JP2012106419A - 射出成形用金型、成形品及び成形品の製造方法 - Google Patents

射出成形用金型、成形品及び成形品の製造方法 Download PDF

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Shuji Asano
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Abstract

【課題】成形品の耐衝撃性および形状精度を向上させ、かつ、成形品本体部からランナー部を容易に取り外すと共に成形品本体部の欠損や亀裂を防止することを目的とする。
【解決手段】重ね合わせた雌型2と雄型3の間に、環状の成形品を成形するための環状のキャビティ5が形成される射出成形用金型1において、雌型2と雄型3との間に、キャビティ5の内縁に沿って全周に亘って周設された環状のリングランナー6と、リングランナー6の外縁とキャビティ5の内縁とを全周に亘って繋いでリングランナー6とキャビティ5とを連通する環状のゲート7と、が形成され、雌型2又は雄型3に、リングランナー6に連通するスプル8が形成され、雌型2及び雄型3のうちの何れか一方のゲート成形金型面27に、他方のゲート成形金型面34に向かって突出したエッジ28が全周に亘って形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、射出成形用金型、成形品及び成形品の製造方法に関するものである。
従来、合成樹脂製の部品を成形する方法として、例えば下記特許文献1に示されているようなピンポイントゲート方式の射出成形法が知られている。この方式では、射出成形用金型の雌型に、キャビティに連通する貫通孔状のゲートが形成されている。そして、そのゲートからキャビティに樹脂を流入させる。これにより、キャビティ内に流入した樹脂が流動しながらキャビティ全体に行き渡り、キャビティに樹脂が充填される。
具体的に説明すると、例えば、天壁部の中央に円形状の開口が形成された駆動モジュールのカバーを成形する際には、その天壁部の位置にゲートを形成しておく。そして、そのゲートからキャビティに樹脂を流し込むと、その樹脂は、キャビティ内においてゲート付近からカバー周方向の両側に分かれて流動し、その後、ゲート位置の反対側の位置で合流する。これにより、キャビティに樹脂が充填される。
また、従来、合成樹脂製の環状部品を成形する方法として、例えば下記特許文献2に示されているようなディスクゲート方式の射出成形法が知られている。この方式では、射出成形用金型において環状のキャビティの内側にディスク状のランナーが形成されていると共に、そのランナーの外縁と環状のキャビティの内縁とを全周に亘って繋ぐゲートが形成されており、さらに、ランナーに連通するスプルが雌型に形成されている。そして、このスプルからランナーに樹脂を流入させると、その樹脂が環状のゲートの全周から一様にキャビティに流れ込み、キャビティに樹脂が充填される。
特開2002−301742号公報 特開2008−49711号公報
しかしながら、上記した従来のピンポイントゲート方式の射出成形法では、樹脂をキャビティの片側から流し込んで充填するため、成形品にウエルドが生じやすいという問題が存在する。具体的に説明すると、例えばカメラレンズ等の駆動モジュールのカバーでは、仕様上、耐熱性に優れた液晶ポリマー(LCP)を成形材料として用いることが要求される場合がある。このような場合に、上記した従来のピンポイントゲート方式の射出成形法でカバーを成形すると、キャビティ内においてカバー周方向の両側に分かれて周方向に流動し、その後、両側から流動した樹脂同士が合流するため、その合流位置(例えばゲート位置の反対側の位置)にウエルドが生じるおそれがある。
また、従来、樹脂充填作業の能率を向上させて時間短縮を図るために、複数のゲートから樹脂を同時充填する多点ゲートのピンポイントゲート方式が知られているが、この方式では、各ゲートからそれぞれ流入した樹脂同士がキャビティ内で合流するため、その合流箇所でウエルドが生じるおそれがあり、環状の成形品(キャビティ)でなくてもウエルドが生じやすい。
上述したように、ピンポイントゲート方式の射出成形法では、成形品が環状であるか否かに関わらずウエルドが生じるおそれがある。そして、ウエルドがある成形品は、落下等の衝撃を受けたときにウエルド位置で割れやすく、耐衝撃性(落下耐久性)が低くなるという問題がある。
