JP2012103336A - 有機無機複合膜の形成方法及び有機無機複合膜用現像液 - Google Patents

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Abstract

【課題】高無機微粒子含量の有機無機複合膜を現像して有機無機複合膜を形成する方法及び高無機微粒子含量の有機無機複合膜を現像することができる現像液を提供する。
【解決手段】シリコン、金属、シリコン又は金属の酸化物、シリコン又は金属の窒化物、シリコン又は金属の炭化物及びこれらのうちの少なくとも2種の複合体からなる群から選択される少なくとも1種の無機微粒子を60〜98重量%含有するとともに、アルカリ可溶性樹脂及び光重合開始剤からなる感光性樹脂組成物を固形分換算で2〜40重量%含有する感光性膜をパターン露光し、現像する際に、グリフィン法によるHLB値7〜18のアセチレンアルコール系界面活性剤、アルカリ成分及び水を含有する現像液で現像する。
【選択図】なし

Description

本発明は、光学フィルム、表示素子、タッチパネル、電子ペーパー、各種センサー等に用いられるシリコン、金属、シリコン又は金属の酸化物、シリコン又は金属の窒化物、シリコン又は金属の炭化物及びこれらのうちの少なくとも2種の複合体からなる群から選択される少なくとも1種の無機微粒子を含有する機能性コーティング膜をフォトリソグラフィー法で作成する方法及びその際に使用する現像液に関するものである。
タッチパネル、表示素子、各種センサー等の光を用いたデバイスでは、光学特性が高度に制御された多種多様な薄膜を積層させることでデバイスの性能向上を図っている。この際、これらの薄膜を所望部位にのみ存在させることで要求特性を得ることができる。このためにフォトリソグラフィー法が一般的に使われている。また、ここで用いられる薄膜は、有機、無機のさまざまな膜が使われており、特に有機膜中に金属やその酸化物等の無機物を導入した有機無機複合膜は、高い光学特性を有していることが知られており、その利用が期待されている。
近年、光を用いたデバイスに要求される光学特性は一段と高度なものとなっており、これまでの技術では到達が難しい性能が求められるようになってきている。そのような要求特性の中には、膜中の無機成分を増やすことで到達できる特性もあるため、高無機微粒子含量の有機無機複合膜が求められている。しかしながら、この場合には、無機微粒子を多量に含有するために、必然的に、膜を構成する有機成分が少なくなるため、従来の手法による感光性樹脂膜のフォトリソグラフィー法では、現像処理によっても充分に不要膜部位を除去することができずに現像残りが発生したり、パターンの形状精度が充分でなく、精密なパターニングが出来ない等の困難があった。
従来の手法において、現像液の濡れ性を改良するためにアセチレンアルコール系界面活性剤を配合することが特許文献1に記載されているが、この現像液はナフトキノンジアジド系のポジ型フォトレジスト膜を溶解するためのものであり、高無機微粒子含量の有機無機複合膜を現像することについて開示はなく、そのような効果や可能性を教示することもない。また、特許文献2にはネガ型フォトレジストの現像液に濡れ性や消泡性のためにアセチレンアルコール系界面活性を配合することが記載されているが、この場合も、高無機微粒子含量の有機無機複合膜を現像することについて開示することはなく、そのような効果や可能性を教示することもない。更に、特許文献3では、顔料を分散させたフォトレジストの現像が難しく、現像残渣や像エッジの乱れ等の問題が生じることが指摘されており、現像後の洗浄のためにアセチレンアルコール系界面活性を配合した洗浄液が使用されているが、この発明は現像液に関するものではなく、まして高無機微粒子含量の有機無機複合膜を現像することを開示することはなく、そのような効果や可能性を教示することもない。
特開昭62−32453号公報 特開平4−32849号公報 特開2005−146171号公報
従って、本発明は、高無機微粒子含量の有機無機複合膜を現像して有機無機複合膜を形成する方法及び高無機微粒子含量の有機無機複合膜を現像することができる現像液を提供することを課題とする。
本発明は、シリコン、金属、シリコン又は金属の酸化物、シリコン又は金属の窒化物、シリコン又は金属の炭化物及びこれらのうちの少なくとも2種の複合体からなる群から選択される少なくとも1種の無機微粒子を60〜98重量%含有するとともに、アルカリ可溶性樹脂及び光重合開始剤からなる感光性樹脂組成物を固形分換算で2〜40重量%含有する感光性膜を露光後、グリフィン法によるHLB値が7〜18のアセチレンアルコール系界面活性剤、アルカリ成分及び水を含有する現像液で現像することを特徴とする有機無機複合膜の形成方法である。
