JP2012137792A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液晶分子の逆回転を有効に防止することができる横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置の提供。
【解決手段】画素電極と共通電極との間に印加される第1の基板の表面に略平行な電界により、液晶層の分子軸を前記第1の基板に平行な面内で回転させることにより表示を行う横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置であって、画素電極と共通電極とが櫛歯状かつ略平行に形成された表示領域において、液晶層の分子軸が逆回転するのを防ぐため、画素電極の終端部は、ステップ状に片側に幅が広く、前記終端部の近傍では対向する共通電極との間隔が狭くなっており、画素電極のステップ状に幅が広い終端部の一部または全体が、共通信号配線とオーバーラップしており、画素電極の終端部の、ステップ状に幅が変化する箇所のエッジは、共通信号配線のエッジと平行である構成とする。
【選択図】図22

Description

本願発明は、液晶表示装置に関し、特に、逆回転電界を抑制した、横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置に関する。
従来から広く用いられているTN(Twisted Nematic)方式は、高コントラストである反面、液晶の分子軸が垂直電界によって立ち上がることから視角依存性が著しいという問題があった。近年ではTVなど大型モニター向けの需要が高まっており、IPS(In−Plane Switching)方式の採用が広がっている。IPS方式は、液晶の分子軸を横電界によって基板に対して平行な面内で回転させて表示を行うものであり、分子軸の立ち上がり角に対する視角依存性がなくなるため、TN方式よりも視角特性が大幅に有利となる。
視角特性が有利なIPS方式であるが、画素電極と共通電極を櫛歯状に配置して横電界を印加するため、電極の面積の表示領域に占める割合が高くなり、当初は低開口率であった。また、横電界で駆動するという方式上、映像信号配線からの漏れ電界によって表示領域の液晶分子が影響を受け、縦クロストークが発生しやすかった。
このような問題に対する解決策として、例えば下記特許文献1(従来例1)で開示されている手段がある。図35(a)に1画素の平面図を、図35(b)にA−A’、B−B’、C−C’部の断面図を示す。第1の金属層からなる走査信号配線3501と、並行する2本の共通信号配線3502が形成されている。前記走査信号配線と共通信号配線上に第1の絶縁膜3503が形成され、前記第1の絶縁膜上に第2の金属層からなる映像信号配線3504、薄膜トランジスタ3505、ソース電極3506が形成される。ここで、ソース電極3506は画素の上下2箇所に設けられ、同層の画素補助配線3506bによって接続されている。2箇所のソース電極3506は、それぞれ前記共通信号配線3502とオーバーラップした領域で蓄積容量を形成する。また、前記ソース電極3506と前記共通信号配線3502はのこぎり状にパターニングされており、表示領域の端部において液晶の逆回転を誘発する電界を抑制する役割をする。前記映像信号配線3504、薄膜トランジスタ3505、ソース電極3506上には第2の絶縁膜3507が形成され、さらに前記第2の絶縁膜3507上に透明な第3の絶縁膜3508が形成される。そして前記第3の絶縁膜3508上に、透明電極からなる画素電極3509、共通電極3510が形成される。前記映像信号配線3504は、前記第2の絶縁膜3507および前記第3の絶縁膜3508を介して前記共通電極3510によって配線幅方向に完全に覆われている。ここで前記画素電極3509、前記共通電極3510はコンタクトホール3511、3512を介してそれぞれ前記ソース電極3506、前記共通信号配線3502と電気的に接続されている。
このように、櫛歯状に配置された画素電極、共通電極はともに透明電極で形成されているため、電極上の領域も透過率に寄与する。シミュレーションによれば、透明電極上の寄与分を考慮すれば実効開口率は約8%上がる。映像信号配線上を共通電極によって配線幅方向に完全に覆う構造のため、映像信号配線付近まで開口部を広げることができる。表示領域の端部において液晶の逆回転を防止する構造であり、光利用効率が最大限に高まる。
同時に映像信号配線からの漏れ電界が共通電極によってシールドされるため、縦クロストークの低減効果もある。なお、このような構成は映像信号配線と共通電極の間で負荷容量を発生させるが、低誘電率の絶縁膜を介しているため、駆動上問題ない範囲に抑えることができる。
また、下記特許文献2(従来例2)で開示されている手段もある。図37(a)に1画素の平面図を、図37(b)にA−A’、B−B’、C−C’部の断面図を示す。第1の金属層からなる走査信号配線3701と、並行する2本の共通信号配線3702が形成されている。前記走査信号配線と共通信号配線上に第1の絶縁膜3703が形成され、前記第1の絶縁膜上に第2の金属層からなる映像信号配線3704、薄膜トランジスタ3705、ソース電極3706が形成される。ここで、ソース電極3706は画素の上下2箇所に設けられるが、従来例1とは違い同層で接続されない。2箇所のソース電極3706は、それぞれ前記共通信号配線3702とオーバーラップした領域で蓄積容量を形成する。また、前記ソース電極3706と前記共通信号配線3702はのこぎり状にパターニングされており、表示領域の端部において液晶の逆回転を誘発する電界を抑制する役割をする。前記映像信号配線3704、薄膜トランジスタ3705、ソース電極3706上に第2の絶縁膜3707が形成され、さらに前記第2の絶縁膜3707上に透明な第3の絶縁膜3708が形成される。そして前記第3の絶縁膜3708上に、透明電極からなる画素電極3709、共通電極3710が形成される。ここで前記映像信号配線3704は、前記第2の絶縁膜3707および前記第3の絶縁膜3708を介して前記共通電極3710によって配線幅方向に完全に覆われている。前記画素電極3709、前記共通電極3710はコンタクトホール3711、3712、3713を介してそれぞれ前記ソース電極3706、前記共通信号配線3702と電気的に接続されている。
特開2002−323706号公報(第20−24頁、第1図) 特開2003−207803号公報(第6−9頁、第1図)
しかしながら、近年、液晶表示装置の高精細化が求められることから、特許文献1のような手段では問題が生じる。図36(a)に、第2の金属層のみを図示した。高精細になるほど、映像信号配線3604と画素補助配線3606bが近接していく。この結果、異物などの要因により、同層に形成された映像信号配線3604と画素補助配線3606bがショートする確率が高くなる。図36(b)に、前記両配線がショートを起こした例を示す。映像信号配線3604と画素補助電極3606bが、リークパス3606cによって接続された状態になる。このため、画素電極の電位が映像信号配線3604の電位変化に振られ、暗い画面で明点のように振る舞い、明るい画面で暗点のように振る舞う(以下、前記説明のような振る舞いをする点欠陥を『リーク明点』と称する)。近年は画質への要求も高く、特に明点はなくすことが望まれている。
また、特許文献2のように、コンタクトホール3713を追加して2箇所のソース電極3706を透明な画素電極3709を経由して接続し、同層の画素補助配線をなくすことにより、映像信号配線と同層ショートを起こす確率が低減される。しかしながら、このような手段においても、上下2箇所のソース電極と映像信号配線がショートする確率は依然として高い。図38(a)に、第2の金属層のみを図示した。ソース電極3806は共通信号配線3802との間で蓄積容量を形成する役割も担っており、画素補助配線よりもさらに映像信号配線3804に近接せざるを得ない。図38(b)に、同層に形成された映像信号配線3804とソース電極3806とがリークパス3806cによって接続され、ショートした状態を示す。このような状態では、画素電極の電位が映像信号配線3804の電位変化に振られ、従来例1と同様にリーク明点となる。画素補助配線をなくしたことにより、従来例1より同層ショートの確率は低減するものの、大幅な低減には至らず、高歩留化は困難である。
このように、共通信号配線とソース電極をオーバーラップさせて蓄積容量を形成する従来の構造では、映像信号配線とソース電極がショートする可能性が残り、大幅な歩留改善は困難である。一方、ソース電極を削減すると液晶分子の逆回転を有効に防止することができない。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、液晶分子の逆回転を有効に防止することができる横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本願請求項1に係る発明は、複数の走査信号配線と、前記走査信号配線に隣接した複数の共通信号配線と、これらにマトリクス状に交差する複数の映像信号配線とを有する第1の基板と、第1の基板と対向する第2の基板と、前記第1の基板と第2の基板に狭持された液晶層からなり、
前記複数の走査信号配線および映像信号配線で囲まれる各領域において、
前記走査信号配線上かつ、前記走査信号配線と前記映像信号配線の交差部付近に薄膜トランジスタを有し、前記薄膜トランジスタのドレイン側に、前記映像信号配線が接続され、ソース側に、前記映像信号配線と同層に形成されるソース電極が接続され、前記ソース電極に接続される画素電極と、前記共通信号配線に接続される共通電極を有し、
前記画素電極と前記共通電極との間に印加される前記第1の基板の表面に略平行な電界により、前記液晶層の分子軸を前記第1の基板に平行な面内で回転させることにより表示を行う横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置であって、
前記画素電極と前記共通電極とが櫛歯状かつ略平行に形成された表示領域において、前記液晶層の分子軸が逆回転するのを防ぐため、
