JP2012121456A - 車両用方向指示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】方向指示灯に流れる電流を個別にモニタリングでき、どの方向指示灯で断線が発生したのか個別に検出して表示することができ、定格電流の異なる方向指示灯を組み合わせた場合にも対応でき、一対のスイッチング手段を備えた半導体装置を使用し易い車両用方向指示装置を提供する。
【解決手段】半導体装置5には、スイッチング手段10、11によって通電されたときの、方向指示灯の各々の通電電流を検出する検出手段をなす制御診断部12が設けられている。通電電流を検出した結果を受信し、方向指示灯のいずれに断線が発生したかを特定する故障特定制御手段を成す制御装置2を有し、この制御装置2から断線の発生箇所を特定した信号を受信し、車両内に方向指示灯のいずれかが断線したかを表示する表示器4を有する。故障した方向にターンしようとすると再警報がなされる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両が右折または左折するときに、車両の前方左右及び後方左右の方向指示灯を点滅させる車両用方向指示装置に関するものである。特に、方向指示灯が点滅しなくなる断線(球切れ)が発生した場合に、車両運転者に報知する機能を持った車両用方向指示装置に関する。
特許文献1は、図7のように、方向指示灯20、具体的には、20RF、20RS、20RB(代表して20Rと称す)、20LF、20LS、20LB(代表して20Lと称す)の断線を検出する装置において、電子回路の素子特性のばらつきに影響されずに、並列接続された複数の方向指示灯20R、20Lの断線検出を適切に行う補正方法を提供している。
このために、外部からの制御信号に基づいて、車両の方向指示灯20R、20Lを点滅駆動する駆動部21Bと、この駆動部21Bに並列に接続され、駆動部21Bに流れる電流に比例した電流が方向指示灯の断線検出用のモニタ電流として流れる電流モニタ部21Aaを有している。21は制御装置本体、22は検査装置、21AはCPU、I、I1、I2は電流を表す。
そして、方向指示操作スイッチ3の操作に基づいて、駆動部21Bに制御信号を出力して、方向指示灯20R、20Lの点滅制御を行う。一方、モニタ電流の値と、あらかじめ設定された方向指示灯20R、20Lの断線検出閾値とに基づいて方向指示灯20R、20Lの断線を検出し、断線警報を行う。また、方向指示灯断線時のモニタ電流の理論値を算出するとともに、モニタ電流の実測値を測定し、それらの差に基づいて断線検出閾値の補正を行っている。
特許文献2を示す図8において、方向指示灯112、113は、車両のリア側に設けられている。方向指示灯114、115は、車両のフロント側に設けられた方向指示灯である。方向指示灯114、115には、夫々電流検出回路103、104が使用されている。
一方、車両のリア側の方向指示灯112,113には共通の電流検出回路105が設けられている。この構成によれば、方向指示灯112,113、114、115のうち、どの方向指示灯に電流異常、すなわち断線等が発生したのかを個別に検出することができる。
なお、図8において、101は電源回路、102はバッテリ電圧検出回路、106、107、108は出力回路、109、110はSW検出回路、116はウィンカーSW、117はバッテリ、120は制御部である。
非特許文献1には、車両の方向指示装置に使用できる2つのパワートランジスタを内蔵した半導体装置が開示されている。この半導体装置は市販されており、本発明の実施形態にも2個使用するので、図4を援用して説明する。
2つのパワートランジスタ10、11は、ソース側が共通の電源端子Vccに接続され、ドレイン側が個別の出力端子OUT1、OUT2に接続されている。2つのパワートランジスタ10、11は、それぞれ右折用のパワートランジスタと左折用のパワートランジスタとして使用できる。
特開2007−15654号公報 特開2009−241665号公報
Datasheet VND5E025AK-E Double channel high side driver with nalog current sense for automotive applications - STMicroelectronics、[online]、[平成22年11月11日検索]、インターネット<URL:http://pdf1.alldatasheet.com/datasheet-pdf/view/237383/STMICROELECTRONICS/VND5E025AK-E.html>
