JP2012137085A - 圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸入抵抗の大幅な低減を実現できる圧縮機を提供する。
【解決手段】圧縮機において、吸入リード弁25aは、弁板27に固定される固定部251と、固定部251から長手方向に延び、弁板25からリフト可能な根元部252と、根元部252から長手方向の先端側D1に延び、吸入ポート23aを開閉する弁部253とからなる。吸入ポート23aは、長手方向と直交する幅方向に延在する。根元部252の幅Wは、吸入ポート23aの幅方向の長さLよりも長い。弁部253は、吸入ポート23aと対向する開閉部213と、開閉部213から幅方向の両端に突設された一対のストッパ211、212とを有する。ストッパ211、212から根元部252へは、幅方向の両側端縁252a、252bが吸入ポート23aに漸次接近するように連なっている。シリンダブロック1には両ストッパ211、212が当て止まる一対のリテーナ111、112が凹設されている。
【選択図】図2

Description

本発明は圧縮機に関する。
特許文献1に従来の圧縮機が開示されている。この圧縮機では、冷媒を圧縮する圧縮室と、冷媒を圧縮室に吸入させる吸入室とがハウジングに形成されている。圧縮室と吸入室との間には、弁板が設けられている。弁板には、圧縮室と吸入室とを連通可能な吸入ポートが貫設されている。吸入ポートは吸入リード弁によって開閉されるようになっている。吸入リード弁は弾性変形可能である。
吸入リード弁は、弁板に固定される固定部と、固定部から長手方向に延び、弁板からリフト可能な根元部と、根元部から長手方向の先端側に延び、吸入ポートを開閉する弁部とからなる。弁板は、吸入室側に位置し、固定部が固定される固定面を有している。
一般的な圧縮機では吸入ポートが丸穴であるが、この圧縮機では、吸入ポートが長手方向の先端側に膨らみつつ、先端側と直交する幅方向に延びる略円弧形状の長穴とされている。
弁部は、吸入ポートと対向する開閉部と、開閉部から先端側に突設された1個のメインストッパと、開閉部から幅方向の両端に突設された一対のサイドストッパとを有している。
ハウジングには、メインストッパ及び両サイドストッパがそれぞれ当て止まる3個のリテーナが凹設されている。
上記構成である従来の圧縮機では、弁部が吸入ポートを開く際、まずメインストッパがリテーナに当て止まって、その変位が規制される。次に、両サイドストッパがリテーナに当て止まって、それらの変位が規制される。その結果、弁部が吸入ポートを開いた状態で保持され、冷媒が吸入ポートを通過して圧縮室に流入する。この際、この圧縮機は、メインストッパ及び両サイドストッパにより、吸入リード弁に大きな捩じり荷重がかかることを抑制して、吸入リード弁の振動の防止を図っている。
特開2001−193650号公報
ところで、圧縮機に対しては、圧縮効率の向上のため、吸入抵抗の大幅な低減が求められている。この点、上記従来の圧縮機では、弁部が吸入ポートを開く際、吸入ポートを通過する冷媒がメインストッパに衝突して、冷媒の圧縮室への流入が阻害されてしまうので、吸入抵抗の大幅な低減が難しい。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、吸入抵抗の大幅な低減を実現できる圧縮機を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の圧縮機は、冷媒を圧縮する圧縮室と、前記冷媒を前記圧縮室に吸入させる吸入室とがハウジングに形成され、前記圧縮室と前記吸入室との間に弁板が設けられ、前記弁板には前記圧縮室と前記吸入室とを連通可能な吸入ポートが貫設され、前記吸入ポートは吸入リード弁によって開閉され、
該吸入リード弁は弾性変形可能であり、
該吸入リード弁は、前記弁板に固定される固定部と、前記固定部から長手方向に延び、該弁板からリフト可能な根元部と、該根元部から該長手方向の先端側に延び、該吸入ポートを開閉する弁部とからなり、
該弁板は、該吸入室側に位置し、該固定部が固定される固定面を有する圧縮機において、
前記吸入ポートは、前記長手方向と直交する幅方向に延在し、
前記根元部の幅は、前記吸入ポートの前記幅方向の長さよりも長く、
前記弁部は、前記吸入ポートと対向する開閉部と、前記開閉部から前記幅方向の両端に突設された一対のストッパとを有し、
前記ストッパから前記根元部へは、前記幅方向の両側端縁が前記吸入ポートに漸次接近するように連なっており、
前記ハウジングには両前記ストッパが当て止まる一対のリテーナが凹設されていることを特徴とする(請求項1)。
本発明の圧縮機では、吸入ポートが長手方向と直交する幅方向に延在する。具体例としては、楕円形状や長穴形状の吸入ポートが挙げられる。このため、一般的な圧縮機における丸穴の吸入ポートと比較して、吸入面積を大きくし易いので、吸入ポートを冷媒が通過し易くなる。
また、幅方向に延在する吸入ポートの開口面積を丸穴の吸入ポートの開口面積と等しくした場合、一般的な圧縮機と比較して、吸入ポートの位置を長手方向の先端側にずらすことができる。この場合、長手方向の先端側とは逆方向である内周側の設計、例えば、吐出リード弁及び吐出ポート等の位置や形状等の自由度が増す。また、この場合、吸入ポートを開閉する弁部も長手方向の先端側にずれることとなり、根元部の長さ、言い換えれば、弁部と固定部との間のアーム長を長くできる。このため、この圧縮機では、同じ体格であっても、吸入リード弁の撓みに対する弁部の変位を大きくできる。このため、圧縮室の圧力が吸入室の圧力より上昇すれば、開閉部が吸入ポートを迅速に閉鎖できる。その一方、圧縮室の圧力が吸入室の圧力より低下すれば、開閉部が吸入ポートを迅速に開放できる。その結果、吸入ポートを冷媒が通過し易くなる。
