JP2012104043A - 就労管理システムおよび就労管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 外部装置等を不要にし、企業等の組織体で使用されるコンピュータを利用して、勤務状態を管理することができる、就労管理システムおよび就労管理方法を提供する。
【解決手段】 業務パソコン30〜30の起動・終了時刻から、各勤務者の時間外労働時間等の勤務状態を調べて記録する就労管理サーバ10と、このサーバ10に記録されている勤務状態から、基準始業・終業時刻を算出し、算出結果を基に勤務者の基準となる勤務状態を閾値として保存する制御管理サーバ20とを備え、業務パソコンは、起動したことを表す起動情報を制御管理サーバ20に送信し、このサーバ20は、起動情報を受信したときの時刻を基に勤務者の現在の勤務状態を調べて閾値と比較し、現在の勤務状態を判定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、企業等の組織体で業務に使用されるコンピュータを利用した就労管理システムおよび就労管理方法に関する。
企業等の組織体に勤務する勤務者は、通常、パーソナルコンピュータ(以下、「パソコン」という)を用いて、各種の業務を行っている。一方、勤務者による労働、例えば1日の労働時間、時間外の労働や休日の労働などは、労働基準法等により規定されている。そこで、勤務者の所属長は、規定を基にして勤務者の勤務割当を行い、この勤務割当により時間外労働や休日労働の勤務状態を管理している。こうした勤務状態の管理は、例えばパソコンの使用時間などを把握することで可能である。
パソコンの使用時間を把握して制限するシステムとして、次ぎのようなものがある(例えば、特許文献1参照。)。このシステムではUSBメモリが使用されている。USBメモリは、パソコンの外部装置であり、USB(Universal Serial Bus)規格によりパソコンに接続されてデータの読み書きが行われる記憶装置である。このシステムでは、第1のコードと第2のコードのどちらかをUSBメモリに記憶させる。第1のコードは、使用時間制限なしのモードでパソコンを動作させることを指示する。一方、第2のコードは、使用時間制限ありのモードでパソコンを動作させることを指示する。第2のコードが記憶されたUSBメモリには、使用時間制限の制限条件が記憶される。使用時間制限の制限条件としては、1日に許される累計使用時間などがある。
このシステムを使用する企業体側では、どちらかのコードを記憶したUSBメモリを用意して勤務者に配布する。勤務者は、このUSBメモリを使用して日常業務を行う。これにより、例えば日常業務に関連するデータを勤務者がUSBメモリに記憶していく。このとき、第2のコードが記憶されているUSBメモリが接続されていると、パソコンは、使用時間を積算して累積使用時間とし、第2のコードに応じて累積使用時間を内部に記憶する。つまり、このシステムでは、第2のコードを記憶しているUSBメモリが接続されたときに、パソコンはUSBメモリのコードを読み込むと共に累積使用時間を更新していく。そして、パソコンは、内部に記憶している累計使用時間と、USBメモリに記憶されている使用時間制限の制限条件とを比較する。もし、1日に許される累計使用時間を積算時間が超えている場合には、パソコンは時間制限の制御を行う。
こうしたシステムを用いることにより、勤務者によるパソコンの使用時間が制限されるので、時間外労働や休日の勤務状態の管理が可能になる。
特開2008−204027号公報
ところで、先に述べたシステムには、次の課題がある。このシステムによれば、パソコンの使用時間を把握して制限するために、企業等の組織体側では、すべての勤務者にUSBメモリを配布する必要がある。この結果、組織体の規模が大きくなるに従って、組織体は大量のUSBメモリを用意しなければならない。さらに、例えば所属長は、各勤務者に応じた第2のコードをUSBメモリにそれぞれ保存する必要がある。
この発明の目的は、前記の課題を解決し、外部装置等を不要にし、企業等の組織体で使用されるコンピュータを利用して、勤務状態を管理することができる、就労管理システムおよび就労管理方法を提供することにある。
前記の課題を解決するために、請求項1の発明は、各勤務者によるコンピュータの起動時刻と終了時刻とから、各勤務者の時間外労働時間等の勤務状態を調べて記録する第1のコンピュータと、前記第1のコンピュータに記録されている勤務状態から、基準となる始業時刻および終業時刻を算出し、算出結果を基に勤務者の基準となる勤務状態を閾値として保存する第2のコンピュータとを備え、勤務者に操作されるコンピュータは、このコンピュータが起動および終了したことを表す起動情報を前記第2のコンピュータに送信し、前記第2のコンピュータは、前記起動情報を受信すると、この情報を受信したときの時刻を基に勤務者の現在の勤務状態を調べて前記閾値と比較し、現在の勤務状態を判定する、ことを特徴とする就労管理システムである。
