WO2014010541A1 - 携帯端末、無線通信方法、および、プログラム - Google Patents

携帯端末、無線通信方法、および、プログラム Download PDF

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真理子 奥山
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    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/51Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on terminal or device properties

Definitions

  • FIG. 1 is a block diagram illustrating an example of the configuration of the mobile terminal 10 according to the present embodiment.
  • FIG. 1 shows a configuration of a wireless LAN communication unit that provides an access point function of the mobile terminal 10.
  • the wireless LAN communication unit performs a search process for communicating with an access point and detecting surrounding access points.
  • the wireless LAN communication unit includes a detection unit 13, a control unit 14, a beacon information setting unit 11, and a data transmission / reception unit 12.

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Abstract

 携帯端末が屋内外のいずれに存在するかを判定し、アクセスポイント機能を提供する際に使用する周波数帯を適切に設定する。屋内で使用可能な周波数帯であって、他の電波との干渉を回避する義務が課されていない第1の周波数帯と、他の電波との干渉を回避する義務が課せられた第2の周波数帯と、屋内外で使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課せられた第3の周波数帯を用いて無線LANのアクセスポイントの機能を提供する携帯端末は、第1ないし第3の周波数帯を使用する他のアクセスポイントの存否、および、他のアクセスポイントがいずれの周波数帯を使用しているかを検出し、検出結果に応じて携帯端末が屋内外のいずれに存在しているかを判定し、アクセスポイントの機能を提供する際に使用する周波数帯を、判定結果に応じて第1ないし第3の周波数帯の中から選択する。

Description

携帯端末、無線通信方法、および、プログラム
 [関連出願についての記載]
 本発明は、日本国特許出願:特願2012-153538号(2012年7月9日出願)に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
 本発明は、携帯端末、無線通信方法、および、プログラムに関し、特に、無線LAN(Local Area Network)のアクセスポイントとして機能する携帯端末、無線LANのアクセスポイント機能を提供する際に使用する周波数帯を選択する無線通信方法、および、プログラムに関する。
 近年、無線LANを利用可能な携帯端末であって、アクセスポイント機能、すなわち、無線LANの親機としての機能を備えた端末が増加している。携帯端末のアクセスポイント機能は、テザリング(tethering)機能とも呼ばれる。この場合のアクセスポイント機能は、携帯端末を外部モデムとして用いることで、パソコン(PC:Personal Computer)、ゲーム機などの無線LAN対応機器を、携帯電話回線を経由してインターネットに接続することができる。すなわち、パソコン、ゲーム機などの無線LAN対応機器を、時と場所を選ぶことなくインターネットに接続することが可能となる。
 無線LANにおいては、2.4GHz帯および5GHz帯の2つの周波数帯が使われている。我が国においては、5GHz帯については、5.18~5.24GHz、5.26~5.32GHz、および、5.50~5.70GHzの3つの周波数帯が使用可能である。以下では、5.18~5.24GHz、5.26~5.32GHz、および、5.50~5.70GHzの周波数帯を、それぞれ、「W52チャネル」、「W53チャネル」、および、「W56チャネル」という。