図7に示した特許文献1の方向指示装置の回路構成では、車両の右側と左側の方向指示灯をそれぞれまとめて制御できる構造であるため、1灯断線やショートが発生しても前後のどちら側で問題が起こっているのか分からず、ショートの場合は、前後の何れかで問題がおこると、もう一方の正常な方向指示灯も点灯できなくなるという問題があった。また、「方向指示灯の点滅周期が短いハイ方向指示灯状態は、方向指示灯の断線である」という事実を知らないユーザもいて、断線状態を知らせる目的を十分に満たせていなかった。
さらに、方向指示灯として、前はバルブ(電球)、後ろは発光ダイオード(LEDともいう)を使用する様な、車両環境である場合、LEDの通電電流がバルブの通電電流の1/10程度であるために、断線検出が正常に行えない問題があった。つまり、定格電流の異なる方向指示灯を組み合わせた場合には問題があった。なお、24は警報発生器、21Abは記憶部、21Aaは電流モニタ部である。
図8に示す特許文献2の回路構成では、個別の方向指示灯の断線等の電流異常を検出することができるが、方向指示灯112、113が共通の電流検出回路を使用しているため、これらの方向指示灯112、113は、同じ定格電流の方向指示灯を使用しなければならない。
また、内部にそれぞれパワートランジスタを有する3つの出力回路106、107、108を持っているため、一対のパワートランジスタを内蔵する図4のような市販の半導体装置では、半導体装置を二組分使用した場合、パワートランジスタが4個となり、1つ余ってしまう。
また、図8の回路では、両方の方向指示灯を同時に点滅させるハザード点滅が正常に動作しないため、現実的ではない。よって、図8の回路は、ターンシグナル(ウインカー)の断線検出のみに焦点を絞った構成と考えられる。また、バッテリ電圧をモニタして断線検出の閾値を算出する処理が必要である。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目して成されたものであり、その目的は、方向指示灯ごとに点灯及び消灯を制御でき、かつ方向指示灯に流れる電流を個別にモニタリングでき、どの方向指示灯で断線が発生したのか検出することができ、定格電流の異なる方向指示灯を組み合わせた場合にも対応でき、偶数のスイッチング手段を備えた半導体装置を使用し易い車両用方向指示装置を提供することを目的とする。
従来技術として列挙された特許文献の記載内容は、この明細書に記載された技術的要素の説明として、参照によって導入ないし援用することができる。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、請求項1に記載の発明では、車両が曲がる方向を指示するために車両の外部における複数の方向指示灯を点滅させる車両用方向指示装置であって、車両が曲がる方向を表す方向指示操作信号を発生する方向指示操作信号発生手段、方向指示灯に通電すると共に、各々の方向指示灯の通電電流を検出する方向指示灯通電手段、方向指示灯通電手段からの通電電流検出結果を受信し、方向指示灯のいずれに断線が発生したかを特定するとともに、方向指示操作信号に基づいて方向指示灯通電手段を制御する故障特定制御手段、故障特定制御手段から断線が発生した方向指示灯を特定した信号を受信し記憶する記憶手段、記憶手段からの情報により、方向指示灯のいずれが断線したかを車両の内部に表示する表示器を有し、方向指示灯通電手段には、方向指示灯の各々に対して点灯消灯を個別に制御するスイッチング手段と、該スイッチング手段によって通電されたときの方向指示灯の各々の通電電流を個別に検出する検出手段が設けられていることを特徴としている。
この発明によれば、方向指示灯通電手段には、方向指示灯の各々に対して点灯消灯を個別に制御するスイッチング手段と、該スイッチング手段によって通電されたときの方向指示灯の各々の通電電流を検出する検出手段が設けられ、方向指示灯通電手段からの通電電流検出結果を受信し、方向指示灯のいずれに断線が発生したかを特定する故障特定制御手段を有し、この故障特定制御手段から断線の発生箇所を特定した信号を受信し、車両内に方向指示灯のいずれが断線したかを表示する表示器を有するから、どの方向指示灯で断線が発生したのか個別に検出して表示することができる。
