JP2012142180A - ワイヤハーネスの止水構造 - Google Patents

ワイヤハーネスの止水構造 Download PDF

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Abstract

【課題】電子制御ユニットと機器とをワイヤハーネスを介して接続した際、ワイヤハーネスを構成する電線の素線間を通って水が電子制御ユニット内に浸入するのを防止する。
【解決手段】電子制御ユニットに近接した位置で、前記ワイヤハーネスを構成する電線を配線方向で分割し、該分割したワイヤハーネスの電線の両端末にそれぞれ端子を接続し、分割した一方側の電線群の電線端末の端子を第1コネクタに接続すると共に、前記機器と接続される他方側の電線群の電線端末の端子を第2コネクタに接続し、前記分割した電線同士をそれぞれ接続する複数の中継端子を収容する中継端子収容部と第1コネクタ嵌合部と第2コネクタ嵌合部を設けた防水中継コネクタを備え、前記第1コネクタ嵌合部に前記中継端子の一端を突出させると共に該中継端子の他端は前記第2コネクタ嵌合部に突出し、該第2コネクタ嵌合部に突出する中継端子の他端側はそれぞれ個別防水端子収容部に通している。
【選択図】図1

Description

本発明はワイヤハーネスの止水構造に関し、詳しくは、電子制御ユニットと機器とをワイヤハーネスを介して接続する際に、ワイヤハーネスを構成する電線の絶縁被覆に損傷が発生し、該損傷部分から電線の導体となる素線間に浸水が生じ、該浸水が電子制御ユニット内に浸入するのを防止するものである。
自動車や二輪車には、高性能化に伴って種々の電子制御ユニットが搭載されている。電子制御ユニットは、Oセンサやスピードセンサ、ノックセンサなど各種センサからの検出信号に基づいて、インジェクタや点火コイル装置など様々な機器の制御を行っており、電子制御ユニットは前記センサや被制御機器、電気部品等の各機器とワイヤハーネスによって接続されている。
また、ワイヤハーネスの長さやその配索経路等によっては、図7に示すようにワイヤハーネスW/Hを、電子制御ユニット3と接続するユニット側ワイヤハーネスW/H−1と、複数の機器4と接続する機器側ワイヤハーネスW/H−2とに分割し、ユニット側ワイヤハーネスW/H−1の端末に取り付けたコネクタ1と機器側ワイヤハーネスW/H−2の端末に取り付けたコネクタ2とを嵌合させることにより、電子制御ユニット3と機器4とを電気接続している場合も多い。
電子制御ユニット3と機器4との間に設けられるワイヤハーネスW/Hは、雨水等のかかりやすい被水領域を通って配索される場合が多いため、電子制御ユニット3の内部に水が浸入しないようにすることが重要である。
一方、本出願人は、ワイヤハーネスの端末に取り付けるコネクタとして、例えば、特開2004−146181号公報(特許文献1)に示されるような防水コネクタ5を提案している。防水コネクタ5は、図8に示すように、ハウジングの背面部に防水ゴム栓6を密着状態で装着しており、このような防水コネクタ5を、例えば、前記分割したワイヤハーネスW/H−1、W/H−2の端末のコネクタ1、2として用いることにより、コネクタ1、2の外部から内部への水の浸入を防止することは可能である。
しかし、図7のようにワイヤハーネスW/Hが分割されているような場合に、例えば、機器側ワイヤハーネスW/H−2の絶縁被覆部が損傷し、該被覆部の一部が剥ぎ取られたり、ひびが電線の素線部にまで達したりしているときには、該損傷部分から雨水等が電線の素線部に浸入する場合がある。このような場合、素線部に浸入した水が毛細管現象により素線間を浸透していき、嵌合するコネクタ2、1内部の端子を経由してユニット側ワイヤハーネスW/H−1の電線素線間に水が浸入し、最終的にはユニット側ワイヤハーネスW/H−1が接続される電子制御ユニット3内にまで水が到達してしまうおそれがある。