 5GHz帯を使用した無線LANアクセスポイントは、一例として、特許文献1に記載されている。
特開2011-146945号公報
 以下の分析は、本発明者によってなされたものである。
 2.4GHz帯は、無線LAN以外にも、医療用機器、電子レンジ、Bluetooth(登録商標)などに使用されている。また、2.4GHz帯は、11b、11g、11nの無線規格とされており、すでに多くの無線LAN対応機器によって使用されている。したがって、同一の環境下に2.4GHz帯を使用する多数の無線LAN対応機器が存在する場合、電波環境が悪化し、スループットが低下するなどの品質劣化が生じるおそれがある。
 一方、5GHz帯に対応した無線LAN対応機器はそれほど多く出回っていない。したがって、5GHz帯を使用することで、高い通信品質を確保し、高画質のデータ転送やリアルタイム性が要求される通信を実現することが期待される。
 しかしながら、5GHz帯のうちのW52チャネルおよびW53チャネルは、電波法により屋外での使用が禁止されている。したがって、5GHz帯のうちの屋外で使用可能なものは、W56チャネルのみである。また、W53チャネルおよびW56チャネルを使用する際には、動的周波数選択(DFS:Dynamic Frequency Selection)によりレーダーとの干渉を避けることが義務付けられており、通信開始前に1分間のレーダーの干渉電波検出を行なわなければならない。図4は、3つの周波数帯W52チャネル、W53チャネル、W56チャネルについて、屋内外における使用の可否、および、DFSの要否を示す表である。
 このように、携帯端末のアクセスポイント機能を使用する場合には、5GHz帯を使用した方が2.4GHz帯を使用したときと比較して、電波干渉が少なく、高スループットでの通信が期待される。
 しかしながら、携帯端末の場合、端末の使用場所が屋内であるのか屋外であるのかを判定することは困難であるという問題がある。また、屋外で使用可能なW56チャネルを使用した場合、DFSにより通信中に使用チャネルを変更しなければならなくなったときには、1分間の干渉電波検出を行なわなければならず、一時的に通信が不可能となるという問題もある。
 したがって、携帯端末のアクセスポイント機能において、5GHz帯周波数を使用するには、携帯端末が存在する箇所が屋内か屋外かを判定するとともに、携帯端末が移動した場合に、使用周波数を適切な周波数帯に自動的に切り換えることができるようにすることが望ましい。
 そこで、携帯端末が屋内外のいずれに存在するかを判定し、携帯端末がアクセスポイント機能を提供する際に使用する周波数帯を適切に設定することが課題となる。本発明の目的は、かかる課題を解決する携帯端末、無線通信方法およびプログラムを提供することにある。
 本発明の第1の視点に係る携帯端末は、
 屋内でのみ使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課されていない第1の周波数帯と、屋内でのみ使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課せられた第2の周波数帯と、屋内および屋外で使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課せられた第3の周波数帯の少なくともいずれかを用いて、無線LANのアクセスポイントの機能を提供する携帯端末であって、
 前記第1ないし第3の周波数帯のうちの少なくともいずれかの周波数帯を使用する他のアクセスポイントが存在するかどうか、および、前記他のアクセスポイントが前記第1ないし第3の周波数帯のうちのいずれの周波数帯を使用しているかを検出し、検出結果に応じて前記携帯端末が屋内および屋外のいずれに存在しているかを判定する検出部と、
 前記携帯端末が前記アクセスポイントの機能を提供する際に使用する周波数帯を、前記判定結果に応じて前記第1ないし第3の周波数帯の中から選択する制御部と、を備える。
 本発明の第2の視点に係る無線通信方法は、
 屋内でのみ使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課されていない第1の周波数帯と、屋内でのみ使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課せられた第2の周波数帯と、屋内および屋外で使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課せられた第3の周波数帯の少なくともいずれかを用いて、無線LANのアクセスポイントの機能を提供する携帯端末による無線通信方法であって、
 前記携帯端末が、前記第1ないし第3の周波数帯のうちの少なくともいずれかの周波数帯を使用する他のアクセスポイントが存在するかどうか、および、前記他のアクセスポイントが前記第1ないし第3の周波数帯のうちのいずれの周波数帯を使用しているかを検出する工程と、
 前記検出結果に応じて前記携帯端末が屋内および屋外のいずれに存在しているかを判定する工程と、
