JP2004327174A - 防水コネクタ - Google Patents

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優 福田
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晴紀 田代
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Abstract

【課題】圧接刃に電線を圧接するタイプの圧接コネクタに防水対策を施すことができる防水コネクタを提供する。
【解決手段】防水コネクタ10は、ハウジング11と、ハウジング11に設けられた多数の挿入孔12にそれぞれ挿入される多数の接続端子13と、各接続端子13の端部にそれぞれ設けられ、かつ、ハウジングから露呈する多数の圧接刃14と、各圧接刃14を覆うようにハウジング11に取り付けられるリアカバー15とを備え、挿入孔12に連続するとともに、各圧接刃14を被覆するシール材16を収容可能なシール材充填層17がハウジング11の後部11Aに設けられている。
【選択図】 図6

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は防水コネクタに関し、特に、圧接刃に電線を押し込むことにより、圧接刃で電線の被覆を引き裂いて、圧接刃に電線を圧接するコネクタに防水性を備えるように工夫した防水コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
図10(A)に示すように、一般に自動車100はフロントバンパー101に左右の前照灯102,103や左右の方向指示灯104,105などを備えるとともに、リアバンパー106に左右の尾灯107,108などを備えている。
これらの前照灯102,103、方向指示灯104,105や尾灯107,108にワイヤハーネスを配策する。ワイヤハーネスの配策例として、図10(B)に示す回路が知られている。
【0003】
すなわち、図10(B)に示す回路110は、左右の前照灯102,103のランプケースに左右の前照灯用コネクタ111,112が接続され、左右の方向指示灯104,105のランプケースには左右の方向指示灯用コネクタ113,114が接続され、左右の尾灯107,108のランプケースには左右の尾灯用コネクタ115,116が接続される。
この際に、自動車100における水の影響を受けやすい部位にワイヤハーネス118が配策されるので、コネクタ111〜116に防水性が要求され、この要求を満たす防水コネクタが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特許第3268945号明細書(第1頁、図1)
【0005】
上記公報の防水コネクタ120は、図12に示すようにハウジング121を本体122と蓋体123とを組み合わせて構成し、このハウジング121内に、ワイヤハーネス124を接続し相手側接続端子と嵌合する複数の接続端子125の電線接続部125Aを内装する。
本体122および蓋体123の少なくとも一方に、接続端子125同士の間を平行に仕切るための仕切壁(図示せず)を設け、電線接続部125Aの近傍に粘着材料127を充填して、本体122と蓋体123との間に防水性を備える。
【0006】
よって、上記公報の防水コネクタ120を使用することで、図10(A)に示す自動車100のフロントバンパー101に備えた左右の前照灯102,103や左右の方向指示灯104,105、リアバンパー106に備えた左右の尾灯107,108に、防水を施した状態でワイヤハーネス124を好適に接続することは可能と思われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図10(B)に示す回路110はメインコネクタ119にワイヤハーネス118を接続し、さらにランプケースに接続する端末コネクタ111〜116をワイヤハーネス118に接続するために回路110が煩雑になり、回路110を作る手間がかかり、近年は、図11に示すワイヤハーネス回路130の実用化が望まれている。
【0008】
図11に示すワイヤハーネス回路130は、それぞれのコネクタ131に圧接刃132を備え、この圧接刃132の受入凹部にワイヤハーネス133を押し込むことにより、圧接刃132でワイヤハーネス133の被覆を破って、ワイヤハーネス133を圧接刃132に接続する。
このため、ワイヤハーネス133を圧接刃132に簡単に接続でき、ワイヤハーネス回路130を手間をかけないで作ることができる。
