JP2012141655A - 運転支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】交差点を曲がる際に、必要な情報が報知されない事態を抑制しつつ、不必要な情報報知を抑制することができる運転支援装置を提供する。
【解決手段】ウィンカのONを判定し(S21)、ウィンカがオンであれば強制ONフラグを設定する(S24)。支援実施判定(S27)では、実際にウィンカがオンとなっていなくても、強制オンフラグが設定されていれば、ウィンカがオンであるとみなして判定を行う。よって、ウィンカが消えてしまったとしても、情報報知がされる状態は継続するので、情報報知が必要な状況であるにも関わらず、情報が報知されない事態が抑制される。また、直進と判断した場合には、強制ONフラグをクリアする(S26)。よって、直進時には、情報の報知がされにくくなるので、不必要な情報報知を抑制できる。
【選択図】図6

Description

本発明は、運転支援装置に関し、特に、交差点を右左折する時の運転を支援する運転支援装置に関する。
運転支援装置として、交差点を右折する際に対向車情報をドライバーへ提供する装置が知られている(たとえば特許文献1)。ここで、単純に、ウィンカの指示のみで情報の提供の開始を判断したり、あるいは、ウィンカの指示と交差点に対する距離とから情報の提供の開始を判断してしまうと、レーンチェンジや追い越しのために右折ウインカの指示がされた場合に、不必要な対向車情報を提供してしまうことになる。
そこで、特許文献1では、対向車情報の提供を開始する条件を、右側レーンを走行中で右折ウインカの指示がある場合としている(特許文献1の請求項1)。さらに、特許文献1では、右側レーンを走行中で右折ウインカの指示があったと判断した後も、右折専用レーンである場合や、改めて右ウィンカの操作を検知した場合を除き、右ウィンカが指示中でなければ対向車情報を提供しないようになっている(図6、7)。こうすることで、レーンチェンジや追い越しのために右折ウインカの指示がされた場合に、不必要な対向車情報を提供してしまうことを抑制するようにしている。
また、特許文献1には、従来技術として、交差点を右折後に通過する横断歩道に歩行者が存在するかどうかを知らせる技術が存在することも開示されている。
特開2005−11249号公報
前述のように、特許文献1では、不必要な対向車情報を提供してしまうことを抑制するために、右折専用レーンである場合、および、改めて右ウィンカの操作を検知した場合を除き、右ウィンカが指示中でなければ情報を提供しない。
しかし、交差点手前でウィンカを点滅させる指示を行ってから、交差点を右折して右折後の横断歩道を通過するまでの実際の状況を考えると、その間に、ハンドルが少し戻り、ウィンカが消灯してしまうことも少なくない。従って、特許文献1の技術では、ドライバに対して、情報提供が必要な状況であるにも関わらず、情報提供がされないことが多くあるという問題がある。
なお、特許文献1は、右折の際に情報を提供する装置であるが、左折の際にも、左ウィンカが指示中であることを情報提供の条件としてしまうと、情報提供が必要な状況であるにも関わらず、情報提供がされないことが多くあるという問題が生じる。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、交差点を曲がる際に、必要な情報が報知されない事態を抑制しつつ、不必要な情報報知を抑制することができる運転支援装置を提供することにある。
その目的を達成するための請求項1記載の発明によれば、運転支援制御手段は、支援開始条件が成立したら、交差点を曲がる際の運転を支援するための情報報知を行う運転支援制御を開始する。また、進行方向判断手段は、運転支援制御中に、車両の現在位置に基づいて、車両が、方向指示灯がオンとなった方向に交差点を曲がる(この場合、車両は、交差点を交差点進入路に沿って交差点進入前と同一方向に走行するのではないことになる)可能性があるかどうかを逐次判断する。そして、進行方向判断手段により、車両が、交差点を方向指示灯がオンとなった方向に曲がる可能性があると判断された場合には、運転支援制御手段は、方向指示灯がオフされた場合であっても情報報知を行う強制報知状態とする。よって、運転支援制御が開始された後に方向指示灯がオフになったとしても、交差点を方向指示灯がオンとなった方向に曲がる可能性がある場合には、情報報知がされる状態は継続するので、情報報知が必要な状況であるにも関わらず、情報が報知されない事態が抑制される。
加えて、本発明によれば、仮に、情報の報知が不必要だったとしても、進行方向判断手段により、車両が交差点を方向指示灯がオンとなった方向に曲がる可能性がないと判断された場合には強制報知状態を終了する。しかも、車両が交差点を方向指示灯がオンとなった方向に曲がる可能性があるかないかの判断は、車両位置が交差点内である間に可能である。よって、支援開始条件が成立した後は運転支援エリアを出るまで支援を継続する場合に比較して、不必要な情報報知を抑制できる。
なお、強制報知状態における情報報知の条件としては、たとえば、報知を行うべき物体の存在を判断したことを条件としたり、また、物体が存在しないことも含めて報知を行うようにして、強制報知状態であることのみを条件としたりすることができる。