特開2004−146181号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたものであり、電子制御ユニットと機器とを接続するワイヤハーネスを配線方向で分割し、分割したワイヤハーネスの端末同士をコネクタを介して接続している場合、分割した一方のワイヤハーネスの電線の導体素線部に浸入し該素線間を浸透してきた水が、分割した他方のワイヤハーネスの電線素線間に浸入するのを防止し、最終的に前記水が電子制御ユニット内に浸入するのを防止することを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、自動車または二輪車に搭載される電子制御ユニットと機器とを接続するワイヤハーネスの止水構造であって、
前記電子制御ユニットに近接した位置で、前記ワイヤハーネスを構成する電線を配線方向で分割し、該分割したワイヤハーネスの電線の両端末にそれぞれ端子を接続し、分割した一方側の電線群の電線端末の端子を第1コネクタに接続すると共に、前記機器と接続される他方側の電線群の電線端末の端子を第2コネクタに接続し、
前記分割した電線同士をそれぞれ接続する複数の中継端子を収容する中継端子収容部と第1コネクタ嵌合部と第2コネクタ嵌合部を設けた防水中継コネクタを備え、前記第1コネクタ嵌合部に前記中継端子の一端を突出させると共に該中継端子の他端は前記第2コネクタ嵌合部に突出し、該第2コネクタ嵌合部に突出する中継端子の他端側はそれぞれ個別防水端子収容部に通していることを特徴とするワイヤハーネスの止水構造を提供している。
前記のように、本発明では、電子制御ユニットと機器とを接続するワイヤハーネスを分割し、分割したワイヤハーネスの端末に取り付けた第1コネクタと第2コネクタとを防水中継コネクタを介して接続している。該防水中継コネクタでは機器側と接続する中継端子の他端を個別防水端子収容部を通して第2コネクタ嵌合部に突出している。
よって、端末に第2コネクタを設けたワイヤハーネスの電線に損傷が発生し、絶縁被覆から素線部へと浸入し、この浸水した水が毛細管現象により素線間を浸透し、電線端末の端子を経て防水中継コネクタの第2コネクタ嵌合部にまで水が浸入したとしても、個別防水端子収容部で浸水を遮断し、第1コネクタ嵌合部へ浸水が生じることを防止できる。
かつ、浸水している電線端末の第2コネクタの端子を防水中継コネクタ内で中継端子の他端と接続するため、電線の素線部を通る浸水を遮断することができる。これにより電子制御ユニット側の第1コネクタの端子への浸水が防水中継コネクタで遮断でき、その結果、電子制御ユニットへの浸水の発生を確実に無くすことができる。
前記防水中継コネクタは、前記中継端子収容部の一方側に前記第1コネクタ嵌合部を設けると共に他方側に前記第2コネクタ嵌合部を設け、該第2コネクタ嵌合部に連続する前記中継端子収容部に前記個別防水端子収容部を設け、
前記個別防水端子収容部は中継端子を1本づつ貫通させる貫通穴を設けた端子収容壁部をギャップ部をあけて並設し、前記各端子収容壁部の先端面を覆うと共に前記ギャップ部に挿入する連続したシール材を備え、該シール材の前記貫通穴と連通する穴を通して前記中継端子の他端を第2コネクタ嵌合部に突出し、かつ、前記第2コネクタから突設したリブを前記ギャップ部に挿入して前記シール材と接触させ、該シール材で前記第2コネクタの端子と中継端子の他端との各嵌合部を個別防水する構成としていることが好ましい。
前記中継端子はコ字状、直線状、L字状の細長な平板形状とし、該中継端子の両端末をオス端子とする一方、第一、第2コネクタにそれぞれ係止する電線端末の端子はメス端子とすることが好ましい。
前記電子制御ユニットは、エンジン制御ユニット、燃料噴射制御ユニット、ABS制御ユニット、エアバック制御ユニット、走行安全制御ユニット、車両レーダー制御ユニットから選択される1種以上であり、
前記電子制御ユニットと接続する前記機器は、
電子制御ユニットで制御されるライト、ウオッシャ、ドアロック、防盗用ホーン、スタータから選択される1種以上の被制御機器、
前記電子制御ユニットに情報を送信するOセンサ、スピードセンサ、ノックセンサ等からなるセンサおよび/または他の電子制御ユニットからなる情報送信機器、
さらに、電気接続箱のヒューズ、リレー、コネクタ、接地部材から選択される1種以上の電気部品であることが好ましい。
