JP2006090778A - 原子力発電所の非常用ガス処理系および空気乾燥装置ならびにフィルタ装置 - Google Patents

原子力発電所の非常用ガス処理系および空気乾燥装置ならびにフィルタ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】原子力発電所の非常用ガス処理系の縮小化と簡素化を図る。
【解決手段】フィルタ装置4への流入空気の湿分を低減する空気乾燥装置1は、乾燥器ケーシング20と、乾燥器ケーシング20内に配置されたデミスタ3と、乾燥器ケーシング20の壁面に取り付けられたパネルヒータ2とを有する。また、フィルタ装置4は、フィルタケーシング22と、微粒子を捕集するためにフィルタケーシング22内に配置された高性能エアフィルタ6a,6bと、放射性よう素を除去するためにフィルタケーシング22内に配置されたチャコールエアフィルタ7と、フィルタケーシング22内で高性能エアフィルタ6aおよびチャコールエアフィルタ7の上流側に配置された中性能エアフィルタ5と、フィルタケーシング22の壁面に取り付けられたパネルヒータ24と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、原子力発電所の非常用ガス処理系と、この処理系に適した空気乾燥装置ならびにフィルタ装置に関する。
原子力発電所においては、万一の原子炉事故の際、原子炉格納容器から漏洩した放射性物質を除去するとともに、原子炉格納容器を有する原子炉棟内を負圧に保ち原子炉棟が配置される原子炉建屋からの放射性物質の漏洩を防ぐ目的で非常用ガス処理系が設けられている(特許文献1参照)。
図9は、従来の非常用ガス処理系の構成を示す系統構成図である。原子炉事故の際、排風機8が起動し原子炉棟内と連通する配管15を介して原子炉棟内空気を空気乾燥装置1に導く。空気乾燥装置1に導かれた空気は、デミスタ(湿分分離器)3にて湿分を低減され、電気ヒータ10にてさらに湿分が低減される。空気乾燥装置1により湿分が低減された空気はフィルタ装置4を通過した後、排気筒9から大気へ放出される。
フィルタ装置4は、放射性よう素の除去を目的としたチャコールエアフィルタ7と、チャコールエアフィルタ7の上流側に原子炉棟からの微小粒子を捕集する目的で、またチャコールエアフィルタ7の下流側にチャコールエアフィルタ7からの炭素粒子の捕集を目的として高性能エアフィルタ6a,6bが設置されている。上流側の高性能エアフィルタ6aの目詰まりを防止する目的で中性能エアフィルタ5が設置されている。非常用ガス処理系が起動していない時の、湿分によるチャコールエアフィルタ7の性能低下を防止するために、チャコールエアフィルタ7の上流側と下流側にスペースヒータ14a,14bが設置されている。
空気乾燥装置1に設置される電気ヒータ10および排風機8は駆動部によって機能を発揮する動的機器であるため、系統機能維持上の観点より2系列設置されており、うち1系列を予備としている。また、チャコールエアフィルタ7の上流側および下流側に設置されているスペースヒータ14a,14bも動的機器であるため、チャコールエアフィルタ7の前後に2台ずつ設置され、うち1台ずつを予備としている。
このように、動的機器を2系列設置することにより、一方の機器が何らかの理由により起動できない事態となっても、もう一方の機器が起動することにより系統機能を維持させている。
特開平11−101893号公報
非常用ガス処理系を構成する動的機器は、前述したように系統機能維持上の理由から2系列設置されている。例えば空気乾燥装置においては、電気ヒータを設置するためのスペースを空気乾燥装置に設けなければならず、そのために空気乾燥装置が大型化してしまい、また、動的機器である電気ヒータを2系列設置させるため系統が複雑になり、配置スペースが大きくなってしまう課題があった。
本発明の目的は、原子力発電所の非常用ガス処理系およびその構成機器の縮小化と系統の簡素化を図ることにある。
本発明は上記目的を達成するものであって、請求項1に記載の発明は、原子力発電所の非常用ガス処理系のフィルタ装置への流入空気の湿分を低減する空気乾燥装置において、空気が流通する乾燥器ケーシングと、この乾燥器ケーシングの内部に配置された湿分分離器と、前記乾燥器ケーシングの壁面に取り付けられたパネルヒータとを有すること、を特徴とする。
