JP2016154809A - 濃縮器 - Google Patents
濃縮器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016154809A JP2016154809A JP2015036742A JP2015036742A JP2016154809A JP 2016154809 A JP2016154809 A JP 2016154809A JP 2015036742 A JP2015036742 A JP 2015036742A JP 2015036742 A JP2015036742 A JP 2015036742A JP 2016154809 A JP2016154809 A JP 2016154809A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protein
- concentrated
- separation membrane
- concentrator
- solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07K—PEPTIDES
- C07K1/00—General methods for the preparation of peptides, i.e. processes for the organic chemical preparation of peptides or proteins of any length
- C07K1/14—Extraction; Separation; Purification
- C07K1/34—Extraction; Separation; Purification by filtration, ultrafiltration or reverse osmosis
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
Abstract
【解決手段】濃縮器22の分離膜60は、60%以上80%以下の空隙率及び毛細管上昇法で測定した前記分離膜の液面上昇値が内径200μmの中空糸膜に換算すると60mm〜150mmであり、濃度3g/dLの蛋白質水溶液原液を流速50mL/minで通液させ、蛋白質水溶液の濃縮液を得る濃縮工程を実施した場合に、下記条件(1)、(2)を満たすように構成されている。
(1)蛋白質水溶液原液を5L濃縮した際の最大膜間圧力差が500mmHg以下であり、
(2)蛋白質水溶液原液を2L濃縮した時の膜間圧力差をA、蛋白質水溶液原液を5L濃縮した時の膜間圧力差をBとした場合に、B/A≦1.6となる。
【選択図】図3
Description
即ち、本発明の態様は以下を含む。
(a)体腔液が濾過され生成された蛋白質水溶液を分離膜により濃縮する濃縮器であって、前記分離膜は、60%以上80%以下の空隙率及び毛細管上昇法で測定した前記分離膜の液面上昇値が内径200μmの中空糸膜に換算すると60mm〜150mmであり、濃度3g/dLの蛋白質水溶液原液を流速50mL/minで通液させ、蛋白質水溶液の濃縮液を得る濃縮工程を実施した場合に、下記条件(1)、(2)を満たすように構成されている、濃縮器。
(1)蛋白質水溶液原液を5L濃縮した際の最大膜間圧力差が500mmHg以下であり、
(2)蛋白質水溶液原液を2L濃縮した時の膜間圧力差をA、蛋白質水溶液原液を5L濃縮した時の膜間圧力差をBとした場合に、B/A≦1.6となる。
(b)前記分離膜は、前記濃縮工程を実施した場合に、さらに下記条件(3)、(4)を満たすように構成されている、(a)に記載の濃縮器。
(3)蛋白質水溶液原液を2L濃縮した際に得られる濃縮液の蛋白質回収率が40%以上であり、
(4)蛋白質水溶液原液を5L濃縮した際に得られる濃縮液の蛋白質回収率が70%以上である。
(c)前記条件(4)において蛋白質水溶液原液を5L濃縮した際に得られる濃縮液のアルブミンの回収率が80%以上である、(b)に記載の濃縮器。
(d)前記分離膜は、前記濃縮工程を実施した場合に、さらに下記(5)を満たすように構成されている、(a)〜(c)のいずれかに記載の濃縮器。
(5)蛋白質水溶液原液を2L濃縮した時の膜間圧力差をA、蛋白質水溶液原液を10L濃縮した時の膜間圧力差をCとした場合に、C/A≦1.5となる。
(e)前記分離膜に使用する基材は、ポリスルホン系、エチレンビニルアルコール系、セルロースアセテート系、ポリエチレン系、ポリエステル系ポリマーアロイ(PEPA)、ポリメチルメタクリレート系(PMMA)、又はポリアクリロニトリル系である、(a)〜(d)のいずれかに記載の濃縮器。
(f)前記分離膜は、中空糸膜である、(a)〜(e)のいずれかに記載の濃縮器。
(g)前記分離膜は、ポリスルホン系の中空糸膜である、(f)に記載の濃縮器。
(1)蛋白質水溶液原液を5L濃縮した際の最大膜間圧力差が500mmHg以下である。
(2)蛋白質水溶液原液を2L濃縮した時の膜間圧力差をA、蛋白質水溶液原液を5L濃縮した時の膜間圧力差をBとした場合に、B/A≦1.6となる。
空隙率=(Y-X)×100/Y
X:一定量の膜の重量
