JP2012100172A - 通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム - Google Patents

通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】省電力モードでアグリゲーションフレームを受信するとバッファが不足することが起こり得る。更に、通常モードに切り替えて受信しようにも、切り替えに時間がかかり、フレームの一部をロスしてしまう可能性がある。
【解決手段】送信装置から連続送信される複数のフレームまたは1つのフレームとして送信される複数のフレームを受信可能な通信装置であって、送信装置との通信処理を制御する通信制御部と、通信処理以外の機能を停止させて消費電力を低減させる省電力モードと、通信処理以外の機能も動作させる通常モードと、の各モードを切り替える切替部と、切替部により通常モードから省電力モードへ切り替えられた場合に、連続送信される複数のフレームまたは1つのフレームとして送信される複数のフレームの送信を停止する送信停止要求を送信装置へ通知する通知部と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、省電力モードで他の装置と通信する通信装置、通信装置の制御方法、およびプログラムに関する。
近年IEEE802.11規格に準拠した無線LAN機器が数多く製品化され利用されている。IEEE802.11e規格では物理層でのチャネル利用効率を向上させるためのBlock Ackがサポートされている。Block Ackとは、従来一つのフレームに対してAck (応答確認) を返していたものを、複数のフレームに対してまとめて確認応答できるようにしたものである。これにより、一つのフレームを送信する度にAckを待つのではなく、複数のフレームを連続して送信することができる。また、IEEE802.11n規格では高速化を実現するために、複数のMACフレームをアグリゲート (連結) して送信するアグリゲーションをサポートしている。MPDU(MAC protocol data unit)単位でフレームをアグリゲートするA-MPDU(aggregation MPDU)では、これらのアグリゲートされた各フレームに対する確認応答としてIEEE802.11eと同様にBlock Ackが利用される。Block Ackにより、アグリゲートされた各MPDUサブフレームに対して、それぞれ確認応答することができる。
ところで近年、様々な製品機器において低消費電力化が求められている。そこで待機時の消費電力を低減するために、ネットワーク上の他の通信機器からの要求が発生するまで、通信制御に関わらないブロックをオフすることによって、消費電力の低減を図る省電力モードを有する通信機器がある。このような通信機器では、待機時には省電力モードにしておくことで消費電力を低減し、他のネットワーク機器からの要求に応じて、通信制御部以外のブロックもオンにした通常モードに切り替えて所定の処理を実行する。省電力モードでは、消費電力を低減するために一部回路がオフされるため、使用できるリソースに制約が生じる。また、このような省電力モードから通常モードに切り替えるためには、他の制御部をオンにする必要があるため、通常モードに切り替えるまでに一定の時間を要する場合がある。
このような通信機器が、省電力モード時にアグリゲーションフレームを受信するとフレームをロスする可能性がある。すなわち、省電力モードで利用できる記憶領域が小さいと、次々と受信されるアグリゲーションフレームをその記憶領域に格納することができない可能性がある。さらに、通常モードに切り替えて受信しようとした場合でも、通常モードに切り替えるのに時間がかかってしまい、その間にアグリゲーションされたフレームの一部をロスしてしまう可能性がある。IEEE802.11eのBlock Ackにおいても、受信側からのBlock Ackを期待して、複数のフレームを連続して送信されてきた場合には、受信側においてフレームをロスしてしまう可能性が同様に生じる。
特許文献1では、通信装置が省電力モードになる際に基地局に対して、省電力モードに入る要求をしておくことで、省電力モード中に他装置から接続性テストのメッセージが送信された場合に、基地局に代理で応答してもらうことが開示されている。
特許文献2では、通信装置が受信したデータフレームの時間情報の履歴の統計を取り、その統計結果に基づいて通信装置が省電力モードで動作するか否かを決定することが開示されている。
特表2003―517741号公報 特開2006-238320号公報
しかしながら、省電力モードの通信装置に対してアグリゲーションフレームや連続してフレームが送信されることで、フレームのロスが発生してしまう場合があった。
上記の課題に鑑み、本発明は、省電力モードとなる装置が省電力モードを維持しつつ、アグリゲーションフレームまたは連続送信されるフレームのロスを低減することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る通信装置は、
送信装置から連続送信される複数のフレームまたは1つのフレームとして送信される複数のフレームを受信可能な通信装置であって、
前記送信装置との通信処理を制御する制御手段と、
所定の機能を停止させて消費電力を低減させる省電力モードと、前記所定の機能も動作させる通常モードと、の各モードを切り替える切替手段と、
前記切替手段により前記通常モードから前記省電力モードへ切り替えられた場合に、前記連続送信される複数のフレームまたは前記1つのフレームとして送信される複数のフレームの送信を停止する送信停止を前記送信装置に要求する要求手段と、
を備えることを特徴とする。
本発明によれば、省電力モードを維持しつつ、アグリゲーションフレームまたは連続送信されるフレームのロスを低減することができる。
第1または第2実施形態に係る無線LAN機器の構成図。 第1乃至第4実施形態に係るネットワークの構成図。 IEEE 802.11eで規定されるActionフレームの一部を示す図。 第1または第2実施形態に係る通常モードから省電力モードへの切替方法を示す図。 第1実施形態に係る省電力モードから通常モードへの切替方法を示す図。 第2実施形態に係る省電力モードから通常モードへの切替方法を示す図。 第3または第4実施形態に係る無線LAN機器の構成図。 第3または第4実施形態に係る通常モードから省電力モードへの切替方法を示す図。 第3実施形態に係る省電力モードから通常モードへの切替方法を示す図。 第4実施形態に係る省電力モードから通常モードへの切替方法を示す図。
(第1実施形態)
図1を参照して、無線LAN機器101の構成を示している。無線LAN機器101は、IEEE802.11n規格に則った無線LAN通信が可能な通信機器である。無線LAN機器101は、システム制御部102と、システム記憶部103と、アプリケーション処理部104と、インタフェース部105と、無線通信部106とを備える。
システム制御部102は、システム記憶部103に保存されたプログラムを実行することにより、無線LAN機器101全体を制御するためのCPUである。システム記憶部103は、システム制御部102が実行するプログラムと、そのプログラムを実行するのに必要なデータとを記憶するためのRAMである。また、システム記憶部103は、連続送信される複数のフレームや、アグリゲーションフレームを複数受信可能な十分なサイズの受信バッファを有する。
アプリケーション処理部104は、無線LAN機器101のアプリケーション機能を実現するために、システム制御部102によって制御されるハードウェア装置である。例えば、無線LAN機器101が無線LAN対応プリンタであれば、アプリケーション処理とは印刷であり、アプリケーション処理部104は印刷エンジンに相当する。
無線通信部106は、無線LANアダプタや無線LANカードであり、IEEE802.11nにおけるデータリンク層および物理層の制御を行う。
インタフェース部105は、システム制御部102と無線通信部106とを接続するためのインタフェースである。無線通信部106がUSBインタフェースを有する無線LANアダプタである場合、インタフェース部105はUSBインタフェースである。同様に、無線通信部106がPCI Express型の無線LANカードであれば、インタフェース部105はPCI Expressインタフェースとなる。システム制御部102はインタフェース部105を介して無線通信部106を制御する。
次に、図2を参照して、無線LAN機器101が参加しているネットワークを説明する。無線LAN機器101はネットワーク203に参加しており、アクセスポイント201を介してPC202と通信を行う。
無線LAN機器101は、通信制御に関わらないブロックをオフすることによって、所定の機能の消費電力、例えば通信処理以外の機能の消費電力の低減を図る省電力モードと、通常モードとの何れかで機能する。無線LAN機器101は、アクセスポイント201またはPC202からの通信が一定時間発生しないと、省電力モードに切り替える。そして、無線LAN機器101は、アクセスポイント201またはPC202からの通信が発生すると、必要に応じて省電力モードから通常モードに切り替えて動作する。
無線LAN機器101の通常モードにおける動作の詳細について説明する。
無線LAN機器101は、通常モードでは、システム制御部102が無線通信部106の制御をするとともに、データリンク層よりも上位の通信層の処理を行うことで、アクセスポイント201およびPC202と通信処理を行う。また、PC202からの処理要求に応じて、無線LAN機器101は、アプリケーション処理部104を制御してアプリケーション処理を実施する。
アクセスポイント201は、無線LAN機器101にA−MPDUフレームを送信したい場合に、まず、ADDBA Requestを無線LAN機器101に対して送信してBlock Ackストリーム確立要求をする。ADDBA RequestはIEEE802.11eで定義されたAction Frameであり、図3(a) に示される形式のフレームである。無線LAN機器101は、無線通信部106を介してADDBA Requestを受信すると、それに対する応答としてADDBA Responseを送信する。ADDBA ResponseはIEEE802.11eで定義されたAction Frameであり、図3(b)に示される形式のフレームである。無線通信部106は、Block Ackストリームの確立を許可する場合には、ADDBA ResponseのStatus CodeをSUCCESS(=38)として応答する。また、Block Ackストリームの確立を許可しない場合には、Status CodeをDECLINED(=37)として応答する。本実施形態では、通常モードでは、アクセスポイント201からのADDBA Requestに対して、常にStatus CodeをSUCCESSとしてADDBA Responseを応答するものとする。
このADDBA RequestとADDBA Responseとのやりとりにより、Block Ackストリームが確立され、アクセスポイント201は無線LAN機器101に対してアグリゲーションフレームを送信する準備ができたことになる。Block Acストリームが確立されると無線通信部106は、システム制御部102に対してBlock Ackストリームを確立したことを通知する。システム制御部102は、Block Ackストリームが確立状態であることをシステム記憶部103に記憶しておく。
Block Ackストリーム確立後、アクセスポイント201は、無線LAN機器101へ、単一のフレームではなく、アグリゲーションフレームで送信することができる。無線通信部106でアグリゲーションフレームが受信されると、無線通信部106は、受信されたアグリゲーションフレームを分割する。そして、分割された各サブフレームを、インタフェース部105を介してシステム記憶部103へ転送して、システム制御部102へ通知する。システム制御部102は通知を受けると、システム記憶部103に格納されたサブフレームに対して、それぞれネットワーク層以上のプロトコル処理を実施する。なお、図3(c)については後述する。
図4を参照して、無線LAN機器101の通常モードから省電力モードへの切り替え処理について説明する。通常モードにある無線LAN機器101は、一定時間ネットワークからの要求が発生せず、システム制御部102で必要な処理が発生しなかった場合に、通常モードから省電力モードに切り替える。
S401において、システム制御部102は、Block Ackストリームのステータス確認処理を実施する。具体的には、システム制御部102は、システム記憶部103からBlock Ackストリームの状態を読み出し、Block Ackストリームが既に確立されているかを確認する。このとき、Block Ackストリームが確立されていなかった場合は、S402、S403、およびS404における各処理は実施せず、S405以降から処理を実施することになる。
S402において、S401でBlock Ackストリームが確立されていた場合、システム制御部102は、無線通信部106にBlock Ackストリーム切断を要求する。
S403において、無線通信部106は、S402でシステム制御部102からBlock Ackストリーム切断を要求されると、アクセスポイント201に対してIEEE802.11e規格で定義されたAction FrameであるDELBAを送信する。すなわち、無線通信部106は、アクセスポイント201に対して送信停止要求を送信する。DELBAのフレームフォーマットは、図3(c)に示されるとおりである。
アクセスポイント201は、DELBAを受信すると、Block Ackストリームが切断されたとして、アグリゲーションフレームを送信しない。アクセスポイント201は、再度アグリゲーションフレームを送信したい場合には、無線LAN機器101にADDBA Request(受信要求)を送信する。そして、無線LAN機器101からADDBA Responseが返ってきて、再度Block Ackストリームが確立されるまでは、アクセスポイント201は、アグリゲーションフレームを送信することはできない。
S404において、無線通信部106は、S403でDELBAを送信した後に、システム制御部102に対して、Block Ackストリーム切断の完了を通知する。システム制御部102は、Block Ackストリームの切断完了通知を受信すると、システム記憶部103に保持してあるBlock Ackストリームの状態の更新を行う。
次に、S405において、システム制御部102は、無線通信部106に対して通常モードから省電力モードに切り替えることを要求する。
S406において、無線通信部106は、通常モードでの動作から省電力モードでの動作に切り替えて、システム制御部102へ通知する。
S407において、システム制御部102は、無線通信部106から省電力モードに切り替えたことの通知を受信すると、省電力モード切替処理を実施し、消費電力を低減させた状態にする。具体的には、システム制御部102のクロックをダウンする。また、アプリケーション処理部104による処理を停止し、消費電力を低減する。また、システム記憶部103がDRAM(Dynamic Random Access Memory)であった場合、Self−Refresh modeにする等して、消費電力を抑えてもよい。これらの処理を行い、システム制御部102は、省電力モード切替処理を完了し、無線LAN機器101は省電力モードで動作する。
次に、無線LAN機器101における省電力モードでの動作について説明する。省電力モードは、無線通信部106で他の機器からの要求を待つ状態である。システム制御部102およびアプリケーション処理部104は、特に処理を実施しない。無線通信部106は、データリンク層のみで処理できるフレームが来た場合には、無線通信部106のみで処理を行い、システム記憶部103にフレームを転送したり、システム制御部102に通知したりはしない。ただし、アクセスポイント201との接続が切断されるなど、システム制御部102に通知した方がよい情報があれば、省電力モードから通常モードに切り替えて、システム制御部102に通知する。また、ARPリクエストおよびTCPコネクションの接続要求など、データリンク層よりも上位層で処理が必要なフレームを受信した場合には、省電力モードから通常モードに切り替えて処理を行う。
図5を参照して、省電力モード時に、無線LAN機器101がアクセスポイント201からADDBA Requestを受信した場合の処理について説明する。無線LAN機器101は、ADDBA Requestを受信すると、通常モードに切り替える。
まずS501において、無線通信部106によりアクセスポイント201からのADDBA Requestを検出すると、システム制御部102に対して通常モード切替要求を通知する。
S502において、システム制御部102は、無線通信部106から通常モード切替要求を受ける。
S503において、システム制御部102は、通常モード切替処理を実施する。通常モード切替処理では、システム制御部102は、クロックを上げ、アプリケーション処理部104を起動する。また、システム記憶部103がSelf−Refresh modeである場合、システム制御部102は、システム記憶部103を通常のアクセスできる状態に戻す。これらの処理により、無線LAN機器101は通常モードに切り替わる。
S504において、システム制御部102は通常モードへの切り替えを完了すると、無線通信部106に対して通常モードへ切り替えたことを通知する 。
S505において、無線通信部106は、S505で通常モード切替通知を受けると、S501で受信されたADDBA Requestに対しての応答として、ADDBA Responseをアクセスポイント201へ送信する。このとき、無線通信部106は、ADDBA ResponseのStatus CodeはSUCCESSに設定して、Block Ackストリームの確立を許可する。以上の処理により、無線通信部106は、アクセスポイント201との間でBlock Ackストリームを確立する。
S506において、無線通信部106は、S505でBlock Ackストリームが確立すると、システム制御部102に対してBlock Ackストリームの確立が完了したことを通知する。システム制御部102はBlock Ackストリームの確立の通知を受けると、システム記憶部103に現在のBlock Ackストリームの状態を保持しておく。
以上の処理により、無線LAN機器101は、省電力モード中にADDBA Requestを受信すると、通常モードに切り替えた後に、Block Ackストリームの確立を完了して、通常モードでアグリゲーションフレームを受信する。
第1実施形態によれば、以上のように通常モードと省電力モードを切り替えることによって、省電力モードでアグリゲーションフレームを受信することによってフレームをロスすることを防ぐことができる。すなわち、通常モードから省電力モードに切り替える前に、S403でBlock Ackストリームを切断することで、省電力モードに切り替わった後にアクセスポイント201からアグリゲーションフレームが送信されることを防ぐことが可能である。また、省電力モード中にADDBA Requestを受信した場合には、Block Ackストリームの確立が完了する前に、省電力モードから通常モードに切り替える。これにより、省電力モード中にアグリゲーションフレームが送信されることを防ぎ、ロスが発生しないようにすることができる。
(第2実施形態)
図6を参照して、第2実施形態に係る省電力モードから通常モードへの切替方法を説明する。
第2実施携帯に係る無線LAN機器は、図1で説明した無線LAN機器101と同様の構成であり、無線LAN機器101が参加するネットワークも図2で説明したネットワークと同様である。また、無線LAN機器101の通常モードから省電力モードに切り替えるときの処理は、図4で説明した処理と同様である従って、これらについては説明を省略する。
まず、第2実施形態に係る省電力モード中にアクセスポイント201からADDBA Requestを受信したときの無線LAN機器101の処理を説明する。
S601において、無線通信部106は、アクセスポイント201からADDBA Requestを受信する。
S602において、S601でADDBA Requestを受信すると、無線通信部106は、Status CodeをDECLINEDとしてADDBA Responseをアクセスポイント201へ返す。すなわち、無線通信部106は、省電力モード中においてはアクセスポイント201とBlock Ackストリームを確立することを許可せずに拒絶する。そして、無線通信部106は、システム制御部102に対しては、アクセスポイント201からADDBA Requestを受信したことを通知せずに省電力モードのままで動作する。
以上のように、省電力モード中にADDBA Requestを受信した場合に、Block Ackストリームの確立を禁止するために、省電力モード中にアグリゲーションフレームを受信しない構成である。
本実施形態によれば、省電力モード中に無線LAN機器101にアクセスポイント201からアグリゲーションフレームが送信されても、無線LAN機器101でそのアグリゲーションフレームをロスすることが発生しないという効果がある。
(第3実施形態)
図7を参照して、第3実施形態に係る無線LAN機器701の構成を説明する。無線LAN機器701は、IEEE802.11n規格に則った無線LAN通信が可能な通信機器である。無線LAN機器701は、システム制御部702と、アプリケーション処理部703と、CPU間通信部704と、システム記憶部705と、通信システム制御部706と、通信システム記憶部707と、インタフェース部708と、無線通信部709とを備える。
システム制御部702は、システム記憶部705に保存されたプログラムを実行することにより、無線LAN機器701全体を制御するためのCPUである。アプリケーション処理部703は、第1実施形態のアプリケーション処理部104と同様に無線LAN機器701がアプリケーション処理を実施するために必要なハードウェア装置である。
CPU間通信部704は、システム制御部702と通信システム制御部706とがCPU間通信を行うためのハードウェア装置である。システム制御部702がCPU間通信部704にデータを書き込むと、通信システム制御部706に割り込みが発生し、通信システム制御部706は書き込まれたデータを読み出すことができる。また、同様にして通信システム制御部706がシステム制御部702にデータを通知することができる。システム記憶部705は、システム制御部702が実行するプログラムと、そのプログラムを実行するのに必要なデータとが格納されているRAMである。また、通常モードで無線通信部709が受信したフレームもシステム記憶部705に格納される。
通信システム制御部706は、通信システム記憶部707に格納されているプログラムを実行し、インタフェース部708を介して無線通信部709を制御するためのCPUである。通信システム記憶部707は、通信システム制御部706が実行するプログラムと、そのプログラムを実行するのに必要なデータとが格納されているRAMである。また、省電力モードで無線通信部709が受信したフレームも通信システム記憶部707に格納される。インタフェース部708は、通信システム制御部706と無線通信部709とを接続するためのインタフェースであり、第1実施形態のインタフェース部105と同様に例えばUSBインタフェースやPCI Expressなどである。無線通信部709もまた第1実施形態の無線通信部106と同様にUSBインタフェースを有する無線LANアダプタやPCI Express型の無線LANカードである。
無線LAN機器701が参加するネットワークは、図2で示され、そのネットワーク構成は第1実施形態と同じであるので説明を省略する。
無線LAN機器701は、通常モードと省電力モードとを有する。無線LAN機器701は、アクセスポイント201またはPC202からの通信が一定時間発生しないと、省電力モードに切り替える。そして、アクセスポイント201またはPC202からの通信が発生すると、必要に応じて省電力モードから通常モードに切り替えて動作する。
無線LAN機器701は、通常モードでは、通信システム制御部706が無線通信部709を制御するとともにTCP/IPプロトコルの処理を行う。そして、システム制御部702がTCP/IPプロトコルよりも上位層の処理を行うことにより、アクセスポイント201またはPC202との通信処理を実施する。具体的には、無線通信部709は、データリンク層で処理できるフレームに対しては無線通信部709で処理を行う。そして、TCP/IPプロトコルのようなデータリンク層だけで処理できないフレームを受信した場合には、インタフェース部708を介してシステム記憶部705に該フレームを転送して、通信システム制御部706に通知する。通信システム制御部706は該フレームに対してTCP/IPプロトコル処理を行い、TCP/IPよりも上位層の処理もシステム制御部706が行う。
第3実施形態では通信システム制御部706が、Block Ackストリームのステータス情報を管理する。すなわち、無線通信部709は、アクセスポイント201からADDBA Requestを受信すると、当該ADDBA Requestを通信システム制御部706へ通知する。通信システム制御部706は、Block Ackストリームが確立状態であることを通信システム記憶部707に保存する。
図8を参照して、無線LAN機器701が通常モードから省電力モードへ切り替えるときの処理について説明する。
S801において、まず、システム制御部702は、通信システム制御部706に対して、省電力モードに切り替えることを通知する。
S802において、通信システム制御部706は、S801で省電力モード切替要求を受けると、通信システム記憶部707を読み出し、Block Ackストリームのステータスを確認する。ここで、Block Ackストリームが確立されていなかった場合には、S803からS805までの各処理を実施しない。ここでは、Block Ackストリームが確立されていたものとして説明する。
S803において、通信システム制御部706は、無線通信部709に対してBlock Ackストリームの切断要求を行う。
S804において、無線通信部709は、S803で該要求を受けると、Block Ackストリームを解消するために、アクセスポイント201に対してDELBAを送信する。DELBAフレームの構成は、図3(c)で示したとおりである。DELBAを送信するとBlock Ackストリームは解消される。
S805において、S804でBlock Ackストリームが解消されると、無線通信部709は、通信システム制御部706に対して、Block Ackストリーム切断完了の通知をする。
S806において、通信システム制御部706は、S805でBlock Ackストリームの切断完了の通知を受けると、通信システム制御部706を省電力モードに切り替えるための処理を行う。具体的には、無線通信部709が受信したフレームの転送先をシステム記憶部705から通信システム記憶部707に変更するようにインタフェース部708に対して通知する。これ以降、受信したフレームはシステム記憶部705ではなく、通信システム記憶部707に保存される。
S807において、通信システム制御部706は、省電力モード切替処理を完了すると、省電力モードに切り替えたことをシステム制御部702へ通知する。
S808において、システム制御部702は、省電力モード切替処理を実施する。具体的には、システム制御部702のクロックをダウンする。また、アプリケーション処理部703での処理を停止し、消費電力を低減する。また、システム記憶部705がDRAMである場合、Self−Refresh modeにする等して消費電力を抑えてもよい。これらの処理を行い、システム制御部702は省電力モード切替処理を完了し、無線LAN機器701は省電力モードで動作する。
次に、無線LAN機器701における省電力モードでの動作について説明する。無線LAN機器701は、通信システム制御部706と無線通信部709とだけで処理できるようなフレームを受信した場合は、省電力モードのままで該フレームに対して処理を行う。例えば、PC202でARPリクエストを受信した場合には、通信システム制御部706が無線通信部709を制御してARPリクエストに対しての応答をPC202へ送信する。一方、アクセスポイント201との接続が切断されたり、システム制御部702で処理する必要のあるフレームを受信したりした場合には、省電力モードから通常モードに切り替えて、システム制御部702に通知する。 図9を参照して、無線LAN機器701が省電力モード中にアクセスポイント201からADDBA Requestを受信したときの処理について説明する。
まず、S901において、通信システム制御部706は通信システム記憶部707に確保されている省電力モード用の受信バッファサイズと、ADDBA Requestの情報として付与されているBlock Ack Parameter SetのBuffer Sizeの要素とを比較する。省電力モード用の受信バッファサイズがBuffer Sizeの要素サイズ以上であると判定された場合は(S901;YES)、S902へ進む。一方、省電力モード用の受信バッファサイズがBuffer Sizeの要素サイズより小さいと判定された場合は(S901;NO)、S903へ進む。
S902において、アグリゲーションフレームをロスすることなく受信できるので、通信システム制御部706はStatus CodeをSUCCESSとしてADDBA Responseをアクセスポイント201に送信する。これにより、Block Ackストリームが確立される。その後、S906へ進む。
S906において、通信システム制御部706は通信システム記憶部707にあるBlock Ackストリームのステータスを更新する。
S903において、アグリゲーションフレームをロスする可能性があるので、通信システム制御部706は、システム制御部702に通常モードに切り替えるように通知する。この通知に応じて、システム制御部702はクロックを上げ、アプリケーション処理部703を起動する。また、システム記憶部705を通常のアクセスできる状態に戻す。システム制御部702は通常モードに切り替えた後に、通信システム制御部706に対して、通常モードに切り替わったことを示す情報を通知する。
S904において、通信システム制御部706は、S903の処理の後、システム制御部702から通常モードに切り替わったことを示す情報の通知があったか否かを判定する。通知があったと判定された場合(S904;YES)、S905へ進む。一方、通知がないと判定された場合(S904;NO)、通知があるまで待機する。
S905において、通信システム制御部706は、S904においてシステム制御部702から通知を受けると、Status CodeをSUCCESSとしてADDBA Responseを、無線通信部709を介してアクセスポイント201に送信する。その後、S906へ進む。ADDBA Responseを返すことにより、Block Ackストリームが確立されるので、S906において、通信システム記憶部707にあるBlock Ackストリームのステータスを更新する。以上で処理が終了する。
第3実施形態によれば、省電力モード中に使用可能な受信バッファサイズおよびアグリゲーションフレームを受信するのに必要なバッファサイズに応じて、省電力モードのままBlock Ackストリームを確立するか、通常モードに切り替えるかを決定できる。これにより、省電力モード中に、受信バッファサイズが小さいために、アグリゲーションフレームをロスすることを防ぐことができる。
(第4実施形態)
第4実施形態に係る無線LAN機器は、図7で説明した無線LAN機器701と同様の構成であり、無線LAN機器701が参加するネットワークも図2で説明したネットワークと同様の構成である。また、無線LAN機器701の通常モードから省電力モードに切り替えるときの処理は図8で説明した処理と同様である。これら、図2、図7、および図8での各説明は第3実施形態で説明した内容と同じであるので、ここでは説明を省略する。
図10を参照して、省電力モード中にアクセスポイント201からADDBA Requestを受信したときの、第4実施形態に係る無線LAN機器701の処理を説明する。
まず、S1001において、通信システム制御部706は通信システム記憶部707に確保されている省電力モード用の受信バッファサイズと、ADDBA Requestの情報として付与されているBLOCK Ack Parameter SetのBuffer Sizeの要素とを比較する。
省電力モード用の受信バッファサイズがBuffer Sizeの要素サイズ以上であると判定された場合は(S1001;YES)、S1002へ進む。一方、省電力モード用の受信バッファサイズがBuffer Sizeの要素サイズより小さいと判定された場合は(S1001;NO)、S1004へ進む。
S1002およびS1003の各処理は、それぞれS902およびS906の各処理と同じであるため、説明を省略する。
S1004において、Status CodeをDECLINEDとしてADDBA Responseを、無線通信部709を介してアクセスポイント201に送信する。これにより、Block Ackストリームの確立を拒否し、アクセスポイント201からアグリゲーションフレームが送信されることを防止する。
第4実施形態によれば、省電力モード中に使用可能な受信バッファサイズおよびアグリゲーションフレームを受信するのに必要なバッファサイズに応じて、Block Ackストリームを確立するか、拒否するかを決定する。これにより、省電力モード中に、受信バッファサイズが小さいために、アグリゲーションフレームをロスすることを防ぐことができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (10)

  1. 送信装置から連続送信される複数のフレームまたは1つのフレームとして送信される複数のフレームを受信可能な通信装置であって、
    前記送信装置との通信処理を制御する制御手段と、
    所定の機能を停止させて消費電力を低減させる省電力モードと、前記所定の機能も動作させる通常モードと、の各モードを切り替える切替手段と、
    前記切替手段により前記通常モードから前記省電力モードへ切り替えられた場合に、前記連続送信される複数のフレームまたは前記1つのフレームとして送信される複数のフレームの送信を停止する送信停止を前記送信装置に要求する要求手段と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  2. 前記連続送信される複数のフレームまたは前記1つのフレームとして送信される複数のフレームの受信を制御するための受信要求を、前記要求手段によって前記送信停止が要求された後に、前記送信装置から受信する受信手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記受信手段により前記省電力モードの間に前記受信要求が前記送信装置から受信された場合に、前記受信要求が示す情報に含まれる、前記連続送信される複数のフレームまたは前記1つのフレームとして送信される複数のフレームのバッファのサイズが、前記省電力モードで受信可能な受信バッファのサイズ以上であるか否かを判定する判定手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記判定手段により、前記連続送信される複数のフレームまたは前記1つのフレームとして送信される複数のフレームのバッファのサイズが、前記省電力モードで受信可能な受信バッファのサイズよりも小さいと判定された場合、前記省電力モードのまま前記受信要求に応じた受信を許可する許可手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記許可手段は、前記判定手段により、前記連続送信される複数のフレームまたは前記1つのフレームとして送信される複数のフレームのバッファのサイズが、前記省電力モードで受信可能な受信バッファのサイズ以上であると判定された場合、前記切替手段が前記省電力モードから前記通常モードに切り替えた後に、前記受信要求に応じた受信を許可することを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記判定手段により、前記連続送信される複数のフレームまたは前記1つのフレームとして送信される複数のフレームのバッファのサイズが、前記省電力モードで受信可能な受信バッファのサイズ以上であると判定された場合、前記受信要求に応じた受信を拒絶する拒絶手段をさらに備えることを特徴とする請求項4または5に記載の通信装置。
  7. 前記切替手段は、前記省電力モード中に、前記連続送信される複数のフレームまたは前記1つのフレームとして送信される複数のフレームの受信要求を前記受信手段により受信した場合に、前記省電力モードから前記通常モードへ切り替え、
    前記通常モードに切り替えた後に、前記連続送信される複数のフレームまたは前記1つのフレームとして送信される複数のフレームの前記受信要求に応じた受信を許可する許可手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  8. 前記省電力モード中に、前記連続送信される複数のフレームまたは前記1つのフレームとして送信される複数のフレームの受信要求を前記受信手段により受信した場合に、前記連続送信される複数のフレームまたは前記1つのフレームとして送信される複数のフレームの前記受信要求に応じた受信を拒絶する拒絶手段を備えることを特徴とする請求項2または7に記載の通信装置。
  9. 通信制御手段と、切替手段と、通知手段と備え、送信装置から連続送信される複数のフレームまたは1つのフレームとして送信される複数のフレームを受信可能な通信装置の制御方法であって、
    前記通信制御手段が、前記送信装置との通信処理を制御する制御工程と、
    前記切替手段が、所定の機能を停止させて消費電力を低減させる省電力モードと、前記所定の機能も動作させる通常モードと、の各モードを切り替える切替工程と、
    前記通知手段が、前記切替工程により前記通常モードから前記省電力モードへ切り替えられた場合に、前記連続送信される複数のフレームまたは前記1つのフレームとして送信される複数のフレームの送信を停止する送信停止を前記送信装置に要求する要求工程と、
    を備えることを特徴とする通信装置の制御方法。
  10. コンピュータに請求項9に記載の通信装置の制御方法の各工程を実行させるためのプログラム。
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