JP2012127915A - 非常用ガス処理装置及びその処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明は、2系列同時起動運転時に加熱ヒータの故障による原子力発電所からの放射性物質の放出の増加を防止できる非常用ガス処理装置及びその運転方法を提供する。
【解決手段】
本発明は、ファンと、原子炉棟内からの処理空気を処理する湿分除去装置及び加熱ヒータを具備する乾燥装置とを有する前段系列を2系列と、高性能粒子フィルタ及びよう素用チャコールフィルタを具備するフィルタ装置の後段系列を少なくとも1系列とを有する非常用ガス処理装置において、前記2系列の2系列同時起動運転時に、前記加熱ヒータの故障による非常用ガス処理装置の性能低下の抑制を第1の特徴とする。また、非常用ガス処理装置またはその運転方法において、前記2系列同時起動運転時に、前記加熱ヒータの故障を検知し、前記検知の結果に基づいて故障した前記加熱ヒータの前記系列のファンの稼動を停止することを第2の特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、原子力発電所で使用される非常用ガス処理装置とその運転方法に係わり、原子力発電所から放出される放射性物質の低減に有効な非常用ガス処理装置とその運転方法に関する。
原子力発電所においては、万一の原子力事故の際に、原子力格納容器から漏洩した放射性物質を除去するとともに、原子力格納容器を有する原子力棟内を負圧に保ち原子力棟が配置されている原子炉建屋からの放射性物質の漏洩を防ぐ目的で非常用ガス処理装置が設けられている(特許文献1)。
図5は、従来の非常用ガス処理装置20の構成を示す図である。原子炉事故の際に、ファン1が起動し原子炉棟内と連通する配管12を介して原子炉棟内空気を湿分除去装置2及び加熱ヒータ3から構成される乾燥装置23に導く。乾燥装置23で乾燥加熱された原子炉棟内空気は、高性能粒子フィルタ4や放射性物質を捕集するよう素用チャコールフィルタ(以下、単にチャコールフィルタという)5を有するフィルタ装置45を通り、放射性物質が除去され大気に放出される。これら構成用要素のうちファン1と加熱ヒータ3は駆動部によって機能を発揮する動的機器であるために、装置機能維持上の観点からそれぞれ100%の能力を有する系列を2系列が設置され、うち1系列を予備としている。特許文献1には、ファン1及び乾燥装置23が直列に接続された系列を2系列、そしてその後段にフィルタ装置45の相当する系列が1系列有する非常用ガス処理装置が開示されている。
非常用ガス処理装置は原子力発電所での事故時に使用されるため、非常用ガス処理装置で処理すべき原子炉棟内の雰囲気は、相対湿度100%であると想定されている。一方、原子炉棟の雰囲気中に含まれる放射性よう素を捕捉するよう素用チャコールフィルタ5は、相対湿度が高いと性能が低下する。このため、処理空気の相対湿度を低下させる目的で、非常用ガス処理装置20では湿分除去装置2及び加熱ヒータ3から構成される乾燥装置23を有している。
また、特許文献1には1系列から構成される非常用ガス処理装置乾燥装置に100%能力を有する加熱ヒータを2台設けることが開示される。
特開2006−90778号公報
従来の2系列を有している非常用ガス処理装置(特許文献1)20では、原子炉事故の際に、起動時運転において所定時間(以下、2系列同時起動運転時という)、例えば15分間は2系列とも運転され、その後2系列のうち正常に動作する系列が選ばれて運転が継続される。従って、2系列同時起動運転時には、動的機器である加熱ヒータ3が正常に動作しなくてもファンが動作し、処理空気はその相対湿度が高い状態でチャコールフィルタに供給される。即ち、チャコールフィルタの性能が発揮できる環境であるかどうかがファンの運転条件にはなっていない。
その結果、非常用ガス処理装置起動時の2系列同時起動運転時に1系列の加熱ヒータが故障した場合、加熱ヒータが故障した系列のチャコールフィルタへ相対湿度が高い処理空気がファンによって送られ、非常用ガス処理装置が性能が発揮できない恐れがある。
動的機器のうちファン1が故障した場合には処理空気がチャコールフィルタに供給されないために上記のような問題は発生しない。
また、特許文献2の開示された非常用ガス処理装置は、動的機器であるファン、加熱ヒータのうち、加熱ヒータをフィルタ装置を直列に1系列に設ける装置であって、予備機器として100%能力を有する加熱ヒータを2台設けている。このような、1系列の非常用ガス処理装置では上記のような課題もなく、また、開示内容全体において前記課題の示唆もない。従って、課題に基づく解決手段の示唆もない。
