JP2012106550A - 車両の箱型荷台の荷室構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷室の後方が開閉する箱型荷台の荷室を上下2段に分けた態様で適宜使用することができ、且つ荷室への積荷の入出作業を容易に行うことが可能な荷室構造の提供。
【解決手段】第1棚板31の一端部は、左側の側パネル5に回転自在に支持され、第1棚板31は、床パネル7から上方に離間して床面9と略平行に対向する使用位置と、使用位置から回転して左側の側パネル5面体の内面と近接して対向する収納位置との間で傾動可能である。支持脚32の一端部は、第1棚板31の他端部に回転自在に連結され、支持脚31は、第1棚板31が使用位置に設定された状態で第1棚板31と床パネル7との間で上下方向に延びて第1棚板31を下方から支持する使用位置と、使用位置から回転し第1棚板31と近接して対向する収納位置との間で傾動可能である。第1保持プレートは、前記収納位置の前記第1棚板を解除自在に保持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、トラックやトレーラなどの車両の箱型荷台の荷室構造に関する。
特許文献1には、貨物輸送用2段式床装置が記載されている。この2段式床装置では、車輛の床面に垂直上方に載置可能な支持柱が前後に立設され、これら前後の支持柱の上端間に支持梁が張設され、この支持梁の左右両側に、上部床部の内側端縁が車輛の床面に対して水平方向と垂直方向に回動可能にヒンジを介して枢着され、これら左右の上部床部の下面に着脱自在に側部支持柱が取り付けられる。
特開平10−16635号公報
上記装置では、車輛の床面の前後に支持柱が載置され、支持柱の上端間に支持梁が張設され、支持梁の左右両側に上部床部の内側端縁がヒンジを介して枢着されているので、荷室の側方が開閉するウイングタイプの荷台に適用した場合には、荷室への積荷の入出作業を容易に行うことができる。
しかし、荷室の後方が開閉する箱型荷台に適用した場合、支持柱や支持梁が邪魔になり、荷室への積荷の入出作業が困難である。
そこで、本発明は、荷室の後方が開閉する箱型荷台の荷室を上下2段に分けた態様で適宜使用することができ、且つ荷室への積荷の入出作業を容易に行うことが可能な箱型荷台の荷室構造の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、前後で対向して起立する前面体及び後面体と、左右で対向して起立する1対の側面体と、上方の天井面体と、下方の床面体とによって箱状に形成され、後面体が開閉扉を有する箱型荷台の荷室構造であって、第1棚板と支持脚とを有する第1棚ユニットと、第1収納保持手段とを備える。
第1棚板の一端部は、左右の側面体の一方に回転自在に支持される。第1棚板は、床面体から上方に離間して床面体の上面と略平行に対向する使用位置と、使用位置から回転して一方の側面体の内面と近接して対向する収納位置との間で傾動可能である。支持脚の一端部は、第1棚板に回転自在に連結される。支持脚は、第1棚板が使用位置に設定された状態で第1棚板と床面体との間で上下方向に延びて第1棚板を下方から支持する使用位置と、使用位置から回転して第1棚板と近接して対向する収納位置との間で傾動可能である。第1収納保持手段は、収納位置の第1棚板を解除自在に保持する。
上記構成では、荷室を上下2段に分けて使用しない(荷室の全域を上下一体に使用する)場合、第1棚板及び支持脚を収納位置に設定し、第1収納保持手段によって第1棚板を収納位置に保持する。この収納状態では、支持脚が第1棚板と近接して対向し、第1棚板が一方の側面体の内面と近接して対向して保持される。すなわち、第1棚ユニット(第1棚板及び支持脚)は、一方の側面体の内面近傍で、側面体の内面に沿って起立した状態に保持される。また、第2棚板を収納位置に設定し、第2収納保持手段によって第2棚板を収納位置に保持する。この収納状態では、第2棚板は、他方の側面体の内面近傍で、側面体の内面に沿って起立した状態に保持される。
従って、左右の側面体の内面近傍を除く荷室の全域を、積荷の収容空間として利用することができる。また、荷室の後方からの積荷の入出作業を容易に行うことができる。
荷室のうち左右の一側を上下2段に分けて使用する場合には、第1収納保持手段による第1棚板の保持を解除し、第1棚板及び支持脚を傾動させて使用位置に設定する。この使用状態では、第1棚板は一方の側面体と支持脚とによって支持され、第1棚板の上下の空間(第1棚板の下方の床面体の上面と第1棚板の上面)にそれぞれ荷物を収容(載置)することができる。