請求項1の発明では、第1のコンピュータは、各勤務者によるコンピュータの起動時刻と終了時刻とから、各勤務者の時間外労働時間等の勤務状態を調べて記録している。一方、第2のコンピュータは、第1のコンピュータに記録されている勤務状態から、基準となる始業時刻および終業時刻を算出し、算出結果を基に勤務者の基準となる勤務状態を閾値として保存する。そして、勤務者に操作されるコンピュータは、このコンピュータが起動および終了したことを表す起動情報を第2のコンピュータに送信する。第2のコンピュータは、起動情報を受信すると、この情報を受信したときの時刻を基に勤務者の現在の勤務状態を調べて閾値と比較し、現在の勤務状態を判定する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の就労管理システムにおいて、前記第2のコンピュータは、勤務者の現在の勤務状態が前記閾値を超過したときに、勤務の超過を表すメッセージを勤務者のコンピュータに送信し、前記勤務者のコンピュータは、前記メッセージを受信すると、このメッセージを表示する、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載の就労管理システムにおいて、前記第2のコンピュータは、前記各勤務者の勤務状態に含まれる起動時刻および終了時刻の各平均値を、基準となる前記始業時刻および前記終業時刻とする、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の就労管理システムにおいて、前記第2のコンピュータは、勤務者の所属長が操作するコンピュータに前記メッセージを送信する、ことを特徴とする。
請求項5の発明は、各勤務者によるコンピュータの起動時刻と終了時刻とから、各勤務者の時間外労働時間等の勤務状態を調べて第1のコンピュータに記録し、前記第1のコンピュータに記録されている勤務状態から、基準となる始業時刻および終業時刻を算出し、算出結果を基に勤務者の基準となる勤務状態を閾値として第2のコンピュータに保存し、勤務者に操作されるコンピュータは、このコンピュータが起動および終了したことを表す起動情報を前記第2のコンピュータに送信し、前記第2のコンピュータは、前記起動情報を受信すると、この情報を受信したときの時刻を基に勤務者の現在の勤務状態を調べて前記閾値と比較し、現在の勤務状態を判定する、ことを特徴とする就労管理方法。
である。
請求項1と請求項5の発明によれば、第1のコンピュータに記録されている勤務状態から閾値を算出するので、自動で算出された閾値を基に勤務者の勤務状態を、コンピュータを利用して判定することができる。
請求項2の発明によれば、現在の勤務状態が閾値を超過すると、メッセージが勤務者のコンピュータに送信されるので、勤務者自身による勤労状態の把握が容易になる。
請求項3の発明によれば、過去の始業時間と終業時間とを利用して、第2のコンピュータが閾値を算出することを可能にする。
請求項4の発明によれば、所属長のコンピュータにメッセージが送信されるので、所属長が勤務者の労働状態を把握することを可能にする。
実施の形態1による就労管理システムを示す構成図である。 起動情報送信処理の一例を示すフローチャートである。 終了情報送信処理の一例を示すフローチャートである。 メッセージ表示制御処理の一例を示すフローチャートである。 勤務者情報の一例を示す図である。 就労管理情報の一例を示す図であり、図6(a)は通常勤務者用の就労管理情報を表す図、図6(b)は2交代勤務者用の就労管理情報を表す図である。 就労基本情報の一例を示す図である。 閾値設定処理の一例を示すフローチャートである。 閾値情報の一例を示す図であり、図9(a)は通常勤務者用の閾値情報を表す図、図9(b)は2交代勤務者用の閾値情報を表す図である。 情報取得処理の一例を示すフローチャートである。 メッセージ表示制御処理の一例を示すフローチャートである。 集計情報の一例を示す図である。 メッセージ情報の一例を示す図である。 信号送信処理の一例を示すフローチャートである。
次に、この発明の各実施の形態について、組織体が企業である場合を例として説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態による就労管理システムを図1に示す。この就労管理システムは、就労管理サーバ10と、制御管理サーバ20と、業務パソコン(PC)30〜30、40とを備えている。就労管理サーバ10と、制御管理サーバ20と、業務パソコン30〜30と、業務パソコン40とは、LAN(Local Area Network)のような通信ネットワークNWより、相互にデータ伝送可能に接続されている。