Y:Xの一定量の膜が基材で満たされていると仮定したとき(空隙がないとき)の重量。
本発明において、空隙率は60%以上80%以下であることが必要である。より好ましくは、65%以上80%以下であり、65%以上75%以下であればさらに好ましい。60%より小さい場合、濃縮時に目詰まりが起こりやすくなる為好ましくない。また、80%より大きい場合は、濃縮時の蛋白質漏出量が大きくなり好ましくない。分離膜が中空糸膜状ではなく平膜状である場合も上記式で空隙率を算出する。
管状構造の分離膜の場合、毛管上昇に関しては、一般的に、以下の関係式があることが知られている。
h=2γcosθ/rρg
h:液体面からの上昇位
γ:液体の表面張力
θ:接触角(固体と液体の接触面から液体と気体の接触面への角度)
r:管半径
ρ:液体の密度
g:重力加速度
すなわち、r(管半径)、ρ(液体密度)、h(液体面からの上昇位)を測定することによって液体の表面張力を測定することができ、この関係式から、管状構造体内表面の液体に対する濡れ易さ、すなわち、親水性、疎水性の度合いは、毛細管中の液面上昇の度合いによって評価することが可能である。
したがって、分離膜の場合も上記の毛細管上昇法により、中空糸内表面の水溶液に対する濡れ易さ、すなわち、親水性(疎水性)の度合いを測定することができる。また、内径の異なる分離膜であっても、各々の毛細管中の液面上昇値と内径を測定し、上式の関係から基準とする分離膜の内径に換算する補正をすることによって、各々の親水性(疎水性)の度合いを、基準とする内径の分離膜の液面上昇値として絶対比較することが可能になる。本発明では液面上昇値として中空糸膜の内径を200μmに換算した補正値を使用する。 分離膜の毛管上昇値を測定するに際しては、分離膜の水分率や内径が測定値に影響を与えるので、水分率と内径を測定しておく必要がある。分離膜の水分率としては5%以下である必要があり、水分率が5%より大きいと、分離膜が本質的に有している内表面の疎水性の性質が現れにくくなり、その毛管上昇値は、大きな測定値を示すようになり、正確な測定ができなくなってしまう。
毛細管現象による水溶液の液面上昇値を測定するに際しては、その測定時間も重要である。分離膜がより親水性である場合は、上昇していく水溶液のスピードが速くなり、短時間での測定では測定値にばらつきがでてしまう。また、多くのサンプルを一度に測定することが難しくなる。実用的な測定時間は、分離膜を水溶液に浸してから5秒以上経過した時点が好ましく、より実用的には3分以内の適当な時間に設定することが好ましい。本発明では1分後の値を示す。
分離膜が平膜の場合、親水性度は、接触角(化学便覧等)で調べるか、もしくは、同一材質・同一組成を用いた内径200μmの中空糸膜における毛細管上昇法による液面上昇値とする。
本発明において、毛細管上昇法により測定される水溶液の上昇値の、中空糸膜の内径を200μmに換算した補正値は60mm以上150mm以下であることが必要である。より好ましくは、65mm以上145mm以下であり、70mm以上140mm以下であればさらに好ましい。後述するように、60mmより低い、つまり親水性が低すぎる場合においても、また、150mmより高い、つまり親水性が高すぎる場合においても、分離膜表面の束縛蛋白質層F1が厚くなりすぎてしまい、濃縮倍率が低下するため好ましくない。
さらに、分離膜60の表面に蛋白質水溶液の蛋白質が不可逆的に堆積した束縛蛋白質層F1と蛋白質が可逆的に堆積した自由蛋白質層F2が形成されると一般的に考えられている。この束縛蛋白質層F1と自由蛋白質層F2が堆積し厚みが増すと分離膜60の目詰まりが生じ、分離膜60を透過する透水量が減少し、濃縮率が低下する。ここで、本願発明者らは、束縛蛋白層F1の厚みを薄く調整して目詰まりを抑制することを考えた。
また、分離膜60の空隙率は、例えば、熱延伸によって開口する分離膜の場合は延伸温度、延伸速度、延伸ロール径を調整することによって行う。また、二重紡口などを用いて湿式紡糸する場合は、ポリマー原液の吐出速度、内液の組成、紡糸温度を調整することによって行う。
(3)蛋白質水溶液原液を2L濃縮した際に得られる濃縮液の蛋白質回収率が40%以上である。
(4)蛋白質水溶液原液を5L濃縮した際に得られる濃縮液の蛋白質回収率が70%以上である。
(5)蛋白質水溶液原液を2L濃縮した時の膜間圧力差をA、蛋白質水溶液原液を10L濃縮した時の膜間圧力差をCとした場合に、C/A≦1.5となる。
ウシの血液を用いた血球成分を含む疑似腹水を作製した。まず、抗凝固剤としてヘパリンナトリウム注(1万単位/牛血液1L)を添加した牛血液を遠心分離し、血漿層、赤血球層およびバフィーコート層の各溶液を得て、これらを別々に回収することで血漿を得た。次に血漿を濾過器(旭化成メディカル(株)社製 腹水濾過器AHF−MO−W)で濾過させた後、生理食塩液を混和して蛋白質濃度3.0(g/dL)、アルブミン濃度を1.5(g/dL)に調製した元液を10L作製した。
蛋白質濃度は、ビューレット法により測定した。自動分析装置(東京貿易メディカルシステム(株)社製、Biolis24i)、測定用試薬としてイアトロTPII((株)L
SIメディエンス社製)を用いた。