本発明はまた、グリフィン法によるHLB値が7〜18のアセチレンアルコール系界面活性剤0.2〜10重量%、アルカリ成分0.01〜10重量%及び水を残部含有する、有機無機複合膜用現像液である。
上述の構成により、本発明は、シリコン、金属、シリコン又は金属の酸化物、シリコン又は金属の窒化物、シリコン又は金属の炭化物及びこれらのうちの少なくとも2種の複合体からなる群から選択される少なくとも1種の無機微粒子を60重量%以上含有する高無機微粒子含量の有機無機複合膜を、現像残りの発生なしに高いパターン形状精度で現像することができる。アセチレンアルコール系界面活性剤、アルカリ成分及び水を含有する組成物において高無機微粒子含量の有機無機複合膜に対するこのような効果は従来知られておらず、また、多量の無機微粒子を含有し、有機樹脂成分が少ない膜は、通常の現像液では充分な現像ができないと予想されることから、良好に現像することができることは予想外の効果である。
従って、本発明により、光を用いたデバイスの品質向上に有用な、高い光学特性を有する薄膜をパターニングすることができる形成方法及びそのために使用される現像液が提供される。
本発明の有機無機複合膜用現像液(以下、単に本発明の現像液とも言う。)は、下記成分(A)〜(E)を含有しうる。これらのうち、成分(A)〜(C)は必須成分であり、成分(D)、成分(E)は必要に応じて添加する任意成分である。
(A)HLB値が7〜18のアセチレンアルコール系界面活性剤
(B)アルカリ成分
(C)水
(D)有機溶媒
(E)その他の添加剤
(A)HLB値が7〜18のアセチレンアルコール系界面活性剤
本発明の現像液で用いられるアセチレンアルコール系界面活性剤は、HLB値が7〜18のものである。HLB値は界面活性剤の分子中に含まれる親水基と親油基とのバランスを示すもので、数値が大きくなるほど水への溶解性が高くなる。上記HLB値はグリフィン法による値である。グリフィン法によるHLB値は、親水基の式量と分子量をもとに、以下の式で求める。従って、この場合のHLB値は、0〜20の範囲内の値を持つ。
HLB値=20×(親水基の式量の和/分子量)
HLB値が7未満の界面活性剤は、水溶性が不十分であるため現像液への均一な溶解性が得られなくなり、逆に18を超えると、現像時に、未硬化樹脂の溶出力が低下して現像性能が不十分となる。好ましくはHLB値が8〜17であり、より好ましくは10〜16である。
このような界面活性剤としては、例えば、アセチレンジオールにアルキレンオキサイドを付加した化合物、具体的には例えば、アセチレングリコール(例えば、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール)とエチレンオキサイドとの付加反応により得られる化合物であって、エチレンオキサイドの付加量が35〜90重量%のもの、例えば、2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオールにエチレンオキサイド40重量%付加のもの(HLB値8)、65重量%付加のもの(HLB値13)又は85重量%付加のもの(HLB値17)等を挙げることができる。また、アセチレングリコールとエチレンオキサイドとの付加反応により得られる化合物の混合物であって、各化合物のグリフィン法によるHLB値の加重平均が7〜18のものであってもよい。例えば、グリフィン法によるHLB値が6のものと13のものとを等量混合した場合の混合物のHLB値は9.5であり、このような混合物も使用可能である。
本発明の現像液中、アセチレンアルコール系界面活性剤の添加量は、0.2〜10重量%が好ましいが、より好ましくは0.3〜7重量%であり、さらに好ましくは0.5〜5重量%、もっとも好ましくは0.55〜5重量%である。0.2〜10重量%の範囲より少なければ現像時間を長く必要とし、またこの範囲を超えると現像液中で分離が生じやすくなる。
(B)アルカリ成分
本発明の現像液で用いられるアルカリ成分は、有機アルカリ、無機アルカリどちらでもよく、例えば、リチウム、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩、リン酸塩又はピロリン酸塩等の無機アルカリ;ベンジルアミン、ブチルアミン等の第1級アミン、ジメチルアミン、ジエタノールアミン、ジベンジルアミン等の第2級アミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリエタノールアミン等の第3級アミン、モルホリン、ピペラジン、ピペリジン、ピリジン等の環式アミン、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン等のポリアミン、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、トリメチルベンジルアンモニウムヒドロキシド、トリメチルフェニルベンジルアンモニウムヒドロキシド等のアンモニウムヒドロキシド類、トリメチルスルホニウムヒドロキシド、ジエチルメチルスルホニウムヒドロキシド、ジメチルベンジルスルホニウムヒドロキシド等のスルホニウムヒドロキシド類等の有機アルカリが挙げられ、あるいは、コリン、ケイ酸塩含有緩衝液等であってもよく、これらは、単独又は混合して用いてもよい。これらのうち、好ましくはテトラメチルアンモニウムヒドロキシドである。
