JP2012107591A - 排気管への部品の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】排気管にチタン等の低比重材を用いて軽量化を図るとともに、排気管に取り付ける部品の螺合のゆるみを防ぐ。
【解決手段】エンジンから排気ガスが導かれる排気管に排気ガスセンサ11を取り付ける場合に、排気ガスセンサ11と排気集合管9に設けられたボス16との間に中間部材24を介在させ、中間部材24をボス16にボルト29により締結するとともに、排気ガスセンサ11を中間部材24に形成されたネジ穴26に螺合して、排気ガスセンサ11の先端のセンサ部14を排気管9の内部に挿入する。中間部材24に形成されたネジ穴26は排気集合管9の高温ガスにさらされることになるが、中間部材24に高温強度の高いステンレス鋼を用いているので、ネジ穴26の雌ネジが軟化しにくく、トルクダウンの発生を抑えることができる。
【選択図】図3
【解決手段】エンジンから排気ガスが導かれる排気管に排気ガスセンサ11を取り付ける場合に、排気ガスセンサ11と排気集合管9に設けられたボス16との間に中間部材24を介在させ、中間部材24をボス16にボルト29により締結するとともに、排気ガスセンサ11を中間部材24に形成されたネジ穴26に螺合して、排気ガスセンサ11の先端のセンサ部14を排気管9の内部に挿入する。中間部材24に形成されたネジ穴26は排気集合管9の高温ガスにさらされることになるが、中間部材24に高温強度の高いステンレス鋼を用いているので、ネジ穴26の雌ネジが軟化しにくく、トルクダウンの発生を抑えることができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、排気管に高温強度の低い材質を用いる場合に利用して好適な排気管への部品の取付構造に関する。
自動二輪車等の車両において、軽量化を図るために、排気管にチタンやチタン合金等の低比重材を用いることがある。例えば特許文献1には、触媒管はステンレス鋼で形成され、触媒管に接続される排気集合管は触媒管よりも比重の小さいチタン又はチタン合金で形成されている構成が開示されている。
エンジンを搭載する車両においては、例えば空燃比フィードバック制御を行うために排気管に空燃比センサを取り付けることがある。具体的には、空燃比センサを排気管の所定の位置に設けたボスに螺合し、空燃比センサの先端のセンサ部を排気管の内部に挿入する。
この場合に、排気管をチタンやチタン合金で形成すると、チタンと異種金属との溶接の困難性から、排気管に設けるボスもチタンやチタン合金とする必要がある。しかしながら、空燃比センサを螺合するためにボスに形成されたネジ部が高温ガスにさらされることになるため、ボスに高温強度の低いチタンやチタン合金を用いると、ボスに形成されたネジ部が軟化し、トルクダウンが発生するおそれがあった。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、排気管にチタン等の低比重材を用いて軽量化を図るとともに、排気管に取り付ける部品の螺合のゆるみを防ぐことを目的とする。
本発明の排気管への部品の取付構造は、エンジンから排気ガスが導かれる排気管に部品を取り付ける排気管への部品の取付構造であって、前記部品と前記排気管に設けられた取付部との間に介在させた中間部材を備え、前記部品が前記中間部材に螺合して、前記部品の先端が前記排気管の内部に挿入されていることを特徴とする。
また、本発明の排気管への部品の取付構造の他の特徴とするところは、前記部品は前記排気管の排気ガスの状態を検出する排気ガスセンサであり、前記排気ガスセンサが前記中間部材に形成されたネジ穴に螺合して、前記排気ガスセンサの先端のセンサ部が前記排気管の内部に挿入されている点にある。
また、本発明の排気管への部品の取付構造の他の特徴とするところは、前記中間部材は前記取付部にボルトにより締結されており、前記ボルトを螺合するためのネジ穴は底部が閉塞する袋状をなす点にある。前記ボルトは前記部品のまわりの二箇所以上に配置されているのが好ましい。
また、本発明の排気管への部品の取付構造の他の特徴とするところは、前記中間部材は前記取付部と比較して高温強度の高い材質からなる点にある。
また、本発明の排気管への部品の取付構造の他の特徴とするところは、前記取付部と前記中間部材との間でシール材を挟着した点にある。前記シール材は前記部品が挿通する環状のガスケットであり、前記中間部材は前記ガスケットに圧接し、前記取付部から離間した状態となるのが好ましい。