 前記携帯端末が前記アクセスポイントの機能を提供する際に使用する周波数帯を、前記判定結果に応じて前記第1ないし第3の周波数帯の中から選択する工程と、を含む。
 本発明の第3の視点に係るプログラムは、
 屋内でのみ使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課されていない第1の周波数帯と、屋内でのみ使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課せられた第2の周波数帯と、屋内および屋外で使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課せられた第3の周波数帯の少なくともいずれかを用いて、無線LANのアクセスポイントの機能を提供する携帯端末に設けられたコンピュータに対して、
 前記第1ないし第3の周波数帯のうちの少なくともいずれかの周波数帯を使用する他のアクセスポイントが存在するかどうか、および、前記他のアクセスポイントが前記第1ないし第3の周波数帯のうちのいずれの周波数帯を使用しているかを検出する処理と、
 前記検出結果に応じて前記携帯端末が屋内および屋外のいずれに存在しているかを判定する処理と、
 前記携帯端末が前記アクセスポイントの機能を提供する際に使用する周波数帯を、前記判定結果に応じて前記第1ないし第3の周波数帯の中から選択する処理と、を実行させる。
 なお、プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体(non-transitory computer-readable storage medium)に記録されたプログラム製品として提供することができる。
 本発明に係る携帯端末、無線通信方法およびプログラムによると、携帯端末が屋内外のいずれに存在するかを判定し、携帯端末がアクセスポイント機能を提供する際に使用する周波数帯を適切に設定することが可能となる。
実施形態に係る携帯端末の構成を一例として示すブロック図である。 実施形態に係る携帯端末における検出部の動作を一例として示すフロー図である。 実施形態に係る携帯端末における制御部の動作を一例として示すフロー図である。 5GHz帯に含まれる3つの周波数帯W52チャネル、W53チャネル、W56チャネルの特徴を示す表である。
 はじめに、一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記する図面参照符号は、専ら理解を助けるための例示であり、本発明を図示の態様に限定することを意図するものではない。
 図1は、本発明に係る携帯端末(10)の構成を概略的に示す図である。携帯端末(10)は、屋内でのみ使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課されていない第1の周波数帯(例えば、図4のW52チャネル)と、屋内でのみ使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課せられた第2の周波数帯(例えば、図4のW53チャネル)と、屋内および屋外で使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課せられた第3の周波数帯(例えば、図4のW56チャネル)の少なくともいずれかを用いて、無線LANのアクセスポイントの機能を提供する。
 図1を参照すると、携帯端末(10)は、少なくとも、検出部(13)および制御部(14)を備えることが好ましい。検出部(13)は、第1ないし第3の周波数帯のうちの少なくともいずれかの周波数帯を使用する他のアクセスポイントが存在するかどうか、および、当該他のアクセスポイントが第1ないし第3の周波数帯のうちのいずれの周波数帯を使用しているかを検出し、検出結果に応じて携帯端末(10)が屋内および屋外のいずれに存在しているかを判定する。制御部(14)は、携帯端末(10)がアクセスポイントの機能を提供する際に使用する周波数帯を、検出部(13)による判定結果に応じて、第1ないし第3の周波数帯の中から選択する。
 携帯端末(10)によると、周囲に存在する他のアクセスポイントの有無、および、当該他のアクセスポイントが使用している周波数帯の情報に基づいて、携帯端末(10)が屋内外のいずれに存在するかを判定することができ、判定結果に従って、携帯端末(10)がアクセスポイント機能を提供する際に使用する周波数帯を適切に設定することが可能となる。
 なお、本発明において、下記の形態が可能である。
[形態1]
 上記第1の視点に係る携帯端末のとおりである。
[形態2]
 前記検出部は、前記第1ないし第3の周波数帯のうちの少なくともいずれかの周波数帯を使用する他のアクセスポイントが検出されなかった場合、前記携帯端末は屋外に存在するものと判定してもよい。
[形態3]
 前記検出部は、前記他のアクセスポイントが前記第3の周波数帯を使用していることを検出した場合、前記携帯端末は屋外に存在するものと判定してもよい。
[形態4]
