JP2012125557A - 腹水濾過濃縮装置及び高濃度タンパク質溶液の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】腹水濾過濃縮装置100は、腹水を貯留する貯留容器1と、腹水中に存在する細胞成分を分離する濾過用フィルタ3と、貯留容器1と濾過用フィルタ3とを接続する第1流路31と、所定の限外濾過性能で親水性高分子が付与されたポリスルホン系中空糸膜型の濃縮用フィルタ4と、濾過用フィルタ3と濃縮用フィルタ4とを接続する第2流路32と、濾過用フィルタ3の出口3bに接続された第3流路33と、濃縮されたタンパク質溶液を回収する回収容器2と、濃縮用フィルタ4の濃縮液出口4bと回収容器2とを接続する第4流路34と、濃縮用フィルタ4の濾液排出口4cに接続された第5流路35と、を備える。
【選択図】図1
Description
細胞成分を含む採取されたタンパク質溶液を貯留する貯留容器と、
前記貯留容器内のタンパク質溶液中に存在する前記細胞成分を分離可能な中空糸膜型の腹水濾過用フィルタと、
一端が前記貯留容器に接続され他端が前記腹水濾過用フィルタの入口に接続された第1の流路と、
限外濾過性能が85mL〜150mL/分/200mmHgであり親水性高分子が付与されたポリスルホン系中空糸膜型の腹水濃縮用フィルタと、
前記腹水濾過用フィルタの濾過側出口に接続され、他端が前記腹水濃縮用フィルタの入口に接続された第2の流路と、
前記腹水濾過用フィルタの出口に接続された第3の流路と、
前記腹水濃縮用フィルタで濃縮されたタンパク質溶液を回収する回収容器と、
一端が前記腹水濃縮用フィルタの出口に接続され、他端が前記回収容器に接続された第4の流路と、
前記腹水濃縮用フィルタの濾過側出口に接続された第5の流路と、
を備えた、腹水濾過濃縮装置。
前記貯留容器内に貯留された前記タンパク質溶液を前記第1の流路を通して前記腹水濾過用フィルタに送液し、前記細胞成分が除去された濾過済タンパク質溶液を前記腹水濾過用フィルタの濾過側出口から前記第2の流路に送出させるとともに、前記細胞成分を含む溶液を前記腹水濾過用フィルタの出口から第3の流路に排出させるステップと、
前記第2の流路に送出された前記濾過済タンパク質溶液を前記腹水濃縮用フィルタに送液し、濃縮された濃厚タンパク質溶液を前記腹水濃縮用フィルタの出口から第4の流路に送出させるとともに、水溶液を前記腹水濃縮用フィルタの濾過側出口から第5の流路に水溶液を排出させるステップと、
前記第4の流路に送出された前記濃厚タンパク質溶液を、前記回収容器に回収するステップと、を行い、
前記第1〜第5の流路のうちの少なくとも1つの流路の流量を制御する制御手段を更に備える、請求項1に記載の腹水濾過濃縮装置。
前記制御手段は、前記第1の流路に設けられた送液ポンプを含む、請求項2に記載の腹水濾過濃縮装置。
前記腹水濾過用フィルタは、該腹水濾過用フィルタの入口における液体の落差圧が前記貯留容器と前記第1の流路との接続部における液体の落差圧よりも低くなるような位置に配置され、かつ、
前記回収容器は、該回収容器と前記第4の流路との接続部における液体の落差圧が前記腹水濃縮用フィルタの出口における液体の落差圧よりも低くなるような位置に配置された、請求項1に記載の腹水濾過濃縮装置。
前記腹水濃縮用フィルタは、該腹水濃縮用フィルタの入口における液体の落差圧が前記腹水濾過用フィルタの濾過側出口における液体の落差圧と等しくなるような位置に配置された、請求項4に記載の腹水濾過濃縮装置。
前記腹水濃縮用フィルタは、該腹水濃縮用フィルタの入口における液体の落差圧が前記腹水濾過用フィルタの濾過側出口における液体の落差圧よりも低くなるような位置に配置された、請求項4に記載の腹水濾過濃縮装置。
前記腹水濃縮用フィルタの限外濾過性能が腹水の濃縮処理に最適なものであることから、腹水の濃縮が1回で足り、追加濃縮工程を必要としないことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の腹水濾過濃縮装置。
前記腹水濃縮用フィルタによる1回の濃縮で、タンパク質濃度を5倍以上に濃縮することが可能なことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の腹水濾過濃縮装置。