前記したような機器はエンジンルームなどの被水領域に配置される場合が多く、これらに接続されるワイヤハーネスも被水領域を通過する場合が多い。したがって、前記電子制御ユニットと前記機器とを接続するワイヤハーネスを分割して本発明の止水構造を適用することにより、機器側に接続された一方のワイヤハーネスの電線素線間を浸透してきた水を、ワイヤハーネスの分割部付近で確実にブロックして、電子制御ユニット内に浸入するのを未然に防止できる点で効果的である。
前述したように、本発明によれば、電子制御ユニットと機器とを接続するワイヤハーネスを分割し、分割された各ワイヤハーネスの端末に取り付けた第1コネクタと第2コネクタを防水中継コネクタを介して接続し、該防水中継コネクタに設けた個別防水端子収容部で浸水した第2コネクタ側の端子から中継端子へ浸水が伝わるのを確実に遮断している。 この構成により、分割されて機器に接続される一方のワイヤハーネスの電線素線部に浸入した水が素線間を浸透していき、端末の第2コネクタ内の端子を経て防水中継コネクタの第2コネクタ嵌合部にまで水が浸入したとしても、個別防水端子収容部で水が中継端子を伝って第1コネクタ嵌合部内へ浸入することが不可能となる。したがって、第1コネクタが取り付けられた他方のワイヤハーネス、さらには該ワイヤハーネスに接続される電子制御ユニット内への前記水の浸入を確実に防止することができる。
第1実施形態の電子制御ユニットと機器をワイヤハーネスを介して接続した状態を示す概念図である。 防水中継コネクタに嵌合される第1コネクタと第2コネクタの概略分解斜視図である。 防水中継コネクタと前記第1コネクタと第2コネクタの概略断面図である。 前記防水中継コネクタの要部拡大断面図である。 (A)(B)は防水中継コネクタの変形例を示す断面図である。 第2実施形態の電子制御ユニットと機器をワイヤハーネスを介して接続した状態を示す概念図である。 従来例を示す図面である。 他の従来例を示す図面である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4に第1実施形態を示す。
自動車または二輪車に搭載する電子制御ユニット10は複数の機器11(12、13、14)とワイヤハーネス50を介して接続している。電子制御ユニット10はセンサなどの情報送信機器12から受信した信号に基づいて、被制御機器13の制御を行っており、図1に示すように、情報送信機器12、被制御機器13、電源に接続されたヒューズボックス等の電気部品14からなる機器11をワイヤハーネス50を介して電子制御ユニット10と接続している。なお、ワイヤハーネス50は車両の被水領域を通過している。
電子制御ユニット10としては、例えば、エンジン制御ユニット、燃料噴射制御ユニット、エアバック制御ユニット、走行安全制御ユニットなどが含まれる。
また、前記のように機器11は、情報送信機器12、被制御機器13および電気部品14から構成され、情報送信機器12としては、電子制御ユニット10の種類によっても異なるが、例えば、Oセンサやスピードセンサ、ノックセンサや他の電子制御ユニットなどが含まれる。
また、被制御機器13としては、電子制御ユニット10の種類によっても異なるが、例えば、ライト、ウオッシャ、ドアロック、防盗用ホーンなどが含まれる。
さらに、電気部品14としては、例えば、電気接続箱のヒューズ、リレー、コネクタ、接地部材が含まれる。
図1に示すように、電子制御ユニット10と機器11とを接続するワイヤハーネス50を電子制御ユニット10とできるだけ近接した位置で、電子制御ユニット10と接続されるユニット側ワイヤハーネス50−1と、機器11と接続される機器側ワイヤハーネス50−2とに分割している。なお、ワイヤハーネス50のうち、ユニット側ワイヤハーネス50−1は配線長さを短くし、かつ、電線の損傷等が発生しにくく電線素線部に水が浸入しないような場所に配索している。
図3に示すように、分割したユニット側ワイヤハーネス50−1および機器側ワイヤハーネス50−2の電線wの端末にはメス端子21a、22aをそれぞれ接続し、第1コネクタ21、第2コネクタ22に挿入係止している。また、ユニット側ワイヤハーネス50−1に接続した第1コネクタ21および機器側ワイヤハーネス50−2に接続した第2コネクタ22は、防水中継コネクタ30に嵌合している。