前記画素電極の終端部は、ステップ状に片側に幅が広く、前記終端部の近傍では対向する前記共通電極との間隔が狭くなっており、
前記画素電極の前記ステップ状に幅が広い終端部の一部または全体が、前記共通信号配線とオーバーラップしており、
前記画素電極の終端部の、ステップ状に幅が変化する箇所のエッジは、前記共通信号配線のエッジと平行であることを特徴とする、液晶表示装置を提供する。
本願請求項2に係る発明は、前記画素電極の終端部は、ステップ状に片側に幅が広く、前記終端部の近傍では対向する前記共通電極との間隔が狭くなっており、かつ対向する前記共通電極と平行であることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置を提供する。
従来例では、下層共通信号配線とソース電極をオーバーラップさせ、のこぎり歯状のパターンを形成して逆回転防止構造としていたが、ソース電極を削減すると従来のような逆回転防止構造を形成できない。そこで、コラム端部の逆回転電界が発生する領域において、画素電極の両端の電極幅を、逆回転電界が作用する側に向かって太くする。このような構造により、逆回転電界が発生する領域の近傍において、画素電極と共通電極が接近しているため強い順回転電界を発生させて、逆回転電界を抑制する。ソース電極を削減しても逆回転を防止することが可能になる。
本願請求項3に係る発明は、前記画素電極の前記ステップ状に幅が広い終端部の一部が、前記共通信号配線とオーバーラップし、一部は前記共通信号配線から露出しており、前記画素電極の終端部の、ステップ状に幅が変化する箇所のエッジは、前記映像信号配線のエッジから見て4μm外側までに位置していることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置を提供する。
本願請求項4に係る発明は、前記画素電極の前記ステップ状に幅が広い終端部の全体が、前記共通信号配線とオーバーラップし、前記画素電極の終端部の、ステップ状に幅が変化する箇所のエッジは、前記映像信号配線のエッジから見て1μm内側までに位置していることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置を提供する。
本願発明者の検証によれば、画素電極の両端の電極幅が太い領域のエッジと、共通信号配線のエッジの位置関係が、上記のような範囲内にあれば強い逆回転防止効果が得られることがわかっている。
本願請求項5に係る発明は、前記画素電極の前記ステップ状に幅が広い終端部と対向した、前記共通信号配線のエッジは、前記画素電極の前記ステップ状に幅が広い終端部の形状に合わせて屈曲していることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置を提供する。
本願請求項6に係る発明は、前記画素電極の前記ステップ状に幅が広い終端部と対向した、前記共通信号配線のエッジは、前記画素電極の前記ステップ状に幅が広い終端部の形状に合わせて、クランク形状に屈曲していることを特徴とする、請求項4に記載の液晶表示装置を提供する。
共通電極を画素電極の形状に合せて、いわゆる略クランク形状に屈曲させることにより逆回転電界の発生領域を囲い込み、より強い逆回転防止効果が得られる。
本願請求項7に係る発明は、前記共通信号配線のエッジは、直線形状を有することを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置を提供する。
画素の表示領域の境界に当たる共通信号配線のエッジを、単純な一直線形状とすることにより、配線エッジにおける透過光が抑えられる。従来構造のようにのこぎり状の複雑な形状を有しないため、透過光の散乱が抑えられ、特に黒表示における略直線偏光状態が損なわれない。したがって黒輝度が上昇しないため高コントラストになる。
本願発明の横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置によれば、液晶分子の逆回転を防止することができる。その理由は、最上層画素電極と最下層共通信号配線とが交差する箇所において、フリンジ電界による液晶層の分子軸の回転方向と、意図される液晶層の分子軸の回転方向とが一致するようにし、この箇所において強い順回転電界が発生するようにしているため、ソース電極を削減しても新しい逆回転防止構造により液晶分子の逆回転が防止されるからである。
本願発明の第1の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第1の実施例に係る液晶表示装置の、図1(a)で規定される部分の構成を示す断面図である。 本願発明の第2の実施例に係る液晶表示装置の第2の金属層の構成を示す平面図であり、同層パターンの面積と同層パターンが相対する幅と距離を規定していることを説明する図である。 従来の液晶表示装置の第2の金属層の構成を示す平面図であり、同層パターンの面積と同層パターンが相対する幅と距離とが規定を超える例を説明する図である。 本願発明の第3及び第4の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第3及び第4の実施例に係る液晶表示装置の、図3(a)で規定される部分の構成を示す断面図である。 本願発明の第5の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第6の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第7の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第7の実施例に係る液晶表示装置と比較して説明するための、逆回転防止構造を備えない液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第7の実施例に係る液晶表示装置における、第1の逆回転防止構造の説明図である。 本願発明の第7の実施例に係る液晶表示装置と比較して説明するための、逆回転防止構造を備えない液晶表示装置において、表示領域の端部で逆回転領域が発生することを説明する図である。 本願発明の第8及び第9の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第10の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第11の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第12の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第13乃至第14の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第15の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第16の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第17の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第18乃至第20の実施例に係る液晶表示装置における、第1の逆回転防止構造の説明図である。 本願発明の第21乃至第22の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第21の実施例に係る液晶表示装置における、第2の逆回転防止構造の説明図である。 本願発明の第23の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第24の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第25の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第26乃至第27の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第26の実施例に係る液晶表示装置における、第2の逆回転防止構造の説明図である。 本願発明の第28の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第29の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第30の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第31乃至第32の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第33の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第34の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第35の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第36乃至第37の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第38の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第39の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 本願発明の第40の実施例に係る液晶表示装置の第2の逆回転防止構造近傍の平面図である。 従来例1の液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 従来例1の液晶表示装置の、図35(a)で規定される部分の構成を示す断面図である。 従来例1の液晶表示装置の第2の金属層の構成を示す平面図である。 従来例1の液晶表示装置の第2の金属層において、映像信号配線と画素補助配線の同層ショートが起きた例を説明する図である。 従来例2の液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。 従来例2の液晶表示装置の、図37(a)で規定される部分の構成を示す断面図である。 従来例2の液晶表示装置の第2の金属層の構成を示す平面図である。 従来例2の液晶表示装置の第2の金属層において、映像信号配線とソース電極の同層ショートが起きた例を説明する図である。
