JP2012138395A - 冷却器のロウ付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】確実にロウ付けを行なうことが可能な冷却器のロウ付け構造を提供する。
【解決手段】ロウ付け構造は、凹形状の底板40と、その凹形状に嵌まり合うパイプ30と、底板40およびパイプ30にロウ付けで接合されて凹部41を封止する天板20とを備える。パイプ30内を冷媒が流れ、冷媒30の流れ方向と交差する断面において凹部の幅よりも大きい幅の突出部33がパイプ30に形成されている。突出部33は、天板20と底板40との間に介在しており、突出部33は、天板20と底板40との間の隙間に入り込んでいる。
【選択図】図2

Description

この発明は、冷却器のロウ付け構造に関し、より特定的には、パワーモジュールを冷却する冷却器のロウ付け構造に関するものである。
従来、冷却器は、たとえば特開2009−105325号公報(特許文献1)、特開2008−211147号公報(特許文献2)および特開2008−235725号公報(特許文献3)に開示されている。
特開2009−105325号公報 特開2008−211147号公報 特開2008−235725号公報
特許文献1では、タンク構造体は、外殻プレートと外殻プレートが中間プレートを挟んで外周部においてロウ付けされ、外殻プレートと中間プレートの間に波板状のインナーフィンがロウ付けされるとともに、外殻プレートと中間プレートの間に波板状のインナーフィンがロウ付けされる構造が開示されている。複数の半導体パワー素子搭載基板において、絶縁基板の一方の面が半導体パワー素子と搭載面となるとともに、絶縁基板の他方の面がタンク構成体の外殻プレートの外表面にロウ付けされる構造が開示されている。
特許文献2では、入口パイプの外周に環状の第1凸状を形成し、その第1凸状を溝部の開口の縁に接するようにして両者間を一体にロウ付け固定する構成が開示されている。溝部の外周と溝部との気密性を確保することができる。
特許文献3では、平板状のミドルプレートに開口部を設け、ミドルプレートの開口部にインナーフィンを介挿した状態として、その一方側に平板状のアッパープレートを重ねる一方、他方側に平板状のロアプレートを重ねて冷却水流路を形成し、冷却水流路の互いに離間した位置に冷却水出入口を設けた構造が開示されている。
従来の技術では、天板と底板の間にパイプを挿入してロウ付けする場合には、天板と底板の間に隙間が発生してロウ付け性が悪化するという問題があった。
そこで、この発明は上述のような問題点を解決するためになされたものであり、確実にロウ付けを行なうことが可能な冷却器のロウ付け構造を提供することを目的とする。
この発明の一つの局面に従った冷却器のロウ付け構造は、凹部が設けられた底板と、凹部に嵌まり合うパイプと、底板およびパイプにロウ付けで接合されて凹部を封止する天板とを備え、パイプ内を冷媒が流れ、冷媒の流れ方向と交差する断面においては、凹部の幅よりも大きい幅の突出部がパイプに形成されており、突出部は天板と底板との間に介在しており、突出部は天板と底板との間の隙間に入り込んでいる、冷却器のロウ付け構造に関する。
このように構成された冷却器のロウ付け構造では、突出部は、天板と底板との間の隙間に入り込んでいる。そのため、この隙間に入り込む突出部が設けられない場合に比べて、隙間を小さくすることができる。その結果、この部分においてレーザ溶接を用いて仮固定をしやすくなり、天板と底板との間のロウ付けを確実に行うことができる。
好ましくは、天板は、パイプと接合される部分と、底板と接合される部分との間に設けられた段差部を有する。この場合、段差部が設けられることで、天板のうち、パイプと接合される部分よりも底板に接続される部分が低くなすように構成することで、天板と底板との間の隙間をより小さくすることができ、天板と底板との間のロウ付けを確実に行うことができる。
好ましくは、突出部はパイプ製造時に形成されるバリである。この場合、新たな工程を追加することなく突出部を製造することができ、製造コストの増加を抑えることができる。さらに、バリ取り工程を省略できるため、より簡単な工程で冷却器のロウ付け構造を形成することができる。
