JP5922957B2 - 無線通信システム、及び干渉抑制方法 - Google Patents

無線通信システム、及び干渉抑制方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5922957B2
JP5922957B2 JP2012054445A JP2012054445A JP5922957B2 JP 5922957 B2 JP5922957 B2 JP 5922957B2 JP 2012054445 A JP2012054445 A JP 2012054445A JP 2012054445 A JP2012054445 A JP 2012054445A JP 5922957 B2 JP5922957 B2 JP 5922957B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
access point
wireless
wireless access
control unit
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012054445A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013191909A (ja
Inventor
信吾 堀内
信吾 堀内
井上 剛
剛 井上
義彦 海沼
義彦 海沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone West Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Priority to JP2012054445A priority Critical patent/JP5922957B2/ja
Publication of JP2013191909A publication Critical patent/JP2013191909A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5922957B2 publication Critical patent/JP5922957B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、無線通信システム、及び干渉抑制方法に関する。
近年、IEEE802.11b/g/nなどの無線LANが、装置価格の低下やその利便性の高さなどにより、一般家庭における普及率が増加している。無線LANでは、無線リソースを共有して用いるために、複数の装置が同時に電波を送信してしまうと電波干渉が発生して伝送効率が低下することがある。例えば、集合住宅などのように、各戸ごとにアクセスポイントが設置される場合、隣接するアクセスポイント間において電波干渉が発生して伝送効率が低下してしまう。
そこで、例えば特許文献1に記載されている技術は、複数のアクセスポイントと、それぞれに接続している子機とを複数のグループに分け、グループごとに通信(マルチキャスト)を行うことにより電波干渉を軽減している。
特許第4478895号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている技術では、各グループに分けられたアクセスポイント及び子機が時分割で通信をしている。そのため、あるグループのアクセスポイント及び子機が通信をしている間は、他のグループのアクセスポイント及び子機が通信できず、ユーザの利便性を損なってしまうという問題がある。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、複数の無線アクセスポイントと、それぞれの無線アクセスポイントに接続する子機(端末装置)との間の通信において、ユーザの利便性を損なうことなく電波干渉を軽減して伝送効率を向上させることができる無線通信システム、及び干渉抑制方法を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明は、端末装置と無線通信する複数の無線アクセスポイントと、前記無線アクセスポイントに有線接続されている集合装置とを具備する無線通信システムにおいて、前記無線アクセスポイントは、他の前記無線アクセスポイントが送信した無線信号を受信すると、他の前記無線アクセスポイントから無線信号を受信したことを示す検出情報を前記集合装置に送信する無線制御部を備え、前記集合装置は、前記無線アクセスポイントから前記検出情報を受信すると、受信した前記検出情報が示す前記無線アクセスポイントにおける無線出力を制御する干渉抑制制御部を備えることを特徴とする無線通信システムである。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記干渉抑制制御部は、前記無線アクセスポイントが起動したことを通知されると、該無線アクセスポイント以外の他の前記無線アクセスポイントであって起動中の前記無線アクセスポイントに対して、前記無線アクセスポイントごとに異なる既知の信号を予め定められた期間において送信させる制御をし、前記無線制御部は、受信した前記既知の信号に基づいて、電波干渉を与えている前記無線アクセスポイントを特定することを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記干渉抑制制御部は、集合装置から前記無線アクセスポイントへの通信トラフィックがある期間と、該無線アクセスポイント以外の他の前記無線アクセスポイントから前記検出情報を受信する期間とに基づいて、電波干渉を与えている前記無線アクセスポイントを特定することを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記干渉抑制制御部は、電波干渉を与えている前記無線アクセスポイントの無線出力を下げさせる制御を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記干渉抑制制御部は、電波干渉を与えている前記無線アクセスポイントが無線通信に利用する周波数帯域を変更させる制御を行うことを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記無線制御部は、前記集合装置から無線出力を下げる制御を受けた際に、自無線アクセスポイントと無線通信をしている前記端末装置との通信状態に応じて、無線出力を下げる前の状態に戻すことを特徴とする。
