JP2012120060A - 無線通信装置、無線通信装置制御方法およびその制御用プログラム。 - Google Patents

無線通信装置、無線通信装置制御方法およびその制御用プログラム。 Download PDF

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Abstract

【課題】屋外において特定の周波数帯の電波の使用を制限する。
【解決手段】無線通信装置10の上方向を撮影手段15が撮影し、撮影した画像に天井50が写っているか否かを屋内判定手段13が判定し、天井50が写っていないと判定された場合に無線LAN I/F17に対して屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を周波数帯制限手段19が制限する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線通信装置に関し、特に屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波を使用して通信を行う無線通信装置に関する。
近年、インターネットなどのネットワークに接続する際に有線ケーブルではなく無線を使用することが多くなった。情報端末に内蔵または外付けされた無線LAN(Local Area Network)子機と無線LAN親機(アクセスポイント)とが所定の周波数帯の電波を使用して通信を行うことで、無線LANアクセスポイントの電波が到達する範囲であれば、ケーブルを気にすることなく情報端末からネットワークに接続することができるという利点がある。
現在、無線LANのデータ通信は、2.4〜2.5GHz帯チャネル(1ch〜13ch)、5.15〜5.25GHz帯チャネル(36ch,40ch,44ch,48ch)、5.25〜5.35GHz帯チャネル(52ch、56ch,60ch,64ch)および5.5〜5.7GHz帯チャネル(100ch,104ch,108ch112ch,116ch120ch,124ch,128ch,132ch,136ch,140ch)の周波数帯で利用することができる。以後、2.4〜2.5GHz帯チャネルを2.4GHz帯、5.15〜5.25GHz帯チャネルをW52帯、5.25〜5.35GHz帯をW53帯、5.5〜5.7GHz帯チャネルをW56帯と略す。
このうち、前述したW52帯およびW53帯の電波については地球探査衛星システムの使用する周波数帯の電波と干渉する恐れがあるため、国内の規定により屋内でのみ使用が許容されている。
しかし、無線LANを使用するユーザは、上述の規定を十分に熟知していないことが多く、また、屋内における通信と屋外における通信とで使用する周波数を設定しなおすことはユーザにとって負担となる場合が多い。
現状、無線LAN機器には、上述した屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波を強制的に使用できないようにする機能がなく、この周波数帯の電波が設定された場合、屋外では利用できないという趣旨の注意文を表示させるなどして対応しているが、事実上、利用者のモラルに任されている。
これに対して、従来より具体的に知られている上記技術分野の内容としては、特許文献1乃至8がある。
特許文献1乃至3に開示された技術は、無線LAN装置に天井検出手段として指向性アンテナ、赤外線照射手段、超音波照射手段のいずれか一つを装備し、これらの天井検出手段から各手段に対応した電磁波、赤外線、超音波のいずれか一つを照射し、一定時間内に反射波を受信しなかった場合には、天井や壁による反射がなく屋外で使用されていると判定し、利用者に警告する技術である。
また、特許文献4に開示された技術は、情報処理装置の電源が電池であるかACアダプタであるかを判定し、電源が電池の場合には屋外で使用される可能が高いので、屋内用の周波数帯の電波のみを使用して通信を行う技術である。
さらに、特許文献5に開示された技術は、デジタルカメラで撮影する際に、撮影時の位置情報、撮影方向、撮影時刻をはじめとする撮影環境の情報を取得する撮影環境取得手段を設け、この撮影環境取得手段の取得した各情報に基づいて撮影画像の補正を行う技術であるが本発明とは目的が異なる。
さらに、特許文献6に開示された技術は、指向性を有する入出力部を備えた携帯端末にこの携帯端末の傾きを検出するセンサを備え、入出力部の指向性の方向が所定の範囲内にあるか否かを判定する技術であるが本発明とは目的が異なる。
さらに、特許文献7に開示された技術は、予め設置された送信手段から送信された屋内であることを示す特別な信号(ビーコン)を受信した場合に、屋内用の周波数帯の電波に切り替える技術である。
さらに、特許文献8に開示された技術は、カーナビゲーションシステムによる経路案内時に現時点での紫外線量を測定し、この測定した紫外線量に基づいて乗員にあたる紫外線量が最も少ない経路を案内する技術であるが本発明とは目的が異なる。
特開2001−136117 特開2003−333640 特開2003−283509 特開2003−318915 特開2007−243551 特開2006−109004 特開2004−153394 特開2009−300117
しかしながら、特許文献1および3に開示された技術は、天井や壁の材質によって電波、赤外線、超音波を吸収してしまうものがあるため屋内であるか否かを正確に判定することができない場合があるという不都合があった。
また、特許文献4に開示された技術は、延長用の電源ケーブルにACアダプタを接続して屋外で使用した場合は、屋内と判定されてしまうという不都合があった。
さらに、特許文献7に開示された技術は、屋内用の信号(ビーコン)を送信する送信手段を新たに設けなければならず費用がかかってしまうという不都合があった。
〔発明の目的〕
本発明は、上記関連技術の有する不都合を改善し、無線通信装置が屋外に設置されているか否かを無線通信装置自身が判定し、ユーザの負担を強いることなく屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を制限することが可能な無線通信装置を提供することをその目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の無線通信装置は、所定の周波数帯の電波を使用して特定の情報端末と通信を行う無線通信手段を備えた装置本体を有する無線通信装置において、前記装置本体の上方向を撮影可能なように設けられた撮影手段と、前記撮影手段によって撮影された画像を分析し当該画像に天井が写っているか否かを判定する屋内判定手段と、前記屋内判定手段によって天井が写っていないと判定された場合に前記無線通信手段に対して前記所定の周波数帯の電波の内、屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を制限する周波数帯制限手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る無線通信装置制御方法は、所定の周波数帯の電波を使用して特定の情報端末と通信を行う無線通信手段を備えた装置本体を有する無線通信装置にあって、前記装置本体の上方向を撮影手段が撮影し、前記撮影手段によって撮影された画像を分析し当該画像に天井が写っているか否かを屋内判定手段が判定し、前記屋内判定手段によって天井が写っていないと判定された場合に前記無線通信手段に対して前記所定の周波数帯の電波の内、屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を周波数帯制限手段が制限するようにしたことを特徴とする。