 前記検出部は、前記他のアクセスポイントが前記第1の周波数帯または前記第2の周波数帯を使用していることを検出した場合において、前記他のアクセスポイントから受信した信号の感度が所定の閾値未満であるときには前記携帯端末は屋外に存在するものと判定し、それ以外のときには前記携帯端末は屋内に存在するものと判定してもよい。
[形態5]
 前記制御部は、前記判定部により前記携帯端末が屋内に存在するものと判定された場合、前記第1の周波数帯または前記第2の周波数帯を選択し、それ以外の場合、前記第3の周波数帯を選択してもよい。
[形態6]
 前記制御部は、前記判定部により前記携帯端末が屋内に存在するものと判定された場合、前記第2の周波数帯よりも前記第1の周波数帯を優先的に選択してもよい。
[形態7]
 前記第1ないし第3の周波数帯は、5GHz帯に含まれる互いに異なる周波数帯であり、
 前記第2および第3の周波数帯は、DFS(Dynamic Frequency Selection)によりレーダーとの干渉を回避する義務が課されていてもよい。
[形態8]
 上記第2の視点に係る無線通信方法のとおりである。
[形態9]
 前記無線通信方法において、前記携帯端末は、前記第1ないし第3の周波数帯のうちの少なくともいずれかの周波数帯を使用する他のアクセスポイントが検出されなかった場合、前記携帯端末は屋外に存在するものと判定してもよい。
[形態10]
 前記無線通信方法において、前記携帯端末は、前記他のアクセスポイントが前記第3の周波数帯を使用していることを検出した場合、前記携帯端末は屋外に存在するものと判定してもよい。
[形態11]
 前記無線通信方法において、前記携帯端末は、前記他のアクセスポイントが前記第1の周波数帯または前記第2の周波数帯を使用していることを検出した場合において、前記他のアクセスポイントから受信した信号の感度が所定の閾値未満であるときには前記携帯端末は屋外に存在するものと判定し、それ以外のときには前記携帯端末は屋内に存在するものと判定してもよい。
[形態12]
 前記無線通信方法において、前記携帯端末は、前記判定工程において前記携帯端末が屋内に存在するものと判定された場合、前記第1の周波数帯または前記第2の周波数帯を選択し、それ以外の場合、前記第3の周波数帯を選択してもよい。
[形態13]
 前記無線通信方法において、前記携帯端末は、前記判定工程において前記携帯端末が屋内に存在するものと判定された場合、前記第2の周波数帯よりも前記第1の周波数帯を優先的に選択してもよい。
[形態14]
 上記第3の視点に係るプログラムのとおりである。
(実施形態)
 実施形態に係る携帯端末について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の携帯端末10の構成を一例として示すブロック図である。図1は、携帯端末10のアクセスポイント機能を提供する無線LAN通信部の構成を示している。無線LAN通信部は、アクセスポイントとの通信、および、周囲のアクセスポイント検出を行うための検索処理を行なう。図1を参照すると、無線LAN通信部は、検出部13、制御部14、ビーコン情報設定部11、および、データ送受信部12を備えている。
 検出部13は、周辺環境にアクセスポイントが存在するかどうかを検索し、見つかったアクセスポイントが送信している周波数(チャネル)情報を制御部14に伝達する。制御部14は、受信した周波数情報から周辺環境の状況を判断し、アクセスポイントに設定する適切な周波数を決定する。制御部14は、決定した周波数をビーコン情報設定部11に設定する。データ送受信部12は、ビーコン情報設定部11に設定された周波数を使って、ビーコン(報知情報)の送出やアクセスポイントに接続したクライアント(無線LAN子機)との通信を行なう。なお、検出部13は、データ送受信部12が通信を行っている間、定期的に周辺環境の検索を行なう。
 具体的な動作について、フロー図を用いて説明する。図2は本実施形態の携帯端末10の動作のうち、図1の検出部13の動作を一例として示すフロー図である。図2は、アクセスポイント機能を使用している環境が、屋内か屋外かを判定する動作を示す。
 まず、検出部13は、携帯端末10のアクセスポイント機能を起動し(ステップA1)、5GHz帯周波数に対してパッシブスキャンに基づいて周辺環境の検索を実施する(ステップA2)。なぜなら、5GHz帯のW52チャネルおよびW53チャネルは電波法により屋外での使用が禁止されているため、屋外環境でアクセスポイント機能を起動した場合、いきなり電波を送信することはできないからである。
 検出部13は、周辺環境を検索した結果として、W52チャネル、W53チャネル、W56チャネルのアクセスポイントが見つかったかどうかを判定する(ステップA3)。5GHz帯の周波数を送信しているアクセスポイントが見つからなかった場合(ステップA3のNo)、携帯端末10が屋内か屋外かを判定することができない。しかし、アクセスポイントとしてビーコンを送信するため、この場合には、検出部13は、屋内でも屋外でも利用できる周波数を使えるように、携帯端末10は屋外に存在するものと判定する(ステップA4)。