また、本発明は、上記に記載の発明において、前記集合装置は、集合住宅に設置され、前記無線アクセスポイントは、前記集合住宅の各戸ごとに設置されることを特徴とする。
また、上記問題を解決するために、本発明は、端末装置と無線通信する複数の無線アクセスポイントと、前記無線アクセスポイントに有線接続されている集合装置とを具備する無線通信システムにおける干渉抑制方法であって、前記無線アクセスポイントが、他の前記無線アクセスポイントから送信された無線信号を受信すると、他の前記無線アクセスポイントから無線信号を受信したことを示す検出情報を前記集合装置に送信するステップと、前記集合装置が、前記無線アクセスポイントから前記検出情報を受信すると、受信した前記検出情報が示す前記無線アクセスポイントにおける無線出力を制御するステップとを有することを特徴とする干渉抑制方法である。
この発明によれば、無線アクセスポイントにおいて他の無線アクセスポイントが送信した無線信号を受信したことを示す検出情報に基づいて、干渉抑制制御部が検出情報により示される無線アクセスポイントの無線出力を制御する。このように、各無線アクセスポイントに対して無線信号の送信を排他的にさせずに電波干渉を軽減させるために、ユーザの利便性を損なうことなく、伝送効率を向上させることができる。
本発明に係る一実施形態における無線通信システム100の構成を示す概略ブロック図である。 本実施形態における無線LAN状態記憶部11に記憶されている状態情報の一例を示す図である。 本実施形態の無線通信システム100において干渉抑制を行う際のVDSL集合装置1による干渉抑制処理を示すフローチャートである。 本実施形態の無線通信システムにおいて干渉抑制を行う際のアクセスポイント3の処理を示すフローチャートである。 本実施形態における無線通信システム100の具体的な適用例を示す概略図である。 図5に示した例における電波干渉を抑圧する処理を示すシーケンス図である。 VDSL集合装置1からアクセスポイント3への通信トラフィックに基づいて電波干渉を与えているアクセスポイント3を特定する例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態における無線通信システム、及び干渉抑制方法を説明する。
図1は、本発明に係る一実施形態における無線通信システム100の構成を示す概略ブロック図である。同図に示すように、無線通信システム100は、VDSL(Very high-bit-rate Digital Subscribe Line)集合装置1と、VDSL集合装置1に有線接続された複数のVDSLモデム2と、各VDSLモデム2に有線接続されたアクセスポイント3と、各アクセスポイント3と無線通信する子機4とを具備している。VDSLモデム2と、VDSLモデム2に接続されたアクセスポイント3と、アクセスポイント3を介してVDSLモデム2に接続された子機4とは、サブネットワーク5を構成している。
VDSL集合装置1は、外部ネットワークと各VDSLモデム2とを接続し、各サブネットワーク5に対して外部ネットワークを利用できる環境を提供している。VDSL集合装置1は、図1に示すように、無線LAN状態記憶部11と、VDSL通信部12と、干渉抑制制御部13と、外部網通信部14とを備えている。
無線LAN状態記憶部11は、各VDSLモデム2に接続されているアクセスポイント3の状態情報を記憶している。状態情報には、電波出力状態テーブルと、無線LAN検出テーブルとが含まれる。
図2は、本実施形態における無線LAN状態記憶部11に記憶されている状態情報の一例を示す図である。図2(A)は電波出力状態テーブルを示している。電波出力状態テーブルには、各アクセスポイント3を識別するAP(Access Point)識別情報と、各アクセスポイント3から送信される無線信号(以下、信号という)の無線出力(送信電力)を示す出力状態情報とを組み合わせた情報が記憶されている。AP識別情報には、例えば、各アクセスポイント3に割り当てられているSSID(Service Set Identifier:サービスセット識別子)を用いてもよい。例えば、図2(A)に示す電波出力状態テーブルには、AP識別情報「WLAN_D」と、出力状態「−1」とを組み合わせた情報が電波出力状態テーブルに記憶されている。出力状態情報は、各アクセスポイント3の無線出力を「−2」、「−1」、「0」、「1」、「2」の5段階で表し、「−2」から「2」に向かって出力が大きくなり、段階ごとに無線出力(例えば[mW]単位で表される数値)が予め対応付けられている。
図2(B)は無線LAN検出テーブルを示している。無線LAN検出テーブルには、AP識別情報と、各アクセスポイント3において検出された他のアクセスポイント3を示す検出AP情報とを組み合わせた情報が記憶されている。例えば、図2(B)に示す無線LAN検出テーブルには、AP識別情報「WLAN_B」と、検出AP情報「WLAN_A」とを組み合わせた情報が記憶されている。なお、アクセスポイント3において他のアクセスポイント3が検出されない場合、検出AP情報は空(ヌル)を示す。なお、アクセスポイント3において他のアクセスポイント3を検出するとは、他のアクセスポイント3から送信された信号を予め定められた閾値以上の電波強度で受信することである。閾値は、実測やシミュレーションなどにおいて得られた、子機4との通信に影響が生じる電波強度に基づいて定められる。
図1に戻って、無線通信システム100の構成の説明を続ける。