本発明の現像液中、アルカリ成分の添加量は、0.01〜10重量%が好ましいが、より好ましくは0.03〜5重量%であり、さらに好ましくは0.05〜1重量%である。0.01〜10重量%の範囲より少なければ現像時間を長く必要とし、またこの範囲を超えると現像時間が極端に短くなり現像マージンが得られないとともに、膜剥れなども生じやすくなる。
本発明の現像液中、必須成分である上記(A)成分と上記(B)成分との合計量は0.21〜20重量%が好ましく、0.33〜12重量%がより好ましく、さらに好ましくは0.55〜6重量%である。0.21重量%より少なければ現像時間が長く必要となり、また20重量%を超えると現像時間が極端に短くなったり膜剥がれが生じたりする。
(C)水
本発明の現像液において水の含有量は、必須成分である上記(A)成分と上記(B)成分との合計量の残部であるが、以下で説明する任意の成分を配合する場合は、それらの配合量を控除した残部である。水の含有量は他の成分の配合量により変化するが、任意成分を配合する場合でも、水の含有量の下限は30重量%又はそれ以上が好ましく、一般には、他の成分の配合量によって、例えば、35重量%又はそれ以上、例えば40重量%、60重量%又はそれ以上の量で配合することができる。
(D)有機溶媒
本発明の現像液には、有機溶媒を添加してもよく、その種類としては、無機微粒子の分散性を阻害するものでなければ特に限定しない。上記有機溶媒としては、種々のものを挙げることができる。例えば、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノベンジルエーテル、ジアセトンアルコール、テトラヒドロフルフリルアルコール、シクロヘキサノール、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン、乳酸メチル、乳酸エチル等のアルコール系溶媒、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールアルキルエーテル系溶媒、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、トリエチレングリコールモノメチルエーテルアセテート、トリエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のグリコールアルキルエーテルアセテート系溶媒、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル等のエーテル系溶媒、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶媒、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、酢酸ベンジル等のエステル系溶媒、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等の含窒素系溶媒等を挙げることができる。なお、ある有機溶媒が分散性を阻害するかどうかは、用いる無機微粒子の極性などに依存するため、必ずしも無機微粒子に関わらず一概に決めることはできない。使用可能なものを例示すれば、例えば、無機微粒子としてシリコン又は金属の酸化物を用いた場合には、イソプロピルアルコール等を使用することができる。
本発明の現像液中、有機溶媒を用いる場合の添加量は、通常は、現像液中40重量%以下が好ましく、より好ましくは35重量%以下であり、さらに好ましくは30重量%以下である。40重量%の範囲を超えると膜剥がれが生じやすくなる。この場合において、水の配合量は、有機溶媒の添加量と上記(A)成分と上記(B)成分との合計量の残部である。
(E)その他の添加剤
本発明の現像液には、本発明の効果を損なわない範囲で種々の添加剤を配合することができる。このような添加剤としては、例えば消泡剤などが挙げられる。
消泡剤を使用する場合の添加量は、通常は、現像液中、0.01〜5重量%が好ましく、より好ましくは0.05〜3重量%であり、さらに好ましくは0.1〜2重量%である。0.01〜5重量%の範囲より少なければ消泡効果がほとんど得られず、またこの範囲を超えると現像性が悪くなる。この場合において、水の配合量は、その他の添加剤の添加量と、該当する場合は有機溶媒の添加量と、上記(A)成分と上記(B)成分との合計量の残部である。