請求項2に記載の発明は、原子力発電所の非常用ガス処理系のフィルタ装置において、空気が流通するフィルタケーシングと、微粒子を捕集するために前記フィルタケーシングの内部に配置された高性能エアフィルタと、放射性よう素を除去するために前記フィルタケーシングの内部に配置されたチャコールエアフィルタと、前記フィルタケーシングの内部で前記高性能エアフィルタおよびチャコールエアフィルタの上流側に配置され前記高性能エアフィルタよりも粗い中性能エアフィルタと、前記フィルタケーシングの壁面に取り付けられたパネルヒータと、を有すること、を特徴とする。
請求項3に記載の発明は、空気乾燥装置と、この空気乾燥装置から得られた空気が通るフィルタ装置とを有する原子力発電所の非常用ガス処理系において、前記フィルタ装置は、空気が流通するフィルタケーシングと、微粒子を捕集するために前記フィルタケーシングの内部に配置された高性能エアフィルタと、放射性よう素を除去するために前記フィルタケーシングの内部に配置されたチャコールエアフィルタと、前記フィルタケーシングの内部で前記高性能エアフィルタおよびチャコールエアフィルタの上流側に配置され前記高性能エアフィルタよりも粗い中性能エアフィルタと、前記フィルタケーシングの壁面に取り付けられたパネルヒータと、を有し、前記空気乾燥装置は、空気が流通する乾燥器ケーシングと、この乾燥器ケーシングの内部に配置された湿分分離器と、この湿分分離器に直列に前記乾燥器ケーシングの内部に配置された電気ヒータとを有し、前記空気乾燥装置は1系列であること、を特徴とする。
請求項4に記載の発明は、空気乾燥装置と、フィルタ装置と、前記空気乾燥装置から得られた空気を前記フィルタ装置に送る排風機と、を有する原子力発電所の非常用ガス処理系において、前記フィルタ装置は、空気が流通するフィルタケーシングと、微粒子を捕集するために前記フィルタケーシングの内部に配置された高性能エアフィルタと、放射性よう素を除去するために前記フィルタケーシングの内部に配置されたチャコールエアフィルタと、前記フィルタケーシングの内部で前記高性能エアフィルタおよびチャコールエアフィルタの上流側に配置され前記高性能エアフィルタよりも粗い中性能エアフィルタと、前記フィルタケーシングの壁面に取り付けられたパネルヒータと、を有し、前記排風機上流側配管が2本の並列の配管部を有し、この並列の配管部に熱線が取り付けられ、前記空気乾燥装置は1系列であること、を特徴とする。
請求項5に記載の発明は、1系列の加熱コイルと、この加熱コイルの下流側に配置された排風機と、この排風機の下流側に配置されたフィルタ装置と、を有する原子力発電所の非常用ガス処理系において、前記フィルタ装置は、空気が流通するフィルタケーシングと、微粒子を捕集するために前記フィルタケーシングの内部に配置された高性能エアフィルタと、放射性よう素を除去するために前記フィルタケーシングの内部に配置されたチャコールエアフィルタと、前記フィルタケーシングの内部で前記高性能エアフィルタおよびチャコールエアフィルタの上流側に配置され前記高性能エアフィルタよりも粗い中性能エアフィルタと、前記フィルタケーシングの壁面に取り付けられたパネルヒータと、前記フィルタケーシングの内部で少なくとも前記チャコールエアフィルタの上流側に配置された湿分分離器と、を有すること、を特徴とする。
この発明によれば、原子力発電所の非常用ガス処理系およびその構成機器の縮小化と系統の簡素化を図ることができる。
以下、本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系およびその構成機器の実施の形態を図1から図8を参照して説明する。ここで、従来技術と共通または類似の部分には共通の符号を付して重複説明は省略する。
図1は、本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系の第1の実施の形態を示すもので、空気乾燥装置1を示している。空気乾燥装置1は、空気が内部を通り抜ける乾燥器ケーシング20を有し、乾燥器ケーシング20内にデミスタ3が配置されている。この乾燥器ケーシング20の壁面には乾燥器パネルヒータ2が取り付けられている。なお、この乾燥器パネルヒータ2は壁面の内面または外面、双方に設けて良いのはもちろんである。
原子炉棟から導かれる空気は乾燥器ケーシング20内を通って排風機8(図9参照)へ向かう。その際、流入空気は、デミスタ3により湿分が低減され、さらに乾燥器パネルヒータ2により加熱される。なお、乾燥効率をさらに高める(出力を増加させる)必要がある場合、また一方が起動しない等予備を必要とする場合には2重化した乾燥パネルヒータを用いると有効である。
