JP6547208B2 - エアゾール容器 - Google Patents

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Description

この発明は、エアゾール容器に関する。特に、合成樹脂製材料を多用したエアゾール容器に関する。
エアゾール容器の場合、内圧に対抗しうる強固な封止が必要である。そこで、従来、容器本体の開口部を封止するにあたっては、金属製のマウンティングカップ(嵌着部材)によるカシメが行われていた(例えば特許文献1、2参照)。また、エアゾール容器は、気密性も良好でなければならない。そこで、特許文献1では、開口部天面とマウンティングカップとの間にシール材を設け、マウンティングカップを容器本体にカシメることで、シール材を上下方向に圧縮、開口部天面とマウンティングカップとに密着させるシール構造を採用している。
特開平7−309382号公報 WO2012/086818
ところが、マウンティングカップには常に内側からの圧力がかかるため、カシメが弱いとマウンティングカップが圧力に負けて経時的に浮き上がり、シール材の圧縮が弱くなって漏れの原因となる。特に、合成樹脂製の容器本体を用いた場合、このような問題が生じ易い。
また、マウンティングカップは、その下端をカシメて縮径することにより、容器本体の開口部のフランジ部に係合されているため、マウンティングカップが浮き上がると、そのマウンティングカップの縮径部がフランジ部に乗り上がってしまい、開口部を半径方向内側に変形させる結果、シールが維持できなくなるといった問題も生じる。
なお、特許文献2に開示されているように、バルブホルダーの外周面に環状のガスケット(Oリング)を設け、バルブホルダーを容器本体に挿入することにより、容器本体のフランジ部、首部の円筒状の内面とバルブホルダーの外周面との間でガスケットを半径方向に圧縮するといったシール構造を採用すれば、バルブアッセンブリが圧力に負けて多少上下しても内容物が漏れることはない。ただ、いずれにせよ、バルブアッセンブリを容器本体にしっかりとカシメ固定しなければならないため、容器本体の開口部に大きな負荷がかかり、シールが不安定になり易い。
そこで、この発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、合成樹脂製の容器本体を用いた場合でも、安定した気密性を発揮することのできるエアゾール容器の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本願のエアゾール容器は、開口部を備えた合成樹脂製の容器本体と、容器本体の開口部を閉塞するとともに、容器本体内と外部とを連通/遮断するバルブアッセンブリとを備えたエアゾール容器であって、バルブアッセンブリは、開口部に挿入されるハウジングを備え、開口部の内面とハウジングの外面との間に、半径方向に圧縮されるシール材が設けられているとともに、容器本体とハウジングとが、容器本体内に
おいて係合により固定されていることを特徴としている。
容器本体とハウジングとの係合が、摩擦嵌合であることが好ましい。また、この場合、ハウジングを開口部に圧入することによる、容器本体の内面とハウジングの外面との摩擦嵌合であるか、ハウジングに外嵌固定されたキャップを開口部に圧入することによる、容器本体の内面とバルブキャップの外面との摩擦嵌合であるか、または、嵌着部材を容器本体に外嵌することによって容器本体を縮径させたことによる、容器本体の内面とハウジングの外面との摩擦嵌合であって、その容器本体の縮径が、容器本体のネジと嵌着部材のネジとの螺合によりなされるか、金属製の嵌着部材を外力によって縮径させることによりなされることが好ましい。
または、容器本体とハウジングとの係合が、容器本体の内面の拡径部とハウジングの外面の係合爪との係止であったり、容器本体の内面のネジとハウジングの外面のネジとの螺合であっても良い。
この発明のエアゾール容器では、シールを、開口部の内面とハウジングの外面との間で行っている、すなわち、カシメによる上下方向の圧縮に依存しないシール構造としていることから、合成樹脂製の容器本体であっても気密性を維持することができる。また、ハウジングと容器本体との固定もカシメのみに依存していないため、容器本体へのカシメによる負荷を抑えることができ、シールを安定させることができる。また、ハウジングと容器本体とを、容器本体内において係合により固定している、換言すれば、係合部(容器本体とハウジングとが取り付けられている部分)が外部に露出していないことから、外部から衝撃を受けた場合でも外れ難い。また、嵌着部材の浮き上がりに伴う、開口部の半径方向内側への変形も生じ得ない、または生じ難いため、例えば高温下にエアゾール容器が保存されたとしても、気密性を維持することができる。
また、このような封止構造は、カシメ加工が困難な、開口部の径の小さな容器本体にも容易に適用可能である。