また、上記荷室構造は、使用位置の支持脚の他端部を床面体に対して解除自在に保持する支持脚保持手段を備えてもよい。
上記構成では、支持脚保持手段によって支持脚が使用位置に確実に保持されるので、第1棚板に載置された積荷の状態が安定する。
また、上記荷室構造は、第2棚板と、第2収納保持手段と、を備えてもよい。第2棚板の一端部は、左右の側面体の他方に回転自在に支持される。第2棚板は、床面体から上方に離間して床面体の上面と略平行に対向する使用位置と、使用位置から回転して他方の側面体の内面と近接して対向する収納位置との間で傾動可能である。使用位置の第2棚板の他端部は、使用位置の第1棚板の他端部に載置される。第2収納保持手段は、収納位置の第2棚板を解除自在に保持する。
上記構成では、荷室の左右の一側に加えて他側も上下2段に分けて使用する場合には、第2収納保持手段による第2棚板の保持を解除し、第2棚板を傾動させて使用位置に設定する。この使用状態では、第2棚板は他方の側面体と第1棚板とによって下方から支持され、第2棚板の上下の空間(第2棚板の下方の床面体の上面と第2棚板の上面)にそれぞれ荷物を収容(載置)することができる。
また、荷室の左右の一側を上下2段に分けて使用する際に、第2棚板を収容状態に保持させることによって、第1棚板が設置されていない荷室の他側を作業者が荷室内に乗り込んで作業する空間として利用することができる。
また、第2棚板を第1棚板によって支持するので、第2棚板を支持するための支持脚を別途設ける必要がなく、部品点数の削減及び箱型荷台の軽量化を図ることができる。
また、第1棚ユニットと第2棚板とを左右1対で1組の2段床形成ユニットとし、複数組の2段床形成ユニットを荷室の前後方向のほぼ全域に亘って隣接して並ぶように設けてもよい。
上記構成では、第1棚板や第2棚板を使用して荷物を積載する場合に、作業者は、第1棚ユニット及び第2棚板の全てを収納状態に保持させた状態で荷室に乗り込み、前方の第1棚ユニットや第2棚板から順次使用状態に設定しながら、荷物を前方から積載することができるので、荷室に積荷を入出する際の作業性が向上する。
また、荷室の前側を上下2段で使用し、後側を上下一体に使用することができる。
本発明によれば、荷室の後方が開閉する箱型荷台の荷室を上下2段に分けた態様で適宜使用することができ、且つ荷室への積荷の入出作業を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態の荷室を斜め後上方から視た斜視図である。 第1ユニット及び第2棚板が部分的に収納された状態の荷室を斜め後上方から視た斜視図である。 使用状態の第1棚ユニット及び第2棚板を示す平面図である。 荷室を後方から視た正面図である。 図4の使用状態における要部拡大図であり、(a)はXa部の拡大図、(b)はXb部の拡大図である。 図4の使用状態における要部拡大図であり、(a)はXIa部の一部を断面で示す拡大図、(b)はXIb部を断面で示す拡大図である。 収納状態を示す図であり、(a)は第1棚ユニットの収納状態を後方から視た背面図、(b)は(a)をVIIb方向から視た側面図、(c)は第2棚板の収納状態を後方から視た背面図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において、FRは車両の前方を、INは車幅方向の内側を、UPは上方をそれぞれ示す。また、以下の説明において、左右方向は車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。
図1及び図2に示すように、車両(トラック)のキャブの後方には、箱型荷台(以下、単に荷台と称する)1が搭載されている。荷台1は、前後で対向して起立する前パネル(前面体)2及び荷室開閉扉(後面体)3と、左右で対向して起立する1対の側パネル(側面体)5,4と、上方の天井パネル(天井面体)6と、下方の床パネル(床面体)7とによって箱状に形成されている。各面体は、隣接する他の4つの面体と略直角に交叉し、これらの面体によって荷室8が区画されている。
床パネル7の上面は、荷物が積載される床面9を形成する。荷台1の前後には、枠部材11,12がそれぞれ立設され、荷台1の左右の上辺部分には、前後に延びる梁部材14,13が前後の枠部材11,12間にそれぞれ架設されている。前パネル2は、前側の枠部材11に固定されて荷室8の前方を閉止する。荷室開閉扉3は、後側の枠部材12に回転自在に連結されて荷室8の後方を開閉する。側パネル4,5及び天井パネル6の周縁部は、枠部材11,12及び梁部材13,14にそれぞれ固定されている。
