JP2012111386A - スポイラ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】スポイラ20は、ロア部材22とアッパ部材32とが、ロア部材22に設けられた溶着部24を介して振動溶着により接合される。溶着部24には、振動溶着により溶融する先端部より根元側に、該先端部側から根元部側に向かうにつれて広がるように傾斜する支持面26が設けられている。アンテナユニット40は、位置決め孔42,44に挿通した溶着部24の支持面26とアッパ部材32に支持された弾性体とによって挟まれて保持される。
【選択図】図2
Description
一方の部材に他方の部材に向けて突出するよう形成された溶着部を、該他方の部材に対して振動溶着により接合することで、一方の部材および他方の部材が一体化されるスポイラにおいて、
前記溶着部における振動溶着により溶融する先端部より根元側に形成され、該先端部側から根元部側に向かうにつれて広がるように傾斜する支持面と、
貫通形成された位置決め孔を有し、該位置決め孔に挿通した前記溶着部の支持面で位置決めされる板状の内蔵部品と、
前記内蔵部品および他方の部材の間に設けられ、他方の部材に支持されて該内蔵部品を支持面との間に挟む弾性体とを備えたことを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、内蔵部品の位置決め孔を溶着部に挿通して一方の部材と他方の部材とを振動溶着することで、他方の部材で支持された弾性体によって内蔵部品を溶着部の支持面に押し付けて、一方の部材と他方の部材との間に内蔵部品をビス等の締結具を用いることなく簡単に固定することができる。
前記弾性体は、前記内蔵部品を支持する隣り合う溶着部の中央部に配置されることを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、内蔵部品を弾性体と溶着部の支持面とによってバランスよく保持することができる。
1つの前記溶着部の支持面とこれに対応する前記内蔵部品の位置決め孔とが、該溶着部の突出方向と交差する方向への該内蔵部品の移動を規制するよう嵌め合わされ、
他の溶着部に対応する前記内蔵部品の位置決め孔は、長孔形状に形成されて、該位置決め孔における複数の溶着部の並び方向に直交する短手辺の寸法が前記支持面に合わせて設定されると共に、長手辺が該並び方向に沿って延在するよう形成されることを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、長孔形状に形成した位置決め孔によって内蔵部品や溶着部の寸法誤差を吸収して、一方の部材と他方の部材との間に内蔵部品をより簡単に固定することができる。
次に、実施例に係るスポイラ20の作用について説明する。スポイラ20は、以下のように製造される。アンテナユニット40は、所定形状に成形されたロア部材22の溶着部24に対応の位置決め孔42,44を嵌めることで、各溶着部24の支持面26で支持された状態で取り付けられる。アンテナユニット40における隣り合う溶着部24,24の間に弾性体50を載置し、ロア部材22およびアッパ部材32を組み合わせることで、弾性体50がアンテナユニット40とアッパ部材32との間に挟持される(図5または図6参照)。なお、弾性体50は、接着剤や両面テープ等によってアンテナユニット40またはアッパ部材32に接合してもよい。そして、ロア部材22およびアッパ部材32を左右方向(長手方向)に相対的に振動することで、溶着部24の溶着片30および溶着リブ23が溶融し、これによりロア部材22およびアッパ部材32が接合されて一体化される。
前述した実施例の構成に限定されず、以下のように変更することもできる。
(1)実施例では、溶着部をロア部材に設けたが、アッパ部材に設けてもよい。
(2)実施例では、溶着部を平面視円形状に形成したが、角柱形状等の多角形であってもよい。この場合、溶着部の支持面に係合する形状であれば、アンテナユニットの位置決め孔を溶着部の外形に合わせる必要はない。すなわち、例えば位置決め孔を角柱形状の溶着部に外接する円形状としてもよい。また、溶着部は、振動溶着により溶融する先端側から根元側に亘ってテーパ形状に形成してもよい。例えば図7(a)に示す溶着部60のように、全体を裁頭円錐形状としたり、図7(b)に示す溶着部62のように、円柱形状の本体部分64の外周に、アッパ部材(先端部)側から根元側に向かうつれて本体部分64から離れるように傾斜する支持面66aを有するリブ66を設けた構成としてもよい。
(3)実施例では、ロア部材とアッパ部材との間に設置する内蔵部品としてアンテナユニットを例に挙げたが、ランプ等の基板や配線の保持具等の内蔵部品にも適用可能である。
(4)実施例では、溶着部を複数設けたが、1本であってもよい。
(5)実施例では、ブロック形状の弾性体を用いたが、例えば、中央部に設けた通孔に溶着部を挿通し、溶着部を囲って設けられる構成等であってもよい。
(6)弾性体は、複数配設してもよい。
32 アッパ部材(他方の部材),40 内蔵部品(アンテナユニット),
42 基準位置決め孔(位置決め孔),44 副位置決め孔(位置決め孔),
50 弾性体
Claims (3)
- 一方の部材に他方の部材に向けて突出するよう形成された溶着部を、該他方の部材に対して振動溶着により接合することで、一方の部材および他方の部材が一体化されるスポイラにおいて、
前記溶着部における振動溶着により溶融する先端部より根元側に形成され、該先端部側から根元部側に向かうにつれて広がるように傾斜する支持面と、
貫通形成された位置決め孔を有し、該位置決め孔に挿通した前記溶着部の支持面で位置決めされる板状の内蔵部品と、
前記内蔵部品および他方の部材の間に設けられ、他方の部材に支持されて該内蔵部品を支持面との間に挟む弾性体とを備えた
ことを特徴とするスポイラ。 - 前記一方の部材には、複数の溶着部が該一方の部材の長手に離間して複数設けられると共に、前記内蔵部品は、複数の溶着部に対応の位置決め孔を挿入して前記支持面で支持され、
前記弾性体は、前記内蔵部品を支持する隣り合う溶着部の中央部に配置される請求項1記載のスポイラ。 - 前記一方の部材には、複数の溶着部が該一方の部材の長手に離間して複数設けられ、
1つの前記溶着部の支持面とこれに対応する前記内蔵部品の位置決め孔とが、該溶着部の突出方向と交差する方向への該内蔵部品の移動を規制するよう嵌め合わされ、
他の溶着部に対応する前記内蔵部品の位置決め孔は、長孔形状に形成されて、該位置決め孔における複数の溶着部の並び方向に直交する短手辺の寸法が前記支持面に合わせて設定されると共に、長手辺が該並び方向に沿って延在するよう形成される請求項1または2記載のスポイラ。
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