手前で降車することができず、降車駅を通過してしまう。このために、この例では、降車駅の手前の場所で、異なる車両に乗り換えることにより、降車駅に停車しないとの判定がなされる。
ステップST9において、携帯電話機1は、誤乗車でないと判定されたため、誤乗車でない旨(遅延に関する情報も表示)<詳細表示>をディスプレイ15に表示して、ステップST14に進む。
具体的には、携帯電話機1においては、[ケース1]の場合であるため、例えば、図6(a)に示すように、「乗っても大丈夫です。遅延などはありません。」等のメッセージを表示する。携帯電話機1においては、上述したように判定結果と共に、遅延に関する情報も表示する。なお、遅延が生じていた場合には、例えば、遅延が生じている旨と共に、遅延時間や他の行き方等の遅延に関する詳細な情報を表示する。
ステップST10において、携帯電話機1は、確認した電車Tが誤乗車となる電車であると判定されたため、誤乗車である旨(遅延に関する情報も表示)<詳細表示>をディスプレイ15に表示して、ステップST14に進む。
具体的には、携帯電話機1においては、また、[ケース2]の場合には、図6(b)に示すように、「この電車は降車駅に停まりません。〇〇駅で乗り換えとなります。遅延などはありません。」等のメッセージを表示する。また、[ケース3]の場合には、例えば、図6(c)に示すように、「この電車は降車駅に向かいません。〇〇の電車に乗ってください。遅延などはありません。」等のメッセージを表示する。携帯電話機1においては、上述したように、判定結果と共に、降車駅への行き方を表示し、遅延に関する情報も表示する。降車駅への行き方を表示する場合には、具体的には、経路選択部18は、誤乗車判定部19からの判定結果により、停車駅に停車しないと判定されたことに基づいて、電車Tの固有情報から降車駅等の経路を選択する。そして、ディスプレイ15は、経路の選択結果を表示する。
ステップST11において、携帯電話機1は、第2のリーダライタ装置2B又は第3のリーダライタ装置2Cに対応する電車T(現在、乗っている電車T)が誤乗車となる電車であるか否かの確認を行う。
具体的には、携帯電話機1においては、第2のリーダライタ装置2Bにかざされた場合には、第2のリーダライタ装置2Bのリーダライタ記憶部20に記憶される電車Tの固有情報がリーダライタ通信部21を介して、携帯電話機1に送信される。そして、リーダライタ通信部21から送信された電車Tの固有情報は、通信部13により、受信される。受信された電車Tの固有情報に基づいて、通信部13は、インターネットサーバ3に記憶される運行情報を第2のリーダライタ装置2Bを介して取得する。また、誤乗車判定部19は、取得した運行情報に基づいて、固有情報に対応する電車Tが誤乗車となる電車であるか否かを判定する。
また、携帯電話機1は、第3のリーダライタ装置2Cのリーダライタ記憶部20に記憶される電車Tの固有情報がリーダライタ通信部21を介して、携帯電話機1に送信される。そして、リーダライタ通信部21から送信された電車Tの固有情報は、通信部13により、受信される。受信された電車Tの固有情報に基づいて、通信部13は、インターネットサーバ3に記憶される運行情報を第3のリーダライタ装置2Cを介して取得する。また、誤乗車判定部19は、取得した運行情報に基づいて、固有情報に対応する電車Tが誤乗車となる電車か否かを判定する。
この際、携帯電話機1においては、判定結果が誤乗車でない場合、つまり、正しい電車である場合(YES)には、ステップST12に進む。本実施形態においては、誤乗車でない場合(正しい電車である場合)とは、降車駅に停車する電車、[ケース1]の場合とする。
また、携帯電話機1においては、判定結果が誤乗車である場合、つまり、間違った電車である場合(NO)には、ステップST13に進む。本実施形態においては、誤乗車である場合(間違った電車である場合)とは、進行方向が同じではあるが、降車駅に辿り着くためには乗換が必要ではある場合[ケース2]又は停車駅とは電車の進行方向が異なり、電車に乗っていても降車駅には辿り着けない場合[ケース3]とする。なお、[ケース2]の場合には、さらに、降車駅の手前の場所で、異なる車両に乗り換えることにより、降車駅に停車するか否かをさらに判定する。図3の場合を例においては、例えば、二子玉川駅で12:30発の電車に乗った場合には、降車駅の手前で降車することができず、降車駅を通過してしまうために、降車駅の手前の場所で、異なる車両に乗り換えることにより、降車駅に停車しないとの判定がなされる。
ステップST12において、携帯電話機1は、誤乗車でないと判定されたため、誤乗車でない旨<簡易表示>をディスプレイ15に表示して、ステップST14に進む。
具体的には、携帯電話機1においては、[ケース1]であるため、例えば、図6(d)に示すように、「この電車で大丈夫です。」等メッセージを表示する。
