JP2012103414A - 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents
帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012103414A JP2012103414A JP2010250817A JP2010250817A JP2012103414A JP 2012103414 A JP2012103414 A JP 2012103414A JP 2010250817 A JP2010250817 A JP 2010250817A JP 2010250817 A JP2010250817 A JP 2010250817A JP 2012103414 A JP2012103414 A JP 2012103414A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bowl
- conductive
- charging member
- mass
- shaped resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Silicon Polymers (AREA)
Abstract
【解決手段】導電性基体と、導電性樹脂層31とを有する帯電部材であって、該導電性樹脂層は、バインダーと導電性微粒子とボウル形状の樹脂粒子61とを含有しており、該帯電部材の表面は、該ボウル形状の樹脂粒子の開口51に由来する凹部52と、該ボウル形状の樹脂粒子の開口のエッジに由来する凸部54とを有し、かつ、該ボウル形状の樹脂粒子の内壁が式(1)で示される構造を有する高分子化合物のライニング層33を有する帯電部材。
【選択図】図2
Description
本発明の帯電部材は、導電性基体と、導電性樹脂層とを有する帯電部材であって、該導電性樹脂層は、バインダーと導電性微粒子とボウル形状の樹脂粒子とを含有しており、該帯電部材の表面は、該ボウル形状の樹脂粒子の開口に由来する凹部と、該ボウル形状の樹脂粒子の開口のエッジに由来する凸部とを有し、かつ、該ボウル形状の樹脂粒子の内壁が特定の高分子化合物によるライニング層を有することを特徴としている。
本発明の帯電部材におけるボウル形状の樹脂粒子の凹部の内壁は、下記式(1)の高分子化合物によるライニング層を有する。
本発明のボウル形状の樹脂粒子の一例を図4に示す。本発明において、ボウル形状とは、開口部71を有し、開口部に丸みのある凹部72を有する形状を意味する。開口部は、(4a)に示すように、平坦であってもよいし、(4c)に示すように、凹凸が形成されていても良い。
一例として、導電性樹脂層に含まれるボウル形状の樹脂粒子の形状の測定方法を以下に示す。導電性樹脂層の任意の点を500μmに亘って、20nmずつ集束イオンビーム(商品名:FB−2000C、日立製作所社製)にて切り出し、その断面画像を撮影する。そして同じボウル形状の樹脂粒子を撮影した画像を組み合わせ、ボウル形状の樹脂粒子の立体像を算出する。立体像から、ボウル形状の樹脂粒子の最大径58と、開口径の最小径74を算出する。また、上記立体像から、ボウル形状の樹脂粒子の任意の5点において、外径と内径の差を算出する。このような作業を視野内の樹脂粒子10個について行う。そして、同様の測定を帯電部材の長手方向10点について行い、得られた計100個の値の平均値を算出する。
〔バインダー〕
本発明の導電性樹脂層に用いるバインダーは、公知のゴムまたは樹脂を使用することができる。ゴムとしては、例えば、天然ゴムやこれを加硫処理したもの、合成ゴムを挙げることができる。
本発明の導電性樹脂層は、導電性を発現するため、公知の導電性微粒子を含有する。導電性微粒子としては以下のものが挙げられる。アルミニウム、パラジウム、鉄、銅、銀の如き金属系の微粒子や繊維。酸化チタン、酸化錫、酸化亜鉛の如き金属酸化物。前記の金属系微粒子、繊維及び金属酸化物の表面を、電解処理、スプレー塗工、混合振とうにより表面処理した複合粒子。カーボンブラック、及び、カーボン系微粒子。
導電性樹脂層を形成する方法として、方法1(中空形状の樹脂粒子を用いる方法)と方法2(ボウル形状の樹脂粒子を用いる方法)を以下に例示する。
方法1では、まず、導電性基体上に、バインダーに、導電性微粒子及び中空形状の樹脂粒子を分散させた被覆層(以下、「予備被覆層」とも称す)を作製する。その後、表面を研磨することにより、中空形状の樹脂粒子の一部を削除してボウル形状とする。これにより、ボウル形状の樹脂粒子の開口による凹部と、ボウル形状の樹脂粒子の開口のエッジによる凸部を形成する(以下、「ボウル形状の樹脂粒子の開口による凹凸形状」とも称す)。この様にして、まず、第1の導電性樹脂層を形成する。
まず、予備被覆層に中空形状の樹脂粒子を分散させる方法について説明する。
第1の方法としては、粒子の内部に気体を含有している中空形状の粒子を、バインダー及び導電性微粒子にとともに分散させた導電性樹脂組成物を作製し、この組成物によって導電性基体の外周部を被覆し、乾燥、硬化、または、架橋等を行う方法を例示することができる。中空形状の樹脂粒子に用いる材料としては、前述した公知の樹脂を使用することができる。