VDSL通信部12は、自装置に接続されている各VDSLモデム2との間で情報の送受信を行う。また、VDSL通信部12は、VDSLモデム2から受信した情報を、当該情報の宛先に応じて、干渉抑制制御部13と外部網通信部14とのいずれかに受信した情報を出力する。また、VDSL通信部12は、干渉抑制制御部13及び外部網通信部14から入力された情報を、当該情報の宛先と一致するVDSLモデム2に送信する。
干渉抑制制御部13は、各VDSLモデム2に接続されたアクセスポイント3から受信する情報と、無線LAN状態記憶部11に記憶されている電波出力状態テーブル及び無線LAN検出テーブルとに基づいて、各アクセスポイント3における電波干渉を低減させる制御を各アクセスポイント3に対して行う。各アクセスポイント3に対する制御として、干渉抑制制御部13は、無線出力を制御する制御情報を生成し、VDSL通信部12を介して各アクセスポイント3に生成した制御情報を送信する。また、干渉抑制制御部13は、自装置にVDSLモデム2を介して新たなアクセスポイント3が接続されると、当該アクセスポイント3のAP識別情報と、出力状態情報「0」とを組み合わせた情報を無線LAN状態記憶部11に記憶させる。
外部網通信部14は、VDSL通信部12から入力された情報を外部ネットワークに送信する。また、外部網通信部14は、外部ネットワークから受信した情報をVDSL通信部12に出力する。
VDSLモデム2は、VDSL集合装置1から受信した情報をアクセスポイント3に出力し、アクセスポイント3から入力された情報をVDSL集合装置1に送信する。また、VDSLモデム2は、接続されているアクセスポイント3が起動すると、当該アクセスポイント3が起動したことを示す起動通知情報をVDSL集合装置1に送信する。
アクセスポイント3は、子機4と無線通信することにより、子機4とVDSLモデム2とを相互に接続させる。すなわち、アクセスポイント3は、VDSLモデム2を介した外部ネットワークを利用できる環境を子機4に対して提供する。アクセスポイント3と子機4とは、例えば、IEEE802.11b/g/nなどの無線LAN規格に準拠した無線通信を行う。アクセスポイント3は、図1に示すように、有線通信部31と、無線通信部32と、アンテナ33と、無線制御部34とを備えている。
有線通信部31は、VDSLモデム2を介してVDSL集合装置1から受信する情報のうち、自装置(アクセスポイント3)に対する制御情報を無線制御部34に出力し、制御情報以外の情報を無線通信部32に出力する。無線通信部32は、有線通信部31から入力される情報を、自装置と接続している子機4に対してアンテナ33を介して送信する。また、無線通信部32は、アンテナ33を介して受信した信号を有線通信部31及び無線制御部34に出力する。無線制御部34は、有線通信部31を介して、干渉抑制制御部13から受信する制御情報に基づいて、無線通信部32を制御する。また、無線制御部34は、無線通信部32から入力される情報に他のアクセスポイント3が送信した信号が含まれていることを検出すると、他のアクセスポイント3の信号を受信したことを示す検出情報を、有線通信部31を介して干渉抑制制御部13に送信する。
子機4は、ユーザの操作に応じて外部ネットワーク宛の情報を生成する情報処理装置であり、例えば、無線LAN機能を有するコンピュータなどである。
図3は、本実施形態の無線通信システム100において干渉抑制を行う際のVDSL集合装置1による干渉抑制処理を示すフローチャートである。
VDSLモデム2に接続されているアクセスポイント3が起動して、VDSLモデム2から起動通知情報を受信すると、干渉抑制制御部13は、起動したアクセスポイント3に対して無線の出力(電力)を出力状態「0」に対応する出力に変更する指示を含む初期化情報を生成して送信する(ステップS101)。
干渉抑制制御部13は、起動中の各アクセスポイント3に対して検出情報を要求し、受信した検出情報に基づいて、無線LAN状態記憶部11に記憶されている無線LAN検出テーブルを更新する(ステップS102)。
干渉抑制制御部13は、無線LAN検出テーブルに基づいて、他のアクセスポイント3を検出したアクセスポイント3があるか否かを判定する(ステップS103)。
起動中のアクセスポイント3のいずれかが他のアクセスポイント3を検出した場合(ステップS103:YES)、干渉抑制制御部13は、無線LAN状態記憶部11に記憶されている出力状態テーブルに基づいて、検出された他のアクセスポイント3、すなわち干渉を与えているアクセスポイント3の無線出力(送信電力)を下げることができるか否かを判定する(ステップS104)。具体的には、干渉を与えているアクセスポイント3のAP識別情報と組み合わされている出力状態情報が「−2」以外の値であるか否かを干渉抑制制御部13は判定する。
干渉を与えているアクセスポイント3の出力を下げることができない場合(ステップS104:NO)、干渉抑制制御部13は処理を終了する。一方、干渉を与えているアクセスポイント3の出力を下げることができる場合(ステップS104:YES)、干渉抑制制御部13は、干渉を与えているアクセスポイント3に対して出力を1段階下げる制御情報を送信し、電波出力状態テーブルに記憶されている干渉を与えているアクセスポイント3に対応する出力状態情報を1段階下げる変更を行う(ステップS105)。
干渉抑制制御部13は、他のアクセスポイント3を検出したアクセスポイント3、すなわち干渉を受けているアクセスポイント3に対して検出情報を要求し、受信した検出情報に基づいて、無線LAN状態記憶部11に記憶されている無線LAN検出テーブルを更新する(ステップS106)。
干渉抑制制御部13は、無線LAN検出テーブルに基づいて、干渉を受けているアクセスポイント3が他のアクセスポイント3を検出したか否かを判定する(ステップS107)。
干渉を受けているアクセスポイント3が他のアクセスポイント3を検出した場合(ステップS107:YES)、干渉抑制制御部13は、処理をステップS103に戻してステップS104からステップS107までの処理を繰り返して行う。一方、干渉を受けているアクセスポイント3が他のアクセスポイント3を検出しない場合(ステップS107:NO)、干渉抑制制御部13は処理を終了する。
