JP2012123870A - 再生制御用信号生成回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ディスクの表面に欠陥があっても、再生制御用信号を正しく生成することのできる再生制御用信号生成回路を提供する。
【解決手段】実施形態の再生制御用信号生成回路は、増幅器1が、光ディスクからの反射光の強度を光電変換する受光素子1000から入力される電気信号を増幅し、上方検波回路2が、増幅器1の出力信号Aの上方包絡線の検波を行って上方包絡線信号Bを出力し、下方検波回路3が、増幅器1の出力信号Aの下方包絡線の検波を行って下方包絡線信号C
を出力し、AD変換器4が、上方包絡線信号Bをデジタル信号へ変換した上方包絡線データDを出力し、AD変換器5が、下方包絡線信号Cをデジタル信号へ変換した下方包絡線データEを出力し、デジタル信号処理回路6が、上方包絡線データDおよび下方包絡線データEを用いる演算処理を行い、光ディスクに記録されたデータの再生の制御に用いられる再生制御用信号を出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、再生制御用信号生成回路に関する。
CDやDVDなどの光ディスクに記録されたデータを再生する光ディスク再生装置では、ディスク上の記録面にレーザービームを照射し、記録面からの反射光をフォトディテクタなどの受光素子で受光して、反射光の強度を電気信号へ変換する。
そこで、再生中にアクセスするトラックの位置を変更する場合、光ディスク再生装置中のマイクロコンピュータは、現在のトラック位置とのトラック数の差を算出し、算出したトラック数だけ光学系を移動させる。
このとき、光学系が正しく移動しているかどうかを監視し、その結果をマイクロコンピュータへ伝達する必要がある。そのため、従来、光学系が移動しているときの受光信号のレベルの変化からトラックの横切りを検出し、トラック横切り信号を生成することが行われている。
しかし、光ディスクの表面にキズや汚れなどの欠陥があると、受光信号のレベルが乱れ、トラックの横切りを正しく検出することができなくなる。
この光ディスク表面のキズや汚れなどの欠陥は、光ディスクから読み取ったデータの復調にも影響を及ぼす。そこで、光ディスク表面の欠陥の検出も必要となる。
このように、光ディスクの再生にあたっては、受光素子から出力された電気信号をもとに、光ディスクの記録面の状態を検出し、再生の制御に必要な再生制御用信号を生成する必要がある。しかし、光ディスクの表面に欠陥があると、再生制御用信号を正しく生成することができない、という問題が発生する。
特開2005−11483号公報 特開平10−134369号公報
そこで、本発明の目的は、光ディスクの表面に欠陥があっても、再生制御用信号を正しく生成することのできる再生制御用信号生成回路を提供することにある。
実施形態の再生制御用信号生成回路は、増幅器が、光ディスクからの反射光の強度を光電変換する受光素子から入力される電気信号を増幅し、上方検波回路が、前記増幅器の出力信号の上方包絡線の検波を行って上方包絡線信号を出力し、下方検波回路が、前記増幅器の前記出力信号の下方包絡線の検波を行って下方包絡線信号を出力し、第1のAD変換器が、前記上方包絡線信号をデジタル信号へ変換した上方包絡線データを出力し、第2のAD変換器が、前記下方包絡線信号をデジタル信号へ変換した下方包絡線データを出力し、デジタル信号処理回路が、前記上方包絡線データおよび前記下方包絡線データを用いる演算処理を行い、前記光ディスクに記録されたデータの再生の制御に用いられる再生制御用信号を出力する。
本発明の第1の実施形態に係る再生制御用信号生成回路の構成の例を示すブロック図。 第1の実施形態の再生制御用信号生成回路のデジタル信号処理回路に含まれる処理ブロックの構成の例を示すブロック図。 第1の実施形態の再生制御用信号生成回路の増幅器の出力波形の例を示す図。 第1の実施形態の再生制御用信号生成回路の上方検波回路および下方検波回路の出力波形の例を示す図。 図2に示す処理ブロック内の動作波形の例を示す図。 図2に示す処理ブロックの出力波形の例を示す図。 第1の実施形態の再生制御用信号生成回路のデジタル信号処理回路に含まれる処理ブロックの別の構成の例を示すブロック図。 本発明の第2の実施形態に係る再生制御用信号生成回路のデジタル信号処理回路に含まれる処理ブロックの構成の例を示すブロック図。 図8に示す処理ブロックの動作説明図。 本発明の第3の実施形態に係る再生制御用信号生成回路の構成の例を示すブロック図。 第3の実施形態の再生制御用信号生成回路のデジタル信号処理回路に含まれる処理ブロックの構成の例を示すブロック図。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図中、同一または相当部分には同一の符号を付して、その説明は繰り返さない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る再生制御用信号生成回路の構成の例を示すブロック図である。