本発明の横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置はその好ましい一実施の形態において、最上層画素電極と最下層共通信号配線とが交差する箇所において、フリンジ電界による液晶層の分子軸の回転方向と、意図される液晶層の分子軸の回転方向とが一致するようにし、この箇所において強い順回転電界が発生するようにし、ソース電極を削減した構造を採用する場合であっても液晶分子の逆回転を防止する。また、薄膜トランジスタのソース電極を、薄膜トランジスタと接続する第1の部分、画素電極と接続する第2の部分、及び、第1の部分と第2の部分とを繋ぐ第3の部分に形成し、第2の部分を、映像信号配線間の略中央に配置し、また、ソース電極と映像信号配線との位置関係を、映像信号配線の少なくとも一部分と相対するソース電極の各々の部位の幅をその部位と映像信号配線との距離で割った値の合計で規定することによって、ソース電極と映像信号配線とのショートを抑制し、高精細な製品を高い歩留りで製造可能にする。このとき、蓄積容量は基板の法線方向から見て前記画素電極と前記共通信号配線とがオーバーラップする部分において形成されるが、画素電極直下の第2絶縁膜の少なくとも一部を除去して凹部を形成することにより、蓄積容量を確保しやすくする。以下、図面を参照して詳細に説明する。
本願発明の第1の実施例について、図1(a)および図1(b)を用いて説明する。図1(a)は本願発明の第1の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図であり、図1(b)はD−D’、E−E部の断面図である。
図1(a)、(b)に示すように、本実施例の液晶表示装置を構成するTFT(Thin Film Transistor)基板には、第1の金属層からなる走査信号配線101と、走査信号配線101に並行する2本の共通信号配線102が形成されている。前記走査信号配線101と共通信号配線102上に第1の絶縁膜103が形成され、前記第1の絶縁膜103上に第2の金属層からなる映像信号配線104、薄膜トランジスタ105、ソース電極106が形成される。ここで、ソース電極106は、前記薄膜トランジスタ105との接続部分(1)(第1の部分)、画素電極109との接続部分(2)(第2の部分)を有している。ソース電極の第2の部分(2)は、画素両側の映像信号配線104の略中央に配置されている。ソース電極106は第1および第2の部分を含む構成であればよく、その具体的形状は図の構成に限定されない。
また、前記映像信号配線104、前記薄膜トランジスタ105、前記ソース電極106上に第2の絶縁膜107が形成され、さらに前記第2の絶縁膜107上に透明な第3の絶縁膜108が形成されている。前記第3の絶縁膜108上に、透明電極からなる画素電極109、共通電極110が形成される。前記映像信号配線104は、前記第2の絶縁膜107および前記第3の絶縁膜108を介して前記共通電極110によって配線幅方向に完全に覆われている。ここで、前記映像信号配線104と同層にある前記ソース電極106は画素下側のみに残している。画素上側では、最上層にある前記画素電極109を広げて、前記共通信号配線102と前記画素電極109がオーバーラップした領域で蓄積容量を形成する。
また、前記画素電極109、前記共通電極110はコンタクトホール111、112を介してそれぞれ前記ソース電極106の第2の部分、前記共通信号配線102と電気的に接続されている。
このように、第1の実施例によれば、従来例2のようにコンタクトホールが1つ増えることはない。図1(a)からもわかる通り、従来例2と比較して映像信号配線と同層の画素の上側のソース電極をさらに削減しているため、ショートの確率が大幅に減少する。
次に、本願発明の第2の実施例について、図2(a)および図2(b)を用いて説明する。図2(a)は本願発明の第2の実施例に係る液晶表示装置の第2の金属層の構成を示す平面図であり、図2(b)は、従来技術に係る液晶表示装置の第2の金属層の構成を示す平面図である。なお、構成自体は第1の実施例と同じであるが、本実施例ではソース電極の面積およびソース電極と映像信号配線の部位が相対する幅と距離を規定している。
図2(a)に示すように、ソース電極206のエッジが、映像信号配線204の少なくとも一部分と相対する部位の各々について、相対する部位の幅をWi、その部位と映像信号配線204との距離をLiとした場合に、Wi/Liの値の1つの画素内における合計値(ΣWi/Li)を、同層ショートの起きやすさを示すよいパラメータとなることが判った。このΣWi/Liは小さいほど好ましいが、本願発明者の検討によれば、薄膜トランジスタのチャネル幅W0を同チャネル距離L0で割った値(W0/L0)の略2倍以内とすることにより、ソース電極と映像信号配線との間のショートの発生確率が十分に小さくなり、高歩留が得られることが判明した。
従来構造では、パネル1台当たり3個から4個のリーク明点が検出されたが、本願発明の構造では0個であった。
また、別の観点では、ソース電極206の面積は、小さいことが望ましいが、ソース電極の第1の部分と第2の部分の面積に対して、ソース電極の総面積を第1の部分の面積と第2の部分の面積の和の略4倍以下とすることにより、同じく、ソース電極と映像信号配線との間のショートの発生確率が十分小さくなり、高歩留が得られることが判明した。4倍以下とすることにより、リーク明点の発生は0個から1個になり、さらに3倍以下にすると、リーク明点の発生は0個であった。
具体例で説明すると、図2(a)の本実施例の構成では、ソース電極206の面積が小さいことからパラメータΣWi/Li(W1/L1+…+W5/L5)も小さくなる。ソース電極の総面積は第1の部分の面積と第2の部分の面積の約2.5である。また、パラメータΣWi/Liは約2.5であり、W0/L0の約1倍となる。この例では、リーク明点の発生は0個であった。
一方、図2(b)の従来技術の構成では、ソース電極206の面積が大きく、Wiが大きい箇所やLiが小さい箇所が多数存在しており、パラメータΣWi/Li(W1/L1+…+W8/L8)が大きい。ソース電極の総面積は第1の部分の面積と第2の部分の面積の約9倍である。パラメータΣWi/Liは約20であり、W0/L0の約8倍となる。この構成では、リーク明点の発生は3個から4個であった。
このように、第2の実施例によれば、ショートの確率を大幅に低減する画素構造を与えることができる。
次に、本願発明の第3の実施例について、図3(a)および図3(b)を用いて説明する。図3(a)は本願発明の第3の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図であり、図3(b)は図3(a)上に示した箇所の断面図である。なお、第1の実施例との違いは、蓄積容量を形成している領域において、画素電極の直下にある第3の絶縁膜の層厚うちの一部を除去している点である。
具体的に説明すると、第1の実施例では、最下層の共通信号配線と、最上層の画素電極の間で蓄積容量を形成しているが、この構成では共通信号配線と画素電極との間に3層の絶縁膜(第1〜第3の絶縁膜)を含むために膜厚が厚く、蓄積容量を確保しにくい。そこで本実施例では、蓄積容量を形成している領域において、画素電極309の直下にある第3の絶縁膜308を除去して凹部314を形成する。これにより、容量形成部に絶縁膜の層厚が薄くなり、同じ面積でもより大きい蓄積容量を確保することができる。
なお、例えば第1の絶縁膜303、第2の絶縁膜307としてシリコン窒化膜などをCVD法(化学的気相成長法)で成膜し、第3の絶縁膜としてアクリル樹脂などの感光性有機膜を塗布すれば、露光によって容易かつ選択的に第3の絶縁膜308を除去し、凹部314を形成することができる。アクリル樹脂の場合、低誘電率にできるため、映像信号配線上にこれらの絶縁膜を介して、共通電極を配置しても、映像信号配線と共通電極との間の容量を小さくすることができるという利点もある。
もちろん、第3の絶縁膜308をCVD法で成膜し、エッチングによって凹部314を形成してもよい。また、画素電極309直下の第3の絶縁膜308を完全に除去してもよいし、第3の絶縁膜308を薄く残してもよい。
また、映像信号配線上に配置する絶縁膜を1層として、第2の絶縁膜だけとして、蓄積容量形成部では、この第2の絶縁膜の一部を除去することもできる。
さらには、この映像信号配線上に配置する絶縁膜を3層以上として、同様にして、蓄積容量形成部においては、積層された絶縁膜のうち、いずれかの1層以上を除去することもできる。
このように、第3の実施例によれば、蓄積容量を確保しつつショートの確率を大幅に減少できる。
次に、本願発明の第4の実施例について、図3(a)および図3(b)を用いて説明する。なお、構成自体は第3の実施例と同じであるが、本実施例では画素電極直下の第3の絶縁膜を除去して形成した凹部のエッジから表示領域までのスペースを規定している。
具体的に説明すると、前記第3の絶縁膜308を除去して形成した凹部314のエッジが表示領域に接近すると、段差に起因する光漏れが発生して黒輝度上昇の原因となる。そこで本実施例では、前記第3の絶縁膜308を除去して形成した凹部314のエッジから表示領域までのスペース(距離)を規定する。このスペースが大きいほど光漏れを抑制することができるが、本願発明者の知見によれば、スペースを略2μm以上確保すれば、段差に起因する光漏れは共通信号配線302によって遮光され、黒輝度が上昇しないことを確認している。
このように、第4の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、従来構造と同等の蓄積容量を確保することができ、さらに黒輝度が上昇しないためコントラストを向上させることができる。