また、上記した従来のピンポイントゲート方式の射出成形法では、キャビティ内において樹脂が周方向に流動して充填されるので、成形品の寸法精度を確保しにくいという問題がある。具体的に説明すると、射出成形法によって成形される部品の1つとして例えば軸受けリテーナーがある。この軸受けリテーナーは、真円環状の部材であり、ボールを転動自在に保持する複数のボールポケットが周方向に間欠的に形成されている。この軸受けリテーナーを上記した従来のピンポイントゲート方式の射出成形法で成形すると、樹脂の流動方向と流動直交方向とで成形収縮率が異なるため、軸受けリテーナーの形状が真円にならずに楕円状にゆがみやすく、また、複数のボールポケットの形状やボールポケットの間隔が不均一になりやすい。したがって、従来のピンポイントゲート方式の射出成形法で軸受けリテーナーを成形すると、トルクむらやトルク上昇を引き起こすおそれがある。
また、上記した従来のディスクゲート方式の射出成形法では、金型を離型したとき、キャビティによって成形された環状の成形品本体部の内側に、ランナーによって成形されたランナー部が、ゲートによって形成されたゲート部を介して全周に亘って連結された状態となる。したがって、離型後に上記したゲート部を切断して成形品本体部からランナー部を取り外す必要があるが、ゲート部の切断作業は煩雑であり、また、ゲート部を切断する際に成形品本体部に欠損が生じたり亀裂が入ったりするおそれがある。
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、成形品の耐衝撃性および形状精度を向上させることができ、かつ、成形品本体部からランナー部を容易に取り外すことができると共に成形品本体部の欠損や亀裂を防止することができる射出成形用金型、成形品及び成形品の製造方法を提供することを目的としている。
本発明に係る射出成形用金型は、重ね合わせた雌型と雄型の間に、環状の成形品を成形するための環状のキャビティが形成される射出成形用金型において、前記雌型と前記雄型との間に、前記キャビティの内縁に沿って全周に亘って周設された環状のリングランナーと、該リングランナーの外縁と前記キャビティの内縁とを全周に亘って繋いで前記リングランナーと前記キャビティとを連通する環状のゲートと、が形成され、前記雌型又は前記雄型に、前記リングランナーに連通するスプルが形成され、前記雌型及び前記雄型のうちの何れか一方のゲート成形金型面に、他方のゲート成形金型面に向かって突出したエッジが全周に亘って形成されていることを特徴としている。
本発明に係る射出成形用金型は、重ね合わせた雌型と雄型の間に、成形品を成形するためのキャビティが形成される射出成形用金型において、前記雌型と前記雄型との間に、前記キャビティの外縁に沿って全周に亘って周設された環状のリングランナーと、該リングランナーの内縁と前記キャビティの外縁とを全周に亘って繋いで前記リングランナーと前記キャビティとを連通する環状のゲートと、が形成されており、前記雌型又は前記雄型に、前記リングランナーに連通するスプルが形成され、前記雌型及び前記雄型のうちの何れか一方のゲート成形金型面に、他方のゲート成形金型面に向かって突出したエッジが全周に亘って形成されていることを特徴とするものであってもよい。
このような特徴により、例えば加熱溶解された合成樹脂等の成形材料をスプルに流し込むと、その成形材料はスプルを通って一旦リングランナーに流入し、リングランナー内において周方向に流動する。その後、リングランナー内の成形材料が、環状のゲートの全周から一様にキャビティに流れ込み、キャビティ内において成形材料が全周に亘って一斉に径方向又は軸方向に流動して充填される。これにより、キャビティによって成形される成形品本体部にウエルドが生じにくくなる。また、前記成形品本体部における成形収縮率が全周に亘って均一になるため、成形品本体部の形状がゆがみにくく安定する。
また、雌型及び雄型のうちの何れか一方のゲート成形金型面に、他方のゲート成形金型面に向かって突出したエッジが全周に亘って形成されているので、ゲートによって成形されるゲート部には、エッジによる切り込みが全周に亘って形成される。この切り込みによってゲート部に弱化部が形成され、ゲート部が切り込みに沿って容易に切断可能であるので、ゲート部の切断時に成形品本体部に欠損や亀裂が生じにくくなる。
また、本発明に係る射出成形用金型は、前記他方のゲート成形金型面が、前記エッジの表面に対して垂直に形成されていることが好ましい。
これにより、切り込みに沿ってゲート部がさらに切断しやすくなり、ゲート部の切断時における成形品本体部の欠損や亀裂が確実に防止される。
また、本発明に係る射出成形用金型は、前記スプルが、前記リングランナーの周方向に間隔をあけて複数配設されていることが好ましい。