更に、本発明に係る無線通信装置制御用プログラムは、所定の周波数帯の電波を使用して特定の情報端末と通信を行う無線通信手段を備えた装置本体を有する無線通信装置にあって、前記装置本体の上方向を撮影可能なように設けられた撮影手段の動作を制御する撮影手段動作制御機能、前記撮影手段によって撮影された画像を分析し当該画像に天井が写っているか否かを判定する屋内判定機能、前記屋内判定機能によって天井が写っていないと判定された場合に前記無線通信手段に対して前記所定の周波数帯の電波の内、屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を制限する周波数帯制限機能、を実行可能にプログラム化し、これをコンピュータに実現させるようにしたことを特徴とする。
本発明は上述したように構成したので、これによると、無線通信装置の上方向を撮影可能な撮影手段が撮影し、この撮影手段によって撮影された画像を分析してこの画像に天井が写っているか否かを屋内判定手段が判定し、この屋内判定手段によって天井が写っていないと判定された場合に無線通信手段に対して屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を周波数帯制限手段が制限することができ、無線通信装置を屋外で使用する場合に、ユーザに負担を強いることなく前述の屋内用電波の使用を制限することができる優れた無線通信装置、無線通信装置制御方法および無線通信装置制御用プログラムを提供することができる。
本発明に係る無線LAN装置10の第1実施形態を示すブロック図であり、図1(A)は無線LAN装置10の構成を表したブロック図、図1(B)は図1(A)で示した無線LAN装置10の無線LAN I/F17の構成を表したブロック図である。 本発明に係る無線LAN装置10の第2および第3実施形態を示すブロック図であり、図2(A)は第2実施形態を示すブロック図、図2(B)は第3実施形態を示すブロック図である。 本発明にかかる無線LAN装置10の第4実施形態を示すブロック図である。 図1(A)に開示した無線LAN装置10の外観を示す説明図であり、図4(A)は無線LAN装置10を正規の設置方法で設置した場合の図、図4(B)は図4(A)の無線通信装置を+Y軸から+Z軸へ90°回転させて設置した場合の図である。 図2(A)に開示した無線LAN装置10の外観を示す説明図であり、図5(A)は無線LAN装置10を正規の設置方法で設置した場合の図、図5(B)は図5(A)の無線通信装置を+Y軸から+Z軸へ90°回転させて設置した場合の図である。 図1(A)に開示した無線LAN装置10における全体の動作の概要を示したフローチャートである。 図2(A)に開示した無線LAN装置10における全体の動作の概要を示したフローチャートである。 図2(B)に開示した無線LAN装置10における紫外線量基準データ取得手段21がネットワーク資源40から紫外線量基準データを取得する動作を示したフローチャートである。 図3に開示した無線LAN装置10における全体の動作の概要を示したフローチャートである。
〔第1実施形態〕
以下、本発明に係る無線LAN装置10の第1実施形態を、図1および図4に基づいて説明する。
まず、図1に示す実施形態の無線LAN装置10は、構内通信網(Local Area Network:LAN)に接続される情報端末30と所定の周波数帯の電波を使用して通信を行う無線LANインターフェース(I/F)17と、広域通信網(Wide Area Network:WAN)を介してサーバなどのネットワーク資源40と有線で通信を行う有線WANインターフェース(I/F)18と、無線LAN装置10が動作するために必要な設定情報と情報端末30およびネットワーク資源40から受信した情報を一時的または恒久的に記憶する記憶手段12と、これらの各手段の動作を制御する稼動制御手段11とを備えている。
さらに、無線LAN装置10は、無線LAN装置10の水平面に対する傾きを検出するジャイロセンサ14と、図4(A)に示すように無線通信装置本体10の上方向を撮影可能なように設けられた撮影手段15と、この撮影手段15によって撮影された画像を分析しこの画像に天井50が写っているか否かを判定する屋内判定手段13と、この屋内判定手段13によって天井50が写っていないと判定された場合に無線LAN I/F17に対して屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を制限する周波数帯制限手段19とを備えている。
ここで、無線LAN装置10の設置方法について図4(A)に基づいて説明すると、無線LAN装置10を設置する設置面上の一点を原点とし、原点に対して右方向にX軸、原点に対して鉛直上方向にY軸、原点に対して手前方向にZ軸としてそれぞれ規定し、図4(A)に示すように無線LAN装置10を設置した場合が正規の設置向きであるものとする。
また、ジャイロセンサ14は、前述の図4(A)に示す無線LAN10の設置向きを基準姿勢としてこの基準姿勢からX−Y平面に対してどの程度傾いているかを検出し、稼動制御手段11にこの傾き情報を送信する機能を有する。
ここで、前述の屋外判定手段13は、ジャイロセンサ14から稼動制御手段11に送信された傾き情報を取得する機能と、図4(A)に示すように撮影手段15が上方を撮影可能な状態で無線LAN装置10が設置されているか否かを判定する設置方向判定機能と、この設置方向判定機能によって図4(A)以外の向き設置されていると判定された場合にユーザに対して正規の向きで設置するように警告する警告機能(図示しない)とを有している。
これにより、無線LAN装置10の設置向きを検出することができ、例えば図4(B)に示すような撮影手段15が上向き以外の設置向きで無線LAN装置10を設置した場合、設置方向判定機能が設置の向きが正しくないと判定し、この判定に基づいて警告機能がユーザに正規の向きで設置するように警告することができる。