本発明の現像液を使用して有機無機複合膜を形成する方法を以下に説明する。本発明の方法は、シリコン、金属、シリコン又は金属の酸化物、シリコン又は金属の窒化物、シリコン又は金属の炭化物及びこれらのうちの少なくとも2種の複合体からなる群から選択される少なくとも1種の無機微粒子を60〜98重量%含有するとともに、アルカリ可溶性樹脂及び光重合開始剤からなる感光性樹脂組成物を固形分換算で2〜40重量%含有する感光性膜を露光後、グリフィン法によるHLB値が7〜18のアセチレンアルコール系界面活性剤、アルカリ成分及び水を含有する現像液で現像する。
上記無機微粒子のうち、金属微粒子としては、例えば、チタン、ジルコニウム、ニオブ、アルミニウム、金、銀、銅、鉄、ニッケル、コバルト、亜鉛等を挙げることができる。シリコン又は金属の酸化物としては、例えば、二酸化ケイ素、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化ニオブ、酸化アルミニウム、酸化銀、酸化銅、酸化鉄、酸化ニッケル、酸化コバルト、酸化亜鉛等を挙げることができ、シリコン又は金属の窒化物としては、例えば、窒化ケイ素、窒化チタン、窒化ジルコニウム、窒化ニオブ、窒化ニッケル等を挙げることができ、シリコン又は金属の炭化物としては、例えば、炭化ケイ素、炭化チタン、炭化ジルコニウム、炭化ニオブ、炭化ニッケル等を挙げることができる。また、複合体としては、例えば、窒化ケイ素と窒化チタンとの複合体、炭化ケイ素とチタン等の金属との複合体、酸化ケイ素と酸化チタンとの複合体等を挙げることができる。
上記無機微粒子は、表面処理したものでもよく、例えば、シランカップリング剤等で処理したものであってもよい。上記処理は公知の手法で行うことができ、例えば、本明細書実施例で開示の手法や当業者が通常行うその応用により行うことができる。
上記無機微粒子の1次粒径は、1〜500nmであることが、現像時の粒子分散性の観点から好ましく、1〜200nmであることがより好ましい。
上記無機微粒子の感光性膜中の含有量は、60〜98重量%であり、65〜95重量%がより好ましく、70〜92重量%がさらに好ましい。含有量が60重量%未満であると無機微粒子による機能発揮が不充分であり、98重量%を超えると、無機微粒子の分散性や現像性が悪くなる。無機微粒子の含量は複合膜の用途にも依るので、上記範囲内で用途に応じて決めることができる。
上記感光性樹脂組成物は、樹脂及び光重合開始剤からなる。上記樹脂としては、成膜性、アルカリ可溶性を有する樹脂であればとくに限定することなく使用可能である。上記樹脂としては具体的には、例えば、ノボラック樹脂やアルカリ可溶性促進基(例えばカルボキシル基、スルホン酸基、水酸基)を含有するアクリレート樹脂等を挙げることができる。
上記光重合開始剤としては、ベンゾフェノン類、アセトフェノン類、ベンゾイン類、α−ヒドロキシケトン類、α−アミノケトン類、α−ジケトン類、α−ジケトンジアルキルアセタール類、オキシムエステル類、アントラキノン類、チオキサントン類、ホスフィンオキシド類を挙げることができる。
上記光重合開始剤の配合量としては、上記樹脂100重量部に対して、通常、0.1〜10重量%である。
上記感光性樹脂組成物の感光性膜中の含有量は、固形分換算で2〜40重量%である。含有量が2重量%未満であると、現像性が悪くなり、一方、40重量%を超えると無機微粒子による機能発揮が不充分である。より好ましくは5〜35重量%である。上記感光性樹脂組成物の感光性膜中の含有量は、上記無機微粒子の感光性膜中の含有量との合計が100重量%であってよい。
上記感光性膜中には、所望により、熱架橋性樹脂等を含有してもよい。その含有量は通常、0.1〜10重量%程度である。
上記所定量の無機微粒子と上記所定量の感光性樹脂組成物とを含む各成分を、必要に応じて溶媒を用いて混合したものを、所望の基板に公知の手法で塗布し、乾燥し、感光性膜を形成する。上記溶媒としては、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、エチレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテル、メチルアルコール、エチルアルコール、ベンゼン、トルエン、キシレン等を挙げることができる。上記溶媒の使用量としては、組成物の固形分濃度が1〜50重量%程度となるように配合することが好ましい。また、必要に応じて分散剤を用いてもよく、例えば、アニオン系又はノニオン系の高分子型界面活性剤等を配合することができる。塗布厚みとしては、目的に応じて適宜に設定すればよいが、例えば、0.05〜20μm程度とすることができる。塗布後、乾燥のために、80〜100℃程度で60〜150秒程度プリベークすることが好ましい。上記基板の素材としては、ガラス、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂、シリコン、半導体等を挙げることができる。