前記腹水濃縮用フィルタによる1回の濃縮で、タンパク質濃度が7g/dl以上の濃厚タンパク質溶液を得られることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の腹水濾過濃縮装置。
細胞成分を含む採取されたタンパク質溶液を貯留する貯留容器と、
前記貯留容器内のタンパク質溶液中に存在する前記細胞成分を分離可能な中空糸膜型の腹水濾過用フィルタと、
一端が前記貯留容器に接続され他端が前記腹水濾過用フィルタの入口に接続された第1の流路と、
時間当たりのタンパク質濃縮倍率が0.1倍/分以上であり親水性高分子が付与されたポリスルホン系中空糸膜型の腹水濃縮用フィルタと、
前記腹水濾過用フィルタの濾過側出口に接続され、他端が前記腹水濃縮用フィルタの入口に接続された第2の流路と、
前記腹水濾過用フィルタの出口に接続された第3の流路と、
前記腹水濃縮用フィルタで濃縮されたタンパク質溶液を回収する回収容器と、
一端が前記腹水濃縮用フィルタの出口に接続され、他端が前記回収容器に接続された第4の流路と、
前記腹水濃縮用フィルタの濾過側出口に接続された第5の流路と、
を備えた、腹水濾過濃縮装置。
タンパク質濃度が5g/dL以下の低濃度タンパク質溶液を貯留容器に貯留する工程と、
前記貯留容器に貯留された前記低濃度タンパク質溶液を、限外濾過性能が85mL〜150mL/分/200mmHgであり親水性高分子が付与されたポリスルホン系中空糸膜型フィルタに通液させ、前記フィルタの濾過側出口からタンパク質濃度が100mg/dL以下である低濃度タンパク質溶液を送出させるとともに、前記フィルタの出口からタンパク質濃度が7g/dL以上である高濃度タンパク質溶液を送出させる工程と、
前記フィルタの出口から送出された前記高濃度タンパク質溶液を回収容器に回収する工程と、を含む、高濃度タンパク質溶液の製造方法。
本発明の第1実施形態として、図1に示す腹水濾過濃縮装置100の構成及び当該装置100を用いて腹水(タンパク質溶液)を濾過濃縮し濃厚タンパク質溶液(高濃度タンパク質溶液)を得る方法の一例を示す。
TMP=(フィルタ入口側の圧力+フィルタ出口側の圧力)/2−濾液側圧力
図2に示す腹水濾過濃縮装置200は、各構成部位における液体の落差圧により腹水を送液するようにしたものである。落差圧を利用した送液を行うために、腹水濾過濃縮装置200では、濾過用フィルタ3の入口3aにおける液体の落差圧が、貯留容器1の出口1bにおける液体の落差圧よりも低くなるように配置され、かつ、回収容器2の入口2aにおける液体の落差圧が、濃縮用フィルタ4の濃縮液出口4bにおける液体の落差圧よりも低くなるように配置されている。また、濃縮用フィルタ4の腹水流入口4aにおける液体の落差圧が、濾過用フィルタ3の濾液出口3cにおける液体の落差圧よりも低くなるように配置されている。
図3に示す腹水濾過濃縮装置300では、濃縮用フィルタ4の腹水流入口4aにおける液体の落差圧が、濾過用フィルタ3の濾液出口3cにおける液体の落差圧と等しくなるように配置されている。具体的には、濃縮用フィルタ4と濾過用フィルタ3とは、腹水流入口4aの上下位置が濾液出口3cの上下位置と同じ高さになるような位置関係で配置される。これ以外の部位の位置関係は前述の腹水濾過濃縮装置200と同様である。なお、図3に表わされる各部位の上下位置関係は、実際の腹水濾過濃縮装置300の各部位の上下位置関係にそのまま対応するものとする。また、腹水濾過濃縮装置300において、前述の腹水濾過濃縮装置200と同一又は同等な構成部分には同一符号を付し重複する説明を省略する。