前述の撮影手段15は、可視光による反射をデジタルデータの静止画像として撮影する光学カメラ15Aと、この光学カメラ15Aで撮影する際に暗所においても十分な明るさを得られるように光学カメラ15Aの撮影方向に向けて光を照射する光照射手段15Bとを備えている。
また、稼動制御手段11は、光学カメラ15Aの動作を制御し撮影した画像を記憶手段12に記憶させると共に、光学カメラ15Aから送信される明るさ情報に基づいて光照射手段15Bの動作を制御する機能を有する。
これにより、暗い室内など明るさが十分でない場所においても、光照射手段15Bから光学カメラ15Aの撮影方向に向けて光を照射することで、光学カメラ15Aが容易に天井を撮影することができる。
前述の屋内判定手段13は、撮影手段15の撮影した撮影画像を分析し天井または天井に類するものが写っているか否かを判定する機能を有している。これにより、屋内判定手段13は、撮影手段15が撮影した撮影画像に天井が写っているか否かを判定することができる。
これにより、無線LAN装置10の上方を撮影手段15が撮影し、撮影した撮影手段15が撮影した画像に天井50が写っているか否かを屋内判定手段13が判定し、この屋内判定手段13による判定の結果、天井50が写っていない場合に周波数制限手段19が無線LAN I/F17に対して屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を制限することができる。
ここで、前述した撮影手段15は、屋内判定手段13によって天井が写っていると判定された場合に、予め設定された時間間隔をおいて定期的に撮影する定期撮影機能を有している。
屋内判定手段13は、この定期撮影機能によって定期的に撮影される撮影画像ごとにその都度前述の天井の有無判定を実施する構成となっている。
これによって、一度天井が写っていると判定された場合においても、定期的に天井の有無判定を実施することができるため、一度屋内と判定された後に、無線LAN装置10を屋外に持ち出して屋内でのみ使用が許容されている電波を不正に使用することを防止することができる。
前述の、無線LAN I/F17は、図1(B)に示すように、通信データの変復調を行う高周波(Radio Frequency:RF)ベースバンド17Aと、無線LANアンテナ17Cを介して通信データの送受信を行うRFフロントエンド17Bとを備えている。
前述のRFフロントエンド17Bは、RFベースバンド17Aから送信される通信データを無線LANアンテナ17Cに送信するRF送信部17B1と、無線LANアンテナ17Cで受信した通信データをRFベースバンド17Aに送信するRF受信部17B2と、通信データ信号の送信と受信のパスを切り替えるRFスイッチ部17B3とを備えている。
〔第1位実施形態の動作〕
次に、無線通信装置の全体的な動作について図1、図4および図6に基づいて説明する。
まず最初に、稼動制御手段11は無線LAN装置10の電源が投入されたことを検知すると(図6:ステップS101/電源投入工程)ジャイロセンサ14を稼働させ、ジャイロセンサ14は無線LAN装置10の傾き情報を検出する(図6:ステップS102/設置方向検出工程)。
続いて、屋内判定手段13の設置方向判定機能は、ジャイロセンサ14から取得した無線LAN装置10の傾き情報に基づいて、無線LAN装置10は図4(A)に示すような撮影手段15が上方を向いた正規の設置方法で設置されているか否か判定する(図6:ステップS103/撮影方向判定工程)。
上述の設置方向判定機能による判定の結果、図4(A)に示すように撮影手段15が上向きであった場合(図6:ステップS103のY)、稼動制御手段11は撮影手段15が撮影するように動作を制御し(図6:ステップS105/撮影工程)、この撮影した画像を記憶手段12に記憶させると共にこの撮影画像を屋内判定手段13に送信し分析させる(図6:ステップS106/撮影画像分析工程)。
屋内判定手段13は、撮影画像を分析した結果、天井が写っているか否か判定し(図6:ステップS107/屋内判定工程)、天井が写っている場合(図6:ステップS107のY)、無線LAN装置10は屋内にあると判定し(図6:ステップS108)、周波数制限手段19による周波数制限を行なわない(図6:ステップS109)。
前述の撮影手段15は、定期撮影機能によって予め設定された時間間隔をおいて定期的に撮影し、この定期的に撮影された撮影画像ごとに屋内判定手段13は前述の天井の有無判定を行う。
一方、屋内判定手段13による分析の結果、天井が写っていない場合(図6:ステップS107のN)、無線LAN装置10は屋外にあると判定し(図6:ステップS111)、周波数制限手段19は、無線LAN I/F17がデータ通信中、且つW52帯またはW53帯を使用しているか否か判定する(図6:ステップS112/制限周波数帯使用判定工程)。
前述の制限される周波数帯の電波を使用しているか否かを判定した結果、データ通信中、且つW52帯またはW53帯を使用している場合(図6:ステップS112のY)、W52帯、W53帯は屋内でのみ使用が認められている電波であることをユーザに警告し、直ちに通信を中断するように促す(図6:ステップS113/使用警告工程)。
一方、前述の制限される周波数帯の電波を使用しているか否かを判定した結果、W52帯、W53帯を使用していない場合またはW52帯、W53帯での通信を終了した場合(図6:ステップS112のN)、使用周波数制限手段19は、無線LAN I/F17に対して、W52帯およびW53帯の使用を制限する(図6:ステップS114/周波数制限工程)ことで、使用可能な周波数帯が2.4GHz帯およびW56帯となる(図6:ステップS115/屋内用周波数設定工程)。
ここで、既にW52帯およびW53帯が制限されており、使用が許容されている電波が2.4GHz帯およびW56帯に設定されている場合は、改めて設定しなおす必要はない。
その後、屋内判定手段13は、ジャイロセンサ14から無線LAN装置10が移動したか否かを判定し(図6:ステップS110/移動判定工程)、無線LAN装置10の移動を検知した場合(図6:ステップS110のY)、再び撮影手段15が上方を向くように設置されているか否か判定し(図6:ステップS103/撮影方向判定工程)、撮影手段15で撮影し(図6:ステップS105/撮影工程)、撮影画像を分析し(図6:ステップS106/撮影画像分析工程)、天井が写っているか否か判定する(図6:ステップS107/屋外判定工程)。
ここで、図4(A)に示すように無線LAN装置10が設置されている状態から図4(B)に示すように、無線通信装置を手前側に90°倒した場合、ジャイロセンサ14は装置の向きが変わったことを検知し、無線LAN装置10が移動されたと判定するものとする。