また、前述の目的を達成するためには、請求項2記載の発明としてもよい。請求項2記載の発明は、強制報知状態を、方向指示灯がオンとなっていることを条件としないで情報報知を行う状態としている点が、方向指示灯がオフされた場合であっても情報報知を行う状態を強制報知状態としている請求項1と相違するのみである。よって、請求項2記載の発明においても、請求項1記載の発明と同様の効果が得られる。
ここで、進行方向判断手段は、請求項3のように、交差点内において、進行方向がまだ確定しないエリアと進行方向が明確になるエリアとの境界として設定された進行方向判断ラインを車両が越えたことに基づいて、車両の進行方向を判断する。進行方向判断ラインが交差点内に設定されていることから、車両が交差点を方向指示灯がオンとなった方向に曲がる可能性があるかないかの判断を車両位置が交差点内である間に行うことができる。
また、請求項4記載の発明では、進行方向判断ラインとして、右折用進行方向判断ラインと左折用進行方向判断ラインを備える。そして、支援開始条件が成立したときの方向指示灯が右方向指示灯である場合には、車両が、交差点を右折するか、右折方向以外の方向に交差点を退出するかを判断するために交差点内に設定された右折用進行方向判断ラインを用いて車両の進行方向を判断する。一方、支援開始条件が成立したときの方向指示灯が左方向指示灯である場合には、車両が、交差点を左折するか、左折方向以外の方向に交差点を退出するかを判断するために交差点内に設定された左折用進行方向判断ラインを用いて車両の進行方向を判断する。
右折用進行方向判断ラインおよび左折用進行方向判断ラインのうち、転回時にも方向指示灯がオンとされる側の進行方向判断ラインとしては、たとえば、請求項5のように、交差点に進入する車両に対して交差点中心を越える位置に設定されて、車両が交差点を、交差点進入路と交差する交差点退出路へ入る方向へ曲がらずに直進するかを判断する直進判断ライン、および、交差点に進入する車両が走行する交差点進入路において車両の走行車線の反対車線に設定され、且つ、交差点に進入する車両に対して交差点中心よりも手前に設定されて、車両が交差点を、交差点進入路と交差する交差点退出路へ入る方向へ曲がらずに転回するかを判断する転回判断ラインの少なくとも一方を用いる。なお、転回時にも方向指示灯がオンとされる側とは、左側通行が法制化されている地域では右側、右側通行が法制化されている地域では左側である。
また、右折用進行方向判断ラインおよび左折用進行方向判断ラインのうち、転回時に方向指示灯がオンとされる側とは反対側の進行方向判断ラインは、請求項6のように、交差点に進入する車両に対して交差点中心よりも手前に設定される。この左折用進行方向判断ラインと、前述の右折用進行方向判断ラインのうちの直進判断ラインとを比較すると、直進判断ラインは、交差点に進入する車両に対して交差点中心を越える位置に設定されているが、左折用進行方向判断ラインは、交差点に進入する車両に対して交差点中心よりも手前に設定されている。よって、左折用進行方向判断ラインによる判断は、右折用進行方向判断ラインのうちの直進判断ラインによる判断よりも、より早く車両の進行方向を判断できる。その結果、不必要な情報報知をより早く終了させることができる。
さらに、請求項7記載の発明のように、車両の舵角を検出する舵角検出手段を備え、進行方向判断手段は、舵角検出手段が検出した舵角も用いて、車両が方向指示灯がオンとなった方向に交差点を曲がる可能性があるか否かを逐次判断することが好ましい。舵角による進行方向の判断が、車両位置による進行方向の判断よりも早く行えることもあることから、このようにすれば、より早く不必要な情報報知を終了させることができる。
また、請求項8記載の発明では、走行中のレーンの種別を判断するレーン種別判断手段を備える。そして、進行方向判断手段は、レーン種別に応じて異なる位置に進行方向判断ラインを設定する。このようにすれば、走行中のレーンの種別によらず同じ位置に進行方向判断ラインを設定する場合に比較して、より早めに不必要な運転支援を終了することができる。
また、請求項9記載の発明によれば、運転支援制御中である場合に、方向指示レバーが中立位置であっても、支援開始条件が成立したときの方向指示灯の点灯を継続させる方向指示灯制御手段を備える。運転支援制御中は、方向指示レバーが中立位置であっても、支援開始条件が成立したときの方向指示灯の点灯方向に車両が曲がる可能性がある。そこで、このようにして、車両の周囲に存在する他車両や歩行者等に自車両が曲がることを知らせることにより、安全性を向上させることができる。
また、不必要な情報報知を抑制するためには、たとえば請求項10のように、運転支援制御手段は、強制報知状態を終了した場合、方向指示灯がオンとなった方向以外の方向へ走行する時の情報報知が抑制される報知抑制状態とする。
報知抑制状態は、たとえば、請求項11のように、方向指示灯が実際にオンとなっていることを情報報知の条件として含ませた状態がある。直進時は、方向指示灯はオンとなっていない場合が通常であることから、このようにすることにより、直進時の情報報知が抑制される。また、請求項12のように、報知抑制状態を、運転支援制御が終了した状態としてもよい。このようにすれば、直進時の情報報知が最も抑制された状態、すなわち、情報報知が行われる可能性が全くない状態となる。