本実施形態の再生制御用信号生成回路は、光ディスクからの反射光の強度を光電変換する受光素子1000から入力される電気信号を増幅する増幅器1と、増幅器1の出力信号Aの上方包絡線の検波を行い、上方包絡線信号Bを出力する上方検波回路2と、増幅器1の出力信号Aの下方包絡線の検波を行い、下方包絡線信号Cを出力する下方検波回路3と、上方包絡線信号Bをデジタルデータへ変換し、上方包絡線データDを出力するAD変換器4と、下方包絡線信号Cをデジタルデータへ変換し、下方包絡線データEを出力するAD変換器5と、上方包絡線データDおよび下方包絡線データEを用いる演算処理を行い、光ディスクに記録されたデータの再生の制御に用いられる再生制御用信号を出力するデジタル信号処理回路6と、を備える。
デジタル信号処理回路6には、様々な演算処理ブロックを含ませることができる。本実施形態では、デジタル信号処理回路6が、光ディスク上を移動中の光学系のトラック横切りを検出する処理ブロック61Aを有するものとする。
図2に、このトラック横切りを検出する処理ブロック61Aの構成の例を示す。
処理ブロック61Aは、下方包絡線データEの極性を反転させた反転下方包絡線データFを出力するインバータ611と、反転下方包絡線データFの低周波成分を抽出するLPF(低域通過フィルタ)612と、反転下方包絡線データFからLPF612の出力データGを減算する減算器613と、減算器613の出力データHから極性データを抽出し、トラック横切り検出信号として出力する極性データ抽出回路614と、を有する。
次に、本実施形態の再生制御用信号生成回路の動作について、図3〜図6を参照しながら説明する。
図3に、増幅器1の出力信号Aの波形例を示す。増幅器1は、受光素子1000から入力される電気信号を増幅し、外部からのノイズの影響を受けにくい信号レベルとする。このとき、増幅器1の出力信号Aには直流成分が含まれている。したがって、増幅器1の出力信号Aは、信号入力がないときの出力レベルに対し、信号入力があるときは、図3に示すように、必ず一方向(図3では+方向)に信号レベルが偏移する。また、+方向に出力される信号の中にデジタル情報が変調されているため、増幅器1の出力信号Aには高周波成分が重畳されている。図3の塗りつぶされたように見える部分が、増幅器1の出力信号Aに高周波成分が重畳されていることを示す。
増幅器1の出力信号Aは、トラック横切り中あるいはトラック追従中に、光学系が光学ディスク表面にキズがある領域を通過すると、その振幅が、図3に示すように、かなり小さくなる。
そこで、この増幅器1の出力信号Aを上方検波回路2および下方検波回路3へ入力し、上方包絡線検波および上方包絡線検波を行うと、図4に示すような、上方包絡線信号Bおよび下方包絡線信号Cが得られる。
ここで、上方包絡線信号Bの信号レベルの変化の様子を見ると、トラック横切り中もトラック追従中も、光学ディスク表面にキズがある領域では、その信号レベルが大きく低下することがわかる。一方、下方包絡線信号Cの信号レベルの変化の様子を見ると、トラック横切り中は、光学ディスク表面にキズがある領域で振幅が小さくなるものの、信号レベルが周期的に変化していることがわかる。また、トラック追従中は、光学ディスク表面にキズがあっても、その信号レベルに何ら変化がないことがわかる。
そこで、本実施形態では、処理ブロック61Aが、下方包絡線信号Cをデジタルデータに変換した下方包絡線データEを用いて、トラック横切りの検出を行う。
図5に、処理ブロック61A内のインバータ611、LPF612および減算器613のデジタル信号処理の結果を、視覚的に理解しやすい波形イメージで示す。
インバータ611の出力信号は、下方包絡線データEの極性を反転させた反転下方包絡線データFであり、LPF612の出力信号は、反転下方包絡線データFから抽出された低周波成分データGである。