続いて、予備被覆層の形成方法について説明する。予備被覆層の形成方法としては、静電スプレー塗布、ディッピング塗布、ロール塗布、所定の膜厚に成膜されたシート形状又はチューブ形状の層を接着又は被覆する方法、型内で所定の形状に材料を硬化、成形する方法等が挙げられる。また、特に、バインダーがゴムの場合には、クロスヘッドを備えた押出機を用いて、導電性基体と未加硫ゴム組成物を一体的に押出して作製することもできる。クロスヘッドとは、電線や針金の被覆層を構成するために用いられる、押出機のシリンダ先端に設置して使用する押出金型である。
予備被覆層の厚みが中空粒子の平均粒径の5倍以下の場合、予備被覆層表面には、中空形状の樹脂粒子由来の凸部が、形成されている場合が多い。この場合には、中空形状の樹脂粒子の凸部の一部を削除して、ボウル形状とし、ボウル形状の樹脂粒子の開口による凹凸形状を形成することができる。この場合、研磨時に帯電部材にかかる圧力が比較的小さい、テープ研磨を使用することがより好ましい。
予備被覆層の厚みが中空形状の樹脂粒子の平均粒径の5倍を超える場合、予備被覆層の表面には、中空形状の樹脂粒子由来の凸部が、形成されていない場合が発生する。この様な場合は、中空形状の樹脂粒子と予備被覆層との研磨性の差を利用して、ボウル形状の樹脂粒子の開口による凹凸形状を形成することができる。中空形状の樹脂粒子は、内部に気体を内包しているため、高反発弾性を有する。これに対し、予備被覆層のバインダーとしては、比較的低い反発弾性を有し、かつ、伸びの小さなゴムまたは樹脂を選択する。これにより、予備被覆層は研磨されやすく、中空形状の樹脂粒子は研磨されにくい状態を達成することができる。上記状態の予備被覆層を研磨すると、中空形状の樹脂粒子の一部のみを削除したボウル形状とすることができ、予備被覆層の表面に、ボウル形状の樹脂粒子の開口による凹凸形状を形成することができる。
研磨方法としては、円筒研磨方法やテープ研磨法を使用することができるが、材料の研磨性の差を顕著に引き出す必要があるため、より速く研磨する条件とすることが好ましい。この観点から、円筒研磨方法を使用することがより好ましい。円筒研磨法のなかでも、長手を同時研磨でき、研磨時間が短縮できるという観点から、プランジカット方式を使用することが、更に好ましい。
次いで、第1の導電性樹脂層の表面に、導電性樹脂組成物を被覆し、乾燥、硬化、または、架橋等を行うことにより、第2の導電性樹脂層を形成する。被覆方法としては、前記の方法を使用することができる。第1の導電性樹脂層表面に作製したボウル形状の樹脂粒子の開口による凹凸形状を反映した表面とすることが必要であるため、第2の導電性樹脂層は、比較的薄いことが好ましい。具体的には、50μm以下が好ましく、30μm以下が更に好ましい。従って、上記被覆方法の中でも、静電スプレー塗布、ディッピング塗布、ロール塗布等により第2の導電性樹脂層を形成する方法がより好ましい。
バインダーに、導電性微粒子及びボウル形状の樹脂粒子を分散させた導電性樹脂組成物を作製する。その組成物によって導電性基体の外周部を被覆し、乾燥、硬化、または、架橋等を行うことにより、導電性樹脂層を形成する。この際、更に、バインダーの一部を研磨しても良い。
まず、ボウル形状の樹脂粒子について説明する。ボウル形状の樹脂粒子は、前述した中空形状の樹脂粒子の一部を、あらかじめ削除して作製してもよいし、樹脂粒子の重合段階から、ボウル形状となるように重合しても良い。
上記で得られたボウル形状の樹脂粒子を、バインダー及び導電性微粒子とともに混合し、導電性樹脂組成物を作製する。この導電性樹脂組成物を、導電性基体上に被覆し、導電性樹脂層を形成する。
本発明の導電性樹脂層は、前記の導電性微粒子に加え、イオン導電剤、絶縁性粒子を含有してもよい。導電性樹脂層の体積抵抗率は、温度23℃、相対湿度50%の環境において、1×102Ω・cm以上、1×1016Ω・cm以下であることが好ましい。本範囲とすることで、電子写真感光体を放電により適切に帯電することがより容易になる。
本発明の帯電部材に用いられる導電性基体は、導電性を有し、その上に設けられる導電性樹脂層等を支持する機能を有するものである。材質としては、例えば、鉄、銅、ステンレス、アルミニウム、ニッケルの如き金属やその合金を挙げることができる。
本発明の帯電部材には、導電性基体と導電性樹脂層との間に、導電性弾性層を形成してもよい。導電性弾性層に使用するバインダーとしては、公知のゴムまたは樹脂を使用することができる。帯電部材と感光体との間で十分なニップを確保するという観点から、比較的低い弾性を有することが好ましく、ゴムを使用することがより好ましい。ゴムとしては、前述したゴムを例示することができる。導電性弾性層は、その体積抵抗率が、温度23℃、相対湿度50%の環境下で、102Ω・cm以上、1010Ω・cm以下であることが好ましい。
作製した導電性樹脂層の表面の凹部内壁に、更に上記式(1)で示される構造を有する高分子化合物によるライニング層を形成する。凹部内壁にライニング層を形成することにより、電子写真感光体と帯電部材の接触において、点接触状態を維持し、帯電部材表面の凸部に加わる変形を解放するのに十分な凸部の変形―復元性を発揮できる。ここで、凹部内壁のみに限定されるものではなく、凹部内壁以外にも帯電部材の表面がライニング層により覆われていてもよい。
(1):成分(A)と成分(B)を混合し、成分(D)の水、成分(E)のアルコールを添加した後、加熱還流により加水分解・縮合を行う工程。
(2):成分(F)の光重合開始剤を添加し、適当な濃度に成分(E)のアルコールで希釈する工程。
(1):成分(A)と成分(B)を混合し、成分(D)の水、成分(E)のアルコールを添加した後、加熱還流により加水分解・縮合を行う工程。