また、上述したように撮影手段15の撮影回数は1回としたが、予め設定された時間間隔をおいて定期的に複数回撮影するようにしてもよい。この場合、無線LAN装置10が屋内であるか否かの判定の他に、直前に撮影した画像と比較して画像に差分が発生した場合に無線LAN装置10が移動したと屋内判定手段13が判定することもできる。
さらに、周波数制限手段19の機能するタイミングについて、上述したように屋内判定手段13によって屋外であると判定された場合、直ちに使用できる周波数の制限を行ったが、複数の撮影画像について屋内判定手段13がそれぞれ判定し、天井が写っていないと判定された回数が所定の回数に達した場合に周波数の制限を実施するようにしてもよい。
また、本第1実施形態では、撮影手段15を光学カメラ15Aと光照射手段15Bとによって構成したが、暗い環境でも装置上方の撮影が容易に可能となるように、撮影手段15に代えて赤外線カメラを用いても同様の効果が得られる。
さらに、無線LAN装置10の設置向きが複数可能である場合、撮影手段15を上方に1つだけ備えるのではなく、装置の各面にそれぞれ搭載し、装置の設置向きによって撮影する撮影手段を使い分けても良いものとする。また、装置がどのような向きに設置されても装置の天井方向を撮影できるように、駆動式の撮影手段を使用し、常に撮影方向を天井に向けるようにしても良い。
このように、撮影手段15を複数個備える、または撮影手段15を可動式にすることで、設置の向きが複数ある場合についても天井の有無判定のための撮影を行うことができる。
ここで、上述した第1実施形態における動作にあって、上記工程で実行される各実行内容をプログラム化し、これをコンピュータに機能させるように構成してもよい。なお、この場合、本プログラムは、非一時的な記録媒体、例えば、DVD、CD、フラッシュメモリなどに記録されてもよい。その場合、本プログラムは、記録媒体からコンピュータによって読み出され、実行される。
(第1実施形態の効果)
以上のように、本第1実施形態では、ジャイロセンサ14から取得した無線LAN装置10の設置向きに基づいて撮影手段15が無線LAN装置10の上方を向いているか否か判定し、撮影手段15が無線LAN装置10の上方向を向いている場合に撮影手段15で撮影し、撮影した画像に天井が写っているか否かを屋内判定手段13が判定する。撮影した画像に天井が写っていない場合には、使用周波数制限手段19が無線LAN I/F17に対して、屋内でのみ使用が許容されているW52帯およびW53帯の周波数の使用を制限する。また、天井が写っていないと判定された場合には定期撮影機能によって定期的に撮影を行い天井の有無判定を実施する。これにより、無線LAN装置10を屋外で使用した場合、ユーザに使用周波数の設定変更を強いることなく屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を制限させることができる。さらに、ジャイロセンサ14を備えたことによって撮影手段15が上方を向いているか否か判定することができ、装置を横に向けて壁を天井に見立てることによる周波数制限の回避を防止することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態を図2(A)、図5および図7に基づいて説明する。
ここで、前述した第1実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を用いるものとする。
上記図1、図4および図6に開示した第1実施形態にあっては、撮影手段15が無線LAN装置10の上方を撮影し、撮影した画像に天井が写っていない場合は屋外で使用されていると屋内判定手段13が判定する場合を例示した。
これに対し、本第2実施形態では、図2(A)に示すように、撮影手段15に代えて、無線LAN装置10の上方向から降り注ぐ紫外線の量を測定できるよう紫外線量計測手段20を無線LAN装置10に備え、この紫外線量計測手段20によって計測される紫外線量に基づいて屋内判定手段13が屋内であるか否かの判定を実施するように構成したことを特徴とする。
前述の屋内判定手段13は、紫外線量計測手段20が計測した紫外線量が予め設定された屋内における紫外線量以上であるか否か判定する紫外線量判定機能を有している。
また、周波数制限手段19は、紫外線量判定機能によって測定した紫外線量が予め設定された紫外線量以上である場合には、無線LAN I/F17に対して、屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を制限する機能を有している。
その他の構成については、前述した第1実施形態と同じである。
〔第2実施形態の動作〕
次に、無線通信装置の第2実施形態における動作について図2(A)、図5および図7に基づいて説明する。
まず最初に、稼動制御手段11は、無線LAN装置10の電源が投入されたことを検知すると(図7:ステップS201/電源投入工程)ジャイロセンサ14を稼働させ、ジャイロセンサ14は無線LAN装置10本体の傾きを検出する(図7:ステップS202/設置方向検出工程)。
続いて、屋内判定手段13の設置方向判定機能は、ジャイロセンサ14から取得した無線LAN装置10の傾きに関する情報に基づいて、無線LAN装置10は図5(A)に示すような紫外線量計測手段20が上方を向いた正規の設置方法で設置されているか否か判定する(図7:ステップS203/方向判定工程)。
前述の設置方向判定機能による判定の結果、紫外線量計測手段20が上向きであった場合(図7:ステップS203のY)、紫外線量計測手段20で紫外線量を測定し(図7:ステップS205/紫外線量測定工程)、この測定した紫外線量情報を屋内判定手段13が分析する(図7:ステップS206/紫外線量分析工程)。
前述の屋内判定手段13による分析の結果、紫外線量計測手段20で計測した紫外線量が予め設定された屋内における紫外線量以下であるか否かを判定し(図7:ステップS207/紫外線量判定工程)、測定した紫外線量が屋内における紫外線量の基準値以下である場合(図7:ステップS207のY)、無線LAN装置10は屋内にあると判定し(図7:ステップS208)、周波数制限を行わない(図7:ステップS209)。
一方、屋内判定手段13による判定の結果、測定した紫外線量が基準値以上である場合(図7:ステップS207のN)、無線LAN装置10は屋外にあると判定し(図7:ステップS211)、周波数制限手段19は無線LAN I/F17がデータ通信中且つW52帯またはW53帯を使用しているか否か判定する(図7:ステップS212/制限周波数帯使用判定工程)。
周波数制限手段19による判定の結果、データ通信中且つW52帯またはW53帯を使用している場合(図7:ステップS212のY)、W52帯およびW53帯は屋内でのみ使用が認められていることをユーザに警告し、直ちに通信を中断するように促す(図7:ステップS213/使用警告工程)。