 一方、W52チャネル、W53チャネル、W56チャネルいずれかのアクセスポイントが見つかった場合(ステップA3のYes)、検出部13は、見つかったアクセスポイントがW52チャネルまたはW53チャネルかどうかを判定する(ステップA5)。W52チャネルまたはW53チャネルは電波法において屋内のみで使用可能なチャネルであり(図4参照)、この場合には、少なくとも携帯端末10の近くに屋内に設置されたアクセスポイントが存在すると判断することができる。
 W52チャネルおよびW53チャネル以外、すなわち、W56チャネルのみが検出された場合(ステップA5のNo)、屋外に存在するアクセスポイントである可能性が高いため、検出部13は、携帯端末10が屋外に存在するものと判定する(ステップA4)。検出部13は、判定結果とともに、検出したチャネル情報もいっしょに制御部14に伝達する。
 屋内専用のW52チャネルまたはW53チャネルが見つかった場合においても(ステップA5のYes)、屋外に存在する携帯端末10が屋内に設置されているアクセスポイントを検出した可能性を排除することはできない。ところで、屋内のアクセスポイントは、通常、部屋の壁、天井などに設置されているため、屋外から探索した場合、検出したアクセスポイントのビーコンの受信レベルは障害物の影響で低レベルとなると考えられる。そこで、屋内専用チャネルのアクセスポイントを検出した場合において(ステップS5のYes)、携帯端末10が当該アクセスポイントを屋内から検出したときと、屋外から検出したときとを区別するために、検出部13は、受信したビーコンの受信感度が閾値R[dBm]以上かどうかを判定する(ステップA6)。
 閾値R[dBm]として設定すべき値は、クライアント機能として帰属した場合のスループット値、使用する伝送速度、アンテナレベル設定値などから算出してもよい。
 受信感度が閾値R[dBm]以上であれば(ステップA6のYes)、検出部13は携帯端末10が屋内に存在するものと判定する(ステップA7)。一方、受信感度が閾値R[dBm]未満であれば(ステップA6のNo)、検出部13は、携帯端末10が屋外に存在するものと判定する(ステップA4)。
 アクセスポイントがビーコン送信またはデータ通信を行なっているときでも、携帯端末10が移動していることを想定して、検出部13は、定期的に屋内/屋外判定を実施する必要がある。
 検出部13は、屋内または屋外の判定を行うと(ステップA7またはステップA4)、屋内/屋外判定のタイマTを0にリセットし(ステップA8)、判定終了時から経過した時間を計測する。
 検出部13は、タイマTが屋内/屋外判定間隔TEXになったかどうかを判定し(ステップA9)、予めセットしておいた屋内/屋外判定間隔TEXが経過した場合(ステップA9のYes)、パッシブスキャンを実施し(ステップA2)、上述と同様の動作に基づいて屋内/屋外判定を行なう(ステップA3~A7)。
 次に、検出部13による屋内/屋外判定結果に基づいて、制御部14がアクセスポイント機能に設定する周波数を決定する動作について、図3のフロー図を参照して説明する。
 制御部14は、検出部13から屋内/屋外判定結果を入手すると(ステップB1)、図1のビーコン情報設定部11に設定されているチャネルが存在するかどうかを確認する(ステップB2)。
 設定されているチャネルが存在する場合(ステップB2のYes)、制御部14は、設定されているチャネルが屋内/屋外の判定結果において使用できるチャネルと一致するかどうかを判断する(ステップB3)。一致する場合(ステップB3のYes)、制御部14は、現在設定されているチャネルをそのまま継続して使用することを決定する(ステップB4)。
 一方、現在設定されているチャネルが存在しない場合(ステップB2のNo)、または、設定されているチャネルが屋内/屋外判定結果に応じて使用可能なチャネルと一致しない場合(ステップB3のNo)、制御部14は、判定結果が屋内かどうかを確認する(ステップB5)。
 判定結果が屋内である場合(ステップB5のYes)、制御部14は、パッシブスキャンで検出したチャネルの情報を元に空いているチャネルを決定する(ステップB6)。
 一方、判定結果が屋外である場合(ステップB5のNo)、屋外で使用可能なW56チャネルを設定することになるため、制御部14は、W56チャネルにて1分間のレーダーの干渉電波検出を行なう(ステップB7)。その結果として、制御部14は、使用可能なチャネルのうち、パッシブスキャンで検出したチャネル情報を元に空いているチャネルを決定する(ステップB8)。
 なお、屋内と判断された場合(ステップB5のYes)の周波数を、次のようにして決定してもよい。W53チャネルは屋内で使用可能であるものの、DFSを必要とする周波数帯である。したがって、W53チャネルは、気象レーダー等を検出した場合に使用できなくなる可能性があると同時に、通信開始前に1分間のレーダーの干渉電波検出を行なわなければならず、すぐに設定することができないというデメリットがある。したがって、屋内と判定された場合(ステップB5のYes)、W53チャネルよりもW52チャネルを優先的に設定することが好ましい。
