JP6487559B2 - 燃料不活性化システム、方法及び装置 - Google Patents

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Description

本願は、「燃料不活性化システム、方法及び装置」という発明の名称の2015年1月23日に出願された米国仮特許出願14/603458号に関し、この出願の優先権の利益を主張する。この出願の全ての内容は全ての目的について参照によって本明細書の一部を構成する。
本発明は、燃料不活性化システム、特に、燃料不活性化システムにおける空気分離モジュールを作動させるためのシステム、方法及び装置に関する。
燃料不活性化システムは、大量の燃料が貯蔵される航空機において広く用いられている。飛行中に燃料が消費されると、タンク内の燃料レベルが低下し、タンク内の残りの酸素が、燃焼を防止するために不燃性不活性ガス(例えば窒素富化空気)に置き換えられる。飛行中、航空機のエンジンの圧縮機段(compressor stage)から取られた圧縮空気である抽気(bleed air)が、窒素富化空気を生成するために空気分離モジュール(例えばモレキュラーシーブベッド(molecular sieve beds)を通過させられる。空気分離モジュールを効果的に使用する要求が引き続き存在する。
本発明の態様は、燃料不活性化システムと、燃料タンクを不活性化するための方法とを含む。燃料タンクを不活性化するための方法は、窒素富化空気を生成するように構成された複数の空気分離モジュールの各々についての摩耗レベルを決定するステップと、複数の空気分離モジュールの各々が同様の摩耗レベルを有するように複数の空気分離モジュール弁の各々を選択的に開くステップと、複数の空気分離モジュールによって生成された窒素富化空気を燃料貯蔵タンクに向けるステップとを含む。
本発明の更なる態様は、流入空気を受け取るように構成された空気流入路と、受け取ったときに流入空気から酸素を分離するように構成された複数の空気分離モジュールと、空気流入路と複数の空気分離モジュールとの間に結合された(coupled)複数の空気分離モジュール弁とを含む不活性化システムを含む。複数の空気分離モジュール弁の各々は、空気分離モジュール弁の一つを開くことによって流入空気の少なくとも一部を空気流入路から空気分離モジュール弁の一つに関連付けられた空気分離モジュールに通過させるように複数の空気分離モジュールの一つに関連付けられる。制御装置が、複数の空気分離モジュールの各々が実質的に等しいレベルの摩耗を受けるように複数の空気分離モジュール弁の各々を選択的に開く。
図1は、本発明の態様に係る燃料不活性化システムの概略図である。 図2aは、本発明の態様に係る燃料不活性化システムの一つの実施例の正面図である。 図2bは、本発明の態様に係る燃料不活性化システムの一つの実施例の背面図である。 図3は、本発明の態様に係る、燃料を不活性化するための方法を描くフローチャートである。
本発明は、添付の図面と関連して読まれるとき、以下の詳細な説明から最も良く理解され、同様の要素は同様の参照番号を有する。複数の同様の要素が存在するとき、特定の要素を参照する小文字の指定と共に単一の参照番号が複数の同様の要素に割り当てられ得る。要素をまとめて参照し又は非特定の一つ以上の要素を参照するとき、小文字の指定は省略される。図面には上記の図面が含まれる。
図1は、本発明の態様に従って燃料を不活性化するための例示的なシステム100を描く。概して、システム100は、熱交換器110、隔離弁120、130、フィルタ135、オゾン触媒コンバータ140、複数の空気分離モジュール弁(「ASM弁」)150、複数の空気分離モジュール(「ASM」)160、酸素センサ170、窒素富化空気弁180及び制御装置190を含む。
熱交換器110は、流入空気の温度及び/圧力を調節し、ASM160による流入空気の効果的な分離を可能にする流入空気の温度及び/又は圧力を実現するように構成される。流入空気は、航空機のエンジンの圧縮機段から得られる抽気である。流入空気は空気流入路111を通って熱交換器110に入る。熱交換器110は、シェル及びチューブ、二重管、プレート熱交換器、又はシステム100の実際的な態様を満たす他のタイプの熱交換器である。一つの実施形態では、熱交換器110は、空気流入路111における約260℃(華氏500度)〜538℃(華氏1000度)の範囲から熱交換器110の空気流出路112において測定されるような約70℃(華氏158度)〜約93℃(華氏200度)の範囲に流入空気の温度を低下させる。熱交換器110の冷却剤は空気又は冷却のために典型的に使用される他の流体である。