左右の側パネル5,4の各内面には、前後方向に延びるパレテナガイド15,16及びラッシングレール17,18が下方から交互に2本ずつ固定されている。上側のパレテナガイド16は、側パネル5,4(荷室8)の高さ方向のほぼ中央に配置されている。
左右の側パネル5,4の一方(本実施形態では左側の側パネル5)には、第1棚ユニット30が連結され、その他方(本実施形態では右側の側パネル4)には、第2棚板41が連結されている。第1棚ユニット30と第2棚板41とは、左右1対で1組の2段床形成ユニット50を構成し、荷室8には、前後に隣接して並ぶ複数組の2段床形成ユニット50が荷室8の前後方向のほぼ全域に亘って設けられている。
次に、全ての2段床形成ユニット50を代表して、同じ2段床形成ユニット50に属する第1棚ユニット30と第2棚板41とについて説明する。
図3〜図7に示すように、第1棚ユニット30は、第1棚板31と支持脚32とを有する。第1棚板31は、フレーム材の表裏両面にパネル材を固着することによって形成された略矩形状の板部材であり、第1棚板31の一端部は、左側の側パネル5に固定された上側のパレテナガイド16の上面に、蝶番33を介して回転自在に連結されている。第1棚板31は、蝶番33の回転軸33aを中心として、床面体7から上方に離間して床面9と略平行に対向する使用位置と、使用位置から上方へ回転して右側の側パネル5の内面と近接して対向する収納位置との間で傾動可能である。
支持脚32は、矩形状のクレーム材であり、支持脚32の一端部は、第1棚板31の他端部に、蝶番34を介して回転自在に連結されている。支持脚32は、蝶番34の回転軸34aを中心として、第1棚板31から略垂直に延びる使用位置と、使用位置から回転し第1棚板と近接して対向する収納位置との間で傾動可能である。
第1棚板31及び支持脚32がともに使用位置に設定された第1棚ユニット30の使用状態では、支持脚32が第1棚板31と床パネル7との間で上下方向に延び、支持脚32の他端部が床パネル7(床面9)に当接する。これにより、第1棚板31が支持脚32によって下方から支持される。また、支持脚32の他端部には、脚側のピン挿通孔35が形成され、床パネル7には、第1棚ユニット30の使用状態において脚側のピン挿通孔35と連通する床側のピン挿通孔36が形成されている。連通したピン挿通孔35,36に支持脚32側からピン37を挿入することによって、支持脚32の他端部が床パネル7に保持される。すなわち、ピン挿通孔35,36とピン37とは、使用位置の支持脚32の他端部を床パネル7に対して解除自在に保持する支持脚保持手段を構成する。床側のピン挿通孔36は、複数の2段床形成ユニット50のそれぞれに対して設けられている。また、床パネル7の下面側には、ピン挿通孔36から荷室8への水の進入を防止するための防水カバー38が取り付けられている。
第2棚板41は、フレーム材の表裏両面にパネル材を固着することによって形成された略矩形状の板部材であり、第2棚板41の一端部は、右側の側パネル4に固定された上側のパレテナガイド16の上面に、蝶番43を介して回転自在に連結されている。第2棚板41は、蝶番43の回転軸43aを中心として、床面体7から上方に離間して床面9と略平行に対向する使用位置と、使用位置から上方へ回転して左側の側パネル4の内面と近接して対向する収納位置との間で傾動可能である。使用位置の第2棚板41の他端部は、使用位置の第1棚板31の他端部に載置され下方から支持される。第1棚板31の他端部と第2棚板41の他端部とには凹凸形状が設けられ、この凹凸形状によって、ともに使用位置に設定された第1棚板31の上面と第2棚板41の上面とがほぼ同一平面上に配置される。
左側の側パネル5の内面上部には、第1ブラケット60が側パネル5の内面から突出するように固定され、第1ブラケット60の先端には、第1保持プレート61の一端部が回転自在に支持されている。第1保持プレート61は、側パネル5と対向して配置され、その他端部が下方に位置する保持位置と、回転軸62を中心に保持位置からほぼ180°上方へ回転した解除位置との間で回転可能である。保持位置の第1保持プレート61は、収納位置に設定された第1棚ユニット30の上端部(支持脚32の一端部)に車幅方向内側から当接して、第1棚板31及び支持脚32の使用位置への傾動を阻止する。解除位置の第1保持プレート61は、第1棚板31及び支持脚32の傾動を許容する。すなわち、第1保持プレート61は、収納位置の第1棚板31を解除自在に保持する第1収納保持手段を構成する。第1保持プレート61は、複数の2段床形成ユニット50のそれぞれに対して設けられている。