防水中継コネクタ30は、図3および図4に示すように、コネクタハウジング35の図中下側部に第1コネクタ21が嵌合する第1コネクタ嵌合部31を設けていると共に上側部に第2コネクタ22が嵌合する第2コネクタ嵌合部32を備え、該第1、第2コネクタ嵌合部31、32の後部に中継端子収容部33を設けている。該中継端子収容部33の図中下部は第1コネクタ嵌合部31に連続し、上部は第2コネクタ嵌合部32に連続し、該第2コネクタ嵌合部32に連続する部分を個別防水端子収容部34としている。
防水中継コネクタ30の中継端子収容部33には細長い平板をコ字形状に屈曲した中継端子40を複数並列で収容し、各中継端子40の一端のオス端子部40aを前記第1コネクタ嵌合部31に突設し、第1コネクタ21のメス端子21aと嵌合接続するようにし、他端のオス端子部40bを前記第2コネクタ嵌合部32に突設し第2コネクタ22のメス端子22aと嵌合接続するようにしている。
即ち、メス端子21aとメス端子22aとを一対一で1本の中継端子40を介して接続するものとしている。
前記防水中継コネクタ30の個別防水端子収容部34は、中継端子40を1本づつ貫通させる貫通穴34aを設けた端子収容壁部34bをギャップ部34cをあけて並設している。各端子収容壁部34bの突出した先端面を覆うと共にギャップ部34cの対向する壁面に沿わせて挿入する連続したシール材36を設け、該シール材36に貫通穴34aと連通する穴36aを設けている。このシール材36の穴36aに貫通穴34aを通した中継端子40のオス端子部40bを密着させて通し、第2コネクタ嵌合部32に突出している。かつ、各ギャップ部34cの両側面に沿わせて折り返し状に挿入するシール材36の対向面にリップ36bを設けている。
一方、前記第2コネクタ22のハウジングには前記ギャップ部34cと対向する位置にリブ22rを突設している。第2コネクタ22を第2コネクタ嵌合部32に嵌合すると前記リブ22rがそれぞれギャップ部34cのシール材36の間に侵入し、リップ36bに圧接してシールされるようにしている。
防水中継コネクタ30内において、第2コネクタ22のメス端子22aと接続する中継端子の他端のオス端子部40bは個別防水端子収容部34で個別防水し、第2コネクタ22のメス端子22aに浸水が生じていても、ここで浸水を遮断し第1コネクタ21のメス端子21aと接続する他端へ浸水が生じるのを確実に防止している。
前記防水中継コネクタ30の第1コネクタ嵌合部31にユニット側ワイヤハーネス50−1の端末の第1コネクタ21を嵌合させ、第2コネクタ嵌合部32に機器側ワイヤハーネス50−2端末の第2コネクタ22を嵌合させることにより、電子制御ユニット10と機器11とを電気接続することができる。
前記のように、本実施形態では、電子制御ユニット10と機器11とを接続するワイヤハーネス50を分割し、分割されたユニット側ワイヤハーネス50−1の端末の第1コネクタ21と機器側ワイヤハーネス50−2の端末の第2コネクタ22とを防水中継コネクタ30を介して接続している。該防水中継コネクタ30は個別防水端子収容部34を設け、各中継端子40を個別防水端子収容部34で前記のように確実に防水している。
前記構成により、機器側ワイヤハーネス50−2を構成する電線wの絶縁被覆の一部が損傷し、該損傷部分Aから電線wの素線部に浸水が生じ、浸入した水が素線間を浸透していき、電線端末のメス端子22aを経て防水中継コネクタ30の第2コネクタ嵌合部32にまで水が浸入したとしても、個別防水端子収容部34で第1コネクタ嵌合部31内への前記水の浸入が不可能となる。よって、第1コネクタ21が取り付けられたユニット側ワイヤハーネス50−1、さらには該ワイヤハーネス50−1に接続される電子制御ユニット10内への前記水の浸入も防止することができる。
前記防水中継コネクタ30の構成は前記に限定されない。
例えば、図5(A)に示すように、コネクタハウジング35を長方形状とし、第1コネクタ嵌合部31と第2コネクタ嵌合部32を中継端子収容部33を挟んで直線状に配置してもよい。この場合、中継端子40は直線状としている。他の構成は前記実施形態と同様であるため、同一部号を付して説明を省略する。
また、図5(B)に示すように、第2コネクタ嵌合部32に中継端子収容部33を直線状に連続させ、該中継端子収容部33の下部に第1コネクタ嵌合部31を設け、全体をL形状としてもよい。この場合、中継端子40はL字状としている。他の構成は前記実施形態と同様であるため、同一部号を付して説明を省略する。