これにより、成形材料の充填作業の能率が向上し、時間短縮を図ることができる。このとき、ランナー内において複数のスプルから流入した成形材料同士が合流するため、ランナーによって成形されるランナー部にウエルドが生じやすくなるが、キャビティには、環状のゲートの全周から一様に成形材料が流れ込むため、キャビティによって成形される成形品本体部にウエルドが生じにくい。
また、本発明に係る成形品は、上記した射出成形用金型を用いて射出成形された成形品であって、前記キャビティで成形された成形品本体部の内縁又は外縁に、前記ゲートで成形されたゲート部が全周に亘って環状に形成され、該ゲート部に、前記エッジによって成形された切り込みに沿って切断された切断面が全周に亘って形成されていることを特徴としている。
このような特徴により、上述したように成形品にウエルドが生じにくく、また、成形品の形状がゆがみにくく、さらに、成形品本体部に欠損や亀裂が生じにくい。
本発明に係る成形品の製造方法は、上記した射出成形用金型を用いて成形品を射出成形する成形品の製造方法であって、前記スプルを介して前記リングランナーに成形材料を射出することで、少なくとも前記キャビティ、前記リングランナー及び前記ゲートに前記成形材料を充填する充填工程と、前記成形材料が固化して、前記キャビティによって成形された成形品本体部と、前記リングランナーによって成形された環状のランナー部と、前記ゲートによって成形された環状のゲート部と、が一体に形成された後、前記雌型と前記雄型とを相対的に離間させる離型工程と、前記エッジによって前記ゲート部に全周に亘って形成された切り込みに沿って前記ゲート部を全周に亘って切断することで、前記成形品本体部から前記ランナー部を取り外す切断工程と、を備えることを特徴としている。
このような特徴により、ゲートによって成形されるゲート部に、エッジによる切り込みが全周に亘って形成されるため、ゲート部を切り込みに沿って容易に切断することが可能である。これにより、成形品本体部からランナー部を取り外す作業を容易に行うことができる。また、上記した射出成形用金型を用いるため、上述したように成形品にウエルドが生じにくく、また、成形品の形状がゆがみにくく、さらに、成形品本体部に欠損や亀裂が生じにくい。
本発明に係る射出成形用金型、成形品及び成形品の製造方法によれば、ウエルドが生じにくいので、成形品の耐衝撃性を向上させることができる。また、成形収縮による成形品の形状のゆがみが起こりにくいので、成形品の形状精度を向上させることができる。さらに、成形品本体部からランナー部を容易に取り外すことができると共に成形品本体部の欠損や亀裂を防止することができる。
本発明の実施形態に係る射出成形用金型の分解斜視図である。 図1に示すA−A間の断面図である。 図1に示すB−B間の断面図である。 本発明の実施形態を説明するための射出成形用金型の部分拡大図である。 本発明の実施形態を説明するための成形品の斜視図であり、(a)はランナー部が付いた状態を示しており、(b)はランナー部が取り外された状態を示している。 本発明の変形例を説明するための成形品の斜視図である。 本発明の変形例を説明するための射出成形用金型の断面図である。
以下、本発明に係る射出成形用金型、成形品及び成形品の製造方法の実施の形態について、図面に基いて説明する。
[射出成形用金型]
まず、射出成形用金型1について図1から図4に基づいて説明する。
図1に示す射出成形用金型1は、図5(b)に示す成形品100(モジュールカバー)を射出成形するための金型であり、固定型板2(雌型)と可動型板3(雄型)とが備えられている。図1〜図3に示すように、固定型板2及び可動型板3は、固定型板2を上に可動型板3を下にして上下に配置されており、これら固定型板2及び可動型板3が重ね合わせられることで、固定型板2と可動型板3との間にキャビティ5、リングランナー6及びゲート7がそれぞれ形成され、また、図示せぬ昇降機構によって可動型板3を下降させることで、上下方向に相対的に離間可能となっている。
上記したキャビティ5は、図5(a)に示す成形品本体部105を成形するための環状の空間である。リングランナー6は、図5(a)に示すランナー部106を成形するための平面視円環状の空間であり、キャビティ5の内側に配設されていると共にキャビティ5の内縁に沿って全周に亘って周設されている。ゲート7は、図5(a)に示すゲート部107を成形する平面視円環状の空間であり、リングランナー6の外縁とキャビティ5の内縁とを全周に亘って繋いでリングランナー6とキャビティ5とを連通する連通路である。