また、減算器613の出力信号は、反転下方包絡線データFから低周波成分データGを減算した結果の減算データHである。図5に示すように、減算器613から出力される減算データHは、信号レベル0を中心に振動する波形となる。したがって、減算データHを、例えば極性符号付き数値表現で表すとすると、極性符号は、‘0’と‘1’を交互に繰り返す。この‘0’と‘1’の変化は、トラックを横切るごとに現れる。
そこで、極性データ抽出回路614は、減算器613の出力の減算データHから極性データを抽出し、その抽出結果をトラック横切り検出信号として出力する。
図6に、極性データ抽出回路614から出力されるトラック横切り検出信号を示す。図6に示すように、トラック横切り信号は、トラック横切り中に光学ディスク表面にキズがある領域を通過しても、‘0’と‘1’の繰り返しが、欠落することなく現れる。
一方、トラック追従中にキズがある領域を通過するときは、そのキズによってトラック横切り信号の信号レベルが変化することはない。
したがって、本実施形態では、トラック横切り信号に‘0’と‘1’の繰り返しが現れているときは、「光学系がトラック横切り中である」と判断することができる。そこで、デジタル信号処理回路6は、このトラック横切り信号を再生制御用信号として出力する。
また、本実施形態では、処理ブロック61Aの代わりに、図7に示す処理ブロック61Bを、デジタル信号処理回路6に含むようにしてもよい。
図7に示す処理ブロック61Bは、処理ブロック61Aにカウンタ615を追加したものである。
カウンタ615は、極性データ抽出回路614から出力されるトラック横切り検出信号の極性データの極性の切り替わりをカウントする。このカウント値は、トラックを横切るごとに増加する。すなわち、カウンタ615は、トラック横切り中に通過したトラックの本数をカウントしていることになる。そこで、カウンタ615は、そのカウント結果を横切りトラック本数データとして出力する。
この処理ブロック61Bを含む場合、デジタル信号処理回路6は、トラック横切り信号および横切りトラック本数データを再生制御用信号として出力する。
このような本実施形態によれば、デジタル信号処理回路6が下方包絡線データEに対する演算処理を行うことにより、光学ディスク表面にキズがあっても、光学系がトラック横切り中であることを示す信号を、正しく出力することができる。同様に、トラック横切り中に通過したトラックの本数を示すデータも、正しく出力することができる。
(第2の実施形態)
図4に示したように、上方包絡線信号Bは、トラック横切り中もトラック追従中も、光学ディスク表面にキズがある領域では、その信号レベルが大きく低下する。そこで、本実施形態では、デジタル信号処理回路6が、上方包絡線信号Bをデジタルデータに変換した上方包絡線データDに対する演算処理を行い、再生制御用信号として、キズなどの欠陥を検出したことを示す欠陥検出信号を出力する例を示す。
図8は、本実施形態のデジタル信号処理回路6に含まれる処理ブロック62の構成の例を示すブロック図である。
処理ブロック62は、スイッチSWの切り替えにより、光学素子1000へ反射光が入力される前のAD変換器4の出力を上方包絡線初期データとして格納するレジスタ621と、光学素子1000へ反射光が入力されているときにAD変換器4から出力される上方包絡線データDの高域成分を除去し、上方包絡線低域データを出力するLPF622と、LPF622から出力される上方包絡線低域データに所定の係数Kを乗算する乗算器623と、レジスタ621から出力される上方包絡線初期データに係数(1−K)を乗算する乗算器624と、乗算器623の出力と乗算器624の出力を加算する加算器625と、上方包絡線データの値から加算器625の出力の値を減算し、その減算結果の極性データを欠陥検出信号Mとして出力する減算器626と、を有する。
ここで、係数Kは、ディスクによって異なるキズの深さの許容値に応じて設定される値であり、欠陥検出の判定基準となる閾値を定める係数である。
次に、処理ブロック62における演算処理について説明する。
上方包絡線データDから上方包絡線初期データのレベルJを減算した、
D−J・・・(1)
が、欠陥検出に用いる情報となる。
LPF622の時定数を、欠陥に反応しない程度に長く設定することで、LPF622の出力Iは、欠陥が無い部分の上方包絡線データDのレベルを保持することになる。このLPF622の出力Iから上方包絡線初期データのレベルJを減算した値、
I−J・・・(2)
に、係数K(0<K<1)を乗算した値、
K×(I−J)・・・(3)
