JPH01253674A - 移動体位置ゾーン検知装置 - Google Patents

移動体位置ゾーン検知装置

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JPH01253674A
JPH01253674A JP8041888A JP8041888A JPH01253674A JP H01253674 A JPH01253674 A JP H01253674A JP 8041888 A JP8041888 A JP 8041888A JP 8041888 A JP8041888 A JP 8041888A JP H01253674 A JPH01253674 A JP H01253674A
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泉 石井
Hachiro Katayama
八郎 片山
Yoichi Kawabe
河辺 洋一
Atsushi Mizukami
水上 淳
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Kokusai Denki Engineering Co Ltd
Kokusai Electric Corp
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Kokusai Denki Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は、空間を伝搬媒体とする小電力または微弱電波
による無線通信回線、または漏洩同軸ケーブルによる無
線通信回線の固定中央局側に接続された分散受信機で通
信相手の移動子機から送信される電波を受信し、当該移
動子機が存在する位置を検知する移動体位置ゾーン検知
装置に関するものである。
(従来技術とその問題点) 小電力1微弱電波または漏洩同軸ケーブルなどにより比
較的狭い範囲で複数の移動子機と固定局とが相互通信を
行う場合、サービスエリアを拡大するために固定局に有
線などで接続された複数の分散受信機を分散配置し、複
数の移動子機の送信電波を各分散受信機が受信して中央
固定局に伝送するシステムが用いられている。
このようなシステムでは、移動子機の現在位置を検知す
る必要があり、移動子機からの電波を受けた分散受信機
側では、移動子機が分散受信機のサービスエリア内にあ
るか否かの一義的な判定を行っていた。小電力または微
弱電波なとを利用する場合、移動子機からの電波を受信
する分散受信機のアンテナには通常無指向性のアンテナ
が用いられ、そのサービスエリアはアンテナを中rC,
−(=こして水平面でほぼ円形の領域である。このほぼ
円形のサービスエリア内に移動子機が位置するか否かの
二者択一的な判定を行うために従来は、予め設定された
分散受信機の受信入力基準レベルと移動子機からの受信
レベルとを比較し、受信レベルが基準レベルを超えた時
受信出力が得られような例えばスケルチ動作をする回路
構成で判定していた。
しかし、近年業務用や家庭用のテレコントロールテレメ
ータシステム、構内ページングシステム。
伝達データ伝送システム、連絡用通信システムなどのい
わゆる構内無線に小電力無線が活用されるようになり、
複数移動子機の存在位置を細かく検知して固定局から移
動体に対して細かい位置に対応した的確な通信サービス
を行う必要が生じてきた。しかし、従来の受信方式では
移動子機が分散受信機の受信サービスエリア内か否かの
判定しか得られないため移動子機の現在位置がサービス
エリア内にあっても分散受信機のアンテナの近くにある
のか、離れているかの区別を検知することが出来ないと
いう欠点があり、細かい位置に対応した的確な通信連絡
や緊象、通信サービスができなかった。
(発明の目的) 本発明の目的は、このような欠点を補うため、分散受信
機の受信サービスエリア内に複数のゾーンを設け、どの
ゾーンに移動子機が存在するかを検知することによって
移動子機に対するより的確な通信サービスを行うことが
できる移動体位置ゾーン検知装置を提供することにある
(発明の構成と動作) 本発明による移動体位置ゾーン検知装置は、1本のアン