さらに、丸穴の吸入ポートの場合、その吸入ポートを開閉する弁部において、長手方向の先端側の端縁が円弧状となって圧縮室の周縁に沿い易いため、弁部の先端側の端縁と圧縮室の周縁との間に、冷媒が通過可能な空きスペースが形成され難い。これに対して、長手方向と直交する幅方向に延在する吸入ポートの場合、その吸入ポートを開閉する弁部において、長手方向の先端側の端縁が略直線状に延びて圧縮室の周縁に沿い難いため、弁部の先端側の端縁と圧縮室の周縁との間に、冷媒が通過可能な空きスペースを大きく形成できる。その結果、その空きスペースを介して、吸入ポートを通過した冷媒が圧縮室に流入し易くなる。
また、丸穴の吸入ポートの場合、液圧縮(高圧)が発生すると、その吸入ポートを開閉する弁部の中央付近が膨らんでしまう。これに対して、長手方向と直交する幅方向に延在する吸入ポートの場合、その吸入ポートを開閉する弁部の長手方向の長さを短くできるので、弁部の変形を抑制できる。
また、この圧縮機では、根元部の幅が吸入ポートの幅方向の長さよりも長くされている。このため、吸入ポートと対向する開閉部を確実に支持できる。
さらに、この圧縮機では、弁部が吸入ポートを開き始めると、幅方向の両端に突設された一対のストッパがそれぞれリテーナに当て止まって、それらの変位が規制され、弁部が吸入ポートを開いた状態で保持される。ここで、弁部は、上記従来技術におけるメインストッパのような、開閉部から長手方向の先端側に突設されるストッパを有してはいない。これにより、吸入ポートを通過した冷媒は、弁部の先端側の端縁と圧縮室の周縁との間を通過する際、ストッパに遮られることがない。また、ストッパから根元部へは、幅方向の両側端縁が吸入ポートに漸次接近するように連なっているので、一方の側端縁と圧縮室の周縁との間、及び他方の側端縁と圧縮室の周縁との間に、冷媒が通過可能な空きスペースを大きく形成できる。このため、吸入ポートを通過した冷媒は、両側端縁に遮られ難い。すなわち、吸入ポートを通過した冷媒は開閉部の近傍で、主に、長手方向の先端側と幅の両端方向の3方向に分岐して圧縮室に導かれる。その結果、冷媒の圧縮室への流入が促進される。
したがって、本発明の圧縮機は、吸入抵抗を大幅に低減できる。
弁板には、固定面から凹設され、吸入ポートの全周を囲う環状の凹溝と、凹溝の内側で固定面と面一をなし、吸入ポート回りで開閉部と環状に当接可能なシール面とが形成されていることが好ましい(請求項2)。
この場合、凹溝の成形によってシール面が形成される。凹溝は、開閉部を自己の底面から離反させ、差圧によって開閉部を開き易くする。シール面は閉弁時に開閉部と環状に当接し、圧縮室から吸入ポートを介した吸入室への冷媒の漏れを防止する。
凹溝は、両側端縁を自己の底面から離反させていることが好ましい(請求項3)。両側端縁が凹溝の底面から離反すれば、差圧によって開閉部がより開き易くなる。
凹溝は、両ストッパを自己の底面から離反させていることが好ましい(請求項4)。両ストッパが凹溝の底面から離反すれば、差圧によって開閉部がより開き易くなる。また、圧縮機が吸入脈動を生じ難い。
弁板には、固定面と面一をなし、開閉部の中央領域と当接可能な支持面が形成されていることが好ましい(請求項5)。
この場合、吸入リード弁が閉じ、開閉部の中央領域が慣性力や圧力差によって弁板側に移動しようとしても、弁板に固定面と面一をなす支持面が形成され、支持面が開閉部の中央領域と当接する。このため、開閉部の中央領域が吸入ポート内に大きく撓んでしまうようなこともない。このため、弁部に疲労破壊を生じ難い。また、圧縮機が吸入脈動を生じ難い。開閉部の中央領域とは、開閉部のうち、弁板のシール面と当接する部分よりも内側の部分である。
弁板には、吸入ポートを二分するように延びる延在部が形成され得る。延在部に支持面が形成されていることが好ましい(請求項6)。
この場合、弁板に支持面を形成し易い。延在部は、必ずしも吸入ポートを二分していなくてもよく、吸入ポートを二分するように延びていればよい。延在部が延びる方向は、吸入ポートの中心に向かっている場合に限られず、吸入ポートの中心から吸入ポートのいずれかの縁にずれていてもよい。
延在部は、根元部側のみから長手方向に延びていることが好ましい(請求項7)。この場合、吸入リード弁が根元部で弁板からリフトして弁部が吸入ポートを開いた瞬間、冷媒が延在部に邪魔されず、吸入ポートにおける長手方向の先端側から圧縮室に吸入され易い。このため、吸入抵抗が小さく、より確実に動力損失を低減することができる。
延在部における弁部側の面には、閉弁時に吸入ポートと連通する連通溝が凹設されていることが好ましい(請求項8)。この場合、弁部の裏面に密着力が作用し難く、逆に吸入ポート内の圧力が弁部の裏面に作用することから、吸入抵抗をより低減することが可能となり、より確実に動力損失を低減することができる。
吸入ポートは抜き加工によって形成され、凹溝及び連通溝は潰し加工によって形成されていることが好ましい(請求項9)。パンチによって弁板のワークに対して抜き加工及び潰し加工を行えば、切削加工を行うよりも製造コストの低廉化を実現できる。吸入ポートを抜き加工するパンチと、凹溝又は連通溝を潰し加工するパンチとは、ワークに対して逆方向から変位するようにすることが好ましい。
延在部における弁部側の面には、閉弁時に吐出ポートと連通しない凹部が凹設されていることも好ましい(請求項10)。この場合、弁部の裏面に密着力が作用し難く、吸入抵抗をより低減することが可能となり、より確実に動力損失を低減することができる。