(2):前記加水分解・縮合を行った溶液に成分(C)を添加し加水分解・縮合を行う工程。
(3):成分(F)の光重合開始剤を添加し、適当な濃度に成分(E)のアルコールで希釈する工程。
尚、前記の工程(2)において成分(A)、(B)、(C)を同時に添加してもよい。
紫外線積算光量(mJ/cm2)=紫外線強度(mW/cm2)×照射時間(s)
紫外線の積算光量の調節は、照射時間やランプ出力、ランプと被照射体との距離で行うことが可能である。また、照射時間内で積算光量に勾配をつけてもよい。
ライニング層の膜厚は、0.01〜0.1μmが好ましい。
本発明に係る帯電部材は、上記導電性基体と導電性樹脂層を有するものであればよく、その形状も、ローラ状、平板状等いずれであってもよい。以下において、帯電部材の一例としての、帯電ローラを使用して詳細に説明する。
本発明の帯電部材は、電子写真装置の構成部品として使用することができる。この電子写真装置は、該帯電部材、露光装置及び現像装置を少なくとも有する。本発明の帯電部材を備える電子写真装置の一例の概略構成を図6に示す。電子写真装置は、電子写真感光体、電子写真感光体を帯電する帯電装置、露光を行う潜像形成装置、トナー像に現像する現像装置、転写材に転写する転写装置、電子写真感光体上の転写トナーを回収するクリーニング装置、トナー像を定着する定着装置等から構成されている。
本発明に係るプロセスカートリッジは、本発明にかかる帯電部材と、該帯電部材に接触して配置された電子写真感光体とが一体化され、電子写真装置本体に着脱可能に構成されている。
帯電部材表面をレーザ顕微鏡(商品名:LXM5 PASCAL、カール・ツアイス(Carl Zeiss)社製)を用いて、視野0.5mm×0.5mmで観察する。レーザを視野内のX−Y平面でスキャンさせることにより2次元の画像データを得、更に焦点をZ方向に移動させ、上記のスキャンを繰り返すことにより3次元の画像データを得る。その結果、まず、ボウル形状の樹脂粒子の開口に由来する凹部と、ボウル形状の樹脂粒子の開口のエッジに由来する凸部を有していることを確認できる。更に、前記凸部54の頂点55と、前記凹部の底部56との高低差57を算出する。このような作業を視野内のボウル形状の樹脂粒子2個について行う。そして、同様の測定を帯電部材の長手方向50点について行い、得られた計100個の平均値を算出する。
JIS B 0601−1994表面粗さの規格に準じて測定し、表面粗さ測定器(商品名:SE−3500、小坂研究所社製)を用いて行う。Rzは、帯電部材を無作為に6箇所測定し、その平均値である。また、Smは、帯電部材を無作為に6箇所選び、そこにおける各10点の凹凸間隔を測定しその平均を測定箇所のSmとし、当該帯電部材のSmとして、6箇所の平均値である。なお、カットオフ値0.8mmであり、評価長さは8mmである。
ライニング層の組成として、前述したSiの縮合率DCを以下のように求める。帯電ローラ表面から適当量のライニング層を採取し、これを粉砕し、測定試料とする。この試料を29Si−NMR(商品名:JMN−EX400、JEOL社製)により固体測定し、Siの縮合度を測定する。検出されたスペクトルの−46〜−40ppmをT0成分、−55〜−47ppmをT1成分、−61〜−54ppmをT2成分、−71〜−61ppmをT3成分とする。DCは前述の数式に従って算出する。
以下製造例1〜63について説明するが、製造例の内訳は次の通りである。
製造例1〜32は樹脂粒子の製造例である。製造例33〜34はボウル形状の樹脂粒子の製造例である。製造例35〜38は樹脂粒子を含む導電性ゴム組成物の製造例である。この組成物は実施例において導電性樹脂層用として使用されており、ここで使用されているゴム成分がバインダー材料である。また製造例39は樹脂粒子を含まない導電性ゴム組成物の製造例である。
イオン交換水4000質量部と、分散安定剤としてコロイダルシリカ9質量部及びポリビニルピロリドン0.15質量部を添加し、水性混合液を調製した。
コロイダルシリカの添加部数を4.5質量部に変更した以外は製造例1と同様の方法で体積平均粒径50μmの樹脂粒子2を作製した。
各製造例の樹脂粒子に使用した重合性単量体の種類と添加部数、及び、内包物質の種類と部数、及び、コロイダルシリカの添加部数、及び攪拌条件、及び分級後の樹脂粒子の体積平均粒径を表1に記載した。表1に記載した項目以外は、製造例1と同様の方法により樹脂粒子3〜32を作製した。
イオン交換水250質量部と、コロイダルシリカ(固形分20質量%)12.5質量部及びアジピン酸−ジエタノールアミン縮合物(50%縮合物)0.8質量部を添加し、pH3.3の水性混合液を調製した。pHは、硫酸により調整した。
重合反応時の撹拌速度を、300rpmとした以外は、製造例33と同様にして、平均粒径5.0μmのボウル形状の樹脂粒子2を作製した。
アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)(商品名:N230SV、JSR社製)100質量部に対し下記の4成分を加えて、50℃に調節した密閉型ミキサーにて15分間混練した。
・カーボンブラック(商品名:トーカブラック#7360SB、東海カーボン社製):48質量部、
・ステアリン酸亜鉛(商品名:SZ−2000、堺化学工業社製):1質量部、
・酸化亜鉛(商品名:亜鉛華2種、堺化学工業社製):5質量部、
・炭酸カルシウム(商品名:シルバーW、白石工業社製):20質量部。