露光により上記感光性膜を硬化させて、つぎに現像により未硬化部を除去することにより有機無機複合膜を形成する。上記露光は、例えば、カーボンアークランプ、超高圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ、キセノンランプ、メタルハライドランプ、蛍光ランプ、可視光レーザー等の光源を用いて、必要に応じて所望の部位に対して行うことができ、例えば、フォトマスクを介したパターン露光や、あるいは、光線走査によるパターン露光等の手法で行うことができる。照射エネルギー量は、使用する光源により適宜決定することができるが、高圧水銀ランプの場合を例示すれば、通常、10〜1000mJ/cm程度とすることができる。
露光後に行う現像の際に、現像液として、本発明の現像液を用いることが好ましい。現像条件としては、20〜25℃、30〜300秒で、吹きつけ法やディップ法により現像液を適用すればよい。現像の後、必要に応じて、純水リンス処理を行うことができる。更に、乾燥のために、80〜150℃、60〜300秒で、脱水ベーク処理を行ってもよい。
以下に合成例、実施例によって本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
合成例1
スーパータイタニアF−2(昭和電工株式会社製)100g及び3−メタクロイルプロピルトリメトシキシラン(信越化学工業株式会社製:KBM−503)50gを、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)2000gと混合し、ジルコニアビーズをメディアとしてペイントシェーカー(レッドデビル社製)にて5時間分散を行い、酸化チタン分散体を得た。さらに、本分散体を60〜70℃で3時間加熱する事によって表面処理を行い、その後、減圧濃縮にて溶媒を一部除去し、固形分20重量%、平均粒径48nmの酸化チタン分散体を得た。
合成例2
窒化ケイ素ナノ粒子(シグマアルドリッチジャパン株式会社製)20g及び3−メタクロイルプロピルトリメトシキシラン(信越化学工業株式会社製:KBM−503)10gを、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)400gと混合し、ジルコニアビーズをメディアとしてペイントシェーカー(レッドデビル社製)にて5時間分散を行い、窒化ケイ素分散体を得た。さらに、本分散体を60〜70℃で3時間加熱する事によって表面処理を行い、その後、減圧濃縮にて溶媒を一部除去し、固形分20重量%、平均粒径55nmの窒化ケイ素分散体を得た。
合成例3
酸化シリコンナノ粒子(シグマアルドリッチジャパン株式会社製)20g及び3−メタクロイルプロピルトリメトシキシラン(信越化学工業株式会社製:KBM−503)10gを、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)400gと混合し、ジルコニアビーズをメディアとしてペイントシェーカー(レッドデビル社製)にて5時間分散を行い、酸化シリコン分散体を得た。さらに、本分散体を60〜70℃で3時間加熱する事によって表面処理を行い、その後、減圧濃縮にて溶媒を一部除去し、固形分20重量%、平均粒径25nmの酸化シリコン分散体を得た。
合成例4
300ml四つ口フラスコ中に、AER−260(ビスフェノールA型エポキシ樹脂:旭化成ケミカルズ株式会社製)120g、触媒としてトリエチルベンジルアンモニウムクロライド600mg、重合禁止剤として2,6−ジイソブチルフェノール30mg、およびアクリル酸36gを仕込み、これに10mL/分の速度で空気を吹き込みながら90〜100℃で加熱溶解した。次に、これを徐々に120℃まで昇温させた。この間、酸価を測定し、1.0mgKOH/g未満になるまで加熱攪拌を続け、淡黄色透明で固体状のエポキシエステル樹脂を得た。酸価が目標に達するまで15時間を要した。このエポキシエステル樹脂に、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート(PGMEA)65gを加えて溶解した後、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物(BPDA)15gおよび臭化テトラエチルアンモニウム0.1gを混合し、これを徐々に昇温して110〜115℃で14時間反応させた。このようにして、バインダー樹脂のPGMEA溶液193g(うち、樹脂分133g)を得た。酸無水物の消失はIRスペクトルにより確認した。
実施例1〜15、比較例1〜4