ステップST13において、携帯電話機1は、確認した電車Tが誤乗車となる電車であると判定されたため、誤乗車である旨<簡易表示>をディスプレイ15に表示して、ステップST14に進む。
具体的には、携帯電話機1においては、[ケース2]又は[ケース3]であるため、例えば、図6(e)及び図6(f)に示すように、「降車駅に停まりません。」という簡易的なメッセージを表示する。
本実施形態においては、ステップST12及びステップST13で説明したように、携帯電話機1では、第2(第3)のリーダライタ装置2B、2Cにかざした場合には、第1のリーダライタ装置2Aにかざした場合とは異なる直感的に理解できるような簡易的な表示を行う。このように構成することで、ユーザはすぐに判断をすることができ、例えば、乗り降りに時間がない場合には、手間取ることなくスムーズに乗り降りを行うことができる。
ステップST14において、携帯電話機1は、アプリケーションを終了する。アプリケーションの終了は、ユーザにより手動で終了することもできるが、本アプリケーションを使用していない可能性が高い状況下(例えば、自動改札機100を通過して、アプリケーションが自動起動した場合において、30分使用しない場合等)では、自動的にアプリケーションを終了する。
したがって、携帯電話機1においては、行き先を判定した電車Tを特定することができると共に、行き先違いによる誤乗車を防止するができる。
以上、本発明に係る誤乗車判定システムの好適な実施形態について説明したが、本発明に係る誤乗車判定システムは、上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。
なお、運行情報は、時刻表情報のようなものでもよく、また、電車の運行状況が変わる度に即時更新されるような交通機関が管理するような即時性の高い情報でもよい。即時性の高い情報を運行情報として取得した場合には、事故等により電車の行き先が変更しても、行き先違いによる誤乗車の判定を行うことができる。また、運行情報の取得は、例えば、外部に固有情報を送信して、運行情報を取得したり、固有情報取得時に同時に運行情報を取得したりするように構成してもよい。また、固有情報と運行情報とは、別々の場所から取得しても、同一の場所から取得するように構成してもよい。つまり、固有情報と運行情報が同一の場所に記憶されていても、別々の場所に記憶されていてもよい。
また、本実施形態においては、リーダライタ装置2からの運行情報を用いて、電車Tの乗車駅と降車駅を取得したが、これに限られない。運行情報を記憶しておくことができ、携帯電話機1からの呼び掛けに対して応答することができればよく、例えば、ICタグ等により構成することができる。このように構成することにより、電源等を有さず大型な処理部を有する必要もないために製造コストを低く抑えられると共に、設置形態にとらわれることなく、電車Tの行き先違いによる誤乗車を防止することができる。
また、本実施形態においては、固有情報をリーダライタ装置2が記憶し、運行情報をインターネットサーバ3が記憶し、固有情報及び運行情報を携帯電話機1が取得するように構成したがこれに限られない。携帯電話機1が取得する固有情報及び運行情報は、例えば、携帯電話機1が予め記憶しておいてもよい。この場合には、例えば、リーダライタ装置へ携帯電話機1をかざしたことをきっかけにして、かざされたリーダライタ装置の情報や、携帯電話機1のGPS等により取得された位置及び時間等に基づいて、記憶される固有情報及び運行情報から所望の固有情報及び運行情報を抽出するように構成される。
また、本実施形態においては、[ケース2]の場合(降車駅の方向には向かうが降車駅には停車しない)には、降車駅へ停車するか否かで判定して、判定結果を間違った電車(誤乗車)として判定したが、これに限られず、降車駅に向かうか否かで判定して、正しい電車(誤乗車でない)として判定してもよい。この場合には、乗換案内等の降車駅への行き方をユーザに提示することが好ましい。誤乗車であるとする判定結果を出力するか、誤乗車でないとする判定結果とするかは、電車の運行頻度や乗換の多さ等を加味して、適宜設定可能である。
また、本実施形態においては、乗降案内情報の提示にあたり、乗降案内情報の提示の度に、誤乗車判定部19により誤乗車の判定を行うように構成したがこれに限られない。誤乗車であるか否か等の乗降案内情報を提示できればよく、例えば、予め、降車駅に対応する誤乗車の判定結果をテーブルとして記憶しておき、誤乗車の判定を行う電車の情報と降車駅の情報とに基づいて当該テーブルを検索し、この検索結果を乗降案内情報として提示するように構成してもよい。
また、本実施形態においては、電車の行き先違いによる誤乗車を判定したが、これに限られない。誤乗車の判定は、運行情報により運行が管理され、日にちや時間により行き先が変わるように運行するような、例えば、バス等でも構成することができる。
1 携帯電話機(携帯端末)
