JP2010134495A - 就業時間管理システム - Google Patents

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JP2010134495A JP2008306959A JP2008306959A JP2010134495A JP 2010134495 A JP2010134495 A JP 2010134495A JP 2008306959 A JP2008306959 A JP 2008306959A JP 2008306959 A JP2008306959 A JP 2008306959A JP 2010134495 A JP2010134495 A JP 2010134495A
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Tomohiro Sugita
智弘 杉田
Hideo Muto
英男 武藤
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Abstract

【課題】
従来、PCや電話機を使っている時間しか管理できず、入場から起動までの時間やこれらの機器を使わない時間、また、出張における時間などは管理できていないとの問題があった。ここで、現在、入退出管理システムなど機器の起動時間以外の時間管理を行うシステムが存在している。そこで、本発明では、各時刻管理システムから時間データを収集して正確な健康時間を管理することができる健康時間管理システムを提供することで、より正確な健康時間の把握を可能にすることを課題とする。
【解決手段】
この課題を解決するために、本発明では、入出門管理システムやPC時間管理ソフトなどから時刻データを入手し、各システムの時刻データに重み付けを行い、健康管理時間を計算する。各時刻データに矛盾が生じた場合は、メールにて従業員や管理者にメールで通報する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、従業員の就業時間を管理する技術に関する。その中でも特に、各時間管理システムから時刻データを入手し、時刻データに重み付けて就業時間を算出する技術に関する。なお、以下、本願明細書では、従業員の健康を管理する健康時間も扱うため、健康時間と記載するが、健康時間には就業時間も含まれる。
現在、給与の支払いや従業員の健康を管理するために、従業員の就業時間(健康時間)を管理することなされている。これをシステム上で実現するために、従業員の健康時間管理は、従業員自ら健康時間管理システムに入力するか、PC時刻管理ソフトの起動・停止時刻データ(最初に起動した時刻から最後に停止した時刻までの時間)を健康時間管理システムに取り込んでいる技術がある。例えば、特許文献1では、従業員が電話機またはPC(パーソナル・コンピュータ)を使用して作業時間情報を入力できることからペーパレス化が図れると同時に、就業時間管理システムと連携することで精度の高い作業時間管理が可能となる技術を提案している。
特開平3−264254号公報
しかしながら、特許文献1では、PCや電話機を使っている時間しか管理できず、入場から起動までの時間やこれらの機器を使わない時間、また、出張における時間などは管理できていない。ここで、現在、入退出管理システムなど機器の起動時間以外の時間管理を行うシステムが存在している。そこで、本発明では、各時刻管理システムから時間データを収集して正確な健康時間を管理することができる健康時間管理システムを提供することで、より正確な健康時間の把握を可能にすることを目的とする。
本システムでは、入出門管理システムやPC時間管理ソフトなどから時刻データを入手し、各システムの時刻データに重み付けを行い、健康管理時間を計算する。各時刻データに矛盾が生じた場合は、メールにて従業員や管理者にメールで通報する。
各時刻管理システムから時刻データを自動的に入手し、健康管理時間を算出するため、従業員が健康時間を入力する時間の削減や入力時間の入力ミス、不正防止が図れると同時に正確な健康管理時間の管理が可能となる。
本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。本実施の形態は、入出門管理システムとPC時間管理システムを用いて説明するが、本発明はそれに限定されるものではない。