ステップS103において、全てのアクセスポイント3が他のアクセスポイント3を検出しない場合(ステップS103:NO)、干渉抑制制御部13は、無線LAN状態記憶部11に記憶されている出力状態テーブルに基づいて、出力を増加できるアクセスポイント3が存在するか否かを判定する(ステップS108)。
出力を増加できるアクセスポイント3が存在しない場合(ステップS108:NO)、干渉抑制制御部13は処理を終了する。一方、出力を増加できるアクセスポイント3が存在する場合(ステップS108:YES)、干渉抑制制御部13は、当該アクセスポイント3に対して出力を1段階上げる制御情報を送信し、電波出力状態テーブルに記憶されている当該アクセスポイント3に対応する出力状態情報を1段階上げる変更を行う(ステップS109)。
干渉抑制制御部13は、起動中の各アクセスポイント3に対して検出情報を要求し、受信した検出情報に基づいて、無線LAN状態記憶部11に記憶されている無線LAN検出テーブルを更新する(ステップS110)。
干渉抑制制御部13は、無線LAN検出テーブルに基づいて、他のアクセスポイント3を検出したアクセスポイント3があるか否かを判定し(ステップS111)、他のアクセスポイント3を検出したアクセスポイント3がない場合(ステップS111:NO)、処理をステップS108に戻してステップS108からステップS111までの処理を繰り返して行う。一方、他のアクセスポイント3を検出したアクセスポイント3がある場合(ステップS111:YES)、干渉抑制制御部13は、ステップS109において出力を1段階上げたアクセスポイント3に対して出力を1段階下げる制御情報を送信し、電波出力状態テーブルに記憶されている当該アクセスポイント3に対応する出力状態情報を1段階下げる変更を行い(ステップS112)、処理を終了する。
図4は、本実施形態の無線通信システム100において干渉抑制を行う際のアクセスポイント3の処理を示すフローチャートである。図4(A)はVDSL集合装置1から検出情報を要求されたときの検出情報処理であり、図4(B)はVDSL集合装置1から制御情報を受信したときの制御処理である。
アクセスポイント3において、無線制御部34は、有線通信部31を介して、干渉抑制制御部13から検出情報を要求する要求情報を受信すると、予め定められた期間において他のアクセスポイント3が送信した情報を受信する否かを判定する(ステップS201)。他のアクセスポイント3が送信した情報を受信した場合(ステップS201:YES)、無線制御部34は、受信した情報に含まれるAP識別情報に対応するアクセスポイント3を検出したことを示す検出情報を干渉抑制制御部13に有線通信部31を介して送信し(ステップS202)、処理を終了する。一方、他のアクセスポイント3が送信した情報を受信しなかった場合(ステップS201:NO)、無線制御部34は、他のアクセスポイント3を検出しなかったことを示す検出情報を干渉抑制制御部13に有線通信部31を介して送信し(ステップS203)、処理を終了する。
アクセスポイント3において、無線制御部34は、有線通信部31を介して、干渉抑制制御部13から制御情報を受信すると、受信した制御情報が出力を1段階下げることを示しているか否かを判定し(ステップS211)、制御情報が出力を1段階下げることを示している場合(ステップS211:YES)、無線通信部32における出力を1段階下げる制御を行う(ステップS212)。一方、制御情報が出力を1段階下げることを示していない場合(ステップS211:NO)、無線制御部34は、無線通信部32における出力を1段階上げる制御を行う(ステップS213)。
無線制御部34は、無線通信部32に対する制御を完了すると、制御情報に対応する処理を完了したことを示す完了情報を干渉抑制制御部13に有線通信部31を介して送信する(ステップS214)。
以下、具体的な事例を示して、無線通信システム100の動作(干渉抑制方法)について説明する。
図5は、本実施形態における無線通信システム100の具体的な適用例を示す概略図である。ここでは、6戸からなる集合住宅において101号室から203号室それぞれにサブネットワーク5があり、202号室に位置するアクセスポイント3が、101号室に位置するアクセスポイント3に対して電波干渉を生じさせている場合について説明する。また、VDSL集合装置1は、ONU(Optical Network Unit:光回線終端装置)を介して外部ネットワークに接続されており、集合住宅内の管理室や機械室などに設置される。
図6は、図5に示した例における電波干渉を抑圧する処理を示すシーケンス図である。
ユーザの操作等に応じて、101号室に位置するVDSLモデム2及びアクセスポイント3が起動すると(ステップS301)、VDSLモデム2は起動通知情報をVDSL集合装置1に送信する(ステップS302)。
VDLS集合装置1において、干渉抑制制御部13は、101号室のVDSLモデム2から起動通知情報を受信すると、干渉抑制処理(図3)を開始し、101号室のアクセスポイント3に対して要求情報を送信する(ステップS303)。
101号室のアクセスポイント3において、無線制御部34は、VDSLモデム2を介して、VDSL集合装置1から要求情報を受信すると、予め定められた期間において無線通信部32に受信を行わせる。そして、無線制御部34は、無線通信部32により受信された信号に202号室のアクセスポイント3から送信された信号が含まれることを検出する(ステップS304)。
無線制御部34は、検出した202号室のアクセスポイント3に対応するAP識別情報を含む検出情報をVDSL集合装置1に送信する(ステップS305)。なお、202号室のアクセスポイント3のAP識別情報は、例えば、各アクセスポイント3が定期的に送信するビーコン信号に含まれるアクセスポイント3のSSIDから検出する。