を欠陥検出の基準レベルとすると、(1)と(3)を比較して、(3)の方が大きくなった期間を「欠陥」として検出することができる。このとき、係数Kにより、元の上方包絡線データDに対してどの程度の比率のところを検出レベルとするか、を簡単に設定することができる。例えば、上方包絡線データが50%のレベルまで下がったところを検出レベルとするには、K=0.5とすればよい。
(1)と(3)の比較を行うには、(1)と(3)の差分をとって、その極性を確認すればよいので、
(D−J)−K×(I−J)・・・(4)
=D−[(1−K)×J+K×I]・・・(5)
の演算結果の極性を欠陥検出結果とすればよい。すなわち、処理ブロック62は、この演算を実行しているものである。
ここで、(1)および(3)の値とキズの深さの関係を図9に示す。図9(a)は、キズが深い場合の上方包絡線データDとLPF622の出力Iの変動の様子を示し、図9(b)は、キズが浅い場合の上方包絡線データDとLPF622の出力のレベルの変動の様子を示す。
上方包絡線データDは、キズが深いほど、レベルの変化が大きい。そのため、図9(a)では、キズの部分での上方包絡線データDは、欠陥検出の基準レベルとなる、(3)に示した値、K×(I−J)を下回る。したがって、上方包絡線データDのレベルが低下している期間は、欠陥検出信号Mが負極性(極性符号=‘1’)になる。
一方、図9(b)では、キズが浅く、上方包絡線データDは、欠陥検出の基準レベルとなる値、K×(I−J)を下回らない。そのため、上方包絡線データDのレベルが低下している期間も、欠陥検出信号Mは正極性(極性符号=‘0’)のままである。
このように、減算器626から出力される欠陥検出信号Mは、キズの深さが許容範囲内であれば正の値となり、キズの深さが許容範囲を超えると負の値となる。そこで、処理ブロック62は、減算器626の出力を、極性により許容値以上の深さのキズがあるかどうかの判定が行える欠陥検出信号として出力する。
このような本実施形態によれば、デジタル信号処理回路6は、上方包絡線データDに対する演算処理を行うことにより、再生制御用信号として欠陥検出信号を出力することができる。
なお、本実施形態のデジタル信号処理回路6に、第1の実施形態で示した処理ブロック61Aまたは処理ブロック61Bを含ませるようにしてもよい。
(第3の実施形態)
光学素子100から出力される信号は、光学ディスクの個体差や光学ディスクの表面の状態などにより、その振幅が異なることがある。そこで、本実施形態では、光学素子100から出力される信号の振幅が一定していなくても、安定した増幅出力が得られる再生制御用信号生成回路の例を示す。
図10は、本発明の第3の実施形態に係る再生制御用信号生成回路の構成の例を示すブロック図である。
本実施形態の再生制御用信号生成回路が第1の実施形態の再生制御用信号生成回路と異なる点は、増幅器1の代わりに、増幅率を変化させることのできる増幅率可変増幅器1Aを用いる点と、この増幅率可変増幅器1Aの増幅率を、デジタル信号処理回路6に含まれる処理ブロック63から出力される増幅率信号により制御する点である。
図11に、処理ブロック63の構成の例を示す。
処理ブロック63は、AD変換器4から出力される上方包絡線データDから、AD変換器5から出力される下方包絡線データEを減算する減算器631と、減算器631の出力が予め設定された振幅基準データと一致するよう、増幅率可変増幅器1Aの増幅率を設定し、増幅率信号として出力する増幅率設定回路632と、を有する。
減算器631は、上方包絡線データDと下方包絡線データEの差分を算出する。この差分が、増幅率可変増幅器1Aの出力信号Aの振幅情報となる。
増幅率設定回路632は、減算器631の出力と振幅基準データとの比較を行う。比較の結果、減算器631の出力が振幅基準データより小さいときは増幅率可変増幅器1Aの増幅率を上げ、減算器631の出力が振幅基準データより大きいときは増幅率可変増幅器1Aの増幅率を下げる。また、減算器631の出力が振幅基準データに等しいときは、現在の増幅率をそのまま維持する。このような増幅率設定回路632による増幅率の制御により、増幅率可変増幅器1Aの出力信号Aの振幅は、常に一定の大きさに保たれる。
このような本実施形態によれば、デジタル信号処理回路6が、上方包絡線データDおよび下方包絡線データEを用いた演算処理を行い、増幅率可変増幅器1Aの増幅率を設定する増幅率信号を出力することにより、光学素子100から出力される信号の振幅が一定していなくても、増幅率可変増幅器1Aから安定した増幅出力を得ることができる。