スチレンブタジエンゴム(SBR)(商品名:SBR1500、JSR社製)100質量部に対し下記の6成分を加えて、80℃に調節した密閉型ミキサーにて15分間混練した。
・酸化亜鉛(製造例35と同様):5質量部、
・ステアリン酸亜鉛(製造例35と同様):2質量部、
・カーボンブラック(商品名:ケッチェンブラックEC600JD、ライオン社製):8質量部、
・カーボンブラック(商品名:シーストS、東海カーボン社製):40質量部、
・炭酸カルシウム(製造例35と同様):15質量部、
・パラフィンオイル(商品名:PW380、出光興産社製):20質量部。
アクリロニトリルブタジエンゴムをブタジエンゴム(BR)(商品名:JSR BR01、JSR社製)に変更し、カーボンブラックを30質量部に変更したこと以外は、製造例35と同様にして、導電性ゴム組成物を作製した。
クロロプレンゴム(商品名:ショープレンWRT、昭和電工社製)75質量部に対し下記の3成分を加えて、50℃に調節した密閉型ミキサーにて15分間混練した。
・NBR(商品名:ニッポール401LL、日本ゼオン社製):25質量部、
・ハイドロタルサイト(商品名:DHT−4A−2、協和化学工業社製):3質量部、
・第4級アンモニウム塩(商品名:KS−555、花王社製):5質量部。
エピクロルヒドリンゴム(EO−EP−AGC三元共重合体、EO/EP/AGE=73モル%/23モル%/4モル%)100質量部に対して、下記の7成分を加えて、50℃に調節した密閉型ミキサーにて10分間混練した。
・炭酸カルシウム:60質量部、
・脂肪族ポリエステル系可塑剤:5質量部、
・ステアリン酸亜鉛:1質量部、
・2−メルカプトベンズイミダゾール(MB)(老化防止剤):0.5質量部、
・酸化亜鉛:5質量部、
・四級アンモニウム塩(商品名:アデカサイザーLV70、旭電化工業社製):2質量部、
・カーボンブラック(商品名:サーマックスフローフォームN990、カナダCancarb社製):5質量部。
シリカ粒子(平均粒子径15nm、体積抵抗率1.8×1012Ω・cm)7.0kgに、メチルハイドロジェンポリシロキサン140gを、エッジランナーを稼動させながら添加し、588N/cm(60kg/cm)の線荷重で30分間混合攪拌を行った。この時の攪拌速度は22rpmであった。その中に、カーボンブラック「#52」(商品名、三菱化学社製)7.0kgを、エッジランナーを稼動させながら10分間かけて添加し、更に588N/cm(60kg/cm)の線荷重で60分間混合攪拌を行った。このようにしてメチルハイドロジェンポリシロキサンで被覆したシリカ粒子の表面にカーボンブラックを付着させた後、乾燥機を用いて80℃で60分間乾燥を行い、複合導電性微粒子を作製した。この時の攪拌速度は22rpmであった。なお、得られた複合導電性微粒子は、平均粒径が15nmであり、体積抵抗率は1.1×102Ω・cmであった。
針状ルチル型酸化チタン粒子(平均粒径15nm、縦:横=3:1、体積抵抗率2.3×1010Ω・cm)1000gに、表面処理剤としてイソブチルトリメトキシシラン110g及び溶媒としてトルエン3000gを配合してスラリーを調製した。このスラリーを、攪拌機で30分間混合した後、有効内容積の80%が平均粒子径0.8mmのガラスビーズで充填されたビスコミルに供給し、温度35±5℃で湿式解砕処理を行った。湿式解砕処理して得たスラリーを、ニーダーを用いて減圧蒸留(バス温度:110℃、製品温度:30〜60℃、減圧度:約100Torr)によりトルエンを除去し、120℃で2時間、表面処理剤の焼付け処理を行った。焼付け処理した粒子を室温まで冷却した後、ピンミルを用いて粉砕して、表面処理酸化チタン粒子を作製した。
カプロラクトン変性アクリルポリオール溶液(商品名:プラクセルDC2016、ダイセル化学工業社製)にメチルイソブチルケトンを加え、固形分が10質量%となるように調製した。この溶液1000質量部(アクリルポリオール固形分100質量部)に対して、下記の4成分を加え、混合溶液を調製した。
・複合導電性微粒子(製造例40で作製した粒子):45質量部、
・表面処理酸化チタン粒子(製造例41で作製した粒子):20質量部、
・変性ジメチルシリコーンオイル(*1):0.08質量部、
・ブロックイソシアネート混合物(*2):80.14質量部。
(*1)変性ジメチルシリコーンオイル(商品名:SH28PA、東レ・ダウコーニングシリコーン社製)、
(*2)ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)とイソホロンジイソシアネート(IPDI)の各ブタノンオキシムブロック体の7:3混合物。
ボウル形状の樹脂粒子2を用いた以外は、製造例42と同様にして、導電性樹脂塗布液2を作製した。
撹拌機、温度計、ジムロート冷却器及び滴下ロートを取り付けた四口丸底フラスコ反応器内の気体を十分窒素ガスにより置換した。この反応器に、1−メチル−4−イソプロペニル−1,2−エポキシシクロヘキサン152.2g(1.0モル)、白金原子を2質量%含有するSpeier触媒0・06g(1−メチル−4−イソプロペニル−1,2−エポキシシクロヘキサン1モルに対して6.0×10−6モルの白金原子となる量)、アセトニトリル2.2g(0.05モル)及びメタノール2.3g(0.07モル)を添加した。ジムロート冷却器先端を窒素ガスによりシールして、上記内容物を撹拌しつつ、60℃に昇温し、その温度を保持した。
まず以下の4成分を混合した後、室温で30分攪拌した。
・EP−1(加水分解性シラン化合物(A)、表3参照):10.62g(0.045モル)、