VDSL集合装置1において、干渉抑制制御部13は、101号室のアクセスポイント3から受信した検出情報を用いて、無線LAN状態記憶部11に記憶されている無線LAN検出テーブルを更新する(ステップS306)。干渉抑制制御部13は、無線LAN状態記憶部11に記憶されている電波出力状態テーブルに基づいて、検出された202号室のアクセスポイント3の出力を下げられると判定し、202号室のアクセスポイント3に対して出力を1段階下げることを指示する制御情報を送信する(ステップS307)。
202号室のアクセスポイント3において、無線制御部34は、VDSLモデム2を介して、VDSL集合装置1から制御情報を受信すると、受信した制御情報に応じて、無線通信部32における出力を下げる制御を行う(ステップS308)。無線制御部34は、無線通信部32における出力を下げる制御が完了すると、出力を下げる制御が完了したことを示す完了情報をVDSL集合装置1に送信する(ステップS309)。
VDSL集合装置1において、干渉抑制制御部13は、202号室のアクセスポイント3(干渉を与えているアクセスポイント3)が出力を下げたことで、101号室のアクセスポイント3における電波干渉が解消されたことを確認するために、要求情報を101号室のアクセスポイント3に再度送信する(ステップS310)。
202号室のアクセスポイント3において、無線制御部34は、VDSLモデム2を介して、VDSL集合装置1から要求情報を受信すると、予め定められた期間において無線通信部32により受信された信号に202号室のアクセスポイント3を含む他のアクセスポイント3から送信された信号が含まれないことを検出する(ステップS311)。無線制御部34は、他のアクセスポイント3を検出しないことを示す検出情報をVDSL集合装置1に送信する(ステップS312)。
VDSL集合装置1において、干渉抑制制御部13は、101号室のアクセスポイント3から検出情報を受信し、当該アクセスポイント3が電波干渉を受けていないと判定し(ステップS313)、干渉抑圧処理を終了する。
上述のように、本実施形態における無線通信システム100では、アクセスポイント3が他のアクセスポイント3から信号を受信すると、その旨を示す検出情報に基づいて、検出されたアクセスポイント3の無線出力(送信電力)を下げる制御を干渉抑制制御部13が行う。すなわち、無線通信システム100が具備する複数のアクセスポイント3の間で電波干渉が生じると、干渉抑制制御部13は、他のアクセスポイント3に対して電波干渉を与えているアクセスポイント3の無線出力を下げて電波干渉を軽減させることができる。
このとき、干渉抑制制御部13は、各アクセスポイント3と、それぞれのアクセスポイント3に接続する子機4との間の通信を制限する制御等を行わないので、ユーザの利便性を損なうことなく、電波干渉を軽減して伝送効率を向上させることができる。また、特に集合住宅では、アクセスポイント3の無線出力を段階的に下げることにより、隣接する戸における電波干渉を軽減させつつ、無線通信を維持することに適している。
なお、上述の実施形態において、VDSLモデム2は、アクセスポイント3が起動したときに起動通知情報をVDSL集合装置1に送信する構成について説明したが、これに限ることなく、VDSLモデム2は、アクセスポイント3に対して子機4が接続を要求したことを検出して起動通知情報をVDSL集合装置1に送信するようにしてもよい。また、アクセスポイント3は、他のアクセスポイント3を検出すると、起動通知情報をVDSL集合装置1に送信させる要求をVDSLモデム2に対して行い、VDSL集合装置1に干渉抑制処理を行わせるようにしてもよい。この場合、アクセスポイント3は既に起動しているのでステップS101を行わずともよい。
また、上述の実施形態において、ステップS104において無線出力を下げることができない場合にVDSL集合装置1は処理を終了する構成について説明した。しかし、これに限ることなく、VDSL集合装置1は複数のアクセスポイント3において用いられているチャネル(子機4との通信に使用する周波数帯域)を変更して電波干渉を低減させるようにしてもよい。具体的には、電波出力状態テーブルに各アクセスポイント3の出力状態情報に加えて使用するチャネルを示すチャネル情報をAP識別情報に対応付けて記憶させる。更に、干渉抑制制御部13は、電波干渉を与えているアクセスポイント3が使用しているチャネルと異なるチャネルを利用させる制御を、起動したアクセスポイント3に対して行う。
これにより、最小の無線出力(送信電力)にて送信を行っているアクセスポイント3が他のアクセスポイント3に対して電波干渉を与えている場合においても、電波干渉を軽減させることができる。
また、上述の実施形態において、VDSLモデム2とアクセスポイント3とを異なる装置として説明したが、これに限ることなく、VDSLモデム2とアクセスポイント3との機能を有する1つの装置を設け、当該装置をVDSL集合装置1と接続して子機4に外部のネットワークを利用できる環境を提供するようにしてもよい。
また、上述の実施形態におけるアクセスポイント3のAP識別情報は、予め割り当てられていてもよいし、干渉抑制制御部13が各アクセスポイント3に対して重複しないように割り当ててもよい。
また、上述の実施形態において、アクセスポイント3は、無線出力を1段階下げることを指示する制御情報をVDSL集合装置1から受信すると、無線出力を下げる構成について説明した。しかし、これに限ることなく、各アクセスポイント3は、無線出力を下げることにより、無線通信を行っている子機4との間の通信状態に支障が生じないか否かの判定を行った後に完了情報をVDSL集合装置1に送信するようにしてもよい。ここで、子機4との通信状態に支障が生じるか否かの判定は、例えば、アクセスポイント3の無線出力を下げた際に子機4との通信において予め定めた回数以上の再送やエラーが生じるか否かにより行う。
また、上述の実施形態において、各アクセスポイント3は受信した信号に含まれる他のアクセスポイント3の識別子に基づいて、他のアクセスポイント3が送信したことを検出する構成について説明した。しかし、これに限ることなく、干渉抑制制御部13がアクセスポイント3ごとに異なる既知の信号(トレーニング信号など)を所定の期間において送信させる制御を、起動通知情報を送信したアクセスポイント3以外のアクセスポイント3に対して行うようにしてもよい。そして、起動通知情報を送信したアクセスポイント3の無線制御部34は、受信した信号に含まれる既知の信号に基づいて、他のアクセスポイント3を識別するようにしてもよい。