また、方向指示灯毎の通電電流を個別に検出するから、定格電流の異なる方向指示灯を任意に組み合わせた場合にも対応することができる。また、通常偶数個存在する方向指示灯の各々に対して点灯消灯を制御するスイッチング手段を個別に有するから、偶数のスイッチング手段を備えた半導体装置を方向指示灯通電手段として採用し易い。また、各方向指示灯の状態を個別にモニタする事で、方向指示灯にLEDと電球が混在する場合でも正確に断線を検出できる。
請求項2に記載の発明では、故障特定制御手段は、方向指示操作信号発生手段から方向指示操作信号を受信する毎に、方向指示灯通電手段からの通電電流検出結果を受信し、方向指示灯の断線の有無を判別して、断線に関する記憶手段の記憶内容を更新する手段を有することを特徴としている。
この発明によれば、故障特定制御手段は、方向指示灯から方向指示信号を受信する毎に、方向指示灯通電手段からの通電電流を検出した結果を受信し、方向指示灯の断線の有無を判別して、断線に関する記憶手段の記憶内容を更新するから、断線があっても、方向指示灯が修理されれば、表示装置における断線表示を停止することができる。
請求項3に記載の発明では、方向指示灯通電手段は、スイッチング手段をなす半導体スイッチが少なくとも方向指示灯と同数内蔵された半導体装置からなり、故障特定制御手段は、車両のメータを制御するメータ用電子制御装置からなり、該メータ用電子制御装置は、方向指示操作信号発生手段からの方向指示操作信号を受信して半導体装置に送信し、半導体装置は、メータ用電子制御装置に通電電流を検出した結果を送信することを特徴としている。
この発明によれば、車両のメータを制御するメータ用電子制御装置を活用して、半導体装置からなる方向指示灯通電手段を制御することができる。
請求項4に記載の発明では、表示器は、車両のメータパネル内に設けられ、車両のどの箇所に設けた方向指示灯が故障したのかを個別に表示することを特徴としている。
この発明によれば、表示器は、車両のメータパネル内に設けられ、車両のどの箇所に設けた方向指示灯が故障したのかを個別に表示するから、従来のように単に点滅周期が早くなるだけで断線を報知するものに比べると、確実に個別の方向指示灯が断線していることを報知することができる。
請求項5に記載の発明では、故障特定制御手段は、記憶手段に断線が発生した方向指示灯が記憶されている場合に、方向指示操作信号発生手段から断線が発生していると記憶されている方向指示灯を点滅させる方向指示操作信号を受信すると、注意喚起警報を行わせることを特徴としている。
この発明によれば、断線が発生した方向指示灯が記憶されているときに、方向指示操作信号発生手段から断線が発生している方向指示灯を点滅させる方向指示操作信号を受信したときに、注意喚起警報を行わせるから、運転者に、車両が曲がる方向が車両外部に報知されていないことを認識させ、慎重な運転を要求することができる。
請求項6に記載の発明では、注意喚起警報は、方向指示灯のいずれかが断線した場合の表示器における断線表示とは変化させた表示器における表示からなることを特徴としている。
この発明によれば、注意喚起警報は、方向指示灯のいずれかが断線したときの断線表示を行った表示器における断線表示から変更された表示からなるから、断線の発生により、運転者に車両が曲がる方向が外部に報知されていないことを充分に認識させ、慎重な運転を要求することができる。
本発明の車両用方向指示装置における第1実施形態を示すブロック図である。 上記実施形態における表示器に表示された断線時の表示形態を示す表示状態説明図である。 上記実施形態における表示器に表示されたショート時の表示形態を示す表示状態説明図である。 上記実施形態における方向指示灯通電手段をなす半導体装置の1つのチップのブロック図である。 図1に示す故障特定制御手段を成す制御装置内で実行される制御のフローチャートである。 図5に示したフローチャートの故障有無を判別し表示器を制御する制御部分の詳細フローチャートである。 従来の特許文献1の構成を示す車両用方向指示装置の電気的構成図である。 従来の特許文献2の構成を示す車両用方向指示装置の電気的構成図である。
(一実施形態)
以下、本発明の一実施形態について図1乃至図6を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態を示すブロック図である。MPUとあるのはマイクロコンピュータと記憶手段としてのEEPROM1を使用した車両メータの制御装置(以下、単に制御装置という)2であり、車両のダッシュボードに相当するメータパネル内に設けられている。