 以上のように、それぞれの場合について使用すべきチャネルを決定した後、制御部14は、図1のビーコン情報設定部11に対して、使用するチャネルを設定する(ステップB9)。その後、図1のデータ送受信部12は、ビーコン送信およびデータ通信を行なう。
 以上のように、本実施形態の携帯端末10は、携帯端末10のアクセスポイント機能においてデータ送信を行なうデータ送受信部12と、屋内/屋外を判断するために周辺環境を検索するための通信を行なう検出部13とを備えている。また、検出部13は、周辺環境を検索した結果に基づいて、携帯端末10を使用している場所が屋内か屋外かを判定する。さらに、制御部14は、5GHz帯を使用してアクセスポイント機能を提供する際に、最適な周波数で通信ができるように、検出部13による判定結果に基づいて、使用する周波数帯を自動的に切り換える。
 かかる構成によると、携帯端末10が5GHz帯周波数を使用してアクセスポイント機能を提供する際、携帯端末10が存在する箇所が屋内か屋外かを判定することができ、携帯端末10が移動した場合においても、使用する周波数を適切な周波数帯に自動的に切り換えることが可能となる。
 なお、上記の特許文献の先行技術文献の開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
10  携帯端末
11  ビーコン情報設定部
12  データ送受信部
13  検出部
14  制御部

Claims (19)

  1.  屋内でのみ使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課されていない第1の周波数帯と、屋内でのみ使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課せられた第2の周波数帯と、屋内および屋外で使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課せられた第3の周波数帯の少なくともいずれかを用いて、無線LANのアクセスポイントの機能を提供する携帯端末であって、
     前記第1ないし第3の周波数帯のうちの少なくともいずれかの周波数帯を使用する他のアクセスポイントが存在するかどうか、および、前記他のアクセスポイントが前記第1ないし第3の周波数帯のうちのいずれの周波数帯を使用しているかを検出し、検出結果に応じて前記携帯端末が屋内および屋外のいずれに存在しているかを判定する検出部と、
     前記携帯端末が前記アクセスポイントの機能を提供する際に使用する周波数帯を、前記判定結果に応じて前記第1ないし第3の周波数帯の中から選択する制御部と、を備える、携帯端末。
  2.  前記検出部は、前記第1ないし第3の周波数帯のうちの少なくともいずれかの周波数帯を使用する他のアクセスポイントが検出されなかった場合、前記携帯端末は屋外に存在するものと判定する、請求項1に記載の携帯端末。
  3.  前記検出部は、前記他のアクセスポイントが前記第3の周波数帯を使用していることを検出した場合、前記携帯端末は屋外に存在するものと判定する、請求項2に記載の携帯端末。
  4.  前記検出部は、前記他のアクセスポイントが前記第1の周波数帯または前記第2の周波数帯を使用していることを検出した場合において、前記他のアクセスポイントから受信した信号の感度が所定の閾値未満であるときには前記携帯端末は屋外に存在するものと判定し、それ以外のときには前記携帯端末は屋内に存在するものと判定する、請求項3に記載の携帯端末。
  5.  前記制御部は、前記判定部により前記携帯端末が屋内に存在するものと判定された場合、前記第1の周波数帯または前記第2の周波数帯を選択し、それ以外の場合、前記第3の周波数帯を選択する、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の携帯端末。
  6.  前記制御部は、前記判定部により前記携帯端末が屋内に存在するものと判定された場合、前記第2の周波数帯よりも前記第1の周波数帯を優先的に選択する、請求項5に記載の携帯端末。
  7.  前記第1ないし第3の周波数帯は、5GHz帯に含まれる互いに異なる周波数帯であり、
     前記第2および第3の周波数帯は、DFS(Dynamic Frequency Selection)によりレーダーとの干渉を回避する義務が課されている、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の携帯端末。
  8.  屋内でのみ使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課されていない第1の周波数帯と、屋内でのみ使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課せられた第2の周波数帯と、屋内および屋外で使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課せられた第3の周波数帯の少なくともいずれかを用いて、無線LANのアクセスポイントの機能を提供する携帯端末による無線通信方法であって、