また、上述の実施形態において、各アクセスポイント3において受信される信号に含まれる識別子(SSIDなど)により、電波干渉を与えているアクセスポイント3を特定する構成について説明した。しかし、これに限ることなく、VDSL集合装置1からアクセスポイント3への通信トラフィックがある期間に基づいて、電波干渉を与えているアクセスポイント3を特定するようにしてもよい。例えば、干渉抑制制御部13は、他のアクセスポイント3から信号を受信していることを示す検出情報を受信する期間と、VDSL集合装置1からアクセスポイント3への通信トラフィックがある期間とが類似する場合、VDSL集合装置1からの通信トラフィックがあるアクセスポイント3を、電波干渉を与えているアクセスポイント3として判定する。図5に示した202号室のアクセスポイント3が101号室のアクセスポイント3に電波干渉を与えている場合を例にして説明する。
図7は、VDSL集合装置1からアクセスポイント3への通信トラフィックに基づいて電波干渉を与えているアクセスポイント3を特定する例を示す図である。図7(A)はVDSL集合装置1から202号室のVDSLモデム2への通信トラフィックを示す図である。同図において、横軸は時間を示し、縦軸は通信トラフィック量を示している。時刻tから時間T1の間に通信トラフィックがなく、時刻t2から時間T2の間に通信トラフィックがあり、時刻t3から時間T3の間に通信トラフィックがなく、時刻t4から時間T4の間に通信トラフィックがあり、時刻t5から時間T5の間に通信トラフィックがないことを示している。
図7(B)は101号室のアクセスポイント3が受信する信号の電波強度を示している。同図において、横軸は時間を示し、縦軸は電波強度を示している。ここで、予め定められた閾値以上の電波強度がある場合に他のアクセスポイント3から電波干渉を受けていると判定している。同図に示す場合では、時刻t2から時間T2の間と、時刻t4から時間T4の間とにおいて、101号室のアクセスポイント3から干渉抑制制御部13に検出情報が送信されることになる。
101号室のアクセスポイント3は、202号室のアクセスポイント3から電波干渉を受けているため、202号室のアクセスポイント3から子機4への通信トラフィックがある場合、すなわち202号室のアクセスポイント3が送信している期間に電波強度が高くなる。202号室のアクセスポイント3から子機4への通信トラフィックと、VDSL集合装置1から202号室のVDSLモデム2への通信トラフィックとは概ね同じであるので、干渉抑制制御部13は、101号室のアクセスポイント3から検出情報を受信する期間と、VDSL集合装置1から202号室のVDSLモデム2への通信トラフィックがある期間とに基づいて、202号室のアクセスポイント3が電波干渉を与えていると判定することができる。
このように、電波干渉を与えているアクセスポイント3の特定を、VDSL集合装置1から各VDSLモデム2への通信トラフィックがある期間に基づいて行うことにより、特定の精度を向上させることができ、電波干渉の低減をより効果的に行うことができる。
なお、本発明におけるVDSL集合装置1から機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより干渉抑圧処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。更に「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。更に、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
なお、本発明に記載の集合装置は、実施形態におけるVDSL集合装置1に対応する。本発明に記載の無線アクセスポイントは、実施形態におけるアクセスポイント3に対応する。本発明に記載の端末装置は、実施形態における子機4に対応する。
1…VDSL集合装置(集合装置)
2…VDSLモデム
3…アクセスポイント(無線アクセスポイント)
4…子機(端末装置)
5…サブネットワーク
11…無線LAN状態記憶部
12…VDSL通信部
13…干渉抑制制御部
14…外部網通信部
31…有線通信部
32…無線通信部
33…アンテナ
34…無線制御部
100…無線通信システム

Claims (6)

  1. 端末装置と無線通信する複数の無線アクセスポイントと、前記無線アクセスポイントに有線接続されている集合装置とを具備する無線通信システムにおいて、
    前記無線アクセスポイントは、
    他の前記無線アクセスポイントが送信した無線信号を受信すると、他の前記無線アクセスポイントから無線信号を受信したことを示す検出情報を前記集合装置に送信する無線制御部を備え、
    前記集合装置は、
    前記無線アクセスポイントから前記検出情報を受信すると、受信した前記検出情報が示す前記無線アクセスポイントにおける無線出力を制御する干渉抑制制御部を備え、
    前記干渉抑制制御部は、
    前記無線アクセスポイントが起動したことを通知されると、該無線アクセスポイント以外の他の前記無線アクセスポイントであって起動中の前記無線アクセスポイントに対して、前記無線アクセスポイントごとに異なる既知の信号を予め定められた期間において送信させる制御をし、
    前記無線制御部は、
    受信した前記既知の信号に基づいて、電波干渉を与えている前記無線アクセスポイントを特定する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムであって、
    前記干渉抑制制御部は、
    電波干渉を与えている前記無線アクセスポイントが無線通信に利用する周波数帯域を変更させる制御を行う
