JP2012137333A - 水分計 - Google Patents

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Abstract

【課題】 「測定モード」全体におけるどの部分を設定しているのかを直感的に理解することができる水分計を提供する。
【解決手段】 荷重を検出する荷重検出部10と試料が載置される試料皿40とを有する天秤本体部50と、加熱体60が取り付けられた天秤蓋部90と、表示装置24と、入力装置25と、加熱体60、荷重検出部10、表示装置24及び入力装置25を制御する制御部80とを備え、複数のステップから構成された測定モードを設定することが可能な水分計1であって、測定モードにおいて、入力装置25によって、各ステップ毎に乾燥温度及び/又は測定時間が設定されるようになっており、制御部80は、各ステップ毎に乾燥温度及び/又は測定時間が設定される際には、全測定時間と温度との関係を示すグラフ29を表示装置24に表示し、設定中のステップに対応するグラフ29の部分を点滅させるか若しくは変色させる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、水分計に関する。
電子水分計は、試料皿に載置された試料を加熱乾燥して試料の重量の減少から試料に含まれる水分率を測定するものである(例えば、特許文献1参照)。
図6は、従来の電子水分計の構成を示す斜視図である。なお、図6は、蓋を開けた状態の電子水分計である。また、図7は、図6に示す電子水分計の構成の一例を示すブロック図である。
このような電子水分計101は、荷重を検出する荷重検出センサ(荷重検出部)10が収容されるケース(本体筐体)20と制御部180とを有する天秤本体部50と、荷重検出センサ10に取り付けられ試料が載置される試料皿40と、直管型のハロゲンヒータ(加熱体)60とケース(蓋筐体)70とを有する天秤蓋部90とを備える。
ケース20は、四角形状の上板(上面)21の中央部に円環形状の風防22が形成されており、円環形状の風防22の中心に位置する部分の上板21には、上下方向に上板21を貫通する円形状の軸穴が形成されている。
また、上板21の前部には表示装置124と入力装置25とが形成されており、表示装置124に「水分率」等が表示されるとともに、入力装置25を用いて測定モード等が設定されるようになっている。
荷重検出センサ10は、直方体形状のアルミニウム合金製のブロック体であり、ロバーバル機構と、第一レバーと、第二レバーと、ロバーバル機構と第一レバーと第二レバーとを連結する連結部材とが、前後方向に貫通する孔やスリット等を設けることによって形成されている。
ロバーバル機構は、ケース20に取付部材を介して固定される固定柱と、金属製の円柱形状の連結軸が結合される可動柱と、両端部に可撓部(ヒンジ部)を有する2本の梁とから構成される。そして、可動柱と固定柱とを、互いに平行な2本の梁によって連結した構造となっている。
第二レバーの他端部には、持出部材の基端部がネジ等によって固定される。これにより、試料の荷重は、可動柱と連結部材と第一レバーと連結部材と第二レバーとを介して、持出部材の先端部を傾動させるようになっている。このような持出部材の先端部の変位は、ケース20に固定された変位センサによって検出される。また、持出部材の先端部には、電磁力発生装置のフォースコイルが固着されている。これにより、電磁力発生装置のフォースコイルに流される電流の大きさは、変位センサからの検出信号に基づいて、持出部材の先端部の変位が0となるようにサーボ機構によって制御される。
なお、連結軸の下端部が、荷重検出センサ10の可動柱の上面に結合されているとともに、連結軸の上端部に試料皿40が測定者によって取り付け取り外し可能となっている。
そして、荷重検出センサ10は、ケース20の内部空間に配置されるとともに、連結軸は、ケース20の内側から軸穴を通って風防22の中央に配置されている。
ケース70は、円形の上板と上板の周縁部から下方に伸びた円筒状の側壁とを有し、上板の下面にはハロゲンヒータ60が取り付けられている。
そして、側壁の一部の下部とケース20の上板21の後側とを軸として、ケース70が回動可能に取り付けられている。このとき、ケース70が閉じられた際には、ケース70が風防22を覆うようになり、一方、ケース70が開けられた際には、ケース70の上板は、ケース20の上板21と垂直となるようになっている。