周波数制限手段19による判定の結果、W52帯、W53帯を使用していない場合またはW52帯、W53帯での通信を終了した場合(図7:ステップS213のN)、無線LAN I/F17に対して、W52帯およびW53帯の使用を制限する(図7:ステップS215/周波数制限工程)ことで、使用可能な周波数帯が2.4GHz帯およびW56帯となる(図7:ステップS216/屋内用周波数設定工程)。
ここで、すでに2.4GHz帯およびW56帯に設定されている場合は、改めて設定しなおす必要はない。
その後、屋内判定手段13は、ジャイロセンサ14から送信される傾き情報によって無線LAN装置10が移動したか否かを判定し(図7:ステップS210/移動判定工程)、無線LAN装置10の移動を検知した場合(図7:ステップS210のY)、再び紫外線量計測手段20が上方を向くように設置されているか否か判定し(図7:ステップS203/装置方向判定工程)、紫外線量計測手段20で紫外線量を計測し(図7:ステップS205/紫外線量計測工程)、計測した紫外線量を分析し(図7:ステップS206/紫外線量分析工程)、計測した紫外線量が基準値以下であるか否かを判定する(図7:ステップS207/紫外線量判定工程)。
(第2実施形態の効果)
このように、紫外線量を計測する紫外線量計測手段20を無線LAN装置10の上方から照射される紫外線量を計測できるように無線LAN装置10に設置するように構成し、この紫外線量検測手段20が測定した紫外線量が予め測定された屋内における紫外線量の基準値以上であるか否かを判定し、測定値が基準値以上であれば無線LAN装置10は屋外に設置されていると判定することができ、ユーザに使用周波数の変更を強いることなく屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を制限することができる。その他の構成およびその作用効果については、前述した第1実施形態と同じである。
〔第3実施形態〕
次に、本発明の第3実施形態を図2(B)および図8に基づいて説明する。
ここで、前述した第2実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を用いるものとする。
上記図2(A)、図5および図7に開示した第2実施形態にあっては、屋外であると判定するための紫外線量の基準値が予め記憶手段12に記憶されており、この基準値に基づいて屋外であるか否かを判定する場合を例示した。
しかしながら、屋外における紫外線量は天候の状態や季節によって変化するため、紫外線量の基準値が固定値の場合、屋内判定手段13による判定精度が悪い場合がある。
このため、本第3実施形態では、図2(B)に示すように、各地点の時間帯ごとの紫外線量情報を保有するネットワーク資源40を予めWAN上に接続し、このネットワーク資源40から紫外線量情報を有線WAN I/F18を介して取得する紫外線量基準データ取得手段21を無線LAN装置10に備え、この紫外線量基準データ取得手段21の取得した紫外線量を基準値として屋内判定手段13が屋内であるか否かの判定を実施するように構成したことを特徴とする。
このように、記憶手段12に記憶された固定値の紫外線量ではなく、屋内であるか否かの判定を実施する当日の紫外線量を取得することにより、判定の精度を向上させることができる。
〔第3実施形態の動作〕
次に、無線通信装置の第3実施形態における紫外線量基準データ取得手段21が、ネットワーク資源40から、紫外線量情報を取得する動作について、図2(B)および図8に基づいて説明する。
まず、紫外線量基準データ取得手段21は、無線LAN装置10の電源が投入されたこと稼動制御手段11を介して検知すると、有線WAN I/F18を介してWANに接続された無線LAN装置10の位置情報を提供する機能を有した他の通信装置(図示しない)に接続し(図8:ステップS301/ネットワーク接続工程)、この他の通信装置から無線LAN装置10の位置情報を取得する(図8:ステップS302/位置情報取得工程)。
この時、他の通信装置から取得する無線LAN装置10の位置情報は、○○県××市といったように、市単位の精度で取得できればよく、詳細な位置情報は必要ない。
また、位置情報を取得する方法としては、WAN上で無線LAN装置10の近くに接続されている無線LANアクセスポイントから位置情報と取得してもよいものとする。さらに、無線LAN装置10にGPS(Global Positioning System)受信手段を装備し、このGPS受信手段で位置情報を取得してもよい。また、無線LAN装置10を使用するユーザに位置情報を直接指定してもらってもよい。
取得した位置情報に基づいて、無線LAN装置10の設置されている一番近い場所の紫外線量データをネットワーク資源40から取得する(図8:ステップS303/地点紫外線量取得工程)。
屋内判定手段13は取得した紫外線量データを基準値として登録し(図8:ステップS304/紫外線量基準値登録工程)、紫外線量計測手段20の計測した紫外線量がこの基準値以上であれば無線LAN装置10は屋外に設置されていると判定する。
また、上述した一連の工程を予め設定された時間間隔をおいて定期的に繰り返し、紫外線量の基準値を定期的に更新するようにしてもよい。
(第3実施形態の効果)
このように、無線LAN装置10の位置情報を取得するために他の通信装置に接続し、この他の通信装置から無線LAN装置10の位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいてネットワーク資源40から紫外線量基準値を取得し、取得した紫外線量基準値を判定基準として登録し判定することで、無線LAN装置10は屋外に設置されている否かを判定する基準となる紫外線量基準値を天候や季節に対応した値とすることができ、より正確に屋外であるか否かを判定することができる。その他の構成およびその作用効果については、前述した第2実施形態と同じである。
〔第4実施形態〕
次に、本発明の第4実施形態を図3および図9に基づいて説明する。
ここで、前述した第1実施形態と同一の構成要素については、同一の符号を用いるものとする。
上記図1、図4および図6に開示した第1実施形態にあっては、撮影手段15が無線LAN装置10の上方を撮影し、撮影した画像に天井が写っていない場合は屋外で使用されていると屋内判定手段13が判定する場合を例示した。
しかしながら、無線LAN装置10がWANに接続する際に有線ケーブルではなく携帯型情報端末向け無線通信網である3G回線やWiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)で接続する機能を有する場合、無線LAN装置10はケーブルによる移動制限がなくなるため、屋外で使用される恐れがある。