まず、本実施の形態におけるシステム構成図を図1に示す。本実施例ではネットワーク13に接続された入出管理装置2、クライアント端末3、ブレードPC5、PC時間管理ソフト6、健康時間管理システム8、入出門管理システム10、メールサーバ12で構成される。
入出管理装置2は、ICカード読取装置や静脈読取装置などでそれに限定するものではないが、個人認証できる媒体や生体を読込装置であり読込んだ媒体や生体情報と読み込んだ時刻を入出門管理システム10に送る。
クライアント端末3は、ブレードPC5(センタ側の装置)の起動・停止、及び画面を表示するためのシンクライアント端末3で説明するが通常のパソコンなどでも構わない。通常のパソコンの場合は、ブレードPC5と同様にPC時間管理ソフト6がインストールされているものとする。
ブレードPC5は、パソコンを集中管理するためにブレードサーバ上に複数搭載されているものでありブレードPC5には、PC時間管理ソフト6がインストールされているものとする。
PC時間管理ソフト6は、ブレードPC5がクライアント端末3から起動・停止の処理を受けるたびに起動・停止時刻を蓄積し、翌日の最初に起動された時に健康管理システム8に起動・停止時刻データ7を送る。
健康時間管理システム8は、PC時間管理ソフト6や入出門管理システム10から時刻データ11や起動・停止データ7を受取り従業員の健康時間を算出し、健康管理時間データ9として保存する。
入出門管理システム10は、入出管理装置2で読込まれた媒体や生体情報と読込まれた時刻を受取り入出時刻データ11として保存し、一日一回決められた時刻に入出時刻データ11を健康時間管理システム8に送る。
メールサーバ12は、健康時間管理システム8が従業員の健康時間を算出する際、異常があった場合、健康時間管理システム8から送られたメールを管理者や従業員のメールアドレスに配送する。ここでは、従業員毎に管理者のメールアドレス(および/または従業員のメールアドレス)が対応付けて管理、格納されており、これに従って従業員の健康管理時間に関連するメールを送信するようにしてもよい。
ネットワーク13は、インターネット、社内WAN、社内LAN、無線LANを含む社内外からの直接アクセス及び、リモートアクセスできるネットワーク環境である。
図2は、図1の構成の健康時間管理システム8を詳細化したものである。健康時間管理システム8は、入出門管理システム10から送られてきた入出時刻データ11とPC時間管理ソフト6から送られてきた起動・停止時刻データ7を受け取り、健康時間管理システムで利用できるようにフォーマット変換を行う、入出時刻データフォーマット変換機能14及び起動・停止時刻データフォーマット変換機能15を有する。また、フォーマット変換後データマージ・ソート機能16において健康時間算出機能17で算出するためのデータを作成する。
エラー通報機能19は、算出時に時刻データ間の矛盾があった場合にその旨のエラーメッセージを作成し、メールサーバを通して従業員及び管理者のメールアドレスに送付する。例えば、入場前にPCが起動されたり、退場後にPCが停止されることが矛盾に該当し、これを示すルールデータベースを本システムでは保持している。このルールデータベースに従って矛盾か否かを判断可能になっている。
健康時間データ登録機能18は、健康時間算出機能16で算出した健康管理時間を健康時間管理DB19に登録する。
以下、本実施の形態の処理内容について説明する。
図3は、1日の勤務形態を例として示したものであり、この例を元に処理内容の説明を示す。
図4は、勤休時間管理システム8の概略フローを示す。
まず、勤休時間管理システム8では、入出門管理システム10から送られた入出時刻データ70を読込み(ステップ21)、入出時刻データフォーマット変換機能13を使用して読込んだ入出時刻データ70を健康管理用フォーマット80aに変換を行う(ステップ22)。
図9に入出時刻データ70のフォーマット、図10に健康時間管理データ80aのフォーマットを示す。これらのフォーマットに変換するためのルールを記憶しておき、これに基づいてフォーマットの変換を行う。
入出時刻データ70には、入出管理装置2で読込まれた年月日71、時刻72、入出管理機器名73、利用者番号74、氏名75、区分76、可否77、理由78の項目がある。
健康時間管理データは、システム名81、従業員番号82、年月日83、時刻84、ステータス85、備考86の項目がある。
システム名81には、入出時刻管理システム10やPC時刻管理システム6などのシステム名が入る。ステータス85には、ブレードPC5の起動や入出管理装置2の入りを示す「S(Start)」とブレードPC5の停止や入出管理装置2の出を示す「E(End)」が入る。
備考86には、入出管理機器名73の内容が入る。
図11に起動・停止時刻データフォーマットを示す。
次に、勤休時間管理システム8は、PC時間管理ソフト6から転送された起動・停止時刻データ90を読込み(ステップ23)、予め記憶された変換ルールに従って健康時間管理用フォーマット80bに変換を行う(ステップ24)。そのフォーマットは上述したように図10のとおりである。
起動・停止時刻データ90には、起動日91、起動時刻92、停止日93、停止時刻94、累計時刻96、UserID97の項目がある。
ステップ25では、健康時間管理用フォーマット80a,80bをマージし、その後時間の昇順にソートを行い、図13健康時間管理データ80cを作成する。
ステップ26では、健康時間管理用フォーマット80cから健康管理時間を計算する。
ステップ27は計算が終わった健康時間管理データ80cを健康時間管理システム8のデータベース19に登録する。
図5から図8は、健康時間算出機能17の健康管理時間を算出するロジックを示す。
健康時間算出機能17では、健康管理時間を算出する際、利用する各時間設定を最初に初期化し(ステップ28)、健康時間管理フォーマット80cから1レコードづつデータを読取る(ステップ30)。その次に、入出管理装置2で読取られた物理認証時刻を最優先させるため、読取り処理の次に入出時刻データ11(S)があるか判別を行う(ステップ31)。入出時刻データ11(S)であった場合には、図7の入出時刻データ11の処理フローを行い、入出時刻データ11(S)以外であった場合、入出時刻データ11(E)であるかを次に判別する(ステップ32)。入出時刻データ11(E)であった場合、入室時刻データ11(S)がなかったとみなし、エラー通報機能19を使い、従業員、及び、管理者にメールで矛盾を通報する(ステップ35)。
次に健康時間管理フォーマット80cの時刻データが、起動・停止時刻データ7(S)であるか判別し(ステップ33)、起動・停止時刻データ7(S)あった場合、図8の起動・停止時刻データフローを行い、起動・停止時刻データ7(S)以外であった場合、次に起動・停止時刻データ(E)であるか判断し(ステップ34)、起動・停止時刻データ7(E)であった場合、起動・停止時刻データ(S)がなかったとみなし、エラー通報機能19を使い、従業員、及び、管理者にメールで矛盾を通報する(ステップ36)。
図7の入出時刻データ11の処理フローでは、まず、はじめに入出管理時刻(S)がセットされているか判断し(ステップ41)、入出管理時刻(S)がセットされていれなければ、入出管理時刻(S)をセットする(ステップ42)。入出管理時刻(S)がすでにセットされている場合は、最初の入出時刻データ11(S)から読込んだ入出時刻データ11までの退勤後のデータとして扱っていた起動・停止時刻データ7が不要となるため、退勤後時刻をクリアする(ステップ47)。
次に、入出時刻データ11(E)を読取るまでの起動・停止時刻データ7は、入出時刻データ11を優先するため不要となり、入出時刻データ11(E)までのデータを読み飛ばす(ステップ43、44)。入出時刻データ11(E)を読込んだら入出管理時刻(E)をセットし(ステップ45)、次に入出時刻データ11(S)から入出時刻データ11(E)の時間を入出時間に加算する(ステップ46)。
図8の起動・停止時刻データ7の処理フローでは、読込んだ起動・停止時刻データ11が出勤前か退勤後かを判断するため、入出管理時刻(S)があるか判断する(ステップ48)。入出管理時刻(S)がなければ、出勤前の起動・停止時刻データ11として扱うため、出勤前のフラグをONにし(ステップ49)、出勤前時刻(S)nとしてセットする(ステップ50)。また、入出管理時刻(S)があった場合、退勤後の起動・停止時刻データ11として扱うため、退勤後のフラグをONにし(ステップ57)、退勤後時刻(S)nをセットする(ステップ58)。次の時刻データを読込み(ステップ51)、起動・停止時刻データ(E)であるか判断し(ステップ52)、起動・停止時刻データ(E)でない場合、時刻データに矛盾があるため、エラー通報機能19を使い、従業員、及び、管理者にメールで矛盾を通報する(ステップ59)。次に読込んだ時刻データが起動・停止時刻データ(E)であれば、出勤前時刻データか否か判断し(ステップ53)、出勤前時刻データであれば、出勤前フラグをOFFにした後(ステップ54)、出勤前時刻(E)nをセットし(ステップ55)、起動・停止時刻データ11(S)nから起動・停止時刻データ11(E)間の時間を出勤前時間としてセットする(ステップ56)。読込んだ時刻データが起動・停止時刻データ(E)が退勤後時刻データであれば、退勤後フラグをOFFにした後(ステップ60)、退勤後時刻(E)nをセットし(ステップ61)、起動・停止時刻データ11(S)nから起動・停止時刻データ11(E)間の時間を退勤後時間としてセットする(ステップ62)。
図6の健康管理時間加算処理フローでは、すべての健康時間管理データ80cを読込み処理した後に出勤前時間(1〜n)、入出管理時間、退勤後時間(1〜n)を加算し、健康管理時間を求める(ステップ38、39、40)。但し、エラー通報があった場合、ブレードPCの起動・停止時刻データ7に矛盾が発生しているため、健康管理時間に含めないようにする(ステップ37)。
本発明における一実例である。健康時間管理システムの全体構成を示すものである。 図1で示した健康時間管理システムを機能別に詳細化したものである。 従業員の勤務形態を示したサンプルである。 健康管理システムの全体を示した概略フローチャートである。 健康管理時間算出ロジックのフローチャート(その1)である。 健康管理時間算出ロジックのフローチャート(その2)である。 健康管理時間算出ロジックのフローチャート(その3)である。 健康管理時間算出ロジックのフローチャート(その4)である。 入出時刻データフォーマットの一例である。 入出時刻データフォーマットを健康時間管理データフォーマットに変換したデータの一例である。 起動・停止時刻データフォーマットの一例である。 起動・停止時刻データフォーマットを健康時間管理データフォーマットに変換したデータの一例である。 健康時間管理データをマージ・ソートした一例である。
符号の説明
1 事業所
2 入出管理装置
3 クライアント端末
4 出張先・自宅
5 ブレードPC
6 PC時刻管理ソフト
7 起動・停止時刻データ
8 健康時間管理システム
9 健康管理時間データ
10 入出門管理システム
11 入出時刻データ
12 メールサーバ
13 ネットワーク
14 入出時刻データフォーマット変換機能
15 起動・停止時刻データフォーマット変換機能
16 フォーマット変換後データマージ・ソート機能
17 健康時間算出機能
18 健康時間データ登録機能
19 エラー通報機能
20 健康時間管理DB

Claims (1)

  1. 従業員の就業時間を把握するための就業時間管理システムであって、
    前記従業員が構内に入退出する際に利用する入退出管理システムから、前記従業員の入退出時間を受信する手段と、
    前記従業員が利用するコンピュータ装置の起動・停止時間を、前記コンピュータ装置から受信する手段と、
    受信した前記入退出時間と前記起動・停止時間を比較する手段と、
    前記入退出時間と前記起動・停止時間を用いて、前記従業員の就業時間を算出する手段と、
    前記比較の結果に応じて、前記入退出時間と前記起動・停止時間に矛盾が生じる場合には、前記従業員の管理者の用いる端末装置にその旨を示す情報を送信することを特徴とする就業時間管理システム。
JP2008306959A 2008-12-02 2008-12-02 就業時間管理システム Pending JP2010134495A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012104043A (ja) * 2010-11-12 2012-05-31 Chugoku Electric Power Co Inc:The 就労管理システムおよび就労管理方法
JP2014048802A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Ricoh Co Ltd 勤怠情報管理システム、勤怠情報管理方法及び勤怠情報管理装置

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