JP2012117368A - 床版防水工法の施工法及び床版防水構造 - Google Patents

床版防水工法の施工法及び床版防水構造 Download PDF

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Abstract

【課題】低温の環境下において低温可とう性を保ち、かつ、高温の環境下においても軟化が生じることなく、両環境下において接着強度を維持した床版防水構造を施工することができる床版防水工法を提供する。
【解決手段】本発明の床版防水工法の施工法は、ウレタン系防水材層の上に軟化点が60℃未満の活性水素含有合成樹脂を成形してなる接着用敷設物を貼り付けて舗装接着剤層を積層する工程と、前記舗装接着剤層の上面にアスファルト合材を舗設する工程と、を含むことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、床版防水工法の施工法及び床版防水構造に関する。
道路橋コンクリート床版の劣化・損傷は、自動車荷重の繰り返し載荷による疲労現象が関係している。移動載荷される自動車荷重によるひび割れが進行し、最終的にはコンクリート破壊が発生する。この際、コンクリートに水、塩化物、二酸化炭素が供給されると劣化の進行が著しく促進される。この劣化・損傷を抑制するためには床版に供給される雨水、塩化物、二酸化炭素の遮断、供給量の低減、供給速度の遅延を図る必要があり、床版防水を適切に施すことにより、この目的が達成される。この一般的な方法としてアスファルト防水を設けた後にアスファルト合材を舗設することが挙げられる。
そして、より耐久性の高い防水施工として、多くの方法が提案されている。
特許文献1では、ウレタン系防水層とアスファルト舗装体との接合において、舗装接着剤として熱可塑性樹脂シートを用いることで、ウレタン系防水層とアスファルト舗装体の接着性を改善し、さらに、施工性を向上させる方法が提案されている。
また、特許文献2では、舗装接着剤として蜘蛛の巣状または不織布の形状の熱可塑性樹脂シートを用いることで、接着性および施工性をより向上させる方法が提案されている。
特許第3956757号公報 特許第4247071号公報
しかしながら、特許文献1で用いられる舗装接着剤は、軟化点の低い熱可塑性樹脂シートで構成されているため、夏季の気温上昇により、舗装接着剤の接着強度が低下するおそれがある。
また、特許文献2で用いられる舗装接着剤は、軟化点の高い熱可塑性樹脂シートで構成されているため、低温可とう性に問題があり、冬季の気温低下により、極度に硬化し、衝撃や繰り返し圧縮により破損するおそれがある。さらに、前記舗装接着剤は、硬度が高いため、シートの端部に反り返りが生じやすいという点で施工性に難があるばかりか、隣接する層との接着性に問題が生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、低温の環境下において低温可とう性を保ち、かつ、高温の環境下においても軟化が生じることなく、両環境下において接着強度を維持した床版防水構造を施工することができる床版防水工法を提供することを目的とする。
(1)本発明の床版防水工法の施工法は、ウレタン系防水材層の上に軟化点が60℃未満の活性水素含有合成樹脂を成形してなる接着用敷設物を貼り付けて舗装接着剤層を積層する工程と、
前記舗装接着剤層の上面にアスファルト合材を舗設する工程と、
を含むことを特徴とする。
(2)本発明の床版防水工法の施工法は、更に、前記舗装接着剤層に層間の化学的結合を発揮する化合物を塗布または散布する工程を含むことが好ましい。
(3)本発明の床版防水工法の施工法は、ウレタン系防水材層の上に活性水素含有合成樹脂を成形してなる接着用敷設物を貼り付けて舗装接着剤層を積層する工程と、
前記舗装接着剤層に層間の化学的結合を発揮する化合物を塗布または散布する工程と、
前記舗装接着剤層の上面にアスファルト合材を舗設する工程と、
を含むことを特徴とする。
(4)本発明の床版防水工法の施工法は、ウレタン系防水材層の上に活性水素含有合成樹脂を成形してなる層間の化学的結合を発揮する化合物を含浸処理した接着用敷設物を貼り付けて舗装接着剤層を積層する工程と、
前記舗装接着剤層の上面にアスファルト合材を舗設する工程と、
を含むことを特徴とする。
(5)本発明の床版防水工法の施工法は、前記活性水素含有合成樹脂の軟化点が60℃未満であることが好ましい。
(6)本発明の床版防水工法の施工法は、前記層間の化学的結合を発揮する化合物がイソシアネート基含有化合物であることが好ましい。