本明細書における説明が、流入空気が航空機のエンジンの圧縮機段から得られた抽気である実施形態に主に向けられているが、外気のような他の空気源が用いられてもよいと考えられる。本明細書において使用されるとき、用語「流入空気」はこれら他の空気源をカバーすることが意味されている。これら他の空気源を調節するための適切な技術が本明細書における説明から当業者によって理解されるだろう。例えば、流入空気が外気である場合、外気は、複数のASM160による効果的な空気の分離を可能とする圧力及び/又は温度を実現すべく、例えば圧縮機及び/又は熱交換器によって加圧及び/又は加熱される。
第1隔離弁120が、過度の且つ/又は適切でない温度及び/又は圧力から下流の構成部品を保護するために使用される。温度スイッチ115及び圧力スイッチ116が、第1隔離弁120よりも上流の流入空気の圧力及び/又は圧力に基づいて第1隔離弁120を制御するために利用される。流入空気の温度及び圧力が適切である場合、弁120が開かれる。温度及び/又は圧力が適切でない場合(例えば温度及び/又は圧力がシステム100の構成部品を損傷させる可能性がある場合)、弁120は流入空気流を制限する(例えば減少させ又は停止させる)ために使用される。
システム100は、制御装置190によって制御される第2隔離弁130も含む。また、弁130は、システム100にとって適切でない温度及び/又は圧力を有する流入空気からシステム100を保護する。温度及び圧力を決定するために、第1温度センサ125及び第1圧力センサ126が弁130よりも上流に配置される。その後、制御装置190は、過度の且つ/又は適切でない圧力及び/又は温度が下流の構成部品を損傷させることを防止すべく、温度センサ125及び/又は圧力センサ126によって決定された温度及び/又は圧力に基づいて弁130を制御する。
フィルタ135が、流入空気中の粒子の量及び/又は水分子の量を減少させるために用いられる。例えば、0.1μmの孔径を有するフィルタが、ASM160を損傷させる可能性がある0.1μmよりも大きなサイズを有する粒子を除去するために利用される。いつフィルタ135を交換すべきかを決定するための一つの方法は、フィルタ135を横切る圧力降下を計算することである。この方法に従って、第1圧力センサ126及び第2圧力センサ146はフィルタ135を横切る圧力降下を決定するために制御装置190によって利用される。その後、制御装置190は、例えば公称値(nominal value)の二倍から四倍の閾値と圧力降下を比較して、フィルタ135を清浄にし且つ/又は交換する必要があるかを判定する。
ドレン弁137が、望ましくない物質、副産物及び/又は材料を流入空気から廃棄流路138内に吸い上げるために使用される。例えば、フィルタ135によって流入空気から除去された粒子がドレン弁137を介して廃棄流路138を通して清浄にされて処分される。処分を促進するために、廃棄流路138は真空圧下にあり、又は望ましくない物質、副産物及び/又は材料が上流から加圧される。
オゾン触媒コンバータ140が、オゾン分子によって損傷されうる構成部品を保護するためにシステム100に組み込まれる。
示されたシステムは、第1ASM160a、第2ASM160b及び第3ASM160cを含む。各ASM160は、受け取った流入空気の一部から酸素を分離して窒素富化空気を生成するように構成される。本明細書において使用されるとき、流入空気の一部は、複数のASM160の各々によって受け取られる流入空気の一部(例えば25%、1/3、1/2、2/3等)又は全てについて言及するのに使用される。複数のASM160は、ポリマー、セラミック又は他の選択的多孔質材料(selectively porous material)から構成される膜及び/又は繊維を備える。代替的に、窒素富化空気流163及び/又は酸素枯渇空気流を生成すべく、空気分子をイオン化する方法又は化学的プロセスを利用する方法がシステム100に実装されてもよい。一つの実施形態では、ASM160はモレキュラーシーブベッドである。適切なASM160が本明細書における説明から当業者によって理解されるだろう。
示されたシステム100は、第1ASM弁150a、第2ASM弁150b及び第3ASM弁150cを含む。各ASM弁150はASM160の一つに関連付けられる。例えば、ASM弁150aはASM160aに関連付けられ、ASM弁150bはASM160bに関連付けられ、ASM弁150cはASM160cに関連付けられる。ASM弁150は、制御装置190の制御の下、ASM160の各々に向けられる流入空気の一部を調節する。三つのASM弁150及び関連付けられたASM160が描かれているが、より少ない又はより多いASM弁150及び/又はASM160が用いられてもよい。