運転支援システム1の全体構成を示す図である。 図1の路側無線機10、路側カメラ20、光ビーコン30の設置位置を例示する図である。 車載装置100の構成を示す図である。 運転支援開始画面を例示する図である。 運転支援装置170が行う処理を示すフローチャートである。 図5のステップS2の処理を詳しく示すフローチャートである。 図2とは別の右折ライン230a、左折ライン250aを示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下に示す実施形態は、左側通行が法制化されている地域に対応した実施形態であり、右側通行が法制化されている地域では、以下の実施形態と左右が逆になる。
図1は、運転支援システム1の全体構成を示す図である。この図1に示すように、運転支援システム1は、路側無線機10、路側カメラ20、光ビーコン30、信号灯制御器40、路側制御装置50を備えている。これらは、インフラ側の装置である。運転支援システム1は、これらインフラ側の装置と、車載装置100とを備えている。
路側無線機10は、交差点の所定位置、たとえば、図2に示すように、交差点周囲の横断歩道の上付近に設けられており、360°全範囲に渡り、700MHz帯などの所定の周波数帯の電波を用いて、この交差点の周囲に種々の交差点情報を送信する。この交差点情報には、路側無線機10が設けられている交差点の信号機の信号サイクルを示す情報、交差点に進入する道路を走行している移動物体の情報、交差点周囲の横断歩道およびその横断歩道の周辺に移動物体が存在するか否かを示す情報が含まれる。
路側カメラ20は、路上に設置され、交差点に進入する車を撮影できるように、交差点へ向かう側の車線に対して交差点を挟んだ位置の道路上方に設けられる。また、それとは別に、交差点周囲の横断歩道を撮像できるように、交差点周囲の歩道上方にも設けられる(図2参照)。なお、図2には、図示の都合上、道路上方に設置された路側カメラ20および歩道上方に設置された路側カメラ20をそれぞれ1台ずつ示してあるが、実際には、道路上方に設置された路側カメラ20は、交差点に進入する各道路を撮像可能な台数が設けられており、また、横断歩道を撮像する路側カメラ20も、各横断歩道が撮像可能な台数が設けられている。これら路側カメラ20と路側制御装置50とは有線により接続されており、路側カメラ20は、撮影した画像を路側制御装置50へ逐次出力する。
光ビーコン30は、交差点通過後などの種々の位置において、道路上方に車線毎に配置されている。これら光ビーコン30は、道路を通過する車両に向けて道路交通情報、次の交差点までの距離、次の交差点の道路形状等の所定の情報を送信する。また、光ビーコン30は、車両に搭載された光ビーコンアンテナ160との双方向通信により車両が光ビーコン30の下を通過したことを検知する。光ビーコン30と路側制御装置50との間も有線により接続されており、光ビーコン30は、車両が通過したことを検知すると、そのことを示す信号を路側制御装置50へ送信する。なお、路側カメラ20や光ビーコン30と路側制御装置50との間の通信は無線により行われてもよい。
信号灯制御器40は、交差点に設置された信号灯の灯色を所定の順番で周期的に切り替える。また、信号灯制御器40は、信号灯の灯色を示す情報を路側制御装置50へ逐次送信する。
路側制御装置50は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータであり、CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに記憶されているプログラムを実行することで、この路側制御装置50は、移動物体検出処理、情報送信処理を実行する。移動物体検出処理においては、路側カメラ20によって撮像された画像を解析することで、交差点に進入する道路を走行している移動物体を検出し、また、横断歩道やその周辺に存在する移動物体を検出する。
情報送信処理においては、移動物体検出処理により検出した物体の位置、現時点から所定サイクル分(たとえば2サイクル分)の信号灯の灯色、および、予め記憶されている交差点の道路形状を、路側無線機10から逐次送信する。
次に、車載装置100の構成を図3を用いて説明する。車載装置100は、ウィンカリレー110、車速センサ120、表示器130、スピーカ140、車載無線機150、光ビーコンアンテナ160、および、これらと接続された運転支援装置170を備えている。
ウィンカリレー110は、通電すると、図示しないウィンカ(すなわち方向指示灯)が一定周期で点滅する。このウィンカリレー110の通電/切断の切替は、図示しない方向指示レバーに連動して行われ、方向指示レバーが左折側に操作されると、左方向指示灯に接続されているウィンカリレーが通電され、方向指示レバーが右折側に操作されると、右方向指示灯に接続されているウィンカリレーが通電される。このウィンカリレー110の通電/切断状態は運転支援装置170へ出力される。
車速センサ120は、車速に比例する車速パルスを検出し、その車速パルスあるいは車速パルスから定まる車速信号を運転支援装置170へ出力する。表示器130は、車室内の所定位置に運転席から視認可能に設置され、右左折時の運転支援画面が表示される。この運転支援開始画面は、たとえば、図4に示す画面であり、支援開始状態となると、予め定まっている交差点形状が示されるとともに、その交差点形状に、自車位置を示す自車位置図形200が重畳表示される。また、路側無線機10からの信号により、対向車が存在すると判断された場合には対向車図形210を表示し、横断歩道やその周辺に移動物体が存在すると判断された場合には移動物体図形220を表示する。なお、本発明は運転支援画面に関する発明ではなく、この運転支援画面は一例である。スピーカ140からは、運転支援画面の表示内容の変化の際に所定の音が出力される。
車載無線機150は、路側無線機10から送信される電波を受信し、受信した電波を復調して運転支援装置170へ出力する。光ビーコンアンテナ160は、路上に設けられている前述の光ビーコン30との間で信号の送受信を行う。
運転支援装置170は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータであり、CPUが、RAMの一時記憶機能を利用しつつROMに記憶されているプログラムを実行することで、この運転支援装置170は、この車両が交差点を右左折する際の運転支援処理を実行する運転支援制御部171、および、この車両が交差点を直進するか曲がるかを判断する進行方向判断処理を実行する進行方向判断部172として機能する。。
運転支援制御部171における運転支援処理は、支援開始条件が成立したことにより開始する。この支援開始条件は、車両が交差点を含む所定の運転支援エリア内にいること、および、方向指示灯がオンであると判断したことの両方が成立したことである。
運転支援エリアの開始位置は、路側無線機10から信号を受信できるようになる位置であり、運転支援エリアに入ったことの判断は、路側信号機10からの信号を車載無線機150が受信できるようになったことにより行ってもよいし、また、光ビーコン30の下を通過したことにより運転支援エリアに入ったと判断してもよい。また、ナビゲーション装置から現在位置情報および地図情報が取得できる場合にはそれらの情報から判断してもよい。また、それらを組み合わせて判断してもよい。
一方、運転支援エリアの終了位置は、交差点を通過し、さらに、横断歩道を通過した地点、または、その後所定距離走行した地点である。運転支援エリアの終了位置を通過したか否かの判断は、運転支援エリアに入ってからの走行距離に基づいて行ってもよい。また、ナビゲーション装置から現在位置情報が取得できる場合にはそれを用いてもよい。また、運転支援エリアに入ってからの経過時間により、便宜的に、運転支援エリアを出たと判断してもよい。
運転支援の内容を次に説明する。運転支援は、表示と音とにより、交差点を曲がる際の運転を支援するための情報報知を行うものであり、右または左方向指示灯がオンであると判断したことを条件に、それらの報知を行う。方向指示灯がオンであるとの判断は、実際に方向指示灯がオンである場合だけでなく、後述の強制ONフラグが立っている場合にも、方向指示灯がオンであると判断する。
右方向指示灯がオンであると判断した場合、対向車線を走行して交差点に進入しようとする他車両が存在すると判断したら、運転支援画面の所定の位置に対向車図形210を表示し、また、右折後に通過する横断歩道およびその周辺に移動物体が存在すると判断したら、運転支援画面上の所定の位置に移動物体図形220を表示する。また、これら対向車図形210、移動物体図形220の表示時には、スピーカ140から所定の音を出力する。
左方向指示灯がオンであると判断した場合、左折後に通過する横断歩道およびその周辺に移動物体が存在すると判断したら、運転支援画面上の所定の位置に移動物体図形220を表示し、また、この表示時にはスピーカ140から所定の音を出力する。これら運転支援画面の表示および音の出力は、信号が青のときに行う。なお、対向車、横断歩道やその周囲の物体の存在、信号灯の状態は、路側無線機10から取得する情報に基づいて判断する。路側無線機10からは、交差点に進入する各道路のうち、自車が走行中の道路以外の道路についての情報も受信できるが、運転支援装置170は、路側無線機10から取得できる情報から必要な情報を選択して運転支援処理に用いる。
上記運転支援処理は、支援終了条件が成立したことにより終了する。支援終了条件は、車両が運転支援エリア外となったと判断できたことである。
進行方向判断部172における進行方向判断処理、すなわち、車両が交差点を直進するか曲がるかの判断処理は、車両が交差点を直進するか曲がるが判断できるまで、運転支援処理中に繰り返し行う。支援開始条件が成立したときにオンとなった方向指示灯が右方向指示灯である場合の進行方向の判断は、車両の現在位置が右折ライン230(特許請求の範囲の右折用進行方向判断ライン、直進判断ラインに相当)を越えたときの進行方向により判断する。
右折ライン230の一例は図2に示してある。この右折ライン230は、車両が直進するか右折するかが確定しないエリアと、右折するか直進するかが明確となるエリアとの境界を示している。すなわち、右折ライン230は、車両が交差点を右折するか、右折以外の進行方向のうちの直進方向に交差点を退出するかを判断するためのラインである。同図に示すように、右折ライン230は、進行方向前方から右方向に延びる円弧であり、交差点内であって、交差点に進入する自車両から見て交差点中心を越えた位置を通っている。なお、図2には、比較のために、運転支援エリアの交差点出口側の端を示す運転支援終了ライン240も示している。運転支援終了ライン240は、図2に示されるように、横断歩道を越えた位置を通るように設定されている。
右折ライン230が運転支援終了ライン240よりも手前にあることからも分かるように、運転支援開始後、車両がこの右折ライン230を越えるまでは、車両の位置は運転支援エリア内となっている。よって、右折の場合、車両がこの右折ライン230を越えるまでは運転支援処理が継続される。換言すれば、本実施形態では、一度、運転支援処理が開始されれば、車両の進行方向が直進か右折か不明な状態では運転支援処理が継続される。なお、右折ライン230を越えたか否かは、運転支援エリアの終了位置を通過したか否かの判断と同様に、運転支援エリアに入ってからの走行距離に基づいて判断したり、或いは、ナビゲーション装置からの現在位置情報を用いて判断する。
そして、右折ライン230を直進方向に越えた場合には、車両が交差点を直進すると判断する。なお、右折ライン230を直進方向に越えたか右折方向に越えたかは、右折ライン230を越えたときの操舵角や車輪角により判断する。また、走行軌跡により判断してもよい。
次に、支援開始条件が成立したときにオンとなった方向指示灯が左方向指示灯である場合における進行方向の判断を説明する。この判断は、車両の現在位置が左折ライン250(特許請求の範囲の左折用進行方向判断ラインに相当)を越えたときの進行方向により行う。左折ライン250の一例も図2に示してある。この左折ライン250は、車両が直進するか左折するかが不明なエリアと、左折するか直進するかが明確となるエリアとの境界を示している。すなわち、左折ライン250は、車両が交差点を左折するか、左折以外の進行方向のうちの直進方向に交差点を退出するかを判断するためのラインである。
同図に示すように、左折ライン250の位置は、交差点に進入する自車両から見て交差点中心よりも手前を通り、且つ、左折する際に通過する横断歩道の中央付近から走行中の道路の中央線付近にかけて延びる円弧となっている。よって、直進の場合には、車両はこの左折ライン250を越える一方で、左折の際には、車両は左折ライン250を超えないことから、左折ライン250を越えた場合には、車両は直進すると判断する。なお、左折ライン250を越えたか否かの判断は右折ライン230の場合と同様にして行う。また、この左折ライン250や前述の右折ライン230の位置は、路側無線機10から取得する構成としてもよいし、また、ナビゲーション装置から取得する構成や、運転支援装置170が予め記憶している構成としてもよい。
次に、上記運転支援制御装置170が行う処理を図5に示すフローチャートを用いて説明する。まず、ステップS1では、サービスインとなったか否かを判定する。この判断は、前述の運転支援エリアに入ったか否かの判定である。ステップS1が否定判断となった場合には、このステップS1を繰り返す。一方、肯定判断となった場合にはステップS2へ進む。
ステップS2では、支援を行うか否かを判定する。このステップS2は、より詳しくは、図6に示す一連の処理である。図6において、ステップS20では、強制ONフラグの状態を判定する。強制ONフラグは、方向指示灯のオン/オフによらず方向指示灯がオンであるとみなすフラグであり、次のステップS21〜S26によりフラグの状態が定まる。
強制ONフラグがオンである場合にはステップS25へ進む。一方、強制ONフラグがオフである場合にはステップS21へ進む。ステップS21では、ウィンカのオン/オフを判定する。右ウィンカがオンの場合はステップS22へ進んで右折ライン230を設定し、左ウィンカがオンの場合にはステップS23へ進んで左折ライン250を設定する。また、左右のウィンカがともにオフの場合にはステップS25へ進む。なお、サービスインが判定されても、まだ一度も左右のウィンカがオンとなっていない状態で、このステップS21でウィンカがオフであると判断した場合には、後述するステップS25が否定判断となり、さらに、ステップS27も条件不成立となる。この状態は、まだ、運転支援制御は実質的には開始されていない状態であることになる。
ステップS22またはS23で右折ライン230または左折ライン250を設定した場合には、ステップS24にて強制ONフラグを設定する(オンにする)。その後、ステップS25へ進む。
ステップS25では、交差点を直進すると判断できたか否かを判断する。この判断は、具体的には、右折ライン230が設定されている場合には、右折ライン230を直進側に越えたか否かを判断する。左折ライン250が設定されている場合には、左折ライン250を越えたか否かを判断する。この判断が肯定判断となった場合にはステップS26へ進み、強制ONフラグをクリアする。その後、ステップS27へ進む。一方、ステップS25が否定判断である場合には、直接、ステップS27へ進む。なお、ラインが設定されていない場合も、ラインを越えないことからステップS25を否定判断する。
ステップS27では、運転支援を実施するかどうかを判定する。この判定においては、まず、方向指示灯がオンであるか否かを判定する。方向指示灯がオンであると判定する場合としては、実際に方向指示灯がオンである場合だけでなく、強制ONフラグがオンである場合にも方向指示灯がオンであると判定する。強制ONフラグは、前述のステップS24においてオンに設定されるが、一度でもウィンカがオンになると、ステップS25において直進と判断されるまで強制ONフラグはオンのままである。よって、ステップS25において直進と判断されるまでは、ウィンカが実際にオンであることが条件とならないことになる。本実施形態では、この強制ONフラグがオンの状態が特許請求の範囲の強制報知状態であり、強制ONフラグがオフの状態が特許請求の範囲の報知抑制状態である。
ステップS27では、方向指示灯がオフであると判定した場合には条件不成立として図6の支援判定処理を終了する。一方、方向指示灯がオンであると判定した場合には、さらに、対向車が存在するか、おおよび、右折(左折)後の横断歩道やその周辺に移動物体が存在するかを判定する。そして、いずれも存在しないと判定した場合には図6の支援判定処理を終了し、いずれか一方でも存在すると判定した場合には、条件成立として、ステップS28へ進む。
ステップS28では、ステップS27の判定結果に応じた各種の支援を行うため、ステップS27の判定結果に応じた支援フラグを設定する。そして、図6の支援判定処理を終了する。
説明を図5に戻す。ステップS2の判定(詳しくは図6の処理)の結果、条件成立と判定した場合には、ステップS3へ進み、支援フラグに応じた支援を実行し、その後、ステップS4へ進む。一方、条件不成立と判定した場合には、直接、ステップS4へ進む。
ステップS4では、サービスアウトとなったか否か(サービスエリアを出たか否か)を判定する。サービスエリア内であると判定した場合にはステップS2へ戻り、図6の支援判定を再度行う。一方、サービスエリア外と判定した場合にはステップS1へ戻る。
以上、説明した本実施形態によれば、運転支援装置170は、支援開始条件が成立したら、交差点を曲がる際の運転を支援するための情報報知を行う運転支援処理を開始する。また、この運転支援処理中は、車両の現在位置が、右折ライン230あるいは左折ライン250を越えたか否かを判断することで、車両が交差点を直進するか曲がるかを逐次判断する進行方向判断処理も実行する。
そして、車両の現在位置が、右折ライン230あるいは左折ライン250を越えない場合(車両の進行方向が判断できない場合)には、強制ONフラグを設定することにより、ウィンカがオフされたとしても、また、その後のウィンカがオンでない状態であって、情報報知を行える強制報知状態とする。よって、運転支援処理が開始された後にウィンカが消えてしまったとしても、車両位置が交差点を直進も曲がることも可能な位置である場合には情報報知がされる状態は継続するので、情報報知が必要な状況であるにも関わらず、情報が報知されない事態が抑制される。
加えて、仮に、情報の報知が不必要だったとしても、車両が交差点を直進すると判断された場合には、強制ONフラグがクリアされるので、実際にウィンカがオンとなっていることが情報報知の条件となる。しかし、交差点を直進する際には、ウィンカがオンとなっていることは少ないので、情報報知が抑制される状態となる。しかも、車両が交差点を直進するかどうかの判断は、車両位置が交差点内である間に行われる。よって、支援開始条件が成立した後は運転支援エリアを出るまで支援を継続する場合に比較して、不必要な情報報知を抑制できる。
また、本実施形態では、サービスインと判定した後、最初にオンと判定された側のウィンカにより、進行方向判定において右折ライン230を用いるか左折ライン250を用いるかを切り替える。右折ライン230は、交差点に進入する車両に対して交差点中心を越える位置に設定されているが、左折ライン250は、交差点に進入する車両に対して交差点中心よりも手前に設定されている。よって、左折ライン250を用いる場合には、右折ライン230を用いる場合より、より早く車両の進行方向を判断できる。その結果、不必要な情報報知をより早く終了させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
たとえば、前述の実施形態では、進行方向判断のために右折ライン230と左折ライン250とを用いており、これらはウィンカによっていずれを用いるかを選択していた。しかし、これに限らず、運転支援装置170は、走行中のレーン種別を判断するレーン種別判断部をさらに備え、進行方向判断部172は、レーン種別に応じて異なる位置に進行方向を判断するためのラインを設定するようにしてもよい。レーン種別とは、たとえば、右側レーン、左側レーン、中央レーンのような、レーンの位置を分けるものでもよいし、また、右折専用レーン、直進専用レーンのように、許可されている進行方向を分けるものでもよい。そして、たとえば、中央レーンや直進専用レーンの場合には、より他のレーンよりも、より交差点手前に進行方向を判断するラインを設定するようにする。このようにすれば、走行中のレーンの種別によらず同じ位置に進行方向を判断するラインを設定する場合に比較して、より早めに不必要な運転支援を終了することができる。なお、レーン種別の判断は、たとえば、光ビーコン30を通過するときに、その光ビーコン30から取得するようにしてもよいし、また、ナビゲーション装置から情報を取得して判断してもよい。
また、前述の実施形態では、右折ライン230は、交差点に進入する車両の進行方向に向かって右側へ行くほど交差点手前側となる円弧であったが、図7に示す右折ライン230aのように、交差点に進入する車両の進行方向に向かって左側へ行くほど交差点手前側となる円弧であってもよい。この右折ライン230aの場合、右折時には右折ライン230aを越えない一方で、直進時には右折ライン230aを越えることになる。また、図7に示すように、左折ライン250aも、交差点に進入する車両の進行方向に向かって左側へ行くほど交差点手前側となる円弧であってもよい。
また、前述の実施形態では、交差点における進行方向として、直進、右折、左折の三種類を判断していたが、これに加えて転回も判断するようにしてもよい。転回の判断には、たとえば、図7に示す転回判断ライン260を用いる。図7の転回判断ライン260は、交差点に進入する車両が走行する交差点進入路において車両の走行車線の反対車線に設定され且つ、交差点に進入するその車両に対して交差点中心よりも手前に設定されている。この転回判断ライン260を車両が超えるのは、転回判断ライン260が反対車線に設定されていることから、車両が交差点にて転回をする場合である。よって、この転回判断ライン260により車両が交差点において転回するかどうかを判断することができる。車両が交差点において転回すると判断した場合には、強制ONフラグをクリアする。この転回判断ライン260は交差点内に設定されていることから、不必要な情報報知を早期に終了させることができる。しかも、転回の場合には対向車の情報は必要となるが、転回と判断されるまでは強制ONフラグがONとなっているので、転回の際には、対向車の情報は報知されることになる。
また、進行方向を判定するラインは円弧である必要はなく、交差点内において直進する車両と交差する方向に設定された直線でもよい。この直線は、たとえば、信号機の停止線からの距離により設定する。また、円弧を用いる場合にも、前述のラインは交差点において、進行方向手前左側の所定点を中心とする円弧であったが、交差点中心を中心点とする円弧でもよい。
また、進行方向の判断は、進行方向を判定するラインを車両が超えたかどうかのみにより行う態様に限らず、これに加えて、運転支援装置170に、車両の舵角(操舵角あるいは転舵角)を検出する舵角検出手段を備え、この舵角も用いて、車両が、方向指示灯がオンとなった方向に交差点を曲がる可能性を逐次判断するようにしてもよい。
たとえば、舵角による進行方向の判断は、舵角が左方向に所定角以上となれば、車両は左折すると判断し、舵角が右方向に第1所定角以上、且つ、その第1所定角以上に設定された第2所定角以下の状態が、ある時間(またはある距離)継続すれば右折と判断し、舵角が、右方向に上記第2所定角を超えた場合には転回と判断する。
また、このウィンカリレー110を、方向指示レバーが中立位置(ウィンカリレー110が通電しない位置)であっても、運転支援装置170からの信号により通電状態となるように構成しておき、運転支援装置170は、サービスインを判定してからサービスアウトを判定するまで、或いは、強制ONフラグがオンである間、方向指示レバーが中立位置であっても、方向指示灯をオンにする方向指示灯制御部を備えるようにしてもよい。このようにすれば、車両の周囲に存在する他車両や歩行者等に自車両が曲がることを知らせることができるので、安全性を向上させることができる。
また、前述の実施形態では、車両が直進すると判断した場合も強制ONフラグをクリアするのみであり、ステップS27の判断は行っていた。すなわち、車両が直進すると判断した場合も運転支援処理は継続していたが、車両が直進すると判断した場合には、運転支援処理を終了するようにしてもよい。
また、サービスインと判定する条件として、さらにレーン種別を追加し、たとえば、右折レーンや左折レーンを走行している場合にサービスインと判定するようにしてもよい。
また、路側カメラ20に代えて、ミリ波レーダ等のレーダにより物体を検知するようにしてもよい。また、対向車の存在を車車間通信により判断するようにしてもよい。
1:運転支援システム、 10:路側無線機、 20:路側カメラ、 30:光ビーコン、 40:信号灯制御器、 50:路側制御装置、 100:車載装置、 110:ウィンカリレー、 120:車速センサ、 130:表示器、 140:スピーカ、 150:車載無線機、 160:光ビーコンアンテナ、 170:運転支援装置、 171:運転支援制御部、 172:進行方向判断部、 200:自車位置図形、 210:対向車図形、 220:移動物体図形、 230:右折ライン(右折用進行方向判断ライン)、 230a:右折ライン(右折用進行方向判断ライン、直進判断ライン)、 240:運転支援終了ライン、 250:左折ライン(左折用進行方向判断ライン)、 250a:左折ライン(左折用進行方向判断ライン)、 260:転回判断ライン

Claims (12)

  1. 車両が交差点およびその手前を含む運転支援エリアに入ったこと、および、前記車両の方向指示灯がオンとなったことを含む支援開始条件が成立したことに基づいて、前記交差点を曲がる際の運転を支援するための情報報知を行う運転支援制御を開始する運転支援制御手段と、
    前記車両の現在位置を演算する現在位置演算手段と、
    前記現在位置演算手段により演算された前記車両の現在位置に基づいて、前記車両が、交差点を交差点進入路に沿って交差点進入前と同一方向に走行せずに、前記方向指示灯がオンとなった方向に交差点を曲がる可能性があるか否かを逐次判断する進行方向判断手段とを備え、
    前記運転支援制御手段は、前記運転支援制御を開始した後、前記進行方向判断手段により前記車両が前記交差点を前記方向指示灯がオンとなった方向に曲がる可能性があると判断された場合には、前記方向指示灯がオフされた場合であっても前記情報報知を行う強制報知状態とし、前記進行方向判断手段により前記車両が前記交差点を前記方向指示灯がオンとなった方向に曲がる可能性がないと判断されたことに基づいて、前記強制報知状態を終了することを特徴とする運転支援装置。
  2. 車両が交差点およびその手前を含む運転支援エリアに入ったこと、および、前記車両の方向指示灯がオンとなったことを含む支援開始条件が成立したことに基づいて、前記交差点を曲がる際の運転を支援するための情報報知を行う運転支援制御を開始する運転支援制御手段と、
    前記車両の現在位置を演算する現在位置演算手段と、
    前記現在位置演算手段により演算された前記車両の現在位置に基づいて、前記車両が、交差点を交差点進入路に沿って交差点進入前と同一方向に走行せずに、前記方向指示灯がオンとなった方向に交差点を曲がる可能性があるか否かを逐次判断する進行方向判断手段とを備え、
    前記運転支援制御手段は、前記運転支援制御を開始した後、前記進行方向判断手段により前記車両が前記交差点を前記方向指示灯がオンとなった方向に曲がる可能性があると判断された場合には、前記方向指示灯がオンとなっていることを条件としないで前記情報報知を行う強制報知状態とし、前記進行方向判断手段により前記車両が前記交差点を前記方向指示灯がオンとなった方向に曲がる可能性がないと判断されたことに基づいて、前記強制報知状態を終了することを特徴とする運転支援装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記進行方向判断手段は、前記交差点内において、進行方向がまだ確定しないエリアと進行方向が明確になるエリアとの境界として設定された進行方向判断ラインを車両が越えたことに基づいて、車両の進行方向を判断することを特徴とする運転支援装置。
  4. 請求項3において、
    前記進行方向判断手段は、前記支援開始条件が成立したときの方向指示灯が右方向指示灯である場合には、車両が、交差点を右折するか、右折方向以外の方向に交差点を退出するかを判断するために交差点内に設定された右折用進行方向判断ラインを用いて車両の進行方向を判断する一方、前記支援開始条件が成立したときの方向指示灯が左方向指示灯である場合には、車両が、交差点を左折するか、左折方向以外の方向に交差点を退出するかを判断するために交差点内に設定された左折用進行方向判断ラインを用いて車両の進行方向を判断することを特徴とする運転支援装置。
  5. 請求項4において、
    前記右折用進行方向判断ラインおよび左折用進行方向判断ラインのうち、転回時にも方向指示灯がオンとされる側の進行方向判断ラインとして、交差点に進入する前記車両に対して交差点中心を越える位置に設定されて、車両が交差点を、交差点進入路と交差する交差点退出路へ入る方向へ曲がらずに直進するかを判断する直進判断ライン、および、交差点に進入する前記車両が走行する交差点進入路において前記車両の走行車線の反対車線に設定され、且つ、交差点に進入する前記車両に対して交差点中心よりも手前に設定されて、車両が交差点を、交差点進入路と交差する交差点退出路へ入る方向へ曲がらずに転回するかを判断する転回判断ラインの少なくとも一方を用いることを特徴とする運転支援装置。
  6. 請求項4または5において、
    前記右折用進行方向判断ラインおよび左折用進行方向判断ラインのうち、転回時に方向指示灯がオンとされる側とは反対側の進行方向判断ラインは、交差点に進入する前記車両に対して交差点中心よりも手前に設定されることを特徴とする運転支援装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項において、
    前記車両の舵角を検出する舵角検出手段を備え、
    前記進行方向判断手段は、前記舵角検出手段が検出した舵角も用いて、前記車両が前記方向指示灯がオンとなった方向に交差点を曲がる可能性があるか否かを逐次判断することを特徴とする運転支援装置。
  8. 請求項3〜6のいずれか1項において、
    走行中のレーンの種別を判断するレーン種別判断手段を備え、
    前記進行方向判断手段は、前記レーン種別判断手段が判断したレーン種別に応じて異なる位置に前記進行方向判断ラインを設定することを特徴とする運転支援装置。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項において、
    前記運転支援制御中である場合に、方向指示レバーが中立位置であっても、前記支援開始条件が成立したときの方向指示灯の点灯を継続させる方向指示灯制御手段を備えることを特徴とする運転支援装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項において、
    前記運転支援制御手段は、前記強制報知状態を終了した場合、前記方向指示灯がオンとなった方向以外の方向へ走行する時の情報報知が抑制される報知抑制状態とすることを特徴とする運転支援装置。
  11. 請求項10において、
    前記報知抑制状態は、前記方向指示灯がオンとなっていることを情報報知の条件として含んでいることを特徴とする運転支援装置。
  12. 請求項10のいずれか1項において、
    前記報知抑制状態は、運転支援制御が終了した状態であることを特徴とする運転支援装置。
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