この実施の形態では、乾燥器パネルヒータ2があることにより、流入空気の加熱が可能となるので、従来のように空気乾燥装置内に電気ヒータ10を設置しなくてもよい。これにより、空気乾燥装置1を縮小化することができる。
図2は、本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系の第2の実施の形態を示すもので、フィルタ装置4を示している。フィルタ装置4は、空気が内部を通り抜けるフィルタケーシング22を有し、フィルタケーシング22内に、上流側から順に、中性能エアフィルタ5、高性能エアフィルタ6a、チャコールエアフィルタ7、高性能エアフィルタ6bが配列されている。このように、フィルタケーシング22の壁面に(内面、外面または双方)フィルタパネルヒータ24が取り付けられている。
排風機8(図9参照)から導入された空気は、フィルタケーシング22内の中性能エアフィルタ5、高性能エアフィルタ6a、チャコールエアフィルタ7、高性能エアフィルタ6bを順次通過し、フィルタケーシング22を出て排気塔9(図9参照)から系外へ放出される。このように、フィルタパネルヒータ24を取り付けたことにより、チャコールエアフィルタ7の停止時における湿分の増加にともなう性能低下を防止することができる。なお、乾燥効率をさらに高める必要がある場合、または一方が起動しない等予備を必要とする場合には2重化したフィルタパネルヒータを用いると有効である。
この実施の形態によれば、フィルタ装置の壁面にパネルヒータが取り付けられているので、フィルタ装置内にスペースヒータを設ける必要がなく、フィルタ装置を縮小化することができる。
図3は、本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系の第3の実施の形態を示すもので、図1の第1の実施の形態の空気乾燥装置1と図2の第2の実施の形態のフィルタ装置4を組み合わせた非常用ガス処理系の例を示している。なお、図3において、図1および図2と同一部分には同一符号を付し、その部分の構成の説明は省略する。
図3において、空気乾燥装置1に取り付けた乾燥器パネルヒータ2により、電気ヒータの削減が可能となるので、排風機8上流側の空気乾燥装置1を1系列としている。なお、乾燥効率をさらに高める必要がある場合、予備を必要とする場合には2重化した乾燥パネルヒータを用いると有効である。
この実施の形態によれば、非常用ガス処理系が、動的機器を持たない空気乾燥装置から構成されるため、排風機上流側を1系列とすることができ、非常用ガス処理系の系統構成を簡素化することができる。
図4は、本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系の第4の実施の形態を示すものである。この実施の形態では、1台の空気乾燥装置1の乾燥器ケーシング20内のデミスタ3の下流側に2個の電気ヒータ10を直列に設置している。ただし、乾燥器パネルヒータは設置していない。この実施の形態のフィルタ装置4は図2の第2の実施の形態のフィルタ装置4と同じ構成である。
この実施の形態によれば、1台の空気乾燥装置1内に動的機器が直列に設置されているため、排風機8上流側の空気乾燥装置1を1系列としている。このように、1台の空気乾燥装置内に電気ヒータ10が直列に設置されているので、空気乾燥装置1を1系列とすることができ、非常用ガス処理系の系統構成を簡素化することができる。
図5は、本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系の第5の実施の形態を示すものである。この実施の形態では、排風機8の上流側配管を、その内面または外面または双方の面に熱線を取り付けた配管11としている。フィルタ装置4は第2の実施の形態のフィルタ装置4と同じ構成である。なお、乾燥効率をさらに高める必要がある場合、予備を必要とする場合には2重化した熱線を配管11に取り付けると有効である。
この実施の形態では、排風機8の上流側配管11を熱線を取り付けた配管11としたことにより、空気乾燥装置1に電気ヒータ等の加熱源を設ける必要がなくなるため、図9に示した電気ヒータ10を設置しなくてもよい。これにより、排風機8の上流側の空気乾燥装置1を1系列としている。これにより、非常用ガス処理系の系統構成を簡素化することができる。