図6に第2実施形態を示す。
第2実施形態では、電子制御ユニット10と機器11とを接続する電線のうち、完全防水仕様とする必要がない回路の電線w−1があれば、これら電線w−1の一端は電子制御ユニット10と接続し、他端にコネクタ45を接続している。また、前記防水中継コネクタ30と接続したワイヤハーネス50−2も前記コネクタ45に接続し、該コネクタ45を機器と接続したワイヤハーネス50−3の他端末に接続したコネクタ46と嵌合接続している。他の構成は第一実施形態と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。
10 電子制御ユニット
11 機器
12 情報送信機器
13 被制御機器
14 電気部品
21 第1コネクタ
21a メス端子
22 第2コネクタ
22a メス端子
30 防水中継コネクタ
31 第1コネクタ嵌合部
32 第2コネクタ嵌合部
33 中継端子収容部
34 個別防水端子収容部
36 シール材
40 中継端子
50 ワイヤハーネス
50−1 ユニット側ワイヤハーネス
50−2 機器側ワイヤハーネス

Claims (3)

  1. 自動車または二輪車に搭載される電子制御ユニットと機器とを接続するワイヤハーネスの止水構造であって、
    前記電子制御ユニットに近接した位置で、前記ワイヤハーネスを構成する電線を配線方向で分割し、該分割したワイヤハーネスの電線の両端末にそれぞれ端子を接続し、分割した一方側の電線群の電線端末の端子を第1コネクタに接続すると共に、前記機器と接続される他方側の電線群の電線端末の端子を第2コネクタに接続し、
    前記分割した電線同士をそれぞれ接続する複数の中継端子を収容する中継端子収容部と第1コネクタ嵌合部と第2コネクタ嵌合部を設けた防水中継コネクタを備え、前記第1コネクタ嵌合部に前記中継端子の一端を突出させると共に該中継端子の他端は前記第2コネクタ嵌合部に突出し、該第2コネクタ嵌合部に突出する中継端子の他端側はそれぞれ個別防水端子収容部に通していることを特徴とするワイヤハーネスの止水構造。
  2. 前記防水中継コネクタは、前記中継端子収容部の一方側に前記第1コネクタ嵌合部を設けると共に他方側に前記第2コネクタ嵌合部を設け、該第2コネクタ嵌合部に連続する前記中継端子収容部に前記個別防水端子収容部を設け、
    前記個別防水端子収容部は中継端子を1本づつ貫通させる貫通穴を設けた端子収容壁部をギャップ部をあけて並設し、前記各端子収容壁部の先端面を覆うと共に前記ギャップ部に挿入する連続したシール材を備え、該シール材の前記貫通穴と連通する穴を通して前記中継端子の他端を第2コネクタ嵌合部に突出し、かつ、前記第2コネクタから突設したリブを前記ギャップ部に挿入して前記シール材と接触させ、該シール材で前記第2コネクタの端子と中継端子の他端との各嵌合部を個別防水する構成としている請求項1に記載のワイヤハーネスの止水構造。
  3. 前記電子制御ユニットは、エンジン制御ユニット、燃料噴射制御ユニット、ABS制御ユニット、エアバック制御ユニット、走行安全制御ユニット、車両レーダー制御ユニットから選択される1種以上であり、
    前記電子制御ユニットと接続する前記機器は、
    電子制御ユニットで制御されるライト、ウオッシャ、ドアロック、防盗用ホーン、スタータから選択される1種以上の被制御機器、
    前記電子制御ユニットに情報を送信するOセンサ、スピードセンサ、ノックセンサ等からなるセンサおよび/または他の電子制御ユニットからなる情報送信機器、
    さらに、電気接続箱のヒューズ、リレー、コネクタ、接地部材から選択される1種以上の電気部品である請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネスの止水構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104143708A (zh) * 2014-07-29 2014-11-12 科络普线束技术(太仓)有限公司 一种节能型燃油泵线束

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