JP6819627B2 - 圧延デスケーリング装置用ポンプ制御装置 - Google Patents
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Description
前記複数のデスケーリング部のそれぞれは、
被圧延材へ前記高圧水を噴射する圧延デスケーリング装置と、
前記圧延デスケーリング装置の噴射よりも前のタイミングで、前記被圧延材の接近を知らせる材近傍イベントを出力する第1検出手段と、
前記第1検出手段による検出よりもさらに前のタイミングで、前記被圧延材の接近を知らせる材接近イベントを出力する第2検出手段と、を備え、
前記複数の給水ポンプのそれぞれは、トップ速度以上のポンプ速度で開く逆止弁を備え、
前記圧延デスケーリング装置用ポンプ制御装置は、
前記材近傍イベントを出力中のすべてのデスケーリング部が時間A後の噴射に必要とする水量および水圧を供給するために、前記トップ速度で運転しておく必要がある前記給水ポンプの台数(以下、必要トップ速度ポンプ台数と記す。)を計算し、
前記材接近イベントを出力中のすべてのデスケーリング部が前記時間Aよりも長い時間B後の噴射に必要とする水量および水圧を供給するために、前記トップ速度で運転しておくべき前記給水ポンプの台数(以下、減速不要ポンプ台数と記す。)を計算し、
前記必要トップ速度ポンプ台数が前記減速不要ポンプ台数以上である場合に、前記必要トップ速度ポンプ台数をトップ速度ポンプ台数に決定し、
前記必要トップ速度ポンプ台数が前記減速不要ポンプ台数を下回ったタイミングで、前記減速不要ポンプ台数を前記トップ速度ポンプ台数に決定し、
前記トップ速度ポンプ台数に応じて前記複数の給水ポンプを制御するように構成されていること、を特徴とする。
(熱間圧延ライン)
図1は、熱間圧延ラインに配置された複数の圧延デスケーリング装置について説明するための図である。図1に示す熱間圧延ラインは、上流からHSB(Hot Scale Breaker)1、粗ミル2、FSB(Finisher Scale Breaker)3、仕上ミル4を備える。
図3〜図8を参照して本実施形態に係る圧延デスケーリング装置用ポンプ制御装置について説明する。
まず、ステップS100において、設定ファイルが読み込まれる。設定ファイルには、給水ポンプ6の台数・性能(吐出量・圧力・回転速度などの関係)、圧延デスケーリング装置の台数・噴射水量などが含まれる。
図11は、上述した圧延デスケーリング装置用ポンプ制御装置が有する処理回路のハードウェア構成例を示す概念図である。上述した各機能は処理回路により実現される。一態様として、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ91と少なくとも1つのメモリ92とを備える。他の態様として、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェア93を備える。
次に、図9を参照して実施の形態2について説明する。実施の形態1では、従来の圧延プロセスのイベントを材近傍イベントとして利用することで、当該イベントを給水ポンプ6の加速開始タイミングとしている。ところで、この圧延プロセスのイベントから圧延デスケーリング装置の噴射開始までの時間は、給水ポンプ6が加速に要する時間と必ずしも一致しない。
次に、図10を参照して実施の形態2について説明する。実施の形態2ではポンプ加速遅延タイマを設定しているが、その設定には圧延プロセスに関わる知見を要する。
2 粗ミル
3 FSB(Finisher Scale Breaker)
4 仕上ミル
5 共通配管
6 給水ポンプ
7 逆止弁
10 被圧延材
21 粗スタンド
22、23、42、43 圧延デスケーリング装置
41 仕上スタンド
42 圧延デスケーリング装置
221、222、421、422 HMD
91 プロセッサ
92 メモリ
93 ハードウェア
Claims (5)
- 複数のデスケーリング部に共通配管を介して高圧水を供給する複数の給水ポンプを備える圧延ラインのための圧延デスケーリング装置用ポンプ制御装置であって、
前記複数のデスケーリング部のそれぞれは、
被圧延材へ前記高圧水を噴射する圧延デスケーリング装置と、
前記圧延デスケーリング装置の噴射よりも前のタイミングで、前記被圧延材の接近を知らせる材近傍イベントを出力する第1検出手段と、
前記第1検出手段による検出よりもさらに前のタイミングで、前記被圧延材の接近を知らせる材接近イベントを出力する第2検出手段と、を備え、
前記複数の給水ポンプのそれぞれは、トップ速度以上のポンプ速度で開く逆止弁を備え、
前記圧延デスケーリング装置用ポンプ制御装置は、
前記材近傍イベントを出力中のすべてのデスケーリング部が時間A後の噴射に必要とする水量および水圧を供給するために、前記トップ速度で運転しておく必要がある前記給水ポンプの台数(以下、必要トップ速度ポンプ台数と記す。)を計算し、
前記材接近イベントを出力中のすべてのデスケーリング部が前記時間Aよりも長い時間B後の噴射に必要とする水量および水圧を供給するために、前記トップ速度で運転しておくべき前記給水ポンプの台数(以下、減速不要ポンプ台数と記す。)を計算し、
前記必要トップ速度ポンプ台数が前記減速不要ポンプ台数以上である場合に、前記必要トップ速度ポンプ台数をトップ速度ポンプ台数に決定し、
前記必要トップ速度ポンプ台数が前記減速不要ポンプ台数を下回ったタイミングで、前記減速不要ポンプ台数を前記トップ速度ポンプ台数に決定し、
前記トップ速度ポンプ台数に応じて前記複数の給水ポンプを制御するように構成されていること、
を特徴とする圧延デスケーリング装置用ポンプ制御装置。 - 前記複数のデスケーリング部の少なくとも1つにおいて、
前記圧延デスケーリング装置は、前記圧延ライン上を順方向に搬送される前記被圧延材へ前記高圧水を噴射し、
前記第1検出手段は、前記圧延デスケーリング装置の上流に設けられ、
前記第2検出手段は、前記第1検出手段のさらに上流に設けられること、
を特徴とする請求項1記載の圧延デスケーリング装置用ポンプ制御装置。 - 前記圧延ラインは、前記被圧延材を順方向および逆方向に圧延可能な粗スタンドを備え、
前記複数のデスケーリング部の少なくとも1つにおいて、
前記圧延デスケーリング装置は、前記圧延ライン上を逆方向に搬送される前記被圧延材へ前記高圧水を噴射し、
前記第1検出手段は、順方向に搬送される前記被圧延材の尾端が前記粗スタンドを抜けたタイミングで、前記材近傍イベントを出力し、
前記第2検出手段は、順方向に搬送される前記被圧延材の先端が前記粗スタンドに噛み込まれたタイミングで、前記材接近イベントを出力すること、
を特徴とする請求項1又は2記載の圧延デスケーリング装置用ポンプ制御装置。 - 前記材近傍イベントの出力から前記圧延デスケーリング装置の噴射開始までの時間と前記給水ポンプが前記トップ速度で動作するまでの所要時間との差をポンプ加速遅延タイマとし、前記材近傍イベントの出力から前記ポンプ加速遅延タイマの経過後に、前記給水ポンプの加速を開始すること、
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の圧延デスケーリング装置用ポンプ制御装置。 - 前記材近傍イベントの出力から前記圧延デスケーリング装置の噴射開始までの時間の実績値を記憶し、前記実績値の履歴に基づいて前記ポンプ加速遅延タイマの適正値を算出すること、
を特徴とする請求項4記載の圧延デスケーリング装置用ポンプ制御装置。
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- 2018-02-08 JP JP2018021122A patent/JP6819627B2/ja active Active
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