車両内の図示しないステアリングコラムに装着され、運転者によって操作される方向指示操作スイッチ(方向指示操作信号発生手段を構成する)3からの方向指示操作信号は直接または図示しない多重配線回路を介して制御装置2に入力される。
制御装置2には表示器4が接続されている。表示器4は、液晶表示装置(LCD)からなるマルチディスプレイを構成している。制御装置2には、インテリジェントパワーIC等からなる半導体装置5が接続されている。
この半導体装置5には、図1のように、左側の前方方向指示灯6FL、左側の後方方向指示灯6RL、および右側の前方方向指示灯6FR、右側の後方方向指示灯6RRが接続され、これらの方向指示灯に個別に対応する後述するスイッチング手段10、10a、11、11aとなるトランジスタが半導体装置5内に組み込まれている。よって、スイッチング手段10、10a、11、11aと方向指示灯6FL、6RL、6FR、6RRの個数は同一となり、図1の場合は4個となる。
方向指示灯点滅制御は、故障特定制御手段をなす制御装置2内のマイクロコンピュータが、方向指示灯通電手段をなす半導体装置5を点灯信号および消灯信号からなる図1の実線の矢印で示す方向指示信号で制御することで行う。図中「L前」とあるのは、前方左側の方向指示灯に対する方向指示信号を表している。
この方向指示制御時に流れた方向指示灯の通電電流を半導体装置5で検出して制御装置2に、図1の破線の矢印で示すフィードバック信号として供給している。こうして制御装置2内のマイクロコンピュータで通電電流をモニタリングできる構成となっている。
また、半導体装置5にはバッテリからの電源7が供給されている。半導体装置5では、前後左右の方向指示灯6FL、6RL、6FR、6RRを、それぞれ個別に点灯および消灯し、かつ電流検出できるように構成されている。なお、点灯及び消灯は、前後の方向指示灯で同期作動させている。
制御装置2内のマイクロコンピュータは、モニタリングしている電圧(方向指示灯に流れる電流を電圧に変換している)を判定して断線を判断し、該当する左右何れかの方向指示灯の点滅周期を短くして、ハイ方向指示灯制御すると共に、表示器4の画面へ断線を知らせるウォーニング表示を出させる。
また、モニタリングしている電圧(方向指示灯に流れる電流を電圧に変換している)が、一定閾値以上であればショート(短絡)と判定し、該当する方向指示灯への出力をOFFして、該当する方向指示灯のショートを知らせるウォーニング表示を表示器4に出させる。その際、ショートと判定した方向指示灯以外は、通常通り正常点滅動作させる。
図2は、表示器4内に表示された断線時の表示形態を示している。右前の方向指示灯(フラッシャランプ)6FRが断線したときは、図2の(a)のように、文字表示と断線した方向指示灯6FRの位置の画素領域4aが表示される。
図2の(b)は、右後ろの方向指示灯6RRが断線したとき、図2の(c)は、左前の方向指示灯6FLが断線したとき、図2の(d)は、左後ろの方向指示灯6RLが断線したときを夫々示している。
図3は、表示器4に表示されたショート時の表示形態を示している。右前の方向指示灯6FRがショートしたときは図3の(a)のように、文字表示とショートした方向指示灯の位置の画素領域4aが個別に表示される。
図3の(b)は、右後ろの方向指示灯がショートしたとき、図3の(c)は、左前の方向指示灯がショートしたとき、図3の(d)は、左後ろの方向指示灯がショートしたときを夫々示している。表示器4は、バックライトで発光する。
図4は、図1の半導体装置5の中に組み込まれた1つのチップのブロック図であり、非特許文献1中に同様の回路図が記載されている。図1の半導体装置5には図4に図示した1個のチップが合計2個搭載されている。もちろん、これら2個分のチップをワンチップ内に収めても良い。
なお、従来の非特許文献1では、4個の方向指示灯に対して1チップのみ使用するが、この一実施形態では2チップ使用するため、スイッチング手段10、11等の電流定格が従来とは異なる。
図4において、FETトランジスタから成るスイッチング手段10、11が設けられている。図1の半導体装置5内には、2チップ分の合計4個のスイッチング手段10、10a、11、11aを有する。
なお、図4では、もう一つ別のチップの図示は省略して1チップ分のみ図示しているため、2個のスイッチング手段10、11のみが図示されている。このスイッチング手段10、10a、11、11aの各々は、個々の方向指示灯6FL、6RL、6FR、6RRのいずれかに対応して設けられている。