吸入ポートは抜き加工によって形成され、凹溝及び凹部は潰し加工によって形成されていることが好ましい(請求項11)。パンチによって弁板のワークに対して抜き加工及び潰し加工を行えば、切削加工を行うよりも製造コストの低廉化を実現できる。吸入ポートを抜き加工するパンチと、凹溝又は凹部を潰し加工するパンチとは、ワークに対して逆方向から変位するようにすることが好ましい。
ストッパはリテーナと面当たりするように形成されていることが好ましい(請求項12)。この場合、ストッパ及びリテーナが損傷し難く、優れた耐久性を発揮する。
一方のリテーナと他方のリテーナとは深さが相違することが好ましい(請求項13)。
一般的な圧縮機では、根元部及び弁部と弁板との間に介在する油膜シールにより、それらの間に密着力が作用する。このため、弁部が吸入ポートを開き始める際、圧縮室と吸入室との圧力差がその密着力よりも大きくなるまで、弁部の吸入ポートに対する開き遅れが生じる。その後、根元部及び弁部は、その大きな圧力差によって付勢され、急激に弁板から離反し始める。そして、急激に変位した根元部及び弁部は、その反動により大きな振幅で振動する。その結果、一般的な圧縮機では、吸入脈動が生じ易い。
この点、一方のリテーナと他方のリテーナとは深さが相違することにより、弁部が吸入ポートを開き始めると、まず、一方のストッパが一方のリテーナに当て止まって、その変位が規制される。次に、他方のストッパが他方のリテーナに当て止まって、その変位が規制される。その結果、弁部が先端側周りに捩れて、弁板に対して傾斜した状態で保持され、吸入ポートを開く。この際、一方のストッパが一方のリテーナに当て止まることにより、根元部及び弁部が弁板から離反し始める際の急激な動きが低減される。そして、根元部及び弁部がさらに弁板から離反する際、当接し合う一方のストッパ及びリテーナ間に摩擦抵抗が生じ、根元部及び弁部の振動が効果的に規制される。このため、根元部及び弁部の振幅が小さくなる。その結果、この圧縮機は、吸入脈動を低減できる。
本発明の圧縮機は、吸入抵抗の大幅な低減を実現できる。
実施例1の圧縮機の縦断面図である。 実施例1の圧縮機に係り、弁板と、複数の吸入リード弁が形成された吸入弁板とを抜き出して示す平面図である。 実施例1の圧縮機に係り、弁板及び吸入リード弁の要部拡大図である。図Aは吸入リード弁等の平面図、図Bは図AのB−B矢視断面図、図Cは図AのC−C矢視断面図である。 実施例1の圧縮機に係り、図2の要部拡大平面図である。 実施例1の圧縮機に係り、弁板の製造工程を示す模式断面図である。 実施例1の圧縮機に係り、吸入リード弁が吸入ポートを開放した状態を示す要部拡大断面図である(図4のVI−VI断面を示す。)。 実施例1の圧縮機に係り、吸入リード弁が吸入ポートを開放した状態を示す要部拡大断面図である(図4のVII−VII断面を示す。)。 実施例1の圧縮機に係り、吸入リード弁が吸入ポートを開放した状態を示す要部拡大断面図である(図4のVIII−VIII断面を示す。)。 実施例2の圧縮機に係り、弁板及び吸入リード弁の要部拡大平面図である。 実施例3の圧縮機に係り、弁板及び吸入リード弁の要部拡大図である。図Aは吸入リード弁等の平面図、図Bは図AのB−B矢視断面図、図Cは図AのC−C矢視断面図である。 実施例2の圧縮機に係り、弁板の製造工程を示す模式断面図である。 実施例4の圧縮機に係り、弁板及び吸入リード弁の要部拡大平面図である。 実施例5の圧縮機に係り、弁板及び吸入リード弁の要部拡大平面図である。 実施例6の圧縮機に係り、弁板及び吸入リード弁の要部拡大平面図である。 実施例7の圧縮機に係り、弁板及び吸入リード弁の要部拡大平面図である。 実施例8の圧縮機に係り、弁板及び吸入リード弁の要部拡大平面図である。 実施例9の圧縮機に係り、弁板及び吸入リード弁の要部拡大平面図である。 実施例10の圧縮機に係り、弁板及び吸入リード弁の要部拡大平面図である。 実施例10の圧縮機に係り、要部拡大縦断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例1〜10を図面を参照しつつ説明する。なお、図1において、紙面左側を前側と規定し、紙面右側を後側と規定して、前後方向を表示する。また、各図に表示する前後方向は、全て図1に対応させている。
(実施例1)
実施例1の圧縮機は容量可変型斜板式圧縮機である。この圧縮機は、図1に示すように、シリンダブロック1に複数個のシリンダボア1aが形成されている。各シリンダボア1aは、シリンダブロック1の中心軸周りに等角度間隔でそれぞれ平行に配設されている。シリンダブロック1は、前方に位置するフロントハウジング3と、後方に位置するリヤハウジング5とに挟持され、この状態で複数本のボルト7によって締結されている。シリンダブロック1とフロントハウジング3とによって内部にクランク室9が形成されている。リヤハウジング5には吸入室5aと吐出室5bとが形成されている。
フロントハウジング3には軸孔3aが形成されている。シリンダブロック1には軸孔1bが形成されている。軸孔3a、1bには軸封装置9a及びラジアル軸受9b、9cを介して駆動軸11が回転可能に支持されている。駆動軸11には図示しないプーリ又は電磁クラッチが設けられている。プーリ又は電磁クラッチのプーリには、車両のエンジン等によって駆動される図示しないベルトが巻き掛けられている。
クランク室9内では、駆動軸11にラグプレート13が圧入されている。そして、ラグプレート13とフロントハウジング3との間にはスラスト軸受15が設けられている。また、駆動軸11には斜板17が挿通されている。ラグプレート13と斜板17とは、斜板17を傾角変動可能に支持するリンク機構19によって接続されている。