     前記携帯端末が、前記第1ないし第3の周波数帯のうちの少なくともいずれかの周波数帯を使用する他のアクセスポイントが存在するかどうか、および、前記他のアクセスポイントが前記第1ないし第3の周波数帯のうちのいずれの周波数帯を使用しているかを検出する工程と、
     前記検出結果に応じて前記携帯端末が屋内および屋外のいずれに存在しているかを判定する工程と、
     前記携帯端末が前記アクセスポイントの機能を提供する際に使用する周波数帯を、前記判定結果に応じて前記第1ないし第3の周波数帯の中から選択する工程と、を含む、無線通信方法。
  9.  前記携帯端末は、前記第1ないし第3の周波数帯のうちの少なくともいずれかの周波数帯を使用する他のアクセスポイントが検出されなかった場合、前記携帯端末は屋外に存在するものと判定する、請求項8に記載の無線通信方法。
  10.  前記携帯端末は、前記他のアクセスポイントが前記第3の周波数帯を使用していることを検出した場合、前記携帯端末は屋外に存在するものと判定する、請求項9に記載の無線通信方法。
  11.  前記携帯端末は、前記他のアクセスポイントが前記第1の周波数帯または前記第2の周波数帯を使用していることを検出した場合において、前記他のアクセスポイントから受信した信号の感度が所定の閾値未満であるときには前記携帯端末は屋外に存在するものと判定し、それ以外のときには前記携帯端末は屋内に存在するものと判定する、請求項10に記載の無線通信方法。
  12.  前記携帯端末は、前記判定工程において前記携帯端末が屋内に存在するものと判定された場合、前記第1の周波数帯または前記第2の周波数帯を選択し、それ以外の場合、前記第3の周波数帯を選択する、請求項8ないし11のいずれか1項に記載の無線通信方法。
  13.  前記携帯端末は、前記判定工程において前記携帯端末が屋内に存在するものと判定された場合、前記第2の周波数帯よりも前記第1の周波数帯を優先的に選択する、請求項12に記載の無線通信方法。
  14.  屋内でのみ使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課されていない第1の周波数帯と、屋内でのみ使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課せられた第2の周波数帯と、屋内および屋外で使用可能な周波数帯であって他の電波との干渉を回避する義務が課せられた第3の周波数帯の少なくともいずれかを用いて、無線LANのアクセスポイントの機能を提供する携帯端末に設けられたコンピュータに対して、
     前記第1ないし第3の周波数帯のうちの少なくともいずれかの周波数帯を使用する他のアクセスポイントが存在するかどうか、および、前記他のアクセスポイントが前記第1ないし第3の周波数帯のうちのいずれの周波数帯を使用しているかを検出する処理と、
     前記検出結果に応じて前記携帯端末が屋内および屋外のいずれに存在しているかを判定する処理と、
     前記携帯端末が前記アクセスポイントの機能を提供する際に使用する周波数帯を、前記判定結果に応じて前記第1ないし第3の周波数帯の中から選択する処理と、を実行させる、プログラム。
  15.  前記第1ないし第3の周波数帯のうちの少なくともいずれかの周波数帯を使用する他のアクセスポイントが検出されなかった場合、前記携帯端末は屋外に存在するものと判定する処理を、前記コンピュータに実行させる、請求項14に記載のプログラム。
  16.  前記他のアクセスポイントが前記第3の周波数帯を使用していることを検出した場合、前記携帯端末は屋外に存在するものと判定する処理を、前記コンピュータに実行させる、請求項15に記載のプログラム。
  17.  前記他のアクセスポイントが前記第1の周波数帯または前記第2の周波数帯を使用していることを検出した場合において、前記他のアクセスポイントから受信した信号の感度が所定の閾値未満であるときには前記携帯端末は屋外に存在するものと判定し、それ以外のときには前記携帯端末は屋内に存在するものと判定する処理を、前記コンピュータに実行させる、請求項16に記載のプログラム。
  18.  前記判定処理により前記携帯端末が屋内に存在するものと判定された場合、前記第1の周波数帯または前記第2の周波数帯を選択し、それ以外の場合、前記第3の周波数帯を選択する処理を、前記コンピュータに実行させる、請求項14ないし17のいずれか1項に記載のプログラム。
  19.  前記判定処理により前記携帯端末が屋内に存在するものと判定された場合、前記第2の周波数帯よりも前記第1の周波数帯を優先的に選択する処理を、前記コンピュータに実行させる、請求項18に記載のプログラム。
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