また、容器本体とハウジングとの係合を、圧入による摩擦嵌合とすれば、係合作業自体が極めて簡単で、かつ、十分な係合力や気密性を確保することができる。
また、容器本体とハウジングとの係合を、嵌着部材の螺合によって容器本体を縮径させたことによる摩擦嵌合とする場合も、係合作業が極めて簡単で、かつ、十分な係合力や気密性を確保することができる。
また、容器本体とハウジングとの係合を、嵌着部材を外力によって縮径させたことによる摩擦嵌合とした場合でも、係合作業が極めて簡単で、かつ、十分な係合力や気密性を確保することができる。
また、容器本体とハウジングとの係合を、容器本体の内面の拡径部とハウジングの外面の係合爪との係止としても、係合作業が極めて簡単で、かつ、十分な係合力や気密性を確保することができる。
また、容器本体とハウジングとの係合を、容器本体の内面のネジとハウジングの外面のネジとの螺合とする場合であっても、係合作業が極めて簡単で、かつ、十分な係合力や気密性を確保することができる。
図1aは、この発明の第1実施形態に係るエアゾール容器の断面図であって、図1bは、バルブアッセンブリ近傍を拡大した図である。 この発明の第2実施形態に係るエアゾール容器のバルブアッセンブリ近傍を拡大した断面図である。 この発明の第3実施形態に係るエアゾール容器のバルブアッセンブリ近傍を拡大した断面図である。 図4aは、この発明の第4実施形態に係るエアゾール容器の断面図であって、図4bは、バルブアッセンブリ近傍を拡大した図である。 図5aは、この発明の第5実施形態に係るエアゾール容器の断面図であって、図5bは、バルブアッセンブリ近傍を拡大した図である。 この発明の第6実施形態に係るエアゾール容器のバルブアッセンブリ近傍を拡大した断面図である。
次に、この発明のエアゾール容器の第1実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。この発明のエアゾール容器1は、図1に示すように、上端に開口部を有する容器本体10と、開口部を閉塞するバルブアッセンブリ20とから構成されている。以下、各構成部品について詳細に説明する。
容器本体10は、図1aに示すように、半球状の底部10a、筒状の胴部10b、テーパー状の肩部10c、筒状の首部10d、首部10dの上端に形成された肉厚フランジ部10eを有する合成樹脂製の容器である。また、フランジ部10eの下方には、半径方向外側に突出するフランジ状の保持部10fが形成されている。この保持部10fは、エアゾール容器の組み立て時や内容物充填時に、半球状の底部10aにより自立できない容器本体10を吊り下げ支持するためのものである。使用時においては、胴部10bの下端の装着部10gに袴(想像線)を装着し自立可能とする。なお、底部10aの半球状は、容器本体10の肉厚を抑えつつ耐圧性を確保するための措置である。また、容器本体10としては、内圧をかけたことによる張りで強度が生じるものでも良い。胴部10bは、円筒状である。その肉厚は、0.08〜0.8mm、好ましくは0.1〜0.5mmとなっている。そして、その内径は、30〜80mm、好ましくは40〜70mmとなっている。また、底部10aの肉厚は、1〜4mm、好ましくは1.5〜3mmとなっており、胴部10bの4〜12倍、好ましくは5〜10倍である。内圧としては、例えば0.1〜1.0MPaである。
開口部の内面は、図1bに示すように、上方(フランジ部10e側)が大径とされ、下方(肩部10c側)が小径とされており、開口部の内面には、大径部10hと小径部10iとの間に段部10jが形成されている。開口部の内径は、大径部10hにおいては5〜30mm、好ましくは7〜20mmであって、小径部10iにおいては1〜20mm、好ましくは3〜10mmである。なお、大径部10hは胴部10bの内径に対して1/2以下、好ましくは1/3以下となっている。また、小径部10iの内径は、大径部10hの内径に対して1/1〜1/10とすることが好ましい。このように、開口部の内径を小さくすれば、後述するハウジング30にかかる圧力が小さくなるため、きつくカシメなくともバルブアッセンブリ20が抜け飛び難くなる。容器の満注量は30〜1000ml、好ましくは50〜500mlである。
容器本体10の製造方法としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)等の合成樹脂から射出成型してプリフォームを成形し、さらに2軸延伸ブロー成型等によって胴部10bを膨らませて成形する。
バルブアッセンブリ20は、容器本体10の開口部内に挿入されるハウジング30と、そのハウジング30に保持されるバルブ機構40と、そのバルブ機構40をハウジング3
0に固定するカバー(嵌着部材)50とを備えている。なお、このバルブアッセンブリ20では、金属材料が用いられておらず、軽量で安価であり、さらに廃棄時に分別の必要が無くエコである。
ハウジング30は、図1bに示すように、底部30aを有する合成樹脂製の筒状体である。上端には切欠30bが形成され、後述するバルブ機構40のステムラバー42が配置されている。上部側面には、半径方向外側に突出する環状フランジ部30cが形成されている。この環状フランジ部30cの下面は、容器本体10の上端面に当接している。フランジ部30cより上方の側面には、半径方向内側に凹む環状凹部30dが形成されている。この環状凹部30dには、後述するカバー50の突出部50dが嵌入されている。また、そのフランジ部30cより下方の側面にも、半径方向内側に凹む環状凹部30eが形成されている。この環状凹部30eにはOリング(シール材)60が装着されている。Oリング60は、環状凹部30eの内面と容器本体10の開口部の大径部10hの内面との間で水平方向(半径方向)に圧縮され、容器本体10とハウジング30との間をシールする。
ハウジング30の底部30aの中央には、上下に貫通する連通孔30fが形成されている。底部30aの上面には、上方に突出する突出片30gが複数環状に形成されている。この突出片30gは、上下方向の中央部分が半径方向外側に撓むように構成されている。底部30aの下面には、下方に突出する筒部30hが形成されており、その下端にはディップチューブ70が装着されている。筒部30hは、開口部の小径部10iよりも僅かに大径とされている。そして、ハウジング30を容器本体10の開口部内に挿入するにあたり、筒部30hを小径部10iに圧入することで、ハウジング30の筒部30hの外面と容器本体10の開口部の小径部10iの内面とを摩擦嵌合(締まり嵌め)している。なお、筒部30hは円筒状としても良く、一部に切欠やスリットを入れても良い。切欠やスリットを入れることで、小径部10iに挿入し易くなり、さらに材料の使用量も減るためコスト削減にも繋がる。
バルブ機構40は、ハウジング30内に上下動可能に挿入される合成樹脂製の筒状のステム41と、そのステム41を受け入れるゴム製のリング状のステムラバー42と前述の突出片30gとからなる。ステム41は、ハウジング30の突出片30gを外側に撓ませた状態で保持されている。なお、ステム41及びステムラバー42は、エアゾールバルブで使用される一般的なものであり、常時においては、ステム41のステム孔41aをステムラバー42によって閉塞、容器本体10内と外部とを遮断しており、使用時において、図示しない押しボタンを介して、ステム41を突出片30gの付勢力に抗して下方に押し込むことで、ステム孔41aを閉塞していたステムラバー42をずらし、容器本体10内と外部とを連通、内容物を噴出孔41bから噴出する。
カバー50は、ハウジング30及びバルブ機構40を覆い、かつ、容器本体10のフランジ部10eを覆い、かつ、上底50aを有する合成樹脂製の筒状体である。上底50aには、ステム41を通すステム挿通孔50bが形成されている。また、カバー50の下方は開口部のフランジ部10eの外径に合わせて拡径されている。拡径により生じた段部50cの内角には、前述の通り、ハウジング30の環状凹部30dに嵌入される突出部50dが形成されており、この突出部50dの嵌入により、バルブ機構40がハウジング30内に保持されている。さらに、カバー50の下端には、半径方向内側に突出する係止部50eが形成されている。そして、係止部50eが容器本体10のフランジ部10eの下面と係止することによって、環境の変化(温度上昇)による内圧の上昇や容器本体の変形に伴うバルブアッセンブリ20の飛び抜けを防止している。なお、ハウジング30の筒部30hの外面と容器本体10の開口部の小径部10iの内面とが摩擦嵌合していることから、カバー50の板厚や材料強度を従来のものに比べて抑えることができ、軽量化やコスト
削減を図ることができる。また、カバー50の側面に、切欠やスリットを設けて、容器本体10のフランジ部10eへの係止作業を楽に行えるようにしても良い。この場合、さらに材料の使用量も減るためコスト削減にも繋がる。
上記構成のエアゾール容器1への充填は、以下の工程でなされる。まず、始めに、容器本体10に原液を充填する。次に、バルブアッセンブリ20を容器本体10に組み付ける。その後、加圧剤をバルブ機構40のステム41を開放しながら充填することで充填を行う。ただ、バルブアッセンブリ20を容器本体10に組み付ける直前に、バルブアッセンブリ20と開口部との隙間から加圧剤を充填するようにしても良い。さらに、エアゾール容器1を組み立ててから、原液及び加圧剤をステム41から充填しても良い。