元液中の蛋白質量をTP1、濃縮液の蛋白質量をTP2とした場合、蛋白質回収率は以下の式を用いて算出した。
蛋白質回収率=TP2/TP1×100(%)
アルブミン濃度は、BCG法により測定した。自動分析装置(東京貿易メディカルシステム(株)社製、Biolis24i)、測定用試薬としてイアトロファインALBII(
(株)LSIメディエンス社製)を用いた。
元液中のアルブミン量をALB1、濃縮液中のアルブミン量をALB2とした場合、アルブミン回収率は以下の式を用いて算出した。
アルブミン回収率=ALB2/ALB1×100(%)
圧力計103、圧力計104、圧力計105で示す圧力をそれぞれP1、P2、P3とすると、膜間差圧は以下の式で算出した。
膜間差圧=(P1+P2)/2−P3 (mmHg)
元液2L処理時の膜間圧力差をA(mmHg)、元液5L処理時の膜間圧力差をB(mmHg)、元液2L処理時の膜間圧力差をC(mmHg)とする。膜間圧力差の比は、上記BおよびCをAで除し、小数点第2位を四捨五入した値とした。
元液量を10Lを、濃縮液量Xで除した値を濃縮倍率とし、以下のように判定した。
濃縮倍率が5倍・・・〇
濃縮倍率が5倍未満・・・×
本実施例においては、ポンプ106の流量が50mL/minであるのに対し、ポンプ107の流量が40mL/minであるので、目詰まりすることなく全量濃縮できれば、濃縮液量は2Lとなり、濃縮倍率は5倍となる。
元液中の蛋白質量をTP1、最終的に得られた濃縮液中の蛋白質量をTP3とした場合、最終蛋白質回収率は以下の式を用いて算出した。
最終蛋白質回収率=TP3/TP1×100(%)
また、最終蛋白回収率を以下のように判定した。
最終蛋白回収率が50%以上・・・〇
最終蛋白回収率が50%未満・・・×
濃縮器として、内径200μm、膜厚45μm、長さ330mm、空隙率78%、毛細管上昇法による液面上昇値110mmのポリスルホン/ポリビニルピロリドン中空糸9000本からなる中空糸膜型濃縮器を用いた。結果を表1に示す。
濃縮器として、内径185μm、膜厚45μm、長さ330mm、空隙率73%、毛細管上昇法による液面上昇値120mm(内径200μmとして換算した値)のポリスルホン/ポリビニルピロリドン中空糸10600本からなる中空糸膜型濃縮器を用いたこと以外は実施例1と同様の実験を行った。結果を表1に示す。
濃縮器として、内径185μm、膜厚45μm、長さ330mm、空隙率60%、毛細管上昇法による液面上昇値120mm(内径200μmとして換算した値)のポリスルホン/ポリビニルピロリドン中空糸10600本からなる中空糸膜型濃縮器を用いたこと以外は実施例1と同様の実験を行った。結果を表1に示す。
濃縮器として、内径185μm、膜厚45μm、長さ330mm、空隙率72%、毛細管上昇法による液面上昇値150mm(内径200μmとして換算した値)のエチレン−ビニルアルコール共重合体(エバール)中空糸10600本からなる中空糸膜型濃縮器を用いたこと以外は実施例1と同様の実験を行った。結果を表1に示す。
濃縮器として、内径200μm、膜厚45μm、長さ330mm、空隙率80%、毛細管上昇法による液面上昇値110mmのポリスルホン/ポリビニルピロリドン中空糸9000本からなる中空糸膜型濃縮器を用いたこと以外は実施例1と同様の実験を行った。結果を表1に示す。
濃縮器として、内径200μm、膜厚45μm、長さ330mm、空隙率63%、毛細管上昇法による液面上昇値70mmのポリエーテルスルホン/ポリビニルピロリドン中空糸9000本からなる中空糸膜型濃縮器を用いたこと以外は実施例1と同様の実験を行った。結果を表1に示す。
濃縮器として、内径200μm、膜厚45μm、長さ330mm、空隙率70%、毛細管上昇法による液面上昇値60mmのセルローストリアセテート中空糸9000本からなる中空糸膜型濃縮器を用いたこと以外は実施例1と同様の実験を行った。結果を表1に示す。
濃縮器として、内径200μm、膜厚45μm、長さ330mm、空隙率52%、毛細管上昇法による液面上昇値180mmのエチレン−ビニルアルコール共重合体(エバール)中空糸9000本からなる中空糸膜型濃縮器を用いたこと以外は実施例1と同様の実験を行った。結果を表1に示す。
濃縮器として、内径185μm、膜厚45μm、長さ330mm、空隙率55%、毛細管上昇法による液面上昇値110mm(内径200μmとして換算した値)のポリスルホン/ポリビニルピロリドン中空糸10600本からなる中空糸膜型濃縮器を用いたこと以外は実施例1と同様の実験を行った。結果を表1に示す。
22 濃縮器
60 分離膜
Claims (7)
- 体腔液が濾過され生成された蛋白質水溶液を分離膜により濃縮する濃縮器であって、
前記分離膜は、60%以上80%以下の空隙率及び毛細管上昇法で測定した前記分離膜の液面上昇値が内径200μmの中空糸膜に換算すると60mm〜150mmであり、濃度3g/dLの蛋白質水溶液原液を流速50mL/minで通液させ、蛋白質水溶液の濃縮液を得る濃縮工程を実施した場合に、下記条件(1)、(2)を満たすように構成されている、濃縮器。
(1)蛋白質水溶液原液を5L濃縮した際の最大膜間圧力差が500mmHg以下であり、