ポリスルホン樹脂(ソルベイ社製、P−1700)18重量部、ポリビニルピロリドン(以下PVPとも言う)(日本触媒社製、K−85N)5重量部、N,N−ジメチルアセトアミド(以下、DMACとも言う)77重量部からなる均一な製膜原液を作成した。40重量%のN,N−ジメチルアセトアミド水溶液を中空内液と同時に二重紡口から押し出し、外界から遮断するためにとりつけたフードの中を通って30cm下方に設けた50℃の水からなる凝固浴中に浸漬し50m/minの速度で巻取った。得られた中空糸膜は20重量%のグリセリン水溶液で処理した後、75℃で乾燥した。膜面積1.5m2になるように中空糸膜束を調整し、筒状容器に装填し、両端をポリウレタン樹脂でポッティング加工してポリスルホン中空糸膜フィルタを作製した。本フィルタの限外濾過性能は107mL/分/200mmHgであった。本フィルタを前述の濃縮用フィルタ54として腹水濃縮性能試験に供したところ、全ての擬似腹水を追加濃縮せずに液量が被処理液の5分の1以下になるまで処理することができ、追加濃縮工程は不要であった。よって濃縮時間は30分である。時間当たりのタンパク質濃縮倍率は、0.17倍/分であった。得られたタンパク質溶液の濃度を表1に示す。
膜面積を1.1m2になるようにした以外は実施例1と同じ方法で、ポリスルホン中空糸膜フィルタを作製した。本フィルタの限外濾過性能は88mL/分/200mmHgであった。本フィルタを前述の濃縮用フィルタ54として腹水濃縮性能試験に供したところ、全ての擬似腹水を処理し、回収液量を測定したところ、全ての擬似腹水を追加濃縮せずに液量が被処理液の5分の1以下になるまで処理することができ、追加濃縮工程は不要であった。よって濃縮時間は30分である。時間当たりのタンパク質濃縮倍率は0.17倍/分であった。得られたタンパク質溶液の濃度を表1に示す。
膜面積を2.1m2になるようにした以外は実施例1と同じ方法で、ポリスルホン中空糸膜フィルタを作製した。本フィルタの限外濾過性能は134mL/分/200mmHgであった。本フィルタを前述の濃縮用フィルタ54として腹水濃縮性能試験に供したところ、全ての擬似腹水を処理し、回収液量を測定したところ、全ての擬似腹水を追加濃縮せずに液量が被処理液の5分の1以下になるまで処理することがで、追加濃縮工程は不要であった。よって濃縮時間は30分である。時間当たりのタンパク質濃縮倍率は0.16倍/分であった。得られたタンパク質溶液の濃度を表1に示す。
限外濾過性能が77mL/分/200mmHgである旭化成クラレメディカル社製の腹水濃縮器、AHF-UNH(ポリアクリロニトリル中空糸、1.1m2)を用い、当該濾過器を前述の濃縮用フィルタ54に適用して腹水濃縮性能試験を実施した。全ての擬似腹水を処理し、回収液量を測定したところ、液量が被処理液の5分の1以下に達しておらず、追加濃縮工程が必要であった。追加濃縮工程により、液量が被処理液の5分の1以下に達するのに、30分の時間を要したため、濃縮時間は1時間であった。時間当たりのタンパク質濃縮倍率は0.09倍/分であった。得られたタンパク質溶液の濃度を表1に示す。
PSf(ソルベイ社製、P−1700)18重量部、PVP(日本触媒社製、K−85N)4.5重量部、ジメチルアセトアミド77.5重量部からなる均一な紡糸原液を作成した。DMAC57%水溶液の中空内液と同時に二重紡口から押し出し外界から遮断するためにとりつけたフードの中を通って90cm下方に設けた水よりなる75℃の凝固浴に浸漬し、40m/分の速度で巻き取った。得られた中空糸膜は40重量%のグリセリン水溶液で処理した後、80 ℃で乾燥した。
Claims (11)
- 細胞成分を含む採取されたタンパク質溶液を貯留する貯留容器と、
前記貯留容器内のタンパク質溶液中に存在する前記細胞成分を分離可能な中空糸膜型の腹水濾過用フィルタと、
一端が前記貯留容器に接続され他端が前記腹水濾過用フィルタの入口に接続された第1の流路と、
限外濾過性能が85mL〜150mL/分/200mmHgであり親水性高分子が付与されたポリスルホン系中空糸膜型の腹水濃縮用フィルタと、
前記腹水濾過用フィルタの濾過側出口に接続され、他端が前記腹水濃縮用フィルタの入口に接続された第2の流路と、
前記腹水濾過用フィルタの出口に接続された第3の流路と、
前記腹水濃縮用フィルタで濃縮されたタンパク質溶液を回収する回収容器と、
一端が前記腹水濃縮用フィルタの出口に接続され、他端が前記回収容器に接続された第4の流路と、
前記腹水濃縮用フィルタの濾過側出口に接続された第5の流路と、
を備えた、腹水濾過濃縮装置。 - 前記貯留容器内に貯留された前記タンパク質溶液を前記第1の流路を通して前記腹水濾過用フィルタに送液し、前記細胞成分が除去された濾過済タンパク質溶液を前記腹水濾過用フィルタの濾過側出口から前記第2の流路に送出させるとともに、前記細胞成分を含む溶液を前記腹水濾過用フィルタの出口から第3の流路に排出させるステップと、