上記構成のエアゾール容器1は、シールを、開口部の大径部10hの内面とハウジング30の外面との間で行っているとともに、ハウジング30の筒部30hの外面と容器本体10の開口部の小径部10iの内面とを摩擦嵌合しているため、合成樹脂製の容器本体10であっても所定の係合力及び気密性を確保することができる。また、カシメ加工を必要としないため、係合作業を極めて簡単に行うことができる。また、開口部の内径が大きいと、ハウジング30を開口部に挿入する際にOリング60がねじれ易く、慎重に作業する必要があり、作業が煩雑で時間もかかるが、本実施形態では、開口部の内径が比較的小径であるため、そのような問題も生じない。また、開口部の大径部10hにおいてシールされ、小径部10iにおいて係合されていることから、同じ箇所でシールと係合とを行う場合に比べてシールの損傷を抑制することができる。なお、図1に示すように、小径部10iの肉厚が大とされ、さらにその外周に保持部10fを形成していることから、開口部の拡径が抑制され、摩擦嵌合は長期に亘り安定して維持される。
次に、この発明のエアゾール容器の第2実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。この第2実施形態のエアゾール容器2は、図2に示すように、容器本体10と、バルブアッセンブリ200とから構成されており、基本的には第1実施形態と同様であるが、ハウジング300の底部300aの下面から下方に突出する筒部300hが形成され、この筒部300hの下端に、半径方向外側に向かって突出する係合爪300iが形成されている点に特徴を有する。この係合爪300iは、ハウジング300を容器本体10の開口部内に挿入した際、容器本体10の首部10dの下端であって、肩部10cにかけて拡径する内面(拡径部100n)に係止するようになっている。なお、筒部300hの下端側は上方に比べて薄肉とされ、ディップチューブ70との間に隙間が形成されている。そのため、係合爪300iの小径部10iへの挿通作業を簡単に行うことができる。
このように、第2実施形態では、ハウジング300と容器本体10とを係合爪300iにより係止しているため、係合作業が極めて簡単である。また、第1実施形態と同様、カシメ加工を必要としないため、開口径の小さな容器本体にも容易に適用可能である。
なお、本実施形態では、ステム41を上方に付勢するものとして金属バネ43が使用されている点でも第1実施形態と相違するが、その他の点については、第1実施形態と同様の構成を有しており、その作用効果も同一であることから、同符号を付し、説明を省略する。
次に、この発明のエアゾール容器の第3実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。この第3実施形態のエアゾール容器3は、図3に示すように、容器本体101の小径部10iの内面に雌ネジ101kが形成され、この雌ネジ101kに対応する雄ネジ301jが、ハウジング301の筒部301hの外面に形成されている点に特徴を有する。そして、ハウジング301を容器本体101の開口部内に挿入するに際し、ネジ同士を螺合することで、ハウジング301と容器本体101とを係合している。なお、ハウジング301の
雄ネジ301jと容器本体101の雌ネジ101kは、雄雌を相互に入れ替えて形成しても良い。
また、本実施形態では、バルブアッセンブリ201が、ハウジング301とバルブ機構40とを一体化するためのバルブキャップ801を備えている。このバルブキャップ801は、ハウジング301の上部を覆う上底801aを有する金属製の筒状体であって、上底801aには、ステム41を通すためのステム挿通孔801bが形成されている。また、バルブキャップ801の下端は半径方向内側に変形(縮径)されており、この縮径部801cをハウジング301の環状凹部30dに嵌入することで、バルブ機構40とハウジング301とを一体化している。第1、第2実施形態では、カバー50によってバルブ機構40をハウジング30に固定していたが、このように、バルブキャップ801によって、バルブ機構40とハウジング301とを一体化すれば、ハウジング301と容器本体101との螺合作業を楽に行うことができる。
このように、第3実施形態では、ハウジング301と容器本体101とを螺合により係合するものであるため、係合作業が極めて簡単である。また、上記実施形態と同様、ハウジング301を容器本体101に係合するにあたってカシメ加工を必要としないため、開口径の小さな容器本体にも容易に適用可能である。
なお、本実施形態では、他に、カバー501の形状が上記実施形態と異なっている。具体的には、カバー501の上底501aによってハウジング301のフランジ部30cを覆う点、上底501aにバルブキャップ801を通すバルブキャップ挿通孔501bが形成されている点で上記実施形態と相違している。ただ、その他の点については第1、第2実施形態と同様の構成を有しており、その作用効果も同一であることから、同符号を付し、説明を省略する。
次に、この発明のエアゾール容器の第4実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。この第4実施形態のエアゾール容器4においても、図4に示すように、上端に開口部を有する容器本体102と、開口部を閉塞するバルブアッセンブリ202とから構成されている。以下、各構成部品について詳細に説明するが、本実施形態の特徴は、主として、ネジキャップ502及びフィルム材902を用いる点にある。従って、主に特徴部分のみを説明し、上記実施形態と同様の構成のものについては、同符号を付し、その説明を省略する。