示された各ASM160は窒素富化空気出口161及び窒素枯渇空気出口162を有する。ASM160が作動しているとき(例えば流入空気がASM160を通って流れているとき)、燃料貯蔵タンク185内に向けられる窒素富化空気流163と、廃棄流路138を介して処分される窒素枯渇空気流とが生成される。
酸素センサ170が、窒素富化空気流161a、161b及び/又は161cの組合せを含む窒素富化空気流163を検査するために使用される。酸素センサ170は窒素富化空気流163中の酸素の量を検知する。代替的に(又は加えて)、窒素センサが窒素富化空気流163中の窒素の量を検知するために用いられてもよい。
酸素センサ170は第2温度センサ175及び/又は第3圧力センサ176を含む。複数のASM160の各々をいつ交換すべきかを判定するための一つの方法は、各ASM160を横切る圧力降下を計算することである。例えば、圧力センサ146、176は、ASM160a、160b及び/又は160cを横切る圧力降下を決定するために制御装置190によって利用される。圧力降下が例えば公称値(nominal value)の二倍から四倍の予め定められた閾値を超えると、制御装置190は、交換のためのASM160を特定し、ASM160を交換すべきであることを示す信号を生成する。
窒素富化空気弁180が窒素富化空気流163の燃料貯蔵タンク185への流れを調節するために使用される。一つの実施形態では、窒素富化空気弁180は、例えば窒素富化空気流163中の酸素濃度が高すぎる場合に、窒素富化空気流163が燃料貯蔵タンク185に流れることを防止するように設計される。別の実施形態では、窒素富化空気弁180は、温度及び/又は圧力が適切でない場合に、窒素富化空気流163を妨げ又は制限する。
システム100は、システム100の構成部品に結合された制御装置190を含む。制御装置190は、温度センサ115、125及び/又は175及び/又は圧力センサ116、126、146及び/又は176からのデータを検知し、弁130、137、150及び/又は180を制御し、ASM160をいつ交換すべきかを判定するように構成される。制御装置190は、システム100の様々な構成部品及び/又はセンサからデータを受信し、検知されたデータに基づいて弁を制御するマイクロプロセッサである。加えて、制御装置190は、本明細書に記載された一つ以上の他の機能を実行するように構成される。制御装置190は、システム100の設置及び使用に便利なように、接続箱192に接続される。一つの実施形態では、制御装置190はデバイスの構成部品についての性能試験を実行する。これら性能試験は、それぞれの構成部品に関する接続性、精度、正確さ及び他の試験を含む。システム100と共に使用するのに適した制御装置190が本明細書における説明から当業者によって理解されるだろう。
制御装置190はメモリデバイス191に結合される。制御装置190はメモリデバイス191に情報を書き込み且つメモリデバイス191から情報を受信するように構成される。本明細書に記載された一つ以上の機能を実行するように制御装置190を構成するための命令がメモリデバイス191に格納される。加えて、制御装置190は、本明細書に記載された機能を実行するために必要な一つ以上のパラメータをメモリデバイス191に格納する。メモリデバイス191は、不揮発性メモリ及び/又は揮発性メモリを含む一つ以上のメモリデバイスの構成部品を含む。適切なメモリデバイス191が本明細書における説明から当業者によって理解されるだろう。別個の構成部品として示されているが、メモリデバイス191(又はその一部)は制御装置190に統合されてもよい。
制御装置190は摩耗平準化アルゴリズム(wear leveling algorithms)を実行するように構成される。摩耗平準化アルゴリズムは、複数のASM160の利用及び交換を改善することによってシステム100の効率を高める。摩耗平準化アルゴリズムは、制御装置190が各ASM160によって受信された摩耗レベルを調節する(本明細書において「摩耗の平準化」とも記載される)ことを可能とする。ASM160によって受信された摩耗レベルは、ASM160の劣化量を示し、且つ/又は、ASM160をどれくらい早く交換する必要があるかの指標を提供する。摩耗平準化アルゴリズムは、制御装置190が、複数のASM160が実質的に等しいレベルの摩耗を受けるように、ASM160a、160b及び/又は160cの各々についての摩耗レベルに基づいて各ASM160a、160b及び/又は160cを選択的に作動させることによってASM160を調節することを可能とする。このため、一つの例では、システム100における摩耗平準化アルゴリズムの利用は、ASM160の交換が同時に生じるように、ASM160に亘る均一な摩耗を可能とする。このことは、メンテナンス費用を減少させ、システム100が動作する時間の量を増加させる。