なお、本実施形態のデジタル信号処理回路6に、第1の実施形態で示した処理ブロック61Aまたは処理ブロック61Bを含ませるようにしてもよいし、第2の実施形態で示した処理ブロック62を含ませるようにしてもよい。
以上説明した少なくとも1つの実施形態の再生制御用信号生成回路によれば、光ディスクの表面に欠陥があっても、再生制御用信号を正しく生成することができる。
また、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 増幅器
1A 増幅率可変増幅器
2 上方検波回路
3 下方検波回路
4、5 AD変換器
6 デジタル信号処理回路
61A、61B、62、63 処理ブロック
611 インバータ
612、622 LPF
613、626、631 減算器
614 極性データ検出回路
615 カウンタ
621 初期データレジスタ
623、624 乗算器
625 加算器
632 増幅率設定回路
SW スイッチ

Claims (5)

  1. 光ディスクからの反射光の強度を光電変換する受光素子から入力される電気信号を増幅する増幅器と、
    前記増幅器の前記出力信号の上方包絡線の検波を行い、上方包絡線信号を出力する上方検波回路と、
    前記増幅器の前記出力信号の下方包絡線の検波を行い、下方包絡線信号を出力する下方検波回路と、
    前記上方包絡線信号をデジタル信号へ変換し、上方包絡線データを出力する第1のAD変換器と、
    前記下方包絡線信号をデジタル信号へ変換し、下方包絡線データを出力する第2のAD変換器と、
    前記上方包絡線データおよび前記下方包絡線データを用いる演算処理を行い、前記光ディスクに記録されたデータの再生の制御に用いられる再生制御用信号を出力するデジタル信号処理回路と
    を備えることを特徴とする再生制御用信号生成回路。
  2. 前記デジタル信号処理回路が、
    前記下方包絡線データの極性を反転させた反転下方包絡線データを出力するインバータと、
    前記反転下方包絡線データの低周波成分を抽出する第1の低域通過フィルタと、
    前記反転下方包絡線データから前記低域通過フィルタの出力データを減算する第1の減算器と、
    前記減算器の出力データから極性データを抽出し、トラック横切り検出信号として出力する極性データ抽出回路と
    を有し、
    前記再生制御用信号として前記トラック横切り検出信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載の再生制御用信号生成回路。
  3. 前記デジタル信号処理回路が、
    前記極性データの極性の切り替わりをカウントし、横切りトラック本数データとして出力するカウンタをさらに備え、
    前記再生制御用信号として、前記横切りトラック本数データを出力する
    ことを特徴とする請求項2に記載の再生制御用信号生成回路。
  4. 前記デジタル信号処理回路が、
    前記反射光が入力される前の前記第1のAD変換器の出力を上方包絡線初期データとして格納するレジスタと、
    前記反射光が入力されているときの前記上方包絡線データの高域成分を除去し、上方包絡線低域データを出力する第2の低域通過フィルタと、
    前記上方包絡線低域データに所定の係数Kを乗算する第1の乗算器と、
    前記上方包絡線初期データに係数(1−K)を乗算する第2の乗算器と、
    前記第1の乗算器の出力と前記第2の乗算器の出力を加算する加算器と、
    前記上方包絡線データから前記加算器の出力を減算し、減算結果の極性データを欠陥検出信号として出力する第2の減算器と、
    を有し、
    前記再生制御用信号として、前記欠陥検出信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の再生制御用信号生成回路。
  5. 前記増幅器の増幅率が可変であり、
    前記デジタル信号処理回路が、
    前記上方包絡線データから前記下方包絡線データを減算する第3の減算器と、
    前記第3の減算器の出力が予め設定された振幅基準データと一致するよう、前記増幅器の増幅率を設定し、増幅率信号として出力する増幅率設定回路と
    を有し、
    前記再生制御用信号として、前記増幅率信号を出力する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の再生制御用信号生成回路。
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