容器本体102は、図4aに示すように、基本的には上記実施形態と同様であるが、保持部10fの上方の外面に、ネジキャップ502(嵌着部材)の雌ネジ502fに対応する雄ネジ102mが形成されている点で相違する。また、首部102dの内外径は均一とされている。
バルブアッセンブリ202は、容器本体102の開口部内に挿入されるハウジング302と、そのハウジング302に保持されるバルブ機構40と、ハウジング302を容器本体102に固定するネジキャップ502と、ネジキャップ502を覆うフィルム材902とを備えている。
ハウジング302は、図4bに示すように、底部302aを有する合成樹脂製の筒状体である。上端には切欠302bが形成され、バルブ機構40のステムラバー42が配置されている。また、上端には、半径方向外側に突出する環状フランジ部302cが形成されている。この環状フランジ部302cの下面は、容器本体102の上端面に当接している。そのフランジ部302cより下方の側面には、半径方向内側に凹む環状凹部302eが形成されている。この環状凹部302eにはOリング(シール材)60が装着されている。Oリング60は、環状凹部302eの内面と容器本体102の開口部の内面との間で水
平方向(半径方向)に圧縮され、容器本体102とハウジング302との間をシールする。ハウジング302の底部302aの中央には、上下に貫通する連通孔302fが形成されている。底部302aの下面には、下方に突出する筒部302hが形成されており、ディップチューブ70が装着されている。
ネジキャップ502は、バルブ機構40、ハウジング302に加え、容器本体102の開口部近傍を覆う上底502aを有する合成樹脂製の筒状体である。上底502aには、ステム41を通すステム挿通孔502bが形成されている。ネジキャップ502の内面には、前述の容器本体102の首部102dに形成された雄ネジ102mに対応する雌ネジ502fが形成されている。さらに、ネジキャップ502の内面は上底502aに向かうにつれて縮径している。換言すれば、雌ネジ502fのねじ山の高さが上底502aに向かうにつれて高く形成されている。そして、ネジキャップ502を容器本体102の開口部に外嵌、螺合することで、開口部を半径方向内側に変形(縮径)させ、開口部の内面とハウジング302の外面とを摩擦嵌合させている。なお、本実施形態では、ネジキャップ502が、環境の変化(温度上昇)による内圧の上昇や容器本体の変形に伴うバルブアッセンブリの飛び抜けを防止している。また、雄ネジ102mや雌ネジ502fがテーパーネジであれば、螺合や内圧によって容器本体102の開口部を半径方向内側に変形させることも可能である。ただ、ストレートネジであっても良い。また、ネジキャップ502の材質としては、合成樹脂の他、ゴムや金属であっても良い。
フィルム材902は、加熱により収縮するシュリンクフィルムであって、ネジキャップ502の半径方向外側への変形を抑制するものである。その形状は、ネジキャップ502を覆う上底902aを有する筒状体とされている。上底902aには、ステム41を通すステム挿通孔902bが形成されている。下端は容器本体102の開口部の外面に当接している。なお、フィルム材902としては、シュリンクフィルムの他、ゴム製や合成樹脂製、金属製のキャップを使用することもできる。
上記構成のエアゾール容器4は、シールを、開口部の内面とハウジング302の外面との間で行っているとともに、ネジキャップ502によって容器本体102の開口部を縮径させ、ハウジング302と容器本体102とを摩擦嵌合させているため、合成樹脂製の容器本体102であっても所定の係合力及び気密性を確保することができる。また、カシメ加工を必要としないため、係合作業が極めて簡単で、開口径の小さな容器本体にも容易に適用可能である。なお、充填工程やバルブ機構40等については、上記実施形態と同様であり、同様の作用効果を奏する。また、容器本体102の雄ネジ102mとネジキャップ502の雌ネジ502fは、雄雌を相互に入れ替えて形成しても良い。
次に、この発明のエアゾール容器の第5実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。この第5実施形態のエアゾール容器5においても、図5に示すように、上端に開口部を有する容器本体103と、開口部を閉塞するバルブアッセンブリ203とから構成されている。以下、各構成部品について詳細に説明するが、本実施形態の特徴は、主として、バルブキャップ803を用いて、ハウジング303と容器本体103との係合を行う点にある。従って、主に特徴部分のみを説明し、上記実施形態と同様の構成のものについては、同符号を付し、その説明を省略する。
