JP2014040270A - 二重エアゾール容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 合成樹脂製の容器本体11と、その内部に収容され、上下に区画された可撓性の内袋12と、容器本体11及び内袋12を閉じ、内袋12と外気とを連通するバルブアッセンブリ13とを備えた二重エアゾール容器10。この二重エアゾール容器10では、容器本体11の開口部と内袋12の首部の間をOリング14によってシールしている。そして、その内袋12の首部の外周に配置されるOリング14は、内袋12の首部に設けられた外方に突出した保持部15によって支持されている。
【選択図】図1
Description
しかし、近年、内容物の残量や状態を確認できる二重エアゾール容器が求められている中、合成樹脂製の容器本体が提案されている。
例えば、特許文献1には、容器本体を透明または半透明にした二重エアゾール容器が提案されている。また、特許文献2の図23には、複数の内容物を吐出できる合成樹脂製の容器本体を備えた二重エアゾール容器が提案されている。
本発明は、合成樹脂製の容器本体を用いた二重エアゾール容器であって、新しい固定構造及びシール構造を備えた二重エアゾール容器を提供することを目的としている。
また、内袋が容器本体の口部の上に配置され、その上端から外方に突出したフランジ部を備えているものが好ましい。
さらに、保持部が複数個環状に配置されていてもよい。
そして、保持部の先端の径が、容器本体の口部の内径より大きくてもよい。
このような第2の態様の二重エアゾール容器であって、内袋が前記首部の上端から外方に突出したフランジ部を備え、そのフランジ部の先端の径が容器本体の口部の内径より小さいものが好ましい。
このような第3の態様の二重エアゾール容器であって、内袋の首部が容器本体の開口部内面とバルブホルダーの環状壁との間で圧縮されるものが好ましい。
このような第4の態様の二重エアゾール容器であって、容器本体の首部の下端内面に半径方向内側に突出した環状突起を有し、前記バルブホルダーの環状壁の下端と環状突起とが、内袋の首部を介して係合するものが好ましい。
のため、加圧剤をアンダーカップ充填する際に、加圧剤が内袋内に入らない。
さらに、Oリングは、内袋の首部の外面と容器本体の開口部内面との間に配置されるため、バルブアッセンブリを固着すると、Oリングは容器本体の円筒状の開口部内面と、それと平行する環状壁により半径方向に圧縮され、容器本体と内袋との間をシールすることができる。特に、内袋の首部の表面(外周面)が滑らかでなくても強固なシールが得られる。
また、内袋が容器本体の口部の上に配置され、首部の上端から外方に突出したフランジ部を備えている場合、加圧剤を充填する際、充填圧力によりフランジ部が押し付けられ、加圧剤が内袋内に入るのを防止できる。そして、容器本体の開口部とバルブアッセンブリとの間で圧縮され、シール効果が得られる。
さらに、保持部が複数個環状に配置されている場合、加圧剤の充填通路を保持部同士の間に確保できる。
そして、保持部の先端の径が容器本体の口部の内径より大きい場合、保持部を容器本体の口部に当接できるため、内袋に環状壁を挿入しやすく、加圧剤も充填しやすい。
このような第2の態様の二重エアゾール容器であって、前記バルブホルダーが、容器本体に保持される外周部材と、前記バルブ機構を保持し、前記挿入壁を有する内周部材とを備え、外周部材と内周部材とを連結させたものであり、前記内袋の開口部を外周部材と内周部材との間に狭んで保持する場合、内袋とバルブホルダーとの間のシール性が一層強固になる。
また内袋が前記首部の上端から外方に突出したフランジ部を備え、そのフランジ部の先端の径が容器本体の口部の内径より小さい場合、内袋のフランジ部を折り曲げることなく容器本体内まで押し下げることができ、内容物充填後に内袋の上部に溜まっている空気を排出しやすい。
このような第3の態様の二重エアゾール容器であって、内袋の首部が容器本体の開口部内面とバルブホルダーの環状壁との間で圧縮される場合、容器本体の開口部の三面(口部の外面、口部の上面、口部及び首部の内面)でシールできる。また、内袋の首部を広い面で圧縮するためシール性が高い。
、内袋の首部を広い面で圧縮することができてシール性が高い。