各シリンダボア1a内にはピストン21が往復動可能に収納されている。シリンダブロック1とリヤハウジング5との間には弁ユニット23が設けられている。弁ユニット23は、吸入弁板25と弁板27と吐出弁板29とリテーナ板31とからなる。弁板27には、吐出ポート23b及び吸入ポート23aが貫設されている。シリンダブロック1、フロントハウジング3、リヤハウジング5及び弁ユニット23は、本発明のハウジングの一例である。
本実施例1では、吸入弁板25は、図2及び図3に示すように、弾性変形可能であり、常態において表面25fと裏面25rとが平行な円形薄板からなる。図2において、紙面手前側が圧縮機の前側であり、紙面奥側が圧縮機の後側である。各シリンダボア1aは、吸入弁板25に対して紙面手前側に位置するので、二点鎖線で図示する。弁板27は、吸入弁板25に対して図2の紙面奥側に位置している。吸入弁板25には、その中心側から半径方向外側に放射状に細長く延びる複数の延出部分がくり抜かれるように形成されている。この各延出部分が吸入リード弁25aとされている。ここで、吸入弁板25の半径方向が長手方向であり、中心側から外側に向かう方向が長手方向の先端側D1である。
図1に示すように、斜板17と各ピストン21との間には前後で対をなすシュー33a、33bが設けられている。斜板17の揺動運動は、各対のシュー33a、33bによって各ピストン21の往復動に変換されるようになっている。シリンダボア1a、ピストン21及び弁ユニット23によって各圧縮室24が形成されている。
図示は省略するが、クランク室9と吸入室5aとは抽気通路によって接続され、クランク室9と吐出室5bとは給気通路によって接続され、給気通路には容量制御弁が設けられている。この容量制御弁は、吸入圧力に応じて給気通路の開度を変更できるようになっている。また、図示は省略するが、圧縮機の吐出室5bには凝縮器が接続され、凝縮器は膨張弁を介して蒸発器が接続され、蒸発器は圧縮機の吸入室5aに接続されている。これら圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器は、車両に搭載されて車室内の空調を行う空調装置を構成している。
弁板27には、各圧縮室24と吐出室5bとを連通させる吐出ポート23bが形成されている。吐出弁板29には、各吐出ポート23bを開閉する吐出リード弁29aが形成されている。リテーナ板31には、各吐出リード弁29aのリフト長を規制するリテーナ31aが形成されている。
また、弁板27には、吸入室5aと各圧縮室24とを連通させる吸入ポート23aが形成されている。各吸入ポート23aは、図2に示すように、シリンダボア1aの中心よりも先端側D1にずらして配設されている。
図3(A)に示すように、吸入ポート23aは、長手方向と直交する幅方向に延びる直線部233と、直線部233の両端に形成された円形部231、232とからなる。言い換えれば、吸入ポート23aは、幅方向に細長い矩形状の直線部233の両端に半円形状の円形部231、232が結合してなる長穴形状とされている。
図3(B)及び(C)にも示すように、弁板27の圧縮室24側の面である固定面270には、吸入ポート23aの全周を囲う環状の凹溝272が凹設されている。固定面270において、吸入ポート23aと凹溝272とに挟まれた環状の領域は、平坦なシール面(めがね部ともいう。)271とされている。凹溝272には、潤滑油が引き込まれる。そして、後述する弁部253が吸入ポート23aを閉鎖する際、凹溝272内の潤滑油がシール面271を囲みながら弁部253の裏面25rに密着する。これにより、弁部253は、吸入ポート23aを確実に閉鎖できる。
以上のように構成された弁板27は、図5に示す金型37によって成形されている。この金型37は、下型39と上型41とを有しており、下型39と上型41との間に弁板27を構成するワークWを挟持できるようになっている。下型39には吸入ポート23aと整合する位置にパンチ穴39aが上下に貫設されている。各パンチ穴39aにはパンチ43が上下動可能に設けられている。
また、上型41にはパンチ穴39aと整合する排出穴41aが上下に貫設されている。また、上型41には、凹溝272と整合する位置にパンチ穴41cが上下に貫設されている。各パンチ穴41cにはパンチ47が上下動可能に設けられている。
ワークWから弁板27を成形する場合、まず下型39と上型41との間にワークWを挟持し、パンチ43を下方から上昇させるとともに、パンチ47を上方から下方に下降させる。これにより、吸入ポート23aは抜き加工によって形成され、凹溝272は潰し加工によって形成される。凹溝272の成形によってシール面271が形成される。加工後、表面を研磨し、弁板27が完成する。これにより、切削加工を行うよりも製造コストの低廉化を実現できる。
図3及び図4に示すように、吸入リード弁25aは、弁板27の固定面270に固定された固定部251と、固定部251から長手方向に延び、固定面270からリフト可能な根元部252と、根元部252から先端側D1に延び、吸入ポート23aを開閉する弁部253とからなる。
弁部253は、吸入ポート23aと対向する開閉部213を有している。開閉部213は、吸入ポート23aの位置に対応して、シリンダボア1aの中心よりも先端側D1にずれている。このため、根元部252の長さ、言い換えれば、弁部253と固定部251との間のアーム長が長くなっている。これにより、吸入リード弁25aの撓みに対する弁部253の変位を大きくできる。また、根元部252の幅Wは、吸入ポート23aの幅方向の長さLよりも長くされている。これにより、根元部252は、開閉部213を確実に支持できる。