次に、本願発明の第5の実施例について、図4を用いて説明する。第3乃至第4の実施例との違いは、第1の蓄積容量形成部及び第2の蓄積容量形成部に当たる上下2本の共通信号配線を、映像信号配線に沿って電気的に接続している点である。
上下2本の共通信号配線402が接続部位402bによって電気的に接続されていることにより、共通信号の遅延が緩和され、輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、高画質化に寄与する。大型高精細であるほどより高い効果がある。また、本実施例では、該電気的に接続する部分を、映像信号配線の脇に沿うように配置すると、映像信号配線から表示領域への漏れ電界が強く抑制され、縦クロストークが改善される効果もある。
このように、第5の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、共通信号の遅延が緩和されるので、高歩留化とともに高画質化にも寄与する。
次に、本願発明の第6の実施例について、図5を用いて説明する。第5の実施例との違いは、第2の蓄積容量形成部に当たる上側の共通信号配線が横方向に接続されていない点である。
横方向に接続されていない上側の共通信号配線と、下側の共通信号配線とは接続部位502bによって電気的に接続されているため、第5の実施例と効果は変わらないが、映像信号配線と共通信号配線の交差容量が略1/2となるため、信号書き込み条件によって有効になる場合がある。
次に、本願発明の第7の実施例について、図6(a)、図6(b)及び図7(a)、図7(b)を用いて説明する。図6(a)は本願発明の第7の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図であり、図6(b)は逆回転防止構造を備えない構造の1画素の構成を示す平面図である。また、図7(a)は、本実施例の逆回転防止構造を備える構造における液晶分子の動作を示す図であり、図7(b)は、逆回転防止構造を備えない構造における液晶分子の動作を示す図である。
従来構造(図35の従来例1や図37の従来例2)では、共通信号配線とソース電極の双方をのこぎり状にパターニングして積層し、液晶分子の逆回転を誘発する電界を抑制していた。ここで逆回転について簡単に説明しておく。液晶に電界が印加されない状態では、液晶は図のラビング方向にホモジニアス配向している。ここで、画素電極と共通電極との間に電位差を与えると図では略水平方向に電界が印加される。この場合、液晶は、電界と液晶の初期配向方向の関係で、鋭角の回転により、液晶が電界の向きに近づくような変形が生じる。図では、これは時計回りの回転として、この回転の向きを順回転と定義し、これと反対の方向に液晶が回転する場合を逆回転と定義する。図35の場合には、画素電極と共通電極の端部にのこぎり型の形状に電極を形成することにより、電極端部においても液晶の初期配向に対して、液晶が順回転する方向に電界が形成され、電極端部においても、良好な配向状態が維持できる。これに対して、第1の実施例に示す図1の場合、ソース電極の面積を削減しているため、図35と同じ構造を形成することができない。例えば、図1の場合には、画素電極の上端の左側では、電界の向きが、左斜め上から右斜め下の方向となるため、図1でいうとこの部分で液晶は反時計回りに回転しようとする。ここでは逆回転するドメインが形成され、ディスクリネーションを生じることになり、コントラストや白輝度を低下させる原因となる。ここで、このように、隣接する表示部と、逆方向の回転を誘起する向きに生じる電界が生ずる領域を、本来意図された液晶層の分子軸の回転方向と一致しない部位と定義する。これに対して、同じ図で、画素電極の上端の右側においては、電界の向きが右斜め上から左斜め下の方向となるので、この部分では液晶は時計周りの回転を誘起する。この領域は、本来意図された液晶層の分子軸の回転方向と一致する部位とする。そこで、本実施例では、ソース電極の面積を削減する第1の実施例の構成においても、逆回転防止対策を講じることを特徴としている。
具体的には、図6に示すように、最下層の共通信号配線602と、最上層の画素電極609が交差する箇所(図の破線で囲んだ部分)において、画素電極609に表示領域とは異なる傾斜角を持たせ、共通信号配線上の領域において、画素電極のエッジ近傍に発生するフリンジ電界による液晶層の分子軸の回転方向が順回転となるような逆回転防止構造615aを形成する。ラビング方向との関係から、画素の上下で逆回転防止構造615aの傾斜方向が互いに逆となっている。
このような構造によって逆回転が防止される理由を、図7(a)および図7(b)を用いて説明する。図7(b)の場合は、表示領域(一対の共通信号配線602で挟まれる領域)の端部では液晶分子を逆回転させる方向に電界が発生する箇所が出てきてしまう。一方、図7(a)のように、逆回転電界が発生する部分に、共通信号配線702のエッジと、画素電極709の表示領域とは異なる傾斜角を有する箇所が交差する逆回転防止構造715を形成すると、共通信号配線702上の領域において、順回転となるフリンジ電界が発生して、逆回転電界の作用を抑制する。これにより、表示領域全体で液晶分子を順方向に回転させる。以下、図7(a)で説明したような逆回転防止構造を、第1の逆回転防止構造と称する。
このように、第7の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、従来構造と同様に表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。
次に、本願発明の第8の実施例について、図8を用いて説明する。図8は本願発明の第8の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。なお、第7の実施例との違いは、蓄積容量を形成している領域において、画素電極の直下にある第3の絶縁膜を除去している点である。
具体的には、第7の実施例では、最下層の共通信号配線と、最上層の画素電極の間で蓄積容量を形成しているが、この構成では共通信号配線と画素電極との間に3層の絶縁膜(第1〜第3の絶縁膜)を含むために3層の絶縁膜を含むために膜厚が厚く、蓄積容量を確保しにくい。そこで、本実施例では、第3の実施例と同様に、蓄積容量を形成している領域において、画素電極809直下にある第3の絶縁膜を除去して凹部814を形成する。これにより、容量形成部に含まれる絶縁膜は2層(第1の絶縁膜及び第2の絶縁膜)となり、同じ面積でもより大きい蓄積容量を確保することができる。
なお、例えば第1の絶縁膜、第2の絶縁膜としてシリコン窒化膜などをCVD法(化学的気相成長法)で成膜し、第3の絶縁膜としてアクリル樹脂などの感光性有機膜を塗布すれば、露光によって容易かつ選択的に第3の絶縁膜を除去し、凹部814を形成することができる。もちろん、第3の絶縁膜をCVD法で成膜し、エッチングによって凹部814を形成してもよい。また、画素電極809直下の第3の絶縁膜は完全に除去してもよいし、第3の絶縁膜を薄く残してもよい。
このように、第8の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、従来構造と同様に表示領域全体で逆回転を防止でき、より大きい蓄積容量を確保できる。
次に、本願発明の第9の実施例について、図8を用いて説明する。なお、構成自体は第8の実施例と同じであるが、本実施例では、画素電極直下の第3の絶縁膜を除去して形成した凹部のエッジから表示領域までのスペースを規定している。
具体的に説明すると、前記第3の絶縁膜を除去して形成した凹部814のエッジが表示領域に接近すると、段差に起因する光漏れが発生して黒輝度上昇の原因となる。そこで本実施例では、第4の実施例と同様に、前記第3の絶縁膜を除去して形成した凹部814のエッジから表示領域までのスペース(距離)を規定する。このスペースが大きいほど光漏れを抑制することができるが、本願発明者の知見によれば、スペースを略2μm以上確保すれば、段差に起因する光漏れは共通信号配線802によって遮光され、黒輝度が上昇しないことを確認している。
このように、第9の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、従来構造と同様に表示領域全体で逆回転を防止でき、従来構造と同等の蓄積容量を確保でき、なおかつ黒輝度が上昇しないためコントラストを向上させることができる。
次に、本願発明の第10の実施例について、図9を用いて説明する。第8乃至第9の実施例との違いは、第1の蓄積容量形成部及び第2の蓄積容量形成部に当たる上下2本の共通信号配線を、映像信号配線に沿って電気的に接続している点である。
上下2本の共通信号配線902が接続部位902bによって電気的に接続されていることにより、共通信号の遅延が緩和され、輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、高画質化に寄与する。大型高精細であるほどより高い効果がある。また、本実施例では、該電気的に接続する部分を、映像信号配線の脇に沿うように配置すると、映像信号配線から表示領域への漏れ電界が強く抑制され、縦クロストークが改善される効果もある。
このように、第10の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、共通信号の遅延が緩和されるので、高歩留化とともに高画質化にも寄与する。
次に、本願発明の第11の実施例について、図10を用いて説明する。図10は本願発明の第11の実施例に係る液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図である。
第8乃至第9の実施例との違いは、表示領域の中央において共通電極1010、画素電極1009、映像信号配線1004を屈曲させ、マルチドメイン化している点である。これに合わせて、第1の逆回転防止構造1015aの向きを、第8乃至第9の実施例で説明したシングルドメインの場合とは変えている。
このように、第11の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、従来構造と同様に表示領域全体で逆回転を防止でき、従来構造と同等の蓄積容量を確保でき、黒輝度が上昇しないので高コントラストとなり、なおかつマルチドメイン化によって斜め方向から観察しても色シフトが抑えられる。