スイッチング手段10、10a、11、11aの各々は、出力端子OUT1、OUT2等(図示されていないが合計4つの出力端子が存在する)を介して、個々の方向指示灯6FL、6RL、6FR、6RRに対して、個別に電流を供給することができる。スイッチング手段10、10a、11、11aには第1制御診断部12、第2制御診断部13等が設けられている。
これらの第1制御診断部12と第2制御診断部13等の内部には、スイッチング手段10、10a、11、11aを駆動するドライバ、電流センサ等が設けられている。第1制御診断部12と第2制御診断部13内は個別に論理部14に接続されている。
論理部14に入力される端子IN1とIN2等は、各スイッチング手段10、10a、11、11aのオンオフを制御する方向指示信号の入力端子である。また、端子CS1、CS2等は、各スイッチング手段10、10a、11、11aを流れる電流をモニタしたフィードバック信号の出力端子である。
また、Vccは電源端子、GNDは接地端子である。また、図4では、第1制御診断部12の配線のみ詳細に図示し、第2制御診断部13の配線は、同様であるため図示を一部省略している。
論理部14には、電圧保護回路からなる電圧保護部15が接続され、電圧の著しい低下や過電圧から回路を保護している。端子CSDISは、フィードバック機能を無効にする端子であり、この端子に信号が入るとフィードバック電流が流れてこなくなる。
次に作動について、図5及び図6のフローチャートを活用して説明する。図5は図1に示す故障特定制御手段を成す制御装置2内で実行される制御のフローチャートである。また図6は、図5の故障有無を判別し表示器4を制御するステップS4の更に詳しいフローチャートである。
図1に示す、車両メータの制御装置2内のマイクロコンピュータが、車両のキースイッチの投入によりWAKE状態となり、図5の制御が開始されると、ステップS1にて、図1の方向指示操作スイッチ3からの方向指示操作信号が来ているか否かを判断する。
方向指示操作信号がきている場合は、ステップS2で図1の制御装置2内のマイクロコンピュータは個別の方向指示灯6FL、6RL、6FR、6RRを点灯消灯する方向指示信号を図1の半導体装置5に供給する。この方向指示信号は、図4の端子IN1、端子IN2等に供給される。
図4の半導体装置5内のスイッチング手段10、11等は、図1の方向指示信号に基づいてオンオフし、対応する方向指示灯を所定周期で点滅させる。スイッチング手段10、11等を介して方向指示灯の負荷電流が流れると、その電流値が電圧に変換され、4つの端子CS、CS2等から制御装置2に通電電流のフィードバック信号(図1)として入力される。
図5のステップS3では、通電電流のフィードバック信号をマイクロコンピュータ内にディジタル信号に変換して取り込む。ステップS4では、このディジタル信号を、予め定めた基準と比較して、断線の有無及びショートの有無を個別の方向指示灯ごとに判断する。このステップS4の判断においては、図6に示すように、どの方向指示灯がどのような故障モードにあるかをステップS41で判定する。
この場合、従来の図8では、断線検出に当たり、バッテリ電圧をモニタして閾値を算出する処理が必要であるが、この一実施形態では、個々の方向指示灯6FL、6RL、6FR、6RRに流れる電流を個別検出しているため、厳密な断線閾値の算出は不要である(断線すると電流が流れない為、流れているか流れていないかを判断できればよい)。よって、従来のバッテリ電圧モニタ制御および閾値算出制御が不要である。
なお、説明を省略したが、車両の故障等を外部に知らせるため、全方向指示灯を点滅させるハザード点滅が行われる。図8の回路では、一部回路の共用により、ショートの場合は、前後の何れかで問題がおこると、もう一方の正常な方向指示灯も点灯できなくなるが、この一実施形態においては、前後のどちらか正常な方は点滅する。
このように、ショートしても、ショートしていない前後どちらかの正常な方は点滅可能であるため、車両ユーザがハザード点滅しているつもりでも、外から見たらターン点滅に見えて誤解を招くとか、ターン点滅を出しているつもりでも、外からみたら何も点滅していないといった状況を、前後のどちらかの方向指示灯が点滅することで緩和できている。
なお、ハザード点滅の前後左右同期点滅は法規で規定されている。また、ターン点滅制御中の断線検出機能と、断線時のハイ方向指示灯点滅(点滅周期が短くなる点滅)機能も法規で規定されている。一方、ショート検出は車両メーカの要求によるものである。また、断線検出は、ハザード点滅中は検出不要とされている。一方、ショートは、ターン点滅時およびハザード点滅時ともに検出が必要である。