【0009】
このワイヤハーネス回路130の各コネクタ131を、図10(A)のフロントバンパー101やリアバンパー106の裏面側に配置して、左右の前照灯102,103、左右の方向指示灯104,105や左右の尾灯107,108のランプケースに接続することで、左右の前照灯102,103、左右の方向指示灯104,105や左右の尾灯107,108を自動車のバッテリに接続できる。
【0010】
しかし、図11に示すワイヤハーネス回路130の各コネクタ131は、図10(B)に示す回路110の端末コネクタ111〜116とは構造が異なるため、図10(B)に示すコネクタ111〜116に用いた防水構造を、図11の各コネクタ131にそのまま適用することはできない。
このため、図11に示すワイヤハーネス回路130の各コネクタ131を防水構造としたものは、いまだに実用化されたものがなく、ワイヤハーネス回路130の各コネクタ131に防水性を施したものの実用化が望まれていた。
【0011】
従って、本発明の目的は上記課題を解消することに係り、圧接刃に電線を圧接するタイプの圧接コネクタに防水対策を施すことができる防水コネクタを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の上記目的は、ハウジングと、前記ハウジングに設けられた多数の挿入孔にそれぞれ挿入される多数の接続端子と、前記各接続端子の端部にそれぞれ設けられ、かつ、前記ハウジングから露呈する多数の圧接刃と、前記各圧接刃を覆うように前記ハウジングに取り付けられるリアカバーとを備え、前記挿入孔に連続するとともに、前記各圧接刃を被覆するシール材を収容可能なシール材充填層が前記ハウジングおよび前記リアカバーのうちの少なくとも一方に設けられていることを特徴とする防水コネクタにより達成される。
【0013】
上記構成の防水コネクタによれば、各圧接刃を被覆するシール材を収容可能なシール材充填層を、ハウジングおよびリアカバーの少なくとも一方に設けた。よって、シール材充填層にシール材を充填してシール材で各圧接刃を被覆することで、各圧接刃を保護できる。
【0014】
また、本発明の上記目的は、前記シール材充填層が前記ハウジングに設けられているとともに、前記シール材充填層の平面形状が前記挿入孔の開口形状よりも大きく形成され、前記シール材が前記挿入孔まで充填されていることを特徴とする防水コネクタにより達成される。
【0015】
上記構成の防水コネクタによれば、シール材充填層の平面形状を挿入孔の開口形状よりも大きくすることで、シール材充填層と挿入孔との境界に段差部が形成される。
このため、シール材をシール材充填層のみに充填すると、各圧接刃に抜出力がかかったときに、シール材が段差部から剥離するおそれがある。そこで、シール材を挿入孔まで充填することにして、シール材が段差部から剥離することを防止する。
【0016】
さらに、本発明の上記目的は、前記シール材充填層が前記ハウジングの後部端よりも前方側に設けられ、前記シール材充填層内において前記各圧接刃に各電線を圧接接続することにより前記各電線を屈曲可能であることを特徴とする防水コネクタにより達成される。
【0017】
上記構成の防水コネクタによれば、シール材充填層内において各圧接刃に各電線を圧接接続するとともに、各電線を屈曲することで、各圧接刃および各電線を確実にシール材のなかに沈めることができる。
【0018】
さらに、本発明の上記目的は、前記シール材充填層が前記各圧接刃を囲む壁により設けられているとともに、前記ハウジングの内側面と前記壁との間に前記各電線の端部を収納可能であることを特徴とする防水コネクタにより達成される。
【0019】
上記構成の防水コネクタによれば、ハウジングの内側面と壁との間に各電線の端部を収納することで、各電線の端部を確実にシール材のなかに沈めることができる。
【0020】
さらに、本発明の上記目的は、前記各圧接刃が、前記リアカバーに向かって開口するように配向されていることを特徴とする防水コネクタにより達成される。
【0021】
上記構成の防水コネクタによれば、各圧接刃をリアカバーに向かって開口することで、各圧接刃をシール材充填層の開口に向けることができる。よって、シール材充填層の開口から電線の途中の部位を圧接刃に手間をかけないで簡単に圧接できる。
このように、各電線の途中の部位に防水コネクタを接続でき、各電線を防水コネクタに通過させた状態、すなわちスルー状態に取り付けることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の一実施形態に係る防水コネクタを詳細に説明する。