    ことを特徴とする無線通信システム。
  3. 端末装置と無線通信する複数の無線アクセスポイントと、前記無線アクセスポイントに有線接続されている集合装置とを具備する無線通信システムにおいて、
    前記無線アクセスポイントは、
    他の前記無線アクセスポイントが送信した無線信号を受信すると、他の前記無線アクセスポイントから無線信号を受信したことを示す検出情報を前記集合装置に送信する無線制御部を備え、
    前記集合装置は、
    前記無線アクセスポイントから前記検出情報を受信すると、受信した前記検出情報が示す前記無線アクセスポイントにおける無線出力を制御する干渉抑制制御部を備え、
    前記干渉抑制制御部は、
    電波干渉を与えている前記無線アクセスポイントの無線出力を下げる制御を行い、
    前記無線制御部は、
    前記集合装置から無線出力を下げる制御を受けた際に、自無線アクセスポイントと無線通信をしている前記端末装置との通信状態に応じて、無線出力を下げる前の状態に戻す
    ことを特徴とする無線通信システム。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の無線通信システムであって、
    前記集合装置は、集合住宅に設置され、
    前記無線アクセスポイントは、前記集合住宅の各戸ごとに設置される
    ことを特徴とする無線通信システム。
  5. 端末装置と無線通信する複数の無線アクセスポイントと、前記無線アクセスポイントに有線接続されている集合装置とを具備する無線通信システムにおける干渉抑制方法であって、
    前記無線アクセスポイントが、他の前記無線アクセスポイントから送信された無線信号を受信すると、他の前記無線アクセスポイントから無線信号を受信したことを示す検出情報を前記集合装置に送信する第1のステップと、
    前記集合装置が、前記無線アクセスポイントから前記検出情報を受信すると、受信した前記検出情報が示す前記無線アクセスポイントにおける無線出力を制御する第2のステップと、
    前記集合装置が、前記無線アクセスポイントが起動したことを通知されると、該無線アクセスポイント以外の他の前記無線アクセスポイントであって起動中の前記無線アクセスポイントに対して、前記無線アクセスポイントごとに異なる既知の信号を予め定められた期間において送信させる制御をする第3のステップと、
    を有し、
    前記第1のステップでは、受信した前記既知の信号に基づいて、電波干渉を与えている前記無線アクセスポイントを特定する
    ことを特徴とする干渉抑制方法。
  6. 端末装置と無線通信する複数の無線アクセスポイントと、前記無線アクセスポイントに有線接続されている集合装置とを具備する無線通信システムにおける干渉抑制方法であって、
    前記無線アクセスポイントが、他の前記無線アクセスポイントから送信された無線信号を受信すると、他の前記無線アクセスポイントから無線信号を受信したことを示す検出情報を前記集合装置に送信する第1のステップと、
    前記集合装置が、前記無線アクセスポイントから前記検出情報を受信すると、受信した前記検出情報が示す前記無線アクセスポイントにおける無線出力を下げる制御を行う第2のステップと、
    を有し、
    前記無線アクセスポイントが、前記集合装置から無線出力を下げる制御を受けた際に、自無線アクセスポイントと無線通信をしている前記端末装置との通信状態に応じて、無線出力を下げる前の状態に戻す
    ことを特徴とする干渉抑制方法。
JP2012054445A 2012-03-12 2012-03-12 無線通信システム、及び干渉抑制方法 Active JP5922957B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012054445A JP5922957B2 (ja) 2012-03-12 2012-03-12 無線通信システム、及び干渉抑制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012054445A JP5922957B2 (ja) 2012-03-12 2012-03-12 無線通信システム、及び干渉抑制方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013191909A JP2013191909A (ja) 2013-09-26
JP5922957B2 true JP5922957B2 (ja) 2016-05-24

Family

ID=49391788

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012054445A Active JP5922957B2 (ja) 2012-03-12 2012-03-12 無線通信システム、及び干渉抑制方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5922957B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6170410B2 (ja) * 2013-10-31 2017-07-26 日本電信電話株式会社 通信システムおよび通信方法
EP3048846B1 (en) * 2015-01-23 2018-07-04 Alcatel Lucent Method, system and a computer program product for managing the operation of a wireless access point
JP6328595B2 (ja) * 2015-09-29 2018-05-23 東芝テック株式会社 情報処理装置及びプログラム
WO2018180624A1 (ja) * 2017-03-30 2018-10-04 日本電気株式会社 通信制御装置、通信制御方法、無線通信機器及び通信制御システム