テナまたは1本の漏洩形同軸ケーブルに接続された高周
波増幅器の出力を分岐した第1乃至第n(n≧1.整数
)の出力が予め定められた減衰量(n−1)αの減衰器
を介してそれぞれ一方の入力端子に入力される第1乃至
第nの比較器と、前記第1乃至第nの比較器の他方の入
力端子にそれぞれ入力される基準レベルを発生ずる基準
レベル発生器と、前記第1乃至第nの比較器の出力側に
接続された判定回路とを備え、前記移動子機から電波を
受信したとき前記1本のアンテナまたは漏洩形同軸ケー
ブルのサービスエリアが前記1本のアンテナまたは漏洩
形同軸ケーブルの近くから遠(へ前記電波の受信レベル
の所望の区分に対応して順次区分された(n+1)個の
ゾーンの内のいづれに前記移動子機が位置するかに対応
するゾーン区分信号が前記判定回路から出力されるよう
に構成されたことを特徴とするものである。
前述の判定回路は、前記第1乃至第nの比較器の一方の
入力端子に入力された入力レベルが前記基準レベルより
すべて大きいとき出力が得られるように接続された第1
のANDゲートと、前記第1乃至第m (man)の比
較器の前記入力レベルが前記基準レベルより大きくかつ
第(m+1)乃至第nの比較器の前記入力レベルが前記
基準レベルより小さいときそれぞれ出力が得られるよう
に接続された第2乃至第nのANDゲートと、前記第1
乃至第nの比較器の入力レベルが前記基準レベルよりす
べて小さいとき出力が得られるように接続された第(n
+1)のANDゲートとから構成される。
以下図面により本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例であり、サービスエリ
ア内を2つのゾーンに区分した場合である。第1図(1
)は、分散受信機2のアンテナ4に分岐接続されたゾー
ン検知回路部7の回路構成側図である。このゾーン検知
回路部7は、分散受信機2の内部に実装してもよいが独
立ケースに収容して付加装置としてもよい。第1図(2
)は、無指向性アンテナ4を中心とするほぼ円形の受信
サービスエリア5と6の平面図であり、第1図(3)は
アンテナ4を中心にほぼ円錐形となるアンテナ受信入力
レベル対距離特性の中心縦断面図である。縦軸はアンテ
ナ入力レベルを示し、横軸は中心0点から左右へアンテ
ナからの距離を示す。図において、移動子機の最大送信
出力と空間電波の伝搬状態がともに一定であるとすると
、アンテナ4の受信人カレベルは、移動子機が第1図(
3)の距離を示す横軸の中心0点にあるアンテナ4の位
置から離れるに従って低下し、稜線1で示すような円錐
形状の入力レベル特性を示す。この入力レベル距離特性
1は、移動子機からの受信レベルの上限値を示すことに
なる。
さて、移動子機から送られてくる電波を受信アンテナ4
で受信した受信入力は、高周波増幅器8を経て整流器9
で整流され比較器13のA端子に入力されると同時に高
周波増幅器8から分岐された出力は減衰器10でαdB
だけ減衰され整流器11を経て肚較器14のB端子に入
力される。比較器13および14のそれぞれ他方の入力
端子Cには基準レベル発生器12から基準レベルE。が
入力される。
基準レベルE。は、回線設計によりゾーン検知回路部7
の最高感度に近い値に設定され、サービスエリア6を特
定するとともに、サービスエリア6の内側と外側(ゾー
ン外Z。)の区分を明確にする。また、減衰器10の減
衰量αは、サービスエリア6の内側を2つのゾーンすな
わちアンテナに近いほぼ円形ゾーン5で示す第1ゾーン
Z1とその外側のドーナツ状の第2ゾーンZ2とに区分
するような値に設定される。すなわち、アンテナの位置
0点における最大入力レベルと前述の基準レベルE。の
ほぼ中間の値に設定され、0点における最大入力レベル
よりαdBだけ低い値を尖頭とする円錐形状の入力レベ
ル距離特性3の入力レベルが基準レベルE。を超える第
1ゾーンZ1を特定することができる。
以上のように基準レベルE。と減衰量αが設定されてい
るので、比較器13のA端子に入力されるレベルは、最
大入力レベル特性1に相当するレベルであり、比較器1
4のB端子に入力されるレベルは、最大入力レベル特性
1よりαdB減衰した入力レベル特性3に相当するレベ