容器本体103は、図5aに示すように、底部103aが内側に凸となる円弧状とされ、吊り下げ支持のための保持部が形成されていない他は、上記実施形態と同様である。なお、底部103aの形状は、容器自体を自立可能としながらも、容器本体103の肉厚を抑えつつ耐圧性を確保するための措置である。開口部の内外径と胴部103bとの関係や満注量等については、上記実施形態と同様である。
バルブアッセンブリ203は、容器本体103の開口部内に挿入されるハウジング303と、そのハウジング303に保持されるバルブ機構40と、そのバルブ機構40をハウジング303に固定するバルブキャップ803と、ハウジング303を容器本体103に固定するカバー(嵌着部材)503とを備えている。
ハウジング303は、図5bに示すように、底部303aを有する合成樹脂製の筒状体である。上端には切欠303bが形成され、バルブ機構40のステムラバー42が配置されている。また、上端から中央部付近にかけての側面には、半径方向外側に突出する環状フランジ部303cが形成されている。この環状フランジ部303cの下面は、容器本体103の大径部10hと小径部10iとの間の段部10jの上面に当接している。このフランジ部303cの上端には、さらに半径方向外側に突出する突出部303kが形成されている。突出部303kには、後述するバルブキャップ803の縮径部803cが係合している。フランジ部303cより下方の側面には、半径方向内側に凹む環状凹部303eが形成されている。この環状凹部303eにはOリング(シール材)60が装着されている。Oリング60は、環状凹部303eの内面と容器本体103の開口部の小径部10iの内面との間で水平方向(半径方向)に圧縮され、容器本体103とハウジング303との間をシールする。ハウジング303の底部303aの中央には、上下に貫通する連通孔303fが形成されている。底部303aの下面には、下方に突出する筒部303hが形成されており、ディップチューブ70が装着されている。
バルブキャップ803は、バルブ機構40を覆い、かつ、ハウジング303の上部及び側面を覆う上底803aを有する金属製の筒状体である。上底803aには、ステム41を通すステム挿通孔803bが形成されている。また、バルブキャップ803の側面は一部、半径方向内側に変形(縮径)されており、この縮径部803cが前述のハウジング303の突出部303kに係合することで、バルブ機構403とハウジング303とを一体化している。換言すれば、バルブキャップ803は、ハウジング303の上部に外嵌固定されている。従って、バルブキャップ803とハウジング303は別体であるものの、組み立て後は一体のひとつの部品として機能する。バルブキャップ803の外径は、容器本体103の開口部の大径部10hの内径よりも僅かに大径とされている。そして、ハウジング303を容器本体103の開口部内に挿入するにあたり、バルブキャップ803を開口部に圧入することで、容器本体103の開口部の大径部10hの内面とバルブキャップ803と外面とを摩擦嵌合している。
カバー503は、バルブキャップ803を介して、ハウジング303及びバルブ機構40を覆い、かつ、容器本体103のフランジ部10eを覆う上底503aを有する合成樹脂製の筒状体である。上底503aには、ステム41を通すステム挿通孔503bが形成されている。カバー503の下端には、半径方向内側に突出する係止部503eが形成されている。そして、係止部503eが容器本体103のフランジ部103eの下面と係止することによって、環境の変化(温度上昇)による内圧の上昇や容器本体の変形に伴うバルブアッセンブリの飛び抜けを防止している。なお、バルブキャップ803を開口部に圧入することで、容器本体103の開口部の大径部10hの内面とバルブキャップ803と外面とを摩擦嵌合していることから、カバー503の板厚や材料強度を従来のものに比べて抑えることができ、軽量化やコスト削減を図ることができる。
上記構成のエアゾール容器5への充填は、以下の工程でなされる。まず、始めに、容器本体103に原液を充填する。次に、カバー503を除いたバルブアッセンブリ203を容器本体103の上方で、Oリング60が開口部の内面にかからない高さに保持する。そして、加圧剤を容器本体103とバルブアッセンブリ203との隙間から充填し、それとほぼ同時にカバーを除いたバルブアッセンブリ203を下げる。本実施形態では、カバー503と関係なくバルブ機構40がハウジング303に固定されているため、容器本体1
03内にハウジング303を挿入するだけで、容器本体103とハウジング303との間のシール及び固定(係合)が行われ、組み立て前の加圧剤充填(アンダーカップ充填)が容易である。