JP6607613B2 (ja) * 2017-08-30 2019-11-20 Necプラットフォームズ株式会社 無線lan通信システムおよび無線lan通信装置消費電力制御方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3421639B2 (ja) * 2000-06-01 2003-06-30 富士通株式会社 複数の無線通信部を有する情報処理装置におけるrf信号干渉を防止するための通信監視制御
JP2004207840A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Nec Corp 無線リソース管理方法及びそれに用いる管理装置、基地局及び端末
WO2011039935A1 (ja) * 2009-10-01 2011-04-07 日本電気株式会社 移動通信システム、基地局、ネットワーク装置、並びにこれらの制御方法及びプログラム
JP2011097356A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Aiphone Co Ltd 集合住宅インターホンシステム
JP2011124857A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Kyocera Corp 無線通信システム、無線基地局、無線端末、及び通信制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013191909A (ja) 2013-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102197555B1 (ko) 무선 통신 시스템의 장치 및 방법
CN111226351B (zh) 一种广播波束域调整方法及装置
JP7030851B2 (ja) 測定ギャップの設定方法、装置、設備、端末及びシステム
CN110381490B (zh) 一种用于无线耳机的通信方法、无线耳机和无线设备
US8547946B2 (en) Efficient creation of WLAN connections
KR20110126359A (ko) 단말기 및 그 단말기에서 테더링 서비스 수행 방법
JP5922957B2 (ja) 無線通信システム、及び干渉抑制方法
JP6289650B2 (ja) データ送信方法およびデバイス
EP2770701B1 (en) Apparatus and method for providing a wireless communication in a portable terminal
WO2019029511A1 (zh) 接收广播消息的资源位置指示方法、网络设备、用户终端及系统
CN104918302B (zh) 一种构建无线网格网络的方法及无线音箱
JP2004282756A (ja) 無線lanシステムでの無線接続ノードの電力制御方法
JP6980171B2 (ja) 情報の伝送方法および装置
JP2016541163A (ja) ワイヤレスデバイスのリレー動作を変更するためのシステム、方法およびデバイス
CN113542343A (zh) 用于混合网络中g3-plc自举的装置和方法
KR20230125315A (ko) 빔 지시 방법, 장치 및 통신 기기(beam indicationmethod and apparatus, and communication device)
WO2017156789A1 (zh) 基于设备到设备的通信方法和终端
CN110830203B (zh) 一种准共址信息指示的方法和设备
JP6384187B2 (ja) ネットワークシステム、中継装置、およびネットワークシステムにおいて複数のグループの構成を制御する方法
EP3383129B1 (en) Master-slave type network-based method and apparatus for selecting management frame antenna
CN111669261B (zh) 电子设备、第二电子设备及用于选择性接收触发帧的方法
US10555255B2 (en) Selecting an access point for providing network access to a wireless device based on historical network activity
CN105828412A (zh) 一种网络连接方法及装置
CN105264942A (zh) 一种数据传输发射端设备、接收端设备和方法
CN105191460A (zh) 一种信息传输方法、设备及系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140813

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150421

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150611

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151218

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160210

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20160219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160412

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160415

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5922957

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250