業務パソコン30〜30は勤務者に使用される、共用または専用のパソコンである。業務パソコン30〜30は同じ構成であるので、以下では業務パソコン30を代表例として説明する。業務パソコン30は、通信部31と、入力部32と、処理部33と、記憶部34と、表示部35とを備えている。業務パソコン30の通信部31は、通信ネットワークNWに接続されている。そして、通信部31は、処理部33の制御により、通信ネットワークNWとのデータ伝送を行う。入力部32は、キーボードやマウスなどの入力装置である。表示部35は、処理部33の制御により、各種の情報を液晶パネルに表示する。記憶部34は、処理部33が行う処理のためのプログラムを記憶している。処理部24が記憶するプログラムには、起動情報送信処理を行うための起動情報送信プログラム(PG)と、終了情報送信処理を行うための終了情報送信プログラム(PG)と、メッセージ表示処理を行うためのメッセージ表示プログラム(PG)とがある。
処理部33は、業務パソコン30に関する一般的な処理の他に、就労管理サーバ10と制御管理サーバ20とに起動情報を送信するための処理を行う。このために、処理部33は、記憶部34が記憶している起動情報送信プログラム(PG)を実行し、起動情報送信処理を行う。つまり、業務パソコン30が電源の投入で起動すると、処理部33は、表示部35を制御して、ユーザIDの入力を求める表示をする。処理部33は、入力部32からユーザIDを受け取ると、図2に示す起動情報送信処理を行う。処理部33は、起動情報送信処理を開始すると、業務パソコン30が起動したことを表す起動情報を作成し(ステップS1)、入力されたユーザIDを起動情報に付加する(ステップS2)。この後、処理部33は、通信部31を制御して通信ネットワークNWを経由し、就労管理サーバ10と制御管理サーバ20とに起動情報を送信する(ステップS3)。ステップS3が終了すると、処理部33は起動情報送信処理を終了する。
同じようにして、処理部33は、就労管理サーバ10と制御管理サーバ20とに終了情報を送信するための処理を行う。このために、処理部33は、記憶部34に記憶されている終了情報送信プログラム(PG)を実行し、終了情報送信処理を行う。つまり、業務パソコン30に対して電源の切りの操作が行われると、図3に示す終了情報送信処理を行う。処理部33は、終了情報送信処理を開始すると、業務パソコン30が終了することを表す終了情報を作成し(ステップS1A)、起動時に入力されたユーザIDを起動情報に付加する(ステップS2A)。この後、処理部33は、通信部31を制御して通信ネットワークNWを経由し、就労管理サーバ10と制御管理サーバ20とに終了情報を送信する(ステップS3A)。ステップS3Aが終了すると、処理部33は終了情報送信処理を終了する。
また、業務パソコン30の通信部31が後述するメッセージを制御管理サーバ20から受信すると、処理部33はメッセージ表示プログラム(PG)を実行して、図4に示すメッセージ表示処理を行う。処理部33は、メッセージ表示処理を開始すると、メッセージを通信部31から受け取る(ステップS11)。この後、表示部35を制御して、受け取ったメッセージを表示し(ステップS12)、メッセージ表示処理を終了する。
業務パソコン40は、所属長により使用される専用パソコンであり、業務パソコン30と同様の構成である。なお、業務パソコン40には、起動情報送信プログラム(PG)と、終了情報送信プログラム(PG)と、メッセージ表示プログラム(PG)とが記憶されていない。
就労管理サーバ10は、勤務者の就労を管理するためのコンピュータである。業務パソコン30〜30と業務パソコン40と共に就労システムを形成する。就労管理サーバ10は、勤務割当などのような、勤務者の就労に関する情報を管理して記録している。さらに、就労管理サーバ10は、業務パソコン30〜30および業務パソコン40からの情報を基に、勤務者の就労に関する情報を更新する。
就労管理サーバ10が記録している就労に関する情報には、勤務者情報がある。勤務者情報は企業で働く勤務者に関する情報である。この勤務者情報の一例を図5に示す。この勤務者情報には、勤務者の氏名、勤務者の勤務者コード、勤務者が所属する部課名、勤務者の勤務形態、各勤務者に与えられたユーザID(IDentifier Number:識別番号)などが記録されている。勤務者情報の勤務者コードは、企業に所属する勤務者を識別するためのものである。勤務者情報の勤務形態には、この他にフレックスタイム勤務者などがある。勤務者情報のユーザIDは、例えば勤務者が仕事を開始する際に、パソコンを起動するときに使用される。通常、企業内では、勤務者が共用パソコンや専用パソコンを使用するときには、パソコンにユーザIDを入力することにより、パソコンが起動するように設定されている。
就労管理サーバ10が記録している就労に関する情報には、就労管理情報がある。就労管理情報は、勤務者のあらかじめ規定された時間外労働、休日労働に関するものである。就労管理情報には、通常勤務者や2交代勤務者のような、勤務者の勤務形態に応じて、各種のものがある。この就労管理情報の一例を図6(a)に示す。この就労管理情報は通常勤務者用のものである。この就労管理情報は時間外・休日労働時間と休日労働日数とを表し、さらに、時間外・休日労働時間の各項目として、規定始業・終業時刻と、1日、休日(1日)、1ヶ月、1年がある。なお、規定始業・終業時刻は、あらかじめ規定された始業時刻と終業時刻とを表している。また、休日労働日数の項目として、1ヶ月がある。
この通常勤務者用の就労管理情報の他にも、2交代勤務者用の就労管理情報や、3交代勤務者用の就労管理情報などがある。例えば、2交代勤務者用の就労管理情報は、図6(b)に示すように、1直、2直および日勤の各区分に対して、通常勤務者用の就労管理情報と同じように、時間外・休日労働時間の各項目として、規定始業・終業時刻と、1日、休日(1日)、1ヶ月、1年がある。また、休日労働日数の項目として、1ヶ月がある。このように、就労管理サーバ10は、企業の業態に必要とする勤務形態に対応する就労管理情報を記録している。この結果、就労管理サーバ10が例えば2交代勤務者用の就労管理情報だけを記録している場合もある。
就労管理サーバ10が記録している就労に関する情報には、就労基本情報がある。就労基本情報は、各勤務者の勤務割当などを示す情報である。就労基本情報の一例を図7に示す。この就労基本情報は、勤務者情報の中の氏名が○○一郎であり、勤務者コードがAB001231である勤務者のものである。就労基本情報には、各日付に対応して、勤務者が勤務すべき規定始業・終業時刻、通常勤務などのような勤務の形態を表す区分が記録されている。これらの情報は、所属長等により業務パソコン40から記録されたものである。また、就労基本情報には、勤務者が実際に勤務を開始して終了した時刻である始業・終業時刻が記録されている。この情報は、各勤務者の業務パソコン30〜30からの起動情報と終了情報とを基にして、記録されたものである。また、就労基本情報には、労働時間と残業時間とが記録されている。これらの情報は、始業・終業時刻の記録と同様に、各勤務者の業務パソコン30〜30からの起動情報と終了情報とを基にして、記録したものである。さらに、就労基本情報には、勤務者が実際に勤務した労働時間と残業時間とについて、所属長が承認したかを示す所属長承認が記録されている。この情報は、所属長の業務パソコン40から記録されたものである。
就労管理サーバ10は、こうした就労基本情報を各勤務者について記録している。そして、就労管理サーバ10は、先に述べたように、業務パソコン30〜30から起動情報や終了情報を受信すると、これらの情報に含まれるユーザIDを基に、就労基本情報を更新する。
制御管理サーバ20は、勤務者の時間外労働や休日の労働の状態、つまり、業務パソコン30〜30の稼動状態を基に、メッセージの表示制御を行うためのコンピュータである。このメッセージは、勤務者や所属長に対して勤務状態を伝えるものであり、勤務者の労働時間が時間外労働や休日労働の規定から外れたことを表す。
制御管理サーバ20は、表示部21と、スイッチ部22と、通信部23と、処理部24と、記憶部25とを備えている。さらに、制御管理サーバ20は、多量のデータを記憶する記憶装置26を備えている。制御管理サーバ20の表示部21は、制御管理サーバ20の稼動状態などを液晶パネルに表示し、スイッチ部22は、表示の切り替えなどを行う。通信部23は、通信ネットワークNWに接続されて、通信ネットワークNWとのデータ伝送を可能にする。
記憶部25は、処理部24が行う各処理のためのプログラムを記憶している。記憶部25が記憶するプログラムには、閾値設定処理を行うための閾値設定プログラム(PG)と、情報取得処理を行うための情報取得プログラム(PG)と、メッセージ表示制御処理を行うためのメッセージ表示制御プログラム(PG)とがある。
制御管理サーバ20の処理部24は、サーバとしての処理の他に、就労管理システムに関する制御、つまり、就労基本情報を基にしてメッセージ表示の制御を行う。このメッセージは、勤務者の労働時間が時間外労働や休日労働の規定から外れたことを表す。メッセージ表示の制御のために、処理部24は、記憶部25に記憶されている閾値設定プログラム(PG)と情報取得プログラム(PG)とメッセージ表示制御プログラム(PG)とを実行して、閾値設定処理と情報取得処理とメッセージ表示制御処理とを行う。
処理部24は閾値設定処理を定期的に行う。あらかじめ設定された日時になると、処理部24は図8に示す閾値設定処理を行う。処理部24は、閾値設定処理を開始すると、通信部23を制御して、就労管理サーバ10に記録されている就労管理情報の中から、1つの勤務形態に属するものを読み出す(ステップS21)。
この後、処理部24は、ステップS21または後述のステップS31で読み出した就労管理情報が属する勤務形態を調べ(ステップS22)、調べた勤務形態で勤務する、すべて勤務者の勤務者コードを、就労管理サーバ10に記録されている勤務者情報から抽出する(ステップS23)。この後、処理部24は、ステップS23で抽出した各勤務者コードに対応する就労基本情報を、就労管理サーバ10からそれぞれ読み出す(ステップS24)。
この後、処理部24は、ステップS24で読み出した、すべての就労基本情報の中で、始業時刻と終業時刻とを調べる(ステップS25)。処理部24は、ステップS25で調べた始業時刻の平均と終業時刻の平均とを算出する(ステップS26)。処理部24は、ステップS26で算出した平均の始業時刻と平均の終業時刻に対して、余裕時間αを加算して基準始業時刻T1と基準終業時刻T2とを算出する(ステップS27)。つまり、ステップS27で、処理部24は、
基準始業時刻T1=平均の始業時刻+余裕時間α
基準終業時刻T2=平均の終業時刻+余裕時間α
とする。なお、余裕時間αは例えば業務パソコン40からの設定が可能である。こうして算出された基準始業時刻T1と基準終業時刻T2とが、各勤務者の基準となる始業時刻と終業時刻である。この基準始業時刻T1と基準終業時刻T2とにより、各勤務者の実際の勤務が反映される。
ステップS27が終了すると、処理部24は、ステップS22で勤務形態を調べた就労基本情報と、ステップS27で算出した基準始業時刻T1および基準終業時刻T2とを基に、メッセージ表示用の閾値情報を作成する(ステップS28)。ステップS28で作成された閾値情報の一例を図9(a)に示す。この閾値情報は通常勤務者用のものである。閾値情報には、就労管理情報の規定始業・終業時刻の欄が基準始業時刻T1および基準終業時刻T2に変更されて記録されている。そして、閾値情報には、後述するメッセージを送信するかどうかの基準つまり閾値が、勤務者の勤務形態に応じてそれぞれ記録されている。
ステップS28が終了すると、ステップS22で調べたものとは別の勤務形態に属する就労管理情報を、就労管理サーバ10が記録しているかどうかを調べる(ステップS29)。もし、別の勤務形態に属する就労管理情報を就労管理サーバ10が記録していれば(ステップS30)、処理部24は、この就労管理情報を就労管理サーバ10から読み出し(ステップS31)、処理をステップS22に戻して、一連の処理を繰り返す。これにより、例えば図9(b)に示す2交代勤務者用の閾値情報が作成される。
一方、ステップS30で別の勤務形態に属する就労管理情報が無ければ、処理部24は、閾値設定処理を終了する。こうして、閾値設定処理により、処理部24は、就労管理サーバ10が記録しているすべての就労管理情報に対応する閾値情報を作成する。
こうした閾値設定処理を行う一方で、処理部24は、業務パソコン30〜30の中の例えば業務パソコン30から起動情報を受け取ると、図10に示す情報取得処理を行う。処理部24は、処理を開始すると、起動情報に付加されているユーザIDを調べる(ステップS41)。この後、処理部24は、通信部23を制御して就労管理サーバ10の勤務者情報を参照し、ユーザIDに対応する勤務者の勤務者コードと勤務形態を調べる(ステップS42)。この後、処理部24は、ステップS42で調べた勤務者コードに対応する就労基本情報を、通信部23を制御して就労管理サーバ10から取得して(ステップS43)、情報取得処理を終了する。
情報取得処理が終了すると、制御管理サーバ20の処理部24は、図11に示すメッセージ表示制御処理を行う。このとき、処理部24は、起動情報を送信した業務用パソコンが終了情報を送信するまで、所定時間毎にメッセージ表示制御処理を行う。処理部24は、メッセージ表示制御処理を開始すると、先の情報取得処理で取得した就労基本情報から、集計情報を作成する(ステップS51)。
ステップS51では、具体的に、次のようにして処理部24が集計情報を作成する。つまり、処理部24は、内部に持つタイマー機能を利用して、現在の時刻U1を調べる。この後、処理部24は、例えば図12に示すように、集計情報の時間外・休日労働時間の始業の欄に時刻U1を記録する。この後、始業時刻から経過した現在の時刻U2を、集計情報の時間外・休日労働時間の終業の欄に記録する。また、処理部24は、始業時刻U1から現在の時刻U2までの経過時間U3を、集計情報の時間外・休日労働時間の1日の欄に記録する。本日が休日である場合には、処理部24は、経過時間U3を、集計情報の時間外・休日労働時間の休日(1日)の欄に記録する。なお、図12では、集計情報の休日(1日)の欄を経過時間U4としている。また、処理部24は、当月の最初から当日の現在の時刻U2までの時間外・休日労働時間を就労基本情報から算出し、算出した時間U5を集計情報の時間外・休日労働時間の1ヶ月の欄に記録する。同じように、処理部24は、当年の最初から当日の現在の時刻U2までの時間外・休日労働時間を算出し、算出した時間U6を、集計情報の時間外・休日労働時間の1年の欄に記録する。さらに、処理部24は、当月の最初から当日までの休日労働日数を就労基本情報から算出し、算出した日数U7を、集計情報の休日労働日数の1ヶ月の欄に記録する。こうして、処理部24は、ステップS51で集計情報を作成する。
なお、図示を省略しているが、勤務者が2交代勤務者や3交代勤務者などである場合も、タイマー機能や就労基本情報を基に、処理部24が同様にして集計情報を作成する。
ステップS51が終了すると、処理部24は、先の情報取得処理で調べた、勤務者の勤務形態に対応する閾値情報を、同じく先の閾値設定処理で作成した閾値情報の中から抽出する(ステップS52)。この後、処理部24は、ステップS51で作成した集計情報と、ステップS52で抽出した閾値情報とを比較し(ステップS53)、集計情報に規定外が有るかどうかを判定する(ステップS54)。
ステップS53とステップS54とで、処理部24は、具体的に次のようにして、2つの情報を比較して判定する。例えば、勤務者が通常勤務者である場合、処理部24は、閾値情報(図9)の始業時刻T1と集計情報(図12)の始業時刻U1とを比較する。そして、集計情報の始業時刻U1が閾値情報の始業時刻T1を過ぎていると、処理部24は始業時刻が規定外であると判定する。終業時刻についても処理部24は同様に比較して判定する。また、1日の時間外・休日労働時間については、集計情報の時間U3と閾値情報の時間t3とを比較し、集計情報の時間U3が閾値情報の時間t3を過ぎていると、処理部24は1日の時間外・休日労働時間が規定外であると判定する。休日(1日)、1ヶ月および1年の時間外・休日労働時間についても、処理部24は同様に比較して判定する。さらに、休日労働日数については、集計情報の1ヶ月の日数U7と閾値情報の1ヶ月の日数t7とを比較し、集計情報の日数U7が閾値情報の日数t7を過ぎていると、規定外と判定する。
ステップS54が終了すると、処理部24は、規定外と判定された集計情報の項目に対応するメッセージを作成する(ステップS55)。ステップS55で、処理部24は、具体的に次のようにしてメッセージを作成する。処理部24は、前もって記憶装置26に、集計情報の項目に対応するメッセージ文を、メッセージ情報として記憶しておく。このメッセージ情報の一例を図13に示す。このメッセージ情報は、集計情報の各項目に対応するメッセージ文をそれぞれ記憶している。処理部24は、規定外と判定された、集計情報の項目に対応するメッセージ文を、メッセージ情報から読み出す。そして、処理部24は、このメッセージ文に対して本日の日付や現在の時刻を付加して、メッセージを作成する。
ステップS55が終了すると、処理部24は、起動情報を送信してきた業務パソコン30に対して、メッセージを送信する(ステップS56)。この後、処理部24は、ステップS55で作成したメッセージを電子メールとして、所属長の業務パソコン40に送信する(ステップS57)。ステップS57が終了するか、または、ステップS54で規定外が無ければ、処理部24はメッセージ表示制御処理を終了する。
次に、就労管理システムを用いた就労管理方法について説明する。
通常、制御管理サーバ20は、定期的に閾値設定処理を行い、最新の閾値情報を作成する。この閾値情報には、メッセージを送信するかどうかの基準つまり閾値が、各勤務者の勤務形態に応じて記録されている。
ところで、勤務者が勤務を開始すると、例えば業務パソコン30を使用して働くことになる。このために、勤務者は、業務パソコン30を起動し、ユーザIDを業務パソコン30に入力する。これにより、業務パソコン30は、起動情報送信処理を行い、起動を表す起動情報に対して、入力されたユーザIDを付加する。さらに、業務パソコン30は、起動情報送信処理により、通信ネットワークNWを経由して、起動情報を就労管理サーバ10と制御管理サーバ20とに送信する。これにより、就労管理サーバ10は就労基本情報を更新する。
一方、制御管理サーバ20は、業務パソコン30から起動情報を受信すると、情報取得処理を行う。制御管理サーバ20は、情報取得処理により、ユーザIDを入力した勤務者の勤務形態を調べ、この勤務形態に対応する就労管理情報を取得する。さらに、制御管理サーバ20は、情報取得処理により、ユーザIDを入力した勤務者の就労基本情報を取得する。
情報取得処理が終了すると、制御管理サーバ20は、メッセージ表示制御処理を行う。このとき、制御管理サーバ20は、就労基本情報を集計した集計情報と、ユーザIDを入力した勤務者の勤務形態に対応する閾値情報とから、時間外・休日労働時間や休日労働日数が規定から外れていないかどうかを判定する。
もし、時間外・休日労働時間や休日労働日数が規定から外れていると、制御管理サーバ20は、メッセージ表示制御処理により、規定から外れた集計情報の項目に対応するメッセージを作成する。そして、制御管理サーバ20は、業務パソコン30に対して、作成したメッセージを送信する。また、制御管理サーバ20は、メッセージ表示制御処理により、勤務者の所属長が使用する業務パソコン40に対して、メッセージを電子メールで送信する。これにより、所属長は、当日または後日、勤務者の勤務状態を知ることが可能である。
勤務者が使用している業務パソコン30は、制御管理サーバ20からメッセージを受信すると、メッセージ表示制御処理を行い、受信したメッセージを表示する。これにより、勤務者は、
a.勤務開始が始業時刻を過ぎている
b.勤務が終了時刻を過ぎている
c.1日の時間外・休日労働時間が過ぎている
d.休日(1日)の時間外・休日労働時間が過ぎている
e.1ヶ月の時間外・休日労働時間が過ぎている
f.1年の時間外・休日労働時間が過ぎている
g.1ヶ月の休日労働日数が過ぎている
というような、勤務状態が規定を過ぎた状態を知ることができる。
この後、勤務者が業務パソコン30を終了するための操作を行うと、業務パソコン30は終了情報送信処理を行い、終了情報を就労管理サーバ10に送信する。これにより、就労管理サーバ10は、就労基本情報を更新することになる。
このように、この実施の形態によれば、業務パソコン30〜30の始業・終業時刻と就労管理情報とから、時間外・休日労働時間の基準となる閾値を自動で算出することができる。また、この実施の形態によれば、制御管理サーバ20が業務パソコン30〜30の稼動状態を、始業・終業時刻を基に把握して閾値と比較することにより、勤務者が規定を過ぎた労働を行っているかどうかを判定することができる。また、この実施の形態によれば、規定を過ぎた労働を行っていると、制御管理サーバ20がメッセージを送信するので、勤務者の業務パソコンにメッセージを表示することができる。これにより、勤務者に対して、規定外の労働であると注意することが可能になり、勤務者自身による勤務状態の把握が容易になる。また、この実施の形態によれば、勤務者が規定外の労働を行うと、メッセージが所属長の業務パソコン40にも送信されるので、所属長は勤務者の労働状態を随時に把握可能である。これにより、例えば勤務者が勤務すべき時以外に、業務パソコン30〜30を操作したことが判明するので、情報管理や情報漏洩抑止等を可能にする。
(実施の形態2)
この実施の形態では、制御管理サーバ20のメッセージ表示制御処理の後に、次ぎの処理を付加している。なお、この実施の形態では、実施の形態1と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。この実施の形態では、メッセージ表示制御処理が終了すると、制御管理サーバ20は図14に示す信号送信処理を行う。制御管理サーバ20の処理部24は、信号送信処理を開始すると、内部のタイマー機能を利用して、メッセージ表示制御処理の終了からの経過時間を調べる(ステップS61)。処理部24は、所定時間が経過した判断すると(ステップS62)、起動情報を送信してきた業務パソコン30に対して、OS(オペレーティングシステム:Operating System)が電源を切って業務パソコンを終了するためのシャットダウン信号を送信し(ステップS63)、処理を終了する。なお、所定時間の設定は業務パソコン40から可能である。
これにより、この実施の形態によれば、勤務者が規定外の労働を行うと、勤務者が操作している業務パソコンにメッセージが表示された後、このパソコンがシャットダウンするので、規定外の労働や情報漏洩などを確実に防ぐことを可能にする。
(実施の形態3)
この実施の形態では、閾値設定処理(図8)のステップS25を次のようにしている。なお、この実施の形態では、先に説明した実施の形態1と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。実施の形態1のステップS25で、処理部24は、ステップS24で読み出した、すべての就労基本情報の中で、始業時刻と終業時刻とを調べた。
これに対して、この実施の形態によるステップS25では、処理部24は、ステップS24で読み出した就労基本情報の中で、当日からさかのぼって、所定日数の間の始業時刻と終業時刻とを調べる。そして、次ぎのステップS26では、ステップS25で調べた始業時刻の平均と終業時刻の平均とを算出することになる。つまり、この実施の形態では、直近の所定期間の始業時刻と終業時刻との平均を基に、基準始業時刻T1と基準終業時刻T2とを算出する。
これにより、この実施の形態によれば、直近の所定期間の始業時刻と終業時刻との平均を基に、基準始業時刻T1と基準終業時刻T2とを算出するので、現在の勤務状態を、基準始業時刻T1と基準終業時刻T2とに反映させることができる。
(実施の形態4)
この実施の形態では、閾値設定処理(図8)のステップS25を次のようにしている。なお、この実施の形態では、先に説明した実施の形態1と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号を付けて、その説明を省略する。実施の形態1のステップS25で、処理部24は、ステップS24で読み出した、すべての就労基本情報の中で、始業時刻と終業時刻とを調べた。
これに対して、この実施の形態によるステップS25では、処理部24は、ステップS24で読み出した就労基本情報の中で、同じ所属の就労基本情報から始業時刻と終業時刻とを調べる。そして、次ぎのステップS26で、ステップS25で調べた始業時刻の平均と終業時刻の平均とを算出することになる。つまり、この実施の形態では、同じ所属で勤務している勤務者の始業時刻と終業時刻との平均を基に、基準始業時刻T1と基準終業時刻T2とを算出する。
これにより、この実施の形態によれば、同じ所属で勤務している勤務者の始業時刻と終業時刻との平均を基に、基準始業時刻T1と基準終業時刻T2とを算出するので、所属する部課等に特有な勤務状態を、基準始業時刻T1と基準終業時刻T2とに反映させることができる。
(実施の形態5)
この実施の形態では、所属長から提供された所定ユーザIDを勤務者が使用する。所定ユーザIDは、あらかじめ制御管理サーバ20に記録されている。そして、所定ユーザIDは、勤務者情報(図5)に記録されているものとは異なる。
制御管理サーバ20の処理部24は、情報取得処理(図10)のステップS41でユーザIDを調べたときに、ユーザIDが所定ユーザIDであると、直ちに情報取得処理を終了すると共に、次ぎのメッセージ表示制御処理を行わない。
これにより、規定の制約を受けることなく、勤務者が勤務することを可能にする。なお、業務パソコン30〜30にカード読み取り機能があれば、所定ユーザIDをカードに登録して利用することも可能である。
10 就労管理サーバ(第1のコンピュータ)
20 制御管理サーバ(第2のコンピュータ)
21 表示部
22 スイッチ部
23 通信部
24 処理部
25 記憶部
26 記憶装置
30〜30 業務パソコン
31 通信部
32 入力部
33 処理部
34 記憶部
35 表示部
40 業務パソコン

Claims (5)

  1. 各勤務者によるコンピュータの起動時刻と終了時刻とから、各勤務者の時間外労働時間等の勤務状態を調べて記録する第1のコンピュータと、
    前記第1のコンピュータに記録されている勤務状態から、基準となる始業時刻および終業時刻を算出し、算出結果を基に勤務者の基準となる勤務状態を閾値として保存する第2のコンピュータとを備え、
    勤務者に操作されるコンピュータは、このコンピュータが起動および終了したことを表す起動情報を前記第2のコンピュータに送信し、
    前記第2のコンピュータは、前記起動情報を受信すると、この情報を受信したときの時刻を基に勤務者の現在の勤務状態を調べて前記閾値と比較し、現在の勤務状態を判定する、
    ことを特徴とする就労管理システム。
  2. 前記第2のコンピュータは、勤務者の現在の勤務状態が前記閾値を超過したときに、勤務の超過を表すメッセージを勤務者のコンピュータに送信し、
    前記勤務者のコンピュータは、前記メッセージを受信すると、このメッセージを表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の就労管理システム。
  3. 前記第2のコンピュータは、前記各勤務者の勤務状態に含まれる起動時刻および終了時刻の各平均値を、基準となる前記始業時刻および前記終業時刻とする、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の就労管理システム。
  4. 前記第2のコンピュータは、勤務者の所属長が操作するコンピュータに前記メッセージを送信する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の就労管理システム。
  5. 各勤務者によるコンピュータの起動時刻と終了時刻とから、各勤務者の時間外労働時間等の勤務状態を調べて第1のコンピュータに記録し、
    前記第1のコンピュータに記録されている勤務状態から、基準となる始業時刻および終業時刻を算出し、
    算出結果を基に勤務者の基準となる勤務状態を閾値として第2のコンピュータに保存し、
    勤務者に操作されるコンピュータは、このコンピュータが起動および終了したことを表す起動情報を前記第2のコンピュータに送信し、
    前記第2のコンピュータは、前記起動情報を受信すると、この情報を受信したときの時刻を基に勤務者の現在の勤務状態を調べて前記閾値と比較し、現在の勤務状態を判定する、
    ことを特徴とする就労管理方法。
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