・HeTMS(加水分解性シラン化合物(B)、表3参照):26.82g(0.13モル)、
・エタノール:40.50g、
・イオン交換水:9.45g。
製造例45において、成分(A)及び成分(B)の材料及びモル数を表2の条件に変更した以外は、製造例45の場合と同様にして、ライニング層用塗布液2〜17を作製した。
まず製造例45と同様にして、縮合物1を作製した。
次に、室温に冷却した縮合物1の87.39gに対し、金属アルコキシド(C)として、タンタルペンタエトキシド(Gelest社製)92.49g(0.175モル)を添加し、室温で3時間攪拌し縮合物Aを得た。一連の攪拌は750rpmで行った。Ta/Si=1.0である。
製造例62において、成分(C)の材料を表2の条件に変更した以外は、製造例62の場合と同様にして、ライニング層用塗布液19を作製した。
〔導電性基体〕
直径6mm、長さ252.5mmのステンレス製基体に、カーボンブラックを10質量%含有させた熱硬化性接着剤を塗布し、乾燥したものを導電性基体として使用した。
製造例35において樹脂粒子1を12質量部加えることで導電性ゴム組成物を作製した。図7に示すクロスヘッドを具備する押出成形装置を用いて、導電性基体を中心軸として、同軸上に円筒状に作製した導電性ゴム組成物を被覆した。被覆したゴム組成物の厚みは、1.75mmに調整した。なお、図7において、36は導電性基体、37は送りローラ、38は押出機、40はクロスヘッド、41は押出後のローラを示している。
作製した弾性ローラA1の外周部に製造例45で作製したライニング層用塗布液1を、リング塗布した。これに、254nmの波長の紫外線を積算光量が9000mJ/cm2になるように照射し、ライニング層用塗布液1を架橋反応により硬化させることによってライニング層を形成し、帯電ローラA1を得た。紫外線の照射には低圧水銀ランプ(ハリソン東芝ライティング社製)を用いた。ここで、リング塗布の条件は以下の通りである。吐出量0.120ml/s、リング部のスピード85mm/s、総吐出量0.130mlとして行った。作製した帯電ローラA1を評価し以下の結果を得た。
図6に示す構成を有する電子写真装置であるモノクロレーザープリンタ(商品名:LaserJet P4515n、日本ヒューレットパッカート社製)を使用し、外部より、帯電部材に電圧を印加した。印加する電圧は、交流電圧として、ピーク電圧(Vpp)を1800V、周波数(f)を2930Hz、直流電圧(Vdc)を−600Vとした。画像の解像度は、600dpiで出力した。なお、プロセスカートリッジとして、上記プリンタ用のプロセスカートリッジを用いた。
ランク1;ポチ状画像、横スジ状画像、及び縦スジ状画像は発生しない。
ランク2;軽微なポチ状画像、横スジ状画像、及び縦スジ状画像が認められるのみである。
ランク3;一部に、ポチ状画像、横スジ状画像、及び縦スジ状画像が帯電ローラのピッチで確認されるが、実用画像上問題無い。
ランク4;ポチ状画像、横スジ状画像、及び縦スジ状画像が目立ち、画質の低下が認められる。
図6に示す構成を有する電子写真装置であるヒューレットパッカート社製モノクロレーザープリンタ(「LaserJet P4014n」(商品名))を使用し、外部より、帯電部材に電圧を印加した。1次帯電の出力は直流電圧−1100V、画像の解像度は、600dpiとした。プロセスカートリッジとして、上記プリンタ用のプロセスカートリッジを用いた。その途中(初期画出し時、4000枚終了時、8000枚終了時、12000枚終了時)での画像を出力とした以外は、耐久評価1と同様にして、評価を行った。評価結果を表7に示す。
製造例35において、樹脂粒子1を用い、添加部数を10質量部として、導電性ゴム組成物を作製した。ライニング層形成時、製造例46で作製したライニング層用塗布液2を使用した以外は、実施例1と同様にして、帯電ローラA2を作製した。評価結果を表6及び表7に示す。
バインダー材料(製造例35〜37のゴム成分)の種類、樹脂粒子の種類と添加部数、研磨条件及びライニング層用塗布液の種類(塗布液の番号で表示)を表4に示す条件に変更した以外は、実施例1と同様にして、帯電ローラA3〜帯電ローラA14を作製した。評価結果を表6及び表7に示す。
実施例1と同様にして作製した帯電ローラの表面を以下の条件により、テープ研磨し、帯電ローラA15を作製した。テープ研磨により、ライニング層は、帯電ローラ表面のボウル形状の樹脂粒子由来の凹部内壁のみを覆っている状態であった。
バインダー材料(製造例35〜37のゴム成分)の種類、樹脂粒子の種類と添加部数、研磨条件及びライニング層用塗布液の種類(塗布液の番号で表示)を表4に示す条件に変更した以外は、実施例1と同様にして、帯電ローラA16〜帯電ローラA36を作製した。評価結果を表6及び表7に示す。
実施例16と同様にして作製した帯電ローラの表面を実施例15と同様の条件により、テープ研磨し、帯電ローラA37を作製した。テープ研磨により、ライニング層は、帯電ローラ表面のボウル形状の樹脂粒子由来の凹部内壁のみを覆っている状態であった。評価結果を表6及び表7に示す。
バインダー材料(製造例35〜37のゴム成分)の種類、樹脂粒子の種類と添加部数、研磨条件及びライニング層用塗布液の種類(塗布液の番号で表示)を表4に示す条件に変更した以外は、実施例1と同様にして、帯電ローラA38〜帯電ローラA50を作製した。評価結果を表6及び表7に示す。