本発明では、上記の課題を解決するためになされたもので、2系列同時起動運転時に加熱ヒータの故障による非常用ガス処理装置の性能低下を防止できる非常用ガス処理装置及びその運転方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、少なくとも以下の特徴とする。
本発明は、ファンと、原子炉棟内からの処理空気を処理する湿分除去装置及び加熱ヒータを具備する乾燥装置とを有し、前記処理空気の放射性物質を100%処理する能力を具備する前段系列を2系列と、高性能粒子フィルタ及びよう素用チャコールフィルタを具備するフィルタ装置の後段系列を少なくとも1系列とを有する非常用ガス処理装置において、前記前段系列の2系列が同時に起動される2系列同時起動運転時に、前記加熱ヒータの故障による非常用ガス処理装置の性能低下を防止する手段を有することを第1の特徴とする。即ち、本発明は、2系列同時起動運転時に、加熱ヒータにより加熱されない入熱量がない状態でファンが起動し、処理空気の相対湿度が高い状態では性能を発揮できないチャコールフィルタへ空気が送り込まれないことを特徴とする。
また、本発明は、前記抑制手段は前記100%能力を有する前記加熱ヒータを前記100%以下の能力を有する複数の加熱ヒータで構成することを第2の特徴とする
さらに、本発明は、前記複数の加熱ヒータを50%能力を有する2台の加熱コイルで構成したことを第3の特徴とする。
また、本発明は、前記複数の加熱ヒータを異なる種類の加熱ヒータで構成することを第4の特徴とする。
さらに、本発明は、前記抑制手段は、前記加熱ヒータの故障を検知する検知手段と前記検知手段の検出結果に基づいて故障した前記加熱ヒータの前記系列のファンの稼動を停止する制御手段とを有することを第5の特徴とする。
また、本発明は、前記検知手段は、前記加熱ヒータの上流側に設けられ前記処理空気の加熱前の温度と前記加熱ヒータの下流側に設けられ前記処理空気の加熱後の温度との温度差を検出することを第6の特徴とする。
さらに、本発明は、ファンと、原子炉棟内からの処理空気を処理する湿分除去装置及び加熱ヒータを具備する乾燥装置とを有する前段系列を2系列と、高性能粒子フィルタ及びよう素用チャコールフィルタを具備するフィルタ装置の後段系列を少なくとも1系列とを有する非常用ガス処理装置の運転方法において、前記前段系列の2系列が同時に起動される2系列同時起動運転時に、前記加熱ヒータの故障を検知し、前記検知の結果に基づいて故障した前記加熱ヒータの前記系列のファンの稼動を停止することを第7の特徴とする。
本発明によれば、2系列同時起動運転時に加熱ヒータの故障による性能低下を防止できる非常用ガス処理装置及びその運転方法を提供できる。
本発明の第1の実施形態である非常用ガス処理装置の構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態である非常用ガス処理装置の処理フローを示す図である。 本発明の第2の実施形態である非常用ガス処理装置の構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態である非常用ガス処理装置の構成を示す図である。 従来の非常用ガス処理装置の構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態である非常用ガス処理装置20Aの構成を示す図である。非常用ガス処理装置20Aは、ファン1、湿分除去装置2及び加熱ヒータとして加熱コイル3を具備する乾燥装置23及び放射性物質を捕集するチャコールフィルタ5とチャコールフィルタ5の両側に高性能粒子フィルタ4a、4bを具備するフィルタ装置45を備え、原子炉棟内からの処理空気を100%の能力を有する1系列を並行に2系列有する。また、原子炉棟内と連通する配管12とファン1との各系列の接続部には処理空気の温度を測る上流側温度センサ9uが、乾燥装置23側の高性能粒子フィルタ4aとチャコールフィルタ5の間にも処理空気の温度を測る下流側温度センサ9dが設けられている。さらに、非常用ガス処理装置20Aは上流側温度センサ9u及び下流側温度センサ9dからの信号をそれぞれの計測ライン10u、10dから取り込み、これら取込信号や上位制御装置(図示せず)からの指令によって両系列のファン1のファン動力部11及び両系列の加熱コイル3のヒータ動力部31を制御する制御装置8を有する。