このようなWANに接続する方法が有線および無線の2通りである無線LANアクセスポイントの場合、無線であれば屋外に設置することが可能であるが、有線であればケーブルの長さの範囲内の設置に限定することができ、屋外で使用される可能性が低くなる。
これに対し、本第4実施形態では、図3に示すように、無線LAN装置10に撮影手段15およびジャイロセンサ14に代えて、有線WAN I/F18に有線ケーブルが接続されている(リンクアップしている)か否か判定し有線ケーブルが接続されている場合に当該ケーブル長を測定するケーブル長取得手段23を備え、このケーブル長取得手段23で特定したケーブル長に基づいて屋外であるか否かを判定するように構成したことを特徴とする。
前述のケーブル長取得手段23は、有線WAN I/F22に接続されている通信ケーブルに特定のパルス信号を送信する機能と、この通信ケーブルの有線WAN I/F22とは逆の端によって反射したパルス信号を受信する機能と、このパルス信号の送信レベルと受信レベルとに基づいて減衰の度合いを算出する機能と、この減衰の度合いに基づいて通信ケーブルの長さを特定する機能とを有している。
また、記憶手段12には予め基準値となるケーブルの長さ情報を記憶されていると共に、屋内判定手段13はケーブル長取得手段23によって特定されたケーブルの長さが記憶手段12に記憶されているケーブルの長さの基準値以下であるか判定する機能を有している。
さらに、前述の屋内判定手段13による判定の結果、特定したケーブルの長さが基準値以上であった場合に周波数制限手段19は、無線LAN I/F17に対して、屋内でのみ使用が許容されている周波数の電波の使用を制限するように制御する機能を有している。
これによって、ケーブル長取得手段23が有線WAN I/F18に接続されているケーブルの長さを特定し、この結果に基づいて屋内判定手段13が無線LAN装置10設置場所は屋外であるか否かを判定し、この判定により屋外であると判定された場合に周波数制限手段19が無線LAN I/F17に対して屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を制限することができる。
また、前述の屋内判定手段13による判定の結果、測定値が基準値以下であった場合に、周波数制限手段19は、無線LAN I/F17に対して、使用する周波数帯の制限を解除する機能を有している。
これによって、屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用が制限されている状態で基準値以下のケーブルを有線WAN I/F18に接続した場合、使用周波数帯の制限を解除することができる。その他の構成については、前述した第1実施形態と同じである。
〔第4実施形態の動作〕
次に、無線通信装置の第4実施形態における動作について図3および図9に基づいて説明する。
まず最初に、稼動制御手段11が無線LAN装置10の電源が投入されたことを検知すると(図9:ステップS401/電源投入工程)、ケーブル長取得手段23は有線WAN I/F18に有線ケーブルが接続されているか否か判定する(図9:ステップS402/ケーブル接続判定工程)。
これによって、ケーブル長取得手段23は、無線LAN装置10のWANへの接続方法が無線であるか有線であるかを判定することができる。
続いてケーブル長取得手段23は、有線ケーブルが有線WAN I/F18に接続されていると判定した場合(図9:ステップS402のY)、この有線WAN I/F18に接続されている接続されているケーブルの長さを特定する(図9:ステップS403/ケーブル長特定工程)。
屋内判定手段13は、記憶手段12からケーブルの長さの基準値を取得し、ケーブル長取得手段23が特定したケーブルの長さが基準値以下であるか否かを判定する(図9:ステップS404/ケーブル長判定工程)
屋内判定手段13は、前述のケーブルの長さの判定の結果、特定したケーブルの長さが基準値以下である場合(図9:ステップS404のY)、無線LAN装置10は屋内にあると判定し(図9:ステップS405/屋内使用特定工程)、無線LAN I/F17に対して使用周波数帯の制限を行わない、または使用周波数帯が制限されている場合は使用周波数帯制限手段19が無線LAN I/F17に対して制限を解除するように制御する(図9:ステップS406/使用周波数帯非制限工程)。
これにより、無線LAN装置10を無線でWANに接続して使用できる周波数帯が制限された状態で、長さが基準値以下のケーブルを有線WAN I/F18に接続した場合、使用できる周波数帯の制限を解除することができる。
ここで、屋内判定手段13は、有線WAN I/F18に接続されているケーブルが抜かれたか否かを判定する(図9:ステップS407/ケーブル切断判定工程)。
屋内判定手段13は、ケーブル接続判定の結果でケーブルが接続されていない場合(図9:ステっぷS402のN)、ケーブル長判定の結果で特定したケーブルの長さが基準値以上である場合(図9:ステップS405のN)、ケーブルが抜かれた場合(図9:ステップS407のY)、無線LAN装置10は屋外にあると判定し(図9:ステップS408/屋外使用特定工程)、無線LAN I/F17がデータ通信中且つ、W52帯またはW53帯の周波数帯の電波を使用しているか否か判定する(図9:ステップS409/使用周波数帯判定工程)。
無線LAN I/F17がデータ通信中且つ、W52帯またはW53帯の周波数帯の電波を使用している場合(図9:ステップS409のY)、稼動制御手段11はW52帯およびW53帯の周波数帯の電波は屋外で使用禁止されていることをユーザに警告し、直ちに通信を中断するように促す(図9:ステップS410/警告工程)。
ここで、前述のユーザに対する警告の方法としては、稼動制御手段11が無線LAN I/F17に接続されている情報端末30に対して、音や光を出力してユーザに警告するように制御してもよいし、予め無線LAN装置10に音や光でユーザに警告する警告手段(図示しない)を備え、この警告手段によって警告してもよいものとする。
これによって、無線WAN I/F18でW52帯またはW53帯の周波数帯の電波を使用しており且つ、有線WAN I/F18にケーブルが接続されていないまたはケーブルが接続されていても接続されているケーブルの長さが基準値以上である場合、ユーザに対してW52帯およびW53帯の周波数帯の電波は屋外で使用が禁止されていると警告することができる。
無線LAN I/F17が、W52帯またはW53帯の周波数帯の電波を使用していない場合やW52帯またはW53帯の周波数帯の電波を使用した通信を終了した場合(図9:ステップS409のN)、使用周波数帯制限手段19は無線LAN I/F17に対して、W52帯およびW53帯の周波数帯の電波の使用を制限するように制御する(図9:ステップS411/使用周波数帯制限工程)と共に、使用可能な周波数帯を2.4GHz帯およびW56帯と設定する(図9:ステップS412/使用可能周波数帯設定工程)。