摩耗平準化アルゴリズムを実行する制御装置190は、各ASM160が作動している時間の量、各ASM160によって受け取られた流入空気の一部の強度、及び/又は各ASM160を横切る圧力降下に基づいて、各ASM160についての摩耗レベルを決定する。各ASM160についての作動時間の量は、関連付けられたASM弁150が開いていた時間の量に関するデータに基づいて、摩耗平準化アルゴリズムによって決定される。摩耗平準化アルゴリズムは、圧力センサ146及び/又は176及び/又は流量センサ149によって検知されるような、ASM160によって受け取られた流入空気の圧力及び/又はASM160を通る流入空気の流量に関するデータに基づいて、ASM160によって受け取られた流入空気の一部の強度を決定する。摩耗平準化アルゴリズムは、各ASM160を横切る圧力降下に関するデータも用いてもよい。受信されたデータに基づいて、摩耗平準化アルゴリズムは、制御装置190が、各ASM160についての摩耗レベルを決定し、次いで、最小レベルの摩耗を有するASM160を作動させるための信号を送信することを可能とする。示されたシステム100では、制御装置190は、最小レベルの摩耗を有するASM160に関連付けられたASM弁150を開く。制御装置190は、摩耗平準化アルゴリズムを使用して、各ASM160についての摩耗レベルを周期的に又は連続的に決定する。制御装置190が摩耗レベルを決定する頻度は飛行計画及び/又は飛行連隊(flight regiment)に依存する。例えば、制御装置190は、飛行機が巡航している間、摩耗平準化アルゴリズムをより頻繁に利用する。例えば、飛行機が上昇している間、典型的には、全てのASM160が作動しており、このため、制御装置190は、摩耗平準化アルゴリズムを利用してどのASM160が作動しているか及び/又はどのASM160が作動していないかを決定する必要がない。
例として、制御装置190は、摩耗平準化アルゴリズムを利用して、最小レベルの摩耗を有するASM160を特定し、摩耗レベルに基づいて必要に応じてASM160を作動させる。例えば、第1ASM160aが最小レベルの摩耗を有する場合、制御装置190は、信号を送信し、第1ASM弁150aを開いて、ASM160が必要とされるときに第1ASM160aを作動させる。より多くの窒素富化空気がシステム100から必要とされる場合、制御装置190は、次の最小レベルの摩耗を有するASM160b又は160cを特定する。第2ASM160bが次の最小レベルの摩耗を有する場合、制御装置190は、信号を送信し、第2ASM弁150bを開いて第2ASM160bを作動させる。制御装置190は、一つのASM160を別のASM160の代わりに用いて、ASM160間の実質的に等しい摩耗レベルを維持する。例えば、予め定められた量の時間の後、制御装置190が摩耗平準化アルゴリズムを利用して第3ASM160cが現在最小レベルの摩耗を有すると判定した場合、制御装置190は、信号を送信し、最大レベルの摩耗を有するASM160に関連付けられたASM弁150を閉じて最大レベルの摩耗を有するASM160の作動を停止し、第3ASM弁150cを開いて第3ASM160cを作動させる。この例では、制御装置190は摩耗平準化アルゴリズムを使用して摩耗レベルを周期的に決定する。複数のASM160間の実質的に等しい摩耗を実現すべく、この例示的なプロセスが繰り返される。本明細書において、摩耗の実質的に等しいレベルは、10%を超えないASM160間の摩耗レベルの差を意味するように定義される。
図2a及び図2bは、本発明の態様に従った燃料不活性化システム100の一つの実施例を示す。この実施例は、システム100のこの実施例に適した空きスペースを含む旅客機及び貨物機を含む大型の商用又は軍用の航空機に特に適する。軍用戦闘機のようなより小さい飛行機に適合するように構成された適切な実施例が本明細書における説明から当業者によって理解されるだろう。燃料不活性化システム100は取付プレート200に装着される。図2aは取付プレート200の第1の側210を示し、図2bは取付プレート200の第2の側220を示す。