このような第4の態様の二重エアゾール容器であって、容器本体の首部の下端内面に半径方向内側に突出した環状突起を有し、バルブホルダーの環状壁の下端と環状突起とが内袋の首部を介して係合する場合、容器本体と内袋の間のシール性を高くすることができる。
このような二重エアゾール容器10は、容器本体11と内袋12の間の空間に加圧剤を充填し、区画された内袋12内に2種類の内容物を充填することにより二重エアゾール製品となる。
この容器本体11は、ポリエチレンテレフタレート、ポリシクロヘキサンジメチレンテレフタレート、ポリアリレート、ナイロンなどの合成樹脂製で有底筒状のパリソンを軸方向に伸ばしながら内部に空気を吹き込んで膨らます2軸延伸ブロー成形によって成形され
ている。また、透光性を有する合成樹脂材料を用いて容器本体11に透光性を付与するのが好ましい。これにより、内容物の残量、状態等を目視することができる。また、内容物を紫外線から保護するために紫外線吸収剤を混合しても良い。さらに、加圧剤の透過を防止するために、容器本体の内面および/または外面に炭素、アルミナ、シリカなどのコートを設けても良い。
内容器16は、底部を備えた円筒状の胴部16aと、その胴部16aの上端に形成されたテーパー状の肩部16bと、その肩部16bの上端に形成された円筒状の蛇腹部16cと、その蛇腹部16cの上端に形成された円筒状の首部16dと、その首部16dの上端に形成されたフランジ部16eとを備えた合成樹脂製の可撓性の容器である。なお、胴部16aの略中央部には、半径方向内側に凹んだ環状凹部16fが形成されている。そして、環状凹部16fに次に示す隔壁部材17が挿入され、環状凹部16fを境に上下2つの収容部(下側の第1収容部12a、上側の第2収容部12b)に分けられる。
また、この内容器16の首部16dの外周には、容器本体11の首部11cと内容器(内袋)の首部16dの間をシールするOリング14が設けられる。そして、首部16dには、そのOリング14を支持し、半径方向外側に向けて突出した保持部15が形成されている。なお、この保持部15は、図2cに示すように、フランジ部16eの下面との距離がOリング14の外径より大きくなる部位に形成されている。つまり、Oリング14を保持部15に支持させて配置させたとき、Oリング14とフランジ部16eの下面との間に隙間が形成されるように構成されている。これにより、Oリング14が半径方向に圧縮されたときに上下に延びて長円を形成するように弾性変形させることができ、容器本体11の首部11cと内袋12の首部16dとの間のシールを確実にする。この実施形態では、首部16dの一部を折り曲げて保持部15が形成されている。しかし、首部16dの一部を肉厚にして保持部15を形成してもよい。また、Oリング14の内径は、首部16dの外径より若干小さくなっていることが好ましい。
ダ部)28と、外筒部26と内筒部28の下端を連結する環状の連結部29とを備えている。内筒部28の上端には、バルブ機構22が抜け飛ばないように上方から支持する支持板28aが設けられており、内筒部28の下端にはバルブ機構22が内袋12内に落ち込まないように支持する支持爪28bが形成されている。
バルブホルダー21の外筒部26と内袋12の首部16dとの間は、内袋12の首部16dに嵌めるOリング14の収縮によってシールが形成される。なお、内袋12の首部16dの内径を外筒部26の外径より小さくすることにより、内袋12の首部16dを外筒部26に嵌合させて、バルブホルダー21と内袋12との間のシール性を強くしてもよい。
この隙間より加圧剤を充填(図2bの矢印)し、それと同時に、バルブアッセンブリ13を下方に押圧して内容器16の蛇腹部16cを収縮させ、Oリング14を容器本体11の首部11cと内袋12の首部16dとの間に位置させて半径方向に圧縮し、マウントカバー23をカシメ付けて二重エアゾール製品が製造される。
そのため、ガス充填後、バルブアッセンブリ13を押し下げて固定することにより、Oリング14は容器本体11の首部11cの内面と内袋12の首部16dの外面(バルブアッセンブリの外筒部26)の間で挟まれて半径方向に圧縮される。つまり、容器本体11と内袋12との間がOリング14の弾性力でシールされる。
一方、ガス充填前あるいはガス充填時は、内袋12の首部16dとバルブホルダーの外筒部26の嵌合だけでなく、内袋12の首部16dの外周に嵌合されたOリング14の収縮力によって、内袋12と外筒部26との間がシールされているため、加圧剤を充填するとき、加圧剤が内袋12内へ侵入することがない。