表1の配合によりそれぞれ各成分を混合し、各サンプル組成物を得た。ここで、表1に示す各成分の配合比率は、固形分(溶媒を含まない)について記載しており、夫々PGMEAを添加し、固形分濃度が20重量%となる様に調製した。この組成物を、スピンナーを用いてシリコン基板上に塗布した後、90℃のホットプレート上で120秒間プリベークして、厚み約1μmの塗膜を形成した。
この塗膜を有するシリコン基板の塗膜表面にラインアンドスペース型のパターンを有するマスクを置き、250Wの高圧水銀ランプを用いて、波長405nmにて光強度9.5mW/cmの紫外線を500mJ/cmのエネルギー量となるように照射した。
次いで、表2の配合により各成分を混合した現像液を用いて23℃で120秒間のディップ現像処理を行った。ここで、表2に示す各成分の配合の合計が100%に満たない残りの部分は水である。その後、超純水でリンス処理を行い、得られた薄膜を有する基板を100℃のホットプレート上で120秒間脱水ベーク処理を行った。未露光部の現像性と露光部のパターニング形状を観察し、○×で評価した。結果を表2に示した。評価基準は以下のとおり。
現像性
○:目視確認で未露光部に塗膜成分が残存していない。
×:目視確認で未露光部に塗膜成分が残存している。
パターニング形状
○:露光部に剥がれが無く、フォトマスクパターン通りに転写されている。
×:露光部が剥がれているか、未露光部に塗膜成分が残存している。
表1、表2中の略号の意味は以下のとおり。
IC907:チバ・ジャパン株式会社製重合開始剤
TMAH:テトラメチルアンモニウムヒドロキシド
PGME:プロピレングリコールモノメチルエーテル
IPA:イソプロピルアルコール
サーフィノール465:エア・プロダクツ株式会社製、アセチレンアルコール系界面活性剤、HLB値13
サーフィノール440:エア・プロダクツ株式会社製、アセチレンアルコール系界面活性剤、HLB値8
オルフィン4200:エア・プロダクツ株式会社製、アセチレンアルコール系界面活性剤、HLB値12
BYK−180:ビックケミー・ジャパン株式会社製、高分子アミン系分散剤
AQ−330:楠本化成株式会社製、顔料分散剤
サーフィノール420:エア・プロダクツ株式会社製、アセチレンアルコール系界面活性剤、HLB値4
Figure 2012103336
Figure 2012103336
表2からわかるとおり、比較例1は界面活性剤を含まずアルカリ成分のみ含有する現像液であるが、高無機含量複合膜を現像することができなかった。また、比較例2はアルカリ成分を含まず界面活性剤のみ含有するものであり、やはり複合膜を現像することができなかった。また、アルカリ成分を含有するが、本発明において使用する界面活性剤を使用しない比較例3や4でも、やはり現像することができなかった。また、HLB値が7〜18以外のアセチレンアルコール系界面活性剤を用いた比較例5でも、やはり複合膜を現像することができなかった。
これに対して、本発明の現像液は、現像性、パターニング形状ともに優れており、高無機含量複合膜を現像することができた。

Claims (9)

  1. シリコン、金属、シリコン又は金属の酸化物、シリコン又は金属の窒化物、シリコン又は金属の炭化物及びこれらのうちの少なくとも2種の複合体からなる群から選択される少なくとも1種の無機微粒子を60〜98重量%含有するとともに、アルカリ可溶性樹脂及び光重合開始剤からなる感光性樹脂組成物を固形分換算で2〜40重量%含有する感光性膜を露光後、グリフィン法によるHLB値が7〜18のアセチレンアルコール系界面活性剤、アルカリ成分及び水を含有する現像液で現像することを特徴とする有機無機複合膜の形成方法。
  2. アセチレンアルコール系界面活性剤の含有量が現像液中0.2〜10重量%である請求項1記載の形成方法。
  3. アルカリ成分の含有量が現像液中0.01〜10重量%である請求項1又は2記載の形成方法。
  4. 無機微粒子の一次粒径が1〜500nmである請求項1〜3記載の形成方法。
  5. 露光は、フォトマスク又は走査によりパターン露光する請求項1〜4記載の形成方法。
  6. グリフィン法によるHLB値が7〜18のアセチレンアルコール系界面活性剤0.2〜10重量%、アルカリ成分0.01〜10重量%及び水を残部含有する有機無機複合膜用現像液。
  7. アセチレンアルコール系界面活性剤の含有量が現像液中0.55〜5重量%である請求項6記載の現像液。
  8. アルカリ成分は、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、テトラブチルアンモニウムヒドロキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムからなる群から選択される少なくとも1種である請求項6又は7記載の現像液。
  9. さらに有機溶媒を0.01〜40重量%含有する請求項6〜8のいずれか記載の現像液。
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