これによって、屋内でのみ使用が許容されているW52帯およびW53帯の周波数帯の電波の使用を制限することができる。
ここで、屋内判定手段13は、有線WAN I/F18にケーブルが接続されたか否かを判定し(図9:ステップS413/ケーブル接続判定工程)、ケーブルが接続された場合(図9:ステップS413のY)、接続されたケーブルの長さを測定し(図9:ステップS403/ケーブル長測定工程)、以降、上述した各工程が実施される。
これによって、使用できる周波数帯が制限された状態で有線WAN I/F18にケーブルを接続し、接続されたケーブルの長さが基準値以上であった場合、周波数帯の制限を解除することができる。
る。
ここで、上述した第4実施形態における動作にあって、上記工程で実行される各実行内容をプログラム化し、これをコンピュータに機能させるように構成してもよい。なお、この場合、本プログラムは、非一時的な記録媒体、例えば、DVD、CD、フラッシュメモリなどに記録されてもよい。その場合、本プログラムは、記録媒体からコンピュータによって読み出され、実行される。
(第4実施形態の効果)
このように、ケーブル長取得手段23が、有線WAN I/F18にケーブルが接続されているか否か判定し、判定の結果、接続されていると判定された場合には接続されているケーブルの長さを特定し、特定したケーブルの長さ基準値以上である場合、無線LAN装置10は屋外に設置されていると判定する。この判定を受けて周波数制限手段19は、無線WAN I/F17に対して、屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を制限するよう制御する。これによって、ユーザに対して使用周波数帯の設定変更を強いることなく屋内用の周波数帯の使用を制限することができる。このようにしても、前述した第1実施形態と同等の作用効果を得ることができる。
上述した実施形態については、その新規な技術的内容の要点をまとめると、以下の付記のようになる。
尚、上記実施形態の一部又は全部は、新規な技術として以下のようにまとめられるが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではない。
(付記1)所定の周波数帯の電波を使用して特定の情報端末と通信を行う無線通信手段を備えた装置本体を有する無線通信装置において、
前記装置本体の上方向を撮影可能なように設けられた撮影手段と、
前記撮影手段によって撮影された画像を分析し当該画像に天井が写っているか否かを判定する屋内判定手段と、
前記屋内判定手段によって天井が写っていないと判定された場合に前記無線通信手段に対して前記所定の周波数帯の電波の内、屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を制限する周波数帯制限手段とを備えたことを特徴とする無線通信装置。
(付記2)付記1に記載の無線通信装置において、
前記撮影手段を、光学カメラと、当該光学カメラで撮影する際に暗所においても十分な感度を得られるように当該光学カメラの撮影方向に向けて光を照射する光照射手段とによって構成したことを特徴とする無線通信装置。
(付記3)付記1に記載の無線通信装置において、
前記撮影手段を暗視カメラとしたことを特徴とする無線通信装置。
(付記4)付記1に記載の無線通信装置において、
前記撮影手段は前記屋内判定手段によって天井が写っていると判定された場合に、予め設定された時間間隔をおいて定期的に撮影する定期撮影機能を有することを特徴とする無線通信装置。
(付記5)付記1に記載の無線通信装置において、
前記撮影手段に代えて、前記装置本体の上方から降り注ぐ紫外線の量を計測する紫外線量計測手段を備えると共に、
前記屋内判定手段は前記紫外線量計測手段で計測した紫外線量が予め設定された屋内における紫外線量の基準値以上であるか否かを判定する紫外線量判定機能を有し、
前記紫外線量判定機能によって前記計測した紫外線量が前記基準値以上であると判定された場合に前記周波数制限手段が機能するように構成したことを特徴とする無線通信装置。
(付記6)付記5に記載の無線通信装置において、
予め前記紫外線量の基準値を保有する紫外線量基準値サーバを前記装置本体と通信可能なように設け、
前記装置本体は、前記紫外線量の基準値を前記紫外線量基準値サーバから取得する紫外線量基準値取得手段を備えることを特徴とする無線通信装置。
(付記7)付記1に記載の無線通信装置において、
前記装置本体の傾きを検出するジャイロセンサを備えると共に、
前記屋内判定手段は、前記ジャイロセンサによって検出された傾きに関する情報に基づいて前記撮影手段が前記装置本体の上方向を撮影可能な状態で前記装置本体が設置されているか否かを判定する設置方向判定機能を有したことを特徴とする無線通信装置。
(付記8)付記1に記載の無線通信装置において、
前記装置本体は広域通信網に接続された他の通信装置と通信を行う広域通信網通信手段を予め備えると共に、
前記撮影手段に代えて、前記広域通信網通信手段に接続される通信ケーブルの長さを計測する通信ケーブル長計測手段を備えると共に、
前記屋内判定手段は前記通信ケーブル長計測手段によって計測された前記通信ケーブルの長さが予め設定された基準値以上であるか否か判定する通信ケーブル長判定機能を有し、
前記通信ケーブル長判定機能によって前記通信ケーブルの長さが前記基準値以上であると判定された場合に前記周波数帯制限手段が機能するように構成したことを特徴とする無線通信装置。
(付記9)付記8に記載の無線通信装置において、
前記通信ケーブル長測定手段は、
前記通信ケーブルの一端から所定のパルス信号を送信すると共に、
前記通信ケーブルの他端によって反射した前記パルス信号の減衰の度合いに基づいて前記通信ケーブルの長さを特定する構成であることを特徴とする無線通信装置。
(付記10)所定の周波数帯の電波を使用して特定の情報端末と通信を行う無線通信手段を備えた装置本体を有する無線通信装置にあって、
前記装置本体の上方向を撮影手段が撮影し、
前記撮影手段によって撮影された画像を分析し当該画像に天井が写っているか否かを屋内判定手段が判定し、
前記屋内判定手段によって天井が写っていないと判定された場合に前記無線通信手段に対して前記所定の周波数帯の電波の内、屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を周波数帯制限手段が制限するようにしたことを特徴とする無線通信装置制御方法。
(付記11)所定の周波数帯の電波を使用して特定の情報端末と通信を行う無線通信手段を備えた装置本体を有する無線通信装置にあって、
