JP5687151B2 - 電気転てつ機の動作かん転換機構 - Google Patents
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Description
図1は、本発明による背向割り出し機能を有する電気転てつ機(以下電気転てつ機という)の設置例を示す図である。図1において、本線以外のヤードの仕分線や側線において、基本レール1a,1b間の枕木2の上には、転換鎖錠器3が据え付けられ、基本レール1a,1bの一側方に張り出した枕木2の張り出し部分には本発明による動作かん転換機構を備えた電気転てつ機4が設置されている。
図3に電気転てつ機4の器体に内蔵された転換機構、図4にカム組立体12の構成、図5−1にカム組立体12とガイドレール13、14との組み合わせ要領を示し、図5−2にカム組立体12とガイドレール13、14の組み合わせの構造を示す。本発明による転換機構は、駆動軸11と、カム組立体12と、第1及び第2のガイドレール13、14と、第1及び第2のシャッター15a、15bとの組み合わせからなっている。
(a)反位から定位への転換
図6−1(a)は、ポイントが図2の状態、すなわちポイントが反位に転換された状態を示している。このとき、駆動ローラ16は、カム組立体12の基端であるパネル部17の図上左端(反位側)に位置し、動作かん10は、軸方向を自由に移動でき、ポイントの背向割り出しが可能となっている。
ポイントに背向割り出しがあったときの動作要領を図7に示す。図7(a)は、ポイントが反位にあるときの駆動ローラ16と、動作かんのカム組立体12との関係を示している。例えばポイントが反位位置にあるときには、図7(a)に示したように駆動ローラ16は、パネル部17の一端(図上左端、反位側)に位置し、動作かん10の拘束は解かれている。
途中逆転は、ポイントの転換途中で転換前の位置に戻す場合である。ポイントが反位にあるときには、図9(a)に示すように駆動ローラ16は、カム組立体12の基端であるパネル部17の図上左端に位置している。この状態で電気転てつ機4を扱って手動操作で定位方向に転換を開始したのち、転換途中で反位位置に戻す場合を説明する。もっとも、電動機25の駆動による転換途中で逆転を行っても動作は同じである。
Claims (5)
- 駆動ローラと、カム組立体と、ガイドレールとの組み合わせを有する電気転てつ機の動作かん転換機構であって、
駆動ローラは、ポイントの転換時に反位から定位方向へ、あるいは定位から反位方向へ向けて直線方向に移動するものであり、
前記カム組立体は、第1及び第2の拘束カムの対と、第1及び第2のアームの対と第1及び第2のガイドローラの対とを有し、動作かんの一部に組み付けられたものであり、
第1及び第2の拘束カムは、そのいずれか一方が、ポイントの転換時に動作かんを拘束し、反位から定位方向へ、あるいは定位から反位方向に向けて移動する前記駆動ローラの動きを動作かんに伝え、その移動送りの終端で動作かんの拘束を解除するものであり、
第1の拘束カムと、第1のアームと、第1のガイドローラとが組をなし、
第2の拘束カムと、第2のアームと、第2のガイドローラとが組をなし、
第1の拘束カムと第2の拘束カムとは、一定の間隔をおいて動作かんの移動軸線に対し、互いに逆向きの姿勢でそれぞれ第1又は第2のアームの一端に回転可能に支持され、
前記第1及び第2のガイドローラは、それぞれ第1又は第2のアームの各他端に回転可能に支持され、
前記ガイドレールは、第1のガイドレールと第2のガイドレールとの組み合わせであり、
前記第1及び第2のガイドレールは、第1又は第2の拘束カムのロック、アンロックの制御を行うものであり、
ロック時には、駆動ローラの押圧力を受けた拘束カムに一定の姿勢を保持させて一定の区間に渡り動作かんを拘束し、
アンロック時には、駆動ローラの押圧力を受けた拘束カムの保持を解除して動作かんの拘束を解除するものであることを特徴とする電気転てつ機の動作かん転換機構。 - 前記第1及び第2の拘束カムは、いずれも120°の角度をなす山形をなし、山形の内側の面を第1直線誘導面、第2直線誘導面とし、両直線誘導面が交差する中央部分は、駆動ローラの円周面の一定範囲を支える受入面となっており、
両直線誘導面は、第1又は第2の拘束カムのアンロック時に、定位方向又は反位方向に移動する駆動ローラを誘導して第1又は第2の拘束カムを反転させるものであり、
受入面は、第1又は第2の拘束カムのロック時に定位方向又は反位方向に移動する駆動ローラを受け入れ、第1又は第2の拘束カムを駆動ローラとともに一体に移動させるものであることを特徴とする請求項1に記載の電気転てつ機の動作かん転換機構。 - 前記第1又は第2のガイドレールには、動作かんのアンロック時に第1又は第2のアームを転回させるために反位側又は定位側で前記第1又は第2のガイドローラを受け入れる湾曲凹面の凹所が形成されているものであることを特徴とする請求項1に記載の電気転てつ機の動作かん転換機構。
- 第1のガイドローラを取り付ける第1のアームのボスには、その外周面の一部に掬い部とし外方に突出する凸縁が形成され、第2のガイドローラを取り付ける第2のアームのボスには、その外周面の一部に掬い部とし外方に突出する凸縁が形成され、
前記第1、第2のガイドレールには、反位側及び定位側にそれぞれ第1又は第2の拘束カムのアンロック時に前記第1又は第2のガイドローラを受け入れる第1及び第2の凹所が形成されており、第1のガイドレールの定位側の第2の凹所および第2のガイドレールの反位側の第1の凹所は、それぞれスプリングで1方向に付勢されたシャッターにて塞がれており、
第1及び第2のガイドレールの凹所を塞ぐシャッターは、ポイントの正規の転換時において当該凹所内への前記第1又は第2のガイドローラの受け入れを阻止し、背向割り出しがあった後、定位又は反位転換の際にロック状態にある第1又は第2のアームに形成されたボスの凸縁に押されて塞がれたシャッターを開き、当該凹所内への第1又は第2のガイドローラの受け入れを可能として拘束カムのロックを解除するものであることを特徴とする請求項3に記載の電気転てつ機の動作かん転換機構。 - 前記カム組立体は、動作かんの一部に設けられたパネル部の板面に組み付けられ、第1又は第2の拘束カムは、ロック区間において第1又は第2のガイドローラを介して第1又は第2のガイドレールに支えられた第1又は第2のアームによってパネル部の範囲内で一定の姿勢に保持されるものであることを特徴とする請求項1に記載の電気転てつ機の動作かん転換機構。
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