実施例38と同様にして作製した帯電ローラの表面を実施例15と同様の条件により、テープ研磨し、帯電ローラA51を作製した。テープ研磨により、ライニング層は、帯電ローラ表面のボウル形状の樹脂粒子由来の凹部内壁のみを覆っている状態であった。評価結果を表6及び表7に示す。
製造例39で作製した樹脂粒子を添加していない導電性ゴム組成物を用いた以外は、実施例1と同様にして、予備被覆層を有するローラを作製した。このとき、予備被覆層の厚みは、3.25mmとなるように調整した。
導電性樹脂塗布液として、製造例43で作製したボウル形状の樹脂粒子2を含む導電性樹脂塗布液2を用いた以外は、実施例52と同様にして、帯電ローラA53を作製した。評価結果を表6及び表7に示す。
この比較例は、ライニング層を有しない帯電ローラを用いた例である。
導電性ゴム組成物を、製造例38において作製した樹脂粒子30を10質量部含む導電性ゴム組成物に変更し、実施例50と同様にして、弾性ローラA54を作製した。この際、切込み速度は、砥石が未研磨ローラに接してから直径12mmに成形されるまでに10mm/minから0.1mm/minまで段階的に変化する条件に変更し、スパークアウト時間は10秒に変更した。この弾性ローラA54をそのまま帯電ローラA54として使用した。帯電ローラA54は、ローラ表面に凸部を有していなかった。評価結果を表6及び表7に示す。
導電性ゴム組成物を、樹脂粒子31を5質量部含む導電性ゴム組成物に変更した以外は比較例1と同様にして、弾性ローラA55を作製した。実施例50と同様にして、ライニング層を形成し、帯電ローラA55を作製した。帯電ローラA55は、ローラ表面に凸部を有していなかった。評価結果を表6及び表7に示す。
樹脂粒子を添加せず、発泡剤(ADCA(アゾジカルボンアミド))15質量部を添加した以外は実施例49と同様にして、帯電ローラA56を作製した。帯電ローラA56は、ローラ表面に凸部を有していなかった。評価結果を表6及び表7に示す。
この比較例は、ライニング層を有しない帯電ローラを用いた例である。実施例50と同様にして作製した弾性ローラA57を、帯電ローラA57として使用した。評価結果を表6及び表7に示す。
33 ライニング層
51 ボウル形状の樹脂粒子の開口
52 ボウル形状の樹脂粒子に由来する凹部
53 ボウル形状の樹脂粒子のエッジ
54 ボウル形状の樹脂粒子のエッジに由来する凸部
61 ボウル形状の樹脂粒子
Claims (3)
- 導電性基体と、導電性樹脂層とを有する帯電部材であって、該導電性樹脂層は、バインダーと導電性微粒子とボウル形状の樹脂粒子とを含有しており、該帯電部材の表面は、該ボウル形状の樹脂粒子の開口に由来する凹部と、該ボウル形状の樹脂粒子の開口のエッジに由来する凸部とを有し、該ボウル形状の樹脂粒子は、その内壁が下記式(1)で示される構造を有する高分子化合物を含むライニング層を有することを特徴とする帯電部材:
- 請求項1に記載の帯電部材が電子写真感光体と少なくとも一体化され、電子写真装置本体に着脱可能に構成されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
- 請求項1に記載の帯電部材、露光装置及び現像装置を少なくとも有することを特徴とする電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010250817A JP5641886B2 (ja) | 2010-11-09 | 2010-11-09 | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010250817A JP5641886B2 (ja) | 2010-11-09 | 2010-11-09 | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012103414A true JP2012103414A (ja) | 2012-05-31 |
JP5641886B2 JP5641886B2 (ja) | 2014-12-17 |
Family
ID=46393900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010250817A Expired - Fee Related JP5641886B2 (ja) | 2010-11-09 | 2010-11-09 | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5641886B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016159387A1 (en) * | 2015-04-03 | 2016-10-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Charging member, process cartridge and electrophotographic apparatus |
DE102016105974A1 (de) | 2015-04-03 | 2016-10-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Elektrophotographisches Element, Verfahren zu dessen Herstellung, Prozesskartusche und elektrophotographischer Apparat |