上記構成のエアゾール容器5は、シールを、開口部の小径部10iの内面とハウジング30の外面との間で行っているとともに、バルブキャップ803を介して間接的にハウジング303と容器本体103とを係合しているため、合成樹脂製の容器本体103であっても所定の係合力及び気密性を確保することができる。また、ハウジング303と容器本体103とを係合するにあたってカシメ加工を必要としないため、係合作業が極めて簡単で、開口径の小さな容器本体にも容易に適用可能である。また、開口部の大径部10hにおいて係合され、小径部103iにおいてシールされていることから、同じ箇所で係合とシールとを行う場合に比べてシールの損傷を抑制することができる。なお、バルブ機構40等については、上記実施形態と同様であり、同様の作用効果を奏する。
次に、この発明のエアゾール容器の第6実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。この第6実施形態のエアゾール容器6は、図6に示すように、容器本体103と、バルブアッセンブリ204とから構成されており、基本的な形状は第5実施形態と同様であるが、第5実施形態では、合成樹脂製のカバー503を用いていたのに対して、本実施形態では、金属製のカバー504を用いている点で相違する。
具体的に説明すると、カバー504は、バルブキャップ803を介して、ハウジング303及びバルブ機構40を覆い、かつ、容器本体103のフランジ部10eを覆う上底504aを有する金属製の筒状体である。上底504aには、ステム41を通すステム挿通孔504bが形成されている。そして、カバー504を容器本体103の開口部に外嵌させた状態において、カバー504を側方から把持し、開口部のフランジ部10eと係止する係止部504eの形成とともに、カバー504の周壁を半径方向内側に変形(縮径)させる。これにより、容器本体103の開口部を半径方向内側に変形させ、容器本体103の開口部の大径部10hの内面とバルブキャップ803の外面とを密着、摩擦嵌合させている。
このように、第6実施形態では、カバー504をカシメてはいるものの、バルブキャップ803と容器本体103との摩擦嵌合を利用して、ハウジング303と容器本体103とを間接的に係合しているため、カバー504の板厚や材料強度を、従来の金属製のマウンティングカップ等に比べて小さくしても十分な係合力や気密性を確保することができる。また、板厚や材料強度が小さければ、軽量化やコスト削減を図ることも可能で、カシメ加工も極めて簡単に行うことができ、開口径の小さな容器本体にも難なく適用することができる。
なお、その他の構成は、第5実施形態と同様であり、その作用効果も同一であることから、同符号を付し、説明を省略する。
以上に、この発明の代表的な実施形態について説明したが、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施形態においては、容器本体とハウジングとを、摩擦嵌合、係合爪による係止、螺合していたが、これに代えて溶着や接着としても良いし、これらを併用しても良い。また、第1実施形態では、ステムを上方に付勢するものとしてハウジングに一体成形された突出片を用い、その他の実施形態においては金属製のバネを用いていたが、相互入れ替えて用いても良いし、さらにハウジングと別体の合成樹脂製のバネを用いるようにしても良い。また、容器本体として、第1〜4実施形態では、底部が半球状とされ保持部が形成されたものを使用し、第5、6実施形態では、底部が内側凸とされ保持部が形成され
ていないものを使用していたが、相互に入れ替えて用いても良い。
1、2、3、4、5、6・・エアゾール容器
10、101、102、103・・容器本体
10a、103a・・底部
10b・・胴部
10c・・肩部
10d、102d・・首部
10e・・フランジ部
10f・・・保持部
10g・・装着部
10h・・大径部
10i・・小径部
10j・・段部
101k・・雌ネジ
102m・・雄ネジ
100n・・拡径部
20、200、201、202、203、204・・バルブアッセンブリ
30、300、301、302、303・・ハウジング
30a、300a、302a、303a・・底部
30b、302b、303b・・切欠
30c、302c、303c・・フランジ部
30d・・凹部
30e、302e、303e・・凹部
30f、302f、303f・・連通孔
30g・・突出片
30h、300h、301h、302h、303h・・筒部
300i・・嵌合爪
301j・・雄ネジ
303k・・突出部
40・・バルブ機構
41・・ステム
41a・・ステム孔
41b・・噴出孔
42・・ステムラバー
43・・バネ
50、501、502、503、504・・嵌着部材(カバー、ネジキャップ)
50a、501a、502a、503a、504a・・上底
50b、501b、502b、503b、504b・・ステム挿通孔(バルブキャップ挿通孔)
50c・・段部
50d・・突出部
50e、503e、504e・・係止部
502f・・雌ネジ
60・・Oリング
70・・ディップチューブ
801、803・・バルブキャップ
801a、803a・・上底