左側と同様に、右側の側パネル4の内面上部には、第2ブラケット70が側パネル4の内面から突出するように固定され、第2ブラケット70の先端には、第2保持プレート71の一端部が回転自在に支持されている。第2保持プレート71は、側パネル4と対向して配置され、その他端部が下方に位置する保持位置と、回転軸72を中心に保持位置からほぼ180°上方へ回転した解除位置との間で回転可能である。保持位置の第2保持プレート71は、収納位置に設定された第2棚板41の他端部(上端部)に車幅方向内側から当接して、第2棚板41の使用位置への傾動を阻止する。解除位置の第2保持プレート71は、第2棚板41の傾動を許容する。すなわち、第2保持プレート71は、収納位置の第2棚板41を解除自在に保持する第2収納保持手段を構成する。第2保持プレート71も、複数の2段床形成ユニット50のそれぞれに対して設けられている。
荷室8を上下2段に分けて使用せず、荷室8全体を1つの空間として使用する(荷室8の全域を上下一体に使用する)場合、全ての第1棚ユニット30(第1棚板31及び支持脚32)を収納位置に設定し、第1保持プレート61によって第1棚ユニット30を収納位置に保持する。この収納状態では、支持脚32が第1棚板31と近接して対向し、第1棚板31が左側の側パネル5の内面と近接して対向して保持される。すなわち、第1棚ユニット30は、左側の側パネル5の内面近傍で、側パネル5の内面に沿って起立した状態に保持される。また、全ての第2棚板41を収納位置に設定し、第2保持プレート71によって第2棚板41を収納位置に保持する。この収納状態では、第2棚板41は、右側の側パネル4の内面近傍で、側パネル4の内面に沿って起立した状態に保持される。
従って、左右の側パネル5,4の内面近傍を除く荷室8の全域を、積荷の収容空間として利用することができる。また、荷室8の後方からの積荷の入出作業を容易に行うことができる。
荷室8のうち左側を上下2段に分けて使用する場合には、第1保持プレート61による第1棚ユニット30の保持を解除し、第1棚板31及び支持脚32を傾動させて使用位置に設定し、ピン37をピン挿通孔35,36に挿入する。この使用状態では、第1棚板31の両端が左側の側パネル4と支持脚32とによって支持され、第1棚板31の上下の空間(第1棚板31の下方の床面9と第1棚板31の上面)にそれぞれ荷物を収容(載置)することができる。なお、荷室8の右側の全域を上下2段に分けて使用してもよく、荷室8の右側のうち前側のみを上下2段に分けて使用し、他の空間を上下一体で使用してもよい。また、第1棚板31の上下の空間へ荷物を収容する際に第2棚板41を収容状態に保持させておくことによって、第1棚板31が設置されていない荷室8の右側を作業者が荷室8内に乗り込んで作業する空間として利用することができる。
荷室8の左側に加えて右側も上下2段に分けて使用する場合には、第2保持プレート71による第2棚板41の保持を解除し、第2棚板41を傾動させて使用位置に設定する。この使用状態では、第2棚板41の両端は右側の側パネル4と第1棚板31とによって支持され、第2棚板41の上下の空間(第2棚板41の下方の床面9と第2棚板41の上面)にそれぞれ荷物を収容(載置)することができる。なお、荷室8の全域を上下2段に分けて使用してもよく、荷室8の右側のうち後側のみを上下一体で使用し、他の空間を上下2段に分けて使用してもよい。
また、第2棚板41を第1棚板31によって支持するので、第2棚板41を支持するための支持脚を別途設ける必要がなく、部品点数の削減及び箱型荷台の軽量化を図ることができる。
また、ピン37によって支持脚32が使用位置に確実に保持されるので、第1棚板31や第2棚板41に載置された積荷の状態が安定する。
また、第1棚板31や第2棚板41を使用して荷物を積載する場合に、作業者は、第1棚ユニット30及び第2棚板41の全てを収納状態に保持させた状態で荷室8に乗り込み、前方の第1棚ユニット30や第2棚板41から順次使用状態に設定しながら、荷物を前方から積載することができるので、荷室8に積荷を入出する際の作業性が向上する。
