JP2012139128A - ペット用使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】装着の際及び装着後においておむつの位置がズレ難く、交換作業が容易である、ペット用使い捨ておむつを提供する。
【解決手段】上記課題は、ペットの胴が通される筒状部分Pと、この筒状部分Pから両後脚の間を通り尻尾近傍までを覆うための本体部分Mと、この本体部分Mから延出して尻尾の両側を通り、筒状部分Pの外面に着脱可能に連結される連結部分Lとを備えた、ことを特徴とするペット用使い捨ておむつにより解決される。
【選択図】図7

Description

本発明は、ペット用使い捨ておむつに関するものである。
最近では、犬や猫等における使用を前提としたペット用使い捨ておむつが提案されている。例えば特許文献1に記載のものは、背中を覆うための背側部分と、腹部から股間をとおり尻尾近傍までを覆うための本体部分とを備えており、本体部分の両側部から突出するファスニングテープを、背側部分の外面に設けられたターゲットテープに着脱可能に係止することで装着を行うものである。本体部分は、機能的に見て、尻尾より下側における肛門及びその下側近傍を覆うための臀部被覆部分と、この臀部被覆部分より前側の腹部を覆うための腹側部分とに分けることができる。
また、特許文献2にも特許文献1とほぼ同様のペット用使い捨ておむつが提案されている。
特開2004−159591号公報 特開2007−159420号公報
しかしながら、装着の際のペットの動きは人間の場合とは比べものにならないほどであり、おむつを体に当ててから装着が完了するまでにおむつの位置がズレ易く、適切な位置に装着するのが極めて困難であり、また、装着中にペットが逃げ出してしまうと最初からつけ直す必要がある等、交換作業が煩雑となっていた。
さらに、止着式使い捨ておむつは装着後に緩んだり、ズレたりし易いものであるため、ペットの場合のように動きが激しいと簡単にズレて、排泄物が漏れ出てしまうおそれがあった。
おむつのずり落ちを防止する観点からは、特許文献2記載のようなサスペンダーも有効であるが、装着は更に煩雑となってしまう。
そこで、本発明の主たる課題は、装着の際及び装着後においておむつの位置がズレ難く、交換作業が容易である、ペット用使い捨ておむつを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
<請求項1記載の発明>
ペットの胴が通される筒状部分と、この筒状部分から両後脚の間を通り尻尾近傍までを覆うための本体部分と、この本体部分から延出して尻尾の両側を通り、筒状部分の外面に着脱可能に連結される連結部分とを備えた、ことを特徴とするペット用使い捨ておむつ。
(作用効果)
本発明では、筒状部分にペットの後脚を経由して胴まで通した後、本体部分から延出する連結部分を尻尾の両側を経由して筒状部分の外面に連結する、という手順で装着を行うことができる。よって、ペットの胴が筒状部分に通されることになるため、装着前後においておむつの位置がズレ難くなる。よって、おむつを体の適切な位置に容易に装着でき、またその状態を装着後も維持できるようになる。また、装着中にペットが逃げ出してしまっても、筒状部分にペットの胴を通した後であれば、装着作業のやり直しも容易となる。
<請求項2記載の発明>
前記筒状部分に、周方向に延在しかつ少なくとも周方向に弾性伸縮する胴伸縮部が、前後方向に間隔を空けて複数設けられるとともに、これら胴伸縮部間に周方向に延在する非伸縮部分が設けられており、前記連結部分が前記非伸縮部分に連結されるように構成された、請求項1記載のペット用使い捨ておむつ。
(作用効果)
このように筒状部分に胴伸縮部を設けることにより、装着の際に筒状部分の径を拡張してペットの胴まで通すことができるため、装着が容易になるとともに、筒状部分がペットの胴周りに弾力的にフィットするためおむつの位置がより一層ズレ難くなる。ただし、胴伸縮部に対して連結部分を着脱する構成とすると、胴伸縮部がペットの動きにより伸縮することにより連結部分が外れる事態が発生しやすくなるため、上述のように胴伸縮部を前後方向に間隔を空けて設け、それらの間の非伸縮部に連結部分を連結するように構成し、装着後の連結部分の外れを防止するのが好ましい。また、単に非伸縮部に連結部分を連結するだけでなく、胴伸縮部間に非伸縮部を設けることにより、非伸縮部がその前後方向両側においてペットの胴に弾力的にフィットする胴伸縮部により支持されるため、筒状部分のフィット性が損なわれ難い。
<請求項3記載の発明>
前記筒状部分に、前記胴伸縮部が前後方向に間隔を空けて3以上設けられるとともに、これら胴伸縮部の間に位置する部分のうち、複数の部分が前記連結部分の連結される非伸縮部とされている、請求項2記載のペット用使い捨ておむつ。
(作用効果)
これにより、連結部分の連結位置である非伸縮部が前後方向に複数個所設けられているため、個々のペットのサイズに合わせて連結位置を前後方向に調節でき、しかも非伸縮部が胴伸縮部により視覚的に区画されており、それが連結位置の目安となる。
<請求項4記載の発明>
前記胴伸縮部のうち、最も前側に位置する胴伸縮部の周方向伸縮力と、最も後側に位置する胴伸縮部の周方向伸縮力とが、それらの間に位置する胴伸縮部の周方向伸縮力よりも強い、請求項3記載のペット用使い捨ておむつ。
(作用効果)
このように、3以上の胴伸縮部を設ける場合、前後両側の胴伸縮部の伸縮力をより強くすることで、ペットの胴に対するフィット性が向上し、ズレ難さがより一層のものとなる。なお、周方向伸縮力とは、筒状部分から胴伸縮部を輪状に切り出し、その周方向の任意の位置で切断して帯状の供試片を作成し、この供試片の伸縮方向の両端部を引張試験器のチャックに装着して、室温、チャック間50mm、引張速度300mm/minの条件で引張試験を行い、200%伸長率(自然長を100%とする)時の荷重(N)を、供試片の幅(25mm)で除した値を意味する。
以上のとおり、本発明によれば、装着の際及び装着後においておむつの位置がズレ難く、交換作業が容易となる、等の利点がもたらされる。
ペット用使い捨ておむつの内面を示す、おむつを展開した状態における平面図である。 ペット用使い捨ておむつの外面を示す、おむつを展開した状態における平面図である。 図1の6−6線断面図である。 図1の7−7線断面図である。 分解斜視図である。 弾性伸縮帯の要部を拡大して示す斜視図である。 ペットへの装着状態を示す概略図である。 ペットへの装着状態を示す概略図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。なお、「縦方向(前後方向)」とは展開状態において腹側(前側)と背側(後側)を結ぶ方向を意味し、「幅方向」とは縦方向(前後方向)と直交する方向(左右方向)を意味する。また、用語「伸長率」は自然長を100%としたときの値を意味する。
図1〜図7はペット用使い捨ておむつの一例を示している。図3及び図4は、図1における6−6線断面及び7−7線断面をそれぞれ示した図である。このペット用使い捨ておむつは、ペットの胴が通される筒状部分Pと、この筒状部分Pから両後脚の間を通り尻尾近傍までを覆うための本体部分Mと、この本体部分Mから延出して尻尾の両側を通り、筒状部分Pの外面に着脱可能に連結される連結部分Lとを備えているものである。このような使い捨ておむつは、図7に示す装着状態からも理解できるように 筒状部分Pにペットの後脚Pを経由して胴まで通した後、本体部分Mから延出する連結部分Lを尻尾の両側を経由して筒状部分Pの外面に連結する、という手順で装着を行うことができる。よって、ペットの胴が筒状部分Pに通されることになるため、装着前後においておむつの位置がズレ難くなる。よって、おむつを体の適切な位置に容易に装着でき、またその状態を装着後も維持できるようになる。また、装着中にペットが逃げ出してしまっても、筒状部分Pにペットの胴を通した後であれば、装着作業のやり直しも容易となる。
各部は適宜の構造とすることができるが、図示形態の使い捨ておむつは、筒状部分Pのうちペットの背側を覆う部分を構成する背側外装シート13と、筒状部分Pのうちペットの腹側を覆う部分及び本体部分Mの外面を構成する腹側外装シート12と、この腹側外装シート12の内面に貼り付けられた内装体200と、腹側外装シート12の後端部の幅方向両側に取り付けられた連結部分Lとを備えており、これら背側外装シート13の両側部と腹側外装シート12の両側部とが接合されてサイドシール部SSが形成され、図7に示すように、装着者の胴を通すための筒状部分Pが形成されているものである。なお、符号Yはおむつの全長を示しており、符号Xはおむつの全幅を示している。
(内装体)
内装体200は任意の形状を採ることができるが、図示の形態では長方形である。内装体200は、図3及び図4に示されるように、身体側となる表面シート30と、不透液性バックシート11と、これらの間に介在された吸収要素50とを備えているものであり、吸収機能を担う部分である。符号60は、内装体200の両脇に排泄物が漏れるのを防止するために、内装体200の両側に設けられた、身体側に起立する立体ギャザー60を示している。
(表面シート)
表面シート30は、液を透過する性質を有するものであり、例えば、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどを例示することができる。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンボンド法、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、エアスルー法、ポイントボンド法、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
また、表面シート30は、1枚のシートからなるものであっても、2枚以上のシートを貼り合せて得た積層シートからなるものであってもよい。同様に、表面シート30は、平面方向に関して、1枚のシートからなるものであっても、2枚以上のシートからなるものであってもよい。
立体ギャザー60を設ける場合、表面シート30の両側部は、不透液性バックシート11と立体ギャザー60との間を通して、吸収要素50の裏側まで回りこませ、液の浸透を防止するために、不透液性バックシート11及び立体ギャザー60に対してホットメルト接着剤等により接着するのが好ましい。
(不透液性バックシート)
不透液性バックシート11の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂等からなるプラスチックフィルムや、不織布の表面にプラスチックフィルムを設けたラミネート不織布、プラスチックフィルムに不織布等を重ねて接合した積層シートなどを例示することができる。不透液性バックシート11には、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている不透液性かつ透湿性を有する素材を用いることが好ましい。透湿性を有するプラスチックフィルムとしては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性プラスチックフィルムが広く用いられている。このほかにも、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂または疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、プラスチックフィルムを用いずに液不透過性としたシートも、不透液性バックシート11として用いることができる。
また、不透液性バックシート11の内側、特に吸収体56側面に、液分の吸収により色が変化する排泄インジケータを設けることができる。
(立体ギャザー)
立体ギャザー60は、内装体200の両側部に沿って前後方向全体にわたり延在する帯状部材であり、表面シート30上を伝わって横方向に移動する尿や軟便を遮断し、横漏れを防止するために設けられているものである。本実施の形態の立体ギャザー60は、内装体200の側部から起立するように設けられ、幅方向中央側に向かって斜めに起立するものである。
より詳細には、立体ギャザー60は、内装体200の前後方向長さに等しい長さを有する帯状のギャザーシート62を幅方向に折り返して二つに折り重ねるとともに、折り返し部分のシート間に、細長状弾性伸縮部材63を長手方向に沿って伸長状態で固定してなるものである。立体ギャザー60のうち幅方向において折り返し部分と反対側の端部は内装体200の側縁部の裏面に固定された取付部分65とされ、この取付部分65以外の部分は取付部分65から突出する突出部分66(折り返し部分側の部分)とされている。また、突出部分66のうち前後方向両端部は、取付部分65から内装体200の側部を通り表面シート30の側部表面まで延在し且つこの表面シート30の側部表面に対してホットメルト接着剤やヒートシールにより固定された前後固定部67とされ、突出部分66のうち前後方向中間部は非固定の自由部分(内側自由部分)とされ、この自由部分に前後方向に沿う細長状弾性部材63が伸長状態で固定されている。
ギャザーシート62としてはスパンボンド不織布(SS、SSS等)やSMS不織布(SMS、SSMMS等)、メルトブロー不織布等の柔軟で均一性・隠蔽性に優れた不織布に、必要に応じてシリコンなどにより撥水処理を施したものを好適に用いることができ、繊維目付けは10〜30g/m2程度とするのが好ましい。細長状弾性伸縮部材63としては糸ゴム等を用いることができる。また、図示のように、二つに折り重ねたギャザーシートの間に防水フィルム64を介在させることもできる。
立体ギャザー60の取付部分65の固定対象は、内装体200における表面シート30、不透液性バックシート11、吸収要素50等適宜の部材とすることができる。
かくして構成された立体ギャザー60では、細長状弾性伸縮部材63の収縮力が前後方向両端部を近づけるように作用するが、突出部分66のうち前後方向両端部が起立しないように固定されるのに対して、それらの間は非固定の自由部分とされているため、自由部分のみが図3に示すように身体側に当接するように起立する。特に、取付部分65が内装体200の裏面側に位置していると、股間部及びその近傍において立体ギャザー60が幅方向外側に開くように起立するため、フィット性が向上するようになる。
(吸収要素)
吸収要素50は、吸収体56と、この吸収体56の全体を包む包装シート58とを有する。包装シート58は省略することもできる。
(吸収体)
吸収体56は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100〜300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30〜120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1〜16dtex、好ましくは1〜10dtex、さらに好ましくは1〜5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、1インチ当たり5〜75個、好ましくは10〜50個、さらに好ましくは15〜50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いる場合が多い。吸収体56中には高吸収性ポリマー粒子を分散保持させるのが好ましい。
吸収体56は長方形形状でも良いが、前端部、後端部及びこれらの間に位置し、前端部及び後端部と比べて幅が狭い括れ部とを有する砂時計形状を成していると、吸収体56自体と立体ギャザー60の、脚回りへのフィット性が向上するため好ましい。
また、吸収体の寸法は適宜定めることができるが、前後方向及び幅方向において、内装体の周縁部又はその近傍まで延在しているのが好ましい。なお、符号56Xは吸収体56の幅を示している。
(高吸収性ポリマー粒子)
吸収体56には、その一部又は全部に高吸収性ポリマー粒子を含有させることができる。高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子の粒径は、この種の吸収性物品に使用されるものをそのまま使用でき、1000μm以下、特に150〜400μmのものが望ましい。高吸収性ポリマー粒子の材料としては、特に限定無く用いることができるが、吸水量が40g/g以上のものが好適である。高吸収性ポリマー粒子としては、でんぷん系、セルロース系や合成ポリマー系などのものがあり、でんぷん−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、でんぷん−アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物やアクリル酸(塩)重合体などのものを用いることができる。高吸収性ポリマー粒子の形状としては、通常用いられる粉粒体状のものが好適であるが、他の形状のものも用いることができる。
高吸収性ポリマー粒子としては、吸水速度が40秒以下のものが好適に用いられる。吸水速度が40秒を超えると、吸収体56内に供給された液が吸収体56外に戻り出てしまう所謂逆戻りを発生し易くなる。
また、高吸収性ポリマー粒子としては、ゲル強度が1000Pa以上のものが好適に用いられる。これにより、嵩高な吸収体56とした場合であっても、液吸収後のべとつき感を効果的に抑制できる。
高吸収性ポリマー粒子の目付け量は、当該吸収体56の用途で要求される吸収量に応じて適宜定めることができる。したがって一概には言えないが、50〜350g/m2とすることができる。ポリマーの目付け量が50g/m2未満では、吸収量を確保し難くなる。350g/m2を超えると、効果が飽和する。
必要であれば、高吸収性ポリマー粒子は、吸収体56の平面方向で散布密度あるいは散布量を調整できる。たとえば、液の排泄部位を他の部位より散布量を多くすることができる。また、吸収体56の平面方向において局所的(例えばスポット状)にポリマーが存在しない部分を設けることもできる。
(包装シート)
包装シート58を用いる場合、その素材としては、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等を用いることができる。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMS不織布(SMS、SSMMS等)が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレン複合材などを使用できる。目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
包装シート58の包装形態は適宜定めることができるが、製造容易性や前後端縁からの高吸収性ポリマー粒子の漏れ防止等の観点から、吸収体56の表裏面及び両側面を取り囲むように筒状に巻き付け、且つその前後縁部を吸収体56の前後から食み出させ、この食み出し部分を表裏方向に潰してホットメルト接着剤等の接合手段により接合する形態が好ましい。
(外装シート)
腹側外装シート12及び背側外装シート13は、筒状部分Pを構成する胴回り部12D,13Dを有しており、腹側外装シート12は本体部分Mを構成する後方延在部分12Bを更に有している。胴回り部12D,13Dは、概念的に筒状部分Pの前端開口部の縁部を形成する「前縁部」Fと、筒状部分Pの前端開口部の縁部を形成する「後縁部」Bと、これらの間の部分である「中間部」Tとに分けることができる。また、腹側外装シート12における後方延在部分12Bの両側縁はペットの脚周りに沿うように括れており、その結果、腹側外装シート12は、全体としては略砂時計形状をなしている。
腹側外装シート12及び背側外装シート13の各胴回り部12D,13Dは、図3及び図4に示されるように、二枚のシート基材OS,ISがホットメルト接着剤等の接着剤により張り合わされて形成されている。これらシート基材OS,ISとしては、シート状のものであれば特に限定無く使用できるが、不織布であるのが好ましい。不織布は、その原料繊維が何であるかは特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維などや、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維などを例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。不織布を用いる場合、その坪量は10〜30g/m2程度とするのが好ましい。
そして、腹側外装シート12及び背側外装シート13の各胴回り部12D,13Dには、胴回りに対するフィット性を高めるために、幅方向に弾性伸縮する胴伸縮部15〜18が前後方向に間隔を空けて複数設けられるとともに、これら胴伸縮部15〜18間に周方向に延在する非伸縮部14分が設けられており、各胴伸縮部15〜18は、両シート基材OS,IS間に糸ゴム等の細長状弾性伸縮部材15g〜18gが所定の伸長率で挟持固定されることにより形成されている。
細長状弾性伸縮部材15g〜18gとしては、合成ゴムを用いても、天然ゴムを用いても良い。両シート基材OS,ISの貼り合せや、その間に挟まれる細長状弾性伸縮部材15g〜18gの固定には種々の塗布方法によるホットメルト接着またはヒートシールや超音波接着を用いることができる。
より詳細には、腹側外装シート12及び背側外装シート13の各胴回り部Tのうち、前縁部F及び後縁部B、並びに中間部Tの二か所にそれぞれ胴伸縮部が形成されるように、各部の前後方向範囲における内側シート基材ISと外側シート基材OSとの間に、幅方向全体にわたり連続するように、複数の細長状弾性伸縮部材15g〜18gが上下方向に間隔を空けて、かつ所定の伸長率で幅方向に沿って伸長された状態で固定されている。よって、筒状部分Pの周方向全体にわたり周方向の収縮力が作用するように構成されている。
弾性伸縮部材15g〜18gとしては、太さ155〜1880dtex、特に470〜1240dtex程度(合成ゴムの場合。天然ゴムの場合には断面積0.05〜1.5mm2、特に0.1〜1.0mm2程度)の糸ゴムを好適に用いることができ、各胴伸縮部15〜18において4〜12mmの間隔で3〜10本程度、それぞれ伸長率150〜400%、特に220〜320%程度で固定するのが好ましい。
特に、前縁部Fの胴伸縮部15及び後縁部Eの胴伸縮部18の周方向伸縮力が、中間部Tの胴伸縮部16,17の周方向伸縮力よりも強く(例えば1.1〜2倍程度)なるように、前縁部F及び後縁部Eの弾性伸縮部材15g,18gの太さ、伸長率、及び本数の少なくとも一つを、中間部Tの弾性伸縮部材16g、17gよりも太く、高く、又は多くするのが好ましい。このように、3以上の胴伸縮部15〜18を設ける場合、前後両側の胴伸縮部15,18の伸縮力をより強くすることで、ペットの胴に対するフィット性が向上し、ズレ難さがより一層のものとなる。なお、周方向伸縮力とは、筒状部分Pから胴伸縮部15〜18を輪状に切り出し、その周方向の任意の位置で切断して帯状の供試片を作成し、この供試片の伸縮方向の両端部を引張試験器のチャックに装着して、室温、チャック間50mm、引張速度300mm/minの条件で引張試験を行い、200%伸長率(自然長を100%とする)時の荷重(N)を、供試片の幅(25mm)で除した値を意味する。
一方、非伸縮部14の前後方向長さは適宜定めることができ、後述する連結部分Lの係止手段よりも短くても良いが、長い方が好ましい。
なお、図示しないが、腹側外装シート12における弾性伸縮部材15g〜18gが、内装体200と重なる幅方向中央部を除いてその幅方向両側にそれぞれ設けられていると、内装体200が幅方向に必要以上に収縮することがなく、モコモコと見た目が悪かったり吸収性が低下したりすることがないため好ましい。この形態には、幅方向両側にのみ弾性伸縮部材15g〜18gが存在する形態の他、内装体200を横切ってその幅方向一方側から他方側まで弾性伸縮部材15g〜18gが存在しているが、内装体200と重なる幅方向中央部では弾性伸縮部材15g〜18gが細かく切断され、収縮力が作用せず(実質的には、弾性伸縮部材を設けないことに等しい)に、その幅方向両側のみが収縮力作用部分として構成されている形態も含まれる。
他方、図示形態では、腹側外装シート12の本体部分Mの両側部、つまり脚周り縁部には、糸ゴム等の細長状弾性伸縮部材等からなる脚周り弾性伸縮部材90,90が前後方向に沿って伸長された状態で固定されているが、これは省略することもできる。
また、腹側外装シート12の後端部の幅方向中央部には、切り起こしにより形成された尻尾嵌め入れ部100が設けられている。尻尾嵌め入れ部100は、完全に切り落としても、またミシン目等により必要に応じて形成するように構成されていても良い。また、尻尾嵌め入れ部100は省略することもできる。
(連結部分)
連結部分Lは、腹側外装シート12の後端部に固定された付根部81と、腹側外装シート12の後縁から延出する延出部82と、この延出部82の先端側に設けられた係止手段83とを有している。付根部81は、腹側外装シート12の内面又は外面に張り付けても良いが、図6に示すように腹側外装シート12のシート基材OS,IS間に挟んで固定しても良い。
延出部82は、不織布、プラスチックフィルム、ポリラミ不織布、紙やこれらの複合素材からなるシート基材を帯状等の適宜の形状とすることにより形成することができ、また係止手段83は、メカニカルファスナー(面ファスナー)のフック材(雄材)をホットメルト接着剤やヒートシール等により延出部82に固定することにより設けることができる。フック材は、その外面側に多数の係合突起を有する。係合突起の形状としては、(A)レ字状、(B)J字状、(C)マッシュルーム状、(D)T字状、(E)ダブルJ字状(J字状のものを背合わせに結合した形状のもの)等が存在するが、いずれの形状であっても良い。フック材に代えて、係止手段83として粘着材層を設けることもできる。なお、延出部82の先端部には係止手段83を有しない部分を設けると、その部分が摘まみとなり、付け外し作業が容易となるため好ましい。
係止手段83の係止部位である背側外装シート13の外面には、係止を容易にするためのターゲットシート(図示しないが、例えば、係止手段83がフック材の場合における、フック材の係合突起が絡まるようなループ糸がプラスチックフィルムや不織布からなるシート基材の表面に多数設けられたものや、係止手段83が粘着材層の場合における、粘着性に富むような表面が平滑なプラスチックフィルムからなるシート基材の表面に剥離処理を施したもの等)を設けることもできるが、資材コストが嵩む、通気性や柔軟性が低下する等の問題もあるため、背側外装シート13の外面が不織布からなる場合には、このようなターゲットシートを省略し、フック材や粘着剤層を背側外装シート13の外面の不織布に絡ませて係止する又は粘着させる方が好ましい。
延出部82及び係止手段83の寸法は適宜定めることができるが、通常の場合、延出部82の長さは80〜250mm程度、延出部82の幅は15〜45mm程度であるのが好ましく、係止手段83の長さは10〜50mm程度、係止手段83の幅は14〜44mm程度であるのが好ましい。
特に、図示形態のように、延出部82は長手方向に弾性伸縮するように構成されていると好ましい。このような延出部82は、その素材としてゴムシートや伸縮不織布等の弾性伸縮素材を用いる他、図6に示すように、帯状のシート基材80a,80bをホットメルト接着剤80d等により張り合わせるとともに、両シート基材80a,80b間に弾性伸縮部材84を長手方向に伸長した状態でホットメルト接着剤80d等により両シート80a,80bに固定したものを好適に用いることができる。この場合、弾性伸縮部材84としては、図示例のように糸状や紐状等のシート基材よりも細いものを、幅方向に間隔を空けて複数本設けるのが好ましい。
使用に際しては、図7に示すように、筒状部分Pにペットの後脚を経由して胴まで通した後、本体部分Mから延出する連結部分Lを尻尾の両側を経由して筒状部分Pの外面に連結する、という手順で装着を行うことができる。装着状態では、腹側外装シート12の後端部は、背側外装シート13の後端部と重なる程度であっても、また若干離間していても良い。
図示形態の場合、筒状部分Pに胴伸縮部15〜18が設けられているため、装着の際に筒状部分Pの径を拡張してペットの胴まで通すことができ、装着が容易になるとともに、筒状部分Pがペットの胴周りに弾力的にフィットするためおむつの位置がより一層ズレ難くなる。ただし、胴伸縮部15〜18に対して連結部分Lを着脱する構成とすると、胴伸縮部15〜18がペットの動きにより伸縮することにより連結部分Lが外れる事態が発生しやすくなるため、上述のように胴伸縮部15〜18を前後方向に間隔を空けて設け、それらの間の非伸縮部14に連結部分Lを連結する(つまり非伸縮部14の外面に係止手段83を係止する)ように構成し、装着後の連結部分Lの外れを防止するのが好ましい。また、単に非伸縮部14に連結部分Lを連結するだけでなく、胴伸縮部15〜18間に非伸縮部14を設けることにより、非伸縮部14がその前後方向両側においてペットの胴に弾力的にフィットする胴伸縮部15〜18により支持されるため、筒状部分Pのフィット性が損なわれ難い。
さらに、連結部分Lの連結位置である非伸縮部14が前後方向に複数個所設けられているため、個々のペットのサイズに合わせて連結位置を前後方向に調節でき、しかも非伸縮部14が胴伸縮部15〜18により視覚的に区画されており、それが連結位置の目安となる。
特に、連結部分Lが十分な長さを有している場合や、十分に伸縮可能である場合には、連結位置の前後方向調節を容易に行うことができるだけでなく、両連結部分Lを前側に向かうにつれて幅方向中央側に位置するような向き(例えば図8に示すようなハ字状の他、互いに交差するX字状等)とすることができ、よりフィット性に優れ、ずれ難い装着が可能となる利点がある。
本発明は、ペット用使い捨ておむつに利用可能なものである。
11…液不透過性シート、12…腹側外装シート、13…背側外装シート、30…表面シート、40…中間シート、50…吸収要素、56…吸収体、58…包装シート、60…側部立体ギャザー、62…ギャザーシート、P…筒状部分、M…本体部分、L…連結部分。

Claims (4)

  1. ペットの胴が通される筒状部分と、この筒状部分から両後脚の間を通り尻尾近傍までを覆うための本体部分と、この本体部分から延出して尻尾の両側を通り、筒状部分の外面に着脱可能に連結される連結部分とを備えた、ことを特徴とするペット用使い捨ておむつ。
  2. 前記筒状部分に、周方向に延在しかつ少なくとも周方向に弾性伸縮する胴伸縮部が、前後方向に間隔を空けて複数設けられるとともに、これら胴伸縮部間に周方向に延在する非伸縮部分が設けられており、前記連結部分が前記非伸縮部分に連結されるように構成された、請求項1記載のペット用使い捨ておむつ。
  3. 前記筒状部分に、前記胴伸縮部が前後方向に間隔を空けて3以上設けられるとともに、これら胴伸縮部の間に位置する部分のうち、複数の部分が前記連結部分の連結される非伸縮部とされている、請求項2記載のペット用使い捨ておむつ。
  4. 前記胴伸縮部のうち、最も前側に位置する胴伸縮部の周方向伸縮力と、最も後側に位置する胴伸縮部の周方向伸縮力とが、それらの間に位置する胴伸縮部の周方向伸縮力よりも強い、請求項3記載のペット用使い捨ておむつ。
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