図6は、本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系の第6の実施の形態を示すものである。この実施の形態では、空気乾燥装置をなくして替りに加熱コイル12を設けている。また、フィルタ装置4は図2の第2の実施の形態のフィルタ装置4と類似の構造であるが、この実施の形態では、フィルタケーシング22内の最上流側にデミスタ3を設けている点が異なる。
この実施の形態によれば、流入空気の湿分を低減させるデミスタ3をフィルタ装置4内に設置し、従来、空気乾燥装置1内の電気ヒータで行なっていた流入空気の加熱を静的機器である加熱コイル12で行なうことにより、排風機8の上流側に動的機器が一切必要なくなるため、排風機8の上流側を1系列としている。これにより、非常用ガス処理系の系統構成を簡素化することができる。
図7は、本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系の第7の実施の形態を示すものである。この実施の形態は図6の第6の実施の形態の変形例であって、排風機8の上流側配管を熱線を取り付けた配管11とすることにより、排風機8の上流側を配管11のみで構成している。このように、流入空気を排風機8の上流側配管に取り付けた熱線により加熱することで、加熱コイルを削減することが可能となり、排風機上流側を配管11のみで構成している。なお、乾燥効率をさらに高める必要がある場合、予備を必要とする場合には2重化した熱線を配管に取り付けると有効である。
この実施の形態によれば、デミスタをフィルタ装置内の最上流側に設置することと、排風機上流側配管に熱線を取り付けることにより、空気乾燥装置を削減することができるため、排風機上流側を配管のみで構成することができ、非常用ガス処理系の系統構成を簡素化することができる。
図8は、本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系の第8の実施の形態を示すものである。この実施の形態は図7の第7の実施の形態の変形例であって、フィルタケーシング22内の最上流側に設置されているデミスタに替えて、中空糸膜フィルタ13を設けている。また、排風機上流側配管に熱線11を取り付けることと、デミスタに替えて中空糸膜フィルタ13をフィルタ装置4内の最上流に設置することにより、空気乾燥装置を削減することができる。なお、乾燥効率をさらに高める必要がある場合、予備を必要とする場合には2重化した熱線を配管11に取り付けると有効である。
この実施の形態によれば、排風機上流側を配管11のみで構成することができ、非常用ガス処理系の系統構成を簡素化することと、デミスタに替わる中空糸膜フィルタ13による湿分低減が可能となる。
本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系の第1の実施の形態の空気乾燥装置を示す模式的縦断面図。 本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系の第2の実施の形態のフィルタ装置を示す模式的縦断面図。 本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系の第3の実施の形態を示す模式的縦断面図を含む系統図。 本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系の第4の実施の形態を示す模式的縦断面図を含む系統図。 本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系の第5の実施の形態を示す模式的縦断面図を含む系統図。 本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系の第6の実施の形態を示す模式的縦断面図を含む系統図。 本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系の第7の実施の形態を示す模式的縦断面図を含む系統図。 本発明に係る原子力発電所の非常用ガス処理系の第8の実施の形態を示す模式的縦断面図を含む系統図。 従来の原子力発電所の非常用ガス処理系を示す模式的縦断面図を含む系統図。
符号の説明