(2)蛋白質水溶液原液を2L濃縮した時の膜間圧力差をA、蛋白質水溶液原液を5L濃縮した時の膜間圧力差をBとした場合に、B/A≦1.6となる。 - 前記分離膜は、前記濃縮工程を実施した場合に、さらに下記条件(3)、(4)を満たすように構成されている、請求項1に記載の濃縮器。
(3)蛋白質水溶液原液を2L濃縮した際に得られる濃縮液の蛋白質回収率が40%以上であり、
(4)蛋白質水溶液原液を5L濃縮した際に得られる濃縮液の蛋白質回収率が70%以上である。 - 前記条件(4)において蛋白質水溶液原液を5L濃縮した際に得られる濃縮液のアルブミンの回収率が80%以上である、請求項2に記載の濃縮器。
- 前記分離膜は、前記濃縮工程を実施した場合に、さらに下記(5)を満たすように構成されている、請求項1〜3のいずれかに記載の濃縮器。
(5)蛋白質水溶液原液を2L濃縮した時の膜間圧力差をA、蛋白質水溶液原液を10L濃縮した時の膜間圧力差をCとした場合に、C/A≦1.5となる。 - 前記分離膜に使用する基材は、ポリスルホン系、エチレンビニルアルコール系、セルロースアセテート系、ポリエチレン系、ポリエステル系ポリマーアロイ(PEPA)、ポリメチルメタクリレート系(PMMA)、又はポリアクリロニトリル系である、請求項1〜4のいずれかに記載の濃縮器。
- 前記分離膜は、中空糸膜である、請求項1〜5のいずれかに記載の濃縮器。
- 前記分離膜は、ポリスルホン系の中空糸膜である、請求項6に記載の濃縮器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015036742A JP6397781B2 (ja) | 2015-02-26 | 2015-02-26 | 濃縮器 |
CN201610108598.5A CN105924497B (zh) | 2015-02-26 | 2016-02-26 | 浓缩器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015036742A JP6397781B2 (ja) | 2015-02-26 | 2015-02-26 | 濃縮器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016154809A true JP2016154809A (ja) | 2016-09-01 |
JP6397781B2 JP6397781B2 (ja) | 2018-09-26 |
Family
ID=56824371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015036742A Active JP6397781B2 (ja) | 2015-02-26 | 2015-02-26 | 濃縮器 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6397781B2 (ja) |
CN (1) | CN105924497B (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019180568A (ja) * | 2018-04-04 | 2019-10-24 | 東洋紡株式会社 | 腹水濾過用の中空糸膜 |
JP2021106717A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | 旭化成メディカル株式会社 | 体腔液濃縮器の評価試験方法 |
JP2021106701A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | 旭化成メディカル株式会社 | 体腔液濃縮器の蛋白質回収性能を評価するための試験液及びその製造方法 |
WO2022265104A1 (ja) * | 2021-06-18 | 2022-12-22 | ニプロ株式会社 | 濃縮器 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWI808366B (zh) * | 2019-12-27 | 2023-07-11 | 日商旭化成醫療股份有限公司 | 體腔液濃縮器之評價試驗方法 |
TWI794706B (zh) * | 2019-12-27 | 2023-03-01 | 日商旭化成醫療股份有限公司 | 用於評價體腔液濃縮器之蛋白質回收性能之試驗液及其製造方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS607856A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-16 | 株式会社クラレ | 陰イオン性体液処理膜 |
US5008012A (en) * | 1989-05-25 | 1991-04-16 | Asahi Medical Co., Ltd. | Compact plasma separator and an apparatus containing the same |
JPH04117646U (ja) * | 1991-03-29 | 1992-10-21 | 株式会社クラレ | 体液濾過濃縮装置 |