好ましくは、冷媒はパワーモジュールを冷却する。この場合、パワーモジュールを冷却することで、パワーモジュールを安定して駆動させることができる。
この発明に従えば、天板と底板との間のロウ付けを確実に行うことができる冷却器のロウ付け構造を提供することができる。
この発明の実施の形態1に従った冷却器のロウ付け構造を説明するために示す、パイプと他の部材との接続部分を示す斜視図である。 図1中のII−II線に沿った断面図であり、冷媒の流れる方向と交差する方向の断面図である。 比較例に従った、天板と底板との間の隙間が大きい構造を説明するためのロウ付け構造の断面図である。 この発明の実施の形態2に従った冷却器のロウ付け構造を説明するために示す断面図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照符号を付し、その説明については繰返さない。また、各実施の形態を組合せることも可能である。
(実施の形態1)
図1は、この発明の実施の形態1に従った冷却器のロウ付け構造を説明するために示す、パイプと他の部材との接続部分を示す斜視図である。図2は、図1中のII−II線に沿った断面図であり、冷媒の流れる方向と交差する方向の断面図である。
図1および図2を参照して、実施の形態1に従った、冷却器10のロウ付け構造1においては、パイプ30が冷却器10に差込まれている。パイプ30において冷却器10に差込まれる部分は、図2で示すような扁平形状とされている。パイプ30において冷却器に差込まれる部分以外の部分は、円筒状である。
冷却器10内には、発熱量の大きな電気回路および素子が収納されており、その素子は冷媒により冷却される。冷却器10内には、コンデンサ、インバータおよびコンバータなどの素子が収納されており、これらがパイプ30を経由して流れる冷媒により冷却される。
冷媒は、オイルなどの非極性流体でもよく、水などの極性流体であってもよい。発熱量、冷媒通路の内部構造によって冷媒を設定することが可能である。水を冷媒として用いる場合にはエチレングリコールを含めてロングライフクーラントとしてもよい。この場合、冷媒の凍結を防止することができる。
パイプ30を流れる冷媒は、冷却器10内を循環した後に、冷却器10よりも高温の部材を冷却してもよい。例えば、冷却器近傍に回転電機が設けられる場合には回転電機において発熱量の大きいコイルエンドの熱を冷媒が奪うようにパイプ30が配置されていてもよい。
図2で示すパイプ30と冷却器10との接続部分ではパイプ30の先端が変形してパイプ30の先端が冷却器10に差し込まれた構造とされている。この部分において、確実に冷却器10にパイプ30を固定して、冷媒の漏れを防ぐためにロウ付け構造が採用される。
底板40は凹形状であり、その凹部41にパイプ30が嵌め合せられている。パイプ30は、上側部分31と下側部分32とを有し、下側部分32が円弧形状であって凹部41に嵌まり合う。上側部分31は平坦面を構成している。パイプ30内が冷媒通路50であり、冷媒通路50内には、冷媒が流れて発熱部材の熱を放散させる。
扁平形状とされたパイプ30は突出部33を有する。突出部33はたとえば、パイプ30を作製する際のバリにより構成される。突出部33が存在するため、パイプ30の最大幅W2は、凹部41の最大幅W1よりも大きい。
突出部33は、パイプ30を図2で示す扁平形状に変形させる際に形成されてもよい。図2で示す構造ではロウ材は図示されていない。ロウ材は、さまざまな融点の合金で構成される。そして、密着性、耐酸化性、耐熱性を考慮して最適な材質が選ばれる。
天板20は、底板40およびパイプ30にロウ付けされている。天板20は、パイプ30を固定するための部材である。パイプ30を天板20が押えることで、パイプ30が凹部41から外れることを防止できる。
天板20を底板40に固定する場合には、まず、底板40およびパイプ30上に天板20を載置する。この状態で矢印100で示す方向からレーザ光を照射してレーザ溶接により仮固定をする。そしてその後天板20とパイプ30と底板40とをロウ付けすることが可能となる。
この例では、ロウ付け方法として、ノコロックロウ付けを採用することができる。ただし、この発明ではその他のロウ付けを採用することも可能である。