次に、本願発明の第12の実施例について、図11を用いて説明する。第11の実施例との違いは、第1の蓄積容量形成部及び第2の蓄積容量形成部に当たる上下2本の共通信号配線を、映像信号配線に沿って電気的に接続している点である。
上下2本の共通信号配線1102が接続部位1102bによって電気的に接続されていることにより、共通信号の遅延が緩和され、輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、高画質化に寄与する。大型高精細であるほどより高い効果がある。また、本実施例では、該電気的に接続する部分を、映像信号配線の脇に沿うように配置すると、映像信号配線から表示領域への漏れ電界が強く抑制され、縦クロストークが改善される効果もある。
このように、第12の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、従来構造と同様に表示領域全体で逆回転を防止でき、従来構造と同等の蓄積容量を確保でき、黒輝度が上昇しないので高コントラストとなり、マルチドメイン化によって斜め方向から観察しても色シフトが抑えられ、なおかつ共通信号の遅延が緩和されるので、高歩留化とともに高画質化にも寄与する。
次に、本願発明の第13の実施例について、図12を用いて説明する。第8の実施例との違いは、第1の逆回転防止構造1215aにおいて、フリンジ電界を発生させている側の画素電極に隣接する共通電極を、画素電極の形状に沿って略クランク形状にしていることである。フリンジ電界の効果に共通電極による囲い込み効果が加わり、より強い逆回転防止効果が得られる。
このように、第13の実施例によれば、ショートの確率が大幅に低減するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。
次に、本願発明の第14の実施例について、図12を用いて説明する。なお、構成自体は第13の実施例と同じであるが、本実施例では、画素電極直下の第3の絶縁膜を除去して形成した凹部のエッジから表示領域までのスペースを規定している。
具体的に説明すると、前記第3の絶縁膜を除去して形成した凹部1214のエッジが表示領域に接近すると、段差に起因する光漏れが発生して黒輝度上昇の原因となる。そこで本実施例では、第9の実施例と同様に、前記第3の絶縁膜を除去して形成した凹部1214のエッジから表示領域までのスペース(距離)を規定する。このスペースが大きいほど光漏れを抑制することができるが、本願発明者の知見によれば、スペースを略2μm以上確保すれば、段差に起因する光漏れは共通信号配線1202によって遮光され、黒輝度が上昇しないことを確認している。
このように、第14の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、従来構造と同様に表示領域全体で逆回転を防止でき、従来構造と同等の蓄積容量を確保でき、なおかつ黒輝度が上昇しないためコントラストを向上させることができる。
次に、本願発明の第15の実施例について、図13を用いて説明する。第13の実施例との違いは、第1の蓄積容量形成部及び第2の蓄積容量形成部に当たる上下2本の共通信号配線を、映像信号配線に沿って電気的に接続している点である。
上下2本の共通信号配線1302が接続部位1302bによって電気的に接続されていることにより、共通信号の遅延が緩和され、輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、高画質化に寄与する。大型高精細であるほどより高い効果がある。また、該電気的に接続する部分を、映像信号配線の脇に沿うように配置すると、映像信号配線から表示領域への漏れ電界が強く抑制され、縦クロストークが改善される効果もある。
このように、第15の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。なおかつ輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、縦クロストークが改善されて高画質となる。
次に、本願発明の第16の実施例について、図14を用いて説明する。第13乃至第14の実施の形態との違いは、表示領域の中央において共通電極1410、画素電極1409、映像信号配線1404を屈曲させ、マルチドメイン化している点である。これに合わせて、第1の逆回転防止構造1415aの向きを、第13乃至第14の実施例で説明したシングルドメインの場合とは変えている。
このように、第16の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。なおかつマルチドメイン化によって斜め方向から観察しても色シフトが抑えられる。
次に、本願発明の第17の実施例について、図15を用いて説明する。第16の実施例との違いは、第1の蓄積容量形成部及び第2の蓄積容量形成部に当たる上下2本の共通信号配線を、映像信号配線に沿って電気的に接続している点である。
上下2本の共通信号配線1502が接続部位1502bによって電気的に接続されていることにより、共通信号の遅延が緩和され、輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、高画質化に寄与する。大型高精細であるほどより高い効果がある。また、該電気的に接続する部分を、映像信号配線の脇に沿うように配置すると、映像信号配線から表示領域への漏れ電界が強く抑制され、縦クロストークが改善される効果もある。
このように、第17の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。マルチドメイン化によって斜め方向から観察しても色シフトが抑えられる。なおかつ輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、縦クロストークが改善されて高画質となる。
次に、本願発明の第18の実施例について、図16を用いて説明する。第7乃至第17の実施例と構成自体は同じであるが、第1の逆回転防止構造1615aの近傍に発生するフリンジ電界が作用する方向と、液晶層の初期配向となす角度を規定している。
図16において、フリンジ電界が作用する方向と液晶層の初期配向方向、すなわちラビング方向がなす角度をθとすると、θが45度であるとき、第1の逆回転防止構造1615a近傍の液晶層に対し、最も強い回転トルクがかかり、逆回転防止効果が高くなる。したがって、θが45度であることが望ましいが、画素のピッチやレイアウトによって、必ずしもθを45度にできない場合には、θに幅を持たせてもよい。具体的には、θが30度乃至60であれば、十分な逆回転防止効果が得られる。θは、共通信号配線1602のエッジと、画素電極1609の表示領域とは異なる傾斜角を有する部分のエッジがなす角度とほぼ一致する。
このように、第18の実施例によれば、フリンジ電界が作用する方向と液晶層の初期配向方向がなす角度θを規定することにより、強い逆回転防止効果を得ることができる。
次に、本願発明の第19の実施例について、図16を用いて説明する。第18の実施例と構成自体は同じであるが、フリンジ電界による前記液晶層の分子軸の回転方向と、意図される液晶層の分子軸の回転方向とが一致する領域の長さを規定している。
フリンジ電界による前記液晶層の分子軸の回転方向と、意図される液晶層の分子軸の回転方向とが一致する領域の長さを、dと定義する。共通信号配線のエッジを基点として、dが液晶層の層厚よりも長く取れば、より強い逆回転防止効果を得ることができる。
このように、第19の実施例によれば、フリンジ電界が作用する方向と液晶層の初期配向方向がなす角度θを規定し、なおかつフリンジ電界による前記液晶層の分子軸の回転方向と、意図される液晶層の分子軸の回転方向とが一致する領域の長さdを規定することにより、より強い逆回転防止効果を得ることができる。
次に、本願発明の第20の実施例について、図16を用いて説明する。第18及び第19の実施例と構成自体は同じであるが、共通信号配線の形状を規定している。
表示領域に対向し、画素の表示領域の境界を定義する共通信号配線のエッジが一直線形状となっている。従来構造では、共通信号配線のエッジは逆回転防止構造を形成するため、のこぎり状の複雑な形状であり、配線エッジにおいて透過光が散乱する。
このように、第20の実施例によれば、画素の表示領域の境界に当たる共通信号配線のエッジを、単純な一直線形状とすることにより、配線エッジにおける透過光の散乱が抑えられる。従来構造のようにのこぎり状の複雑な形状を有しないため、透過光の散乱が抑えられ、特に黒表示における略直線偏光状態が損なわれない。したがって黒輝度が上昇しないため高コントラストになる。
次に、本願発明の第21の実施例について、図17及び図18を用いて説明する。第8乃至第20の実施例で説明した第1の逆回転防止構造とは異なる、逆回転防止構造を備えている。図17は本実施例の液晶表示装置の1画素の構成を示す平面図であり、図18は本実施例の逆回転防止構造における液晶分子の動作を示す図である。
具体的には、画素電極1709の両端の電極幅を、逆回転電界が発生する側に向かって太くしている。画素電極1709の両端における電極幅を太くした領域の大部分は、最下層の共通信号配線1702とオーバーラップしている。
このような構造によって逆回転が防止される理由及び第1の逆回転防止構造との違いを、図18を用いて説明する。逆回転電界が発生する領域の近傍において、画素電極1809の幅が太く、すなわち画素電極1809と共通電極1810の間隔が狭くなっており、強い順回転電界を発生させ、逆回転電界の作用を抑制する。図7(a)に示した第1の逆回転防止構造では、共通信号配線702と、画素電極709の表示領域とは異なる傾斜角を有する箇所を交差させ、共通信号配線702と画素電極709のエッジ間に順回転となるフリンジ電界を発生させて、逆回転電界の作用を抑制していたが、本願発明の逆回転防止構造においては、画素電極1809と共通電極1810の間で強い順回転電界を発生させることが特徴である。以下、図18で説明したような逆回転防止構造を、第2の逆回転防止構造と称する。
このように、第21の実施例によれば、ショートの確率が大幅に低減するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止する効果がより高まり、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。
次に、本願発明の第22の実施例について、図17を用いて説明する。なお、構成自体は第21の実施例と同じであるが、本実施例では、画素電極直下の第3の絶縁膜を除去して形成した凹部のエッジから表示領域までのスペースを規定している。
具体的に説明すると、前記第3の絶縁膜を除去して形成した凹部1714のエッジが表示領域に接近すると、段差に起因する光漏れが発生して黒輝度上昇の原因となる。そこで本実施例では、前記第3の絶縁膜を除去して形成した凹部1714のエッジから表示領域までのスペース(距離)を規定する。このスペースが大きいほど光漏れを抑制することができるが、本願発明者の知見によれば、スペースを略2μm以上確保すれば、段差に起因する光漏れは共通信号配線1702によって遮光され、黒輝度が上昇しないことを確認している。
このように、第22の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、従来構造と同様に表示領域全体で逆回転を防止でき、従来構造と同等の蓄積容量を確保でき、なおかつ黒輝度が上昇しないためコントラストを向上させることができる。
次に、本願発明の第23の実施例について、図19を用いて説明する。第21の実施例との違いは、第1の蓄積容量形成部及び第2の蓄積容量形成部に当たる上下2本の共通信号配線を、映像信号配線に沿って電気的に接続している点である。
上下2本の共通信号配線1902が接続部位1902bによって電気的に接続されていることにより、共通信号の遅延が緩和され、輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、高画質化に寄与する。大型高精細であるほどより高い効果がある。また、該電気的に接続する部分を、映像信号配線の脇に沿うように配置すると、映像信号配線から表示領域への漏れ電界が強く抑制され、縦クロストークが改善される効果もある。
このように、第23の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。なおかつ輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、縦クロストークが改善されて高画質となる。
次に、本願発明の第24の実施例について、図20を用いて説明する。第21乃至第22の実施例との違いは、表示領域の中央において共通電極2010、画素電極2009、映像信号配線2004を屈曲させ、マルチドメイン化している点である。これに合わせて、第2の逆回転防止構造2015bの向きを、第21乃至第22の実施例で説明したシングルドメインの場合とは変えている。
このように、第24の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。なおかつマルチドメイン化によって斜め方向から観察しても色シフトが抑えられる。
次に、本願発明の第25の実施例について、図21を用いて説明する。第24の実施例との違いは、第1の蓄積容量形成部及び第2の蓄積容量形成部に当たる上下2本の共通信号配線を、映像信号配線に沿って電気的に接続している点である。
上下2本の共通信号配線2102が接続部位2102bによって電気的に接続されていることにより、共通信号の遅延が緩和され、輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、高画質化に寄与する。大型高精細であるほどより高い効果がある。また、該電気的に接続する部分を、映像信号配線の脇に沿うように配置すると、映像信号配線から表示領域への漏れ電界が強く抑制され、縦クロストークが改善される効果もある。
このように、第25の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。マルチドメイン化によって斜め方向から観察しても色シフトが抑えられる。なおかつ輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、縦クロストークが改善されて高画質となる。
次に、本願発明の第26の実施例について、図22及び図23を用いて説明する。第21の実施例との違いは、第2逆回転防止構造2215bにおいて、画素電極の両端を太くした側に隣接する共通電極を、画素電極の形状に沿うように略クランク形状にしていることである。逆回転電界を抑制する効果がさらに高くなる。
このような構造によって逆回転防止を防止する効果がさらに高くなる理由を、図23を用いて説明する。電極エッジのコーナー部が近接している領域では、液晶分子の初期配向方向に対し、より強い回転トルクがかかるような方向に、強い順回転電界が発生する。具体的には、液晶分子の初期配向方向と、順回転電界が作用する方向が略45度前後とすることができる。これにより、逆回転を防止する効果がさらに高くなる。
このように、第26の実施例によれば、ショートの確率が大幅に低減するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。
次に、本願発明の第27の実施例について、図22を用いて説明する。なお、構成自体は第26の実施例と同じであるが、本実施例では、画素電極直下の第3の絶縁膜を除去して形成した凹部のエッジから表示領域までのスペースを規定している。
具体的に説明すると、前記第3の絶縁膜を除去して形成した凹部2214のエッジが表示領域に接近すると、段差に起因する光漏れが発生して黒輝度上昇の原因となる。そこで本実施例では、前記第3の絶縁膜を除去して形成した凹部2214のエッジから表示領域までのスペース(距離)を規定する。このスペースが大きいほど光漏れを抑制することができるが、本願発明者の知見によれば、スペースを略2μm以上確保すれば、段差に起因する光漏れは共通信号配線2202によって遮光され、黒輝度が上昇しないことを確認している。
このように、第27の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、従来構造と同様に表示領域全体で逆回転を防止でき、従来構造と同等の蓄積容量を確保でき、なおかつ黒輝度が上昇しないためコントラストを向上させることができる。
次に、本願発明の第28の実施例ついて、図24を用いて説明する。第26乃至第27の実施例との違いは、第1の蓄積容量形成部及び第2の蓄積容量形成部に当たる上下2本の共通信号配線を、映像信号配線に沿って電気的に接続している点である。
上下2本の共通信号配線2402が接続部位2402bによって電気的に接続されていることにより、共通信号の遅延が緩和され、輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、高画質化に寄与する。大型高精細であるほどより高い効果がある。また、該電気的に接続する部分を、映像信号配線の脇に沿うように配置すると、映像信号配線から表示領域への漏れ電界が強く抑制され、縦クロストークが改善される効果もある。
このように、第28の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。なおかつ輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、縦クロストークが改善されて高画質となる。
次に、本願発明の第29の実施例について、図25を用いて説明する。第26乃至第27の実施例との違いは、表示領域の中央において共通電極2510、画素電極2509、映像信号配線2504を屈曲させ、マルチドメイン化している点である。これに合わせて、第2の逆回転防止構造2515bの向きを、第26乃至第27の実施例で説明したシングルドメインの場合とは変えている。
このように、第29の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。なおかつマルチドメイン化によって斜め方向から観察しても色シフトが抑えられる。
次に、本願発明の第30の実施例について、図26を用いて説明する。第29の実施例との違いは、第1の蓄積容量形成部及び第2の蓄積容量形成部に当たる上下2本の共通信号配線を、映像信号配線に沿って電気的に接続している点である。
上下2本の共通信号配線2602が接続部位2602bによって電気的に接続されていることにより、共通信号の遅延が緩和され、輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、高画質化に寄与する。大型高精細であるほどより高い効果がある。また、該電気的に接続する部分を、映像信号配線の脇に沿うように配置すると、映像信号配線から表示領域への漏れ電界が強く抑制され、縦クロストークが改善される効果もある。
このように、第30の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。マルチドメイン化によって斜め方向から観察しても色シフトが抑えられる。なおかつ輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、縦クロストークが改善されて高画質となる。
次に、本願発明の第31の実施例について、図27を用いて説明する。画素の下側で第1の逆回転防止構造2715a、上側で第2の逆回転防止構造2715bを用いている。これらの組み合わせは、上下逆でもよいし、設計上の都合に応じて自由に決めてよい。
このように、第31の実施例によれば、ショートの確率が大幅に低減するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。
次に、本願発明の第32の実施例について、図27を用いて説明する。なお、構成自体は第31の実施例と同じであるが、本実施例では、画素電極直下の第3の絶縁膜を除去して形成した凹部のエッジから表示領域までのスペースを規定している。
具体的に説明すると、前記第3の絶縁膜を除去して形成した凹部2714のエッジが表示領域に接近すると、段差に起因する光漏れが発生して黒輝度上昇の原因となる。そこで本実施例では、前記第3の絶縁膜を除去して形成した凹部2714のエッジから表示領域までのスペース(距離)を規定する。このスペースが大きいほど光漏れを抑制することができるが、本願発明者の知見によれば、スペースを略2μm以上確保すれば、段差に起因する光漏れは共通信号配線2702によって遮光され、黒輝度が上昇しないことを確認している。
このように、第32の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、従来構造と同様に表示領域全体で逆回転を防止でき、従来構造と同等の蓄積容量を確保でき、なおかつ黒輝度が上昇しないためコントラストを向上させることができる。
次に、本願発明の第33の実施例について、図28を用いて説明する。第31乃至第32の実施例との違いは、第1の蓄積容量形成部及び第2の蓄積容量形成部に当たる上下2本の共通信号配線を、映像信号配線に沿って電気的に接続している点である。
上下2本の共通信号配線2802が接続部位2802bによって電気的に接続されていることにより、共通信号の遅延が緩和され、輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、高画質化に寄与する。大型高精細であるほどより高い効果がある。また、該電気的に接続する部分を、映像信号配線の脇に沿うように配置すると、映像信号配線から表示領域への漏れ電界が強く抑制され、縦クロストークが改善される効果もある。
このように、第33の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。なおかつ輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、縦クロストークが改善されて高画質となる。
次に、本願発明の第34の実施例について、図29を用いて説明する。第31乃至第32の実施例との違いは、表示領域の中央において共通電極2910、画素電極2909、映像信号配線2904を屈曲させ、マルチドメイン化している点である。これに合わせて、第2の逆回転防止構造2915bの向きを、第23の実施例で説明したシングルドメインの場合とは変えている。
このように、第34の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。なおかつマルチドメイン化によって斜め方向から観察しても色シフトが抑えられる。
次に、本願発明の第35の実施例について、図30を用いて説明する。第34の実施例との違いは、第1の蓄積容量形成部及び第2の蓄積容量形成部に当たる上下2本の共通信号配線を、映像信号配線に沿って電気的に接続している点である。
上下2本の共通信号配線3002が接続部位3002bによって電気的に接続されていることにより、共通信号の遅延が緩和され、輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、高画質化に寄与する。大型高精細であるほどより高い効果がある。また、該電気的に接続する部分を、映像信号配線の脇に沿うように配置すると、映像信号配線から表示領域への漏れ電界が強く抑制され、縦クロストークが改善される効果もある。
このように、第35の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。マルチドメイン化によって斜め方向から観察しても色シフトが抑えられる。なおかつ輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、縦クロストークが改善されて高画質となる。
次に、本願発明の第36の実施例について、図31を用いて説明する。第26の実施例との違いは、第2の逆回転防止構造3115bにおいて、屈曲させた画素電極に隣接する共通電極を、画素電極に完全に沿った形状にはせず、短い水平部分を斜めにしていることである。効果に変わりはなく、設計上の都合に応じて自由に決めてよい。コラム幅が狭く、共通電極を直角状のクランク形状にしにくい場合に有効である。
このように、第36の実施例によれば、ショートの確率が大幅に低減するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。
次に、本願発明の第37の実施例について、図31を用いて説明する。なお、構成自体は第31の実施例と同じであるが、本実施例では、画素電極直下の第3の絶縁膜を除去して形成した凹部のエッジから表示領域までのスペースを規定している。
具体的に説明すると、前記第3の絶縁膜を除去して形成した凹部3114のエッジが表示領域に接近すると、段差に起因する光漏れが発生して黒輝度上昇の原因となる。そこで本実施例では、前記第3の絶縁膜を除去して形成した凹部3114のエッジから表示領域までのスペース(距離)を規定する。このスペースが大きいほど光漏れを抑制することができるが、本願発明者の知見によれば、スペースを略2μm以上確保すれば、段差に起因する光漏れは共通信号配線3102によって遮光され、黒輝度が上昇しないことを確認している。
このように、第37の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、従来構造と同様に表示領域全体で逆回転を防止でき、従来構造と同等の蓄積容量を確保でき、なおかつ黒輝度が上昇しないためコントラストを向上させることができる。
次に、本願発明の第38の実施例について、図32を用いて説明する。第36乃至第37の実施例との違いは、第1の蓄積容量形成部及び第2の蓄積容量形成部に当たる上下2本の共通信号配線を、映像信号配線に沿って電気的に接続している点である。
上下2本の共通信号配線3202が接続部位3202bによって電気的に接続されていることにより、共通信号の遅延が緩和され、輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、高画質化に寄与する。大型高精細であるほどより高い効果がある。また、該電気的に接続する部分を、映像信号配線の脇に沿うように配置すると、映像信号配線から表示領域への漏れ電界が強く抑制され、縦クロストークが改善される効果もある。
このように、第38の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。なおかつ輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、縦クロストークが改善されて高画質となる。
次に、本願発明の第39の実施例について、図33を用いて説明する。第36乃至第37の実施例との違いは、表示領域の中央において共通電極3310、画素電極3309、映像信号配線3304を屈曲させ、マルチドメイン化している点である。これに合わせて、第2の逆回転防止構造3315bの向きを、第36乃至第37の実施例で説明したシングルドメインの場合とは変えている。
このように、第39の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。なおかつマルチドメイン化によって斜め方向から観察しても色シフトが抑えられる。
次に、本願発明の第40の実施例について、図34を用いて説明する。第39の実施例との違いは、第1の蓄積容量形成部及び第2の蓄積容量形成部に当たる上下2本の共通信号配線を、映像信号配線に沿って電気的に接続している点である。
上下2本の共通信号配線3402が接続部位3402bによって電気的に接続されていることにより、共通信号の遅延が緩和され、輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、高画質化に寄与する。大型高精細であるほどより高い効果がある。また、該電気的に接続する部分を、映像信号配線の脇に沿うように配置すると、映像信号配線から表示領域への漏れ電界が強く抑制され、縦クロストークが改善される効果もある。
このように、第40の実施例によれば、ショートの確率が大幅に減少するとともに、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止することができ、光利用効率を高めることができる。また、指押し痕が残らない。マルチドメイン化によって斜め方向から観察しても色シフトが抑えられる。なおかつ輝度やフリッカレベルの面内分布が均一になり、縦クロストークが改善されて高画質となる。
次に、本願発明の第41の実施例について、図18及び図23を用いて説明する。第21乃至第40の実施例と構成自体は同じであるが、画素電極の両端の電極幅が太い領域のエッジと、共通信号配線のエッジの位置関係を規定している。
図18及び図23に示したように、逆回転電界を抑制するという目的からは、画素電極の両端の電極幅が太い領域のエッジが、共通信号配線のエッジから1〜4μm張り出しているのが望ましい。しかし、本願発明者の検証によれば、画素電極の両端の電極幅が太い領域のエッジが、逆に共通信号配線のエッジから1μm程度内側に入った場合でも、逆回転を防止する効果があることが確認できた。したがって、画素電極の両端の電極幅が太い領域のエッジは、共通信号配線のエッジに対して1μm内側から4μm外側までのいずれかの位置関係にあればよい。
このように、第41の実施例によれば、目合わせずれに強く、プロセスマージンが大きい、表示領域全体で液晶分子の逆回転を防止する構造が得られる。
次に、本願発明の第42の実施例について、図18及び図23を用いて説明する。第21乃至第40の実施例と構成自体は同じであるが、共通信号配線の形状を規定している。
表示領域に対向し、画素の表示領域の境界を定義する共通信号配線のエッジが一直線形状となっている。従来構造では、共通信号配線のエッジは逆回転防止構造を形成するため、のこぎり状の複雑な形状であり、配線エッジにおいて透過光が散乱する。
このように、第42の実施例によれば、画素の表示領域の境界に当たる共通信号配線のエッジを、単純な一直線形状とすることにより、配線エッジにおける透過光の散乱が抑えられる。従来構造のようにのこぎり状の複雑な形状を有しないため、透過光の散乱が抑えられ、特に黒表示における略直線偏光状態が損なわれない。したがって黒輝度が上昇しないため高コントラストになる。
なお、上記各実施例では、スイッチング素子としてTFTを用いて説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、スイッチング素子として例えばTFD(Thin Film Diode)等のような他の素子を用いることもできる。また、TFT基板に対向する対向基板の構成、TFT基板と対向基板とその間の液晶層とからなる液晶パネルの外側に配置される光学部材の構成、液晶パネルを照明するバックライトの構成などについても特に限定されない。
また、上記各実施例では、第1、第2の逆回転防止構造とソース電極を削減した構造と組み合わせているが、これらの逆回転防止構造の適用はソース電極を削減した構造に限定されるものではなく、共通電極配線を有し、その上に共通電極、画素電極を配置する場合において一般的に適用でき、画素の端部のディスクリを防止することができ、高コントラストを実現できる。
また、上記の実施例では、映像信号配線の上に2層の絶縁膜を配置し、その上に画素電極と共通電極を配置する例を中心として説明したが、それに限ることはなく、映像信号の上に絶縁膜を配置し、その上に画素電極と共通電極を配置する構造であれば、絶縁膜が1層であっても2層以上であっても、一般的に適用できる。
本発明は、横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置及び該液晶表示装置を表示装置として利用する任意の機器に利用可能である。
101、301、401、501、601、801、901、1001、1101、1201、1301、1401、1501、1701、1901、2001、2101、2201、2401、2501、2601、2701、2801、2901、3001、3101、3201、3301、3401、3501、3701 走査信号配線
102、302、402、502、602、702、802、902、1002、1102、1202、1302、1402、1502、1602、1702、1802、1902、2002、2102、2202、2302、2402、2502、2602、2702、2802、2902、3002、3102、3202、3302、3402、3502、3702 共通信号配線
402b、502b、902b、1102b、1302b、1502b、1902b、2102b、2402b、2602b、2802b、3002b、3202b、3402b 上下2本の共通信号配線を電気的に接続する接続部位
103、303、3503、3703 第1の絶縁膜
104、204、304、404、504、604、804、904、1004、1104、1204、1304、1404、1504、1704、1904、2004、2104、2204、2404、2504、2604、2704、2804、2904、3004、3104、3204、3304、3404、3504、3604、3704、3804 映像信号配線
105、305、405、505、605、805、905、1005、1105、1205、1305、1405、1505、1705、1905、2005、2105、2205、2405、2505、2605、2705、2805、2905、3005、3105、3205、3305、3405、3505、3705 薄膜トランジスタ
106、206、306、406、506、606、806、906、1006、1106、1206、1306、1406、1506、1706、1906、2006、2106、2206、2406、2506、2606、2706、2806、2906、3006、3106、3206、3306、3406、3506、3606、3706、3806 ソース電極
206b、3506b、3606b 画素補助配線
3606c、3806c 映像信号配線とソース電極の同層ショート箇所
107、307、3507、3707 第2の絶縁膜
108、308、3508、3708 第3の絶縁膜
109、309、409、509、609、709、809、909、1009、1109、1209、1309、1409、1509、1609、1709、1809、1909、2009、2109、2209、2309、2409、2509、2609、2709、2809、2909、3009、3109、3209、3309、3409、3509、3709 画素電極
110、310、410、510、610、710、810、910、1010、1110、1210、1310、1410、1510、1610、1710、1810、1910、2010、2110、2210、2310、2410、2510、2610、2710、2810、2910、3010、3110、3210、3310、3410、3510、3710 共通電極
111、311、411、511、611、811、911、1011、1111、1211、1311、1411、1511、1711、1911、2011、2111、2211、2411、2511、2611、2711、2811、2911、3011、3111、3211、3311、3411、3511、3711 上層画素電極−ソース電極間コンタクトホール
112、312、412、512、612、812、912、1012、1112、1212、1312、1412、1512、1712、1912、2012、2112、2212、2412、2512、2612、2712、2812、2912、3012、3112、3212、3312、3412、3512、3712 上層共通電極−下層共通信号配線間コンタクトホール
3713 従来例2における、第2の上層画素電極−ソース電極間コンタクトホール
314、414、514、814、914、1014、1114、1214、1314、1414、1514、1714、1914、2014、2114、2214、2414、2514、2614、2714、2814、2914、3014、3114、3214、3314、3414 画素電極直下の第3の絶縁膜を除去した凹部
615a、715a、815a、915a、1015a、1115a、1215a、1315a、1415a、1515a、1615a、2715a、2815a、2915a、3015a 第1の逆回転防止構造
1715b、1815b、1915b、2015b、2115b、2215b、2315b、2415b、2515b、2615b、2715b、2815b、2915b、3015b、3115b、3215b、3315b、3415b 第2の逆回転防止構造

Claims (7)

  1. 複数の走査信号配線と、前記走査信号配線に隣接した複数の共通信号配線と、これらにマトリクス状に交差する複数の映像信号配線とを有する第1の基板と、第1の基板と対向する第2の基板と、前記第1の基板と第2の基板に狭持された液晶層からなり、
    前記複数の走査信号配線および映像信号配線で囲まれる各領域において、
    前記走査信号配線上かつ、前記走査信号配線と前記映像信号配線の交差部付近に薄膜トランジスタを有し、前記薄膜トランジスタのドレイン側に、前記映像信号配線が接続され、ソース側に、前記映像信号配線と同層に形成されるソース電極が接続され、前記ソース電極に接続される画素電極と、前記共通信号配線に接続される共通電極を有し、
    前記画素電極と前記共通電極との間に印加される前記第1の基板の表面に略平行な電界により、前記液晶層の分子軸を前記第1の基板に平行な面内で回転させることにより表示を行う横電界方式のアクティブマトリクス型液晶表示装置であって、
    前記画素電極と前記共通電極とが櫛歯状かつ略平行に形成された表示領域において、前記液晶層の分子軸が逆回転するのを防ぐため、
    前記画素電極の終端部は、ステップ状に片側に幅が広く、前記終端部の近傍では対向する前記共通電極との間隔が狭くなっており、
    前記画素電極の前記ステップ状に幅が広い終端部の一部または全体が、前記共通信号配線とオーバーラップしており、
    前記画素電極の終端部の、ステップ状に幅が変化する箇所のエッジは、前記共通信号配線のエッジと平行であることを特徴とする、液晶表示装置。
  2. 前記画素電極の終端部は、ステップ状に片側に幅が広く、前記終端部の近傍では対向する前記共通電極との間隔が狭くなっており、かつ対向する前記共通電極と平行であることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記画素電極の前記ステップ状に幅が広い終端部の一部が、前記共通信号配線とオーバーラップし、一部は前記共通信号配線から露出しており、前記画素電極の終端部の、ステップ状に幅が変化する箇所のエッジは、前記映像信号配線のエッジから見て4μm外側までに位置していることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 前記画素電極の前記ステップ状に幅が広い終端部の全体が、前記共通信号配線とオーバーラップし、前記画素電極の終端部の、ステップ状に幅が変化する箇所のエッジは、前記映像信号配線のエッジから見て1μm内側までに位置していることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 前記画素電極の前記ステップ状に幅が広い終端部と対向した、前記共通信号配線のエッジは、前記画素電極の前記ステップ状に幅が広い終端部の形状に合わせて屈曲していることを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。
  6. 前記画素電極の前記ステップ状に幅が広い終端部と対向した、前記共通信号配線のエッジは、前記画素電極の前記ステップ状に幅が広い終端部の形状に合わせて、クランク形状に屈曲していることを特徴とする、請求項4に記載の液晶表示装置。
  7. 前記共通信号配線のエッジは、直線形状を有することを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示装置。
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