Oリング14は、図2aの組み付け前の内容器16の状態で内容器16に取り付けてもよく、内容物を充填してから取り付けてもよい。
なお、隔壁部材17はハウジングに連結したディップチューブ18に装着してバルブアッセンブリ13と一体化して用いてもよい。その場合、第1収容部12aに第1内容物を充填した後でバルブアッセンブリを内袋に装着しつつ隔壁部材を環状凹部に装着し、加圧剤を充填してマウントカバー23を容器本体の口部にカシメ付け、最後にステムから第2内容物を第2収容部に充填することができる。
図2dの内容器31は、フランジ部31aの先端の外径が容器本体11の環状突起11eの若干内側に位置するようになっている。他の構成は、図1の内袋12と実質的に同じものである。このようにフランジ部31aを短くすることにより、Oリング14の内袋31への装着が容易になる。
二重エアゾール容器35は、合成樹脂製の容器本体11と、その内部に収容される可撓性の内袋36と、容器本体11及び内袋36を閉じ、内袋36内の収容部と外気とを連通するバルブアッセンブリ37とを備えている。この二重エアゾール容器35も、容器本体11の首部と内袋36の首部の間にOリング14が設けられており、内袋の首部の外周に配置されるOリングは、内袋36の首部に設けられた外方に突出した保持部15に支持されている。なお、容器本体11は、図1の容器本体11と実質的に同じものである。
6eは、図1の内袋12と実質的に同じ構成となっており、首部16dの外周には保持部15が形成されている。そのため、内袋36内には、1つの内容物が充填される。
このような二重エアゾール容器40も、容器本体11と内袋41の間の空間に加圧剤を充填し、区画された内袋41内に2種類の内容物を充填することにより二重エアゾール製品となる。
内容器45は、蛇腹部45c及び首部45dの径が若干図1の内容器16の蛇腹部16c及び首部16dより小さくなっており、首部45dの上端のフランジ部45eの先端径が容器本体11の口部11dの内径より小さくなっている。他の構成の胴部16a、肩部16bは図1の内容器16と実質的に同じであり、胴部16aには環状凹部16fが形成されている。
外筒部46には、Oリング14を保持する環状凹部46aが形成されている。
挿入壁47の外径は、内袋41の首部45dの内径より大きくなっている。これにより、内袋41の首部45dを挿入壁47に嵌合させて、バルブホルダー43と内袋41との間をシールしている。
また二重エアゾール容器50の他の構成である容器本体、バルブ機構及びマウンテンキャップは、図6の二重エアゾール容器40と実質的に同じものである。
二重エアゾール容器60は、合成樹脂製の容器本体61と、その内部に収容され、上下に区画された可撓性の内袋62と、容器本体61及び内袋62を閉じ、内袋62と外気とを連通するバルブアッセンブリ64とを備えている。この二重エアゾール容器60では、容器本体61の口部61dを覆うように内袋62のフランジ部63eを配置させ、口部6
1dの上面及び外面に形成されたシール突起61g、h(図8b参照)と係合させることにより、容器本体61と内袋62との間をシールしている。
このような二重エアゾール容器60も、容器本体61と内袋62の間の空間に加圧剤を充填し、区画された内袋62内に2種類の内容物を充填することにより二重エアゾール製品となる。
内袋61は、内容器63と、隔壁部材17とからなる。隔壁部材17は、図1の隔壁部材17と実質的に同じものである。
内容器63は、フランジ部63eが容器本体61の口部61dを覆うことができるように大きく構成されている。また、この内容器63は蛇腹部を有しない。他の構成は、図1の内容器16と実質的に同じであり、胴部16a、肩部16b、首部16dを有している。内容器63のフランジ部63eが、容器本体61の口部61dを覆い、第1シール突起61gとフランジ部63e及び第2シール突起61hとフランジ部63eとで容器本体61と内袋62の間をシールする。
外筒部67は、図8bに示すように、その外面と容器本体61の首部11cとで内袋62の首部16dを挟んでシールできるような構成となっている。つまり、外筒部67、内袋62の首部16d、容器本体61の首部11cの間には、隙間が形成されないように構成されている。しかし、図8dのように容器本体61の首部11cと内袋62の首部16dの間に隙間が空くようにしてもよい。