図1は本発明に係る防水コネクタを示す分解斜視図、図2は本発明に係る防水コネクタのハウジングにパッキンおよびフロントカバーなどを組み付けた状態を示す前方斜視図、図3は本発明に係る防水コネクタのハウジングに接続端子や圧接刃を組み付けた状態を示す後方斜視図である。
【0023】
図1〜図3に示すように本実施形態の防水コネクタ10は、ハウジング11と、ハウジング11に設けられた多数の挿入孔12にそれぞれ挿入される多数の接続端子13と、各接続端子13の端部にそれぞれ設けられ、かつ、ハウジングから露呈する多数の圧接刃14と、各圧接刃14を覆うようにハウジング11に取り付けられるリアカバー15とを備え、挿入孔12に連続するとともに、各圧接刃14を被覆するシール材16(図6〜図9参照)を収容可能なシール材充填層17(図3参照)がハウジング11の後部11Aに設けられている。
【0024】
ハウジング11は、絶縁性樹脂により略直方体に形成されており、内部に複数の挿入孔12が設けられ、後部11Aがリアカバー18を取り付け可能に形成され、前部11Bに内筒部19が形成され、内筒部19に防水用のパッキン21が嵌合されるとともに、フロントカバー22が取り付けられる(図6〜図9参照)。
加えて、ハウジング11は、図3に示すように後部11Aに、シール材充填層17、すなわちフラット電線23を収納可能な収納凹部(シール材充填層17)が形成され、シール材充填層17に圧接刃14が露呈している。
【0025】
接続端子13は、挿通孔12に差し込み可能に、略筒状に形成された導電性部材である。接続端子13の端部から連結部24が延出され、連結部24の端部に一対の圧接刃14が設けられている。
接続端子13を挿通孔12に差し込むことにより、圧接刃14がハウジング11の後部11A側、すなわちシール材充填層17に露呈する(図3参照)。
【0026】
一対の圧接刃14は、フラット電線23の各電線23Aが押し込まれる受入凹部14Aが形成されている。この受入凹部14Aに電線23Aを押し込むことにより、圧接刃14で電線23Aの被覆を引き裂いて、電線23Aが圧接刃14に圧接される。
【0027】
各圧接刃14は、受入凹部14Aがリアカバー15に向かって開口するように配向されている。よって、各圧接刃14をシール材充填層17の開口に向けることができる。
これにより、シール材充填層17の開口から電線23Aの途中の部位を圧接刃14の受入凹部14Aに簡単に押し込むことができるので、圧接刃14に電線23Aを手間をかけないで簡単に圧接できる。
このように、各電線23Aの途中の部位に防水コネクタ10に接続でき、各電線23Aを防水コネクタ10に通過させた状態、すなわちスルー状態に取り付けることができる。
【0028】
図4〜図5に示すように、フラット電線23の各電線23Aを圧接刃14に圧接することにより、フラット電線23をハウジング後部11Aのシール材充填層17に収納することができる。この状態で、シール材充填層17にシール材16(図6〜図9参照)を充填することにより、シール材16をシール材充填層17内に蓄えることができ、圧接刃14に圧接した各電線23Aをシール材16のなかに沈めることができる。
【0029】
フラット電線23は、複数の電線23Aを帯状に束ねることにより、リボン状に形成した電線である。
ここで、フラット電線23(各電線23A)のスルー状態に配置するとは、シール材充填層17の両側からフラット電線23が延出された状態、すなわちフラット電線23がシール材16を通過している状態をいう。
【0030】
図6〜図7に示すように、シール材充填層17がハウジング11に設けられ、シール材充填層17の平面形状が挿入孔12の開口形状よりも大きく形成されている。そして、シール材充填層17に充填したシール材16を挿入孔12まで充填する。
【0031】
ここで、シール材16を、シール材充填層17から挿入孔12まで充填する理由を説明する。
すなわち、ハウジング11に形成したシール材充填層17の平面形状を挿入孔12の開口形状よりも大きくすることで、シール材充填層17と挿入孔12との境界に段差部26が形成される。
このため、シール材16をシール材充填層17のみに充填した場合、各圧接刃14に矢印方向の抜出力が作用したときに、シール材16が段差部26から剥離する力がかかり、シール材16が段差部26から剥離するおそれがある。
【0032】
そこで、シール材16を挿入孔12の途中まで、すなわち挿入孔12の後端12A側に充填する。
