JP3822442B2 - 転てつ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉄道用分岐器を転換及び鎖錠する転てつ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の新幹線用電気転てつ機は、トングレールを転換するときに動作する動作かんと、この動作かんの動作方向と直交する方向に動作する主鎖錠かんと、動作かんの移動方向の前後に主鎖錠かんと平行に配置され、主鎖錠かんと一体となって動作する副鎖錠かんと、主鎖錠かん及び副鎖錠かんの切欠部に挿入する突起部を有するロックピースと、このロックピースを駆動する駆動部と、ロックピースと駆動部とを接続する緩衝ばねとを備えている。この新幹線用電気転てつ機では、1つのロックピースに2つの突起部が主鎖錠かん及び副鎖錠かんと対向して配置されており、主鎖錠かん及び副鎖錠かんの切欠部に対して直交する方向から突起部が挿入可能なようにロックピースが配置されている。この新幹線用電気転てつ機では、切欠部と突起部との位置がずれた状態でロックピースを駆動部が駆動したときに、切欠部に突起部を無理に挿入しないように、緩衝ばねによって駆動部が発生する駆動力を緩衝させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の新幹線用電気転てつ機では、切欠部に突起部が挿入された鎖錠状態で、温度変化や列車の通過などによってトングレールの先端位置が微小移動すると、切欠部と突起部とが強く接触して密着した状態になる。その結果、切欠部と突起部との間の抵抗力(密着力)が緩衝ばねの付勢力よりも大きい場合には、緩衝ばねを介してロックピースを駆動する構造であるために、切欠部から突起部を引き抜くことができず切欠部に突起部が嵌った状態になり、分岐器が転換不能になるおそれがあった。
【0004】
この発明の課題は、分岐器の転換不能を防止することができる転てつ機を提供することである。
【0005】
この発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
なお、この発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、この実施形態に限定するものではない。
請求項1の発明は、トングレール(3a,3b)を転換するときに動作する動作かん(15)と、前記動作かんの動作方向(D,E)と直交する方向(B,C)に動作する主鎖錠かん(17)と、前記動作かんの移動方向の前後に前記主鎖錠かんと平行に配置され、前記主鎖錠かんと一体となって動作する副鎖錠かん(18)と、前記主鎖錠かんの切欠部(17a)及びこの主鎖錠かんの切欠部とは異なる位置に形成された前記副鎖錠かんの切欠部(18a)に挿入する突起部(24a,25a)を有するロックピース(23)と、前記主鎖錠かん及び前記副鎖錠かんの切欠部に前記突起部を挿入する方向が互いに逆方向になるように、前記ロックピースを駆動する駆動部(26)とを備える転てつ機において、前記ロックピースは、前記主鎖錠かんの切欠部(17a)に挿入する突起部(24a)を有する第1ロックピース(24)と、前記副鎖錠かんの切欠部(18a)に挿入する突起部(25a)を有する第2ロックピース(25)を備え、前記駆動部は、前記トングレールが転換を終了したときに前記主鎖錠かんの切欠部に前記突起部が挿入し、前記トングレールが転換を開始するときに前記主鎖錠かんの切欠部から前記突起部が抜け出すように、前記動作かんに連動して前記第1ロックピースを駆動する第1駆動部(27)と、前記トングレールが逆方向に転換を終了したときに前記副鎖錠かんの切欠部に前記突起部が挿入し、前記トングレールが逆方向から転換を開始するときに前記副鎖錠かんの切欠部から前記突起部が抜け出すように、前記動作かんに連動して前記第2ロックピースを駆動する第2駆動部(28)を備え、前記第1及び前記第2の駆動部は、前記切欠部と前記突起部との位置がずれたときに、前記切欠部に前記突起部を押し込まないように、前記第1及び第2ロックピースの駆動力を緩衝させる緩衝器(29)を備え、前記切欠部と前記突起部とが密着したときに、前記第1及び前記第2ロックピースの駆動力を前記緩衝器によって緩衝させずに、前記切欠部から前記突起部を強制的に引き抜くように、前記第1及び前記第2ロックピースを駆動することを特徴とする転てつ機(13)である。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載の転てつ機において、前記第1及び前記第2駆動部は、前記動作かんに形成されたカム(27a,28a)と、前記動作かんの動作に応じて、前記カムに係合及び離脱するカムフォロア(27b,28b)と、前記第1及び前記第2ロックピースに形成されたガイド溝(27c,28c)と、前記ガイド溝に沿って回転移動するローラ(27d,28d)と、前記第1及び前記第2ロックピースの駆動力を緩衝させる緩衝器(29)と、一方の端部に前記ローラが連結され、他方の端部に前記緩衝器の緩衝ばね(29a)が連結され、前記カムフォロアを支持する回転可能な支持アーム(27e,28e)とを備えることを特徴とする転てつ機である。
【0007】
請求項3の発明は、請求項2に記載の転てつ機において、前記第1駆動部は、前記トングレールが転換を終了したときに、前記緩衝ばねの付勢力によって前記カムフォロアが前記カムに係合して前記支持アームが回転し、前記ガイド溝に沿って前記ローラが回転移動しながら前記第1ロックピースを駆動し、前記主鎖錠かんの切欠部に前記突起部を挿入し、前記トングレールが転換を開始するときに、前記緩衝ばねの付勢力に対抗して前記カムフォロアが前記カムから離脱して前記支持アームが逆転し、前記ガイド溝に沿って前記ローラが回転移動しながら前記第1ロックピースを逆方向に駆動し、前記主鎖錠かんの切欠部から前記突起部を強制的に抜き出し、前記第2駆動部は、前記トングレールが逆方向に転換を終了したときに、前記緩衝ばねの付勢力によって前記カムフォロアが前記カムに係合して前記支持アームが回転し、前記ガイド溝に沿って前記ローラが回転移動しながら前記第2ロックピースを駆動し、前記副鎖錠かんの切欠部に前記突起部を挿入し、前記トングレールが逆方向から転換を開始するときに、前記緩衝ばねの付勢力に対抗して前記カムフォロアが前記カムから離脱して前記支持アームが逆転し、前記ガイド溝に沿って前記ローラが回転移動しながら前記第1ロックピースを逆方向に駆動し、前記副鎖錠かんの切欠部から前記突起部を強制的に抜き出し、前記緩衝器は、前記切欠部と前記突起部との位置がずれた状態で、前記第1又は前記第2ロックピースが駆動したときに、前記切欠部に前記突起部を押し付ける押付力を前記緩衝ばねによって緩衝させることを特徴としている転てつ機である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、この発明の実施形態に係る転てつ機の鎖錠機構部の斜視図である。図2は、この発明の実施形態に係る転てつ機が使用される分岐器の平面図である。図3は、この発明の実施形態に係る転てつ機の転換機構部の平面図である。図4は、この発明の実施形態に係る転てつ機の鎖錠機構部の定位で鎖錠した状態を示す平面図である。以下では、図2に示すトングレール3a,3bがB方向に転換した状態を定位とし、トングレール3a,3bがC方向に転換した状態を反位として説明する。
【0009】
分岐器1は、一つの軌道を二つ以上の軌道に分ける装置である。図2に示す分岐器1は、基準線が直線であり分岐線(他の一線)が曲線である片開き分岐器である。分岐器1は、ポイント部2と、軌道が交わる図示しないクロッシング部と、ポイント部2とクロッシング部とを連絡する図示しないリード部とから構成されている。図2に示す分岐器1の方向は、車両の進行方向(図中A方向)がポイント部2からクロッシング部に向かう対向である。
【0010】
ポイント部2は、図2に示すように、先端部を尖らせた転換可能な可動レールであるトングレール3a,3bと、このトングレール3a,3bの先端部が密着及び分離する基本レール4a,4bと、トングレール3a,3bを移動自在に支持する床板5と、トングレール3a,3bを転換する転てつ棒6と、トングレール3a,3bの先端部の間隔を固定するフロントロッド7と、このフロントロッド7に接続される接続かん8と、トングレール3a,3bが基本レール4a,4bと密着するときの密着力を設定するスイッチアジャスタ9と、転換時に動作するリンク10と、スイッチアジャスタ9とリンク10とに接続されるエスケープクランク11などを備えている。図2に示すポイント部2は、スイッチアジャスタ9及びエスケープクランク11などをそれぞれ2組備えており、これらによってトングレール3a,3bを転換する構造である。図2では、リンク10の先端側に接続されたエスケープクランクなどについては図示を省略する。
【0011】
電気転てつ機13は、ポイント部2を転換及び鎖錠する装置である。電気転てつ機13は、図3に示す転換機構部14と、図1〜図4に示す動作かん15と、図1、図2及び図4に示す鎖錠かん16と、図1及び図4に示す鎖錠機構部22とから構成されている。電気転てつ機13は、図2に示すように、基本レール4a,4bに対して平行に動作かん15が動作可能なように設置されている。
【0012】
転換機構部14は、動作かん15を動作させてポイント部2を転換する装置である。転換機構部14は、図3に示すように、駆動力を発生する電動モータ14aと、このモータ14aの駆動力を伝達及び遮断するクラッチ14bと、クラッチ14bの出力軸に固定されたかさ歯車14cと、このかさ歯車14cと噛み合うかさ歯車14dと、このかさ歯車14dと一体となって回転する小歯車14eと、この小歯車14eと噛み合う中間歯車14fと、この中間歯車14fと一体となって回転する小歯車14gと、この小歯車14gと噛み合う転換歯車14hと、この転換歯車14hと一体となって回転するセクタギヤ14iとを備えている。転換機構部14は、電動モータ14aの回転運動を動作かん15の直線運動に変換する。
【0013】
動作かん15は、図2に示すトングレール3a,3bを転換するときに動作する板状体である。動作かん15には、図3に示すように、セクタギヤ14iと噛み合うラック部15aと、図2に示すリンク10に連結するための連結孔15bなどが形成されている。動作かん15は、リンク10、エスケープクランク11、スイッチアジャスタ9及び転てつ棒6を介してトングレール3a,3bに接続されており、転換機構部14が発生する駆動力によってトングレール3a,3bを転換する。動作かん15は、図1〜図4に示すように、D方向に動作するときにはトングレール3a,3bをB方向に動作させて反位から定位(図2に示す位置)に転換し、E方向に動作するときにはトングレール3a,3bをC方向に動作させて定位から反位に転換する。
【0014】
鎖錠かん16は、トングレール3a,3bの転換後の先端位置を鎖錠する部材である。鎖錠かん16は、図1及び図4に示すように、主鎖錠かん17と、副鎖錠かん18と、継手金具19と、固定部材20,21とから構成されている。鎖錠かん16は、動作かん15の上側に動作かん15と直交して配置されており、図2に示すフロントロッド7に接続かん8などを介して接続されている。
【0015】
主鎖錠かん17は、フロントロッド7に接続される板状体である。主鎖錠かん17の下側には、図4に示すように、切欠部17aが形成されている。主鎖錠かん17は、動作かん15の動作方向(D方向及びE方向)と直交する方向(B方向及びC方向)に動作する。
【0016】
副鎖錠かん18は、主鎖錠かん17に接続される板状体である。副鎖錠かん18は、動作かん15の移動方向の前後に主鎖錠かん17と平行に配置されており、主鎖錠かん17と一体となって動作する。副鎖錠かん18の下側には、主鎖錠かん17の切欠部17aとは異なる位置に切欠部18aが形成されている。
【0017】
継手金具19は、図2に示す接続かん8と主鎖錠かん17とを連結する部材であり、主鎖錠かん17の先端部に固定されている。固定部材20は、主鎖錠かん17の先端部と副鎖錠かん18の先端部とを連結し、固定部材21は主鎖錠かん17の後端部と副鎖錠かん18の後端部とを連結する固定金具、ボルト及びナットなどからなる部材である。
【0018】
鎖錠機構部22は、転換後のトングレール3a,3bの先端位置を照査する装置である。鎖錠機構部22は、図1及び図4に示すように、ロックピース23と駆動部26とから構成されている。ロックピース23は、切欠部17a,18aに挿入する突起部(駒)24a,25aを有する部材であり、第1ロックピース24と第2ロックピース25とから構成されている。駆動部26は、切欠部17a,18aに突起部24a,25aを挿入する方向が互いに逆方向となるように、第1ロックピース24及び第2ロックピース25を駆動する機構部である。駆動部26は、第1駆動部27と第2駆動部28とから構成されている。
【0019】
第1ロックピース24は、切欠部17aに挿入する突起部24aを有する板状体であり、第2ロックピース25は切欠部18aに挿入する突起部25aを有する板状体である。第1ロックピース24の上側には、長さ方向の先端部寄りに突起部24aが形成されており、第2ロックピース25の上側には、突起部24aよりも長さ方向の端部側に突起部25aが形成されている。第1ロックピース24及び第2ロックピース25は、鎖錠かん16の動作方向と直交する方向から切欠部17a,18aに突起部24a,25aが入り込むように、動作かん15の動作方向に沿って並べて配置されている。第1ロックピース24及び第2ロックピース25は、図示しないガイド部材によって移動自在に支持されており、動作かん15と鎖錠かん16との間を動作かん15の移動方向と同一方向に動作する。切欠部17a,18aの位置は、図2に示すトングレール3a,3bが定位又は反位に転換したときに、突起部24a,25aの中心と切欠部17a,18aの中心とが一致するように、固定部材20,21によって位置決めされ調節される。
【0020】
第1駆動部27は、トングレール3a,3bが転換を終了したときに切欠部17aに突起部24aが挿入し、トングレール3a,3bが転換を開始するときに切欠部17aから突起部24aが抜け出すように、動作かん15の動作に連動して第1ロックピース24を駆動する機構部である。第2駆動部28は、トングレール3a,3bが逆方向に転換を終了したときに切欠部18aに突起部25aが挿入し、トングレール3a,3bが逆方向から転換を開始するときに切欠部18aから突起部25aが抜け出すように、第2ロックピース25を駆動する。第1駆動部27及び第2駆動部28は、切欠部17a,18aと突起部24a,25aとの位置がずれたときに、切欠部17a,18aに突起部24a,25aを押し込まないように、第1ロックピース24及び第2ロックピース25の駆動力を緩衝(緩衝鎖錠)する。第1駆動部27及び第2駆動部28は、切欠部17a,18aと突起部24a,25aとが密着したときに、切欠部17a,18aから突起部24a,25aを強制的に引き抜くように、第1ロックピース24及び第2ロックピース25を駆動(強制解錠)する。第1駆動部27及び第2駆動部28は、カム27a,28aと、カムフォロア27b,28bと、ガイド溝27c,28cと、ローラ27d,28dと、支持アーム27e,28eと、緩衝器29とから構成されている。
【0021】
カム27a,28aは、動作かん15に形成されたカム溝である。カム27aは、動作かん15の一方の側面に形成されており、カム28aは動作かん15の他方の側面に形成されている。カム27aは、動作かん15の中央部よりも先端部側に形成されており、カム28aは動作かん15の中央部よりも後端部側に形成されている。カム27aは、先端部側に角面が形成され後端部側に傾斜面が形成されており、カム28aは先端部側に傾斜面が形成され後端部側に角面が形成されている。
【0022】
カムフォロア27bは、動作かん15の動作に応じてカム27aに係合及び離脱する回転体であり、カムフォロア28bは、動作かん15の動作に応じてカム28aに係合及び離脱する回転体である。カムフォロア27b,28bは、動作かん15が動作するとこの動作かん15の側面と回転接触し、カム27a,28aの傾斜面から落ち込みカム27a,28aと係合するともに、カム27a,28aの傾斜面から抜け出してカム27a,28aから離脱する。
【0023】
ガイド溝27cは、第1ロックピース24の上側に幅方向に沿って所定の深さで形成された直線溝であり、ガイド溝28cは第2ロックピース25の上側に幅方向に沿って所定の深さで形成された直線溝である。ガイド溝27cは、第1ロックピース24の中央部よりも後端部側に形成されており、ガイド溝28cは第2ロックピース25の中央部よりも先端部側に形成されている。
【0024】
ローラ27dは、ガイド溝27cに沿って回転移動する回転体であり、ローラ28dはガイド溝28cに沿って回転移動する回転体である。ローラ27dは、ガイド溝27cに沿って回転移動することによって第1ロックピース24を駆動し、ローラ28dはガイド溝28cに沿って回転移動することによって第2ロックピース25を駆動する。
【0025】
支持アーム27eは、カムフォロア27bを支持する回転可能な段違いクランクであり、一方の端部にローラ27dが連結され、他方の端部に緩衝器29の緩衝ばね29aが連結されている。支持アーム28eは、カムフォロア28bを支持する回転可能な段違いクランクであり、一方の端部にローラ28dが連結され、他方の端部に緩衝器29の緩衝ばね29aが連結されている。支持アーム27e,28eは、固定軸27f,28fと、下側アーム部27g,28gと、上側アーム部27h,28hとから構成されている。支持アーム27e,28eは、カムフォロア27b,28bがカム27a,28aに係合及び離脱するときの微小回転によって、第1ロックピース24及び第2ロックピース25の動作を制御する。
【0026】
固定軸27f,28fは、電気転てつ機13の図示しない筐体の底面に固定される部材である。図4に示すように、固定軸27fは、第2ロックピース25の近くに配置されており、固定軸28fは第1ロックピース24の近くに配置されている。下側アーム部27g,28gは、カムフォロア27b,28bを回転自在に支持する部材である。下側アーム部27gの基端部側には、カムフォロア27bが回転自在に連結されており、下側アーム部28gの基端部側にはカムフォロア28bが回転自在に連結されている。上側アーム部27h,28hは、ローラ27d,28dを回転自在に支持する部材である。上側アーム部27hの先端部には、ローラ27dが回転自在に連結されており、上側アーム部28hの先端部にはローラ28dが回転自在に連結されている。下側アーム部27g及び上側アーム部27hは、略L字状に屈曲した状態で固定軸27fを中心として回転するように段違いに連結されており、下側アーム部28g及び上側アーム部28hは、略L字状に屈曲した状態で固定軸28fを中心として回転するように段違いに連結されている。
【0027】
緩衝器29は、第1ロックピース24及び第2ロックピース25の駆動力を緩衝させる機構部である。緩衝器29は、図4に示すように、緩衝ばね29aを内部に備えている。緩衝ばね29aは、カムフォロア27b,28bを動作かん15の側面に押し付ける方向に付勢力(圧力)を常時発生するコイルばねである。緩衝ばね29aは、突起部24a,25aを切欠部17a,18aに挿入するときの動力源として機能する。緩衝ばね29aは、一方の端部29bが下側アーム部27gの先端部に連結されており、他方の端部29cが下側アーム部28gの先端部に連結されている。
【0028】
次に、この発明の実施形態に係る転てつ機の動作を説明する。
図5は、この発明の実施形態に係る転てつ機の鎖錠機構部の定位で解錠した状態を示す平面図である。図6は、この発明の実施形態に係る転てつ機の鎖錠機構部の定位から反位に転換している途中の状態を示す平面図である。図7は、この発明の実施形態に係る転てつ機の鎖錠機構部の反位で鎖錠した状態を示す平面図である。図8は、この発明の実施形態に係る転てつ機の鎖錠機構部の反位で転換不能になった状態を示す平面図である。
【0029】
(定位で鎖錠した状態)
図2に示すように、トングレール3a,3bが定位に転換を終了してトングレール3aと基本レール4aとが密着した状態では、図4に示すように、カムフォロア27bがカム27aに落ち込み、支持アーム27eが固定軸27fを中心に時計回りに微小角度だけ回転している。この状態では、ガイド溝27cの側面がローラ27dによってD方向に押されており、第1ロックピース24がD方向に移動して突起部24aが切欠部17aに挿入している。一方、カムフォロア28bは、カム28aから抜け出して緩衝ばね29aの付勢力によって動作かん15の側面と加圧接触している。
【0030】
(定位で解錠した状態)
図3に示す電動モータ14aが駆動すると、クラッチ14bを介してかさ歯車14cなどのギヤ列が回転し、歯車14jが時計回りに回転しながらラック部15aと噛み合って動作かん15がE方向に動作する。その結果、図2に示すリンク10及びエスケープクランク11などを介して転てつ棒6に駆動力が伝達されて転てつ棒6がC方向に動作し、トングレール3a,3bが定位から反位に転換を開始する。図5に示すように、動作かん15がE方向に動作を開始すると、カムフォロア27bが回転しながらカム27aの傾斜面に沿って相対移動してカム27aから抜け出し、緩衝ばね29aの付勢力に対抗して固定軸27fを中心に支持アーム27eが反時計回りに微小角度だけ回転する。このときに、支持アーム27eの微小回転によって緩衝ばね29aが引っ張られるために、カムフォロア27b,28bと動作かん15の側面とが強く加圧接触し、カムフォロア27b,28bをカム27a,28aに嵌め込む方向の付勢力がカムフォロア27b,28bに作用する。支持アーム27eが反時計回りに微小回転すると、ガイド溝27cに沿ってローラ27dが回転移動してガイド溝27cの側面がローラ27dによってE方向に押される。その結果、第1ロックピース24がE方向に移動して突起部24aが切欠部17aから抜け出して、トングレール3a,3bが定位から反位に転換可能な状態になる。
【0031】
(定位から反位に転換している途中の状態)
図6に示すように、動作かん15がE方向にさらに動作すると、図2に示すトングレール3a,3bが定位から反位に略転換を終了して、トングレール3bが基本レール4bに密着しようとする。トングレール3a,3bがC方向に転換するとフロントロッド7が追従して動作し、図6に示すように、接続かん8及び継手金具19を介して鎖錠かん16が受動的にC方向に動作する。トングレール3a,3bが転換を終了する直前では、カム28aの傾斜面がカムフォロア28bに接近しカム28aに嵌り込む寸前の状態になる。
【0032】
(反位で鎖錠した状態)
図2に示すトングレール3a,3bが反位に転換を終了してトングレール3bと基本レール4bとが密着すると、動作かん15が停止して図6に示す鎖錠かん16が停止する。動作かんが停止する間際では切欠部18aの中心と突起部25aの中心とが略一致した位置関係になり、付勢ばね29aの付勢力によって、カムフォロア28bがカム28aに嵌り込むとともに、支持アーム28eが固定軸28fを中心に時計回りに微小角度だけ回転する。その結果、ガイド溝28cの側面がローラ28dによってE方向に押されるために、第2ロックピース25がE方向に移動して突起部25aが切欠部18aに挿入し、図2に示すトングレール3a,3bが反位に転換した状態で鎖錠される。このときに、図6に示すように、カムフォロア27bは緩衝ばね29aの付勢力によって動作かん15の側面と加圧接触している。
【0033】
(反位で転換不能になった状態(緩衝鎖錠))
図8に示すように、切欠部18aの中心と突起部25aの中心とが一致せずにこれらの位置が僅かにずれた状態では、切欠部18aに突起部25aを挿入することができない。しかし、カムフォロア28bにカム28aが到達すると、緩衝ばね29aの付勢力によってカムフォロア28bがカム28aに落ち込もうとし、支持アーム28eが時計回りに回転しようとする。その結果、ガイド溝28cの側面がローラ28dによってE方向に僅かに押されて第ロックピース25がE方向に移動し、切欠部18aが突起部25aと接触し押し付けられる。このときに、突起部25aと切欠部18aとの間に発生する押付力(加圧力)は緩衝ばね29aの付勢力に対抗して緩衝ばね29aを引っ張る方向に作用する。その結果、切欠部18aに突起部25aを押し付ける押付力が緩衝ばね29aによって緩衝されるために、切欠部18aに突起部25aを無理に押し込み切欠部18aの側面を突起部25aの角部がかじってしまうことがない。
【0034】
(強制解錠)
図7に示すように、鎖錠機構部22が反位で鎖錠した状態であるときに、図2に示すトングレール3a,3bの先端位置が温度変化や列車の通過などによって微小移動すると、切欠部18aの側面と突起部25aの側面とが強く接触しこれらが密着することがある。しかし、図2に示すトングレール3a,3bをC方向に動作させて反位から定位に転換するために、図7に示すように動作かん15がD方向に動作すると、動作かん15の動作に連動してカムフォロア28bが傾斜面に沿ってカム28aから強制的に抜け出す。その結果、第2ロックピース25がD方向に移動して突起部25aが切欠部18aから強制的に抜け出すために、切欠部18aに突起部25aが引っ掛かり転換不能が発生することがない。
【0035】
以上の説明では、図2に示すトングレール3a,3bが定位から反位に転換するときの鎖錠機構部22の動作を説明したが、トングレール3a,3bが反位から定位に転換するときには、図4〜図7に示す動作かん15がD方向に動作して鎖錠機構部22が逆の動作をする。
【0036】
この発明の実施形態に係る転てつ機には、以下に記載するような効果がある。
(1) この実施形態では、切欠部17a,18aと突起部24a,25aとの位置がずれたときに、切欠部17a,18aに突起部24a,25aを押し込まないように、第1駆動部27及び第2駆動部28が第1ロックピース24及び第2ロックピース25の駆動力を緩衝させる。その結果、切欠部17a,18aを突起部24a,25aがかじることによって発生する磨耗が防止されて、鎖錠機構部22の検知性能の低下を防止することができる。
【0037】
(2) この実施形態では、切欠部17a,18aと突起部24a,25aとが密着したときに、切欠部17a,18aから突起部24a,25aを強制的に引き抜くように、第1駆動部27及び第2駆動部28が第1ロックピース24及び第2ロックピース25を駆動する。その結果、切欠部17a,18aに突起部24a,25aが引っ掛かることがなくなり、転換不能が発生するのを防止することができる。
【0038】
(3) この実施形態では、主鎖錠かん17及び副鎖錠かん18が動作かん15の移動方向の前後に配置されており、切欠部17a,18aに突起部24a,25aを挿入する方向が互いに逆方向になるように、第1ロックピース24及び第2ロックピース25を第1駆動部27及び第2駆動部28が駆動する。その結果、電気転てつ機13の上側カバーを開けた状態で鎖錠機構部22の動作を確認できるために保守時の点検や修理が容易になる。
【0039】
この発明は、以上説明した実施形態に限定するものではなく、以下に記載するように種々の変形又は変更が可能であり、これらもこの発明の範囲内である。
(1) この実施形態では、定位に転換したときに切欠部17aに突起部24aが挿入し、反位に転換したときに切欠部18aに突起部25aが挿入しているが、切欠部17a,18aと突起部24a,25aの挿入関係と転換位置との関係は逆であってもよい。また、この実施形態では、主鎖錠かん17の後端部寄りに切欠部17aを形成し、副鎖錠かん18の前端部寄りに切欠部18aを形成しているが、これらの形成位置を逆にしてもよい。
【0040】
(2) この実施形態では、第1駆動部27及び第2駆動部28が1つの緩衝器29を兼用して部品点数の削減を図っているが、同一構造の緩衝器を2つ設置して緩衝ばねの一方の端部を固定部材に連結し、他方の端部を支持アームに連結してもよい。また、この実施形態では、緩衝器29の付勢力の発生源として緩衝ばね29aを例に挙げて説明したが油圧シリンダなどを利用してもよい。
【0041】
(3) この実施形態では、支持アーム27e,28e側にカムフォロア27b,28bを設け、動作かん15側にカム27a,28aを設けているが、これらを逆側に設けてもよい。また、この実施形態では、ガイド溝27c,28cに沿って回転移動するローラ27d,28dを例に挙げて説明したが、ローラ27d,28dをスライダなどの移動体に置き換えてもよいし、ガイド軸などのガイド部材に沿ってスライダなどの移動体がスライドする機構に変更してもよい。
【0042】
(4) この実施形態では、ローラ27d,28dが円筒状の場合を例に挙げて説明したが、ガイド溝27c,28dに沿って摺動可能な形状であればよい。また、この実施形態では、新幹線用電気転てつ機を例に挙げて説明したが、在来線などで使用される電気転てつ機についてもこの発明を適用することができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によると、切欠部と突起部との位置がずれたときに、切欠部に突起部を押し込まないように、第1及び第2ロックピースの駆動力を緩衝させ、切欠部と突起部とが密着したときに、切欠部から突起部を強制的に引き抜くように、第1及び第2ロックピースを駆動するので、分岐器の転換不能を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係る転てつ機の鎖錠機構部の斜視図である。
【図2】この発明の実施形態に係る転てつ機が使用される分岐器の平面図である。
【図3】この発明の実施形態に係る転てつ機の転換機構部の平面図である。
【図4】この発明の実施形態に係る転てつ機の鎖錠機構部の定位で鎖錠した状態を示す平面図である。
【図5】この発明の実施形態に係る転てつ機の鎖錠機構部の定位で解錠した状態を示す平面図である。
【図6】この発明の実施形態に係る転てつ機の鎖錠機構部の定位から反位に転換している途中の状態を示す平面図である。
【図7】この発明の実施形態に係る転てつ機の鎖錠機構部の反位で鎖錠した状態を示す平面図である。
【図8】この発明の実施形態に係る転てつ機の鎖錠機構部の反位で転換不能になった状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 分岐器
2 ポイント部
3a,3b トングレール
4a,4b 基本レール
13 電気転てつ機
14 転換機構部
15 動作かん
16 鎖錠かん
17 主鎖錠かん
18 副鎖錠かん
17a,18a 切欠部
22 鎖錠機構部
23 ロックピース
24 第1ロックピース
25 第2ロックピース
24a,25a 突起部
26 駆動部
27 第1駆動部
28 第2駆動部
27a,28a カム
27b,28b カムフォロア
27c,28c ガイド溝
27d,28d ローラ
27e,28e 支持アーム
27f,28f 固定軸
29 緩衝器
29a 緩衝ばね

Claims (3)

  1. トングレールを転換するときに動作する動作かんと、
    前記動作かんの動作方向と直交する方向に動作する主鎖錠かんと、
    前記動作かんの移動方向の前後に前記主鎖錠かんと平行に配置され、前記主鎖錠かんと一体となって動作する副鎖錠かんと、
    前記主鎖錠かんの切欠部及びこの主鎖錠かんの切欠部とは異なる位置に形成された前記副鎖錠かんの切欠部に挿入する突起部を有するロックピースと、
    前記主鎖錠かん及び前記副鎖錠かんの切欠部に前記突起部を挿入する方向が互いに逆方向になるように、前記ロックピースを駆動する駆動部と、
    を備える転てつ機において、
    前記ロックピースは、
    前記主鎖錠かんの切欠部に挿入する突起部を有する第1ロックピースと、
    前記副鎖錠かんの切欠部に挿入する突起部を有する第2ロックピースを備え、
    前記駆動部は、
    前記トングレールが転換を終了したときに前記主鎖錠かんの切欠部に前記突起部が挿入し、前記トングレールが転換を開始するときに前記主鎖錠かんの切欠部から前記突起部が抜け出すように、前記動作かんに連動して前記第1ロックピースを駆動する第1駆動部と、
    前記トングレールが逆方向に転換を終了したときに前記副鎖錠かんの切欠部に前記突起部が挿入し、前記トングレールが逆方向から転換を開始するときに前記副鎖錠かんの切欠部から前記突起部が抜け出すように、前記動作かんに連動して前記第2ロックピースを駆動する第2駆動部を備え、
    前記第1及び前記第2の駆動部は、
    前記切欠部と前記突起部との位置がずれたときに、前記切欠部に前記突起部を押し込まないように、前記第1及び第2ロックピースの駆動力を緩衝させる緩衝器を備え
    前記切欠部と前記突起部とが密着したときに、前記第1及び前記第2ロックピースの駆動力を前記緩衝器によって緩衝させずに、前記切欠部から前記突起部を強制的に引き抜くように、前記第1及び前記第2ロックピースを駆動すること、
    を特徴とする転てつ機。
  2. 請求項1に記載の転てつ機において、
    前記第1及び前記第2駆動部は、
    前記動作かんに形成されたカムと、
    前記動作かんの動作に応じて、前記カムに係合及び離脱するカムフォロアと、
    前記第1及び前記第2ロックピースに形成されたガイド溝と、
    前記ガイド溝に沿って回転移動するローラと、
    前記第1及び前記第2ロックピースの駆動力を緩衝させる緩衝器と、
    一方の端部に前記ローラが連結され、他方の端部に前記緩衝器の緩衝ばねが連結され、前記カムフォロアを支持する回転可能な支持アームとを備えること、
    を特徴とする転てつ機。
  3. 請求項2に記載の転てつ機において、
    前記第1駆動部は、
    前記トングレールが転換を終了したときに、前記緩衝ばねの付勢力によって前記カムフォロアが前記カムに係合して前記支持アームが回転し、前記ガイド溝に沿って前記ローラが回転移動しながら前記第1ロックピースを駆動し、前記主鎖錠かんの切欠部に前記突起部を挿入し、
    前記トングレールが転換を開始するときに、前記緩衝ばねの付勢力に対抗して前記カムフォロアが前記カムから離脱して前記支持アームが逆転し、前記ガイド溝に沿って前記ローラが回転移動しながら前記第1ロックピースを逆方向に駆動し、前記主鎖錠かんの切欠部から前記突起部を強制的に抜き出し、
    前記第2駆動部は、
    前記トングレールが逆方向に転換を終了したときに、前記緩衝ばねの付勢力によって前記カムフォロアが前記カムに係合して前記支持アームが回転し、前記ガイド溝に沿って前記ローラが回転移動しながら前記第2ロックピースを駆動し、前記副鎖錠かんの切欠部に前記突起部を挿入し、
    前記トングレールが逆方向から転換を開始するときに、前記緩衝ばねの付勢力に対抗して前記カムフォロアが前記カムから離脱して前記支持アームが逆転し、前記ガイド溝に沿って前記ローラが回転移動しながら前記第1ロックピースを逆方向に駆動し、前記副鎖錠かんの切欠部から前記突起部を強制的に抜き出し、
    前記緩衝器は、前記切欠部と前記突起部との位置がずれた状態で、前記第1又は前記第2ロックピースが駆動したときに、前記切欠部に前記突起部を押し付ける押付力を前記緩衝ばねによって緩衝させること、
    を特徴とする転てつ機。
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