二重エアゾール容器70は、合成樹脂製の容器本体11と、その内部に収容された可撓性の内袋36と、容器本体11及び内袋36を閉じ、内袋12と外気とを連通するバルブアッセンブリ72とを備えている。容器本体11及び内袋36は、図5の容器本体11及び内袋36と実質的に同じものである。なお、内袋36は図1の内袋12のように上下に区画したものを用い、バルブ機構38は図1のバルブ機構22のように第1収容部と第2収容部と連通するものを用い、2種類の内容物を収容し吐出できる二重エアゾール容器と
することができる。
バルブアッセンブリ72は、容器本体11の開口部及び内袋の開口部に装着され、バルブアッセンブリを容器本体に固定するためのマウンティングカップ76と、そのマウンティングカップ76に保持され、内袋36と外部を連通するバルブ機構38とを備えている。バルブ機構38は、図5のバルブ機構38と実質的に同じものである。
環状フランジ82は、容器本体の口部11dを覆い、かつ、口部11dを上下からカシメ付けたものである。
内筒部83の上端には、バルブ機構38が抜け飛ばないように上方から支持する支持部83aが設けられており、内筒部83の下端にはバルブ機構38が内袋12内に落ち込まないように支持する支持突起83bが形成されている。マウンティングカップ76はバルブホルダーとマウントカバーの両方の作用をする。
なお、図9c、dのように容器本体11の口部11dの上面を湾曲にしてもよい。これにより、マウンティングカップ76の湾曲した環状フランジで内袋36のフランジ部16eの端部を圧縮でき、シール強度が高くなる。
11 容器本体
11a 胴部
11b 肩部
11c 首部
11d 口部
11e 環状突起
12 内袋
12a 第1収容部
12b 第2収容部
13 バルブアッセンブリ
14 Oリング
15 保持部
16 内容器
16a 胴部
16b 肩部
16c 蛇腹部
16d 首部
16e フランジ部
16f 環状凹部
17 隔壁部材
17a 隔壁
17b 脚部
17c 貫通孔
21 バルブホルダー
22 バルブ機構
22a ハウジング
22b ステム
22c 連結部
22d 連通孔
23 マウントカバー
26 外筒部(環状壁)
27 環状フランジ
28 内筒部(ホルダ部)
28a 支持板
28b 支持爪
29 連結部
31 内容器
31a フランジ部
32 内容器
32a 保持部
33 内容器
33a 肩部
35 二重エアゾール容器
36 内袋
36a 胴部
38 バルブ機構
38a ハウジング
38b ステム
40 二重エアゾール容器
41 内袋
41a 第1収容部
41b 第2収容部
42 バルブアッセンブリ
43 バルブホルダー
45 内容器
45c 蛇腹部
45d 首部
45e フランジ部
46 外筒部(環状壁)
46a 環状凹部
47 挿入壁
50 二重エアゾール容器
51 バルブホルダー
51a 外周部材
51b 内周部材
52a 第1係合段部
52b 第2係合段部
53 内袋
60 二重エアゾール容器
61 容器本体
61g 第1シール突起
61h 第2シール突起
62 内袋
63 内容器
63eフランジ部
64 バルブアッセンブリ
66 バルブホルダー
67 外筒部(環状壁)
70 二重エアゾール容器
71 シール材
72 バルブアッセンブリ
76 マウンティングカップ
81 環状壁
82 環状フランジ
83 内筒部
83a 支持部
83b 支持突起
84 連結部
90 二重エアゾール容器
91 環状突起
Claims (12)
- 円筒状の首部およびその上端に連続する首部より肉厚の口部を有する開口部を備え、前記首部の内面と口部の内面が連続した合成樹脂製の容器本体と、
円筒状の首部を有する開口部を備え、容器本体の内部に収容される可撓性の内袋と、
前記容器本体の開口部及び内袋の開口部に装着されるバルブホルダーおよびそのバルブホルダーに連結され、内袋と外部を連通するバルブ機構を有するバルブアッセンブリとからなる二重エアゾール容器であって、
前記バルブホルダーは、容器本体の円筒状の開口部内面と同心円上にあり、内袋の首部に嵌入される環状壁を備えており、
前記内袋の首部の外面と容器本体の開口部内面との間にOリングが配置され、