これにより、各圧接刃14に矢印方向の抜出力が作用したときに、シール材16と挿入孔12の後端12Aにはせん断力がかかるだけなので、シール材16が挿入孔12の後端12Aから剥離することを防止できる。
【0033】
また、図4〜図5で説明したように、シール材充填層17がハウジング11の後部端11Cよりも前方側に設けられ、シール材充填層17内において各圧接刃14の受入凹部14Aに各電線23Aを押し込んで、圧接接続した状態で各電線23Aをシール材充填層17に沿わせて屈曲させることができる。
【0034】
このように、シール材充填層17内において各圧接刃14に各電線23Aを圧接接続するとともに、各電線23Aをシール材充填層17に沿わせて屈曲することで、シール材充填層17にシール材16を充填した際に、各電線23Aを確実にシール材16内に沈めることができる。
【0035】
なお、リアカバー15を備えることで、シール材16をリアカバー15で保護するとともに、リアカバー15でシール材16の飛散を防止できる。
ここで、シール材16としては、UV硬化ゴム、RTVシリコーン(1液、2液タイプ)、発砲ウレタン、ホットメルトなどが該当する。
【0036】
図8〜図9に示すように、シール材充填層17が各圧接刃14を囲む壁27により設けられているとともに、ハウジング11の内側面28と壁27との間に各フラット電線23の端部29を収納可能である。
ハウジング11の内側面28と壁27との間に各フラット電線23の端部29を収納することで、各フラット電線23の端部29を確実にシール材16内に沈めることができる。
【0037】
以上説明したように、防水コネクタ10によれば、圧接刃14を被覆するシール材16を収容可能なシール材充填層17を、ハウジング11に設けた。
これにより、シール材充填層17にシール材16を充填してシール材16で各圧接刃14を被覆することで、各圧接刃14およびフラット電線23を浸水から保護して防水性を高めることができる。
加えて、シール材充填層17にシール材16を充填してシール材16で各圧接刃14を被覆することで、各圧接刃14およびフラット電線23の絶縁性を高めるとともに、フラット電線23の係止性を高めることができる。
【0038】
なお、前記実施形態では、シール材充填層17をハウジング11に設けた例について説明したが、これに限らないで、シール材充填層17をリアカバー15に設けることも可能であり、さらには、ハウジング11とリアカバー15との両方に設けることも可能である。
【0039】
また、シール材16をリアカバー15で保護するとともに、リアカバー15でシール材16の飛散を防止する例について説明したが、シール材16の物性を選択することで、リアカバー15を不要にすることも可能である。
【0040】
さらに、本発明の防水コネクタは、上述した実施形態の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の形態を採りうることは云うまでもない。
例えば、前記実施形態においては、圧接される電線としてフラット電線23を使用した例について説明したが、複数の被覆電線を並列に並べて使用することも可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の請求項1に記載の防水コネクタによれば、
各圧接刃を被覆するシール材を収容可能なシール材充填層を、ハウジングおよびリアカバーの少なくとも一方に設けた。
これにより、シール材充填層にシール材を充填してシール材で各圧接刃を被覆することで、各圧接刃を浸水から保護して防水性を高めることができる。
【0042】
加えて、シール材充填層にシール材を充填してシール材で各圧接刃を被覆することで、各圧接刃の絶縁性を高めるとともに、各圧接刃の係止性を高めることができる。
【0043】
また、本発明の請求項2に記載の防水コネクタによれば、シール材充填層の平面形状を挿入孔の開口形状よりも大きくすることで、シール材充填層と挿入孔との境界に段差部が形成される。
【0044】
このため、シール材をシール材充填層のみに充填すると、各圧接刃に抜出力がかかったときに、シール材が段差部から剥離するおそれがある。そこで、シール材を挿入孔まで充填することにして、シール材が段差部から剥離することを防止するようにした。
これにより、各圧接刃の防水性、絶縁性および係止性をより一層高めることができる。
【0045】
さらに、本発明の請求項3に記載の防水コネクタによれば、シール材充填層内において各圧接刃に各電線を圧接接続するとともに、各電線を屈曲することで、各圧接刃および各電線を確実にシール材のなかに沈めることができる。