熱交換器110が取付プレート200の第1の側210に取り付けられる。熱交換器110はパイプによって第1隔離弁120に接続される。さらに、温度スイッチ115が、隔離弁120よりも上流の流入空気を検知し、ワイヤを通して弁120に信号を送信することによって弁120を制御する。付加的且つ独立して、取付プレート200の第1の側210において、圧力スイッチ116が、隔離弁120よりも上流の流入空気を検知し、ワイヤを通して弁120に信号を送信することによって弁120を制御する。
第1隔離弁120は、取付プレート200の第1の側210に配置されたパイプを介して第2隔離弁130に接続される。第2隔離弁130は制御装置190によって制御され、制御装置190はワイヤを直接通して且つ/又は中間の接続箱192を介して弁130に信号を送信する。制御装置190は、取付プレート200の第1の側210に配置された温度センサ125及び圧力センサ126から弁130よりも上流の流入空気の温度及び圧力に関するデータを受信する。
また、取付プレート200の第1の側210において、フィルタ135がパイプを介して第2隔離弁130に接続される。さらに、フィルタ135は、取付プレート200の第1の側210に配置されたオゾン触媒コンバータ140と、取付プレート200の第2の側220に配置されたドレン弁137とにパイプによって接続される。ドレン弁137が閉じられると、流入空気はフィルタ135を通ってオゾン触媒コンバータ140に流れる。ドレン弁137が開かれると、水及び/又は粒子が、フィルタ135から取り除かれ、廃棄流路138を含むパイプを通して処分される。
オゾン触媒コンバータ140が取付プレート200の第1の側210に位置付けられて流入空気からオゾンを除去する。オゾン触媒コンバータ140はパイプによって複数のASM弁150に接続される。取付プレート200の第1の側210に配置された第2圧力センサ146が、触媒コンバータ140から複数のASM弁150に移動する流入空気の圧力を検知する。圧力センサ146は、流入空気の圧力に関するデータをワイヤを通して制御装置190に送信する。
第1ASM弁150a、第2ASM弁150b及び第3ASM弁150cが取付プレート200の第1の側210に位置付けられる。制御装置190は、例えばワイヤを通して各ASM弁150に信号を送信することによって、各ASM弁150を開くことができる。
第1ASM160a、第2ASM160b及び第3ASM160cが取付プレート200の第2の側220(図2b)に取り付けられる。制御装置190は、関連付けられたASM弁150を開くための信号を送信することによってASM160を作動させる。
窒素富化空気弁180が取付プレート200の第1の側210に配置される。窒素富化空気弁180は、パイプのネットワークを通してASM160の少なくとも一つから受け取った窒素富化空気が燃料貯蔵タンク185に流れることを制限又は防止することができる。酸素センサ170が、取付プレート200の第1の側210に取り付けられて、窒素富化空気流163を通って窒素富化空気弁180に流れる空気を検知する。図2aにおいて見られないが、酸素センサ170は温度センサ175及び/又は圧力センサ176を含む。酸素センサ170は、窒素富化空気流163に関する信号を制御装置190に送信する。その後、制御装置190は、窒素富化空気弁180を制御して、燃料貯蔵タンク185に流れる窒素富化空気の量を調節する。
制御装置190は取付プレート200の第2の側220(図2b)に取り付けられる。接続箱192も取付プレート200の第2の側220に取り付けられる。
図3は、燃料を不活性化するための例示的な方法300を示す。説明を容易にするために、方法300は燃料不活性化システム100に関連して説明される。他の適切な燃料不活性化システムが本明細書における説明から当業者によって理解されるだろう。
ステップ310では、流入空気が複数のASM弁150に向けられる。流入空気は航空機のエンジンの圧縮機段からの抽気である。流入空気は、複数のASM弁150に到達する前に調節される。流入空気は、例えば、熱交換器110によって温度及び/又は圧力を変化させ、フィルタ135によって微粒子及び/又は水分を除去し、且つ/又はオゾン触媒コンバータ140によってオゾンを除去するように調節される。隔離弁120及び/又は130は、例えば制限されていない流入空気流によって損傷される可能性があるシステム100の構成部品を保護すべく流入空気の下流の流れを調節するために利用される。