前記第2の流路に送出された前記濾過済タンパク質溶液を前記腹水濃縮用フィルタに送液し、濃縮された濃厚タンパク質溶液を前記腹水濃縮用フィルタの出口から第4の流路に送出させるとともに、水溶液を前記腹水濃縮用フィルタの濾過側出口から第5の流路に水溶液を排出させるステップと、
前記第4の流路に送出された前記濃厚タンパク質溶液を、前記回収容器に回収するステップと、を行い、
前記第1〜第5の流路のうちの少なくとも1つの流路の流量を制御する制御手段を更に備える、請求項1に記載の腹水濾過濃縮装置。 - 前記制御手段は、前記第1の流路に設けられた送液ポンプを含む、請求項2に記載の腹水濾過濃縮装置。
- 前記腹水濾過用フィルタは、該腹水濾過用フィルタの入口における液体の落差圧が前記貯留容器と前記第1の流路との接続部における液体の落差圧よりも低くなるような位置に配置され、かつ、
前記回収容器は、該回収容器と前記第4の流路との接続部における液体の落差圧が前記腹水濃縮用フィルタの出口における液体の落差圧よりも低くなるような位置に配置された、
請求項1に記載の腹水濾過濃縮装置。 - 前記腹水濃縮用フィルタは、該腹水濃縮用フィルタの入口における液体の落差圧が前記腹水濾過用フィルタの濾過側出口における液体の落差圧と等しくなるような位置に配置された、請求項4に記載の腹水濾過濃縮装置。
- 前記腹水濃縮用フィルタは、該腹水濃縮用フィルタの入口における液体の落差圧が前記腹水濾過用フィルタの濾過側出口における液体の落差圧よりも低くなるような位置に配置された、請求項4に記載の腹水濾過濃縮装置。
- 前記腹水濃縮用フィルタの限外濾過性能が腹水の濃縮処理に最適なものであることから、腹水の濃縮が1回で足り、追加濃縮工程を必要としないことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の腹水濾過濃縮装置。
- 前記腹水濃縮用フィルタによる1回の濃縮で、タンパク質濃度を5倍以上に濃縮することが可能なことを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の腹水濾過濃縮装置。
- 前記腹水濃縮用フィルタによる1回の濃縮で、タンパク質濃度が7g/dl以上の濃厚タンパク質溶液を得られることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の腹水濾過濃縮装置。
- 細胞成分を含む採取されたタンパク質溶液を貯留する貯留容器と、
前記貯留容器内のタンパク質溶液中に存在する前記細胞成分を分離可能な中空糸膜型の腹水濾過用フィルタと、
一端が前記貯留容器に接続され他端が前記腹水濾過用フィルタの入口に接続された第1の流路と、
時間当たりのタンパク質濃縮倍率が0.1倍/分以上であり親水性高分子が付与されたポリスルホン系中空糸膜型の腹水濃縮用フィルタと、
前記腹水濾過用フィルタの濾過側出口に接続され、他端が前記腹水濃縮用フィルタの入口に接続された第2の流路と、
前記腹水濾過用フィルタの出口に接続された第3の流路と、
前記腹水濃縮用フィルタで濃縮されたタンパク質溶液を回収する回収容器と、
一端が前記腹水濃縮用フィルタの出口に接続され、他端が前記回収容器に接続された第4の流路と、
前記腹水濃縮用フィルタの濾過側出口に接続された第5の流路と、
を備えた、腹水濾過濃縮装置。 - タンパク質濃度が5g/dL以下の低濃度タンパク質溶液を貯留容器に貯留する工程と、
前記貯留容器に貯留された前記低濃度タンパク質溶液を、限外濾過性能が85mL〜150mL/分/200mmHgであり親水性高分子が付与されたポリスルホン系中空糸膜型フィルタに通液させ、前記フィルタの濾過側出口からタンパク質濃度が100mg/dL以下である低濃度タンパク質溶液を送出させるとともに、前記フィルタの出口からタンパク質濃度が7g/dL以上である高濃度タンパク質溶液を送出させる工程と、
前記フィルタの出口から送出された前記高濃度タンパク質溶液を回収容器に回収する工程と、を含む、高濃度タンパク質溶液の製造方法。
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