冷却器のロウ付け構造は、凹部41を有する底板40と、凹部41に嵌まり合うパイプ30と、底板40およびパイプ30にロウ付けで接合されて凹部41を封止する天板20とを備える。パイプ30内を冷媒が流れ、冷媒の流れ方向と交差する図2の断面においては、凹部41の幅よりも大きい幅の突出部33がパイプ30に形成されており、突出部33は天板20と底板40との間に介在しており、突出部33は天板20と底板40との間の隙間49に入り込んでいる。天板20は、パイプ30と接合される部分と、底板40と接合される部分との間に設けられた段差部21を有する突出部33はパイプ30製造時に形成されるバリである。冷媒はパワーモジュールを冷却する。
図3は、比較例に従った、天板と底板との間の隙間が大きい構造を説明するためのロウ付け構造の断面図である。図3を参照して、比較例に従った構造では、突出部が設けられていない。この場合、天板20と底板40との間の隙間が大きくなる。このように、パイプ30および底板40にロウ付けの起点を作るために、パイプ30は底板40より高い構造とされている。したがって、そのパイプ30上に載置される天板20と、底板40との間には必ず隙間ができる。そしてこの隙間によって、ロウ付けが不安定となる。
これに対して、図1および2で示す構成では、突出部33を設けることによって、天板20および底板40との間の隙間49が狭くなる。その結果、レーザ溶接において起点を作りやすくすることが可能となる。
また、天板20に段差部21を追加している。段差部21は折り曲げ形状であり、この折り曲げによって、天板20、底板40およびパイプ30の間の隙間を狭くすることができる。その結果、レーザ溶接において起点を作りやすくすることができる。
また、図3で示す比較例では、天板および底板のコーナーRをピン角としてこれらの間の隙間をなくしているが、コーナーRを小さくしたとしても、天板20および底板40間に隙間が生じるためロウ付けが不安定となる。これに対し、実施の形態1に従った構成では、天板20および底板40間の隙間を小さくでき、確実にロウ付けが可能となる。
さらに、コーナーRをピン角とする必要がなく、製造コストを低下させることができる。
(実施の形態2)
図4は、この発明の実施の形態2に従った冷却器のロウ付け構造を説明するために示す断面図である。図4を参照して、実施の形態2に従った冷却装置では、パイプ30の上側部分31が円弧形状に形成されており、これに伴い、天板20も上側部分31と沿うように円弧形状に形成されている点で、実施の形態1に従った構造と異なる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ロウ付け構造、10 冷却器、20 天板、21 段差部、30 パイプ、31 上側部分、32 下側部分、33 突出部、40 底板、41 凹部、49 隙間 50 冷媒通路。

Claims (4)

  1. 凹部が設けられた底板と、
    前記凹部に嵌まり合うパイプと、
    前記底板およびパイプにロウ付けで接合されて前記凹部を封止する天板とを備え、
    前記パイプ内を冷媒が流れ、前記冷媒の流れ方向と交差する断面においては、前記凹部の幅よりも大きい幅の突出部が前記パイプに形成されており、
    前記突出部は前記天板と前記底板との間に介在しており、前記突出部は前記天板と前記底板との間の隙間に入り込んでいる、冷却器のロウ付け構造。
  2. 前記天板は、前記パイプと接合される部分と、前記底板と接合される部分との間に設けられた段差部を有する、請求項1に記載の冷却器のロウ付け構造。
  3. 前記突出部は前記パイプ製造時に形成されるバリである、請求項1または2に記載の冷却器のロウ付け構造。
  4. 冷媒はパワーモジュールを冷却する、請求項1から3のいずれか1項に記載の冷却器のロウ付け構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019513296A (ja) * 2016-06-16 2019-05-23 広東合一新材料研究院有限公司Guangdong Hi−1 New Materials Technology Research Institute Co., Ltd. ハイパワー部品用の作動媒体接触式冷却システム及びその作動方法

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