ステップ320では、ASM160の各々についての摩耗レベルが決定される。制御装置190はメモリから各ASM160についての摩耗レベルを読み出すことによって各ASM160についての摩耗レベルを決定する。摩耗レベルは、ASM160の各々が作動されていた時間の量に基づく。各ASM160が作動されていた(又は関連付けられたASM弁150が開かれていた)時間の量は制御装置190による読み出しのためにメモリデバイス191に格納される。任意選択的に、各ASM160によって受け取られた流入空気の一部の強度(例えば圧力)及び/又は各ASM160を横切る圧力降下も考慮されてよい。ASM160が作動されていた時間の量の部分に重み係数を適用することによって強度が考慮される。例えば、ASM160によって受け取られた流入空気の一部が比較的高い強度を有する場合、流入空気のその部分は、重み係数(例えば1.3)を乗ずることによって重み付けされる。一方、ASM160によって受け取られた流入空気の一部が比較的低い強度を有する場合、流入空気のその部分は、別の重み係数(例えば0.8)によって重み付けされる。本明細書において、作動時間の重み付けされた量は有効な使用(effective use)と称される。ASM160によって受け取られた流入空気の一部の強度は、流量センサ149から受信されたデータに基づく。
ステップ330では、ASM160を横切る圧力降下が決定される。例えば、制御装置190がASM160の摩耗レベルを決定するときはいつでも、定期的に(例えば15分、35分、50分毎等)、又は作動中のASM160に変化があるたびに、一つ以上のASM160について、圧力降下を決定する。制御装置190は、複数のASM160よりも上流に配置された圧力センサ146と、複数のASM160よりも下流に配置された圧力センサ176とから受信されたデータを処理することによって、ASM160を横切る圧力降下を決定する。圧力センサの配置は、各ASM160を横切る圧力降下を制御装置190が決定することを可能とする。一つの実施形態では、制御装置190は、ASM160を横切る圧力降下を閾値と比較して、ASM160の交換が必要であるかを判定する。制御装置190は、現在作動しているASM160についての圧力降下を決定する。一つのみのASM160が作動している場合、そのASM160を横切る圧力降下が、単一のASM160についてのASM160の圧力降下閾値と比較される。二つのASM160が作動している場合、二つの作動中のASM160を横切る圧力降下が、二つのASM160についてのASM160の圧力降下閾値、例えば単一のASM160についての圧力降下閾値の二倍と比較される。三つのASM160が作動している場合、三つの作動中のASM160を横切る圧力降下が、三つのASM160についてのASM160の圧力降下閾値、例えば単一のASM160についての圧力降下閾値の三倍と比較される。
ステップ340では、ASM弁150が制御装置190によって選択的に開かれる。制御装置190は、各ASM160に関連付けられた摩耗レベルに適用される摩耗平準化アルゴリズムを使用して、ASM弁150を選択的に開く。摩耗レベルは、各ASM160が作動している時間の量にのみ基づき、又は、加えて、ASM160によって受け取られた空気の強度及び/又はASM160を横切る最近の圧力降下の数値のような他の因子に基づく。別のASM160が必要とされるとき又は作動中のASM160がもはや必要でないとき、特定のASM160を選択的に作動させ且つ/又は特定のASM160の作動を選択的に停止すべく、ASM弁150を開き且つ/又は閉じる。加えて、特定のASM160が比較的長い時間(例えば1時間)作動されていた場合、ASM弁150を開き且つ/又は閉じて一つのASM160を別のASM160の代わりに用いる。例として、窒素富化空気が必要とされるとき、制御装置190は、最小レベルの摩耗を有するASM160を決定し、最小レベルの摩耗を有するASM160に関連付けられたASM弁150を選択的に開いて流入空気をそのASM160に通過させる(すなわちそのASM160を作動させる)。
一つの実施形態では、飛行機の燃料貯蔵タンク185の不活性化を提供し且つ維持するために、全てよりも少ないASM160(例えば一つのみのASM160)が必要とされる予め定められた飛行連隊中(すなわち巡航中)にステップ340が実行される。全てのASM160が必要とされるとき(例えば、地上にある間、上昇中及び下降中)、摩耗が均一であるので、全てよりも少ないASM160が必要とされるまで、摩耗の平準化が中断される。
ステップ345では、各ASM160の作動時間が記録される。制御装置190は、ASM160の作動が停止されたとき(例えばその関連付けられたASM弁150がオフにされたとき)、ASM160の作動時間をメモリデバイス191に記録する。意選択的に、制御装置190は、さらに、ASM160が作動されていた時間の部分の間、空気流の強度レベルを記録する。