これにより、各圧接刃および各電線の防水性、絶縁性および係止性をより一層高めることができる。
【0046】
さらに、本発明の請求項4に記載の防水コネクタによれば、ハウジングの内側面と壁との間に各電線の端部を収納することで、各電線の端部を確実にシール材のなかに沈めることができる。
これにより、各電線の端部の防水性、絶縁性および係止性をより一層高めることができる。
【0047】
さらに、本発明の請求項5に記載の防水コネクタによれば、各圧接刃をリアカバーに向かって開口することで、各圧接刃をシール材充填層の開口に向けることができる。よって、シール材充填層の開口から電線の途中の部位を圧接刃に手間をかけないで簡単に圧接できる。
【0048】
このように、各電線の途中の部位に防水コネクタを接続でき、各電線を防水コネクタに通過させた状態、すなわちスルー状態に取り付けることができる。
これにより、防水コネクタへの電線の組付作業性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る防水コネクタを示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係る防水コネクタのハウジングにパッキンおよびフロントカバーなどを組み付けた状態を示す前方斜視図である。
【図3】本発明に係る防水コネクタのハウジングに接続端子や圧接刃を組み付けた状態を示す後方斜視図である。
【図4】本発明に係る防水コネクタの圧接刃にフラット電線を圧接した状態を示す後方斜視図である。
【図5】本発明に係る防水コネクタの圧接刃にフラット電線を圧接した状態を示す前方斜視図である。
【図6】本発明に係る防水コネクタにフラット電線をスルー状態に配策した例を示す断面斜視図である。
【図7】本発明に係る防水コネクタにフラット電線をスルー状態に配策した例を示す断面図である。
【図8】本発明に係る防水コネクタにフラット電線の端部を収納した例を示す断面斜視図である。
【図9】本発明に係る防水コネクタにフラット電線の端部を収納した例を示す断面図である。
【図10】図10(A)は自動車に左右の前照灯、左右の方向指示灯や左右の尾灯を備えた状態を示す概略平面図であり、図10(Bは)自動車の前照灯、方向指示灯や尾灯に電線を配策する従来の回路を示す図である。
【図11】従来の防水コネクタを示す斜視図である。
【図12】従来の自動車の前照灯、方向指示灯や尾灯に電線を配策する従来のワイヤハーネス回路を示す図である。
【符号の説明】
10 防水コネクタ
11 ハウジング
11C ハウジングの後部端
12 挿入孔
13 接続端子
14 圧接刃
14A 圧接刃の受入凹部
15 リアカバー
16 シール材
17 シール材充填層
23 フラット電線
23A 電線
27 圧接刃を囲む壁
28 ハウジングの内側面
29 電線の端部

Claims (5)

  1. ハウジングと、前記ハウジングに設けられた多数の挿入孔にそれぞれ挿入される多数の接続端子と、前記各接続端子の端部にそれぞれ設けられ、かつ、前記ハウジングから露呈する多数の圧接刃と、前記各圧接刃を覆うように前記ハウジングに取り付けられるリアカバーとを備え、
    前記挿入孔に連続するとともに、前記各圧接刃を被覆するシール材を収容可能なシール材充填層が前記ハウジングおよび前記リアカバーのうちの少なくとも一方に設けられていることを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記シール材充填層が前記ハウジングに設けられているとともに、前記シール材充填層の平面形状が前記挿入孔の開口形状よりも大きく形成され、前記シール材が前記挿入孔まで充填されていることを特徴とする請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記シール材充填層が前記ハウジングの後部端よりも前方側に設けられ、前記シール材充填層内において前記各圧接刃に各電線を圧接接続することにより前記各電線を屈曲可能であることを特徴とする請求項1および請求項2のうちのいずれかに記載の防水コネクタ。
  4. 前記シール材充填層が前記各圧接刃を囲む壁により設けられているとともに、前記ハウジングの内側面と前記壁との間に前記各電線の端部を収納可能であることを特徴とする請求項2および請求項3のうちのいずれかに記載の防水コネクタ。
  5. 前記各圧接刃が、前記リアカバーに向かって開口するように配向されていることを特徴とする請求項1に記載の防水コネクタ。
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