また、シリンダやモータなどの駆動源を設けることなく、荷室8を必要に応じて上下2段で適宜使用することができる。
なお、上述の実施形態は本発明の一例であり、本発明は上述の実施形態に限定されることはなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、上述の実施形態以外であっても種々の変更が可能である。
例えば、本発明の荷室構造は、トラックの荷台の他、トラクタに牽引されるトレーラの荷台に適用することができる。
また、上記実施形態では、第1棚板31及び第2棚板41をパレテナガイド16に回転自在に連結したが、これらを側パネル4,5に直接連結してもよく、また他の部材を介して連結してもよい。
また、第2棚板41の一端部を側パネル4に連結せず、第2棚板41の他端部を第1棚板31の他端部に蝶番などによって回転自在に連結してもよく、第2棚板41を省略してもよい。
また、第1棚板31及び第2棚板41の収納位置を、使用位置から上方へ傾動した位置に設定したが、反対に使用位置から下方へ傾動した位置に設定してもよい。
また、第1棚板31に複数の支持脚を回転自在に連結してもよい。この場合、使用位置における支持脚の状態が安定するので、使用位置の支持脚を保持するためのピンを省略してもよい。
さらに、収納位置の第1棚ユニット30及び第2棚板41を解除自在に保持する構造や、使用位置の支持脚32を解除自在に保持する構造は、上記に限定されるものではない。例えば、使用位置の支持脚32を解除自在に保持する構造として、支持脚32の他端部を収容する溝を床パネル7に設けてもよい。
1 箱型荷台
2 前パネル(前面体)
3 荷室開閉扉(後面体)
4,5 側パネル(側面体)
6 天井パネル(天井面体)
7 床パネル(床面体)
8 荷室
9 床面(床面体の上面)
15,16 パレテナガイド
30 第1棚ユニット
31 第1棚板
32 支持脚
33,34,43 蝶番
35,36 ピン挿通孔(支持脚保持手段)
37 ピン(支持脚保持手段)
41 第2棚板
50 2段床形成ユニット
60 第1ブラケット
61 第1保持プレート(第1収納保持手段)
70 第2ブラケット
71 第2保持プレート(第2収納保持手段)

Claims (3)

  1. 前後で対向して起立する前面体及び後面体と、左右で対向して起立する1対の側面体と、上方の天井面体と、下方の床面体とによって箱状に形成され、前記後面体が開閉扉を有する箱型荷台の荷室構造であって、
    第1棚板と支持脚とを有する第1棚ユニットと、
    第1収納保持手段と、
    前記第1棚板の一端部は、前記左右の側面体の一方に回転自在に支持され、
    前記第1棚板は、前記床面体から上方に離間して該床面体の上面と略平行に対向する使用位置と、該使用位置から回転して前記一方の側面体の内面と近接して対向する収納位置との間で傾動可能であり、
    前記支持脚の一端部は、前記第1棚板に回転自在に連結され、
    前記支持脚は、前記第1棚板が前記使用位置に設定された状態で該第1棚板と前記床面体との間で上下方向に延びて該第1棚板を下方から支持する使用位置と、該使用位置から回転し前記第1棚板と近接して対向する収納位置との間で傾動可能であり、
    前記第1収納保持手段は、前記収納位置の前記第1棚板を解除自在に保持する
    ことを特徴とする車両の箱型荷台の荷室構造。
  2. 請求項1に記載の車両の箱型荷台の荷室構造であって、
    前記使用位置の前記支持脚の他端部を前記床面体に対して解除自在に保持する支持脚保持手段を備えた
    ことを特徴とする車両の箱型荷台の荷室構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両の箱型荷台の荷室構造であって、
    第2棚板と、
    第2収納保持手段と、を備え、
    前記第2棚板の一端部は、前記左右の側面体の他方に回転自在に支持され、
    前記第2棚板は、前記床面体から上方に離間して該床面体の上面と略平行に対向する使用位置と、該使用位置から回転して前記他方の側面体の内面と近接して対向する収納位置との間で傾動可能であり、
    前記使用位置の前記第2棚板の他端部は、前記使用位置の前記第1棚板の他端部に載置され、
    前記第2収納保持手段は、前記収納位置の前記第2棚板を解除自在に保持する
    ことを特徴とする車両の箱型荷台の荷室構造。
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