また、本発明の排気管への部品の取付構造の他の特徴とするところは、前記中間部材と前記部品との間でシール材を挟着した点にある。
また、本発明の排気管への部品の取付構造の他の特徴とするところは、前記部品は前記排気管の排気ガスの状態を検出する排気ガスセンサであり、前記排気ガスセンサが前記中間部材に形成されたネジ穴に螺合して、前記排気ガスセンサの先端のセンサ部が前記排気管の内部に挿入されている点にある。
また、本発明の排気管への部品の取付構造の他の特徴とするところは、前記中間部材は前記取付部にボルトにより締結されており、前記ボルトを螺合するためのネジ穴は底部が閉塞する袋状をなす点にある。前記ボルトは前記部品のまわりの二箇所以上に配置されているのが好ましい。
また、本発明の排気管への部品の取付構造の他の特徴とするところは、前記中間部材は前記取付部と比較して高温強度の高い材質からなる点にある。
また、本発明の排気管への部品の取付構造の他の特徴とするところは、前記取付部と前記中間部材との間でシール材を挟着した点にある。前記シール材は前記部品が挿通する環状のガスケットであり、前記中間部材は前記ガスケットに圧接し、前記取付部から離間した状態となるのが好ましい。
また、本発明の排気管への部品の取付構造の他の特徴とするところは、前記中間部材と前記部品との間でシール材を挟着した点にある。
本発明によれば、部品と排気管に設けられた取付部との間に中間部材を介在させ、部品を中間部材に螺合する構成としたので、排気管及びそれに設ける取付部に高温強度の低い材質を用いた場合にも、トルクダウンの発生を抑えることができる。したがって、排気管にチタン等の低比重材を用いて軽量化を図るとともに、排気管に取り付ける部品の螺合のゆるみを防ぐことができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は本発明を適用可能な自動二輪車の要部を示す右側面図である。鋼製或いはアルミニウム合金材からなる左右一対の車体フレーム1の前部には、ステアリングヘッドパイプ2によって左右に回動可能に支持された左右2本のフロントフォーク3が設けられる。左右一対の車体フレーム1は車両前方において結合しており、この結合部位にステアリングヘッドパイプ2が設けられ、ここに操舵中心が配されることになる。フロントフォーク3の上端には不図示のハンドルーが固定され、フロントフォーク3の下部には前輪4が回転可能に支持される。
図1は本発明を適用可能な自動二輪車の要部を示す右側面図である。鋼製或いはアルミニウム合金材からなる左右一対の車体フレーム1の前部には、ステアリングヘッドパイプ2によって左右に回動可能に支持された左右2本のフロントフォーク3が設けられる。左右一対の車体フレーム1は車両前方において結合しており、この結合部位にステアリングヘッドパイプ2が設けられ、ここに操舵中心が配されることになる。フロントフォーク3の上端には不図示のハンドルーが固定され、フロントフォーク3の下部には前輪4が回転可能に支持される。
車体フレーム1はステアリングヘッドパイプ2から後方に向けて左右二又状に分岐し、それぞれが後下がりに傾斜して延出する。車体フレーム1の後部にはスイングアーム5が揺動可能に結合し、スイングアーム5の後端には後輪6が回転可能に支持される。後輪6は、エンジンの動力を伝達するチェーンが巻回されたドリブンスプロケットを介して回転駆動される。
車体フレーム1の所定部位にエンジンユニット7が搭載される。エンジンユニット7は4サイクル4気筒エンジンであり、各気筒の排気ポートに枝管8が接続する。各気筒の枝管8はエンジンユニット7の前方で下方に向かって延伸し、エンジンユニット7の下方に配置された排気集合管9に接合する。エンジン内での燃焼後の排気ガスは、各枝管8から排気集合管9内で合流した状態で排気集合管9内の触媒を通過した後、マフラ10から排気される。
エンジンユニット7の上方には、ここでは図示を省略するが、燃料タンクが搭載され、燃料タンクの後方にシート(ライダシート及びタンデムシート)が連設される。車両外装においては、カウリングによって流線型を有する車両の外観フォルムが形成される。
ここで、図2にも示すように、エンジンユニット7から排気ガスが導かれる排気集合管9には、排気ガスセンサ11が取り付けられている。排気ガスセンサ11はスティック状であり、触媒よりも上流側で、車両の右側から斜め下方に向くように排気集合管9に挿設される。このように排気ガスセンサ11を斜めに配置することにより、走行時に車体を右側へ傾けた(バンクさせた)ときにも、排気ガスセンサ11が地面と接触するのを避けることができる。