1…空気乾燥装置、2…乾燥器パネルヒータ、3…デミスタ(湿分分離器)、4…フィルタ装置、5…中性能エアフィルタ、6a,6b…高性能エアフィルタ、7…チャコールエアフィルタ、8…排風機、9…排気筒、10…電気ヒータ、11…熱線を取り付けた配管、12…加熱コイル、13…中空糸膜フィルタ、14a,14b…スペースヒータ、15…配管、20…乾燥器ケーシング、22…フィルタケーシング、24…フィルタパネルヒータ。

Claims (5)

  1. 原子力発電所の非常用ガス処理系のフィルタ装置への流入空気の湿分を低減する空気乾燥装置において、空気が流通する乾燥器ケーシングと、この乾燥器ケーシングの内部に配置された湿分分離器と、前記乾燥器ケーシングの壁面に取り付けられたパネルヒータとを有すること、を特徴とする空気乾燥装置。
  2. 原子力発電所の非常用ガス処理系のフィルタ装置において、
    空気が流通するフィルタケーシングと、
    微粒子を捕集するために前記フィルタケーシングの内部に配置された高性能エアフィルタと、
    放射性よう素を除去するために前記フィルタケーシングの内部に配置されたチャコールエアフィルタと、
    前記フィルタケーシングの内部で前記高性能エアフィルタおよびチャコールエアフィルタの上流側に配置され前記高性能エアフィルタよりも粗い中性能エアフィルタと、
    前記フィルタケーシングの壁面に取り付けられたパネルヒータと、
    を有すること、を特徴とするフィルタ装置。
  3. 空気乾燥装置と、この空気乾燥装置から得られた空気が通るフィルタ装置とを有する原子力発電所の非常用ガス処理系において、
    前記フィルタ装置は、空気が流通するフィルタケーシングと、微粒子を捕集するために前記フィルタケーシングの内部に配置された高性能エアフィルタと、放射性よう素を除去するために前記フィルタケーシングの内部に配置されたチャコールエアフィルタと、前記フィルタケーシングの内部で前記高性能エアフィルタおよびチャコールエアフィルタの上流側に配置され前記高性能エアフィルタよりも粗い中性能エアフィルタと、前記フィルタケーシングの壁面に取り付けられたパネルヒータと、を有し、
    前記空気乾燥装置は、空気が流通する乾燥器ケーシングと、この乾燥器ケーシングの内部に配置された湿分分離器と、この湿分分離器に直列に前記乾燥器ケーシングの内部に配置された電気ヒータとを有し、
    前記空気乾燥装置は1系列であること、
    を特徴とする原子力発電所の非常用ガス処理系。
  4. 空気乾燥装置と、フィルタ装置と、前記空気乾燥装置から得られた空気を前記フィルタ装置に送る排風機と、を有する原子力発電所の非常用ガス処理系において、
    前記フィルタ装置は、空気が流通するフィルタケーシングと、微粒子を捕集するために前記フィルタケーシングの内部に配置された高性能エアフィルタと、放射性よう素を除去するために前記フィルタケーシングの内部に配置されたチャコールエアフィルタと、前記フィルタケーシングの内部で前記高性能エアフィルタおよびチャコールエアフィルタの上流側に配置され前記高性能エアフィルタよりも粗い中性能エアフィルタと、前記フィルタケーシングの壁面に取り付けられたパネルヒータと、を有し、
    前記排風機上流側配管が2本の並列の配管部を有し、この並列の配管部に熱線が取り付けられ、
    前記空気乾燥装置は1系列であること、
    を特徴とする原子力発電所の非常用ガス処理系。
  5. 1系列の加熱コイルと、この加熱コイルの下流側に配置された排風機と、この排風機の下流側に配置されたフィルタ装置と、を有する原子力発電所の非常用ガス処理系において、
    前記フィルタ装置は、空気が流通するフィルタケーシングと、微粒子を捕集するために前記フィルタケーシングの内部に配置された高性能エアフィルタと、放射性よう素を除去するために前記フィルタケーシングの内部に配置されたチャコールエアフィルタと、前記フィルタケーシングの内部で前記高性能エアフィルタおよびチャコールエアフィルタの上流側に配置され前記高性能エアフィルタよりも粗い中性能エアフィルタと、前記フィルタケーシングの壁面に取り付けられたパネルヒータと、前記フィルタケーシングの内部で少なくとも前記チャコールエアフィルタの上流側に配置された湿分分離器と、を有すること、
    を特徴とする原子力発電所の非常用ガス処理系。

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