一実施形態では、制御装置190は、窒素富化空気についての要求が終わるまで、ステップ320、330、340及び345を繰り返す。制御装置190は斯かるステップを周期的(例えば数分毎、数時間毎等)に又は実質的に連続的に繰り返す。ステップ320、340及び345から独立して且つ/又は異なる割合でステップ330が実行されてもよいと考えられる。
ステップ350では、例えば、燃料貯蔵タンク185における燃焼のリスクを低減するために使用済み燃料の体積に取って代わるべく、窒素富化空気が燃料貯蔵タンク185に向けられる。第3圧力センサ176及び/又は第2温度センサ175を含む酸素センサ170が、ASM160によって生成された窒素富化空気を検知するために用いられる。酸素センサ170は、検知された窒素富化空気に関するデータを制御装置190に伝達する。窒素富化空気弁180が酸素センサ170よりも下流で用いられる。酸素センサ170から受信されたデータに基づいて、制御装置190は、窒素富化空気弁180を制御して、窒素富化空気の燃料貯蔵タンク185への流れを調節する。
ステップ355では、制御装置190が、ASM160を交換すべきかを判定する。一つの例では、制御装置190は、(例えば上記のステップ320において決定されたような)ASM160の摩耗レベルと閾値との比較に基づいて、ASM160を交換すべきかを判定する。例えば、制御装置190は、いずれか一つのASM160の摩耗レベルが有効な使用の100時間を超えたときにASM160を交換すべきであると判定する。上述されたように、摩耗レベルは、強度及び/又は圧力降下によって修正されたような実際の時間の量である。別の例では、制御装置190は、(例えば上記のステップ320において決定されたような)作動中のASM160を横切る圧力降下と閾値との比較に基づいて、ASM160を交換すべきかを判定する。例えば、制御装置190は、いずれか一つのASM160(又はASM160のいずれかの群)の圧力降下が製造業者の仕様を超えたときにASM160を交換すべきであると判定する。
ステップ360では、制御装置190は、ステップ355においてなされた決定に基づいて、ASM160を交換すべきであるという指標を提供する。例えば、制御装置190は、航空機のコックピット内のインジケータを照らす信号を発生させる。
本発明が本明細書において特定の実施形態を参照して示され且つ説明されているが、示された詳細に本発明が限定されることは意図されていない。むしろ、本発明から逸脱することなく、特許請求の範囲及び特許請求の範囲の均等物の範囲内で、細部に亘って様々な修正を行うことができる。

Claims (15)

  1. 窒素富化空気を生成して燃料貯蔵タンク内の燃料を不活性化するためのシステムであって、
    流入空気を受け取るように構成された空気流入路と、
    受け取ったときに前記流入空気から酸素を分離して窒素富化空気を生成するように構成された複数の空気分離モジュールと、
    前記空気流入路と前記複数の空気分離モジュールとの間に結合された複数の空気分離モジュール弁であって、該複数の空気分離モジュール弁の各々が、該空気分離モジュール弁の一つを開くことによって流入空気の少なくとも一部を前記空気流入路から該空気分離モジュール弁の一つに関連付けられた前記空気分離モジュールに通過させるように前記複数の空気分離モジュールの一つに関連付けられる、複数の空気分離モジュール弁と、
    前記複数の空気分離モジュール弁の各々に結合された制御装置であって、前記複数の空気分離モジュールの各々についての摩耗レベルを決定し、前記複数の空気分離モジュールの各々についての摩耗レベルが実質的に等しくなるように前記複数の空気分離モジュール弁の各々を選択的に開くように構成された制御装置と
    を備える、システム。
  2. 前記複数の空気分離モジュールの上流の圧力を検出するように構成された第1圧力センサと、前記複数の空気分離モジュールの下流の圧力を検出するように構成された第2圧力センサとを更に備え、