前記装置本体の上方向を撮影可能なように設けられた撮影手段の動作を制御する撮影手段動作制御機能、
前記撮影手段によって撮影された画像を分析し当該画像に天井が写っているか否かを判定する屋内判定機能、
前記屋内判定機能によって天井が写っていないと判定された場合に前記無線通信手段に対して前記所定の周波数帯の電波の内、屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を制限する周波数帯制限機能、
を実行可能にプログラム化し、これをコンピュータに実現させるようにしたことを特徴とする無線通信装置制御用プログラム。
本発明は、屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波を使用して通信を行うことができる無線LANアクセスポイントに応用することが可能である。
10 無線LAN装置(無線通信装置)
13 屋内判定手段
14 ジャイロセンサ
15 撮影手段
15A 光学カメラ
15B 光照射手段
17 無線LAN I/F(無線通信手段)
18 有線WAN I/F(広域通信網通信手段)
19 周波数制限手段
20 紫外線量計測手段
21 紫外線量基準値取得手段
23 ケーブル長取得手段
30 情報端末
40 ネットワーク資源(紫外線量基準値サーバ)

Claims (10)

  1. 所定の周波数帯の電波を使用して特定の情報端末と通信を行う無線通信手段を備えた装置本体を有する無線通信装置において、
    前記装置本体の上方向を撮影可能なように設けられた撮影手段と、
    前記撮影手段によって撮影された画像を分析し当該画像に天井が写っているか否かを判定する屋内判定手段と、
    前記屋内判定手段によって天井が写っていないと判定された場合に前記無線通信手段に対して前記所定の周波数帯の電波の内、屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を制限する周波数帯制限手段とを備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    前記撮影手段を、光学カメラと、当該光学カメラで撮影する際に暗所においても十分な感度を得られるように当該光学カメラの撮影方向に向けて光を照射する光照射手段とによって構成したことを特徴とする無線通信装置。
  3. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    前記撮影手段を暗視カメラとしたことを特徴とする無線通信装置。
  4. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    前記撮影手段は前記屋内判定手段によって天井が写っていると判定された場合に、予め設定された時間間隔をおいて定期的に撮影する定期撮影機能を有することを特徴とする無線通信装置。
  5. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    前記撮影手段に代えて、前記装置本体の上方から降り注ぐ紫外線の量を計測する紫外線量計測手段を備えると共に、
    前記屋内判定手段は前記紫外線量計測手段で計測した紫外線量が予め設定された屋内における紫外線量の基準値以上であるか否かを判定する紫外線量判定機能を有し、
    前記紫外線量判定機能によって前記計測した紫外線量が前記基準値以上であると判定された場合に前記周波数制限手段が機能するように構成したことを特徴とする無線通信装置。
  6. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    前記装置本体の傾きを検出するジャイロセンサを備えると共に、
    前記屋内判定手段は、前記ジャイロセンサによって検出された傾きに関する情報に基づいて前記撮影手段が前記装置本体の上方を撮影可能な状態で前記装置本体が設置されているか否かを判定する設置方向判定機能を有したことを特徴とする無線通信装置。
  7. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    前記装置本体は広域通信網に接続された他の通信装置と通信を行う広域通信網通信手段を予め備えると共に、
    前記撮影手段に代えて、前記広域通信網通信手段に接続される通信ケーブルの長さを計測する通信ケーブル長計測手段を備えると共に、
    前記屋内判定手段は前記通信ケーブル長計測手段によって計測された前記通信ケーブルの長さが予め設定された基準値以上であるか否か判定する通信ケーブル長判定機能を有し、
    前記通信ケーブル長判定機能によって前記通信ケーブルの長さが前記基準値以上であると判定された場合に前記周波数帯制限手段が機能するように構成したことを特徴とする無線通信装置。
  8. 請求項7に記載の無線通信装置において、
    前記通信ケーブル長測定手段は、
    前記通信ケーブルの一端から所定のパルス信号を送信すると共に、
    前記通信ケーブルの他端によって反射した前記パルス信号の減衰の度合いに基づいて前記通信ケーブルの長さを特定する構成であることを特徴とする無線通信装置。
  9. 所定の周波数帯の電波を使用して特定の情報端末と通信を行う無線通信手段を備えた装置本体を有する無線通信装置にあって、
    前記装置本体の上方向を撮影手段が撮影し、
    前記撮影手段によって撮影された画像を分析し当該画像に天井が写っているか否かを屋内判定手段が判定し、
    前記屋内判定手段によって天井が写っていないと判定された場合に前記無線通信手段に対して前記所定の周波数帯の電波の内、屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を周波数帯制限手段が制限するようにしたことを特徴とする無線通信装置制御方法。
  10. 所定の周波数帯の電波を使用して特定の情報端末と通信を行う無線通信手段を備えた装置本体を有する無線通信装置にあって、
    前記装置本体の上方向を撮影可能なように設けられた撮影手段の動作を制御する撮影手段動作制御機能、
    前記撮影手段によって撮影された画像を分析し当該画像に天井が写っているか否かを判定する屋内判定機能、
    前記屋内判定機能によって天井が写っていないと判定された場合に前記無線通信手段に対して前記所定の周波数帯の電波の内、屋内でのみ使用が許容されている周波数帯の電波の使用を制限する周波数帯制限機能、
    を実行可能にプログラム化し、これをコンピュータに実現させるようにしたことを特徴とする無線通信装置制御用プログラム。
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