万が一原子力事故が発生すると、制御装置8は両系列のファン1を及び加熱コイル3を稼動、即ち2系列同時起動運転を開始する(Step1)。上流側温度センサ9u及び下流側温度センサ9dによって非常用ガス処理装置20Aに流入する処理空気の温度Tu及びチャコールフィルタ5に流入する前の処理空気の温度Tdを測定する(Step2)。加熱コイルが正常に動作していれば処理空気は加熱され、下流側温度センサ9dは上昇する。そして、所定時間後、例えば15秒後には所定の温度ΔT以上に昇温されており、両者の温度差は式(1)に示す条件を満たす。逆に、加熱コイルが故障していれば処理空気は加熱されず両者の温度は略同じであり、式(2)に示す条件となる。
Td−Tu ≧ ΔT (1)
Td−Tu < ΔT (2)
従って、式(1)、式(2)により加熱コイル3の故障の有無を判断し(Step3)、故障していれば故障している系列のファンを停止し(Step4)、残りの系列による非常用ガス処理運転を継続する(Step5)。故障していなければ、そのまま2系列同時起動運転を継続し(Step6)、2系列同時起動運転が終了(Step7)しても、所定系列による運転を継続する(Step8)。
この結果、どちらかの系列の加熱コイル3が故障していればそのファン1を停止することにより、例えば2系列同時起動運転時間15分の15秒間のみ非常用ガス処理装置の性能が低下するが、その後は性能が低下した状態での非常用ガス処理装置の使用を防ぐことができる。即ち、加熱コイルが正常に運転中であることをファンの運転条件としているため、加熱コイル故障時にはファンが運転せず、性能が発揮できないチャコールフィルタへ原子炉棟内の空気が送り込まれることはなく、性能が低下した状態での非常用ガス処理装置の使用を防ぐことができる。
上記の第1の実施形態においては、上流側温度センサ9u及び下流側温度センサ9dの設置位置をそれぞれ原子炉棟内と連通する配管12のファン1との接続部と乾燥装置23側の高性能粒子フィルタ4aとチャコールフィルタ5の間に設けたが、上流側温度センサ9uの設置位置としては、加熱コイル3の上流側にあって加熱コイル3の加熱前の処理空気の温度が測れる位置であればよく、下流側温度センサ9dの設置位置としては加熱コイル3の下流側にあって加熱コイル3の加熱後の処理空気の温度が系列毎に測れる位置であればよい。
次に、本発明の第2の実施形態である非常用ガス処理装置20Bの構成を図3を用いて説明する。
第2の実施形態である非常用ガス処理装置20Bの構成が第1の実施形態である非常用ガス処理装置20Aと異なる点は、ファン1が乾燥装置23の下流にあり、さらにその下流に2つの系列に共通のフィルタ装置45が1系列設けられている点である。なお、ファン1は乾燥装置23の上流にそれぞれ系列毎に設けてもよい。
本発明の観点からすれば、加熱コイル3による加熱後の処理空気の温度を系列毎に別に計測でするために、下流側温度センサ9dが両者の処理空気が合流する前の設ける必要がある。そのために、本実施形態では下流側温度センサ9dをファン1の挿入側の配管に設けている。
上流側温度センサ9uの設置位置は第1の実施形態と同様である。また、制御装置8による処理は図2に示す処理フローと基本的には第1の実施形態と同様である。
以上、第2の実施形態においても第1の実施形態同様に、上流側温度センサ9u及び下流側温度センサ9dの温度差により加熱コイル3が故障を検出し、故障した系列のファン1を停止することにより、例えば2系列同時起動運転時間15分の15秒間のみ非常用ガス処理装置の性能が低下するが、その後は性能が低下した状態での非常用ガス処理装置の使用を防ぐことができる。
次に、本発明の第3、4の実施形態である非常用ガス処理装置20C、20dの構成を図4を用いて説明する。図4は、図1及び図3に置ける乾燥装置23の他の実施例23Eを示し、非常用ガス処理装置の実施形態としては図1及び図3の乾燥装置23を乾燥装置23Eに変えることで非常用ガス処理装置20C、20Dを構成する。
本実施形態では、50%の能力を有する加熱コイル3a、3bを並列に設けられ、ヒータ動力部31により別々に駆動することができる。
前述したように、加熱コイルの故障により非常用ガス処理装置の性能が低下する可能性があるのは2系列同時起動2系列同時起動運転時のみである。起動運転時は、まだ事故の初期状態であるため、処理空気である原子炉棟の雰囲気の相対湿度は100%ではないと推測できる。また、チャコールフィルタは待機時に加熱されているため、処理空気よりも温度が高い。これらのことから、非常用ガス処理装置に要求される設計条件と比較して、起動時に要求される加熱コイルの昇温能力は小さくて済む。以上のことから、加熱コイルを分割して少しでも処理空気を加熱することによって相対湿度を下げ、チャコールフィルタの性能を発揮させることができる。