JPH05220219A (ja) * | 1992-02-14 | 1993-08-31 | Kuraray Co Ltd | 腹水処理装置 |
JP2006305333A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-11-09 | Asahi Kasei Medical Co Ltd | 血液濾過または血液濾過透析用のモジュール |
JP2007215569A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Asahi Kasei Medical Co Ltd | 血漿成分分離器及び二重濾過血液浄化装置 |
JP2012125557A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-07-05 | Asahi Kasei Medical Co Ltd | 腹水濾過濃縮装置及び高濃度タンパク質溶液の製造方法 |
WO2013176140A1 (ja) * | 2012-05-25 | 2013-11-28 | 旭化成メディカル株式会社 | 高濃度タンパク質溶液の製造方法及び製造装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004004873A1 (en) * | 2002-07-10 | 2004-01-15 | Pall Corporation | Hollow fiber membrane systems |
JP2006343220A (ja) * | 2005-06-09 | 2006-12-21 | Toray Ind Inc | 生体成分含有溶液の前処理方法および分析溶液精製方法 |
EP2545986B1 (en) * | 2010-03-09 | 2020-12-09 | Toyobo Co., Ltd. | Porous hollow fiber membrane for treatment of protein-containing liquid |
-
2015
- 2015-02-26 JP JP2015036742A patent/JP6397781B2/ja active Active
-
2016
- 2016-02-26 CN CN201610108598.5A patent/CN105924497B/zh active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS607856A (ja) * | 1983-06-27 | 1985-01-16 | 株式会社クラレ | 陰イオン性体液処理膜 |
US5008012A (en) * | 1989-05-25 | 1991-04-16 | Asahi Medical Co., Ltd. | Compact plasma separator and an apparatus containing the same |
JPH04117646U (ja) * | 1991-03-29 | 1992-10-21 | 株式会社クラレ | 体液濾過濃縮装置 |
JPH05220219A (ja) * | 1992-02-14 | 1993-08-31 | Kuraray Co Ltd | 腹水処理装置 |
JP2006305333A (ja) * | 2005-03-29 | 2006-11-09 | Asahi Kasei Medical Co Ltd | 血液濾過または血液濾過透析用のモジュール |
JP2007215569A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Asahi Kasei Medical Co Ltd | 血漿成分分離器及び二重濾過血液浄化装置 |
JP2012125557A (ja) * | 2010-11-26 | 2012-07-05 | Asahi Kasei Medical Co Ltd | 腹水濾過濃縮装置及び高濃度タンパク質溶液の製造方法 |
WO2013176140A1 (ja) * | 2012-05-25 | 2013-11-28 | 旭化成メディカル株式会社 | 高濃度タンパク質溶液の製造方法及び製造装置 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019180568A (ja) * | 2018-04-04 | 2019-10-24 | 東洋紡株式会社 | 腹水濾過用の中空糸膜 |
JP7131038B2 (ja) | 2018-04-04 | 2022-09-06 | 東洋紡株式会社 | 腹水濾過用の中空糸膜 |
JP2021106717A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | 旭化成メディカル株式会社 | 体腔液濃縮器の評価試験方法 |
JP2021106701A (ja) * | 2019-12-27 | 2021-07-29 | 旭化成メディカル株式会社 | 体腔液濃縮器の蛋白質回収性能を評価するための試験液及びその製造方法 |