制御部180は、CPU181とメモリ82とを備え、さらに入力装置25と表示装置124とが連結されている。CPU181が処理する機能をブロック化して説明すると、ハロゲンヒータ60を制御する加熱体制御部81aと、変位センサからの検出信号に基づいて持出部材の先端部の変位が0となるようにサーボ機構を制御する測定部81bと、表示装置124に「水分率」等を表示する主表示制御部181cと、表示装置124に「測定モード」に関する情報(後述する)等を表示する副表示制御部181dとを有する。
なお、「水分率」とは、試料の初期重量をWとし、試料の現在重量をDとし、M=W−Dとすると、D/WやM/WやW/Dで表され、試料の種類や測定内容に対応して適宜、選択されることになっている。
このような電子水分計101では、試料の種類や測定内容に対応して適切な内容に予め設定された複数の「測定モード」の内から適切な一つの「測定モード」を選択して設定することが可能となっている。例えば、「測定モード」として、「自動停止モード」と「時間停止モード」と「急速乾燥モード」と「緩速乾燥モード」と「ステップ乾燥モード」との5種類の「測定モード」を設定することが可能となっている。
「自動停止モード」では、30秒間の水分変化量が設定した閾値以下になると、測定を終了する。「時間停止モード」では、設定した時間に達すると、測定を終了する。「急速乾燥モード」では、30秒間の水分変化量が設定した閾値以下になるまで、急速乾燥温度で乾燥を行い、その後は設定した乾燥温度で乾燥を行う。「緩速乾燥モード」では、通常の測定より緩やかに乾燥温度を上昇させる。「ステップ乾燥モード」では、複数のステップから構成され、ステップ毎に乾燥温度と測定時間(若しくは乾燥終了時間)とを設定する。
ここで、電子水分計101で「測定モード」を選択して設定して、設定した「測定モード」を実行する使用方法について説明する。
まず、測定者は、入力装置25を用いて一つの「測定モード」を選択して設定する。例えば、「ステップ乾燥モード」を選択して設定する。次に、「ステップ乾燥モード」を設定した場合には、さらに入力装置25を用いて各ステップ毎に乾燥温度と測定時間とを設定する。例えば、「80℃、10分のステップ1→100℃、5分のステップ2→105℃、15分のステップ3」を設定する。
図8(a)は、設定中に表示装置124に表示される画像を示す図である。右上には設定中のステップである「MODE STP 2」が点灯表示されており、右中にはステップ2に設定した測定時間である「20min」が点灯表示されており、右下にはステップ2に現在設定しようとしている乾燥温度である「TEMP 100℃」が点滅表示されている。これにより、測定者は、図8(a)に示すような画像を見ながら、入力装置25を用いて各ステップ毎に乾燥温度と測定時間とを設定する。
そして、加熱体制御部81aは、「ステップ乾燥モード」において全ステップに乾燥温度と測定時間とが設定されると、「ステップ乾燥モード」に基づいてハロゲンヒータ60を制御する。例えば、「80℃、10分のステップ1→100℃、5分のステップ2→105℃、15分のステップ3」を実行する。
図8(b)は、実行中に表示装置124に表示される画像の一例である。右上には実行中のステップである「MODE STP 2」が点灯表示されており、右下にはステップ2に設定した乾燥温度である「TEMP 100℃」が点灯表示され、中上には現在の温度である「20℃」が点灯表示され、左上には実行中であることを示すイラスト画像が点灯表示され、中央領域には水分率M/Wが「0.00%」であることが表示されている。これにより、測定者は、図8(b)に示すような画像を見ながら、100℃、5分のステップ2が現在実行されようとしていることを認識する。
特開2003−302324号公報
しかしながら、電子水分計101では、「ステップ乾燥モード」を設定する際に、図8(a)に示すように「MODE STP 2」と「20min」と「TEMP 100℃」とが表示されているだけなので、「ステップ乾燥モード」全体におけるどの部分を設定しているのかを直感的に理解することが困難であった。
また、「ステップ乾燥モード」を実行する際に、図8(b)に示すように「MODE STP 2」と「TEMP 100℃」と「20℃」とが表示されているだけなので、「ステップ乾燥モード」全体におけるどの部分を現在実行しているのかを直感的に理解することが困難であった。
そこで、本発明は、「測定モード」全体におけるどの部分を設定しているのかを直感的に理解することができる水分計を提供することを目的とする。また、本発明は、「測定モード」全体におけるどの部分を実行しているのかを直感的に理解することができる水分計を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の水分計は、荷重を検出する荷重検出部と試料が載置される試料皿とを有する天秤本体部と、加熱体が取り付けられた天秤蓋部と、表示装置と、入力装置と、前記加熱体、前記荷重検出部、前記表示装置及び前記入力装置を制御する制御部とを備え、複数のステップから構成された測定モードを設定することが可能な水分計であって、前記測定モードにおいて、前記入力装置によって、各ステップ毎に乾燥温度及び/又は測定時間が設定されるようになっており、前記制御部は、各ステップ毎に乾燥温度及び/又は測定時間が設定される際には、全測定時間と温度との関係を示すグラフを前記表示装置に表示し、設定中のステップに対応するグラフの部分を点滅するか若しくは変色するようにしている。
本発明の水分計によれば、制御部は、各ステップ毎に乾燥温度や測定時間が設定される際には、全測定時間と温度との関係を示すグラフを表示装置に表示する。そして、設定中のステップに対応するグラフの部分を点滅したり変色させたりする。
以上のように、本発明の水分計によれば、グラフを観察しながら設定することができるので、「測定モード」全体におけるどの部分を設定しているのかを直感的に理解することができる。
(他の課題を解決するための手段および効果)
また、本発明の水分計は、荷重を検出する荷重検出部と試料が載置される試料皿とを有する天秤本体部と、加熱体が取り付けられた天秤蓋部と、表示装置と、入力装置と、前記加熱体、前記荷重検出部、前記表示装置及び前記入力装置を制御する制御部とを備え、複数のステップから構成された測定モードを設定することが可能な水分計であって、前記測定モードにおいて、前記入力装置によって、各ステップ毎に乾燥温度及び/又は測定時間が設定されるようになっており、前記制御部は、前記測定モードにおいて全ステップに乾燥温度及び/又は測定時間が設定されると、前記測定モードに基づいて前記加熱体を制御するとともに、全測定時間と温度との関係を示すグラフを前記表示装置に表示し、実行中のステップに対応するグラフの部分を点滅させるか若しくは変色させるようにしてもよい。
以上のように、本発明の水分計によれば、実行中にグラフを観察することができるので、「測定モード」全体におけるどの部分を実行しているのかを直感的に理解することができる。
また、上記発明の水分計において、複数の測定モードの内から一つの測定モードを選択して設定することが可能となっており、各測定モード毎に対応するグラフを前記表示装置に表示するようにしてもよい。
本発明の水分計によれば、各測定モード毎に対応するグラフが表示装置に表示されるので、「測定モード」全体を直感的に理解することができる。
本発明に係る電子水分計の構成を示す斜視図。 図1に示す電子水分計の構成の一例を示すブロック図。 グラフ表示制御部によって表示装置に表示される模式グラフ。 図3(e)に示す模式グラフの拡大図。 表示装置に表示される画像の一例を示す図。 従来の電子水分計の構成を示す斜視図。 図6に示す電子水分計の構成の一例を示すブロック図。 表示装置に表示される画像の一例を示す図。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明は、以下に説明するような実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様が含まれる。
図1は、本発明に係る電子水分計の構成を示す斜視図である。なお、図1は、蓋を開けた状態の電子水分計である。また、図2は、図1に示す電子水分計の構成の一例を示すブロック図である。
電子水分計1は、荷重を検出する荷重検出センサ(荷重検出部)10が収容されるケース(本体筐体)20と制御部80とを有する天秤本体部50と、荷重検出センサ10に取り付けられ試料が載置される試料皿40と、直管型のハロゲンヒータ(加熱体)60とケース(蓋筐体)70とを有する天秤蓋部90とを備える。
制御部80は、CPU81とメモリ82とを備え、さらに入力装置25と表示装置24とが連結されている。CPU81が処理する機能をブロック化して説明すると、ハロゲンヒータ60を制御する加熱体制御部81aと、変位センサからの検出信号に基づいて持出部材の先端部の変位が0となるようにサーボ機構を制御する測定部81bと、表示装置24に「水分率」等を表示する主表示制御部81cと、表示装置24に「測定モード」に関する情報(後述する)等を表示するグラフ表示制御部81dとを有する。
グラフ表示制御部81dは、表示装置24の左部領域に模式グラフ(「測定モード」に関する情報)を表示する制御を行う。