前記Oリングは容器本体の開口部内面と環状壁により圧縮され、容器本体の開口部内面と内袋の首部の間をシールする、
二重エアゾール容器。 - 前記内袋は、開口部の上端からの距離がOリングの外径より大きい、外方に突出した保持部を首部に有している、
請求項1記載の二重エアゾール容器。 - 前記内袋が、容器本体の口部の上に配置され、首部の上端から外方に突出したフランジ部を備えている、
請求項1記載の二重エアゾール容器。 - 前記保持部が複数個環状に配置されている、
請求項2記載の二重エアゾール容器。 - 前記保持部の先端の径が、容器本体の口部の内径より大きい、
請求項2記載の二重エアゾール容器。 - 円筒状の首部およびその上端に連続する首部より肉厚の口部を有する開口部を備え、首部の内面と口部の内面が連続した合成樹脂製の容器本体と、
円筒状の首部を有する開口部を備え、容器本体の内部に収容される可撓性の内袋と、
前記容器本体の開口部及び内袋の開口部に装着されるバルブホルダーおよびそのバルブホルダーに連結され、内袋と外部を連通するバルブ機構を有するバルブアッセンブリとからなる二重エアゾール容器であって、
前記バルブホルダーは、Oリングを保持し、容器本体の円筒状の開口部内面と同心円上にある環状壁と、前記内袋の首部に嵌入される環状の挿入壁を備えており、
前記Oリングは容器本体の開口部内面と環状壁により圧縮され、容器本体の開口部内面とバルブホルダーの間をシールする、
二重エアゾール容器。 - 前記バルブホルダーが、容器本体に保持される外周部材と、前記バルブ機構を保持し、前記挿入壁を有する内周部材とを備え、外周部材と内周部材とを連結させたものであり、
前記内袋の開口部を外周部材と内周部材との間に狭んで保持する、
請求項6記載の二重エアゾール容器。 - 前記内袋が、前記首部の上端から外方に突出したフランジ部を備え、そのフランジ部の先端の径が容器本体の口部の内径より小さい、
請求項6または7記載の二重エアゾール容器。 - 円筒状の首部およびその上端に連続する首部より肉厚の口部を有する開口部を備え、首部の内面と口部の内面が連続した合成樹脂製の容器本体と、
円筒状の首部を有する開口部を備え、容器本体の内部に収容される可撓性の内袋と、
前記容器本体の開口部及び内袋の開口部に装着されるバルブホルダーおよびそのバルブホルダーに連結され、内袋と外部を連通するバルブ機構を有するバルブアッセンブリとからなる二重エアゾール容器であって、
前記バルブホルダーは、内袋の首部に嵌入される環状壁と、容器本体の口部の上に配置され、環状壁の端から外方に突出した支持部とを備え、
前記容器本体の口部の上面に上方に突出した環状の第1シール突起が形成されており、口部の外面に半径方向外方に突出した環状の第2シール突起が形成されており、
前記内袋が、容器本体の口部の上に配置され、首部の上端から外方に突出したフランジ部を備えており、フランジ部が、容器本体の口部を覆うように、口部の上面及び外面と当接し、第1シール突起とフランジ部及び第2シール突起とフランジ部とで容器本体と内袋の間がシールされる、
二重エアゾール容器。 - 前記内袋の首部が、容器本体の開口部内面とバルブホルダーの環状壁との間で圧縮される、
請求項9記載の二重エアゾール装置。 - 円筒状の首部およびその上端に連続する首部より肉厚の口部を有する開口部を備え、首部の内面と口部の内面が連続した合成樹脂製の容器本体と、
円筒状の首部を有する開口部を備え、容器本体の内部に収容される可撓性の内袋と、
前記容器本体の開口部及び内袋の開口部に装着されるバルブホルダーおよびそのバルブホルダーに連結され、内袋と外部を連通するバルブ機構を有するバルブアッセンブリとからなる二重エアゾール容器であって、
前記バルブホルダーは、内袋の首部に嵌入される環状壁と、容器本体の口部の上に配置され、環状壁の端から外方に突出した支持部とを備え、
前記内袋の首部が、容器本体の開口部内面とバルブホルダーの環状壁との間で圧縮され、前記容器本体の口部とバルブホルダーの支持部との間に環状のシール部材が設けられた、二重エアゾール容器。 - 前記容器本体の首部の下端内面に、半径方向内側に突出した環状突起を有し、
前記バルブホルダーの環状壁の下端と環状突起とが、内袋の首部を介して係合する、
請求項11記載の二重エアゾール容器。
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