次に、図6のステップS42において、図1の記憶手段であるEEPROM1内において記憶されている「故障している方向指示灯」の記憶内容を更新する。次に、ステップS43において、記憶内容に基づいて表示器4となるマルチディスプレイに表示信号を送信する。表示器4では、図2及び図3に示したように、各故障状況を個別に表示する。
次に、図5のステップS5において、図1の方向指示操作スイッチ3からの方向指示操作信号から、車両のターンする方向を判別する。そして、ターンする方向に、記憶されている「故障している方向指示灯」が関与するかを判定する。例えば、右折しようとするとき、図1のEEPROM1内の故障した方向指示灯の中に、図1の方向指示灯6FRまたは6RRが含まれている場合は、ステップS5において、YESと判定する。
この場合は、右折するのに、それを外部に報知する方向指示灯の点滅がなされない可能性があるため、ステップS6で、自車内の運転者のために再警報信号を送信する。具体的には、「方向指示灯が故障です」のように音声警告するか、表示器4において、一段と注意を喚起する断線時とは別の表示、例えば図2の表示器4の画面全体の点滅等を行い、慎重な運転を要求する。次にステップS7で車両のキースイッチのオフを確認したら、制御を終了する。キースイッチがオフされていないときはステップS1に戻る。
なお、車両が右折または左折するときのターンの時の制御は、図5および図6のフローチャートで制御されるが、左右の方向指示灯が同時に点滅するハザード点滅の場合は、自動車のキースイッチのオンオフ、およびマイクロコンピュータのWAKE状態及びSLEEP状態に関係なく動作する。ここでは省略したが、ハザード点滅では、別のパラレルに作動する制御フローが必要となり、ハザード制御がターン点滅制御よりも優先される。
以上述べたように上記一実施形態においては、故障特定制御手段をなす図1の制御装置2を有する。また、方向指示灯6FL、6RL、6FR、6RRの各々に対して、点灯消灯を制御する一個のスイッチング手段10、11等を有する。
そして、該スイッチング手段10、11等によって通電されたときの方向指示灯の各々の通電電流を検出する検出手段である図4の第1制御診断部12、第2制御診断部13等を有する。
通電電流を検出した結果を受信し、方向指示灯のいずれに断線が発生したかを特定する故障特定制御手段をなす制御装置2は、図5のステップS4を実行する。この故障特定制御手段から少なくとも断線の発生箇所を特定した信号を受信し、車両内に方向指示灯のいずれが断線したかを表示する表示器4を有する。
これにより、どの方向指示灯で断線が発生したのか個別に検出することができる。また、方向指示灯毎の通電電流を検出するから、定格電流の異なる方向指示灯を任意に組み合わせた場合にも対応することができる。
また、ペアのスイッチング手段10、11等(図4)を備えた半導体装置5を採用し易い。また、各方向指示灯の状態を個別にモニタする事で、方向指示灯にLEDと電球が混在するようなシステムでも正確に断線を検出できる。次に、車両のメータを制御するメータ用電子制御装置からなる制御装置2を活用して、半導体装置5からなる方向指示灯通電手段を制御することができる。
次に、表示器4は、車両のメータパネル内に設けられ、車両のどの部位に設けた方向指示灯が故障したのかを表示するから、従来のように単に点滅周期が早くなるだけで断線を報知するものに比べると、確実に方向指示灯が断線していることを運転者に報知することができる。
次に、断線が発生した方向指示灯が記憶手段をなす図1のEEPROM1に記憶されているときに、方向指示操作スイッチから、断線が発生している方向指示灯を点滅させようとする方向指示操作信号を受信したときに、図5のステップS5およびステップS6において、注意喚起警報を行うから、運転者に車両が曲がる方向が外部に表示されていないことを認識させ、慎重な運転を要求することができる。
次に、上記注意喚起警報においては、表示器4において、通常の断線表示とは異なる変更された断線表示によって、運転者に車両が曲がる方向が外部に表示されていないことを認識させ、慎重な運転を要求することができる。