    前記制御装置は、前記第1圧力センサ及び第2圧力センサに結合され、さらに、前記第1圧力センサにおいて検出された圧力と前記第2圧力センサにおいて検出された圧力との差に基づいて、前記複数の空気分離モジュールの少なくとも一つに亘る圧力降下を検出するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記制御装置は、さらに、前記圧力降下が交換の閾値を超えたときに前記複数の空気分離モジュールの一つ以上が交換を必要としていると判定するように構成される、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記制御装置は、さらに、前記複数の空気分離モジュール弁の一つ以上についての開時間の量が閾値を超えたときに該複数の空気分離モジュールの一つ以上が交換を必要としていると判定するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記制御装置は、さらに、前記複数の空気分離モジュールの一つが受ける摩耗レベルを、該一つの空気分離モジュールが流入空気の一部を受け取る時間の量に基づいて決定するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  6. 前記制御装置は、さらに、前記空気分離モジュールによって受け取られた流入空気の一部の圧力に基づいて、前記複数の空気分離モジュールの一つが受ける摩耗レベルを決定するように構成される、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記複数の空気分離モジュールは、前記燃料貯蔵タンクに結合され、該燃料貯蔵タンクから燃料が除去される速度に対応する速度で窒素富化空気を提供する、請求項1に記載のシステム。
  8. 複数の空気分離モジュール弁の各々を複数の空気分離モジュールの一つに関連付けるステップであって、該空気分離モジュールが、窒素富化空気を生成するように作動するときに流入空気の一部から酸素を分離するように構成される、ステップと、
    前記流入空気の一部を流入空気路から前記複数の空気分離モジュール弁に通過させるステップと、
    前記複数の空気分離モジュールの各々についての摩耗レベルを決定するステップと、
    前記複数の空気分離モジュールの各々についての摩耗レベルが実質的に等しくなるように、決定された摩耗レベルに基づいて前記複数の空気分離モジュール弁の各々を選択的に開くステップと、
    前記複数の空気分離モジュールによって生成された窒素富化空気を燃料貯蔵タンクに向けるステップと
    を含む、燃料を不活性化するための方法。
  9. 窒素富化空気を生成するように構成された複数の空気分離モジュールの各々についての摩耗レベルを決定するステップと、
    前記複数の空気分離モジュールの各々が同様の摩耗レベルを有するように複数の空気分離モジュール弁の各々を選択的に開くステップと、
    前記複数の空気分離モジュールによって生成された窒素富化空気を燃料貯蔵タンクに向けるステップと
    を含む、燃料を不活性化するための方法。
  10. 前記複数の空気分離モジュールの上流の圧力と該複数の空気分離モジュールの下流の圧力とを検出することによって該複数の空気分離モジュールの少なくとも一つを横切る圧力降下を決定するステップと、
    前記圧力降下が閾値を超えたときに交換のための前記複数の空気分離モジュールの少なくとも一つを特定するステップと
    を更に含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記決定するステップは、前記複数の空気分離モジュールの一つ以上についての摩耗レベルを、該一つ以上の空気分離モジュールが流入空気の一部を受け取る時間の量に基づいて決定することを含む、請求項9に記載の方法。
  12. 前記決定するステップは、前記複数の空気分離モジュールの一つ以上についての摩耗レベルを、該一つ以上の空気分離モジュールによって受け取られた流入空気の一部の圧力に基づいて決定することを含む、請求項9に記載の方法。
  13. 前記複数の空気分離モジュールの上流の圧力と該複数の空気分離モジュールの下流の圧力とを検出することによって該複数の空気分離モジュールの少なくとも一つを横切る圧力降下を決定するステップと、
    前記圧力降下が閾値を超えたときに交換のための前記複数の空気分離モジュールの少なくとも一つを特定するステップと
    を更に含む、請求項8に記載の方法。
  14. 前記決定するステップは、前記複数の空気分離モジュールの一つ以上についての摩耗レベルを、該一つ以上の空気分離モジュールが流入空気の一部を受け取る時間の量に基づいて決定することを含む、請求項8に記載の方法。
  15. 前記決定するステップは、前記複数の空気分離モジュールの一つ以上についての摩耗レベルを、該一つ以上の空気分離モジュールによって受け取られた流入空気の一部の圧力に基づいて決定することを含む、請求項8に記載の方法。
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