この結果、両方の加熱コイル3a、3bが共に故障する確率が低いために、加熱コイル3a、3bの一方が故障しても、非常用ガス処理装置の性能低下を防ぐことができる。なお、実施形態3、4では2分割ではなく3以上の多分割にしてもよい。
本実施形態では、上記に説明したように、非常用ガス処理装置20C、20Dでは上流側温度センサ9u及び下流側温度センサ9dを必ずしもの設ける必要がなく。また特に、温度差によるファンの停止制御を行なう必要はない。
以上、第3、第4の実施形態においても、第1の実施形態同様に、加熱コイル3の一部が故障しても他の加熱コイルで処理空気を昇温できるので、例えば2系列同時起動運転時間15分において非常用ガス処理装置の性能低下を確実に防ぐことができる。
以上の第1及び第4の実施形態において、加熱ヒータとして加熱コイルを用いたがパネルヒータ等を用いてもよく。また、第3、第4の実施形態では、異なる加熱ヒータで100%の能力の加熱ヒータを構成してもよい。
1:ファン 2;湿分除去装置
3、3a、3b:加熱コイル(加熱ヒータ)
4、4a、4b:高性能粒子フィルタ
5:よう素用チャコールフィルタ 8:制御装置
9u:上流側温度センサ 9d:下流側温度センサ
11:ファン動力部 12:原子炉棟内と連通する配管
20、20A、20B、20C、20D:非常用ガス処理装置
23:乾燥装置 31:ヒータ動力部
45:フィルタ装置。

Claims (10)

  1. ファンと、原子炉棟内からの処理空気を処理する湿分除去装置及び加熱ヒータを具備する乾燥装置とを有し、前記処理空気の放射性物質を100%処理する能力を具備する前段系列を2系列と、高性能粒子フィルタ及びよう素用チャコールフィルタを具備するフィルタ装置の後段系列を少なくとも1系列とを有する非常用ガス処理装置において、
    前記前段系列の2系列が同時に起動される2系列同時起動運転時に、前記加熱ヒータの故障により非常用ガス処理装置の性能低下を抑制する手段を有することを特徴とする非常用ガス処理装置。
  2. 前記抑制手段は前記100%能力を有する前記加熱ヒータを前記100%以下の能力を有する複数の加熱ヒータで構成することを特徴とする請求項1に記載の非常用ガス処理装置。
  3. 前記複数の加熱ヒータを50%能力を有する2台の加熱コイルで構成したことを特徴とする請求項2に記載の非常用ガス処理装置。
  4. 前記複数の加熱ヒータを異なる種類の加熱ヒータで構成することを特徴とする請求項2に記載の非常用ガス処理装置。
  5. 前記抑制手段は、前記加熱ヒータの故障を検知する検知手段と前記検知手段の検出結果に基づいて故障した前記加熱ヒータの系列の前記ファンの稼動を停止する制御手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の非常用ガス処理装置。
  6. 前記検知手段は、前記加熱ヒータの上流側に設けられ前記処理空気の加熱前の温度と前記加熱ヒータの下流側に設けられ前記処理空気の加熱後の温度との温度差を検出することを特徴とする請求項5に記載の非常用ガス処理装置。
  7. 前記ファンを前記乾燥装置の下流側に設けたことを特徴とする請求項2または5に記載の非常用ガス処理装置。
  8. 前記後段系列を2系列を設け、前記後段系列をそれぞれ前記前段系列に直列に設けたことを特徴とする請求項2または5に記載の非常用ガス処理装置。
  9. ファンと、原子炉棟内からの処理空気を処理する湿分除去装置及び加熱ヒータを具備する乾燥装置とを有する前段系列を2系列と、高性能粒子フィルタ及びよう素用チャコールフィルタを具備するフィルタ装置の後段系列を少なくとも1系列とを有する非常用ガス処理装置の運転方法において、
    前記前段系列の2系列が同時に起動される2系列同時起動運転時に、前記加熱ヒータの故障を検知し、前記検知の結果に基づいて故障した前記加熱ヒータの前記系列のファンの稼動を停止することを特徴とする非常用ガス処理装置の運転方法。
  10. 前記検知は、前記加熱ヒータの上流側に設けられ前記処理空気の加熱前の温度と前記加熱ヒータの下流側に設けられ前記処理空気の加熱後の温度との温度差を検出することを特徴とする請求項9に記載の非常用ガス処理装置の運転方法。
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