また、弁部253は、一対のストッパ211、212を有している。各ストッパ211、212は、開閉部213から幅方向の両端であって先端側D1に突設されている。各ストッパ211、212は、シリンダボア1aから1〜数mm程度はみ出している。開閉部213の先端縁213aは、ストッパ211からストッパ212に向けて幅方向に直線状に伸びている。また、先端縁213aは、凹溝272に対して先端側D1にはみ出している。
図4に示すように、シリンダブロック1には、ストッパ211が当て止まるリテーナ111と、ストッパ212が当て止まるリテーナ112とが凹設されている。
図6及び図8に示すように、リテーナ111は、シリンダブロック1の後端面において凹部111aに臨む当接面111bからなる。弁部253が吸入ポート23aを閉鎖する場合、ストッパ211は、図8に二点鎖線で示すように、固定面270に当接する。その一方、弁部253が吸入ポート23aを開放する場合、ストッパ211は、図8に実線で示すように、固定面270から離反して凹部111a内を移動し、当接面111bに当て止まる。すなわち、ストッパ211のストロークは凹部111aの深さと等しくなっている。
図7及び図8に示すように、リテーナ112は、シリンダブロック1の後端面において凹部112aに臨む当接面112bからなる。凹部112aは凹部111aよりも深く形成されている。弁部253が吸入ポート23aを閉鎖する場合、ストッパ212は、図8に二点鎖線で示すように、固定面270に当接する。その一方、弁部253が吸入ポート23aを開放する場合、ストッパ212は、図8に実線で示すように、固定面270から離反して凹部112a内を移動し、当接面112bに当て止まる。すなわち、ストッパ212のストロークは凹部112aの深さと等しくなっている。
図3及び図4に示すように、開閉部213の先端縁213aと、シリンダボア1aとの間には、空きスペース103が形成されている。空きスペース103は、直線部233に対して先端側D1に位置しており、直線部233と平行に延びている。
根元部252の幅方向の一端側で先端側D1に延びてストッパ211に接続する側端縁252aと、シリンダボア1aとの間にも、空きスペース101が形成されている。また、根元部252の幅方向の他端側で先端側D1に延びてストッパ212に接続する側端縁252bと、シリンダボア1aとの間にも、空きスペース102が形成されている。各側端縁252a、252bは、ストッパ211、212から根元部252に連なる途中で、各円形部231、232に漸次接近するように湾曲している。
図4に示すように、弁部253が吸入ポート23aを開放する場合、吸入ポート23aを通過した冷媒は、主に、先端縁213aとシリンダボア1aとの間(矢印A参照)と、側端縁252aとシリンダボア1aとの間(矢印B参照)と、側端縁252bとシリンダボア1aとの間(矢印C参照)との3方向から、圧縮室24に流入するようになっている。
以上のように構成された実施例1の圧縮機では、駆動軸11が回転駆動されることにより、ラグプレート13及び斜板17が駆動軸11と同期回転し、斜板17の傾斜角に応じたストロークで各ピストン21がシリンダボア1a内を往復動する。このため、吸入室5a内の冷媒は、各圧縮室24に吸入されて圧縮され、吐出室5bに吐出される。その結果、圧縮機、凝縮器、膨張弁及び蒸発器間を冷媒が循環し、車室内の空調が行われる。
ここで、上記構成である実施例1の圧縮機では、吸入ポート23aが幅方向に延在する長穴形状とされている。このため、一般的な圧縮機における丸穴の吸入ポートと比較して、吸入面積を大きくし易いので、吸入ポート23aを冷媒が通過し易くなる。
また、吸入ポート23aの開口面積を丸穴の吸入ポートの開口面積と等しくした場合、吸入ポート23aの位置を先端側D1にずらすことができる。この場合、先端側D1とは逆方向である内周側の設計、例えば、吐出リード弁29a及び吐出ポート23b等の位置や形状等の自由度が増す。また、この場合、吸入ポート23aを開閉する弁部253も先端側D1にずれることとなり、根元部252の長さ、言い換えれば、弁部253と固定部251との間のアーム長を長くできる。このため、この圧縮機では、同じ体格であっても、吸入リード弁25aの撓みに対する弁部253の変位を大きくできる。このため、圧縮室24の圧力が吸入室5aの圧力より上昇すれば、開閉部213が吸入ポート23aを迅速に閉鎖できる。その一方、圧縮室24の圧力が吸入室5aの圧力より低下すれば、開閉部213が吸入ポート23aを迅速に開放できる。その結果、吸入ポート23aを冷媒が通過し易くなる。
さらに、幅方向に延在する吸入ポート23aの場合、その吸入ポート23aと対向する開閉部213の先端縁213aが略直線状に延びて圧縮室24の周縁に沿い難いため、先端縁213aとシリンダボア1aとの間に、冷媒が通過可能な空きスペース103を大きく形成できる。その結果、その空きスペース103を介して、吸入ポート23aを通過した冷媒が圧縮室に流入し易くなる。
また、幅方向に延在する吸入ポート23aの場合、その吸入ポート23aを開閉する弁部253の長手方向の長さを短くできるので、弁部253の変形を抑制できる。
また、この圧縮機では、根元部252の幅Wが吸入ポート23aの幅方向の長さLよりも長くされている。このため、吸入ポート23aと対向する開閉部213を確実に支持できる。
さらに、この圧縮機では、弁部253が吸入ポート23aを開き始めると、一対のストッパ211、212がそれぞれリテーナ111、112に当て止まって、それらの変位が規制され、弁部253が吸入ポート23aを開いた状態で保持される。