(7)本発明の床版防水工法の施工法は、前記イソシアネート基含有化合物の塗布量が、前記接着用敷設物の重量に対して1%〜10%の割合であることが好ましい。
(8)本発明の床版防水工法の施工法は、前記活性水素含有合成樹脂が、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂を含有することが好ましい。
(9)本発明の床版防水工法の施工法は、前記接着用敷設物が、織物状、不織布状または編み物状であることが好ましい。
(10)本発明の床版防水構造は、ウレタン系防水層と、
該ウレタン系防水層上に、接着剤層を介して積層されたアスファルト合材と、を有し、
前記ウレタン系防水層と前記アスファルト合材の接着強度が、50℃の条件下で、0.10N/mmより大きいことを特徴とする。
(11)本発明の床版防水構造は、前記ウレタン系防水層と前記アスファルト合材の接着強度が、50℃の条件下で、0.14N/mm以上であることが好ましい。
(12)本発明の床版防水構造は、前記接着剤層に活性水素が含有されていることが好ましい。
本発明の床版防水工法の施工法によれば、低温の環境下において、硬化することなく低温可とう性を保ち、高温の環境下において、軟化することがなく、両環境下において接着強度を常に一定に保ち、耐久性に優れた床版防水構造を構築することができる。
本発明の床版防水工法の施工法に用いられる接着用敷設物の一態様を製造するための押し出し装置の構造図である。 本発明の床版防水工法の施工法に用いられる接着用敷設物の一態様である不織布の電子顕微鏡写真である。
本発明の床版防水工法の施工法の一つの実施態様を示す。
本発明の床版防水工法の施工法を用いて施工される床版防水構造の基本的な層構成は、コンクリート床版/下地接着剤層/ウレタン系防水材層/層間接着剤層/舗装接着剤層/アスファルト合材である。
前記床版防水構造を得る方法としては、コンクリート床版の表面を、通常、清掃、洗浄、乾燥後、ウレタン系、エポキシ系、酢酸ビニル系等の樹脂からなる下地接着剤層としてのプライマーを塗布する。このコンクリート床版の表面に塗布する下地接着剤層はウレタン系防水層を下地であるコンクリート床版の表面に接着させるためのものであり、常温硬化性の未硬化ウレタン系樹脂や、エポキシ樹脂からなるプライマーが好ましく用いられ、1液硬化型でも2液硬化型でもよい。
プライマーとしては、下地が湿っている場合もあることから、湿潤面に接着可能であることが好ましい。このような樹脂としては、湿潤程度の水分では実質的に発泡しないものが用いられ、湿潤面接着用接着剤として用いられる樹脂を用いることができる。このプライマーの塗布はプライマー用樹脂の溶液をスプレーガンによる散布あるいはローラーによる塗布で行うことが好ましい。この溶液の濃度は取り扱い性等から適宜選択すればよい。プライマーの塗布量は、好ましくは0.1〜0.5kg/m 、より好ましくは 0.15〜0.4kg/mとする。
次いで、ウレタン系樹脂からなる防水材を施工する。防水材施工前にプライマー表面に撒き砂がなされていないことが好ましい。ウレタン系防水材の積層工事は、夜間など交通量が少ない時を見計らって、交通を遮断して行われる。よって、ウレタン系防水材としては超速硬化性ウレタンを用いるのが好ましい。
このような超速硬化性ポリウレタンとしてエバーコートSP100、エバーコートSP200、プラマックス500、プラマックス1000、プラマックス2000、プラマックス5000(いずれも商品名、ダイフレックス社製)等を例示できる。
また、形成される防水層が床版等のたわみ等による変形に追従して変形可能となって防水層が破断しないよう、可撓性を有するウレタンを用いることが好ましい。なお、駐車場等、交通量が少なく、機械塗装し難いような場所にある下地への防水材の塗布の場合、手塗りで行うことが多いため、超速硬化性ウレタンでない方が好ましい場合もある。ウレタン防水材の施工にあたっては、スプレーガンによる噴射あるいはローラーによる塗布で行うことが好ましく、スプレーガンによる噴射の場合は、イソシアネート成分とポリオール成分を混合してなる硬化性混合物をスプレーガンに供給、下地上に散布して塗膜を形成してもよく、スプレーガンにイソシアネート成分とポリオール成分とを別々に供給してスプレーガン内で混合して得られる混合物を下地上に散布して塗膜を形成してもよい。ローラーによる塗布の場合はイソシアネート成分とポリオール成分を混合してなる硬化性混合物を塗布する。ウレタン系防水材層は、通常0.3〜5mm、好ましくは1〜3mm程度の厚さで塗布する。
こうして形成されたウレタン系防水層の上に層間接着剤層として、2液硬化型ウレタン系樹脂接着剤を塗布する。この2液硬化型ウレタン系樹脂接着剤は、防水層を形成するポリウレタンとの親和性はもちろん、その上に層を形成する舗装接着剤との親和性も有するものであることが好ましい。この2液硬化型ウレタン系樹脂接着剤については、イソシアネートとポリオールまたはポリアミンで反応硬化する樹脂を例示できる。この2液硬化型ウレタン系樹脂接着剤は、ウレタン系防水層の上に均一に塗布して、ウレタン系防水層と強固に接着し、かつ、2液硬化型ウレタン系樹脂接着剤硬化前に、その上に敷設される舗装接着剤と一体化できるものがよい。塗布時の取り扱い性を考慮して、コテやローラーによる塗布で行うことが好ましい。層間接着剤の塗布量は、0.1〜1kg/mが好ましく、0.3〜0.8kg/mがより好ましい。
この層間接着剤が硬化する前に舗装接着剤として、接着用敷設物を敷設する。
接着用敷設物としては、活性水素を含有する合成樹脂であれば特に限定されず、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体の部分鹸化物、熱可塑性ポリウレタン樹脂、熱可塑性ポリウレア樹脂、熱可塑性ポリウレタン・ポリウレア樹脂、熱可塑性ポリアミド樹脂、ポリウレタンと合成ゴムとの共重合体等を例示でき、これらの2種以上の混合物であってもよく、活性水素を有していないポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン酢酸ビニル共重合体、その他樹脂との混合物であってもよい。尚、活性水素含有合成樹脂とは、水酸基、カルボキシル基、エポキシ基、アミノ基、チオール基、アミド結合、ウレア結合、ウレタン結合、ビュレト結合、アロファネート結合等を有することにより、分子中に活性水素基を含有する合成樹脂をいう。
接着用敷設物に用いられる樹脂の軟化点温度は、40℃以上150℃未満が好ましく、40℃以上110℃未満がより好ましく、40℃以上60℃未満が特に好ましい。かかる軟化点は、軟化点の高い樹脂を軟化点の低い樹脂ものでブレンドする常法に従い設定される。
上記軟化点及びイソシアネート化合物との反応性の観点から、前記活性水素含有合成樹脂は、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂を含有することが好ましい。
本発明に用いられる接着用敷設物は、軟化点が低いため、低温の環境下において低温可とう性を保ち、冬季の気温低下により、極度に硬化し、衝撃や繰り返し圧縮により破損するおそれがない。さらに、本発明に用いられる接着用敷設物は、軟化点が低いために柔軟性を有しており、敷設するアスファルト合材の敷設時温度で容易に溶融し、施工性に優れている。
本発明に用いられる接着用敷設物は、活性水素を含有する合成樹脂を空間を有するように成形してなるものである。図1に示すように、前記接着用敷設物は、溶融した前記合成樹脂を押し出し装置1を用いて、押し出し温度100℃前後でノズル2を軸3に対して左右にふらしながら金属板4上に空間を有するように押し出し、ステンレス製ローラー5にて、前記合成樹脂6を冷却しながら押さえることにより、空間を有するように成形してなるものである。このようにして繊維構造を有する合成樹脂を得る方法をメルトブロー(以下、MB)という。本発明に用いられる接着用敷設物は、織物状、不織布状または編み物状の形状に成形してなるものが好ましい。かかる形状の場合には、貼り付け時に空気を巻き込み膨れを生じるおそれがない。また、かかる形状の場合には、膨れの問題点を解消するために、通気孔の孔径の拡大や、通気孔の数を増加することにより、接着面積が減少し、接着強度が低下するといったおそれもない。
図2に、MBにより、活性水素を含有する合成樹脂を不織布状に成形した接着用敷設物の電子顕微鏡写真を示した。図2に示されるMB不織布の繊維径は、2μmと細く、均一である。そのため、かかる接着用敷設物は、柔軟性に優れており、被接着面の形状に沿って容易に貼り付けられる。
本発明に用いられる接着用敷設物としては、接着性と施工性の観点から、目付量が100g/m〜2000g/mのものが好ましく、目付量が500g/m〜1500g/mのものがより好ましい。また、前記接着用敷設物は、アスファルト合材が敷き均される際の転圧等により、横滑りするのを防止する観点から、その厚みが厚すぎない方が好ましく、具体的には、0.1mm〜2mmが好ましく、0.5mm〜1.5mmがより好ましい。
このような接着用敷設物を、前記層間接着剤層に貼り付け、専用ローラーにより圧着する。上述したように、本発明に用いられる接着用敷設物は、空間を有するように成形してなるものであるため、層間接着剤層に前記接着用敷設物からなる舗装接着剤を圧着させることにより、層間接着剤は、舗装接着剤の空隙に充填され、投錨効果を発揮する。
次いで、前記舗装接着剤にイソシアネート基含有化合物を塗布する。塗布方法としては、特に限定されず、スプレーガンによるスプレー散布でも、ローラーによる塗布でもよい。塗布量としては、接着用敷設物の重量に対して1%〜10%の割合が好ましく、2%〜7%の割合がより好ましい。舗装接着剤に塗布されたイソシアネート基含有化合物が層間接着剤と反応し、両層間に化学的結合が発揮される。
そのため、従来の画鋲方式による両層間の固定方法や、粘着による固定方法よりも強固に接着される。
かかる舗装接着剤は、活性水素を含有する合成樹脂に、イソシアネート基含有化合物を塗布したものであることから、後述するアスファルト合材敷設時の熱により、合成樹脂由来の活性水素とイソシアネート基含有化合物由来のイソシアネート基が反応する。この反応により、舗装接着剤は、熱硬化性樹脂としての性質を有する。そのため、本発明において舗装接着剤は、夏季の気温上昇といった高温の環境下において、軟化することなく接着力を維持することができる。従って、本発明においては、高温環境下で、接着用敷設物の軟化によるアスファルトのズレが生ずることなく、耐久性が維持される。
かかるイソシアネート基含有化合物としては、イソシアネート基を有するものであれば特に限定されず、例えば、例えばジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート(MDI)、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート(粗製MDI)、2,4−トリレンジイソシアネート(2,4−TDI)、2,6−トリレンジイソシアネート(2,6−TDI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)、パラフェニレンジイソシアネート(PPDI)等の芳香族系イソシアネート化合物;1,3−または1,4−キシリレンジイソシアネート(XDI)等の芳香脂肪族系イソシアネート化合物;ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、トリメチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート等の脂肪族系イソシアネート化合物;イソホロンジイソシアネート(IPDI)、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート(水添MDI)、水添キシリレンジイソシアネート等の脂環族イソシアネート化合物、および、前記イソシアネート化合物を使用した二量体、三量体、カルボジイミド変性体、ビュレット変性体、アロファネート変性体、アダクト変性体、イソシアネート基末端プレポリマーが使用できる。
また、フェノール系化合物(フェノール、クレゾール、キシロール、p−ニトロフェノール、アルキルフェノールなど)や活性メチレン化合物等(マロン酸メチル、マロン酸エチル、マロン酸ジメチル、マロン酸ジエチル、アセチルアセトンなど)でイソシアネート基をマスキングしたブロック化イソシアネート化合物、並びに、前記イソシアネート化合物を使用した水分散型または水溶性イソシアネート化合物なども使用できる。
なお、これらイソシアネート化合物は単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。
上述したように、アスファルト合材敷設時の熱により、舗装接着剤の活性水素含有樹脂が溶融し、含浸しているイソシアネート化合物と反応して、熱硬化樹脂を形成する。
熱硬化樹脂を形成する過程において、イソシアネート化合物の含浸性及び反応時の舗装接着剤の溶融性を高めるためには、低分子量のイソシアネート基含有化合物が好ましく、ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート(MDI)、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート(粗製MDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)三量体がより好ましい。
上記観点から、前記イソシアネート基含有化合物の数平均分子量は、800以下であることが好ましく、500以下であることがより好ましい。
舗装接着剤層を積層するにあたり、上述したイソシアネート基含有化合物を、あらかじめ接着用敷設物に含浸処理したものを用いてもよい。このような場合、用いられるイソシアネート基含有化合物としては、上記と同様、低分子量のイソシアネート化合物が好ましい。
また、ブロック化イソシアネート化合物を用いてもよい。ブロック化イソシアネート化合物は、フェノール性水酸基等とイソシアネート基とからなるウレタン結合を有し、このウレタン結合は、高温下で解離する。よって、ブロック化イソシアネート化合物を含浸した接着用敷設物を舗装接着剤層として用いる場合、アスファルト合材の敷設時温度で接着用敷設物が溶融した時にはじめて合成樹脂由来の活性水素とイソシアネート化合物由来のイソシアネート基が反応する。このような点から、ブロック化イソシアネート化合物を含浸させた接着用敷設物は、施工性の観点から特に優れている。
また、本発明の施工法は、床版防水工法として用いられることのみに限定されず、アスファルト合材とウレタン樹脂との接着法として好適に用いられる。
舗装接着剤層として、接着用敷設物を積層した後、公知のアスファルト合材を40〜200mm程度の厚さに敷設する。前記アスファルト合材は、100℃以上加熱押圧することで、下層の接着用敷設物が溶融し、上記反応が起こり、コンクリート床版/下地接着剤層/ウレタン系防水材層/層間接着剤層/舗装接着剤層/アスファルト合材が接合一体化する。
以下、実施例、比較例および参考例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
JIS A5304:94で規定される舗装用コンクリート平板からなる下地の表面を清掃して、ゴミ、異物などを除去した後、その下地上に、エポキシ系プライマー「プライマーPWF」(商品名、ダイフレックス社製)を塗布量0.2kg/mの割合で散布した。
次いで、二液型超速硬化性ポリウレタン「プラマックス500」(商品名、ダイフレックス社製)をスプレーガンにより塗布量1.2kg/mの割合で散布して厚み1.2mmのポリウレタン系防水層を形成した。
この塗布した防水層が硬化した後、その上に層間接着剤として2液硬化型ウレタン系樹脂「レジプライマーWG」(商品名、ダイフレックス社製)を塗布量0.5kg/mの割合で塗布した。
次いで、このウレタン系プライマーが硬化する前に、舗装接着剤として、目付量800g/mの不織布を貼り付け、専用ローラーにて圧着した。
前記不織布に用いられる樹脂の組成は、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV150」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点61℃)60質量%、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV40LX」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点40℃)30質量%、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂「エバール」(商品名、クラレ社製、融点160℃)10質量%であり、前記不織布に用いられる樹脂の軟化点温度は、45℃である。
次いで、前記舗装接着剤面にスプレーガンを用いてポリメリックMDI「ミリオネートMR−200」(商品名、日本ポリウレタン工業社製)を不織布の重量に対して5%の割合で散布した。
プライマーが硬化した後、この上にアスファルトコンクリートを加熱したものを舗装厚50mmとなるように舗設し、アスファルトコンクリート舗設後24時間養生し、施工供試体を得た。
(実施例2)
軟化点温度45℃の樹脂を用いた目付量500g/mの不織布で、その樹脂の組成がエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV150」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点61℃)50質量%、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV40LX」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点40℃)45質量%、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂「エバール」(商品名、クラレ社製、融点160℃)5質量%であるものを用い、HDIトリマー「コロネートHXR」(商品名、日本ポリウレタン工業社製)を不織布の重量に対して5%の割合で散布した以外は、実施例1と同様の方法で施工供試体を得た。
(実施例3)
軟化点温度45℃の樹脂を用いた目付量1000g/mの不織布で、その樹脂の組成がエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV150」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点61℃)60質量%、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV40LX」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点40℃)30質量%、熱可塑性ポリウレタン樹脂「ミラクトラン22MR」(商品名、日本ミラクトラン社製、融点110℃)10質量%であるものを用いた以外は、実施例1と同様の方法で施工供試体を得た。
(実施例4)
軟化点温度49℃の樹脂を用いた目付量800g/mの不織布で、その樹脂の組成がエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV40LX」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点40℃)80質量%、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂「エバール」(商品名、クラレ社製、融点160℃)20質量%であるものを用い、HDIアロファネート「コロネート2770」(商品名、日本ポリウレタン工業社製)を不織布の重量に対して5%の割合で散布した以外は、実施例1と同様の方法で施工供試体を得た。
(実施例5)
軟化点温度45℃の樹脂を用いた目付量800g/mの不織布で、その樹脂の組成がエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV150」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点61℃)50質量%、熱可塑性ポリウレタン樹脂「ミラクトラン22MR」(商品名、日本ミラクトラン社製、融点110℃)50質量%であるものを用い、ウレタンプレポリマー「DSカラー」主剤(商品名、ダイフレックス社製)を不織布の重量に対して5%の割合で散布した以外は、実施例1と同様の方法で施工供試体を得た。
(実施例6)
軟化点温度45℃の樹脂を用いた目付量200g/mの不織布で、その樹脂の組成がエチレンー酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV150」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点61℃)60質量%、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV40LX」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点40℃)30質量%、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂「エバール」(商品名、クラレ社製、融点160℃)10質量%であるものを用いた以外は、実施例1と同様の方法で施工供試体を得た。
(実施例7)
軟化点温度45℃の樹脂を用いた目付量800g/mの穴あきシートで、その樹脂の組成がエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV150」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点61℃)65質量%、エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV40LX」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点40℃)30質量%、ポリアミド「マクロメルト6830」(商品名、ヘンケルジャパン社製、融点160℃)5質量%であるものを用い、ポリメリックMDI「ミリオネートMR−200」(商品名、日本ポリウレタン工業社製)を穴あきシートの重量に対して5%の割合で散布した以外は、実施例1と同様の方法で施工供試体を得た。
(実施例8)
軟化点温度57℃の樹脂を用いた目付量800g/mの不織布で、その組成がエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV450」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点84℃)90質量%、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂「エバール」(商品名、クラレ社製、融点160℃)10質量%であるものを用いた以外は、実施例1と同様の方法で施工供試体を得た。
(比較例1)
軟化点温度32℃の樹脂を用いた目付量800g/mの不織布で、その組成がエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV150」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点61℃)100質量%であるものを用い、前記舗装接着剤面に何も散布しなかった以外は、実施例1と同様の方法で施工供試体を得た。
(比較例2)
軟化点温度30℃の樹脂を用いた目付量800g/mの不織布で、その組成がエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV40LX」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点40℃)100質量%であるものを用い、前記舗装接着剤面に何も散布しなかった以外は、実施例1と同様の方法で施工供試体を得た。
(比較例3)
軟化点温度52℃の樹脂を用いた目付量800g/mの不織布で、その組成がエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV450」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点84℃)100質量%であるものを用い、前記舗装接着剤面に何も散布しなかった以外は、実施例1と同様の方法で施工供試体を得た。
(比較例4)
軟化点温度52℃の樹脂を用いた目付量800g/mの穴あきシートで、その組成がエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂「エバフレックスEV450」(商品名、三井・デュポンポリケミカル社製、融点84℃)100質量%であるものを用い、前記舗装接着剤面に何も散布しなかった以外は、実施例1と同様の方法で施工供試体を得た。
(比較例5)
軟化点温度160℃の樹脂を用いた目付量800g/mのくもの巣状シートで、その組成がポリアミド「マクロメルト6830」(商品名、ヘンケルジャパン社製、融点160℃)100質量%であるものを用い、前記舗装接着剤面に何も散布しなかった以外は、実施例1と同様の方法で施工供試体を得た。
(比較例6)
軟化点温度80℃の樹脂を用いた目付量900g/m(300g/m・3枚積層の不織布で、その組成がポリウレタン「エスパンシオーネ」(商品名、カネボウ社製、融点135℃)100質量%であるものを用い、前記舗装接着剤面に何も散布しなかった以外は、実施例1と同様の方法で施工供試体を得た。
(比較例7)
軟化点温度150℃の樹脂を用いた目付量800g/m(100g/m・8枚積層)の不織布で、その組成がポリプロピレン「PC0100」(商品名、クラレ社製、融点170℃)100質量%であるものを用い、前記舗装接着剤面に何も散布しなかった以外は、実施例1と同様の方法で施工供試体を得た。
(比較例8)
軟化点温度230℃の樹脂を用いた目付量690g/m(69g/m・10枚積層)の不織布で、その組成がポリエステル「FM070B」(商品名、クラレ社製、融点200℃以上)100質量%であるものを用い、前記舗装接着剤面に何も散布しなかった以外は、実施例1と同様の方法で施工供試体を得た。
実施例1〜8及び比較例1〜8の物性を、日本高速道路株式会社発行の設計要領(第二集、橋梁建設編、平成22年4月)に基づき、以下の試験方法で測定し、結果を表1に示した。
(1) 接着強度
アスファルト敷設温度を140℃とし、建研式垂直引張試験機を用いて−10℃、23℃、50℃で引張試験を行った(前記設計要領における接着強度の基準値は、−10℃、23℃、50℃の条件下で、それぞれ1.2N/mm以上、0.6N/mm以上、0.07N/mm以上である)。
(2) 低温施工性
アスファルト敷設温度を110℃とし、建研式垂直引張試験機を用いて23℃で引張試験を行った(前記設計要領における接着強度の基準値は、0.6N/mm以上である)。
(3) 低温可とう性
−10℃での180度折り曲げ試験を行った。可とう性が観察された場合には○と、折れ曲がってしまった場合には×と評価した。
表1に示すとおり、実施例1〜8で得られた施工供試体は、比較例1〜8で得られた施工供試体と比較して、高温及び低温環境下での接着強度、低温施工性、低温可とう性に優れていた。特に比較例6〜8においては、接着強度(アスファルト敷設温度140℃)及び低温施工性(アスファルト敷設温度110℃)共に低い数値を示した。
更に、実施例1〜8、及び比較例1〜8の物性を、以下の試験方法で測定した。
(4) 季節安定性
(1)と同様の試験を行い、各季節における接着強度を測定し、季節の変化に伴う温度変化によって生じる接着強度の変化を調べた。
実施例1〜8において、接着力の変化は観察されなかった。比較例1〜4においては、夏季に施工供試体が軟化し、接着力の低下が観察された。比較例5においては、冬季に施工供試体が硬化し、衝撃により破壊された。比較例6〜8においては、冬季に舗装接着材層の不溶状態が確認された。
(5) 施工性
実施例1〜8、及び比較例1〜3、8においては、施工性が良好であった。比較例4、6、7においては、施工時に空気を巻き込み、舗装接着剤面に膨れが生じていた。また、比較例5においては、くもの巣状シートが硬いため、前記くもの巣状シートを均一に貼り付けつけることが困難だった。
1 押し出し装置
2 ノズル
3 軸
4 金属板
5 ステンレス製ローラー
6 合成樹脂

Claims (12)

  1. ウレタン系防水材層の上に軟化点が60℃未満の活性水素含有合成樹脂を成形してなる接着用敷設物を貼り付けて舗装接着剤層を積層する工程と、
    前記舗装接着剤層の上面にアスファルト合材を舗設する工程と、を含むことを特徴とする床版防水工法の施工法。
  2. 更に、前記舗装接着剤層に層間の化学的結合を発揮する化合物を塗布または散布する工程を含む請求項1に記載の床版防水工法の施工法。
  3. ウレタン系防水材層の上に活性水素含有合成樹脂を成形してなる接着用敷設物を貼り付けて舗装接着剤層を積層する工程と、
    前記舗装接着剤層に層間の化学的結合を発揮する化合物を塗布または散布する工程と、
    前記舗装接着剤層の上面にアスファルト合材を舗設する工程と、を含むことを特徴とする床版防水工法の施工法。
  4. ウレタン系防水材層の上に活性水素含有合成樹脂を成形してなる層間の化学的結合を発揮する化合物を含浸処理した接着用敷設物を貼り付けて舗装接着剤層を積層する工程と、
    前記舗装接着剤層の上面にアスファルト合材を舗設する工程と、を含むことを特徴とする床版防水工法の施工法。
  5. 前記活性水素含有合成樹脂の軟化点が60℃未満である請求項3又は4に記載の床版防水工法の施工法。
  6. 前記層間の化学的結合を発揮する化合物がイソシアネート基含有化合物である請求項2〜5のいずれか一項に記載の床版防水工法の施工法。
  7. 前記イソシアネート基含有化合物の塗布量が、前記接着用敷設物の重量に対して1%〜10%の割合である請求項6に記載の床版防水工法の施工法。
  8. 前記活性水素含有合成樹脂は、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂を含有する請求項1〜7のいずれか一項に記載の床版防水工法の施工法。
  9. 前記接着用敷設物は、織物状、不織布状または編み物状である請求項1〜8のいずれか一項に記載の床版防水工法の施工法。
  10. ウレタン系防水層と、
    該ウレタン系防水層上に、接着剤層を介して積層されたアスファルト合材と、を有し、
    前記ウレタン系防水層と前記アスファルト合材の接着強度が、50℃の条件下で、0.10N/mmより大きいことを特徴とする床版防水構造。
  11. 前記ウレタン系防水層と前記アスファルト合材の接着強度が、50℃の条件下で、0.14N/mm以上である請求項10に記載の床版防水構造。
  12. 前記接着剤層に活性水素が含有されている請求項10又は11に記載の床版防水構造。
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