JP2012117337A - 電気転てつ機の動作かん転換機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】動作かん10と動作かん駆動クランク12とクランクガイド13有している。動作かん10は、ポイントを定位から反位へあるいは、逆に反位から定位へ転換してポイントの切り替えを行うものであり、拘束手段を有している。拘束手段は、動作かんの板面一部に形成されている。動作かん駆動クランク12は、正逆方向の移動送りが与えられ、前記拘束手段を引掛けて掬い取り、動作かん10を拘束してポイントの反位から定位方向あるいは定位から反位方向に向けて進退動させるものである。クランクガイド13は、動作かん駆動クランク12の姿勢を制御し、拘束手段を引掛ける姿勢と、拘束手段から離脱させる姿勢とに変化させる。
【選択図】図2
Description
図1は、本発明による背向割出し機能を有する電気転てつ機(以下電気転てつ機という)の設置例を示す図である。図1において、本線以外のヤードの仕分線や側線において、レール1a,1b間の枕木2の上には、転換鎖錠器3が据え付けられ、レール1a,1bの一側方に張り出した枕木2の張り出し部分には本発明による動作かん転換機構を備えた電気転てつ機4が設置されている。
図2に電気転てつ機の器体4aに内蔵された転換機構を示す。図2において、本発明による転換機構は、動作かん駆動クランク12と、クランクガイド13とを有し、動作かん10の拘束並びに拘束解除を行うものである。動作かん10は、正逆方向の進退動によって、ポイントを定位から反位へあるいは、逆に反位から定位へ転換してポイントの切り替えを行うものであり、拘束手段としての突子16a、16bを有している。
R<S1<S2
である。
(a)反位から定位への転換
図4(a)は、ポイントが反位に転換された状態で背向割り出しが可能な状態を示している。このとき、スライダー11aは駆動軸11の基端(図上左端)に引かれた位置にあり、動作かん駆動クランク12は反位側に大きく傾いた姿勢を保ち、転換ローラ18は復路送り停止誘導面22に接して動作かん10の拘束手段である突子16a及び16bからは離れた位置にある。したがって動作かん10は突子16a又は16bの拘束から開放されて軸方向を自由に移動でき、前述のようにポイントの背向割り出しが可能である。
定位から反位への転換は、図4(g)の状態から、図4(a)の状態に戻す動作であるが、その動作要領を改めて図5(a)〜(g)にしたがって説明する。図5(a)は、ポイントが定位の状態を示している。このとき、スライダー11aは、正方向の終端にあり、転換ローラ18は往路送り停止誘導面21に押し付けられ、動作かん10の突子16a、16bからは十分に離れた位置にある。
ポイントに背向割り出しがあったときの動作要領を図6に示す。図6(a)は、ポイントが定位にあるときの転換ローラ18と、動作かん10との関係を示している。例えばポイントが定位位置にあるときには、図5(a)に示したように転換ローラ18は、復路移動用の突子16aから離脱し、往路送り停止誘導面21に接触した状態に保たれ、動作かん10の拘束が解かれている。
途中逆転は、ポイントの転換途中でもとに戻す場合である。例えばポイントが反位にあるときに、電気転てつ機を手動操作により定位方向に転換を開始したのち、転換途中で反位に戻す場合を説明する。図8(a)において、通常転換時と同様に、スライダー11aを正方向に押し出して動作かん駆動クランク12を図8(b)の矢印方向に移動させると、スライダー11aの移動に伴って動作かん駆動クランク12が起立し、転換ローラ18が復路送り停止誘導面22から持ち上げられ、対向側の往路送り誘導面19に押しつけられる。
Claims (8)
- 動作かん駆動クランクと、クランクガイドとを有し、動作かんの拘束並びに拘束解除を行う電気転てつ機の動作かん転換機構であって、
動作かんは、正逆方向の進退動によって、ポイントを定位から反位へあるいは、逆に反位から定位へ転換してポイントの切り替えを行うものであり、拘束手段を有し、
前記拘束手段は、動作かんの板面一部に形成され、動作かん駆動クランクに引掛ける部分であり、
前記動作かん駆動クランクは、電気転てつ機に備えた電動機の駆動により正逆方向の移動送りが与えられ、前記拘束手段を掬い取り、動作かんを拘束してポイントの反位から定位方向あるいは定位から反位方向に向けて進退動させるものであり、
クランクガイドは、動作かん駆動クランクの姿勢を制御し、前記拘束手段を引掛ける姿勢と、拘束手段から離脱させる姿勢とに変化させるものであることを特徴とする電気転てつ機の動作かん転換機構。 - 前記動作かん駆動クランクは、電気転てつ機に備えた電動機の駆動によって直線方向を正方向又は逆方向に移動するスライダーに連動させたものであり、転換ローラを有し、
前記転換ローラは、前記クランクガイドに誘導され、正方向または逆方向に転動しつつ動作かん駆動クランクの姿勢を変化させるものであり、
前記クランクガイドは、枠内に前記動作かん駆動クランクの姿勢を変化させる転換ローラの誘導面を有するものであることを特徴とする請求項1に記載の電気転てつ機の動作かん転換機構。 - 前記動作かん駆動クランクは、略L字形をなす2本の腕を有し、一方の腕は他方の腕より長く、長い方の腕に長穴が形成され、短い方の腕に転換ローラが取り付けられ、
長穴は前記スライダーに備えた送りローラを係合させるものであり、
前記転換ローラはクランクガイド枠内に嵌合させるものであり、
クランクガイドは、動作かんの軸心に沿う長手方向の枠内の1辺に往路送り誘導面と、往路送り停止誘導面とを有し、
枠内の他辺に復路送り誘導面と、復路送り停止誘導面とを有し、
前記往路送り誘導面は、正方向に移動する動作かん駆動クランクを正方向に傾斜する一定角度の傾斜姿勢に保たせて転換ローラを誘導し、正方向への送り移動途中で拘束手段を引掛けて動作かんを拘束しつつ正方向に移動させるものであり、
前記往路送り停止誘導面は、往路送り誘導面の終端で動作かん駆動クランクの傾斜角度を増大させて拘束手段から動作かん駆動クランクの転換ローラを離脱させて動作かんの拘束を解除するものであり、
前記復路送り誘導面は、逆方向に移動する動作かん駆動クランクを逆方向に傾斜する一定角度の傾斜姿勢に保たせて転換ローラを誘導し、逆方向への送り移動途中で拘束手段を引掛けて動作かんを拘束しつつ逆方向に移動させるものであり、
前記復路送り停止誘導面は、復路送り誘導面の終端で動作かん駆動クランクの傾斜角度を増大させて拘束手段から動作かん駆動クランクの転換ローラを離脱させて動作かんの拘束を解除するものであることを特徴とする請求項2に記載の電気転てつ機の動作かん転換機構。 - 前記拘束手段は、互いに一定の間隔を置いて動作かんの一面側に形成され、一側方又は他側方と、その面方向に向けてそれぞれ張り出し、かつ動作かんの長手方向の中心線に対し、両端縁から互いに反対方向に張り出させた一対の突子であり、
一方の突子は、正方向に移動する動作かん駆動クランクの転換ローラに引掛けられて動作かんを正方向に移動させるものであり、
他方の突子は逆方向に移動する動作かん駆動クランクの転換ローラに引掛けられて動作かんを逆方向に移動させるものであることを特徴とする請求項3に記載の電気転てつ機の動作かん転換機構。 - 前記クランク誘導面は、略長方形の横長の枠型をなし、動作かんの移動ラインである前記クランクガイドの中心線を挟んで枠内の一方の内面には、一端から他端に向けて動作かんの往路送り誘導面が正方向に直線状に形成され、枠の他方の内面には復路送り誘導面が他端から一端に向けて一定の範囲にわたって逆方向に直線状に形成され、
さらに、前記往路送り誘導面の終端には、往路送り誘導面の延長上よりさらに前記中心線から離れる方向に後退した位置に往路送り停止誘導面が形成され、同様に復路送り誘導面の終端には、復路送り誘導面の延長上より更に中心線から離れる方向に後退した位置に復路送り停止誘導面が一定の長さ範囲にわたり直線状に形成され、往路送り誘導面と往路送り停止誘導面との間及び復路送り誘導面と復路送り停止誘導面との間は滑らかな曲縁によってつながれているものであることを特徴とする請求項3に記載の電気転てつ機の動作かん転換機構。 - 前記クランクガイドの枠内の中心線O−Oと往路送り誘導面又は復路送り誘導面の誘導面までの距離をS1、中心線O−Oと往路送り停止誘導面又は復路送り停止誘導面までの距離をS2、転換ローラの直径をRとしたときに、
R<S1<S2
に設定されているものであることを特徴とする請求項3に記載の電気転てつ機の動作かん転換機構。 - 前記動作かん駆動クランクはスライダーの移動方向に引っ張られ、転換ローラは、往路送り誘導面又は復路送り誘導面に押し付けられて移動し、動作かん駆動クランクは、正方向又は逆方向に一定角度で傾き、前記拘束手段を引掛けて動作かんを正方向又は逆方向に移動させられるものであることを特徴とする請求項3に記載の電気転てつ機の動作かん転換機構。
- 前記動作かん駆動クランクは、転換ローラが往路送り誘導面又は復路送り誘導面の終端を抜けて往路送り停止誘導面又は復路送り停止誘導面に進入したときに傾斜姿勢が増大し、
転換ローラは拘束手段から離れて動作かんの拘束を解除し、動作かんは、軸方向のいずれの方向にも自由に移動可能となるものであることを特徴とする請求項3に記載の電気転てつ機の動作かん転換機構。
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