ルである。これらの比較器13および14では各入力端
子に入力されたレベルを比較し、 A端子レベル>Eoの時S、端子に、 A端子レベル< E oの時S2端子に、B端子レベル
>Eoの時S3端子に、 B端子レベル< E oO時S4端子に出力が現れ、ゲ
ート回路部15の各ANDゲート16.17および18
に導かれる。ANDゲー目6にはS1端子とS3端子か
らの出力が、ANDゲー目7にはS、端子と34端子か
らの出力が、ANDゲー目8にはS2端子とS4端子か
らの出力がそれぞれ加えられる。
このような回路構成を有する実施例において、第1ゾー
ンZl内に位置する移動子機M1からのf、電波をアン
テナ4で受信した場合、受信入力特性1上に示す受信レ
ベルaの入力は高周波増幅器8を経て整流器9で整流さ
れ比較器13のA端子に印加され基準レベルE。を超え
ているのでS。
端子に出力が現れる。一方、高周波増幅器8から分岐さ
れた出力は減衰器10でαdBだけ減衰し、受信入力特
性3上に示すレベルa゛に相当するレベルになり、整流
器11を経て比較器14のB端子に入力され基準レベル
E。を超えているので33端子に出力が現れる。S1端
子と33端子からの出力によりANDゲート16が開き
、第1ゾーンZ、を示す出力信号となる。
次に、第2ゾーンZ2内に位置する移動子機M2からの
f1電波をアンテナ4で受信した場合、受信入力時性1
上に示す受信レベルbの入力は、高周波増幅器8を経て
分岐され、整流器9と、減衰器10でαtJB減衰して
整流器11とに導かれる。整流器11に導かれるレベル
は受信入力持性3上に示すレベルb゛に相当する。この
場合、レベルb > E o。
レベルb” < E oであり比較器13.14の81
端子と84端子からの出力によりANDゲート17が開
き第2ゾーンZ2を示す出力信号となる。
同様にゾーン外Z。に位置する移動子機M3からの電波
の受信レベルd、d”は、レベルd < E O+レレ
ベd ’ < E’ oの関係にあり、比較器13.1
4の32、S4端子からの出力によりANDゲート18
が開きゾーン外Z。を示す出力信号となる。
以」二の動作により、ANDゲー1−16.17.’1
8の出力はそれぞれZ1ゾーン信号、Z2ゾーン信号Z
oゾーン信号として特定することができ、これらを表示
回路、制御回路等既知の回路で信号処理し活用すること
ができる。
以上述べた本発明による第1の実施例によれば、受信サ
ービスエリア内を2つのゾーンに区分して移動子機の現
在位置を検知することにより、従来の2倍の細かさで移
動機の位置に対応した的確な通信を行うことができる。
次に、本発明の第2の実施例として分散受信機の受信サ
ービスエリア内を3つのゾーンに区分した場合のゾーン
検知回路部36の回路構成例を第2図に示す。
第2図において、受信アンテナ33からの受信入力は、
ゾーン検知回路部36の高周波増幅器37で増幅された
あと3つに分岐され、その第1は直接整流器38を経て
比較器44のA端子に入力される。この信号はアンテナ
33に最も近い区分を示す第1ゾーンZ、を特定する信
号となる。次に高周波増幅器37の第2の分岐出力は減
衰器39でαdB減衰されることにより第1ゾーンZ、
の外側の第2ゾーンZ2を特定する信号となって整流器
40を経て比較器45のB端子に入力される。次に高周
波増幅器37の第3の分岐出力は減衰器41で(2×α
)dB波減衰れることにより、第2ゾーンZ2の外側の
第3ゾーンZ3を特定する信号となり整流器42を経て
比較器46のD端子に入力される。この第3ゾーンZ3
の外側はゾーン外Z。である。このように減衰器39と
減衰器41に予め設定される減衰量αdBと(2×α)
dBによってサービスエリア内を3つのゾーンに区分す
ることができる。各比較器44.45.46のそれぞれ
他のC端子には、基準レベル発生器43からゾーン区分
用の基準レベルE0が入力され、A端子、B端子、D端
子の入力とそれぞれ比較され、それぞれ基準入力レベル
E。より大きいときTl1T3.TS端子に出力が現れ
、基準入力レベルE。
より小さいときT z 、 T 4 、 T b端子に
出力が得られる。ANDゲート回路部47のANDゲー
ト48には比較器のT + 、 T 3 、T s端子
出力が接続され、3つとも信号がある場合にのみ動作し
て第1ゾーンZ1を特定する出力が得られる。ANDゲ
ート49には比較器のTI、T3.T6端子出力が接続
され同様に第2ゾーンZ2を特定する出力が得られる。
ANDゲー)50には比較器のT、、T4.T6端子出
力が接続され同様に第3ゾーンZ3を特定する出力が得
られる。ANDゲート51には比較器のT 2+ T 
4; T 6端子出力が接続され同様にゾーン外Z。を
特定する出力が得られる。
以上の動作により、ANDゲート48.49.50゜5
1の出力は、それぞれZ1ゾーン+Z2ゾーン。
Z3ゾーン+ZQゾーンの各信号として特定され、これ
らを表示回路や制御回路等の回路で信号処理し所望の目
的に利用することができる。
以上述べた第2の実施例によれば、受信サービスエリア
を3つのゾーンに区分して移動子機の現在位置を従来の
3倍の細かさで検知することができ、さらに的確な通信
を行うことができる。
さらに、減衰器と整流器、比較器、ANDゲー1−を増
加し、減衰器の減衰量をαdB、  (2Xα)dB。
(3×α)dB−−一−−−−(n Xα)dBという
ようにすれば、受信サービスエリアをさらに細か(区分
し、さらにゆきとどいた通信サービスを行うことができ
る。
減衰器は、例えば通常の固定抵抗器を用いて容易に実現
でき、ゾーン区分を設定するために現場の地形に合わせ
て抵抗器の値を調整することもできる。また、減衰量α
は、移動子機の送信出力が電池の電圧低下やひもアンテ
ナのボディ効果などにより変動したり、空間電波が移動
子機の周囲の金属構造物などの影響を受けて変動するこ
とによるゾーン検知側の受信入力の変動幅値より大きい
値に設定される。さらに、区分するゾーンの数や大きさ
は、設置場所の状況に従って任意に設定することができ
る。
以上説明した本発明による第1および第2の実施例に示
した移動体位置ゾーン検知装置は、小電力の構内無線シ
ステムにおける複数の分散受信機に付加して用いられる
が、1台の分散受信機の位置検知2通信サービス範囲は
半径が約30m〜200mのほぼ円形状の領域であり、
敷地面積が100.000m2〜300,000m”の
プラント工場の構内建物毎や、ビル、病院などの部屋毎
に分散配置する場合、通信サービスのデッドゾーンが生
じないように互いに隣接する分散受信機のサービスエリ
アが部分的に重なるように配置することが多く、さらに
緻密な位置検知を行うことができる。第3図は、第1図
に示した第1の実施例のゾーン検知装置が互いに隣接し
た地点FとGに配置された場合の説明用ブロック図であ
る。図において、F地点におけるゾーン検知装置25ば
第1ゾーンFZ、、、第2ゾーンFZzおよびゾーン外
FZ、に区分された位置検知情報を中央固定局へ送り、
G地点におけるゾーン検知装置26ば、第1ゾーンGZ
、、第2ゾーンGZ2.ゾーン外G Z oに区分され
た位置検知情報を中央固定局へ送る。中央固定局ではこ
うして送られた位置情報によってそれぞれの地点でのゾ
ーンを区別することができ、さらに移動子機Ms。
M b 5M 7がいずれの場所に存在するかを区別す
ることができる。即ち、M、の場合はFZ2信号とGZ
o信号、M6の場合はFZ2信号とG Z 2倍号、M
7の場合はFZo信号とGZ2信号をそれぞれ同時に受
信した時移動子機の位置を特定することができる。第3
図では、隣接する2つのゾーン検知装置の場合、しかも
第1の実施例でサービスエリア内を2つのゾーンに区分
した場合について示しであるが、実用上は多数のゾーン
検知装置が分散配置され、ゾーン区分もさらに増やすこ
ともできるので、全体のシステムでは位置検知の相乗効
果が得られ、構内作業者の安全とガス発生警報など構内
保安をさらに確実に達成することができる。
第4図(1)、 (2)は第1図と第2図に示した本発
明の実施例の変形であるゾーン検知回路部27および2
8の回路ブロック図である。第4図(1)は、第1図に
おける1本のアンテナ4と高周波増幅器8から分岐した
出力を減衰器10でαdBたり減衰する代りに、アンテ
ナ4の入力レベルよりαdB低くなるようにアンテナ4
より地上高さを低くしたアンテナ19を互いに近接して
設け、そのアンテナ19を高周波増幅器8と同等の高周
波増幅器20に入力するように構成された回路で、他の
部分はすべて第1図(1)の回路と全く同一の構成を有
している。従ってその動作も入力レベル距離特性でαd
Bの差を有する受信信号が画商周波増幅器8と20に入
力されて同様にZ+、Zz、Zoのゾーン区分信号が得
られる。
また、第4図(2)は、第2図のゾーン区分Z1.Z2
゜Z3を設けるための減衰器39.41の代りに高周波
増幅器37と同等の高周波増幅器31と32を設けそれ
ぞれアンテナ33よりαdB、  2αdBだけ入力レ
ヘノ1ノが低くなるような高さの差を有するアンテナ3
4と35を設けた場合のゾーン検知回路部2Bであり、
他の部分はすべて第2図の場合と全く同一の回路構成を
有している。従って、その動作は、第4図(1)の場合
同様でゾーン区分が1つ多い機能を有するものである。
第5図は、本発明による第3の実施例を示す。
この第3の実施例は、第1図のアンテナ4の代りに、漏
洩形同軸ケーブル21を設けた構成であり、22はその
終端抵抗である。漏洩形同軸ケーブル21から漏洩する
電磁界で移動子機と電磁結合して通信を行うことはよ(
知られている。この漏洩形同軸ケーブル21の入力レベ
ル対距離特性は、第5図(3)に示すようにその漏洩同
軸ケーブルの長さ方向に直角な縦断面がほぼ2等辺3角
形になるような形状を有し、ゾーン検知回路部7を第1
図の第1の実施例と全く同等の回路を設けることにより
、基準レベルE。によって漏洩形同軸ケーブル21に沿
った帯状のサービスエリア内を2つのゾーンZI+72
に区分することができる。Zoはゾーン外である。この
場合の動作は従って第1図の第1の実施例と全く同様で
あり、帯状の第1ゾーンZI。
第2ゾーンZ2. ゾーン外Z。の信号を得ることがで
きる。
この第3の実施例の変形として、第4図に示した複数の
アンテナの場合と同様に漏洩電磁界の強度が異なる複数
の漏洩形同軸ケーブルを互いに近接して設けることも考
えられる。
この第3の実施例における漏洩同軸ケーブルの長さは約
200m、帯状のサービスエリアは幅約30mで、電波
によるサービスエリアの確保が困難な屋内で、小電力位
置検知システムを設置する場合に特にその効果が大きい
。この場合の漏洩同軸ケーブルは、中継増幅器を設ける
ことよって、さらに通信システムが拡大されることは明
らかである。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、複数の移動子機と小電力無
線によって通信を行う分散受信機に、本発明の移動体位
置ゾーン検知装置を付加することにより、分散受信機の
受信サービスエリア内がさらに複数のゾーンに区分され
、当該移動体の現在位置を的確に検知することができる
。そのため、構内無線システムにおける構内作業者の現
在位置をより正確に検知することができ、またガス異常
発生などの危険発生地点を正確に検知することができる
ため、構内保安システムとしての確実性が向上し実用上
の効果が大きい。
また、ビル建物内例えば高層ビル、病院、老人ホーム、
地下商店街などのような電波の伝搬状態の悪い屋内用の
保安システムとして漏洩形同軸ケーブルを用いることに
より屋内保安システムとしての確実性が向上する。
さらに、本発明の特徴の一つであるアンテナあるいは漏
洩形同軸ケーブルが1木で、しかも任意の数のゾーンに
区分できることは、装置の経済性が優れていることは明
らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による第1の実施例の回路のブロック図
とアンテナサービスエリアの平面図および入力レベル距
離特性の断面図、第2図は本発明による第2の実施例を
示す回路ブロック図とアンテナサービスエリアの平面図
、第3図は本発明のゾーン検知装置を隣接配置した場合
のブロック図、第4図は第1図の変形例を示す回路ブロ
ック図、第5図は本発明による第3の実施例の回路ブロ
ック図とサービスエリア平面図および入力レベル距離特
性の断面図である。 ■、3・・・入力レベル距離特性、 2・・・分散受信
機、  4 、19.33.34.35・・・アンテナ
、 5,6゜23、24・・・ゾーン区分線、  7.