JP2017016090A (ja) * | 2015-07-03 | 2017-01-19 | キヤノン株式会社 | 電子写真用ローラ、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
US9678452B2 (en) | 2015-04-03 | 2017-06-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Roller for electrophotography, process cartridge, and image-forming apparatus |
JP2018045095A (ja) * | 2016-09-14 | 2018-03-22 | キヤノン株式会社 | 電子写真用部材、その製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
JP6370453B1 (ja) * | 2017-08-08 | 2018-08-08 | キヤノン株式会社 | 電子写真用部材、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
JP2020086124A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
-
2010
- 2010-11-09 JP JP2010250817A patent/JP5641886B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9678452B2 (en) | 2015-04-03 | 2017-06-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Roller for electrophotography, process cartridge, and image-forming apparatus |
CN107430367B (zh) * | 2015-04-03 | 2020-02-21 | 佳能株式会社 | 充电构件、处理盒和电子照相设备 |
JP2016197236A (ja) * | 2015-04-03 | 2016-11-24 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
JP2016197235A (ja) * | 2015-04-03 | 2016-11-24 | キヤノン株式会社 | 電子写真用部材、その製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 |
US9599914B2 (en) | 2015-04-03 | 2017-03-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Electrophotographic member having bow-shaped resin particles defining concavity and protrusion at surface thereof |
DE102016105974A1 (de) | 2015-04-03 | 2016-10-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Elektrophotographisches Element, Verfahren zu dessen Herstellung, Prozesskartusche und elektrophotographischer Apparat |
CN107430367A (zh) * | 2015-04-03 | 2017-12-01 | 佳能株式会社 | 充电构件、处理盒和电子照相设备 |
WO2016159387A1 (en) * | 2015-04-03 | 2016-10-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Charging member, process cartridge and electrophotographic apparatus |
US10025216B2 (en) | 2015-04-03 | 2018-07-17 | Canon Kabushiki Kaisha | Charging member with electro-conductive elastic layer having exposed bowl-shaped resin particles, process cartridge and electrophotographic apparatus |
JP2017016090A (ja) * | 2015-07-03 | 2017-01-19 | キヤノン株式会社 | 電子写真用ローラ、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
JP2018045095A (ja) * | 2016-09-14 | 2018-03-22 | キヤノン株式会社 | 電子写真用部材、その製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
JP2019032435A (ja) * | 2017-08-08 | 2019-02-28 | キヤノン株式会社 | 電子写真用部材、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
JP6370453B1 (ja) * | 2017-08-08 | 2018-08-08 | キヤノン株式会社 | 電子写真用部材、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
JP2020086124A (ja) * | 2018-11-26 | 2020-06-04 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
JP7222677B2 (ja) | 2018-11-26 | 2023-02-15 | キヤノン株式会社 | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5641886B2 (ja) | 2014-12-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4799706B1 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP5451514B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP7046571B2 (ja) | プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP5641886B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP4878659B1 (ja) | 帯電部材及び電子写真装置 | |
JP5473540B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP5063663B2 (ja) | 帯電ローラ、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP6141481B2 (ja) | 電子写真用部材、その製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP5755262B2 (ja) | プロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
KR101453238B1 (ko) | 대전 부재, 프로세스 카트리지 및 전자 사진 장치 | |
JP5818548B2 (ja) | 帯電部材、その製造方法、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP2016197236A (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP5774176B1 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP4841016B1 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP5213387B2 (ja) | 電子写真部材、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 | |
JP2009151159A (ja) | 帯電装置 | |
JP2016035528A (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP5183100B2 (ja) | プロセスカートリッジ | |
JP2011138052A (ja) | ポリシロキサン含有膜形成用の組成物及び帯電部材 | |
JP7222677B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 | |
JP5641885B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP5641903B2 (ja) | 帯電部材、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 | |
JP2020106765A (ja) | 電子写真用ローラ、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 | |
JP2012103345A (ja) | 帯電部材 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131107 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20140430 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140919 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140930 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141028 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5641886 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |