JP2012102452A - 撚りストップローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】セラミック体が可能な限り破損を防止されて保持ブシュに固定されている撚りストップローラを提供する。
【解決手段】糸を案内するための撚りストップローラであって、回転対称的なセラミック体1が設けられ、該セラミック体は外周部に、ジグザグな糸走行トラック20を形成するために、2グループの半径方向に突出する複数のガイド突起4.1,4.2を有し、セラミック体を受容するための保持ブシュ10が設けられ、セラミック体は保持ブシュと回動不能に結合され、セラミック体は保持ブシュを介して回転可能に案内されている形式のものにおいて、保持ブシュ10は内側の軸受スリーブ13と外側のクランプスリーブ11とから形成されていて、該内側の軸受スリーブ13と外側のクランプスリーブ11とは、単数又は複数の半径方向の保持ウェブ12を介して互いに同軸的に結合されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、請求項1の上位概念部に記載された形式の撚りストップローラ、すなわち糸を案内するための撚りストップローラであって、回転対称的なセラミック体が設けられていて、該セラミック体は外周部に、ジグザグな糸走行トラックを形成するために、2グループの半径方向に突出する複数のガイド突起を有しており、さらにセラミック体を受容するための保持ブシュが設けられており、セラミック体は保持ブシュと回動不能に結合されていて、セラミック体は保持ブシュを介して回転可能に案内されている形式のものに関する。
糸を製造、加工及び処理する繊維プロセスにおいては、一般的に、糸の捩り(Eindrehung)又は撚り(Drallung)が伝搬することを撚りストップ装置によって制限することが、知られている。例えば仮撚りテクスチャリングプロセスにおいて、仮撚りされた糸をテクスチャリングのために熱処理及び固定するテクスチャリングゾーンは、撚りストップローラによって画成されている。
このような撚りストップローラは、例えばDE102005029400A1に基づいて公知である。この公知の撚りストップローラでは、糸はジグザグ形状の糸走行トラックにおいて案内され、この糸走行トラックは、回転対称的なセラミック体の周囲に設けられている。セラミック体はそのために2つのセラミック円板から形成されており、両セラミック円板はそれぞれ互い向かい合っている端面において周囲に均一に分配配置されたガイド突起を有していて、両セラミック円板は互いにオーバラップしてセンタリング直径部において保持ブシュによって案内されている。固定のためにセラミック円板には、外側に位置する両端面に支持エレメントが配属されており、これらの支持エレメントは複数のねじを介して互いにねじ結合されている。セラミック円板を支承するために保持ブシュは、回転可能に支承された軸と回動不能に結合されている。
公知の撚りストップローラには、セラミック体もしくはセラミック体を形成するセラミック円板がねじ結合によって保持されているという欠点がある。セラミックは特に脆い材料であるので、セラミック体の固定部及び緊締部における不均一性は、セラミック体における破損を極めて早期に惹起する原因となる。ゆえにねじ結合を使用する場合には、ねじ結合は極めて注意深くかつ均一に行われねばならない。ねじを均一に引き締めることはほとんど不可能であるので、公知の解決策ではセラミック円板の軸の触れを常に計算に入れなくてはならない。
DE102005029400A1
ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式の撚りストップローラを改良して、セラミック体が可能な限り破損を防止されて保持ブシュに固定されている撚りストップローラを提供することである。
本発明の別の課題は、冒頭に述べた形式の撚りストップローラを改良して、セラミック体が容易に取付け・取外し可能に保持されている撚りストップローラを提供することである。
本発明のさらに別の課題は、冒頭に述べた形式の撚りストップローラの運動特性を改善して、運転時における均一なプロセス条件が得られるようにすることである。
上記課題を解決するために本発明の構成では、保持ブシュは内側の軸受スリーブと外側のクランプスリーブとから形成されていて、該内側の軸受スリーブと外側のクランプスリーブとは、単数又は複数の半径方向の保持ウェブを介して互いに同軸的に結合されているようにした。
本発明の別の有利な構成は、請求項2以下に記載されている。
本発明は、セラミック体の回転案内及び固定のために保持ブシュが別体のスリーブ部材を有していることによって、傑出している。セラミック体を固定するために必要なクランプスリーブの構成は、支承又は回転案内のために形成された軸受スリーブとは無関係に行うことができる。外側のクランプスリーブと内側の軸受スリーブとは、少なくとも1つの半径方向の保持ウェブを介して互いに回動不能に結合されており、この場合クランプスリーブ、保持ウェブ及び軸受スリーブは有利には一体に形成されている。特にクランプスリーブの領域において弾性的なクランプ領域を形成できるようにするために、軸受スリーブとクランプスリーブとの間における結合は、有利には複数の半径方向の保持ウェブによって行われ、これらの保持ウェブはスリーブの周囲に均一に分配配置されている。
セラミック体の可能な限り遊びのない受容を可能にするために、本発明の別の有利な構成では、クランプスリーブは、周囲に分配配置されていて軸方向に延びている、半径方向において弾性変形可能な複数のクランプ舌片を有しており、該クランプ舌片は複数のクランプ面で、セラミック体のセンタリング直径部に接触している。このように構成されていると、セラミック体を遊びなしに軸方向において有利にクランプすることができ、クランプ面の弾性的な変形可能性によって、センタリング直径部の全周に亘って相応な補償を行うことができる。クランプスリーブの周囲に分配配置されて形成された複数のクランプ舌片によって、セラミック糸ガイドは複数の支持箇所において半径方向で支持される。
セラミック体を軸方向固定するために、本発明の別の有利な構成では、クランプ舌片はクランプ面の一端部に、クランプカラーを有しており、該クランプカラーはセラミック体の一方の端面に接触している。このように構成されていると、特にクランプスリーブの周囲におけるセラミック体の取付けが容易になり、この場合セラミック体はそのセンタリング直径部によってクランプ舌片に被せられ、固定カラーに達するまで押し込まれる。
本発明の特に有利な構成では、クランプスリーブは、周囲に分配配置されている複数のフレキシブルな保持舌片を有していて、該保持舌片は複数の保持カラーを備えており、該保持舌片は、半径方向において保持位置から取付け位置に案内可能であり、保持舌片の保持カラーは保持位置において、セラミック体の、クランプカラーとは反対側に位置する端面に接触している。これによって、両端面におけるセラミック体の軸方向固定がクランプスリーブによって可能になる。固定カラー及び保持カラーの特別な構成によって、軸方向におけるセラミック体の誤差もまた弾性的に補償することができる。
セラミック体の半径方向及び軸方向の固定をさらに改善するために、本発明の別の有利な構成では、クランプスリーブはクランプ舌片と保持舌片との間に複数の切り込みを有しており、クランプスリーブと軸受スリーブとの間にロックスリーブが押込み可能であり、該ロックスリーブは、クランプスリーブの切り込みに係合する複数の支持ウェブを有していて、該支持ウェブはセラミック体のセンタリング直径部に接触している。このように構成されていると、セラミック体を半径方向において付加的に支持することができる。
セラミック体の軸方向固定を改善するために特に有利な構成では、ロックスリーブは、環状の固定リングを有していて、該固定リングは、保持位置を固定するために保持舌片に配属されている。このように構成されていると、保持舌片の不都合な変形はもはや不可能となるので、外部からの作用が加えられても、クランプスリーブからのセラミック体の不都合な引き抜けを確実に回避することができる。
支承部又は回転案内部に関連して、軸受スリーブはクランプスリーブと同じ大きさのスリーブ幅を有していても、クランプスリーブに比べて大きなスリーブ幅を有していてもよい。
さらに有利には、軸受スリーブ、クランプスリーブ及び保持ウェブはプラスチック成形品から形成されており、軸受スリーブは、内側に位置するころがり軸受と形状結合式に結合されている。プラスチック成形品は、例えば形状付与直後に、ころがり軸受を取り囲む被覆体もしくは囲繞体として形成されることができる。このようにして本発明による撚りストップローラは、少数の部材をまとめることによって形成することができる。
撚りストップローラの周囲に形成された糸走行トラックにおける糸ガイドのために、本発明の別の有利な構成では、セラミック体は、まとめられた2つのセラミック円板から形成されていて、該セラミック円板はそれぞれ一方の端面に交互に、突出するガイド突起を備えた複数の軸方向舌片と複数の切欠きとを有しており、該複数の軸方向舌片と複数の切欠きとは互いに係合している。このように構成されていると、特に糸走行トラックにおける糸ガイドのために必要な表面において、高い表面品質を生ぜしめることができる。
糸走行トラックの溝底部における糸のフィラメントの引っ掛かりを回避するために、本発明の特に有利な構成では、両方のセラミック円板の軸方向舌片はそれぞれガイド突起の基部に、隆起したガイドウェブを有していて、該ガイドウェブはガイド突起と一緒に糸走行トラックを形成している。このように構成されていると、両セラミック円板の、ガイド突起の基部に直に形成されたガイドウェブだけが、糸ガイドのために交互に使用される。そして糸は糸走行トラックの内部において、セラミック円板の分割継ぎ目から遠ざけられることになる。
さらに回転伝達のために有利な本発明の別の構成では、セラミック体は周囲に、半径方向内側に向かって突出する少なくとも1つの凸部を有していて、該凸部は、クランプスリーブの周囲に設けられた凹部に係合している。このように構成されていると、クランプ力が小さな場合でも回動不能な固定が可能になる。
本発明による撚りストップローラの第1実施形態を示す横断面図である。 図1に示された実施形態を一方の方向から見た側面図である。 図1に示された実施形態を他方の方向から見た側面図である。 本発明による撚りストップローラの別の実施形態を示す横断面図である。 図4に示された実施形態を一方の方向から見た側面図である。
次に図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
図1〜3には、本発明による撚りストップローラの第1実施形態が複数の図面で示されている。図1には第1実施形態が横断面図で示され、図2及び図3には、それぞれ側面図で示されている。これらの図の内のいずれから特別に指定しない限り、以下の記載はすべての図面に該当する。
撚りストップローラのこの実施形態は、回転対称のセラミック体1を有しており、このセラミック体1は、組み立てられた2つのセラミック円板2.1,2.2によって形成されている。両セラミック円板2.1,2.2の互いに向かい合っている端面には、周囲に分配されて、半径方向に突出する複数のガイド突起4.1,4.2が配置されている。これらのガイド突起4.1,4.2の基部に、セラミック円板2.1,2.2は軸方向に突出する軸方向舌片3.1,3.2を有しており、これらの軸方向舌片3.1,3.2はその外面にそれぞれ1つのガイドウェブ5.1,5.2を形成している。
図1には、上側の図半部にセラミック円板2.1の横断面が示されている。ここには、軸方向舌片3.1及びガイドウェブ5.1を備えたガイド突起4.1のうちの1つが示されている。セラミック円板2.1の軸方向舌片3.1は、セラミック円板2.2の対応する切欠き27.2にオーバラップして係合している。
図1の下側の図半部にはセラミック円板2.2の横断面が示されており、このセラミック円板2.2は、軸方向舌片3.2及びガイドウェブ5.2を備えたガイド突起4.2を有している。これによりセラミック円板2.2の軸方向舌片3.2は、セラミック円板2.1における切欠き27.1と共働し、その結果互いに向かい合って位置しているガイド突起4.1,4.2と、これらのガイド突起4.1,4.2の基部に形成されたガイドウェブ5.1,5.2とは、糸を案内するための環状でかつジグザグ形状の糸走行トラック20を形成している。
セラミック円板2.1,2.2は一緒に保持ブシュ10に配置されている。この保持ブシュ10はそのために外側のクランプスリーブ11と内側の軸受スリーブ13とから形成されており、この外側のクランプスリーブ11と内側の軸受スリーブ13とは、複数の保持ウェブ12を介して互いに同軸的に結合されている。クランプスリーブ11、軸受スリーブ13及び保持ウェブ12は有利には一体に形成されていて、プラスチック成形品として製造されている。
クランプスリーブ11は全周に亘って分配されて、軸方向に方向付けられた複数のクランプ舌片15及び保持舌片18に形成されており、クランプ舌片15と保持舌片18との間にはそれぞれ1つの切り込み23が設けられている。これらの切り込み23はクランプスリーブ11の部分幅に亘って延在しているので、クランプ舌片15及び保持舌片18は一緒に、クランプスリーブ11の一方の端面に形成された閉鎖されたリングによって保持されている。クランプ舌片15及び保持舌片18は従って各1つの自由端部を有しており、これらの自由端部はクランプスリーブ11の取付け側8を形成している。クランプスリーブ11の取付け側8は、図3の側面図に示されている。
クランプスリーブ11の反対側は、図示の実施形態では当接側9と呼ばれ、この当接側9は図2に示されている。
次に、クランプスリーブ11がクランプ舌片15の領域において横断面図で示されている、図1の上側の図半部を参照して、クランプ舌片15についてさらに述べる。この場合クランプ舌片15は軸方向に方向付けられていて、外側のクランプ面16を有している。このクランプ面16には、セラミック円板2.1,2.2が遊びなしにそれぞれセンタリング直径部6.1,6.2を介して保持されている。そのためにクランプ舌片15におけるクランプ面16は弾性的に形成されている。
クランプスリーブ11の取付け側8においてクランプ舌片15は、セラミック円板2.1,2.2の押し嵌めを可能にするために、それぞれ1つの傾斜部を有している。
クランプスリーブ11の反対側に位置する当接側9に、クランプ舌片15はそれぞれ1つのクランプカラー17を有しており、このクランプカラー17は半径方向に突出してセラミック円板2.1の固定凹部7.1に係合している。
図3に示されているようにクランプスリーブ11は、全周に分配配置された全部で4つのクランプ舌片15を有している。従って、全周に分配配置されたそれぞれ4つのクランプカラー17はそれぞれセラミック円板2.1に対して作用する。
図2からさらに分かるように、セラミック円板2.1は、180°ずらされて配置された2つのポジションに、内方に向かって突出する各1つの凸部21を有している。この凸部21はセラミック円板2.1,2.2の回動を防止するために、クランプスリーブ11の周囲に設けられた対応する凹部22に係合している。
次に図1及び図3を参照してクランプスリーブ11についてさらに述べる。図1の下側の図半部には、クランプスリーブ11における保持舌片18が横断面図で示されている。この保持舌片18は、クランプスリーブ11の取付け側8に保持カラー19を有しており、この保持カラー19は半径方向においてフレキシブルに形成されていて、保持カラー19の変形によって図示の保持位置から取付け位置に変位可能である。保持カラー19の取付け位置は、保持カラー19の外径がセラミック円板2.1,2.2のセンタリング直径6.1,6.2の大きさにほぼ相当するように、選択されている。保持位置において保持舌片18の保持カラー19は、セラミック円板2.2の固定凹部7.2内に接触配置されている。これによって、クランプスリーブ11の周囲における両セラミック円板2.1,2.2の軸方向固定が、クランプ舌片15のクランプカラー17と保持舌片18の保持カラー19とによって保証されている。
図3から分かるように、クランプスリーブ11は全部で4つの保持舌片18を全周に均一に分配配置して有しており、これらの保持舌片18はその保持カラー19で、セラミック円板2.2の端面に作用している。
図1〜図3に示されているように、クランプスリーブ11は複数の半径方向の保持ウェブ12を介して、内側に位置する軸受スリーブ13と結合されている。この軸受スリーブ13はほぼ、閉鎖されたリングとして形成されていて、ころがり軸受14を取り囲んでいる。ころがり軸受14は有利には軸受スリーブ13内に埋め込まれていて、外側の軸受リングを介して軸受スリーブ13と回動不能に連結されている。これによりころがり軸受14を介した直接的な受容及び支承が可能である。
図4及び図5には、本発明による撚りストップローラの別の実施形態が示されており、この実施形態では特に、セラミック円板2.1,2.2の半径方向及び軸方向における固定がさらに改善されている。図示の実施形態は、図1〜図3に示された既に述べた実施形態とほぼ同じであるので、以下においては相違点についてだけ述べる。
図4及び図5に示された実施形態では、クランプスリーブ11と軸受スリーブ13との間には、付加的なロックスリーブ24が、クランプスリーブ11と軸受スリーブ13との間の中間室に取付け側8から押し込まれている。ロックスリーブ24はクランプスリーブ11の切り込み23の領域に各1つの支持ウェブ25を有しており、この支持ウェブ25は、セラミック円板2.1,2.2のセンタリング直径部6.1,6.2と軸受スリーブ13との間において延びている。これにより、ロックスリーブ24の支持ウェブ25を介して、セラミック円板2.1,2.2の付加的な半径方向の支持が生ぜしめられる。
さらにロックスリーブ24は環状の固定リング26を有しており、この固定リング26は保持舌片18の自由端部と軸受スリーブ13との間において延びている。これにより保持舌片18のフレキシブルな変形はもはや不可能である。保持カラー19を介して生ぜしめられる、セラミック円板2.1,2.2の軸方向における固定は、ロックスリーブ24の固定リング26を介して保証されている。
図4及び図5に示された実施形態では軸受スリーブ13は、クランプスリーブ11に比べて大きなスリーブ幅をもって形成されている。この場合軸受スリーブ13の内部にはころがり軸受が保持されており、このころがり軸受は、例えば互いに並んで位置している複数の転動体を有している。これによって例えば2列のころがり軸受を有利に保持ブシュ10の軸受スリーブ13内に組み込むことが可能である。
図1〜図5に示された撚りストップローラの実施形態は、撚りストップローラの構造を例示しているにすぎない。基本的には、クランプ舌片又は保持舌片に、特にそれぞれの舌片の可撓性及び弾性を促進するために、切り込み又は切欠きを設けること又は他の構造変更を施すことが可能である。同様に、2つのセラミック円板を備えたセラミック体の構成も可能である。基本的には、このように形成された保持ブシュにおいて、一体の又は複数部分から成るセラミック体を案内することも可能である。
1 セラミック体、 2.1,2.2 セラミック円板、 3.1,3.2 軸方向舌片、 4.1,4.2 ガイド突起、 5.1,5.2 ガイドウェブ、 6.1,6.2 センタリング直径部、 7.1,7.2 固定凹部、 8 取付け側、 9 当接側、 10 保持ブシュ、 11 クランプスリーブ、 12 保持ウェブ、 13 軸受スリーブ、 14 ころがり軸受、 15 クランプ舌片、 16 クランプ面、 17 クランプカラー、 18 保持舌片、 19 保持カラー、 20 糸走行トラック、 21 凸部、 22 凹部、 23 切り込み、 24 ロックスリーブ、 25 支持ウェブ、 26 固定リング、 27.1,27.2 切欠き

Claims (11)

  1. 糸を案内するための撚りストップローラであって、回転対称的なセラミック体(1)が設けられていて、該セラミック体(1)は外周部に、ジグザグな糸走行トラック(20)を形成するために、2グループの半径方向に突出する複数のガイド突起(4.1,4.2)を有しており、さらにセラミック体(1)を受容するための保持ブシュ(10)が設けられており、セラミック体(1)は保持ブシュ(10)と回動不能に結合されていて、セラミック体(1)は保持ブシュ(10)を介して回転可能に案内されている形式のものにおいて、
    保持ブシュ(10)は内側の軸受スリーブ(13)と外側のクランプスリーブ(11)とから形成されていて、該内側の軸受スリーブ(13)と外側のクランプスリーブ(11)とは、単数又は複数の半径方向の保持ウェブ(12)を介して互いに同軸的に結合されていることを特徴とする撚りストップローラ。
  2. クランプスリーブ(11)は、周囲に分配配置されていて軸方向に延びている、半径方向において弾性変形可能な複数のクランプ舌片(15)を有しており、該クランプ舌片(15)は複数のクランプ面(16)で、セラミック体(1)のセンタリング直径部(6.1)に接触している、請求項1記載の撚りストップローラ。
  3. クランプ舌片(15)はそれぞれクランプ面(16)の一端部に、クランプカラー(17)を有しており、該クランプカラー(17)はセラミック体(1)の一方の端面に接触している、請求項2記載の撚りストップローラ。
  4. クランプスリーブ(11)は、周囲に分配配置されている複数のフレキシブルな保持舌片(18)を有していて、該保持舌片(18)は複数の保持カラー(19)を備えており、該保持舌片(18)は、半径方向において保持位置から取付け位置に案内可能であり、保持舌片(18)の保持カラー(19)は保持位置において、セラミック体(1)の、クランプカラー(17)とは反対側に位置する端面に接触している、請求項2又は3記載の撚りストップローラ。
  5. クランプスリーブ(11)はクランプ舌片(15)と保持舌片(18)との間に複数の切り込み(23)を有しており、クランプスリーブ(11)と軸受スリーブ(13)との間にロックスリーブ(24)が配置されていて、該ロックスリーブ(24)は、クランプスリーブ(11)の切り込み(23)に係合する複数の支持ウェブ(25)を有していて、該支持ウェブ(25)はセラミック体(1)のセンタリング直径部(6.1)に接触している、請求項1から4までのいずれか1項記載の撚りストップローラ。
  6. ロックスリーブ(24)は、環状の固定リング(26)を有していて、該固定リング(26)は、保持位置を固定するために保持舌片(18)に配属されている、請求項5記載の撚りストップローラ。
  7. 軸受スリーブ(13)はクランプスリーブ(11)に比べて大きなスリーブ幅を有している、請求項1から6までのいずれか1項記載の撚りストップローラ。
  8. 軸受スリーブ(13)、クランプスリーブ(11)及び保持ウェブ(12)はプラスチック成形品から形成されており、軸受スリーブ(13)は、内側に位置するころがり軸受(14)と形状結合式に結合されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の撚りストップローラ。
  9. セラミック体(1)は周囲に、半径方向内側に向かって突出する少なくとも1つの凸部(21)を有していて、該凸部(21)は、クランプスリーブ(11)の周囲に設けられた凹部(22)に係合している、請求項1から8までのいずれか1項記載の撚りストップローラ。
  10. セラミック体(1)は、まとめられた2つのセラミック円板(2.1,2.2)から形成されていて、該セラミック円板(2.1,2.2)はそれぞれ一方の端面に交互に、複数の軸方向舌片(3.1,3.2)と複数の切欠き(27.1,27.2)とを有しており、該複数の軸方向舌片(3.1,3.2)と複数の切欠き(27.1,27.2)とは、互いに係合していて、突出するガイド突起(4.1,4.2)を備えている、請求項1から9までのいずれか1項記載の撚りストップローラ。
  11. 両方のセラミック円板(2.1,2.2)の軸方向舌片(3.1,3.2)はそれぞれガイド突起(4.1,4.2)の基部に、隆起したガイドウェブ(5.1,5.2)を有していて、該ガイドウェブ(5.1,5.2)はガイド突起(4.1,4.2)と一緒に糸走行トラック(20)を形成している、請求項10記載の撚りストップローラ。
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