JP2012131553A5 - - Google Patents

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本発明の容器口部のシール構造(請求項1)は、容器本体の上端に開口する口部と、その口部を閉じる蓋体と、それらの間に介在されるシール部材とを備えた容器口部のシール構造であって、前記口部の内周面が筒状であり、前記蓋体が口部の内部に嵌入される周壁を備え、前記シール部材が前記蓋体の周壁と容器本体の口部の内面との間に介在され、半径方向に加圧されることにより弾性変形するリング状の部材であり、前記蓋体の周壁の外周面に前記シール部材を保持する環状のシール溝が形成されており、さらに前記蓋体を前記容器本体の上端に固着するためのカバー部材を備えていることを特徴としている。
さらに前記シール溝の上下寸法を、半径方向に圧縮変形したシール部材の上下寸法より大きくするのが好ましい(請求項)。
また、前記蓋体の周壁に、シール部材を半径方向に圧縮するためのシール部と、そのシール部の下方に設けられる、シール部より小径のシール解除部とが設けられているものが好ましい(請求項)。その場合、前記蓋体の周壁が、シール部からシール解除部にかけて、下方に向かって次第に小径となるテーパ状を呈しているものが好ましい(請求項)。
前記いずれの容器口部のシール構造においても、前記蓋体をエアゾールバルブを保持す
るバルブホルダーとし、前記容器本体を耐圧容器とすることができる(請求項)。その場合、容器本体は合成樹脂製のボトルとすることもでき(請求項)、金属製の缶とすることもできる(請求項10)。
本発明の容器口部のシール構造(請求項1)は、口部の内周面とその中に嵌入される蓋体の周壁とでシール部材を挟圧し、半径方向に加圧する。そしてその加圧力によってシール材を弾性変形させ、復元力によりシール圧を得ることができる。そのため、シール圧は蓋体を口部に押圧する力から独立しており、長期間にわたって安定したシール機能を奏する。また、シール部材を支持する周壁の形状を工夫することにより、種々のシール機能をもたらすことができる。さらに、容器口部の大きさに関係なく、高いシール性が得られる。また、前記蓋体の周壁の外周面に前記シール部材を保持する環状のシール溝が形成されているため、蓋体の搬送時やガス充填のときに、シール部材が蓋体から脱落しにくい。
前記シール溝の上下寸法が、半径方向に圧縮変形したシール部材の上下寸法より大きい場合(請求項)は、その環状溝の範囲でシール部材が移動できる。そのため、蓋体をカバー部材で固着した後、ガス充填するときにシール部材が移動したり弾性変形したりするため、ガス充填しやすい。
前記蓋体の周壁に、シール部材を半径方向に圧縮するためのシール部と、そのシール部の下方に設けられる、シール部より小径のシール解除部とが設けられている場合(請求項)は、蓋体をカバー部材で固着した後、ガス充填するときに、シール部材がシール解除部まで移動する。それによりシール圧が減少し、ガス充填がスムーズになる。そしてガス充填が終わると、内圧でシール部材が再びシール部まで上昇し、シール機能が発揮される。すなわちシール部材、シール部、シール解除部は全体として簡易な逆止弁の機能を奏する。
前記蓋体の周壁が、シール部からシール解除部にかけて、下方に向かって次第に小径となるテーパ状を呈している場合(請求項)は、シール状態からシール解除状態への移行ならびにシール解除状態からシール状態への移行がスムーズである。
前記蓋体が、エアゾールバルブを保持するバルブホルダーであり、前記容器本体が耐圧容器である場合(請求項)は、大口径で、しかもシール機能が優れたエアゾール容器を得ることができる。
前記容器本体が合成樹脂製のボトルである場合(請求項)は、開口部の肉厚を他の部位に比して厚くして剛性を高めることが比較的容易である。そのため、シール機能を向上することができ、カバー部材を高い強度でしっかり取り付けることができる。さらに係止段部を形成する場合は、段差が大きい係止段部とすることができ、カバー部材を一層確実に固着できる。
前記容器本体が金属製の缶である場合(請求項10)は、合成樹脂製のボトルに比して薄い肉厚で同等の耐圧性を得ることができるため、口部の外径を小さくすることができる。それにより、カバー部材などの部品を小さくすることができる。

Claims (10)

  1. 容器本体の上端に開口する口部と、その口部を閉じる蓋体と、それらの間に介在されるシール部材とを備えた容器口部のシール構造であって、
    前記口部の内周面が筒状であり、
    前記蓋体が口部の内部に嵌入される周壁を備え、
    前記シール部材が前記蓋体の周壁と容器本体の口部の内面との間に介在され、半径方向に加圧されることにより弾性変形するリング状の部材であり、
    前記蓋体の周壁の外周面に前記シール部材を保持する環状のシール溝が形成されており、さらに前記蓋体を前記容器本体の上端に固着するためのカバー部材を備えている容器口部のシール構造。
  2. 前記蓋体が容器本体の上端面に当接する当接部を備えている請求項1記載の容器口部のシール構造。
  3. 前記容器本体の上端面またはそれに当接する蓋体の当接部に、ガスが通る溝が形成されている請求項2記載の容器口部のシール構造。
  4. 前記容器本体の外周に係止段部が設けられており、前記カバー部材の下端周縁がその係止段部にかしめられている請求項1記載の容器口部のシール構造。
  5. 前記シール溝の上下寸法が、半径方向に圧縮変形したシール部材の上下寸法より大きい請求項記載の容器口部のシール構造。
  6. 前記蓋体の周壁に、シール部材を半径方向に圧縮するためのシール部と、そのシール部の下方に設けられる、シール部より小径のシール解除部とが設けられている請求項1〜のいずれかに記載の容器口部のシール構造。
  7. 前記蓋体の周壁が、シール部からシール解除部にかけて、下方に向かって次第に小径となるテーパ状を呈している請求項記載の容器口部のシール構造。
  8. 前記蓋体が、エアゾールバルブを保持するバルブホルダーであり、前記容器本体が耐圧容
    器である請求項1〜のいずれかに記載の容器口部のシール構造。
  9. 前記容器本体が合成樹脂製のボトルである請求項1〜のいずれかに記載の容器口部のシール構造。
  10. 前記容器本体が金属製の缶である請求項1〜のいずれかに記載の容器口部のシール構造。
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