27.28.36・・・ゾーン検知回路部、 8.20
.31.32.37・・・高周波増幅器、 9. IL
 40.42・・・整流器、10.39゜41・・・減
衰器、 12.43・・・E0発生器、 13.14゜
44、45.46・・・比較器、 15.47・・・A
NDゲート部、 16.17.1B、 、is、 49
.50.51・・・ANDゲート、 21・・・漏洩形
同軸ケーブル、 22・・・終端抵抗、 25.26・
・・ゾーン検知装置。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)移動子機からの電波を受信して該移動子機の現在
    位置を検知する移動体位置検知装置において、1本のア
    ンテナまたは漏洩形同軸ケーブルに接続された高周波増
    幅器の出力を分岐した第1乃至第n(n≧1、整数)の
    出力が予め定められた減衰量(n−1)αの減衰器を介
    してそれぞれ一方の入力端子に入力される第1乃至第n
    の比較器と、該第1乃至第nの比較器の他方の入力端子
    にそれぞれ入力される基準レベルを発生する基準レベル
    発生器と、前記第1乃至第nの比較器の出力側に接続さ
    れた判定回路とを備え、前記移動子機から電波を受信し
    たとき前記1本のアンテナまたは漏洩形同軸ケーブルの
    サービスエリアが前記1本のアンテナまたは漏洩形同軸
    ケーブルの近くから遠くへ前記電波の受信レベルの所望
    の区分に対応して順次区分された(n+1)個のゾーン
    の内のいづれに前記移動子機が位置するかに対応するゾ
    ーン区分信号が前記判定回路から出力されるように構成
    されたことを特徴とする移動体位置ゾーン検知装置。
  2. (2)移動子機からの電波を受信して該移動子機の現在
    位置を検知する移動体位置検知装置において、予め定め
    られた入力レベルの差(n−1)α(但しn≧1、整数
    )を有する第1乃至第nのアンテナまたは漏洩形同軸ケ
    ーブルにそれぞれ直列に接続された第1乃至第nの高周
    波増幅器の出力がそれぞれ一方の入力端子に入力される
    第1乃至第nの比較器と、該第1乃至第nの比較器の他
    方の入力端子にそれぞれ入力される基準レベルを発生す
    る基準レベル発生器と、前記第1乃至第nの比較器の出
    力側に接続された判定回路とを備え、前記移動子機から
    電波を受信したとき前記1本のアンテナまたは漏洩形同
    軸ケーブルのサービスエリアが前記1本のアンテナまた
    は漏洩形同軸ケーブルの近くから遠くへ前記電波の受信
    レベルの所望の区分に対応して順次区分された(n+1
    )個のゾーンの内のいづれに前記移動子機が位置するか
    に対応するゾーン区分信号が前記判定回路から出力され
    るように構成されたことを特徴とする移動体位置ゾーン
    検知装置。
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JP2012120060A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Nec Access Technica Ltd 無線通信装置、無線通信装置制御方法およびその制御用プログラム。

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JPS63234125A (ja) * 1987-03-23 1988-09-29 Chino Corp 光学式温度測定装置

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JP2012120060A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Nec Access Technica Ltd 無線通信装置、無線通信装置制御方法およびその制御用プログラム。

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