ここで、弁部253は、上記従来技術におけるメインストッパのような、開閉部213から長手方向の先端側D1に突設されるストッパを有してはいない。これにより、吸入ポート23aを通過した冷媒は、先端縁213aとシリンダボア1aとの間を通過する際、ストッパに遮られることがない。
また、ストッパ211、212から根元部252へは、幅方向の両側端縁252a、252bが吸入ポート23aに漸次接近するように連なっているので、側端縁252aとシリンダボア1aとの間、及び側端縁252bとシリンダボア1aとの間に、冷媒が通過可能な空きスペース101、102を大きく形成できる。このため、吸入ポート23aを通過した冷媒は、両側端縁252a、252bに遮られ難い。
すなわち、吸入ポート23aを通過した冷媒は開閉部213の近傍で、先端側D1と幅の両端方向の3方向(図3に示す矢印A、B、C)に分岐して圧縮室24に導かれる。その結果、冷媒の圧縮室24への流入が促進される。
したがって、実施例1の圧縮機は、吸入抵抗を大幅に低減できる。
また、この圧縮機では、弁板27に凹溝272とシール面271とが形成されている。凹溝272は、開閉部213及び両側端縁252a、252bを自己の底面から離反させ、差圧によって開閉部213を開き易くしている。シール面271は閉弁時に開閉部213の裏面25rと環状に当接し、圧縮室24から吸入ポート23aを介した吸入室5aへの冷媒の漏れを防止する。
さらに、この圧縮機では、リテーナ111とリテーナ112とは深さが相違していることにより、弁部253が吸入ポート23aを開き始めると、まず、図6に示すように、ストッパ211がリテーナ111に当て止まって、その変位が規制される。次に、図7に示すように、ストッパ212がリテーナ112に当て止まって、その変位が規制される。その結果、図8に示すように、弁部253が先端側D1周りに捩れて、固定面270に対して傾斜した状態で保持され、吸入ポート23aを開く。この際、ストッパ211がリテーナ111に当て止まることにより、根元部252及び弁部253が固定面270から離反し始める際の急激な動きが低減される。そして、根元部252及び弁部253がさらに固定面270から離反する際、当接し合うストッパ211及びリテーナ111間に摩擦抵抗が生じ、根元部252及び弁部253の振動が効果的に規制される。このため、根元部252及び弁部253の振幅が小さくなる。その結果、この圧縮機は、吸入脈動を低減できる。
(実施例2)
実施例2の圧縮機は、図9に示すように、実施例1の凹溝272よりも先端側D1の両端が大きな凹溝274を形成している。このため、凹溝274は両ストッパ211、212を自己の底面から離反させている。なお、ハッチングを付した部分は実施例1と同様のシール面271である。他の構成は実施例1と同様である。
この圧縮機では、両ストッパ211、212が凹溝274の底面から離反しているため、差圧によって開閉部213がより開き易くなっている。また、圧縮機が吸入脈動を生じ難い。
したがって、実施例2の圧縮機は、吸入抵抗をより大幅に低減できる。他の作用効果は実施例1と同様である。
(実施例3)
実施例3の圧縮機では、図10に示すように、弁板27に吸入ポート23aを二分するように長手方向に延びる延在部273が形成されている。延在部273は、吸入ポート23aを長手方向に直交する方向で左右に二分している。吸入ポート23aはこの延在部273によってそれぞれ砲弾状の分割ポート231、232に二分されている。吸入ポート23aは、弁板27を平面視した場合、両分割ポート231、232によって全体が長穴になっている。
延在部273における弁部253側の面の中央には、支持面27dが形成されている。支持面27dも固定面270と面一である。支持面27dは開閉部213の中央領域の裏面25rと当接可能である。また、延在部273における支持面27dの前後には、連通溝27e、27fが形成されている。両連通溝27e、27fは、固定面270から凹設されていることから、弁部253の閉弁時に分割ポート231、232を連通させている。他の構成は実施例1と同様である。
この弁板27は、図11に示す金型51によって成形されている。この金型51は、下型53と上型55とを有しており、下型53と上型55との間に弁板27を構成するワークWを挟持できるようになっている。下型53には分割ポート231、232と整合する位置にパンチ穴53a、53bが上下に貫設されている。各パンチ穴53a、53bにはパンチ57、59が上下動可能に設けられている。
また、上型55にはパンチ穴53a、53bと整合する排出穴55a、55bが上下に貫設されている。また、上型55には、凹溝272及び連通溝27e、27fと整合する位置にパンチ穴55c、55d等が上下に貫設されている。各パンチ穴55c、55d等にはパンチ61、63等が上下動可能に設けられている。
ワークWから弁板27を成形する場合、まず下型53と上型55との間にワークWを挟持し、パンチ57、59を下方から上昇させるとともに、パンチ61、63等を上方から下方に下降させる。これにより、分割ポート231、232は抜き加工によって形成され、凹溝273及び連通溝27e、27fは潰し加工によって形成される。加工後、表面を研磨し、弁板27が完成する。これにより、切削加工を行うよりも製造コストの低廉化を実現できる。
この圧縮機では、吸入リード弁25aが閉じ、開閉部213の中央領域が慣性力や圧力差によって弁板27側に移動しようとしても、弁板27に固定面270と面一をなす支持面27dが形成され、支持面27dが開閉部213の中央領域の裏面25rと当接する。このため、開閉部213の中央領域が吸入ポート23a内に大きく撓んでしまうようなこともない。このため、弁部253に疲労破壊を生じ難い。また、圧縮機が吸入脈動を生じ難い。