801b、803b・・ステム挿通孔
801c、803c・・縮径部
902・・フィルム材
902a・・上底
902b・・ステム挿通孔

Claims (5)

  1. 開口部を備えた合成樹脂製の容器本体と、容器本体の開口部を閉塞するとともに、容器本体内と外部とを連通/遮断するバルブアッセンブリとを備えたエアゾール容器であって、
    上記容器本体の開口部が、上方の大径部と下方の小径部とからなり、
    上記大径部の内径が5〜30mmで、小径部の内径が1〜20mmで大径部の内径より小さく、
    バルブアッセンブリは、開口部に挿入されるハウジングを備え、
    上記ハウジングが大径部に挿入される部位と、小径部に挿入される筒部とを有し、
    上記開口部の大径部の内面と、その内面と対応するハウジングの外面との間に、半径方向に圧縮されるシール材が設けられているとともに、
    容器本体とハウジングとが、容器本体内において係合により固定されており、
    上記ハウジングの筒部が容器本体の小径部よりわずかに径が大きく、
    上記容器本体とハウジングの係合が、ハウジングを開口部に圧入することによる、容器本体の小径部の内面と上記ハウジングの筒部の外面との摩擦嵌合であることを特徴とするエアゾール容器。
  2. 開口部を備えた合成樹脂製の容器本体と、容器本体の開口部を閉塞するとともに、容器本体内と外部とを連通/遮断するバルブアッセンブリとを備えたエアゾール容器であって、
    上記容器本体の開口部が、上方の大径部と下方の小径部とからなり、
    上記大径部の内径が5〜30mmであり、上記小径部の内径が1〜20mmで大径部の内径より小さく、
    バルブアッセンブリは、開口部に挿入されるハウジングを備え、
    上記ハウジングが大径部に挿入される部位と小径部に挿入される筒部とを有し、
    開口部の小径部の内面とハウジングの筒部の外面との間に、半径方向に圧縮されるシール材が設けられているとともに、
    容器本体とハウジングとが、容器本体内において係合により固定されており、
    上記容器本体とハウジングとの係合が、ハウジングに外嵌固定されたバルブキャップを開口部に圧入することによる、容器本体の内面とバルブキャップの外面との摩擦嵌合であるエアゾール容器。
  3. 開口部を備えた合成樹脂製の容器本体と、容器本体の開口部を閉塞するとともに、容器本体内と外部とを連通/遮断するバルブアッセンブリとを備えたエアゾール容器であって、
    上記容器本体の開口部が、上方の大径部と下方の小径部とからなり、
    上記大径部の内径が5〜30mmで、小径部の内径が1〜20mmで大径部の内径より小さく、
    バルブアッセンブリは、開口部に挿入されるハウジングを備え、
    上記ハウジングが大径部に挿入される部位と、小径部に挿入される筒部とを有し、
    上記開口部の大径部の内面と、その内面と対応するハウジングの外面との間に、半径方向に圧縮されるシール材が設けられているとともに、
    容器本体とハウジングとが、容器本体内において係合により固定されており、
    上記容器本体とハウジングとの係合が、容器本体の首部の下端から肩部にかけて拡径する内面と、ハウジングの下端外面から外向きに突出する係合爪との係止であるエアゾール容器。
  4. 開口部を備えた合成樹脂製の容器本体と、容器本体の開口部を閉塞するとともに、容器本体内と外部とを連通/遮断するバルブアッセンブリとを備えたエアゾール容器であって、
    上記容器本体の開口部が、上方の大径部と下方の小径部とからなり、
    上記大径部の内径が5〜30mmで、小径部の内径が1〜20mmで大径部の内径より小さく、
    バルブアッセンブリは、開口部に挿入されるハウジングを備え、
    上記ハウジングが大径部に挿入される部位と、小径部に挿入される筒部とを有し、
    上記開口部の大径部の内面と、その内面と対応するハウジングの外面との間に、半径方向に圧縮されるシール材が設けられているとともに、
    容器本体とハウジングとが、容器本体内において係合により固定されており、
    上記容器本体とハウジングとの係合が、容器本体の小径部の内面のネジとハウジングの筒部の外面のネジとの螺合であるエアゾール容器。
  5. 上記バルブアッセンブリが、ハウジングと、そのハウジングに保持されるバルブ機構と、そのバルブ機構をハウジングに固定する合成樹脂製の嵌着部材とを有し、
    上記ハウジングが、半径方向外側に突出して容器本体の上端面に当接される環状フランジ部を有し、
    上記嵌着部材が、ハウジングのフランジ部の上面を覆う上底と、容器本体の首部の上端に設けられたフランジ部の下面と係合する係止部とを有する、
    請求項1〜4のいずれかに記載のエアゾール容器。
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