図3に示すように、排気ガスセンサ11は、先端のセンサ部12と、中間のネジ部13と、後端の基部14とからなる。ネジ部13には雄ネジが加工されており、基部14のネジ部13側にはボルト頭部15が設けられている。
また、排気集合管9の外周面には、排気ガスセンサ11の取付部としてボス(台座)16が溶接(例えば銅溶接)、固定されている。本実施形態では、軽量化を図るために、排気集合管9に低比重材であるチタン又はチタン合金が用いられており、この排気集合管9に溶接されるボス16もチタン又はチタン合金からなる。
ボス16は、排気集合管9の外周面に沿うように湾曲する下面17と、上面18とを備える。ボス16には、上面18の中央部に凹部19が形成されており、この凹部19の底面に排気ガスセンサ11が挿通する開口20が形成されている。また、ボス16には、凹部19の両側に、雌ネジが加工されたネジ穴21が形成されている。ここで、一方(図3の左側)のネジ穴21は、底部が排気集合管9の外周面によって閉塞する袋状をなす。また、他方(図3の右側)のネジ穴21では、ストロークの関係上そこに螺合するボルトが排気集合管9を貫通することになるが、排気集合管9には肉厚部22が形成されており、この肉厚部22にネジ穴21に連通するネジ穴23が形成されている。すなわち、他方のネジ穴21は、ネジ穴23が相まって底部が閉塞する袋状をなす。
ここで、排気ガスセンサ11をボス16に取り付ける際に、排気ガスセンサ11をボス16に直接取り付けるのではなく、排気ガスセンサ11とボス16との間にプレート状の中間部材24を介在させる。中間部材24は、上面は全面が平坦であり、下面は平坦であるが、中央部に凸部25が形成されている。この凸部25はボス16の凹部19に挿入可能であり、凸部25を上下に貫通するように、雌ネジが加工されたネジ穴26が形成されている。また、中間部材24には、ネジ穴26の両側に、ボス16のネジ穴21にそれぞれ対応するネジ穴27が形成されている。このようにした中間部材24は、チタンやチタン合金と比較して高温強度の高い材質、例えばステンレス鋼からなる。
中間部材24をボス16に取り付けるときには、中間部材24の凸部25をボス16の凹部19に挿入する。このとき、凸部25の先端面と、凹部19の底面との間で、環状のガスケット28を挟着する。そして、六角穴付きボルト29をネジ穴27、21に挿入して締め付けて、中間部材24をボス16に締結する。この状態で、中間部材24はガスケット28に圧接し、ボス16からは離間した状態(浮き上がった状態)となる。なお、ガスケット28は金属製、例えば銅製のものを使用する。
また、排気ガスセンサ11を取り付けるときには、排気ガスセンサ11を中間部材24のネジ穴26に挿入してネジ部13を螺合する。このとき、中間部材24の上面と、排気ガスセンサ11のボルト頭部15との間で、環状のガスケット30を挟着する。そして、排気ガスセンサ11の先端のセンサ部12をガスケット28、ボス16の開口20、更には排気集合管9に形成された開口31を挿通させて、排気集合管9の内部に挿入する。なお、ガスケット30は金属製、例えば銅製のものを使用する。
以上のようにした排気ガスセンサの取付構造では、排気ガスセンサ11と排気集合管9に設けられたボス16との間に中間部材24を介在させて挟持し、排気ガスセンサ11を中間部材24に螺合する構成としている。中間部材24に形成されたネジ穴26は排気集合管9の高温ガスにさらされることになるが、中間部材24に高温強度の高いステンレス鋼を用いているので、ネジ穴26の雌ネジが軟化しにくく、トルクダウンの発生を抑えることができる。したがって、排気集合管9にチタン等の低比重材を用いて軽量化を図るとともに、排気ガスセンサ11の螺合のゆるみを防ぐことができる。また、排気ガスセンサ11のネジ部13に、中間部材24と線膨張係数の差が小さな材質を用いれば、熱応力の発生を抑えることができる。
また、中間部材24をボス16に取り付けるためのネジ穴21は底部が閉塞する袋状となっているので、ネジ穴21には排気集合管9の高温ガスが接することはない。したがって、ネジ穴21の雌ネジが軟化しにくく、トルクダウンの発生を抑えることができる。なお、本実施形態では、ネジ穴21が排気集合管9の外周面や肉厚部22により閉塞される構成を示したが、ネジ穴21を形成するときにボス16を貫通しないようにして底部を残してもよい。
また、ボス16の凹部19と中間部材24の凸部25との間でシール材としてガスケット28を挟着しているので、排気集合管9の排気ガスが外部に漏れないようにすることができる。また、中間部材24と排気ガスセンサ11との間でシール材としてガスケット30を挟着しているので、排気集合管9から中間部材24のネジ穴26に流れる排気ガスが外部に漏れないようにすることができる。この場合に、高温強度の高い中間部材24がガスケット28、30に押圧するので、高温環境下でも押圧面が塑性変形することがなく、面圧を確保することができる。しかも、中間部材24はガスケット28に圧接し、ボス16からは離間した状態(浮き上がった状態)となるので、安定したシール性を確保できるとともに、中間部材24とボス16との間の空間が断熱効果を奏し、高温となる排気集合管9及びボス16から中間部材24に熱が伝導するのを抑えることができる。
また、排気ガスセンサ11を一箇所(ネジ部13)で中間部材24に螺合するのに対して、中間部材24をそれより多い二箇所(2本のボルト29)でボス16に締結している。このように、高温環境側の締結点数(ネジ部13の一箇所)に比べて、低温環境側の締結点数(ボルト29の二箇所)を多くすることで、トルクダウンの発生を抑えることができる。また、中間部材24をボス16に締結するボルト29のネジ呼び径を、排気ガスセンサ11を中間部材24に締結するネジ部13のネジ呼び径より小さくしている。このように、低音環境側のボルト29のネジ呼び径を、高温環境側のネジ部13のネジ呼び径より小さくすることで、トルクダウンの発生を抑えることができる。
また、排気ガスセンサ11のまわりに、ガスケット28の中心軸とオフセットさせてボルト29を配置することにより、機能上シールしたい部分に確実に面圧を発生させることができる。例えば排気ガスセンサ11のまわりに複数本のボルト29を対称に配置することにより、中間部材24をガスケット28に均等に押圧することができる。
なお、本願発明でいう排気ガスの状態を検出する排気ガスセンサとは、空燃比センサとして用いられる酸素センサでも、広域型空燃比センサでもよいし、その他のセンサでもよい。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。例えば上記実施形態では、本発明でいう部品として排気ガスセンサ11を例に挙げたが、本発明は、エンジンから排気ガスが導かれる排気管に取り付けられる部品全般に適用することが可能である。
7:エンジンユニット、8:枝管、9:排気集合管、11:排気ガスセンサ、12:センサ部、13:ネジ部、14:基部、15:ボルト頭部、16:ボス、17:下面、18:上面、19:凹部、20:開口、21:ネジ穴、22:肉厚部、23:ネジ穴、24:中間部材、25:凸部、26:ネジ穴、28:ガスケット、29:六角穴付きボルト、30:ガスケット、31:開口
Claims (8)
- エンジンから排気ガスが導かれる排気管に部品を取り付ける排気管への部品の取付構造であって、
前記部品と前記排気管に設けられた取付部との間に介在させた中間部材を備え、
前記部品が前記中間部材に螺合して、前記部品の先端が前記排気管の内部に挿入されていることを特徴とする排気管への部品の取付構造。 - 前記部品は前記排気管の排気ガスの状態を検出する排気ガスセンサであり、前記排気ガスセンサが前記中間部材に形成されたネジ穴に螺合して、前記排気ガスセンサの先端のセンサ部が前記排気管の内部に挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の排気管への部品の取付構造。
- 前記中間部材は前記取付部にボルトにより締結されており、前記ボルトを螺合するためのネジ穴は底部が閉塞する袋状をなすことを特徴とする請求項1又は2に記載の排気管への部品の取付構造。
- 前記ボルトは前記部品のまわりの二箇所以上に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の排気管への部品の取付構造。
- 前記中間部材は前記取付部と比較して高温強度の高い材質からなる請求項1乃至4のいずれか1項に記載の排気管への部品の取付構造。
- 前記取付部と前記中間部材との間でシール材を挟着したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の排気管への部品の取付構造。
- 前記シール材は前記部品が挿通する環状のガスケットであり、前記中間部材は前記ガスケットに圧接し、前記取付部から離間した状態となることを特徴とする請求項6に記載の排気管への部品の取付構造。
- 前記中間部材と前記部品との間でシール材を挟着したことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の排気管への部品の取付構造。
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