また、延在部273における弁部253側の面には、閉弁時に吸入ポート23aと連通する連通溝27e、27fが凹設されているため、弁部253の裏面25rに密着力が作用し難く、逆に吸入ポート23a内の圧力が弁部253の裏面に作用することから、吸入抵抗をより低減することが可能となり、より確実に動力損失を低減することができる。
したがって、実施例3の圧縮機は、吸入抵抗をより大幅に低減できる。他の作用効果は実施例1と同様である。
(実施例4)
実施例4の圧縮機では、図12に示すように、実施例1の凹溝272よりも先端側D1の両端が大きな凹溝284を形成している。また、弁板27には、吸入ポート23aを二分するように長手方向に延びる延在部304a、304bが形成されている。延在部304aは長手方向の先端側D1から根元部251側に向かって突出しており、延在部304bは長手方向の根元部251側から先端側D1に向かって突出している。両延在部304a、304bは、吸入ポート23aを長手方向に直交する方向で左右に二分してはいない。吸入ポート23aは、弁板27を平面視した場合、両延在部304a、304bによって全体が瓢箪形状になっている。ハッチングを付したシール面324も同形状をしている。シール面324のうち、延在部304a、304bが位置する部分は、開閉部213の中央領域の裏面25rと当接する支持面334a、334bとされている。他の構成は実施例1と同様である。
この圧縮機では、実施例2、3と同様の作用効果を奏することができる。
(実施例5)
実施例5の圧縮機では、図13に示すように、実施例2と同様の凹溝274を採用している。また、弁板27には、実施例4と同様の延在部304a、304bが形成されている。両延在部304a、304bにおける弁部253側の面には凹部27g、27hが凹設されている。凹溝274と吸入ポート23aとの間がシール面325とされている。凹部27g、27hは、シール面325によって囲まれており、閉弁時に吸入ポート23aと連通しない。シール面325のうち、延在部304a、304bが位置する部分は、開閉部213の中央領域の裏面25rと当接する支持面335a、335bとされている。他の構成は実施例2、4と同様である。
この圧縮機では、実施例2、4と同様の作用効果を奏することができる。特に、この圧縮機では、凹部27g、27hによって弁部253の裏面25rに密着力が作用し難く、吸入抵抗をより低減することが可能となり、より確実に動力損失を低減することができる。
(実施例6)
実施例6の圧縮機では、図14に示すように、実施例2と同様の凹溝274を採用している。また、弁板27には、実施例4と同様の延在部304a、304bが形成されている。両延在部304a、304bにおける弁部253側の面には連通溝27i、27jが凹設されている。凹溝274と吸入ポート23aとの間がシール面326とされている。連通溝27i、27jは、シール面326から吸入ポート32a内に開いており、閉弁時に吸入ポート23aと連通する。シール面326のうち、延在部304a、304bが位置する部分は、開閉部213の中央領域の裏面25rと当接する支持面336a、336bとされている。他の構成は実施例2、4と同様である。
この圧縮機では、実施例2、4と同様の作用効果を奏することができる。特に、この圧縮機では、連通溝27i、27jによって弁部253の裏面25rに密着力が作用し難く、逆に吸入ポート23a内の圧力が弁部253の裏面25rに作用することから、吸入抵抗をより低減することが可能となり、より確実に動力損失を低減することができる。
(実施例7)
実施例7の圧縮機は、図15に示すように、実施例2と同様の凹溝274を採用している。また、弁板27には、実施例4と同様の延在部304bが形成されている。延在部304bは長手方向の根元部251側のみから先端側D1に向かって突出している。延在部304bにおける弁部253側の面には凹部27hが凹設されている。凹溝274と吸入ポート23aとの間がシール面327とされている。吸入ポート23aは、弁板27を平面視した場合、延在部304bによって全体がメガネ形状になっている。凹部27hは、シール面327によって囲まれており、閉弁時に吸入ポート23aと連通しない。シール面327のうち、延在部304bが位置する部分は、開閉部213の中央領域の裏面25rと当接する支持面337bとされている。他の構成は実施例2、4と同様である。
この圧縮機では、実施例2、4と同様の作用効果を奏することができる。特に、この圧縮機では、吸入リード弁25bが根元部251で弁板27からリフトして弁部253が吸入ポート23aを開いた瞬間、冷媒が延在部304bに邪魔されず、吸入ポート23aにおける長手方向の先端側D1から圧縮室24に吸入され易い。このため、吸入抵抗が小さく、より確実に動力損失を低減することができる。
(実施例8)
実施例8の圧縮機は、図16に示すように、実施例1の凹溝272よりも先端側D1の両端が大きな凹溝286を形成している。また、弁板27には、実施例4と同様の延在部304bが形成されている。延在部304bは長手方向の根元部251側のみから先端側D1に向かって突出している。吸入ポート23aは、弁板27を平面視した場合、延在部304bによって全体がメガネ形状になっている。ハッチングを付したシール面328も同形状をしている。シール面328のうち、延在部304bが位置する部分は、開閉部213の中央領域の裏面25rと当接する支持面338bとされている。他の構成は実施例2、4と同様である。
この圧縮機では、実施例2、4と同様の作用効果を奏することができる。
(実施例9)
実施例9の圧縮機は、図17に示すように、実施例2と同様の凹溝274を採用している。また、弁板27には、実施例4と同様の延在部304bが形成されている。延在部304bは長手方向の根元部251側のみから先端側D1に向かって突出している。延在部304bにおける弁部253側の面には連通溝27jが凹設されている。凹溝274と吸入ポート23aとの間がシール面327とされている。吸入ポート23aは、弁板27を平面視した場合、延在部304bによって全体がメガネ形状になっている。連通溝27jは、シール面329から吸入ポート32a内に開いており、閉弁時に吸入ポート23aと連通する。シール面329のうち、延在部304bが位置する部分は、開閉部213の中央領域の裏面25rと当接する支持面339bとされている。他の構成は実施例2、4と同様である。
この圧縮機では、実施例2、4と同様の作用効果を奏することができる。
(実施例10)
実施例10の圧縮機では、図18及び図19に示すように、ストッパ215が屈曲面215bと平坦面215aとを有しており、平坦面215aがリテーナ111の当接面111bと面当たりするように形成されている。ストッパ214も同様である。他の構成は実施例1と同様である。
この圧縮機では、ストッパ215、214及びリテーナ111、212が損傷し難く、優れた耐久性を発揮する。他の作用効果は実施例1と同様である。
以上において、本発明を実施例1〜10に即して説明したが、本発明は上記実施例1〜10に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本発明は空調装置等に利用可能である。
24…圧縮室
5a…吸入室
1、3、5、23…ハウジング(1…シリンダブロック、3…フロントハウジング、5…リヤハウジング、23…弁ユニット)
27…弁板
23a…吸入ポート
25a…吸入リード弁
251…固定部
252…根元部
D1…先端側
253…弁部
270…固定面
W…根元部の幅
L…吸入ポートの幅方向の長さ
213…開閉部
211、212、215、214…ストッパ
252a、252b…側端縁
111、112…リテーナ
272、274、284、286…凹溝
271、324、325、326、327、328、329…シール面
27d、334a、334b、335a、335b、336a、336b、337b、338b、339b…支持面
273、304a、304b…延在部
27e、27f、27i、27j…連通溝
27g、27h…凹部

Claims (13)

  1. 冷媒を圧縮する圧縮室と、前記冷媒を前記圧縮室に吸入させる吸入室とがハウジングに形成され、前記圧縮室と前記吸入室との間に弁板が設けられ、前記弁板には前記圧縮室と前記吸入室とを連通可能な吸入ポートが貫設され、前記吸入ポートは吸入リード弁によって開閉され、
    該吸入リード弁は弾性変形可能であり、
    該吸入リード弁は、前記弁板に固定される固定部と、前記固定部から長手方向に延び、該弁板からリフト可能な根元部と、該根元部から該長手方向の先端側に延び、該吸入ポートを開閉する弁部とからなり、
    該弁板は、該吸入室側に位置し、該固定部が固定される固定面を有する圧縮機において、
    前記吸入ポートは、前記長手方向と直交する幅方向に延在し、
    前記根元部の幅は、前記吸入ポートの前記幅方向の長さよりも長く、
    前記弁部は、前記吸入ポートと対向する開閉部と、前記開閉部から前記幅方向の両端に突設された一対のストッパとを有し、
    前記ストッパから前記根元部へは、前記幅方向の両側端縁が前記吸入ポートに漸次接近するように連なっており、
    前記ハウジングには両前記ストッパが当て止まる一対のリテーナが凹設されていることを特徴とする圧縮機。
  2. 前記弁板には、前記固定面から凹設され、前記吸入ポートの全周を囲う環状の凹溝と、
    該凹溝の内側で該固定面と面一をなし、該吸入ポート回りで前記開閉部と環状に当接可能なシール面とが形成されている請求項1記載の圧縮機。
  3. 前記凹溝は、両前記側端縁を自己の底面から離反させている請求項2記載の圧縮機。
  4. 前記凹溝は、両前記ストッパを自己の底面から離反させている請求項2又は3記載の圧縮機。
  5. 前記弁板には、前記固定面と面一をなし、前記開閉部の中央領域と当接可能な支持面が形成されている請求項1乃至4のいずれか1項記載の圧縮機。
  6. 前記弁板には、前記吸入ポートを二分するように延びる延在部が形成され、
    該延在部に前記支持面が形成されている請求項5記載の圧縮機。
  7. 前記延在部は、前記根元部側のみから前記長手方向に延びている請求項6記載の圧縮機。
  8. 前記延在部における前記弁部側の面には、閉弁時に前記吸入ポートと連通する連通溝が凹設されている請求項6又は7記載の圧縮機。
  9. 前記吸入ポートは抜き加工によって形成され、前記凹溝及び前記連通溝は潰し加工によって形成されている請求項8記載の圧縮機。
  10. 前記延在部における前記弁部側の面には、閉弁時に前記吸入ポートと連通しない凹部が凹設されている請求項6又は7記載の圧縮機。
  11. 前記吸入ポートは抜き加工によって形成され、前記凹溝及び前記凹部は潰し加工によって形成されている請求項10記載の圧縮機。
  12. 前記ストッパは前記リテーナと面当たりするように形成されている請求項1乃至11のいずれか1項記載の圧縮機。
  13. 一方の前記リテーナと他方の前記リテーナとは深さが相違する請求項1乃至12のいずれか1項記載の圧縮機。
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