2A 第1のリーダライタ装置(外部機器)
2B 第2のリーダライタ装置(外部機器)
2C 第3のリーダライタ装置(外部機器)
3 インターネットサーバ(外部機器)
11 記憶部(入退場情報格納部)
13 通信部(識別情報取得部、運行情報取得部)
15 ディスプレイ(乗降案内情報提示部)
17 設定部
18 経路選択部
19 誤乗車判定部
100 自動改札機(入退場ゲート)
T 電車(車両)

Claims (8)

  1. 所定の区間内において複数の場所を経由して運行すると共に、運行日によって停車場所が変更するように運行が管理される車両の停車場所を判定する携帯端末であって、
    出発場所と到着場所を設定する設定部と、
    乗車しようとする車両の固有の識別情報を所定の場所又は車両に設置されている外部機器から取得する識別情報取得部と、
    前記識別情報取得部により取得された固有の識別情報に基づいて、外部機器から車両の運行情報を取得する運行情報取得部と、
    前記出発場所、前記到着場所及び前記運行情報に基づいて、前記固有の識別情報に対応する乗降案内情報を提示する乗降案内情報提示部とを備え、
    前記乗降案内情報提示部は、前記到着場所の方向には向かい、かつ、前記到着場所に停車する場合と、前記到着場所の方向には向かい、かつ、停車しない場合と、前記到着場所の方向には向かわない場合との前記乗降案内情報を提示することを特徴とする携帯端末。
  2. 誤乗車の判定を行う誤乗車判定部と、車両の経路を選択する経路選択部と、を備え、
    前記経路選択部は、前記設定部により設定された前記出発場所と前記到着場所に基づいて、車両の経路を選択し、
    前記誤乗車判定部は、前記乗降案内情報の提示にあたり、前記経路選択部により選択された前記経路と前記運行情報取得部により取得された前記運行情報とに基づいて、前記固有の識別情報に対応する車両が誤乗車となる車両であるか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記識別情報取得部は、車両に設置される外部機器からの受信により、当該外部機器が設置される車両の固有の識別情報を取得することを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末。
  4. 前記識別情報取得部は、前記所定の場所に設置される外部機器からの受信により、当該外部機器が設置される場所に停車する車両のうち当該外部機器との受信時以降に停車する車両の固有の識別情報を取得することを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末。
  5. 所定の区間内の入退場ゲートでの入退場を入退場処理により許可する入退場情報が格納される入退場情報格納部を備え、
    前記設定部は、前記入退場情報格納部に格納される前記入退場情報に基づいて、前記出発場所と前記到着場所を設定することを特徴とする請求項1から4記載の携帯端末。
  6. 前記識別情報取得部は、前記入退場ゲートでの入場処理により、外部機器からの受信が可能となることを特徴とする請求項5記載の携帯端末。
  7. 前記乗降案内情報提示部は、前記乗降案内情報の提示を、前記固有の識別情報を取得した外部機器の設置場所が前記所定の場所である場合には、第1の表示にて行い、前記固有の識別情報を取得した外部機器の設置場所が前記車両である場合には、前記乗降案内情報を前記第1の表示とは異なる第2の表示にて行うことを特徴とする請求項1から6記載の携帯端末。
  8. 所定の区間内において複数の場所を経由して運行すると共に、運行日によって停車場所が変更するように運行が管理される車両の停車場所を判定する誤乗車判定システムであって、
    所定の場所又は車両に設置され、乗車しようとする車両の固有の識別情報と、車両の運行情報を記憶する外部機器と、
    外部機器と通信可能な携帯端末と、を備え、
    前記携帯端末は、
    出発場所と到着場所を設定する設定部と、
    前記固有の識別情報を、前記所定の場所又は車両に設置される外部機器から取得する識別情報取得部と、
    前記識別情報取得部により取得された前記固有の識別情報に基づいて、外部機器から前記運行情報を取得する運行情報取得部と、
    前記出発場所、前記到着場所及び前記運行情報に基づいて、前記固有の識別情報に対応する乗降案内情報を提示する乗降案内情報提示部とを備え、
    前記乗降案内情報提示部は、前記到着場所の方向には向かい、かつ、前記到着場所に停車する場合と、前記到着場所の方向には向かい、かつ、停車しない場合と、前記到着場所の方向には向かわない場合との乗降案内情報を提示することを特徴とする誤乗車判定システム。
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