JP7395348B2 (ja) | 2019-12-27 | 2023-12-11 | 旭化成メディカル株式会社 | 体腔液濃縮器の評価試験方法 |
JP7402680B2 (ja) | 2019-12-27 | 2023-12-21 | 旭化成メディカル株式会社 | 体腔液濃縮器の蛋白質回収性能を評価するための試験液及びその製造方法 |
WO2022265104A1 (ja) * | 2021-06-18 | 2022-12-22 | ニプロ株式会社 | 濃縮器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN105924497A (zh) | 2016-09-07 |
CN105924497B (zh) | 2019-08-02 |
JP6397781B2 (ja) | 2018-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6397781B2 (ja) | 濃縮器 | |
US9156005B2 (en) | Hollow fiber membrane and method for manufacturing thereof | |
US10675399B2 (en) | Polymeric whole blood hollow fiber membrane filter medium and use thereof for separating blood plasma/serum from whole blood | |
CN110290858B (zh) | 具有改进的分离效率的中空纤维膜和具有改进的分离效率的中空纤维膜的制造 | |
JP5211071B2 (ja) | 血液処理用多孔質中空糸膜 | |
US20150165106A1 (en) | Capillary dialyzers | |
US9243991B2 (en) | Device and process for testing hollow fibre membrane filters | |
WO2016060209A1 (ja) | 中空糸膜型体液濾過装置、及びタンパク質溶液の濾過方法 | |
JPH06505640A (ja) | 整流透析器、膜及び方法 | |
JPH09201412A (ja) | 気泡除去装置と体外血液循環システム | |
EP0041692A1 (en) | Blood oxygenator | |
Gu et al. | A microfilter utilizing a polyethersulfone porous membrane with nanopores | |
WO2022265104A1 (ja) | 濃縮器 | |
EP2545984A1 (en) | Composite membrane | |
US20220023800A1 (en) | Dialyzer comprising a fluorine-containing hollow fiber membrane | |
WO2014031532A1 (en) | Microfluidic device for filtering fluids and dialysis | |
JP6745027B2 (ja) | 血液中のマイクロバブル除去装置および心肺システム | |
JP2007014666A (ja) | 外部灌流型血液浄化器 | |
JP2013170927A (ja) | 中空糸膜モジュールのリークテスト方法 | |
JPH07506496A (ja) | 整流透析装置,バイオリアクター及び膜 | |
EP3473327A1 (en) | Integrated fluid treatment device, and process using such device | |
Gu et al. | Microfilter fabricated with PDMS and PES membrane applicable for implantable artificial kidney | |
JPH0736838B2 (ja) | 血漿採取装置 | |
JP2007082818A (ja) | 血漿浄化装置 | |
JPS62290467A (ja) | 中空糸型流体処理器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171114 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180808 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180817 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180903 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6397781 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |