JP2012114258A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヒューズ配線を溶断する際に素子分離構造や半導体基板に与えるダメージを抑制することができる半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置1は、半導体基板10と、半導体基板の主面の面内方向に互いに離間するように形成された一対の電極12A,12Bと、これら電極12A,12Bを被覆し、上面に凹部13cを有する下層絶縁膜13と、凹部13cに形成されたヒューズ配線20Cと、下層絶縁膜13及びヒューズ配線20Cを被覆する層間絶縁膜21と、層間絶縁膜21上に形成され、ヒューズ配線20Cの直上にレーザトリミング用の開口部1hを有する上層絶縁膜31とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】半導体装置1は、半導体基板10と、半導体基板の主面の面内方向に互いに離間するように形成された一対の電極12A,12Bと、これら電極12A,12Bを被覆し、上面に凹部13cを有する下層絶縁膜13と、凹部13cに形成されたヒューズ配線20Cと、下層絶縁膜13及びヒューズ配線20Cを被覆する層間絶縁膜21と、層間絶縁膜21上に形成され、ヒューズ配線20Cの直上にレーザトリミング用の開口部1hを有する上層絶縁膜31とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、レーザトリミング用のヒューズ素子を有する半導体装置及びその製造方法に関する。
従来より、半導体集積回路の製造後、その電気的特性の調整や機能の切り替えを実現するために、冗長回路としてのヒューズ素子を半導体集積回路内に組み込むことが行われている。ヒューズ素子は、レーザビームの照射により溶断されるヒューズ配線を有しており、このヒューズ配線は、抵抗素子、電源電圧端子もしくはアンプ回路などと電気的に接続されている。このヒューズ配線を溶断することにより、たとえば、電気抵抗値や出力電圧値やしきい値電圧の調整または変更を行うことができる。
このようなヒューズ素子の構造は、たとえば、特開2001−308276号公報(特許文献1)に開示されている。図1は、特許文献1に開示されているヒューズ素子100の構造を概略的に示す断面図である。
図1に示されるように、ヒューズ素子100は、半導体基板101上に素子分離酸化膜102を介して形成されたトリミングヒューズ(ヒューズ配線)110と、このトリミングヒューズ110を被覆する絶縁膜111とを有する。絶縁膜111上には、複数層に亘って、メタル配線120,121,130,131,140,141と、シリコン酸化膜122,133と、SOG膜(Spin−On−Glass film)123,133と、パッシベーション膜142とが形成されている。そして、トリミングヒューズ110上のシリコン酸化膜122、シリコン酸化膜132及びパッシベーション膜142には、エッチング処理によりレーザトリミング用の開口部100hが形成されている。この開口部100hにレーザビームを照射することによりトリミングヒューズ110を溶断することができる。
特許文献1のヒューズ素子100では、開口部100hの形成の際、過剰なエッチングによりトリミングヒューズ110が露出すると、半導体集積回路の信頼性の低下を招くので、トリミングヒューズ110の直上に一定の厚みの絶縁膜を保護膜として残す必要がある。しかしながら、シリコン酸化膜122,132及びパッシベーション膜142に対するエッチング条件を最適化することはむずかしいため、トリミングヒューズ110の直上の保護膜の厚みを高精度に制御することがむずかしく、その厚みがばらつくという問題がある。よって、その厚みに合わせてトリミング用のレーザビームの出力を最適化することもむずかしい。
それ故、トリミングヒューズ110の溶断の際には、レーザビームの過剰なエネルギーが素子分離酸化膜102や半導体基板101に吸収されて半導体集積回路にダメージを与えてしまい、歩留まりを低下させる原因となる場合がある。かかる問題を回避するためにレーザビームの出力を低くすると、トリミングヒューズ110を確実に溶断することがむずかしい。
上記に鑑みて本発明の目的は、ヒューズ配線を溶断する際に素子分離構造や半導体基板に与えるダメージを抑制することができる信頼性の高い半導体装置及びその製造方法を提供することである。
本発明の第1の態様による半導体装置は、半導体基板と、前記半導体基板の主面上に、当該主面の面内方向に互いに離間するように形成された一対の電極と、前記一対の電極を被覆し、前記一対の電極の間で上面に凹部を有する下層絶縁膜と、前記凹部に形成されたヒューズ配線と、前記下層絶縁膜及び前記ヒューズ配線を被覆する層間絶縁膜と、前記層間絶縁膜上に形成され、前記ヒューズ配線の直上にトリミング用の開口部を有する上層絶縁膜とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の態様による半導体装置の製造方法は、半導体基板の主面上に、当該主面の面内方向に互いに離間するように一対の電極を形成する工程と、前記一対の電極を被覆する下層絶縁膜を形成する工程と、前記下層絶縁膜の上面のうち前記一対の電極の間に形成されている凹部にヒューズ配線を形成する工程と、前記下層絶縁膜及び前記ヒューズ配線を被覆する層間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜上に上層絶縁膜を形成する工程と、前記ヒューズ配線の直上において少なくとも前記上層絶縁膜をエッチングしてトリミング用の開口部を形成する工程とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ヒューズ配線は、下層絶縁膜の上面の凹部に形成されるので、ヒューズ配線の直上には、所望の厚みの保護膜を介してレーザトリミング用の開口部を形成することができる。また、このヒューズ配線を溶断する際には、レーザビームの過剰なエネルギーが下層絶縁膜に吸収されるので、半導体装置の特性劣化を抑制することができる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図2は、本実施の形態の半導体装置1のヒューズ素子構造を概略的に示す断面図であり、図3は、この半導体装置1の上面視図である。図2は、図3のII−II線に沿った断面を表している。
図2に示されるように、この半導体装置1は、半導体基板10と、この半導体基板10に形成された一対の埋め込み絶縁膜11A,11Bとを有する。埋め込み絶縁膜11A,11Bは、半導体基板10の主面すなわち上面10sから上方に突出(隆起)している。このような埋め込み絶縁膜11A、11Bは、たとえば、公知のLOCOS(Local Oxidation of Silicon)法を用いて形成することができる。なお、半導体基板10としてはシリコン基板を使用することができるが、これに限定されるものではない。シリコン基板に代えて、たとえば、シリコン以外の単結晶半導体、多結晶半導体あるいは化合物半導体からなる構造を含むバルク基板やSOI(Silicon−On−Insulator)基板を使用してもよい。
埋め込み絶縁膜11A,11B上にはそれぞれダミー電極12A,12Bが形成されており、これらダミー電極12A,12Bは、半導体基板10の上面10sの面内方向に互いに一定距離離間するように配置されている。ダミー電極12A,12Bは、たとえば、ポリシリコン膜からなり、MOSFET(Metal−Oxide−Semiconductor Field−Effect Transistor)などの電界効果トランジスタのゲート電極(図示せず)と同一工程で当該ゲート電極と同時に形成することができる。
これらダミー電極12A,12Bと埋め込み絶縁膜11A,11Bと半導体基板10とを被覆するように下層絶縁膜13が成膜されている。下層絶縁膜13としては、たとえば、PSG(phosphosilicate glass)、BSG(borosilicate glass)もしくはBPSG(Borophosphosilicate glass)といったシリコン酸化膜、あるいはシリコン酸窒化膜を成膜すればよい。
下層絶縁膜13の上面には凹部13cが形成されている。この凹部13cは、ダミー電極12A,12Bの上面と半導体基板10の上面10sとの間の段差に起因して形成されたものであり、また、ダミー電極12A,12Bの高さは、埋め込み絶縁膜11A,11Bの高さ分嵩上げされている。凹部13cの形成位置は、埋め込み絶縁膜11A,11Bが形成されない領域の直上となる。
この凹部13cにヒューズ配線20Cが形成される。また、凹部13cの両側における下層絶縁膜13の上面13ta,13tbには、ダミー配線(中間層電極)20A,20Bが形成されている。これらダミー配線20A,20Bの形成位置は、下層のダミー電極12A,12Bの直上である。ダミー配線20A,20Bとヒューズ配線20Cの構造は、たとえば、アルミニウムやアルミニウム合金(Al−Si,Al−CuもしくはAl−Si−Cuなど)を含む単層構造または積層構造とすることができる。その積層構造は、たとえば、アルミニウムやアルミニウム合金を含む下地膜と、チタンや窒化チタンを含むバリア膜とが積層されたものとすればよい。
これらヒューズ配線20Cとダミー配線20A,20Bと下層絶縁膜13とを被覆するように、シリコン酸化膜あるいはシリコン酸窒化膜などの層間絶縁膜21が形成されている。また、層間絶縁膜21の上面の凹凸をなくすための充填膜22が形成されている。充填膜22としては、SOG(Spin On Glass)法により塗布形成された有機SOG膜、あるいは、CVD(化学気相成長)法により形成された絶縁膜が挙げられる。
この層間絶縁膜21の上にダミー配線(上層電極)30A,30Bが形成されている。これらダミー配線30A,30Bの形成位置は、下層のダミー配線20A,20Bの直上である。これらダミー配線30A,30B及び充填膜22を被覆する保護膜として、シリコン窒化膜などのパッシベーション膜31が成膜されている。
そして、ヒューズ配線20Cの直上において、パッシベーション膜31を貫通し層間絶縁膜21に達する深さを持つ開口部1hがエッチングにより形成されている。層間絶縁膜21は、開口部1hの直下で0.1μm〜0.5μm程度の厚みGpを持つようにエッチング加工される。開口部1hの幅は、たとえば17μm程度にすることができる。この開口部1hにレーザビームを照射することによりヒューズ配線20Cを溶断することができる。
図2に示されるように、ヒューズ配線20Cと半導体基板10の上面10sとの間、並びに、ヒューズ配線20Cと埋め込み絶縁膜11A,11Bとの間に下層絶縁膜13が介在するので、レーザトリミング時のレーザビームのエネルギーは下層絶縁膜13に吸収されて下層絶縁膜13にダメージを与えるが、半導体基板10と埋め込み絶縁膜11A,11Bには、ほとんどダメージを与えることがない。したがって、レーザトリミングによる半導体装置1の特性劣化を抑制することができる。
上記ヒューズ素子構造を有する半導体装置1の製造方法を図4〜図9を以下に参照しつつ説明する。図4〜図9は、半導体装置1の製造工程の一例を概略的に示すための断面図である。
まず、図4に示されるように、半導体基板10に一対の埋め込み絶縁膜11A,11Bを形成する。これら埋め込み絶縁膜11A,11Bが半導体基板10の表面10sから突出する高さh1は、たとえば0.3μm〜1.0μm程度である。LOCOS法で埋め込み絶縁膜11A,11Bを形成する場合は、たとえば、半導体基板10の表面を高温で酸化させて薄いパッド酸化膜を形成し、このパッド酸化膜上に窒化膜のパターンを形成する。そして、この窒化膜を耐酸化マスクとして、半導体基板10の表面を選択的に酸化することにより、高さh1が0.35μm程度の埋め込み絶縁膜11A,11Bを形成することができる。この後、窒化膜は除去される。
その後、図4の半導体基板10の露出面10sに熱酸化を施して薄い酸化膜(図示せず)を形成する。次いで、図4の構造上に、たとえばLPCVD(低圧化学気相成長)法によりポリシリコン膜を堆積させ、フォトリソグラフィ工程とエッチング工程によりこのポリシリコン膜をパターニングすることで、厚みがたとえば0.15μm程度のダミー電極12A,12Bを形成することができる(図5)。これらダミー電極12A,12Bは、図示されないゲート電極と同一工程においてこれらゲート電極と同時に形成される。さらに、たとえばAPCVD(常圧化学気相成長)法により、これらダミー電極12A,12Bと半導体基板10の露出面10sとを被覆するように、厚みがたとえば1μm程度のシリコン酸化膜を下層絶縁膜13として堆積させる(図5)。
下層絶縁膜13の堆積後は、スパッタリング法などのPVD(物理気相成長)法により、図5の構造上に、Al合金などの金属膜とTiやTiNなどのバリアメタル膜とを順次堆積させ、フォトリソグラフィ工程とエッチング工程によりこれら金属膜及びバリアメタル膜をパターニングする。この結果、図6に示されるように、厚みがたとえば0.6μm程度のダミー配線20A,20B及びヒューズ配線20Cを形成することができる。さらに、たとえばプラズマCVD法により、これらダミー配線20A,20B及びヒューズ配線20Cを被覆するように全面に亘って厚みが0.7μm〜数μm程度のシリコン酸化膜を層間絶縁膜21として成膜する(図6)。
層間絶縁膜21の成膜後は、層間絶縁膜21の表面の凹凸をならすために、層間絶縁膜21上に、SiO2を主成分とする液状材料を塗布し焼成することでSOG膜を形成し、その後、SOG膜の表面をエッチバックにより平坦化する。この結果、図7に示されるように、層間絶縁膜21の凹部に充填膜(SOG膜)22Pが形成される。なお、SOG膜の代わりに、CVD法により形成された絶縁膜を充填膜22Pとしてもよい。
その後、スパッタリング法などのPVD(物理気相成長)法により、図7の構造上に、チタンなどのバリアメタル膜とAl合金などの金属膜とを順次堆積させ、フォトリソグラフィ工程とエッチング工程によりこれらバリアメタル膜と金属膜とをパターニングする。この結果、図8に示されるように、厚みがたとえば0.8μm〜1μm程度のダミー配線30A,30Bが形成される。さらに、たとえばプラズマCVD法により、これらダミー配線30A,30Bを被覆するように、厚みがたとえば0.8μm程度のシリコン窒化膜を絶縁膜31Pとして成膜する(図8)。
次に、図8の構造上に、全面に亘ってフォトレジストを塗布し、このフォトレジストを露光し現像することにより、図9に示すレジストパターン40が形成される。次いで、このレジストパターン40をマスクとして、絶縁膜31Pと充填膜22Pと層間絶縁膜21とにドライエッチングを施すことにより、図1に示した本実施の形態の半導体装置1のヒューズ素子構造が作製される。
図10は、半導体装置1のヒューズ素子構造の適用例である可変抵抗回路50を示す図である。この抵抗回路50は、電極端子51A,51B間を直列に接続された抵抗素子53R,…,53Rと、各抵抗素子53Rに並列に接続されたヒューズ素子52Hとを有するものである。ヒューズ素子52Hは、本実施の形態のヒューズ素子構造を有している。溶断されるヒューズ素子52Hの個数に応じて電極端子51A,51B間の電気抵抗を可変に設定することができる。
なお、本実施の形態のヒューズ素子構造は、可変抵抗回路50に限定されるものではなく、レーザトリミング用のヒューズ素子を用いる任意の回路に本実施の形態のヒューズ素子構造を適用することが可能である。
以上に説明したように本実施の形態のヒューズ素子構造では、下層絶縁膜13の上面の凹部13cにヒューズ配線20Cが形成されるので、開口部1hの直下において層間絶縁膜21は、ヒューズ配線20Cの保護とレーザトリミング(ヒューズ配線20Cの確実な溶断)とに必要な厚みGpを持つことができる。また、ヒューズ配線20Cの周りの領域にダミー配線20A,20Bが配置されるので、層間絶縁膜21の厚みGpの制御を容易に行うことができる。その理由は以下のとおりである。
図1の従来のヒューズ素子構造では、トリミングヒューズ110の上面と開口部100hの底面との間に絶縁膜の一定の厚みを確保するために、4層もの配線構造を形成する必要がある。これに対し、本実施の形態では、ダミー電極12A,12Bの上面と半導体基板10の上面10sとの間の段差を利用して形成された凹部13cにヒューズ配線20Cが形成される。この厚みGpは、パッシベーション膜31、充填膜22P及び層間絶縁膜21に対するエッチングにより形成されるものであるが、エッチングレートの制御がむずかしいため、厚みGpにバラツキが生じることがある。たとえば、パッシベーション膜31に合わせてエッチング条件を最適化すれば、下層の層間絶縁膜21のエッチング深さを制御することがむずかしく、これにより厚みGpにバラツキが生じてしまう。このような場合でも、開口部1hの直下にある凹部13cは、開口部1hの周辺領域下の下層絶縁膜13の上面13ta,13tbよりも低い位置に形成されるので、ヒューズ配線20Cの上面がエッチングにより露出することを確実に防止することができる。よって、従来のヒューズ素子構造よりも少ない層数で開口部1hの直下に所望の厚みGpを確保することができる。
さらに、半導体基板10とヒューズ配線20Cとの間、並びに、素子分離構造(埋め込み絶縁膜11A,11B)とヒューズ配線20Cとの間に下層絶縁膜13が介在するので、レーザトリミング時に照射されるレーザビームの過剰なエネルギーは、下層絶縁膜13に吸収され、半導体基板10や素子分離構造(埋め込み絶縁膜11A,11B)にダメージを与えることを防止することができる。
したがって、本実施の形態のヒューズ素子構造は、レーザトリミングによる半導体装置1の特性劣化を抑制することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な形態を採用することもできる。たとえば、上記の埋め込み絶縁膜11A,11Bは、LOCOS法により形成されるフィールド酸化膜に限定されるものではない。たとえば、エッチングにより半導体基板10に溝を形成し、当該溝内から上方に突出する素子分離用の埋め込み絶縁膜11A,11Bを形成することもできる。
1 半導体装置、 1h レーザトリミング用の開口部、 10 半導体基板、 11A,11B 埋め込み絶縁膜、 12A,12B ダミー電極、 13 下層絶縁膜、 20A,20B メタル配線(ダミー配線)、 20C ヒューズ配線、 21 層間絶縁膜、 22 充填膜、 30A,30B メタル配線(ダミー配線)、 31 パッシベーション膜、 40 レジストパターン、 50 抵抗回路、 51A,51B 電極端子、 53R 抵抗素子。
Claims (11)
- 半導体基板と、
前記半導体基板の主面上に、当該主面の面内方向に互いに離間するように形成された一対の電極と、
前記一対の電極を被覆し、前記一対の電極の間で上面に凹部を有する下層絶縁膜と、
前記凹部に形成されたヒューズ配線と、
前記下層絶縁膜及び前記ヒューズ配線を被覆する層間絶縁膜と、
前記層間絶縁膜上に形成され、前記ヒューズ配線の直上にトリミング用の開口部を有する上層絶縁膜と
を備えることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1に記載の半導体装置であって、
前記下層絶縁膜上に、前記層間絶縁膜により被覆された一対の中間層電極をさらに備え、
前記一対の中間層電極は、前記一対の電極の直上に形成されている
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項1または2に記載の半導体装置であって、
前記半導体基板の当該主面から突出する一対の埋め込み絶縁膜をさらに備え、
前記一対の埋め込み絶縁膜は、当該主面の面内方向に互いに離間するように形成されており、
前記一対の電極の一方は、前記一対の埋め込み絶縁膜の一方の上に形成され、
前記一対の電極の他方は、前記一対の埋め込み絶縁膜の他方の上に形成されている
ことを特徴とする半導体装置。 - 請求項3に記載の半導体装置であって、前記ヒューズ配線は、前記一対の埋め込み絶縁膜が形成されない領域の直上に形成されていることを特徴とする半導体装置。
- 請求項3または4に記載の半導体装置であって、前記埋め込み絶縁膜は、素子分離構造を形成していることを特徴とする半導体装置。
- 請求項5に記載の半導体装置であって、前記埋め込み絶縁膜は、LOCOS法により形成されたフィールド酸化膜であることを特徴とする半導体装置。
- 請求項1から6のうちのいずれか1項に記載の半導体装置であって、
前記層間絶縁膜上に、前記上層絶縁膜により被覆された一対の上層電極をさらに備え、
前記一対の上層電極は、前記一対の電極の直上に形成されている
ことを特徴とする半導体装置。 - 半導体基板の主面上に、当該主面の面内方向に互いに離間するように一対の電極を形成する工程と、
前記一対の電極を被覆する下層絶縁膜を形成する工程と、
前記下層絶縁膜の上面のうち前記一対の電極の間に形成されている凹部にヒューズ配線を形成する工程と、
前記下層絶縁膜及び前記ヒューズ配線を被覆する層間絶縁膜を形成する工程と、
前記層間絶縁膜上に上層絶縁膜を形成する工程と、
前記ヒューズ配線の直上において少なくとも前記上層絶縁膜をエッチングしてトリミング用の開口部を形成する工程と
を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項8に記載の半導体装置の製造方法であって、
前記層間絶縁膜を形成する当該工程の前に、前記下層絶縁膜上に一対の中間層電極を形成する工程をさらに備え、
前記一対の中間層電極は、前記一対の電極の直上に形成されている
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項8または9に記載の半導体装置の製造方法であって、
前記一対の電極を形成する当該工程の前に、前記半導体基板の当該主面から突出する一対の埋め込み絶縁膜を形成する工程をさらに備え、
前記一対の埋め込み絶縁膜は、当該主面の面内方向に互いに離間するように形成され、
前記一対の電極の一方は、前記一対の埋め込み絶縁膜の一方の上に形成され、
前記一対の電極の他方は、前記一対の埋め込み絶縁膜の他方の上に形成される
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項8から10のうちのいずれか1項に記載の半導体装置の製造方法であって、
前記上層絶縁膜を形成する当該工程の前に、前記層間絶縁膜上に一対の上層電極を形成する工程をさらに備え、
前記一対の上層電極は、前記一対の電極の直上に形成されている
ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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