上記した固定型板2の下面(合わせ面)には、図5(a)に示す成形品本体部105の周壁部151の外周面及び天壁部150の上面を成形する凹部20が形成されている。この凹部20は、平面視矩形(略正四角形)の窪み部であり、固定型板2の下面から上方に向かって延在する角筒状の周壁面21と、その周壁面21の上端に形成された天井面22と、で画成されている。上記した周壁面21は、キャビティ5の外周壁面を画成し、図5(a)に示す成形品本体部105の周壁部151の外周面を成形する金型面となっている。また、上記した天井面22は、キャビティ5の上壁面を画成し、図5(a)に示す成形品本体部105の天壁部150の上面を成形する金型面となっている。
また、固定型板2には、凹部20の天井面22から固定型板2の上面にかけて貫通した貫通孔23が形成されており、この貫通孔23の内側には、コマ金型24が嵌合されている。上記した貫通孔23は、上下方向に延在する平面視円形の直孔であり、平面視において凹部20(天井面22)の中央部分に配設されている。コマ金型24は、貫通孔23の内側に嵌着されて固定された円柱形状の部材であり、このコマ金型24の下端部は、天井面22から下向きに突出されている。
コマ金型24の下端部の外周面25は、キャビティ5の上側の内縁壁面を画成し、図5(a)に示す成形品本体部105の天壁部150の開口152を成形する金型面となっている。つまり、貫通孔23及びコマ金型24は、図5(a)に示す成形品本体部105の開口152に対応した径及び位置に形成されている。
コマ金型24の下端面26の中央部は、後述する可動型板3のコア部30の上面32に合わせられる合わせ面であり、コマ金型24の下端面26の外周部は、リングランナー6の上壁面を画成し、図5(a)に示すランナー部106を成形する金型面となっている。
また、コマ金型24の下端面26の外周縁部27は、ゲート7の上壁面を画成し、図5(a)に示すゲート部107を成形する金型面(一方のゲート成形金型面)となっている。この外周縁部27には、後述する可動型板3の傾斜面34(他方のゲート成形金型面)に向かって突出したエッジ28が全周に亘って形成されている。このエッジ28は、図4に示すように、下向きに突出していると共に下方に向かって漸次縮幅された断面視三角形状の突起であり、コマ金型24の外周縁部27に沿って平面視円環形状に形成されている。すなわち、エッジ28の外周面28aは、コマ金型24の外周面25と面一に形成されており、エッジ28の内周面28bは、外周面28aの下端から上方に向かって漸次縮径されたテーパー状に形成されており、上方に向かって径方向内側に傾斜した傾斜面となっている。
また、図1、図2に示すように、コマ金型24には、リングランナー6に連通するスプル8が形成されている。このスプル8は、コマ金型24を貫通する貫通孔であり、リングランナー6に成形材料を流入させるための流路である。このスプル8の下端部は、下方に向かって漸次縮径されたテーパー形状に形成されており、スプル8の下端が括れて絞られた形状に形成されている。また、スプル8は、リングランナー6の周方向に間隔をあけて複数配設されている。具体的には、コマ金型24には、4つのスプル8が周方向に等間隔に配設されている。
図1〜図3に示すように、可動型板3の上面(合わせ面)には、上記した凹部20の内側に挿入され、図5(a)に示す成形品本体部105の周壁部151の内周面及び天壁部150の下面を成形するコア部30が突設されている。このコア部30は、平面視矩形(略正四角形)の突起部である。このコア部30の周壁面31は、上記した凹部20の周壁面21に対して径方向内側から対向しており、このコア部30の周壁面31と凹部20の周壁面21との間には隙間が形成されている。つまり、コア部30の周壁面31は、キャビティ5の内周壁面を画成し、図5(a)に示す成形品本体部105の周壁部151の内周面を成形する金型面となっている。
コア部30の上面32の外周部は、上記した凹部20の天井面22に対して下方から対向しており、このコア部30の上面32の外周部と凹部20の天井面22との間には隙間が形成されている。つまり、周壁面31の上面32の外周部は、キャビティ5の下壁面を画成し、図5(a)に示す成形品本体部105の天壁部150の下面を成形する金型面となっている。
コア部30の上面32の中央部は、上記したコマ金型24の下端面26に当接されており、コマ金型24の下端面26に合わせられる合わせ面となっている。
また、コア部30の上面32のうち、コマ金型24の下端面26の外周部に対向する位置には、リングランナー6を画成する凹溝33が形成されている。この凹溝33は、コマ金型24の外周縁部27に沿って全周に亘って形成された平面視円環状の溝部であり、縦断面視において下方に向かって漸次縮幅された略台形状に形成されている。