次に、図1の制御装置2は、図5のステップS1からS4のように、方向指示操作スイッチ3からの方向指示操作信号があるたびに、方向指示灯通電手段をなす半導体装置6からの通電電流を検出した結果を受信し、方向指示灯の断線の有無を個別に判別して、断線に関する記憶手段(EEPROM1)の記憶内容を更新する。具体的には、図示しない詳細フローチャート内のフラグの状態を更新するから、断線があっても、方向指示灯が修理されれば、表示器4における断線表示を停止することができる。
(その他の実施形態)
本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。例えば、上述の一実施形態では、表示器4としてマルチディスプレイを使用したが、LED(発光ダイオード)等のインジケータで表示することもでき、この場合は、車両の形をしたベースと成る表示領域の裏に設けられている4個のLEDのいずれかを点灯または点滅させて断線等を報知すれば良い。また、スピーカ等を併用して音声などで断線等を報知しても良い。
6FL、6RL、6FR、6RR 方向指示灯
2 故障特定制御手段をなす制御装置
3 方向指示操作信号発生手段をなす方向指示操作スイッチ
4 表示器
5 方向指示灯通電手段を成す半導体装置
10、11 スイッチング手段
1 記憶手段を成すEEPROM
ステップS5およびステップS6 注意喚起警報を行う手段
ステップS42 記憶内容を更新する手段

Claims (6)

  1. 車両が曲がる方向を指示するために前記車両の外部における複数の方向指示灯を点滅させる車両用方向指示装置であって、
    車両が曲がる方向を表す方向指示操作信号を発生する方向指示操作信号発生手段、
    前記方向指示灯に通電すると共に、各々の前記方向指示灯の通電電流を検出する方向指示灯通電手段、
    前記方向指示灯通電手段からの通電電流検出結果を受信し、前記方向指示灯のいずれに断線が発生したかを特定するとともに、前記方向指示操作信号に基づいて前記方向指示灯通電手段を制御する故障特定制御手段、
    前記故障特定制御手段から前記断線が発生した前記方向指示灯を特定した信号を受信し記憶する記憶手段、
    前記記憶手段からの情報により、前記方向指示灯のいずれが断線したかを前記車両の内部に表示する表示器を有し、
    前記方向指示灯通電手段には、前記方向指示灯の各々に対して点灯消灯を個別に制御するスイッチング手段と、該スイッチング手段によって通電されたときの前記方向指示灯の各々の通電電流を個別に検出する検出手段が設けられていることを特徴とする車両用方向指示装置。
  2. 前記故障特定制御手段は、前記方向指示操作信号発生手段から前記方向指示操作信号を受信する毎に、前記方向指示灯通電手段からの前記通電電流検出結果を受信し、前記方向指示灯の断線の有無を判別して、前記断線に関する前記記憶手段の記憶内容を更新する手段を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用方向指示装置。
  3. 前記方向指示灯通電手段は、前記スイッチング手段をなす半導体スイッチが少なくとも前記方向指示灯と同数内蔵された半導体装置からなり、
    前記故障特定制御手段は、車両のメータを制御するメータ用電子制御装置からなり、該メータ用電子制御装置は、前記方向指示操作信号発生手段からの方向指示操作信号を受信して前記半導体装置に送信し、前記半導体装置は、前記メータ用電子制御装置に前記通電電流を検出した結果を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用方向指示装置。
  4. 前記表示器は、車両のメータパネル内に設けられ、車両のどの箇所に設けた前記方向指示灯が故障したのかを個別に表示することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の車両用方向指示装置。
  5. 前記故障特定制御手段は、前記記憶手段に前記断線が発生した方向指示灯が記憶されている場合に、前記方向指示操作信号発生手段から前記断線が発生していると記憶されている方向指示灯を点滅させる前記方向指示操作信号を受信すると、注意喚起警報を行わせることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の車両用方向指示装置。
  6. 前記注意喚起警報は、前記方向指示灯のいずれかが断線した場合の前記表示器における断線表示とは変化させた前記表示器における表示からなることを特徴とする請求項5に記載の車両用方向指示装置。
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