具体的には、入力装置25を用いて一つの「測定モード」が選択されて設定されたときには、各測定モード毎に対応する模式グラフを表示装置24の左部領域に表示する。図3は、グラフ表示制御部81dによって表示装置24に表示される模式グラフである。
「自動停止モード」では、図3(a)に示すように、左下部から左中部まで垂直となり、その後、左中部から右中部まで水平に伸びる「模式グラフ」が表示されるとともに、右下部に「AUTO」が表示される。「時間停止モード」では、図3(b)に示すように、左下部から左中部まで垂直となり、その後、左中部から右中部まで水平に伸びる「模式グラフ」が表示される。「急速乾燥モード」では、図3(c)に示すように、左下部から左上部まで垂直となり、左上部から中上部まで水平に伸び、中上部から中央部まで垂直となり、その後、中央部から右中部まで水平に伸びる「模式グラフ」が表示される。「緩速乾燥モード」では、図3(d)に示すように、左下部から中央部まで斜めに伸び、その後、中央部から右中部まで水平に伸びる「模式グラフ」が表示される。「ステップ乾燥モード」では、図3(e)に示すように、左下部から右上部に向かって3段階の階段状である「模式グラフ」が表示される。なお、図4は、図3(e)に示す模式グラフの拡大図である。
ここで、電子水分計1で「測定モード」を選択して設定して、設定した「測定モード」を実行する使用方法について説明する。
(1)「ステップ乾燥モード」
まず、測定者は、入力装置25を用いて「ステップ乾燥モード」を選択して設定する。このとき、グラフ表示制御部81dは、図4に示す模式グラフ29を左部領域に表示する。なお、図5(a)は、設定中に表示装置24に表示される画像の一例を示す図である。
そして、グラフ表示制御部81dは、図4に示す模式グラフ29の1段目の水平部分29b(ステップ1に対応する部分)を点滅表示する。これにより、測定者は、「ステップ乾燥モード」全体におけるステップ1に対応する部分を設定していることを直感的に理解することができ、入力装置25を用いて乾燥温度と測定時間とを順番に設定する。例えば、図5(a)に示すように、中央領域に数値画像を表示して「80℃、10分のステップ1」を設定する。
次に、グラフ表示制御部81dは、図4に示す模式グラフ29の2段目の水平部分29d(ステップ2に対応する部分)を点滅表示する。これにより、測定者は、「ステップ乾燥モード」全体におけるステップ2に対応する部分を設定していることを直感的に理解することができ、入力装置25を用いて乾燥温度と測定時間とを順番に設定する。例えば、「100℃、5分のステップ2」を設定する。
最後に、グラフ表示制御部81dは、図4に示す模式グラフ29の3段目の水平部分29f(ステップ3に対応する部分)を点滅表示する。これにより、測定者は、「ステップ乾燥モード」全体におけるステップ3に対応する部分を設定していることを直感的に理解することができ、入力装置25を用いて乾燥温度と測定時間とを順番に設定する。例えば、「105℃、15分のステップ3」を設定する。
「ステップ乾燥モード」において全ステップに乾燥温度と測定時間とが設定されると、加熱体制御部81aは、ハロゲンヒータ60を制御する。このとき、グラフ表示制御部81dは、図4に示す模式グラフ29を左部領域に表示する。なお、図5(b)は、実行中に表示装置24に表示される画像の一例である。図5(b)では、主表示制御部81cによって、中央領域には水分率M/Wが点灯表示され、右側領域には実行中であることを示すイラスト画像が点灯表示されている。
グラフ表示制御部81dは、図5(b)に示すように、80℃になるまでは、図4に示す模式グラフ29の1段目の垂直部分29aを点滅表示する。これにより、測定者は、「ステップ乾燥モード」全体におけるステップ1に対応する部分を準備していることを直感的に理解することができ、その部分で水分率M/Wが「1.26%」であることを認識する。
80℃になると、グラフ表示制御部81dは、図4に示す模式グラフ29の1段目の水平部分29bをステップ1の測定時間が10分になるまで点滅表示する。これにより、測定者は、「ステップ乾燥モード」全体におけるステップ1に対応する部分を実行していることを直感的に理解することができる。
次に、グラフ表示制御部81dは、100℃になるまでは、図4に示す模式グラフ29の2段目の垂直部分29cを点滅表示する。これにより、測定者は、「ステップ乾燥モード」全体におけるステップ2に対応する部分を準備していることを直感的に理解することができる。
100℃になると、グラフ表示制御部81dは、図4に示す模式グラフ29の2段目の水平部分29dをステップ2の測定時間が5分になるまで点滅表示する。これにより、測定者は、「ステップ乾燥モード」全体におけるステップ2に対応する部分を実行していることを直感的に理解することができる。
次に、グラフ表示制御部81dは、105℃になるまでは、図4に示す模式グラフ29の3段目の垂直部分29eを点滅表示する。これにより、測定者は、「ステップ乾燥モード」全体におけるステップ3に対応する部分を準備していることを直感的に理解することができる。
105℃になると、グラフ表示制御部81dは、図4に示す模式グラフ29の3段目の水平部分29fをステップ3の測定時間が15分になるまで点滅表示する。これにより、測定者は、「ステップ乾燥モード」全体におけるステップ3に対応する部分を実行していることを直感的に理解することができる。
(2)「自動停止モード」
まず、測定者は、入力装置25を用いて「自動停止モード」を選択して設定する。このとき、グラフ表示制御部81dは、図3(a)に示す模式グラフを左部領域に表示する。
そして、グラフ表示制御部81dは、図3(a)に示す模式グラフの水平部分を点滅表示する。これにより、測定者は、入力装置25を用いて30秒間の水分変化量である閾値と乾燥温度とを順番に設定する。例えば、「10%、100℃」を設定する。
「自動停止モード」において閾値と乾燥温度とが設定されると、加熱体制御部81aは、ハロゲンヒータ60を制御する。このとき、グラフ表示制御部81dは、図3(a)に示す模式グラフを左部領域に表示する。
まず、グラフ表示制御部81dは、100℃になるまでは、図3(a)に示す模式グラフの垂直部分を点滅表示する。これにより、測定者は、「自動停止モード」全体におけるどの部分を実行しているのかを直感的に理解することができる。
100℃になると、グラフ表示制御部81dは、図3(a)に示す模式グラフの水平部分を点滅表示する。これにより、測定者は、「自動停止モード」全体におけるどの部分を実行しているのかを直感的に理解することができる。
その後、加熱体制御部81aは、30秒間の水分変化量が設定した閾値以下になったと判定すると、測定を終了する。
(3)「時間停止モード」
まず、測定者は、入力装置25を用いて「時間停止モード」を選択して設定する。このとき、グラフ表示制御部81dは、図3(b)に示す模式グラフを左部領域に表示する。
そして、グラフ表示制御部81dは、図3(b)に示す模式グラフの水平部分を点滅表示する。これにより、測定者は、入力装置25を用いて乾燥温度と測定時間とを順番に設定する。例えば、「100℃、100min」を設定する。
「時間停止モード」において乾燥温度と測定時間とが設定されると、加熱体制御部81aは、ハロゲンヒータ60を制御する。このとき、グラフ表示制御部81dは、図3(b)に示す模式グラフを左部領域に表示する。
グラフ表示制御部81dは、100℃になるまでは、図3(b)に示す模式グラフの垂直部分を点滅表示する。これにより、測定者は、「時間停止モード」全体におけるどの部分を実行しているのかを直感的に理解することができる。
100℃になると、グラフ表示制御部81dは、図3(b)に示す模式グラフの水平部分を点滅表示する。これにより、測定者は、「時間停止モード」全体におけるどの部分を実行しているのかを直感的に理解することができる。
その後、加熱体制御部81aは、測定終了時間になったと判定すると、測定を終了する。
(4)「急速乾燥モード」
まず、測定者は、入力装置25を用いて「急速乾燥モード」を選択して設定する。このとき、グラフ表示制御部81dは、図3(c)に示す模式グラフを左部領域に表示する。
そして、グラフ表示制御部81dは、図3(c)に示す模式グラフの1段目の水平部分を点滅表示する。これにより、測定者は、「急速乾燥モード」全体におけるどの部分を設定しているのかを直感的に理解することができ、入力装置25を用いて30秒間の水分変化量である閾値と乾燥温度とを順番に設定する。例えば、「10%、100℃」を設定する。
「急速乾燥モード」において閾値と乾燥温度とが設定されると、加熱体制御部81aは、ハロゲンヒータ60を制御する。このとき、グラフ表示制御部81dは、図3(c)に示す模式グラフを左部領域に表示する。
グラフ表示制御部81dは、最高温度になるまでは、図3(c)に示す模式グラフの垂直部分を点滅表示する。これにより、測定者は、「急速乾燥止モード」全体におけるどの部分を実行しているのかを直感的に理解することができる。
最高温度になると、グラフ表示制御部81dは、30秒間の水分変化量である閾値以下になるまでは、図3(c)に示す模式グラフの1段目の水平部分を点滅表示する。これにより、測定者は、「急速乾燥モード」全体におけるどの部分を実行しているのかを直感的に理解することができる。
30秒間の水分変化量である閾値以下になり、100℃になるまでは、グラフ表示制御部81dは、図3(c)に示す模式グラフの2段目の垂直部分を点滅表示する。これにより、測定者は、「急速乾燥モード」全体におけるどの部分を実行しているのかを直感的に理解することができる。
100℃になると、グラフ表示制御部81dは、図3(c)に示す模式グラフの2段目の水平部分を点滅表示する。これにより、測定者は、「急速乾燥モード」全体におけるどの部分を実行しているのかを直感的に理解することができる。
(5)「緩速乾燥モード」
まず、測定者は、入力装置25を用いて「緩速乾燥モード」を選択して設定する。このとき、グラフ表示制御部81dは、図3(d)に示す模式グラフを左部領域に表示する。
そして、グラフ表示制御部81dは、図3(d)に示す模式グラフの水平部分を点滅表示する。これにより、測定者は、入力装置25を用いて乾燥温度を設定する。例えば、「100℃」を設定する。
「緩速乾燥モード」において乾燥温度が設定されると、加熱体制御部81aは、ハロゲンヒータ60を制御する。
まず、グラフ表示制御部81dは、100℃になるまでは、図3(d)に示す模式グラフの斜め部分を点滅表示する。これにより、測定者は、「緩速乾燥モード」全体におけるどの部分を実行しているのかを直感的に理解することができる。
100℃になると、グラフ表示制御部81dは、図3(d)に示すグラフの水平部分を点滅表示する。これにより、測定者は、「緩速乾燥モード」全体におけるどの部分を実行しているのかを直感的に理解することができる。
以上のように、本発明の電子水分計1によれば、測定者は「測定モード」全体におけるどの部分を設定しているのかを直感的に理解することができる。また、測定者は「測定モード」全体におけるどの部分を実行しているのかを直感的に理解することができる。
<他の実施形態>
(1)上述した電子水分計1において、対応するグラフの部分を点滅するような構成を示したが、対応するグラフの部分を変色(輝度を変更)するような構成としてもよい。
(2)上述した電子水分計1において、グラフ表示制御部81dは、模式グラフを表示するような構成を示したが、詳細なグラフを表示するような構成としてもよい。
本発明は、電子水分計等に好適に利用できる。
1 電子水分計
10 荷重検出センサ
24 表示装置
25 入力装置
29 模式グラフ
40 試料皿
50 天秤本体部
60 ハロゲンヒータ(加熱体)
80 制御部

Claims (3)

  1. 荷重を検出する荷重検出部と試料が載置される試料皿とを有する天秤本体部と、
    加熱体が取り付けられた天秤蓋部と、
    表示装置と、
    入力装置と、
    前記加熱体、前記荷重検出部、前記表示装置及び前記入力装置を制御する制御部とを備え、
    複数のステップから構成された測定モードを設定することが可能な水分計であって、
    前記測定モードにおいて、前記入力装置によって、各ステップ毎に乾燥温度及び/又は測定時間が設定されるようになっており、
    前記制御部は、各ステップ毎に乾燥温度及び/又は測定時間が設定される際には、全測定時間と温度との関係を示すグラフを前記表示装置に表示し、設定中のステップに対応するグラフの部分を点滅させるか若しくは変色させることを特徴とする水分計。
  2. 荷重を検出する荷重検出部と試料が載置される試料皿とを有する天秤本体部と、
    加熱体が取り付けられた天秤蓋部と、
    表示装置と、
    入力装置と、
    前記加熱体、前記荷重検出部、前記表示装置及び前記入力装置を制御する制御部とを備え、
    複数のステップから構成された測定モードを設定することが可能な水分計であって、
    前記測定モードにおいて、前記入力装置によって、各ステップ毎に乾燥温度及び/又は測定時間が設定されるようになっており、
    前記制御部は、前記測定モードにおいて全ステップに乾燥温度及び/又は測定時間が設定されると、前記測定モードに基づいて前記加熱体を制御するとともに、
    全測定時間と温度との関係を示すグラフを前記表示装置に表示し、実行中のステップに対応するグラフの部分を点滅させるか若しくは変色させることを特徴とする水分計。
  3. 複数の測定モードの内から一つの測定モードを選択して設定することが可能となっており、
    各測定モード毎に対応するグラフを前記表示装置に表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の水分計。
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