また、凹溝33の外周面33aとコア部30の上面32の外周部との間には、コア部30の上面32および凹溝33の外周面33aに対して傾斜した傾斜面34が凹溝33に沿って全周に亘って形成されている。この傾斜面34は、径方向内側に向かって下向きに傾斜しており、下方に向かうに従い漸次縮径されたテーパー形状に形成されている。そして、この傾斜面34は、ゲート7の下壁面を画成し、図5(a)に示すゲート部107を成形する金型面となっている。なお、この傾斜面34と上記したエッジ28の先端との間には全周に亘って隙間があけられている。また、傾斜面34は、上記したエッジ28の内周面28bに対して垂直に形成されている。
またコア部30には、コア部30の上面32からキャビティ5内に向けて開口した第一エジェクターピン孔35と、凹溝33の底面からリングランナー6内に向けて開口した第二エジェクターピン孔36と、がそれぞれ形成されている。これら第一、第二エジェクターピン孔35、36は、図示せぬエジェクターピンが挿通される貫通孔であり、上下方向に延在している。なお、第二エジェクターピン孔36は、平面視において、スプル8に対して周方向にずれた位置に配設されている。具体的には、第二エジェクターピン孔36は、平面視において、周方向に隣り合うスプル8,8の中央位置に配設されている。
また、図1、図3に示すように、可動型板3の上面(合わせ面)には、コア部30の下端付近から可動型板3の外縁まで延在するガス抜き溝39が形成されており、このガス抜き溝39を介してキャビティ5が外部に連通されている。
また、コア部30の中央部には、上下方向に貫通するガス抜き孔37が形成されている。このガス逃げ孔37は、コア部30の上面32に形成されたガス抜き溝38を介してリングランナー6に連通されている。
[成形品の製造方法]
次に、上記した構成の射出成形用金型1を用いた成形品100の製造方法について説明する。
まず、固定型板2と可動型板3との間に形成されたキャビティ5、リングランナー6及びゲート7に成形材料を射出充填する充填工程を行う。詳しく説明すると、まず予め、図示せぬ昇降機構によって可動型板3を上昇させて可動型板3の上面を固定型板2の下面に当接させ、射出成形用金型1を閉じておく。そして、図示せぬ射出装置によって、成形材料を加熱溶解させ、その成形材料を固定型板2の上方から複数のスプル8にそれぞれ射出する。各スプル8内に射出された成形材料は、それぞれスプル8の下端からリングランナー6内に流入する。そして、リングランナー6内において成形材料が周方向に流動して充填される。このとき、リングランナー6内の気体(空気)はガス抜き溝38を通ってガス抜き孔37に排出され、リングランナー6内において気体と成形材料とが置換される。
その後、リングランナー6内の成形材料が、環状のゲート7の全周から一様にキャビティ5に流れ込み、キャビティ5内において成形材料が全周に亘って一斉に径方向外側に向かって流動し、さらに、コア部30の上面32の外縁から軸方向下側に向かって流動し、キャビティ5内全体に充填される。このとき、キャビティ5内の気体(空気)はガス抜き溝39を通って外部に排出され、キャビティ5内において気体と成形材料とが置換される。以上により、キャビティ5、リングランナー6、ゲート7及びスプル8に成形材料が充填される。
上記した成形材料が固化することで、キャビティ5によって図5(a)に示す矩形箱状の成形品本体部105が成形されると共に、リングランナー6によって図5(a)に示す円環状のランナー部106が成形され、ゲート7によって図5(a)に示す円環状のゲート部107が成形される。また、スプル8内にも成形材料が充填されるので、スプル8内に図示せぬ柱状のスプル部が成形される。また、上記したゲート部107には、エッジ28によって断面視略V字状の切り込み128が全周に亘って成形される。そして、図5に示すように、上記した成形品本体部105、ランナー部106、ゲート部107及び図示せぬスプル部は、一体に形成される。
次に、上述したように成形材料が固化した後、固定型板2と可動型板3とを相対的に離間させる離型工程を行う。詳しく説明すると、可動型板3を図示せぬ昇降機構によって下降させ、可動型板3を固定型板2から離間させる。このとき、上記した図示せぬスプル部の下端とランナー部106の上面との連結部分が切断され、成形品本体部105、ランナー部106及びゲート部107からなる成形体101がコア部30に付着した状態で可動型板3と共に固定型板2から離間する。
次に、ゲート部107を切り込み128に沿って切断して上記した成形品本体部105からランナー部106を取り外す切断工程を行う。詳しく説明すると、まず、第一、第二エジェクターピン孔35、36に挿入された図示せぬエジェクターピンを上方に向けて突出させ、コア部30に付着した成形体101を突き出してコア部30から離間させる。次に、ランナー部106を下向き(成形品本体部105の内側)に押圧する。これにより、ゲート部107のうちの切り込み128の先端箇所が弱化部となっているので、その弱化部でゲート部107が切断される。このようにしてゲート部107を切り込み128に沿って全周に亘って切断することで、ランナー部106と成形品本体部105とが分離され、成形品100が完成する。
なお、図示せぬエジェクターピンによる突き出しによってゲート部107を切り込み128に沿って切断し、成形品本体部105からランナー部106を取り外すことも可能である。すなわち、まず、第一エジェクターピン孔35に挿入された図示せぬエジェクターピンを上方に向けて突出させ、成形品本体部105の天壁部150を上方に突き出す。これにより、天壁部150がコア部30の上面32から離間すると共に、成形品本体部105の周壁部151がコア部30の周壁面31上を摺動しながら天壁部150と共に上方に移動する。また、このとき、ランナー部106はコア部30の凹溝33の内周面によって保持されるので、上述したように天壁部150が上方に移動することで、ゲート部107に引張応力が作用し、ゲート部107は上記した弱化部(切り込み128の先端箇所)において切断される。このようにしてゲート部107が切り込み128に沿って全周に亘って切断されることで、ランナー部106と成形品本体部105とが分離され、成形品100が完成する。その後、第二エジェクターピン孔36に挿入された図示せぬエジェクターピンを上方に向けて突出させ、凹溝33内のランナー部106を上方に突き出し、凹溝33内に保持されたランナー部106を凹溝33から取り出す。
[成形品]
次に、成形品100の構成について説明する。
図5(b)に示すように、成形品100は、上記した射出成形用金型1を用いて射出成形された部材であり、キャビティ5によって成形された成形品本体部105を備えている。この成形品本体部105には、平面視矩形状の天壁部150と、その天壁部150の外縁から垂下された角筒状の周壁部151と、が備えられている。上記した天壁部150には、平面視円形の開口152が形成されており、その開口152の縁部には、図2、図3に示すゲート7で成形されたゲート部107´が全周に亘って環状に形成されている。ゲート部107´は、図5(a)に示すゲート部107を切り込み128に沿って切断した後に成形品本体部105側に残るゲート跡であり、このゲート部107´には、切り込み128に沿って切断したときの切断面170が全周に亘って形成されている。
上記した射出成形用金型1、並びに射出成形用金型1を用いて成形された成形品100及び射出成形用金型1を用いた成形品100の製造方法によれば、リングランナー6内の成形材料が、環状のゲート7の全周から一様にキャビティ5に流れ込み、キャビティ5内において成形材料が全周に亘って一斉に径方向及び軸方向に流動して充填されるので、キャビティ5によって成形される成形品本体部105にウエルドが生じにくい。これにより、成形品100の耐衝撃性を向上させることができる。
また、上述したようにキャビティ5に成形材料が充填されるため、成形品本体部105における成形収縮率が全周に亘って均一になる。これにより、成形品本体部105の形状がゆがみにくく安定し、成形品100の形状精度を向上させることができる。
また、ゲート部107には、エッジ28による切り込み128が全周に亘って形成され、その切り込み128によってゲート部107に弱化部が形成されるので、ゲート部107が切り込み128に沿って容易に切断可能である。これにより、成形品本体部105からランナー部106を容易に取り外すことができると共に、ゲート部107の切断時に成形品本体部105に欠損や亀裂が生じるのを防止することができる。
また、エッジ28に対向するゲート7の壁面(傾斜面34)が、エッジ28の内周面28bに対して垂直に形成されているので、切り込み128に沿ってゲート部107が特に切断しやすく、ゲート部107の切断時における成形品本体部105の欠損や亀裂を確実に防止することができる。
また、射出成形用金型1には、スプル8がリングランナー6の周方向に間隔をあけて複数配設されているので、複数のスプル8に対して同時に成形材料を射出することで成形材料の充填作業の能率が向上する。このとき、リングランナー6内において複数のスプル8から流入した成形材料同士が合流するため、ランナー部106にウエルドが生じやすくなるが、上述したようにキャビティ5には環状のゲート7の全周から一様に成形材料が流れ込むため、成形品本体部105にウエルドが生じにくい。したがって、成形材料の充填作業の時間短縮を図りつつ成形品100の耐衝撃性を向上させることができる。
また、環状のリングランナー6が形成されているので、ディスク状のランナーに比べて成形材料の使用量を低減させることができると共に、充填作業の時間短縮を図ることができる。
以上、本発明に係る射出成形用金型、成形品及び成形品の製造方法の実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
具体的には、上記した実施の形態では、矩形箱状の成形品100(モジュールカバー)を成形する場合について説明しているが、本発明における成形品は適宜変更可能であり、例えば、筒車や軸受けのシールリングなどであってもよい。
特に、本発明は、図6に示すような真円状の成形品200(軸受けリテーナー)を成形する場合に有効である。この成形品200は、成形品本体部205が真円環状に形成されたリング部材であり、この成形品本体部205には、図示せぬボールを転動自在に保持する複数のボールポケット250が周方向に間欠的に形成されている。また、この成形品200は、上記した射出成形用金型1と同様の射出成形用金型によって成形された成形品であり、成形品本体部205の内縁には、ゲート部207が全周に亘って環状に形成されており、そのゲート部207には、エッジによって成形された切り込み228に沿って切断したときの切断面270が全周に亘って形成されている。この成形品200では、成形品本体部205における成形収縮率が全周に亘って均一になるため、成形品本体部205の形状が楕円状にゆがみにくく、真円形状に形成することができ、また、複数のボールポケット250の形状やボールポケット250の間隔を均一化することができる。したがって、この成形品200(軸受けリテーナー)を用いた軸受けのトルクむらやトルク上昇を防止することができる。
また、上記した実施の形態では、射出成形用金型1におけるキャビティ5の内側にリングランナー6が形成され、そのリングランナー6の外縁とキャビティ5の内縁との間にゲート7が形成されており、そして、成形品本体部105の内縁に沿ってゲート部107が形成され、そのゲート部107を介してランナー部106が成形品本体部105に連結されているが、本発明は、図7に示すように、キャビティ305の外側にリングランナー306が形成され、そのリングランナー306の内縁とキャビティ305の外縁との間にゲート307が形成された構成であってもよい。詳しく説明すると、この射出成形用金型301の固定型板302と可動型板303との間には、キャビティ305の外縁に沿って全周に亘って周設された環状のリングランナー306と、そのリングランナー306の内縁とキャビティ305の外縁とを全周に亘って繋いでリングランナー306とキャビティ305とを連通する環状のゲート307と、が形成されている。そして、固定型板302のコマ金型324の下面(合わせ面)には、キャビティ305を画成する凹部320が形成されていると共に、リングランナー306に連通するスプル308が形成されている。
また、コマ金型324のうち、ゲート307を成形する金型面、つまり、上記した凹部320の開口縁部327(ゲート成形金型面)には、後述する傾斜面334に向かって突出したエッジ328が全周に亘って形成されている。可動型板303の上面(合わせ面)には、上記した凹部320内に挿入されてキャビティ305を画成するコア部330が突設されていると共に、そのコア部330の外周に周設されてリングランナー306を画成する環状の凹溝333が形成されている。そして、この凹溝333の内縁側の開口縁部には、ゲート307を成形する傾斜面334(ゲート成形金型面)が形成されている。このような射出成形用金型301によれば、非環状の成形品であっても成形することが可能であり、しかも、上記した実施形態と同様に、成形品にウエルドが生じにくく、また、成形品の形状がゆがみにくく、さらに、成形品本体部に欠損や亀裂が生じにくい。
また、上記した実施の形態では、固定型板2を雌型とし、可動型板3を雄型としているが、本発明は、雌型が可動型板で、雄型が固定型板であってもよい。
また、上記した実施の形態では、固定型板2(雌型)側にスプル8及びエッジ28がそれぞれ形成されているが、本発明は、スプル及びエッジのうちの少なくとも一方を可動型板(雄型)側に形成することも可能である。例えば、図2、図3において、凹溝33の底面に開口したスプルを形成してもよく、また、コア部30の傾斜面34にエッジを突設してもよい。
また、上記した実施の形態では、4つのスプル8が形成されているが、本発明におけるスプルの数は適宜変更可能であり、例えば3つのスプル8が形成されていてもよく、或いはスプル8が1つだけであってもよい。
その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1、301 射出成形用金型1
2、302 固定型板(雌型)
3、303 可動型板(雄型)
5、305 キャビティ
6、306 リングランナー
7、307 ゲート
8 308 スプル
27 外周縁部(一方のゲート成形金型面)
28、328 エッジ
34、334 (他方のゲート成形金型面)
100、200 成形品
105、205 成形品本体部
106、206 ランナー部
107、207 ゲート部
128、228 切り込み
327 開口縁部(一方のゲート成形金型面)

Claims (6)

  1. 重ね合わせた雌型と雄型の間に、環状の成形品を成形するための環状のキャビティが形成される射出成形用金型において、
    前記雌型と前記雄型との間に、前記キャビティの内縁に沿って全周に亘って周設された環状のリングランナーと、該リングランナーの外縁と前記キャビティの内縁とを全周に亘って繋いで前記リングランナーと前記キャビティとを連通する環状のゲートと、が形成され、
    前記雌型又は前記雄型に、前記リングランナーに連通するスプルが形成され、
    前記雌型及び前記雄型のうちの何れか一方のゲート成形金型面に、他方のゲート成形金型面に向かって突出したエッジが全周に亘って形成されていることを特徴とする射出成形用金型。
  2. 重ね合わせた雌型と雄型の間に、成形品を成形するためのキャビティが形成される射出成形用金型において、
    前記雌型と前記雄型との間に、前記キャビティの外縁に沿って全周に亘って周設された環状のリングランナーと、該リングランナーの内縁と前記キャビティの外縁とを全周に亘って繋いで前記リングランナーと前記キャビティとを連通する環状のゲートと、が形成されており、
    前記雌型又は前記雄型に、前記リングランナーに連通するスプルが形成され、
    前記雌型及び前記雄型のうちの何れか一方のゲート成形金型面に、他方のゲート成形金型面に向かって突出したエッジが全周に亘って形成されていることを特徴とする射出成形用金型。
  3. 請求項1または2に記載の射出成形用金型において、
    前記他方のゲート成形金型面が、前記エッジの表面に対して垂直に形成されていることを特徴とする射出成形用金型。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の射出成形用金型において、
    前記スプルが、前記リングランナーの周方向に間隔をあけて複数配設されていることを特徴とする射出成形用金型。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の射出成形用金型を用いて射出成形された成形品であって、
    前記キャビティで成形された成形品本体部の内縁又は外縁に、前記ゲートで成形されたゲート部が全周に亘って環状に形成され、
    該ゲート部に、前記エッジによって成形された切り込みに沿って切断された切断面が全周に亘って形成されていることを特徴とする成形品。
  6. 請求項1から4の何れか一項に記載の射出成形用金型を用いて成形品を射出成形する成形品の製造方法であって、
    前記スプルを介して前記リングランナーに成形材料を射出することで、少なくとも前記キャビティ、前記リングランナー及び前記ゲートに前記成形材料を充填する充填工程と、
    前記成形材料が固化して、前記キャビティで成形された成形品本体部と、前記リングランナーによって成形された環状のランナー部と、前記ゲートによって成形された環状のゲート部と、が一体に形成された後、前記雌型と前記雄型とを相対的に離間させる離型工程と、
    前記エッジによって前記ゲート部に全周に亘って形成された切り込みに沿って前記ゲート部を全周に亘って切断することで、前記成形品本体部から前記ランナー部を取り外す切断工程と、
    を備えることを特徴とする成形品の製造方法。
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